クリート合わせにフラッとサイクリング

通常サイクリング
06 /12 2017
さて、今日は嵐の後の快晴の広がる一日と成りました。
初夏の日差しの暑さと、爽やかな冷たい風が混在する良い日です。

今日は先日買った新しいシューズのクリ―トのフィッティングがてら、軽く近場を流してくることにします。


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しかし、昨日の嵐のような天候とは打って変わった澄んだ快晴の空。
綺麗だなぁ~


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そして、少し走っては停まって、クリートの位置の調整を行います。

天気もいいし、じっくりとセッティングを出していきましょう。


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しかし、真剣に合わせようと思うと、中々バシッと位置が決まらないな・・・

右に合わせれば、今度は左に違和感・・・
と思えば右に・・・

前後にずらせば今度は角度が気になったり・・・

GIRO-TERRADUROは、ソールが厚くてクリートの位置が深い為か、遊びが少ない気がするんですよね。
クリートが新品のせいもあるのかもしれませんが、中々スッキリと位置が決まりません。


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クリートの場所を決めながらフラフラ小一時間。

常願寺川河口今川橋へたどり着きました。


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快晴の海は美しい。

そして今は満潮の頃なのか、砂の入江も半ば埋もれていました。
これは何とも美しい光景。


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ビブラムソールと、クリートが地面に当たらない厚みのソールは非常に歩きやすく、釣り堤防の上までも快適に歩くことが出来ます。

やはり、歩き心地の良いサイクリングシューズです。


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彼方まで広がる青い海。
晴天最高!!


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・・・さて、小腹も空いてきましたので、そろそろ昼食です。

今日は最近岩瀬地区の、県道1号沿いに現れた食堂に入ることにします。

ばぁばラーメン。
その名の通り、ちょっとご高齢の奥さんが一人で切り盛りしている民家改装の食堂の様で、以前より気になっていたのでした。

ラーメンとカレーのみの限定メニューの様ですが丁度お昼時でもあって、店内にはご近所の方と思われる数名のお客さんが陣取っていました。


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とりあえず、メニューにある通りラーメンとカレーを注文します。
どちらもワンコインなので、合計1,000円なところも嬉しいですね。

お味もまずます。
カレーも過不足なく美味しいのですが、半分がチャーシューとメンマの乗ったチャーシュー丼となっており、味わいに飽きることなく食べることが出来ます。

そして、肝心のラーメンは何とも言えない懐かしい味わいの醤油ラーメンです。
昔、小さい頃に母に連れて行ってもらった近所のショッピングセンターのフードコートのラーメンを思い出します・・・

懐かしいなぁ。。。
30年くらい前は、どこの地方のショッピングセンターにもフードコートがあって、こんな感じの飾らない醤油ラーメンを出していたような気がします。

昨今のチェーン店や、味付けにこだわった個人の店とも違う、食べていて懐かしく穏やかな気持ちにさせられますね。
出来ればこのような店が、今後も増えて、長く続いてほしいものです。

そして、その後も走りつつクリートの位置も何ともなく定まり、今後の冒険への礎も固まってきました。
次はどこへ行こうか楽しみですね。


それでは今回はこのへんで。

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GIRO-TERRADUROシューズを手に入れた

サイクル用品に関する童心
06 /11 2017
さて、GWの中部地方一周サイクリングの後遺症は思った以上に深かったのかもしれません。
すっかり燃え尽きてしまって、走りたいという欲求がいま一つ沸いてこないんですよね。。。

再び走り出すには、些細なことでもいいので何か新たなモチベーションが必要な気がします。


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そんなことも有り、滅多に消耗するものでもないサイクリングシューズを新調してみる事にしました(笑)

モチベーションのためには仕方がありません。ええ。

モノは、以前より気になっていたGIROのオフロード用サイクリングシューズ、Terraduro(なんて読むんだろう??)です。

購入は久しぶりのウィーグル。
日本での販売価格20,000円オーバーの品ですが、バウチャー割引も加えてかなりお得な値段で買えました。

このシューズが気になっていた点はまずはカラー。
明るいライムグリーンの色合いが、オフロード用ながらも、ロードバイクにも良くマッチするのでは無いかと思っていました。

ただ、元物は写真で見るよりも、実際はもっと明るいグリーンで、どちらかというとイエロー感が強いですね。
目だって夜道も安心ですね(笑)


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そしてなんといってもソール。

なんとサイクリングシューズなのに、ソールがビブラム製。
山も好きな私としては、別にシクロクロスなどをするわけでもないのに無駄に心惹かれるポイントです(笑)

側面は、ソールが厚い為かサイクリングシューズにしては重厚な印象があります。
クリートは当然シマノのSH-51を使用するつもりです。


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内部もフラットかつ、隙間なく作りこまれています。
生地も厚く、耐久性も良さそう。

クリート金具も露出しないようにカバーがされていて、やはり売値が2万を超えるシューズの造りの良さが伺えます。


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さて、現在使用しているシマノのM087と、並べて比較してみます。

M087はワイドタイプのシューズで足幅の広い私にとって非常に頼もしい相棒でした。
インソールの形を見ても、GIRO-TERRADUROと、シマノM087のつま先部分の形の違いが良くわかります。

しかし、スリムに見えるGIROも、意外に長さは余裕があり、つま先も当らず、通常歩行でも問題は無さそうです。
また、実際のライドでは踏ん張って足指をグーにしているため、問題なく使用できるでしょう。


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そしてソール。
泥ハケのよいシマノのM087の大きなブロックと違って、比較的細かいパターンを持つ、GIRO-Terraduro

実際にオフロードを走らないと、この差を体感することは中々難しいかも。

しかし、明らかに異なるのはソールの固さ。
なんとなくソールの見た目からしても、GIRO-TERRADUROの方が歩き易さを追求して柔らかいのかと思ていましたが、M086よりもはるかにガッチリしたソールです。

固い。
M087が6としたら、GIRO-Terraduroは8.5くらいの感覚でしょうか。

ビブラムソールということで、登山靴くらいの物かと思っていましたが、はるかにガッチリしており、自転車のためのパワーを余すところなく伝えることが出来るソールのようですね。

そして、歩いた感じもガッチリし、かつ綺麗にラウンドしたソールの形状のおかげで体重移動だけで歩きやすく、サイクリングのみならず、実際にトレイルを歩いてみたくなってくる仕上がりです。

登山靴よりは当然固いソールなのですが、グリップはどんな感じなんだろうな~。


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そして重量。
GIRO-TERRADUROがサイズ45で510グラム。


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シマノM087がおよそ450グラム。

60グラムほどの重量さほど、実際に手にした感じ程の差は少ないと感じました。
そのくらいGIRO-TERRADUROはしっかりとした塊感が有ります。

とりあえず、クリートの位置合わせや、新しいシューズの履き心地、走り心地などいろいろ試してみたいですね。
ビブラムソールだし、林道に入ってその後、山頂まで走ってみたり出来るかな?

そして、超ロングライドでアキレス腱が痛くなったことからもつま先側で踏み過ぎなんだろうな・・・
今度は、サドルを数ミリ下げて、クリート位置を拇指球側に調整してみようかな・・・

などと、色々思いが広がってきますね。
思惑通り、何だか走り出す日が楽しみになってきました。


それでは今回はこのへんで。

今年も燕がやって来た!!2017

燕に関する童心
06 /10 2017
さて、毎度毎度の観測報告。

今年もGWから無事にツバメはわが家に巣をつくっており、毎日その成長を楽しみにしております。


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【6月5日】
巣作りも終え、雛も孵ったツバメのつがいが一生懸命雛たちに餌を運んでいます。

今年の燕の夫婦はとても警戒心が強く、私の姿が近くにあるだけでなかなか巣に近づいてはくれなかったのですが、ようやく給餌中の姿を写真に収めることが出来ました。


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巣の中の雛たち。
親鳥にピィピィと威嚇されながら巣の中をのぞいてみます。

そんなに心配しなくても、とって食いやしないよ。
家賃代わりに観察させなさい(笑)

狭い巣の中には5羽もの雛たちがひしめき合っていました。

例年と比べたら小さい巣だったのですが、これはすごい。
超満員だ。


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【6月10日】
そしてわずか一週間後。

わっ!
もうこんなに成長したの?

もう成鳥の面影が現れてきています。
ヒナの成長は早いなぁ。。。

よくそんな狭いところに入っていられるな・・・


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そして今日はあいにくの大荒れの天候でしたが、他の巣で育ったと思われる若鶏たちが、もう飛行の練習のためあちこち飛び交う様になっていました。

大雨の中、畑の支柱に佇んで、飛び立つこともできないままの若鶏たちに、親鳥が必死に餌を運んでいました。

手助けは出来ないが、頑張れ!
そしてこの雨の中、子供たちに必死に餌を運ぶ親鳥の姿に心打たれます。

人もまたかくありたいものですね。
我が家に居候する雛鳥達の旅立ちももうすぐかな。
無事に巣立って、また来年返ってくる日が楽しみです。


それでは今回はこのへんで。

小さな双耳峰【二子山】へ『村の記憶と共に在る山』

その他の山々
05 /29 2017
さて、苛酷を極めた中部地方一周サイクリングからはや3週間。

ようやく左アキレス腱の痛みも消えつつあり、軽いリハビリ程度に活動してみることにしました。

でも流石に自転車はしばらくいいや・・・
軽く低山にでも行きたいな~と、
今回は、今は富山市となってしまった、旧大山町にある標高736mの、二子山へと行ってみることとします。

二子山は、その名の通り低山ながらも東峰(736m)と西峰(730m)の双耳峰の山頂を持ち10分程度で行き来可能で、山頂までも往復3時間程度と、リハビリにはちょうどいと思われる道程です。

さらに、登山道に通じる県道187号線沿いの小坂集落は、世帯数は数件のごく少数ながらも、消え去りつつある集落の賑わいのためにと有志によって経営される季節営業の飲食店もあり、どうしても一度は行ってみたいところでした。

それではスタートです。

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大山町、東月岡から、県道187号を進み、大きな看板の有る分岐点で小坂方面へと進みます。

大きな看板の有るこの店が、今日のある意味最大の目的地です。


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かつて、集落を流れる黒川にダムが建設予定だった頃に作られた道は途中までは綺麗な2車線が続きますが、途中から片側1車線の酷道となり、見事なオーバーハングを見せる岩の下を潜り抜けるような道も現れます。

これは中々だな。


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県道脇には、かつての新道建設の名残が。
勿体ない・・・

途中まで作って止めるくらいなら最初からやらなければいいのに・・・
ダムが頓挫しても、せめて道くらいは綺麗にしてあげられたらこの上流方面の人々の生活も少しは変わっていたかもしれないのに。。。


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県道をしばらく上り、先ほどの看板に合った店の分岐点を過ぎてすぐ。


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【9時半】
集落に辿り着く手前の、白い注意看板の脇に、ひっそりと二子山登山道の入り口。
見過ごして通り過ぎるところだった・・・

この時点で標高は300m程。
ここからおよそ小一時間の手軽な登山が始まる予定でした(笑)


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かつての村の生活道路であったと思わせる登山道入り口をしばらく歩けばいくつかの家の名残が見受けられます。

中には今も時折人が訪れた形跡の有るものも有り、集落は今も生きていることが伺えます。


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そして、登山道には多くの標識が作られており、思ったよりもしっかりと手入れがなされているようです。


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登山道は思ったよりも綺麗なもので、かつての棚田の後に植林を施した道がしばらく続きます。


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しかし、マイナーな山らしく人の入りも少ない為か、時折草が生い茂って道の判別が難しい所も有ったりします。
まあ、基本はかつての水田に水を引き込むために作られたと思われる沢に沿って登るため、落ち着いて方向と踏み跡を探せば問題はないものですが、一瞬ヒヤッとしますね。


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そして、花は少ないながらも、日光の当たる斜面には多くのシャガの花が。

綺麗だな~


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登山道の中から見る二子山の山頂。

双耳峰の谷が見て取れます。
この二子山、残念なことに全体的に展望がイマイチなんですよね・・・

歩いてみるとわかりますが、凄く勿体ない事だと思います。


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その後は次第に急登となった後、一度下って沢を渡ります。
中々作りこんだルートだなぁ・・・


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そして、その後は棚田の跡も何もない、自然を切り開いた急登が続きます。

急登の上、土がむき出しの部分が多く滑る~

スス竹が多く生えていて、ついそれに掴まってしまいますが、スス竹は非常に弱く簡単にポキッと折れるため注意が必要です。

想像以上に苦労をさせられながら、この山唯一の縄場を通り抜けます。


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次第に明るく、近くなる空。
山頂はもうすぐです。

しかし、まだ5月だと言うのに暑いこと暑いこと・・・
低山で気温も高く、風が無いので余計に辛い。


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【10時40分】
暑さと急登に時折立ち止まりながら、ようやく辿りつきました。
標高736m、二子山の東峰にして最高峰に到着です。

やった~・・・
山頂は広く刈り払われていますが、周囲の藪が茂っており、展望は全くありません。。。
う~ん・・・

勿体ないなぁ。


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とりあえず、もう一つの山頂、西峰へと向かいます。
道は、少々藪っぽいですが、道ははっきりしており迷うことはありません。


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【10時50分】
標高730m、二子山西峰に到着です。

西峰の方が、刈り払い部分は狭いですが、展望はちょっとだけましですね。


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倒木に立ち、背伸びして眺める富山平野(笑)


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ちょこっとだけ顔を覗かせる白い頂。

どこの山かな?
何と無く有峰方面だと思うんだけれども・・・
後のアルプスが雲に隠れているので位置関係が掴み難い。。。

でも、低山で双耳峰。
富山市からのアクセスも悪くない小一時間で登れる手ごろな山。

そして、ダム建設がとん挫した不運の村の里山。

これらの恵まれた特徴を生かせば、展望さえ切り開けば相当人が来るような気がしますね。
勿体ないなぁ・・・

かつての大山町が現存していればその道も有ったのかもしれませんね。
富山市の一部になってしまっては、単なる外れの街の更に究極の外れの集落にあった里山に過ぎないのでしょうね。



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【12時】
色々複雑な思いを抱えつつ、急な斜面を下って下山完了です。

下界はすっかり青空の広がる快晴となっていました。
緑の山々に囲まれた県道が美しい。


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さて、その後今日のある意味、真の目的地、『くろ川』へとやってきました。

どうやら営業しているようです。
ちょっと緊張しながら、暖簾をくぐります。

中には既にお客さんも有り、数件の予約も入っているようで、中々人気が有るようです。

しかし、道の駅などとは異なり、過疎が進みどんどん寂しくなっていく集落の賑わいを造りたいという、村の有志のおばあちゃんによる食堂のため、予約なしで突入したため山菜定食のみの選択となりました。

山菜好きだから良いんだけどね。
やはりこういう手弁当のところは、山小屋みたいにちゃんと予約しないとダメなんだなぁ~。


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山菜定食。

色とりどりの山菜が、それぞれ異なる味付けで調理されており、実に美味しい。
凄いなぁ・・・


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そして油揚げの入った、山菜炊き込みごはん。

暖かくておこげが美味い。

正直、登山をしてエネルギーに飢えている中年男性にはちょっとボリュームが足りなかった(笑)けれど、どの皿の料理も味付けがそれぞれ整えられていて、身体の中からスッキリと満たさるような食事でした。
親なんか連れて来たらすごく喜びそう。

そして、おかみさんも忙しくて、大変だったのでしょうが飛び入りの者にも気を使って下さり申し訳ない。
今度はゆっくりとお話出来るときにまた訪れてみたいです。秋にはキノコ料理がメインとなるようですからまた来てみたいなぁ・・・

個人的には、今度来るときは熊鍋や岩魚、山菜の天ぷらのようなガッツリ系の料理も予約してから来ないと行けませんね(笑)

そんなこんなで、身体慣らしの二子山&富山市秘境のお食事処『くろ川』探訪の半日を終えたのでした。
次はどこに行こうかな?


それでは今回はこのへんで。

中部地方一周サイクリング(最終回)【岐阜~富山】

富山‐富山(中部一周)
05 /15 2017
さて、長く苦しい道程が続きながらも、心に残る楽しい思い出も出来たここまでの道程

遥か富山から、新潟・長野・山梨・静岡・愛知・岐阜を経由してきた
中部一周サイクリング、その道のりも、ようやく今日で終わりを迎えます。



最後の道のりは岐阜より、滋賀、福井、石川を横断して、富山へ帰るといった
メーター読みで337キロ。
一日で4つの県境をまたぎ、スタート地点富山県へ帰るハードな道程です。


楽観視していた故郷への帰路でしたが、疲労もピークに達した4日目に300キロオーバの長丁場は想像以上に堪えました。
更には悪天候にも苦しめられ、この旅最後の難関が待ち受けていたのでした。

それでは、中部一周サイクリングのラストラン、記事の長さも過去最長ではないでしょうか?
スタートです。


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【3時半】
5月6日(土)
宿を発ち、人気のない岐阜駅南口より最後の旅のスタートです。

MMRさんのおかげで、昨日の疲労は最小限に抑えられましたが、やはりこれまでの積み重なった疲労と、昨日の暑さ。
そして、鈍い痛みを訴え続ける左アキレス腱の不安を抱えながら、スタートを切ります。

今から300キロオーバー。

早く見積もってもゴールの到着は深夜になることでしょう。
出来れば日が変わる前に、ゴールしたいものです。


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【4時】
深夜の岐阜市街を抜けて、国道21号線に合流しました。

岐阜最大の幹線道路と思われる、片道3車線のこの道は、深夜でもトラックの往来がそこそこあり直線のためスピードも乗り、細心の注意を払ってクリアしていくこととします。


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長良川を渡ります。

振り返れば東の空は明るくなり始めており、今日『一回目』のナイトランがそろそろ終わりに差し掛かっていることが伺えました。
綺麗だなぁ・・・
ロングライドは辛いけれども。こうして深夜から日の出の明るくなり始める時間を体感するのは結構好きです。

しかし、加えて、背後からはトラックのライトの灯りが。
薄闇の頃は、注意力も散漫になり、テールライトの光も目立たなくなり始めるため要注意ですね。


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【6時15分】
関ヶ原町に入る前から雨が降り始め、雨具を着こんだりしているうちに次はパンクをしたりと色々と足止めを食いながらも何とか関ヶ原町に辿り着きます。

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正面の伊吹山に向かうようにして進み、国道21号から、365号に進路を変更します。

ここからは、岐阜と滋賀とを隔てる峠越えの道程となります。


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関ヶ原町は、街全体が古戦場とのこと。

ちょっと脇道に入れば古の武将たちの息吹が感じられるような旧跡が多々見られました。


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関ヶ原古戦場決戦地。

ネーミングの響きだけでわくわくしますね。
すぐ傍には石田光成の本陣も有ったりと、じっくり散策してみたくなる場所です。


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【6時45分】
国道365号に沿って走り、ついに滋賀県米原市に入りました。

雨が降ったり止んだりのぐずついた天候で走り難いですが、国道365号は21号と比べても交通量も少なく、山間の美しい光景を眺めながら走ることが出来る良いルートでした。


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峠を一気に下った先のコンビニで小休止をしながら振り返れば、見事な伊吹山の山塊が背後に聳え立っていました。

なんだろう、北アルプスに比べれば、当然大きさも高さもそれほどではないのに、とても存在感のある山ですね。

山頂が雲に隠れているのが残念な限りです。


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【7時半】
県道37号から長浜市に入った後、ついに国道8号に合流しました。

良く見知った8号線に合流したと言うだけで少し気分が楽になってきますね。
いまだスタートから50キロ程度だと言うのに・・・


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【8時】
コンビニで朝食。

何かまともな物を食べなくてはと思いつつも、喉を通らないな。
ドリンク&ゼリーでその場をしのぎます。

当然こんなもので持つわけが無く、この後何度かの休憩では、無理やりにでも固形物を放り込むようになるのですが(笑)


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【8時40分】
木ノ本を越え、賤ケ岳トンネルを抜ければ琵琶湖が垣間見えるようになります。

おお~
琵琶湖だ。

よくよく考えれば、この旅多くの湖を巡ってきました。
青木湖、木崎湖、諏訪湖に浜名湖・・・

そして最後に日本最大の湖、琵琶湖か~。

何だか感慨深いな・・・快晴の空の下であれば尚良かったのですがね。


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その後、この先に訪れる滋賀と福井を隔てる峠越えに備えて、道の駅塩津海道あじかまの里で、ブルーベリーソフトと、シシ肉コロッケを食べてカロリーを補給します。

何か食べておかないと、福井県敦賀までの長い峠越えには耐えられません。


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【9時45分】
はい。
長い長い峠道を越えて、福井県敦賀市に突入しました。
これでこの先、もう大きな峠はありません。

今日の道のりは長いので、端折って行かないと、いつまでたっても家に帰れないですね(笑)
この道のりも、早5年前の富山~京都サイクリングの際に通っていて、やたらキツイ峠越えであった印象が強く記憶に残っていました。


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県境を越えてすぐの看板。

懐かしい。。。
もう二度とこの道は走らないと言っていたのに、何の因果か、今度は逆回りでやって来てしまいました。

人生って不思議なものだな・・・


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県境からは長い長い、数キロに及ぶダウンヒルが続き、濡れた路面に気を使いながら快調に歩を進めますが、敦賀市街に入る直前で、とうとう誤魔化しようのない、本格的な本降りとなってきました。

うわぁ・・・
ここまでの様に、雨が降っても少し走れば雨雲の外に出ると言った、生易しい物ではなさそうです。

完全雨天装備のスタイルとなって、敦賀市を目指します。


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【10時40分】
敦賀市街に入っても雨は弱まること無く降り注ぎます。
かなわんなぁ・・・


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敦賀で昼食を・・・
とでも考えていたのですが、残念ながら微妙にどこも開店前の時間帯のため、仕方なくコンビニでのカロリー補給を行います。
雨具を着こんでも、長い下りで身体が冷え切っている・・・

とりあえず何か食べないと・・・
なんとも苛酷なサバイバル然としてきました。


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【11時50分】
スタートから100キロ強。8時間以上が経過しています。

敦賀の市街地を抜け出した後、トラックの行き交う殺人的な国道8号の狭隘な洞門区間も抜けて、国道305号、しおかぜラインへと到達しました。

やった・・・
これでもう危険な名所はしばらくありません。

未だ雨は降っていながらも、午後から曇り、夜は晴れの予報のため、悪天候も峠を越えたようで少し弱まってきてくれました。
あらゆる面で、今日の苦難の峠を越えたようです。


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ホッとするのもつかの間。
ここからは、これまた気の遠くなるほど長いおよそ80キロに及ぶ、福井県の海岸線を走破しなければなりません。

この先はずっと同じような海岸線が続き、疲れた体には無限地獄のような道程が続く錯覚に襲われます。

これが快晴で海も綺麗で暖かく、しおかぜラインのみを走るサイクリングであれば最高に楽しい時間なのでしょうけどね・・・


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そのため、珍しい物を見つけたら気分を変えないとやっていられません。

河野では、北前船の船主の館でイベントをやっていたようで、カフェなんかがあったのかな?
時間が有れば寄ってみたい所でしたが、雨に打たれた体で店に入るのもめんどくさく、先へ進みます。

このしおかぜライン。
結構GWに合わせて、あちこちでイベントを行っていたようなのですが、どこもガラガラな感じで可哀そうでした。

私が雨の日に見たからですかね?
なかなか走って良さげなところでしたから、今度はドライブがてら寄り道してみたいです。


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そして見事なツツジ。

ツツジは今が最盛期でしょうか?
大平洋側でもピンクのツツジがあちこちで咲き誇っており、時折むせ返る程の花の香りが漂っていました。
白いツツジも綺麗だなぁ・・・


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そして、このしおかぜラインの不思議なところは、温泉街があちこちに立ち並んでいる所ですね。

本当に、間隔をおいて沢山の旅館やホテルが立ち並んでいます。
海岸線のこの道沿いに、多量の温泉が沸いているのでしょうね。

不思議な土地です。ブラ○モリででも取材して解説してくれないかな?


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また、この道のりは、石川県の奥能登や、新潟県の笹川流れにも匹敵する岩礁の名所だとは思うのですが、何だか印象が薄いのが残念なところです。
勿体ないですね。


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【14時】
ようやく福井市に入ります。
現在スタートから140キロちょっと。
海岸線の道程は、ようやく半分を切ったくらいでしょうか。

美しい海岸線や、岩礁は沢山あったのですが、本当にただただ見飽きてしまいます(笑)


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【15時半】
ようやく海岸線を抜けて、コンビニ休憩などを摂った後、坂井市に入ります。
やっと変化の有る道のりに来ました・・・

もう海岸線はお腹いっぱいです。


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【15時45分】
九頭竜川を渡ります。

大雨が降っていたせいでしょうか。
水量も多く、迫力がある光景です。

河口の方には、東尋坊タワーの姿も見えたりして、だいぶん内陸に帰ってきたことが伺えました。

時間と体力が有れば、東尋坊にも寄り道したかったんですけどね。
もう先へ進むだけで限界です・・・


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そんないっぱいいっぱいの中、芦原温泉街へと向かう途中のドラックストアで、余りの左アキレス腱の痛みに耐えかねて、痛み止めを購入します。

これはもうダメだ・・
シップくらいではもう誤魔化しがきかない・・・

痛み止めを飲むと、ものすごく眠くなりましたが、しばらくすると痛みを感じなくなり、快調にペダルを回すことが出来ました。

そして、痛み止めの効果が切れて、痛みを感じ始めると、数時間置きに再び痛み止めを飲むを繰り返しつつ、先へ進みました。

何のスポーツ大会?
自分は、一体なぜこんな事をやってるんだろう・・・


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その後もなんとか芦原温泉街を越えて・・・


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すっかり雨も上がり天候も回復して、日差しも戻りつつある中、夕暮が迫る北潟湖の湖畔を走り抜けます。


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【17時】
ついた・・・
この旅9つめの県境を越えて、ついに石川県加賀市に突入です!!
残すところはこの石川県を越えて、富山に帰るだけです。

ここまで190キロ。
あとの道程は140キロちょっとです!!

・・
・・・
え・・・?まだそんなにあるの・・・
雨と、疲れと、アキレス腱の痛みとで全くペースが上げられなかったのが原因でしょうね。

こりゃ帰りは日が変わってからになるのは確定です。
かなわんなぁ・・・


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片山津温泉街を越えて、小松市へと向かいます。

石川県に入った後も、バイパスと加賀との峠越えを避けたかったことも有り、県道20号や、25号などの海岸線に近い北陸自動車道に沿った道を走り続けます。

結果的にこの選択は正解だったようで、夕暮が迫る中、交通量も比較的少なくアップダウンも少ない道を快調に進むことが出来ました。


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【18時半】
小松市の工業団地を抜けて、小松空港へ。

GWのバカンスを楽しんだ人達でしょうか、多くの人々が空港から車に乗って出ていきます。
もうGWの祭りも終盤ですね。


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空港の向かいに設けられた、県立航空プラザは既に閉館時間でしたが、ここで雨具などを仕舞い込み、サドルバックにしっかりパッキングし直して、最後の100キロ強の道程に備えました。

よし・・・残すは3分の1だ!


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その後は、いよいよ今日2度目の夜がやってくる中、手取川を渡り・・・


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県道25号から、県道9号に入って金沢港で海上保安庁の船を眺めます。

夜の船って本当に綺麗だなぁ・・・


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すっかり暗闇に包まれた内灘の街。
ここまで無事に国道8号バイパスを避けて石川県を縦断してきましたが、ここから県道200号などを経て、8号に並行する道へと移動します。


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【21時半】
・・・しかしもう眠い・・・
痛み止めの薬のせいもあるのでしょうが、本当に眠たい。。。ヤバいよ。

もう岐阜を出発してから16時間も経ってるのか・・・
やはり、元気な初日に300キロオーバーと、3日で700キロ走って疲れ切った後の300キロオーバーとでは全然違うな・・・

いい経験になった。。。
もう2度としないけどね・・・(笑)


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福井県で別れた、多くの車が行きかう、国道8号との交差点。

ここを越えて森本へ向かい、旧8号である県道215号に移動します。
あと少し、あと少しで富山県だ~!!

215号に入れば交通量は殆どなく、15キロほどの旧道を走り続けた後・・・


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3度国道8号に合流し、ようやくここまで来ました。

富山県と石川県とを隔てる最後の峠道。

そして今日、またこの旅最後の難所。
およそ1キロの歩道の無いトンネル『くりからトンネル』の前にまでたどり着きました。

土曜の深夜でありながらも交通量はそこそこあり、トラックも走ってくる中、車の切れ目と同時に、最後の力を振り絞ってトンネル区間へと突入します!!

いっけ~!!


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【22時半】
やっ・・・た・・・。
途中で息も切れ、ペダルを回す力も失いました。

しかし、岐阜県を出発してから18時間。
道程にしておよそ270キロ。

この旅最後の10県目の県境にして、最後の県境。
我が故郷、富山県に帰ってきました!!

安堵のあまり力が抜けそうになりますが、まだ気を抜くわけにはいきません。
まだ、ゴールまで60キロからの道程があり、おまけに倶利伽羅トンネルのラストスパートで無理をしたせいで、痛み止めを飲んでいたにもかかわらず左アキレス腱の痛みが感じられていました。

そして眠い・・・
ホントに眠い・・・

満身創痍の中、富山県の最後の道程を走り出します。


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道の駅、メルヘン小矢部を越えた後、県道32号から海岸線方面へと進みます。

街灯も、交通量も少なく、まるで異空間のような世界を一人ライトの灯りを頼りに走ります。
こういうナイトラン悪くないかな・・・

静かな道のりが、疲れ切った身体を優しく後押ししてくれるような錯覚が感じられます。


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【5月7日(日)0時】
国道160号との交点で、ついに2日目に突入しました。
やはり帰りは午前様か・・・

とにかくもう早く帰って休みたい・・・


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【1時】
・・・なんでこんなところにいるの??

いつもの様に32号から新湊大橋、あいの風プロムナード入り口に来ていました。

いやいや、来たって、この橋は夜間通れないよ。
渡し船だってもうとっくに出てないし・・・
何考えてたんだよ!?

いかん。
眠たくて完全にボケている。



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無駄な時間と体力を浪費して、遠回りしながら結局8号に移動することにします。

しかしこれも判断ミス。
交通量の少ない415号から海岸線に沿って行くべきだったのを、夜間でも交通量の多く路肩の荒れている8号線に移動したことは、路面状況も満足に判断出来なくなった自分にとって無謀な行動でした。

この後におよんでパンクしなくて良かった・・・


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早々に8号を降りて、岩瀬方面へ。
何とか無事に8号を抜けられた・・・


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【2時半】
最後の神風か。

追い風に押されるように、常願寺川河口、今川橋に帰り着きます。
あとちょっと。。。


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まさに最後の力を使い果たすように、スタート地点ウェーブパーク滑川へ帰り着きました。

駐車場にはGWのどこの道の駅でも見られたように、また出発時と同じように車中泊をする車が多数駐車していました。


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【2時45分】
ついた~!!

岐阜を発ちおよそ23時間。
長い長い0泊2日の行程を終え、岐阜県から337キロを走破して、中部一周サイクリングを完結しました。
まさか、こんな時間まで走ることになるとは思わなかった・・・
あと1時間もすれば、明るくなってくるではないか・・


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この4日間、最終的に走った距離は1,033.93キロ

やっぱり1日平均250キロ以上の苛酷なサイクリングとなりました。
本当に何でこんな危険で、過酷なことをことしたんでしょう?

出発前から感じていたこの疑問。

実は、走り終えた今となっても満足な答えが見つかってはいません。

辛い、苦しい、もうやめたい。
ろくに観光の一つもするわけではないのに、何でこんなことをしているのか?

自分との細やかな約束、プライド、探究心、色々なものが入り混じっててとても簡単な言葉では表せられないものですね。

それでも、満身創痍になりながら、やり遂げた今はとてもスッキリした晴れやかな気持ちです。
途中でやめなくて、本当に良かった。

そして、これまで多くの富山~○○シリーズを実行してきましたが、社会人である以上は4日で1,000キロ以上の冒険の実施は、日程的にも厳しい所があると思われます。
また、名古屋に始まり、新潟、京都、大阪、東京、岐阜、北海道は函館、九州は博多、そして中部地方一周と、富山を起点とした冒険にもこれで一区切りがついた様な気がします。

次の旅が有るならば、ちょっと楽しさをメインに走るのもいいかな。
でも、とりあえずは、しばらくこの最長の冒険をやり遂げた満足感をに浸っていたい思います。

それでは、長い長い冒険の記録にお付き合いいただきましてありがとうございました。


それでは今回はこのへんで。

OKI

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