サイクリングに関する童心 - 童心週記
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本州縦断&四端踏破サイクリング【最南端編】その④『和歌山~大阪』

本州縦断&四端踏破
09 /12 2019
さて前回までに、名古屋から本州最南端を目的地として、紀伊半島をほぼ一周した和歌山までの旅を終え、明けて最終日9月1日(日)は次回の旅の出発点となる、大阪駅までの道のりです。



そんなこの日のルート
最終日は和歌山中心部から、今回のゴール地点であり、次回のスタート予定でもある大阪駅まで85キロの行程を進む、今回の旅路のエピローグ的な道のりです。

なお、最終日は正直移動のみのため、和歌山駅前から県道752号線、63号線、そして府道204号などを利用して大阪入りし、混雑する大都会大阪を中心部へ向かって進むシティアドベンチャー(笑)

それではスタートです。


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【9時】
ホテルを出発し、和歌山駅より最後の道のりへ向けて出発します。
天気は昨日よりさらに回復傾向となり、天気の不安を抱えて始めた旅路でしたが、思った以上に天気に恵まれた日々となりました。
・・・まあ肝心の本州最南端の日が雨でしたけどね(笑)世の中そういうものでしょう。


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昨日に引き続き、再び和歌山城前を通過。
さらば和歌山城!


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さて、最終日でありこれから電車で富山へ帰るため、最短距離で大阪に向かえばよいのですが、それではあまりにも味気ないので、県道752号線方面へ迂回して、岬、加太方面へと進んで最後に海を眺めて走ることにします。


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そして、紀ノ川を渡り、和歌山市街へお別れです。
しかし、紀ノ川って大きいな~!!


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市街地を離れ、静かになったところで最後の海岸方面へ。
いよいよ海ともお別れかと思うと、なんだか名残惜しい気分になってきます。


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そして海!なんて静かな海なのでしょう・・・
もうここは瀬戸内海か。

沖には、沖ノ島や地島の姿がありますが、残念ながらやや霞が強く淡路島ははっきりとは見えませんでした。


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道の途中には、瀬戸内国立公園の看板。
この先には見晴らし台などもあるようですが、景色も霞んでいるし、もうこの終盤に及んで登るのも面倒なのでスルーしました。


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途中長いトンネルの前に大川峠の看板。
車は通行止めですが、自転車は通行可とのことで興味本位で入ってみることにします。


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が、道は荒れ放題で木々が茂って展望もない、ただのトンネル迂回路でしかない残念な道でした。
う~んこれだけ荒れてちゃトレーニングにも使いたくないな。


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そして、大川遊園の看板。
明らかに廃墟ですね(笑)
かつてはここに、遊園地でもあったんでしょうね。


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そして大川峠終了。
ゲートは誠に立派で通行止めにしか見えないのですが、ゲート脇をすり抜けて通過してくださいという案内がある変わったところでした。


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そして再び静かなる海。
景色が昨日までとはすっかり変わりました。


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【10時】
そして、いよいよ大阪府に入りました。
とってもあっさりとした県境の看板です。
やはり、辺境の部分を走っているんだろうな。
あとは帰りの電車に乗るため、大阪駅まで進むだけです。


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といいつつも、最後の道の駅、とっとパーク小島にやってきました。

道の駅そのものが、釣り桟橋になった変わったところです。
お土産とかは充実していませんが、その分釣り用具が充実していました(笑)


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釣り桟橋の先端まで行けば、すごい人の数。
こりゃすごいや。
こんなにたくさんの人に釣られるほど魚がいるんだねぇ・・・


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景色はやっぱりう~ん海しか見えないな。
道の駅のおじさんの話では、天気が良ければバァ~っと視界の先に淡路島が広がるとのことでした。
ちょっと残念ですね。


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さて、流石に釣りをする時間もないので長い桟橋を、また引き返します。
しかしなんて大きな桟橋なんだろう。


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再び自転車にまたがり、道路から眺めます。
やっぱり大きい。最初は何かの工事の途中なのかと思いました。


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【11時】
その後は、阪南市

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【11時15分】
泉南市と府道204号を大阪市へ向かって進みます。

なお、このあたりの道は狭くて非常に走りにくい。
また、途中同じ系列のドラッグストアっぽいスーパーが原因で、大渋滞している箇所が何度かあり、歩道に避けながら先へ進むことがままありました。
よほど人気なんだと感心します。


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しかしそれもいつごろからか貝塚あたり?から次第に自転車道を示す青いラインが表れて交通量も分散してきたのかスムーズに走れるようになってきます。

そして、陽射しもこの旅で一番の日差しとなりました。
暑くて暑くてたまりません。


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【12時】
岸和田城前を通過します。
お堀一面に広がる蓮が見事ですね。

祭りが近いのか、あちこちで笛の音や、山車の手入れをしている光景が見られました。


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岸和田城を過ぎてすぐに堺市に入ります。
暑さでコンビニでアイスを食べて休憩しながら先へと進みます。

なお、百舌鳥古墳群などに寄り道しようかなどとも考えていましたが、ここまで来ると3日間の疲れと、暑さでもうどうでも良くなってきました(笑)
速やかに帰路を急ぐこととします。


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【13時半】
大和川を渡ってついに大阪市!!
ようやくここまで来た~。


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そして、大阪市街地に入ってからはまさに車との空中戦!!
路駐の車を躱し、信号のタイミングを見ながら、背後の車との距離を見計らってのスラローム&突破劇!!

思ったよりも交通量が多くなくて安心しましたが、やはり都市部を日中に走るのは面倒ですね。
徹夜は辛かったけれど、都市部の混雑を避けるための、深夜発のスタートは理にかなっていた気がします。



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【14時半】
車を躱し、歩行者をかき分けて、ついにゴール!!
『大阪駅』に到着です!!

はるか名古屋から走り続けて640キロ。
本州最南端を目指し、多くの絶景や世界遺産の数々を巡る、盛りだくさんの感動と経験を味わうことができました。

道のり以上に長く感じた旅でしたが、これまでの旅同様にどの場所も走ってみれば、初めての景色と空気を体で感じる濃密な時間の記憶は、帰ってからも余韻として残ります。
サイクリングの旅は本当に素晴らしい。
この感動は、ほかの手段での旅ではまず味わえないものでしょうね。

その後は、駅の入口付近で輪行準備を整え、富山への帰路に着いたのでした。

さあこれで、本州縦断&四端踏破サイクリングも残す目的地はあと一つ。
山口県下関市の本州最西端【毘沙ノ鼻】を残すのみ!!

いよいよ最後、それが楽しみでもあり、来年ですべてが終わるかと思うと寂しくもあります。
でも今から道のりを思うと、ワクワクしてきますね。
でもさしあたり、今回の旅を無事に完遂できたことに感謝して、この本州最南端の旅の記録を終えたいと思います。


それでは今回はこのへんで。
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本州縦断&四端踏破サイクリング【最南端編】その③『串本潮岬~和歌山』

本州縦断&四端踏破
09 /11 2019
さて今回も前回からの続き。

8月30日(土)に、本州最南端潮岬に到達した翌日、和歌山県串本町から、基本国道42号線に沿って走り、すさみ町、田辺市、御坊市などの海岸線の街を通過したのち、県庁所在地和歌山市まで進む、およそ185キロの道のり。

昨日の悪天候も回復し始めて、旅立ちの前からの懸念材料であった雨に打たれることもなく、残りの日程を楽しんで走ることができたのでした。



そんな8月30日(土)のルート。
序盤の100キロはアップダウンの連続するリアス式海岸の特有の道のりが続き、人口密度も少なく美しい岩礁が広がる、昨日までの続きのような美しい道のり。

アップダウンの連続ということで、結構構えていましたが前述のとおり、景色もきれいで程よい傾斜のため、むしろサイクリング向きといえるかもしれません。
東北地方のリアス式海岸のほうがよっぽど辛かった印象です。

その後の和歌山市までは次第に人口密度が上がっていき、都市部の間を縫うような、息苦しい道のりも見られ出し、素晴らしいサイクリングの旅が終わりに近づいたことを実感させられる道のりとなりました。

それではスタートです。


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【8月31日(土) 6時】
早朝に宿を出発し、潮岬タワーより今日の出発とします。

昨日の雨により路面は濡れていますが、明るい朝日が差し込むなど天候は回復の兆しが見て取れました。
旅の期間中は九州などで豪雨災害に見舞われる地域もあるほどのひどい気象で、連日の雨でもおかしくない予報でしたのでうれしい限りです。


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望楼の芝の先にある、本州最南端の碑にも別れを告げて、新たな旅たちへの第一歩を踏み出します。
さらば、本州最南端潮岬よ!!


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高台の岬の道を気持ちよく走り出します。
潮岬を周回する道路はとても状態がきれいで走りやすい道でした。


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さて、出発して10分。
昨日行きそびれた、潮岬灯台へとやってきました。
が、残念なことにこちらは灯台なのですが、入場料などもいるようで9時半~16時半までと、開場時間も決まっているようです。
残念だなぁ・・・


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しかし、灯台から引き続き先へ進めば、潮岬神社があるようですのでそこまで行ってみることにします。

ずいぶんと雰囲気のある境内への道のりが続きます。


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潮岬神社へ。
こちらも熊野からここまで眺めてきたもの同様に、岬の神社ですが中々に趣のある立派な神社です。
やはり岬の先端ともあれば大切に祀られてきたのでしょうね。


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そしてさらに神社からは、潮岬の鯨見山といった展望台へとつながる道があるようで、稜線のような切り立った道を少し歩いていきます。


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潮岬の鯨見山へ。
おお・・・熊野灘が一望ですね。
かつて、黒潮に乗って回遊してくる鯨を見なる場所だったようです。

残念ながら今は、釣り人の姿はあれど鯨の姿は見えませんでしたが、かつて人々が立っていたであろう場所から海を眺めているかと思うと感慨深いものがあります。


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潮岬灯台を離れて走り出します。
高台になった岬からはあちこちで見事な眺望を楽しむことができました。

すでに灯台があんなにも小さく霞んでしまいました。


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そして今日これから走る、紀伊半島の沿岸部。
こちらは完全に霞んでしまって先が見えません。空恐ろしいや(笑)


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【6時50分】
ついに42号に合流し、潮岬ともお別れとなりました。
なんだか異世界から、現実の世界に舞い戻ってきたような、そんな感覚に襲われます。


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美しい海岸線を走り、開館前の串本海中公園前を通り過ぎます。
この先は、トンネルもあったりとアップダウンを繰り返しながら海岸線の岬たちを走り続ける感じです。


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サラシ首層なる物々しい名前の付いた海岸。

海から顔を出している岩たちが、下のほうが波に削られて首の上に頭が乗っているような状態に見えるからだそうな。
いわれてみれば、そんな感じの岩もいくつか見て取れますね。


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どこまでも伸びる、美しい海岸線の道。

アップダウンはあるけれど傾斜もさほどではなく、走っていて楽しい道のりです。


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【7時40分】
すさみ町に入ってすぐに、真新しい道の駅。
エビとカニの水族館も併設されているようですが、残念ながら会館前。

日差しが強くなってきており、水分を補給して先へ進みます。


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ちなみに、道の駅の奥には江須崎という、周囲三キロの陸繋島があり、春日神社の鎮守の森として保護されて亜熱帯性の天然林がよく茂っており、天然記念物にも指定されているそうな。
紀伊半島って各市町村ごとに色んな名所が存在しています。


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そしてどこまでも続く、気持ちの良い光景。
心なしか、景色も半島の熊野側に比べると、開けた明るい雰囲気のように感じられます。


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恋人岬にして、和歌山県朝日夕日百選の眺めとのこと。
なんだか欲張りな場所です(笑)


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しかし、この紀伊半島南部の道のりは走っても走っても美しい。


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変わらずどこまで走っても美しい光景です。
岬や岩場の光景が入れ替わり立ち代わり続く素晴らしい道のり。


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そしてすさみ町のもう一つの道の駅、イノブータンランドも開店前のため通過。
すさみ町は、イノブタやカツオが名物のようですのでぜひ食してみたかったですが、残念ながら時間が合わなかったですね。


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それでも、次第に風景は変わっていき、ここすさみ町を境に紀伊半島の荒々しい海岸線も落ち着いた雰囲気に変わっていったように思います。
地勢が変化してきたのかな。


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そしてかわいらしい遊具のある、すさみ海水浴場。
きっともう少し日が昇れば海水浴を楽しむ家族連れで賑わうのでしょうね。

また、このあたりから次第に白浜町以降はリゾート地の雰囲気が強くなり、あちこちにホテルなどが立ち並ぶ光景が見られるようになります。


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しかしその前に、42号の朝来トンネルを迂回する側道に入ると、もうしばらく紀伊半島らしい海岸線を眺めて走ることができます。


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道路脇にはかわいらしいイノブタの石像が見守ってくれています(笑)
でも言葉の内容は漁業者向けですね。


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【8時50分】
白浜町へ
山を切り開いたような道が続いたかと思えば・・・


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一転どこまでも伸びるような海岸線の岬に沿った道へと、景色がめぐるましく変化し、退屈しません。


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【9時20分】
そして、白浜町中心部に近づけば、今度こそ人里へと変化していきます。
すごい大きなホテル。大阪あたりからの交通の便がいいんでしょうね。


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景色は相変わらずきれいですが、これまでの秘境感は消え去り、明るいリゾート地の趣を醸し出しています。
旅も大きな区切りに来たようで、ちょっとさびしいですね。


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そして、海の向こう側の岬には、まるで虫食い穴か、鳥の巣箱のように緑の斜面に白い人口のリゾート地が見えています。
わぁ・・・すごい。

あの辺りは空港や、パンダのいるアドべンチャーワールドなんかもある一大観光地ですね。
さぞかし綺麗なところなのでしょうが、今回の旅ではスルーします。

あの建物を見るだけで胸焼けがしますね。


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大ウナギが生息するという、富田川。
日本でも数少ないダムのない川なんだそうで、川岸の芦原や緑色の水の色など、大ウナギどころか、河童が生息していそうな雰囲気です。


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【10時10分】
しばらく海の見えない内陸を走って、田辺市街地へ。

もうこの辺りの街まで来ると、普通に渋滞する地方都市になってきました。
混み合うバイパス脇を抜けて先へ進みます。
その後、市街地や、海岸線沿いの42号に復帰したりしながら、10時40分には次の街『みなべ町』へと入りました。


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【11時】
和歌山といえば紀州。
紀州といえば梅干しですね。

みなべ町を通過中に、大きな梅干し工場があり、お土産に梅干を買っていきます。
工場見学もできるようですが、自転車の身で、そこまではいいかな・・・

さらに、試食をしてミネラルを補給できました。
すっぱくて生き返るね。いいエイドです(笑)


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【11時15分】
さて、みなべ市以降ひたすら42号に沿って、50キロほど黙々と走り続けます。
まずは印南町へ


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【12時】
続いて御坊市に入り


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【12時40分】
日高川を渡って、日高町へ


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【13時】
半島部分を迂回する山越えに入って、由良町へ。
もうここまで来ると、すっかり通常の都市間サイクリングで、あのすばらしい熊野の面影はありません。


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そういいながらも、この日最後の寄り道。
ちょっと半島の入り口から行き過ぎてしまっため、県道23号からひと山越えて、『白崎海洋公園』へと進路を変更します。


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この道沿いも、與国寺といった由緒正しいお寺などもあったりしましたが昼も回ったため、急ぎ気味で進んでいきました。
う~ん。あの奥はどうなっているんだろう?


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峠を越えて、県道24号に入り伊奈という集落に入ったのでしょうか?

これまでの海沿いの漁師町とは一風変わった山間の佇まいが印象的です。
寺院の屋根が多いのと、屋根自体の色合いが変わっているなぁ。


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そして、海岸線に沿って半島を戻るように進路をとった先に、大きな白い岩塊が目に入ってきました。

おお・・・あれが白崎か!!


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【13時半】
白崎海洋公園に到着
2018年に台風の被害を受けて以来閉鎖中とのことでしたが、2019年4月より一部の営業を開始したとのことで、立ち寄ってみたいと思っていたのでした。


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しかし、営業している施設といえばパークセンターと名のつく休憩所と、トイレと駐車場のみ。
駐車場には観光バスなども停まって結構な数の観光客が訪れているのですが、ちょとさびしい感じが漂っています。


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さて、展望台ヘ向かうため、自転車を置いて400mとある案内看板に従って歩き始めます。
しかし、大きな岩のところどころに鉄骨が見え隠れしているのがやや興ざめですね。


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そしてこちらも日本の渚百選の一つとのこと。
もう少し天気が良ければ最高だったろうなぁ~ 


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そして、台風によって破壊され閉鎖された道の駅部分へとやってきました。

恐ろしい台風の力によって再建を断念するほどの被害が発生したとのことで、建造物は傾き、アスファルトがめくれてしまっている部分もあったりと、被災当時の惨状は如何ほどのものであったかと想像してしまいます。


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しかし、周囲を城壁のように囲む白い岩の壁は見事なものです。


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見とれつつ、奥にある展望台へ続く階段に向かいます。


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おお・・・
こんな鋭く白い石灰岩の塊が、この部分だけどうしてこんなに固まってできたのでしょう?
自然は不思議な光景を作り出すものです。


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周囲をぐるりと囲むように聳え立つ白い岸壁。
まるで作られたように出来上がっているのが不思議です。

快晴の時に見てみたかったな、少し日が陰りだして来たのが残念な限りです。


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白崎を出たのち、狭い間道のような峠道を抜けて、県道23号線などから広川町へ向かいます。


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【14時50分】
広川ビーチ駅(笑)と併設された広川町ふれあい館という、物産館と食堂が一緒になったような道の駅?で遅めの昼食をとることにします。

この時、少し小雨がぱらついていましたが、雨具を着るほどでも無い、といった感じです。


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稲むらの火カレーうどんと、シラス丼のセット。
何がびっくりって、丼がめちゃくちゃでかい!!

一応大盛りを頼んだのですが、この丼ならもう3倍は入るんじゃない?
鉢かぶり姫が使っていそうなサイズです。

そして、激辛を注文したため、暑い中走ってきていながら、さらに大汗をかくことになりましたが、なかなかに美味しい。


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満足して、さらにしばらく海岸に近い、県道23号線から和歌山方面へと進むことにします。
一時の雨も上がり、再び快適なサイクリングができるようになりました。

広川町から、狭いながらも昔ながらの風情ある湯浅町内を走ると、醤油発祥の地なる看板。
富山県民の私にはあまりなじみがありませんが、ユアサ醤油というメーカーの発祥の地のようですね。

角長の職人館といった施設には、しょうゆソフトも売っていたようです。
寄り道すればよかったな~勢いでスルーしちゃった。


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海岸線は、相変わらずアップダウンがあります。
そして、振り返ればずいぶんと景色が変わっていったことが実感できます。
あの厳しい岩礁地帯は完全に抜けたのかな。

穏やかで広い、きれいな入り江です。
カヌー専門店などという珍しいお店が有りましたが、これを見ると納得です。


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そしてさらに海岸線を走ると、絶壁のような傾斜の山に、見慣れないレールとトロッコが設置されている姿があちこちで見られるようになります。

もしやこれは・・・!?


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そうかミカン畑か~

なんというか想像以上に崖っぷちにでもミカン畑が広がっていて驚きました。
ものすごい傾斜の斜面を利用して作っているんですね。


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【16時】
入って納得、有田市です。


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そして、有田市街地を走るとなぜか道のど真ん中に大きな鳥居が。
須佐神社とありますが、街の通りそのものが境内のようになっていますが、どのような神社なのでしょうね?


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そして、山の斜面いっぱいに広がったミカン畑が辺り一面にみられる、ミカンロード。
これはすごい光景です。右も左も山の斜面はミカン畑。

黄色いミカンがたわわに実った時期に来てみたいものすね。


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そして県道20号に合流し、有田川を渡ります。
この橋を渡れば再び国道42号に乗るルートとなり、あとは和歌山市まで一直線。

しかし紀伊半島は、大きな川がいっぱいだなぁ・・・
心なしか川の水もミカン色に見えてきました。


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【16時半】
海南市へ
左にサイクリングロードを示す青いラインが引いてありましたが、流石に夕方になり面倒になってきたので、そのまま42号線を突き進みます。


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【17時】
次第に交通量も増えていく中、ついに県庁所在地和歌山市へ。
今日の旅路も残すところ、あと少しです。


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店も増え、賑やかになった車通りの多い夕暮れ近い42号線を和歌山市中心部へ向かって走ります。



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そして、和歌山城で記念撮影。
なかなか立派な城構えです。
流石は御三家紀州徳川家の居城ですね。

中まで行こうかと思ったけれど、結構疲れてきましたし、もう閉館時間のようです。
残す道のりはあと数キロです。


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【17時半】
そして、この日のゴール和歌山駅前に到着です。
週末の、夕暮れ時の駅前はには慌ただしく行きかう人で溢れています。

そしてこの日の道のりは、メーター読みで185キロ、ほぼほぼ12時間の道のりでした。
いや思った以上に長かった。

それでも、進むにしたがってどんどん変化していく紀伊半島の景色と、数多の名所を楽しみつつ走るこの道のりは、疲労感上に充実感に満ちた道のりでした。


8月31日(土)の旅路はここまででして、翌日9月1日は、ほとんどが大阪駅まで、各都市部を抜けていく、本州最南端を目指して、紀伊半島ほぼ一周した旅路のほんのエピローグのようなものです。

また書き出しと、締めを考えるのが面倒なのですが、和歌山まで以外に見どころが多く、ずいぶんと長くなってしまったので、次でさくっと片付けます(笑)


それでは今回はこのへんで。

本州縦断&四端踏破サイクリング【最南端編】その②『熊野~串本潮岬』

本州縦断&四端踏破
09 /08 2019
さて今回は前回の続き

前日、8月28日(木)に名古屋市から紀伊半島を三重県熊野市まで南下し、ついに本州最南端である串本町【潮岬】へ至る、8月29日(金)の旅の記録です。


そんな今回の道のり。

熊野市より、国道42号を南下して、御浜町、紀宝町、新宮市、那智勝浦町などの海岸線沿いの街を抜けて、那智の滝や熊野那智大社などに寄り道したのち、太地町を経て串本町に至る94キロの道のり。

昨日結構頑張ったこともあり、この日は紀伊半島の奥深くを堪能する余裕を持った工程を組みました。
それでも最終目的地である『潮岬』で購入予定の本州最南端訪問証明書を手に入れるためには、16時半までの到着が必要であり、なんだかんだで慌ただしい一日となったのでした。

それではスタートです。


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【9時】
朝から雨の降る中、宿の朝食もしっかりといただき今日のスタート地点、熊野市駅前へとやってきます。

もう少し早く出発するつもりでしたが、疲れや雨天のため準備に手間取りました。
これが後になってジワジワと効いて来ましたが・・・

それでもしっかりと休んだため、昨日と違って体調も良好。
気分よく出発します。


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熊野市中心部を流れる井戸川より、熊野市外に別れを告げます。
本日は雲多しで、残念ながら熊野の山々は拝めません。


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金曜日の42号はそこそこの交通量。
それも紀伊半島先端に進むにしたがって、次第に少なくなっていきますが。。。

さあ、まずは標識に従い新宮方面へと走り出します!!


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っと、思いきや走ってすぐに世界遺産『獅子巌』なる名勝が有り、いきなり足を止めます。

昨日の鬼ケ城からつながる岩の名勝のようで、そのその姿は熊野灘に向かって咆哮を上げる獅子の如し。
よくも自然にこんな形になったものです。


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そして、はるか先まで伸びる砂浜。
七里御浜というようで、その名の通り20数kmに及ぶ長大な海岸が紀宝町まで続いており、日本の渚百選などにも選ばれる海岸だそうで、さらにはアカウミガメの産卵地でもあるそうです。

天気が良ければ、すばらしいロケーションだったんだろうなぁ・・・
灰色の空が恨めしいですね。


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そして走り出せばまたしても世界遺産に遭遇。
『花の巌神社』でお参りをして行きます。

この神社のご神体は、高さ45mにも及ぶ白い巨岩でした。
さすがにご神体をカメラに収めるのも気が引けるので撮りませんでしたが、実に見事な光景でした。

しかしこの辺りは、世界遺産登録されているものだけではなく、あちこちに文化財が立ち並んでおりのんびりしているとどんどん時間が押して行ってしまいますね。
さっさと先へと進みましょう。


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【9時40分】
1年中みかんの取れるまち『御浜町』
の、パーク七里御浜で、朝からみかんソフトクリームを頂きます。

甘酸っぱくておいしい。


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【10時】
続いて紀宝町
ウミガメ公園道の駅に到着。
この先も、どの町にも道の駅があって楽しいです。


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このウミガメ公園道の駅では、なんとウミガメが。

エサもあげられるので、近寄っただけでウミガメたちが寄ってきます。

すごーい!!ウミガメってこんな風になつくものなんだ!!
きっと今日は平日で朝早いから私が一番乗りで、朝食タイムなんだろうな。


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【10時半】
続いて熊野川の真ん中で、ついに和歌山県は新宮市に入りました。

そして橋の真ん中に県境の標識が有るって珍しいかも。


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上流を眺めれば、少し天候が回復気味になってきました。
午前中は比較的良い天気予報だったはずで、その通りになってきています。

そして、濁っていても紀伊半島の川はやはり綺麗です。


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そして新宮市に入ってすぐ、またまた世界遺産『熊野速玉大社』へ。

このあたりから、これまでの古代風の神社ではなく、朱塗りの美しい姿の神社へと切り替わっていったように感じます。


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奇麗な山門です。
平日ですが、中にもすでに何人もの参拝客の人が訪れています。
私も、お参りしていきます。


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【11時20分】
さらに走って、那智勝浦町へ。
この道の駅は、デザインも神社風の独特なもので、なおかつ駅と併設で入浴施設も備えたちょっと変わった道の駅でした。


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さて・・・
ここまでたどり着くのに思った以上に時間がかかりました。
潮岬まではあと40数キロといったところでしょうが、那智山を登れば、参拝などの徒歩部分も含めてさらに往復20キロといったところか・・・どうしようかな?


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少し迷いましたが、この先ペースを上げ気味で進めば大丈夫だろうと決心し、8キロ先の那智の滝へ向けて標高差およそ300mのヒルクライムと寄り道を開始します。

やっぱりここまで来たんだからね~。


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那智の滝へと向かう道のりは、お土産屋さんや県の土砂防災センターなども有り、賑やかな道のりで退屈しません。
また、大門坂なる那智大社へとつながる熊野古道の一つもあったりと、坂道全体が那智へのイベントコースのようでした。

しかし、序盤は快調に上れる、一けた台の傾斜の道のりでしたが、最後のつづら折りの急登区間は苦痛全開区間。
昨晩からの疲れも癒えきってない体に鞭打って、必死に上り続けます。


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【11時50分】
時間を気にしつつ、必死に汗だくになりながらまずは那智の滝入口に到着しました。

山地に突入したためか、再び小雨も降りだし始めましたが、この場所にはなんとなく雨も似合います。
苔むした、年月を感じさせる石段や鳥居がこの地の歴史の深さを感じさせます。


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そして、まずは那智の滝へと、長い石段を下る必要がありますが、大分時間も押してきたため、ここまでのヒルクライムで乱れた息を整える間もなく歩き出しました。

苦しい~


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そして中々につらい思いをして石段を降り切った先には世界遺産、那智の滝が

これが那智の滝か・・・
大きな一枚岩の壁から流れ落ちる一筋の白い姿は神秘に満ちていますね。

同じ大瀑布でも、富山の称名滝とはまた異なる趣です。
実に素晴らしいな。

熊野を経ってから先、見るもの全てに価値があるように感じられますね。


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【12時10分】
さて、続いて那智の滝の広場からもう少し急な坂を上り、那智大社および、青岸渡寺への参拝道へとやってきます。

見上げる石段の更に上に、この那智の地での最終目的地があります。
勢いのままに、ノンストップで動き続けるしかありません!!


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・・・息が乱れたままで登り始めた石段は想像以上にきつく、苦しい道のりでした。
自転車の足からいきなり階段の足への切り替えが辛い・・
眩暈がしてきた・・・

そんな感じで苦しみながらも那智大社の鳥居前にやってきましたが、残念ながら工事中のようです。


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とりあえず、奥のほうから行こうと青岸渡寺の山門前の最後の石段へ。
見上げる急登の石段もこれで最後。

山門脇の阿吽像に見守られながら、最後の力を振り絞って上ります。


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なんとかまずは青岸渡寺へ

古風で威厳のある佇まいが印象的な寺院です。
また、苦労してたどり着いたこともあり、ありがたさも感動もひとしおです。


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お参りを済ませた後、隣接する那智大社へ。

こちらは見事な朱色の大鳥居をくぐって神社へ移動します。
お寺と神社が隣通しに並ぶ、かつての神仏習合の名残が実に興味深いのもこの場所の魅力ですね。


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そして那智大社へ。
こちらは何とも見事で華やかな朱色の神社。

そして、無事に両社での参拝を済ませ、これで本州最南端へ進むに何の心残りもありません。
寄り道をした甲斐がありました。


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おっと。
再出発前に、もう一つ。

旅の神様八咫烏様にもお参りしていきます。
三本足の烏ですね。


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帰りは、先ほど工事中だった那智大社の正門方面から。
急な石段の帰り道は、正面にさえぎる物無く、那智の山々を見渡すことができました。

素晴らしい山々と景色。
ありがとう那智山よ・・・


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さて、参道前に下山して、いくつもの休憩所の一つで黒飴ソフトをいただきます。
山の雨に打たれた体は冷えつつありましたがとりあえずご当地ソフトは食っておかなくてはですね。
美味い。


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【13時】
ソフトクリームも食べて一息つき、再び本州最南端を目指して走り出そうと外へ出てみれば結構な大雨となっていました。

午後から雨が降るという天気予報とおりですね・・・
よく当たりやがって。

そして、先ほどまで無数に周囲を歩いていた観光客たちも、まるでかき消すかのように消え去っていました。
不思議な光景・・・
まるで自分だけ神隠しにでもあったような感じです。


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再出発の後、道路から望む那智の滝へ、最後にもう一度お別れをして苦労して上った標高300m、8キロの道のりを一気に走り下ります。

往路の上りの苦労が嘘のように、気持ちよく前に進んでいく快感は、自転車旅ならではですね(笑)


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【13時20分】
那智山を下りきり、再び那智駅前と42号に合流する目前、さらに世界遺産、『補陀洛山寺』に寄り道をしていきます。

う~ん世界遺産だらけ。
といいつつも、このお寺が私が今回の旅で寄り道できた最後の世界遺産となりました。

ここからは再び42号に沿って海岸線や、トンネル等を潜り抜けながら遅れを取り戻すためにちょっとペースを上げて残りの40キロ弱の道のりを突き進んだのでした。

本州最南端到達証明が発行される、潮岬タワーの閉館まで残り3時間。
十分間に合うけれど、余裕綽々でもない緊張感ある道のりです。


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【14時】
日本一小さな町、太地町へ。

こちらはクジラ漁や、イルカの追い込み漁で有名な街ですね。
わけのわからない怪しい外国人たちの嫌がらせなどに負けず、日本の食と文化を守り抜いて下さい!!


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町の先端部にある、くじら浜公園と向かえば巨大な捕鯨船が展示されています。
でかい。
かつてはこの船で、大海原で巨鯨と格闘していたのでしょうね・・・
ロマンがあるな。


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太地町のくじらの博物館前。
大きなクジラが印象的なクジラ博物館。

太地町の400年に渡る捕鯨の歴史と技術が展示されているというこの博物館も、那智大社並みに行ってみたい場所でしたが、潮岬まであと30キロで、タイムリミットは2時間半・・・

ちょっと時間的に余裕がないかな・・・残念ながらスルーしました。
朝もう一時間早く出るべきだったね。


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そうはいっても雨天の中、朝食以来コンビニ補給もしておらず、飛ばし気味でここまでやってきたため、空腹感が強くなってきました。
国道42号まで舞い戻り、道の駅たいじで昼食を摂ることとします。


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鯨の町らしく、メニューも変り種が多くあります。
クジラのみならず、イルカの刺身なんてのもありましたが、ガッツリカロリー系で、鯨カツカレーと鯨かつバーガーで補給は万全。

ご飯がクジラの形をしていて見た目にも楽しいですが、鯨も結構美味しく、食べごたえがあります。


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【14時40分】
串本タワー閉館までのこり2時間を切り、残す道のりは串本市街地まで24キロ+潮岬までの5キロで30キロといったところか。
雨も変わらず降り続く中ですが、パンク等のアクシデントがなければ問題なくたどり着くはず。

補給も済ませて最後の道のりをラストスパートです。


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【15時】
ついに本州最南端の町、串本町に突入!!
ペースを落とさず突き進みます。


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複雑に入り組んだ入り江を走るに従い、ついに潮岬の手前にそびえる大島の姿が視界に入ってきました。

あと5キロも走れば串本市街地です。


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その、串本町市街地目前で、国の名勝天然記念物、橋杭岩を覗いていきます。

道の駅もあり、にぎやかできれいな観光地化されていますが、なんだかこれは昨年、『最東端』へ行く際訪れた宮古市浄土ヶ浜の光景を彷彿とさせられるな・・・

よく似た地形というのは有るものですね。


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そしてついに串本市街地へ入り、コンビニで夜のおつまみ等を補給して潮岬の夜に備えます(笑)


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【15時50分】
潮岬タワー閉館40分前にてついに潮岬の半島部に足を踏み入れます!!
あと5キロほどですが、さすがに少し焦ってきました。


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紀伊大島へ続く、くしもと大橋。
大きな橋で、大島に入る際にはらせん状の大きなループ橋になっており実に特徴的です。

この島も、最初は行ってみようと思っていたのですがちょっと時間が足りませんね。
まあ先日の徹夜の270キロが思いのほかダメージが大きく、疲れていて大分ルートを削ったので、こればかりは仕方ありません。


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そしてこの潮岬、はやる気持ちでなけなしの体力を振り絞る私をあざ笑うかのように、意外にアップダウンがあり最後の最後まで苦しめられます。

しかし・・・


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最後の登りを登り切った先には一気に開けて、ついに今日の最終にして、この旅最大の目的地である本州最南端の施設の数々が視界に飛び込んできます。


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【16時10分】
閉館20分前、潮岬タワーに到着です!!

結構ギリギリだったな。。。
何とか展望台のチケットと、本州最南端訪問証明書を購入し、まずは展望台へと移動します。


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展望エレベーターの中には、エルトゥールル記念館なる、トルコと串本町と繋がりの原点となった、遭難船事件を記念する展示館があったりします。


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こちらはエルトゥールル号遭難事件を題材とした、海難1890の映画でも実際に使われた模型だそうな。
100年以上前の、小さな村での美談が、今もなお国と国との友好関係につながっているというのは不思議なものです。


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そして、エレベーターを昇り展望台へ。
まずはこれでもかと迎えてくれる本州最南端の看板。
しかし、ここでは本当の意味で最南端に来たことにはならないんですよね。紛らわしい。


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展望台から眺める風景は、雨のため灰色に霞んでいますがまずますです。
潮岬灯台と今日の宿が眼下に見て取れます。


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そしてタワーの背後にへ結構大きな街が広がっていました。
中学校もあるくらいですから、潮岬と言っても結構開けた場所なのですね。


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そして・・・
海を眺めれば、広大な望楼の芝の中に、今日の最終目的地である本州最南端の碑と、真の本州最南端である海に突き出したクレ崎が。

さて、そろそろエレベーターを降りて向かおうか・・・


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【16時20分】
・・・ついた。

小雨がぱらつき、日も暮れかかった中、ついに本州最南端へ到達しました。
これでほぼ2年の月日の中で、本州の北、東、南の最端部を踏破したことになります。

長かった旅路ももう折り返しを過ぎたんだな・・・不思議なものです。


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そして、本州最南端訪問証明書とともにもう一枚。

よしよし。
先ほど買ったばかりの本州最南端訪問証明書はすでに湿って角が取れ、皺になってしまいました。
旅の苦労が偲ばれる、良い証明書に仕上がりました(笑)


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そしてすぐ近くの展望台からは、険しく足を踏み入れることができない、真の本州最南端『クレ崎』がその荒々しい岩の姿を見せていました。


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さて、とりあえず

『本州最南端に乾杯!!』

望楼の芝広場にある、もう一つの本州最南端の碑の前で、記念の乾杯です!
ここまでついにやってきたぞ~!!

雨の中、雨具を着込んで走り切ったここまでの道のりの苦労とともに、五臓六腑にしみわたります。


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さて最後に蛇足的に。

広場の中には、潮風の休憩所なる施設があり、トイレや展示物などが有り見学をしていけます。


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中の展示も、想像以上に充実。
かつて第二次世界大戦以前に、串本からオーストラリア北部のアラフラ海にて、高級ボタンの材料となる真珠貝の採取といった過酷な労働に重視した、当時の人々の歴史や遺物が展示されています。

水深50mに至る海底に、ボタンの材料のための貝を拾いに潜る・・・
過酷とかいうレベルではなく、もう想像を絶する恐ろしさです。

当時の人々の姿に思いをはせつつ、望楼の芝を後にします。


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さて、本州最南端をウロウロしているうちに、売店も閉店してしまいました。
まあ仕方ないな。

でも、この時間でも観光バスなんかやってきたのに、さっさと閉めるなんて、商売っ気がないな。


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さて、売店隣には何やら真新しい施設が作られており、こちらは和歌山県の新宮市、白浜町、上富田町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町、奈良県十津川村の一部の10市町村を範囲とした、南紀熊野ジオパークについて大地の成り立ちや自然の不思議についての博物館でした。


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中では紀伊半島の成り立ちから、奇岩、巨岩の存在する理由等、展示や映像などで詳しく説明され、この時間でも訪れた観光客を相手に説明を行うガイドさんがおられたりとなかなかに本格的です。

特に、ジオパークの成り立ちについての映像上映10分はなかなかによく出来ていて見入ってしまいました。
なるほど・・・今回通過しなかった古座川町にいろいろと面白い場所があったんだな。。。
またいつかの楽しみですね。


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【17時】
そして本州最南端の施設たちを堪能したのち、今日の宿へで早めの休息とします。
本日の宿は、これまた本州最南端の宿、みさきロッジ西田さんに宿泊します。
平日の宿泊客も少ない宿を、早い時間から堪能する楽しい時間です(笑)

さて、今日の距離は、メーター読みで96キロと100キロにも満たない旅路でしたが、内容は数々の名所を堪能し非常に充実しており、今夜は早めに休んで翌朝の道のりに備えることにします。

明日は串本町から和歌山市へ至る長丁場。
次第に天候は回復に向かうはずですが、リアス式海岸ならではのアップダウンの連続が続くハードな道のりとなる予定です。


それでは今回はこのへんで。

本州縦断&四端踏破サイクリング【最南端編】その①『名古屋~熊野』

本州縦断&四端踏破
09 /04 2019
さて今回の話は、8月最終週末の29日(木)から、9月1日(日)にかけて、全国的に天候が今一つの中、私はGWからの続きとなる、本州太平洋側縦断シリーズの後半戦、本州最南端への旅を行ってきました。

前回の続きとなる名古屋市から、ついに本州最南端、和歌山県串本町は【潮岬】を目指したロングライド。
そして潮岬から和歌山市、さらには本州最西端へのスタート地点となる大阪までを走りぬけるおよそ650キロにして、紀伊半島ほぼ一周の旅です。

一時の猛暑は収まりつつありましたが、すっきりとしない天候の中、私にとって人生で初めて訪れる紀伊半島は、これまでのどの道のりにも勝るとも劣らない起伏に富んだ地形と、それらにに苦しみつつも攻略し、走るほどに日本神話の世界に足を踏み込んでいくような、奥熊野の自然や文化遺産を全身で感じ走る日々となりました。


そんな初日のルート。

名古屋市街地を抜け、国道1号、23号などを走行しつつ、三重県へ入りその後、鳥羽市・志摩市方面には進まず、伊勢市から国道42号方面へと移動して、熊野市を目指したおよそ270キロの行程です。

本来であれば鳥羽市、志摩市を通過して紀伊半島を一周したいところでしたが、それをするともう一泊は必要で、今年はもう日程的に厳しく、今回のルートと相成りました。
まあまたいつか別の機会に訪れることとしましょう。

それではスタートです。


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【8月29日(木) 0時】
ややこしいですが、水曜日に仕事を終えた後、そのまま電車に乗り込んで終電で名古屋駅に到着し、日が変わってからのスタートというなかなかの荒業を敢行しました。

駅前は平日の夜ですが、結構な人。やはり都会は人が多いな・・・


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日中に都市部を走るストレスとタイムロスを解消したく、深夜に大都市は抜けてしまいたいと思い、この時間を計画しましたが、乗り換えが5回もあったので電車で寝ることも出来ず、すでに眠気を感じています・・・

それでも自転車にまたがれば目が覚めて、しゃきっとしてきました。

さて・・・
まずは名古屋市街を抜けないとな・・・
国道1号や23号のような大きな幹線道路はバイパス化されている所も多いため、県道68号や、115号などを縫うように利用して、郊外へ出る方向へ進みます。


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【1時半】
その後、名古屋市街地を抜けて、68号から日光川を渡って『あま市』、県道115号から『津島市』あたりで国道1号線へ。
深夜のため車は少なかったのですが、暗い土地勘の無い道を走るのは神経を使うため、1号に沿って走るだけで済むため気楽になります。


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さらに1号から愛南市を通過して、木曽川を渡る途中、川の真ん中で三重県境を通過します。

しかし、暗闇の中、鉄板一枚の歩道の下は黒い大河が静かに流れ恐ろしいことこの上ありません。
木曽川広いな~。
揺れるし、鉄板は滑りそうだし、手摺は低いしで、川に引き込まれそうな気がして不気味極まりない。


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【1時50分】
木曽川を渡って三重県桑名市に入ります。
ようやく三重県、そしてこの先は人生初の紀伊半島に足を踏み入れることになります。


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三重県に入ってからしばらくは1号線を走り、川越町を抜けたあたりで、海岸線に近づくため国道23号へとシフトします。

しかし、深夜だと言うのに国道23号は、1号以上の交通量。
しかもガンガンと大型トラックが結構なスピードで通過していくため、恐ろしくてとても車道を走れません。
やむを得ず歩道を走ってペースダウンを余儀なくされます。
うわさには聞いていたが、こんなに走っているとは・・・


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【2時半】
恐怖におののきながらもなんとか先へ進み、霞ヶ浦緑地公園より四日市工業地帯の夜景を堪能します。
おお・・・


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これは素晴らしい・・・

今回の旅路を、深夜発とした理由の一つも、この夜景を見てみたいという思いがあったのですが、真っ暗な国道を走り続けて深夜だというのに不夜城のごとく光り輝く工業地帯の光景は、想像以上に圧巻です。


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はるか先まで伸びる光の城
しばらく眺めていたい気持ちに駆られますが、まだまだ先は長い。

暗いうちに距離を稼ぐ必要があります。
良い光景が見れました。


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【4時半】
その後、国道23号から県道6号などに移って、トラックも減り安心して走れる区間が続いたのち、4時過ぎには津市に入り、津市の中心地を通過します。

流石に津市の中心街までくればトラックも数が減り、深夜の地方都市(笑)を安心して走ることができました。


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【5時】
再び23号を走り、松坂市を目前にした雲出川に架かる橋より朱に染まった朝焼けとともに夜明けを迎えました。

夜に紛れて突き進むナイトランの時間もついに終わり。
日の当たる世界でのサイクリングの時間がやってまいりました。


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【6時半】
スタートよりおよそ100キロ。
ようやく伊勢市に入ります。
名古屋の高層ビル、津の工業地帯からすっかり景色は変わり、開放感広がる田園風景の先には、紀伊山地の裾野の山々が広がっていました。


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【7時】
さて、伊勢市にやってきたからには何をおいてもまずはお伊勢参りをして行きたい。

看板に従って23号から伊勢市街地に入り、まずは伊勢神宮外宮へとやってまいりました。
平日の早朝ですが、すでに幾組もの先客たちが訪れています。


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初めて足を踏み入れる伊勢神社。
凛とした空気の密度が濃くなり、深くなるような感じが印象的です。


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巨木たちに囲まれた境内へ


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これが伊勢神宮か・・・
瓦葺きではないんだな・・・古代からの遺産って感じです。

さて・・・
まずは外宮で参拝を済ませたのち、次は内宮へと移動します。


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内宮へ至る道のりも、看板などが整備されわかりやすく、道のりには神社関係の施設が立ち並び、ここが日本の神道の中心であることを感じさせられます。


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巨大な鳥居をくぐり・・・


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視界が開けた先の小山の方向に伊勢神宮内宮があるものと思われます。

・・・あの山々を越えれば志摩市か・・・
残念ですが今回は立ち寄ることはありませんが、またいつかの機会にやってきたいと思います。


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【7時50分】
内宮に到着しました。
早朝ですが、外宮よりもさらに多くの人々が参拝に訪れています。
やはり、伊勢神宮は聖地なのだな。


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そして境内もより広大。

中には参拝客のみならず、玉砂利を丁寧に慣らし続けている方々もおられ、日々多大な手入れがなされている空間であることが伺えます。


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そしてついに内宮に参拝します。

よかった・・・とりあえず今日の旅の大きな目的が完了しました。
人生に一度はお伊勢参りをしてみたいと思っていましたが、本州縦断サイクリングという意外な機会によりその日は訪れました。

かつて、富山の秘境にして日本の秘境中の秘境でもあった、有峰村の住民も年に2名の若者を選び、この伊勢神宮へ参拝にやってきていた歴史が有っとのことですが、その他にも多くの歴史の彼方の人々と、同じ道を歩んでいるのかと思うとなんだか不思議な気持ちです。


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さて、あまり時間もないので伊勢神宮の全てを回ることはできませんでしたが、少しだけ別宮を見て伊勢神社本宮を後にすることにします。

今日の道のりはまだ3分の1を過ぎたばかりです。


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県道32号など、元来た道を引き返しながら再び外宮前を通過して、本当に伊勢神宮を後にしたのち、伊勢市から離れて紀伊山地の只中を流れる宮川に沿って移動して国道42号線へと向かうこととします。


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宮川より伊勢神宮方面を眺めます。

なんときれいな流れなのでしょう。
紀伊半島は全般で川の流れが美しい土地でした。
川の手前のコンビニで休憩や補給をして出発します。


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【9時半】
そして、伊勢市を抜けて、田園の光景が広がり始める中、玉城町を抜け、渡会町に入り、いよいよ紀伊半島の奥地へと進み始めようとしたその時、恐ろしい事に気が付きます。。。

リュックを担いで無い・・・無い!?
何で、何で担いで無いの!?

まさか先ほどのコンビニでトイレに入ったとき忘れてきたってのか~!?


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【10時10分】
あわててコンビニに電話をしたところ、やはりトイレに置きっぱなしな所を確保してもらい、事無きを得ました。
大急ぎで引き換えし、遅れを取り戻すためペースを上げて、宮川沿いの県道38号を突き進みます。

しかし、大きな旅の途中でこんな凡ミスをするなんて自分が信じられません。
深夜寝不足で走り続けてもう9時間以上が経過し、さらに晴天により気温が上り集中力が低下していたものと思われますが、恐ろしいミスです。

ちゃんと見つかり、引き返す距離も10キロ程度であったため往復でも1時間弱のタイムロスで済みましたが、これが数十キロ先で気が付いたらと思うと旅が崩壊しかねない大惨事であり、想像するだに背筋が凍りつきました。

今後はどんな小休憩でも、必ず持ち物の確認をしてから出発することを心に近いました。


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さて、県道38号沿いの渡会町は、一転のどかな農村地帯。
道沿いにはお茶畑が至る所で広がり


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宮川にかかる、中川大橋からは美しい景色と、山の上に立ち並ぶ風車達の姿を見ることができました。
なんだか青森の下北半島を思い出すな。。。

それにしても気持ちの良い道のり。
この旅でもこの県道38号は指折りのサイクリングルートでした。


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その後も田園や、茶畑の広がる山間の中を走り・・・


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どんどん気温が上がる中、コンビニどころか商店もないのどかな街並みに置かれた自販機で渇きを癒しつつ進みます。


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【11時半】
その後も11時に大紀町を通過し、30分後には大台町より国道42号へと合流しました。
とうとうここまでやってきたか。
後は42号を今日の目的地である熊野市までひた走るのみです。


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しかしこの42号の道のりがまた長く、そして景色が山間の道のりで単調で辛い・・・
途中道の駅ごとに気分転換しながら走りますが、昼を回ってサイクルメーターの温度計は37℃を示したりと真夏の猛暑となりました。


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【12時40分】
そして、42号を1時間余り走ったでしょうか。
名古屋を出発してから丸12時間。
前日の日中も仕事で、丸一日一睡もしないまま走り続けてきましたが、暑さと疲労が拍車をかけてとうとう睡魔が限界にきて、居眠り運転寸前で自転車を漕ぐようになってきました。

恐ろしいことに、自転車でも居眠り運転が出来るんだな。
完全に0.5秒くらい意識が飛びました。
これはもう無理だと、最後の力を振り絞ってコンビニにまでたどり着き、涼しいイートインで30分ほど意識を失わせてもらいました。


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仮眠をとらせて貰ったらスッキリして随分と楽になりました。
再び山間の42号の道のりを走り出します。


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【13時40分】
そして走り続けて大内山村のミルクランドなる直売所へ。

このあたりの道の駅ではちょくちょく名前が出てきている、大内山のソフトクリームをいただきましたが、実においしい。
暑い中、これはたまらないね。


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そして向かいには木々に埋もれるように、大内山動物園なる看板が。
・・・ホントにこんな山の中に動物園があるの?


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そしてこの大内山地区、42号の中でも最も古びた感じがする街並みが印象的でした。
なんだか、30年くらい前の日本を走っているような雰囲気がします。


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そしてこのあたりから、道沿いの至る所で熊野古道の看板を目にするようになります。

熊野古道と言われる道は本当にたくさんあるようで、この先熊野から串本を超えて和歌山に至るあちこちで熊野古道への案内看板を見かけることになります。


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【14時10分】
そして荷坂峠を登り切れば、ついに入り組んだ入江の先に、海が見えてきました。
やっと山間地を抜けたか・・・

そして、この峠のパーキングから先は紀北町に入ります。


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また、ここから先は、街ごとにトンネルを何本も越えて行くことになります。
距離が短めで、トラックも少ないのでまだ走りやすいですけどね。


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そして紀北市街に入って眺める紀伊半島の川は相変わらず綺麗です。
天気も良くなって、空も水もいい色になってきました。

なお、橋の柱に張られている【太平洋岸自転車道】の名前が、ここから先いたるところで表示され、路面には水色のマーキングがされております。
紀伊半島南部自体を、大きなサイクリングコースとしてアピールしようということなんでしょうね。

ただ42号線も、一部には交通量も多く路面状況も荒れていたり、またとても安心して走れない危険なトンネル区間にも自転車道のマークがしてあったりするので迂闊な気持ちで走るのは危険なルートです。


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そしてトンネルの連続。
しかし、自転車&歩行者用のトンネルがある頻度は他の地域よりも多いような気がします。


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そして紀伊半島のリアス式海岸の複雑な入り江の地形が生む、不思議かつ美しい光景が、この先目と心を至るところで楽しませてくれます。


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うん美しい。
複雑な入り江から眺める海はまた、格別です。


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そして紀伊山地の名に恥じぬ、山々の景色もすごいものがあります。

標高はさほど高いものではないでしょうか、複雑に入り組んだ山々が視界いっぱいに立ち並ぶ光景は圧巻です。
また形がいびつで、これは確かに古代の行者たちが奥深く入り込んで山々を歩き、修行したくなった気持ちがわかる気がします。

写真以外にも本当にいろんな形の山がありました。
それぞれ登ってみたら、どんな風なんだろうか気になります。


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う~んすごい。
山が屏風のように、正面にも側面にも広がる光景というのはちょっと見たことがありませんね。


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【16時】
山間の中に突如として大きめの街が開け、尾鷲市へ。
次第に日も傾く中、にぎやかな街並みを突き進みます。


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そして目的地熊野市まであと20数キロといったところで、ここからが最後にして、この本州最南端の旅最大の難所が待ち構えていました。

尾鷲市かた熊野市に至る旧道の42号線は10数キロに及ぶひたすらのヒルクライムが続き、また多くはバイパスに流れていくためほとんど人気も無いシン・・・としたまるで異世界の空気の中を走るような道のりだったのでした。


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そしてのぼりがきつい。
寝不足の上、猛暑の一日をスタートから優に200キロを走り、最後の最後のこの区間は結構どころかかなり堪えます。


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そして、この区間に2キロ越えのトンネルと、1.6キロのトンネルを超えていくことになります。
トンネルは涼しくて、平らでいいんだけれどシ~ンとしすぎてちょっと怖いな・・・


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それにしたってなんて山深い位道のりなんだろうか・・・
さっきまで海がきれいだと言いながら走っていたのに、今度は山しか見えない。
熊野の、そして紀伊半島の地形を満喫です。


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【17時20分】
最後の1,626mの大又トンネルを抜けようやく。
長いヒルクライム区間を乗り切って、ついに今日の目的地、熊野市と入りました。
や・・・っとか~1時間以上登ってたぞ。


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そして峠を一気に下り、熊野が近づくにつれまるで昔話のような里山が広がったりと、再び人気のない山間地から人里へと降りてくる実感がわいてきます。


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【17時50分】
ついた~!!
夕暮れの中、ついに熊野市街地の入り口へとやってきました。
42号バイパスとも合流し、一気に車の流れが多く加速します。


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さあ今日の宿へ行こうと思いきや、ここから明日は熊野街道世界遺産ラッシュ。

いきなり世界遺産熊野古道松本峠登り口なる看板が。
いつか、熊野古道も歩いてみたいものです。


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そしてさらに世界遺産鬼ケ城の看板が。
もうビジターセンターも閉店していますが、鬼ケ城だけでも見てくることにします。


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きれいな遊歩道を降りていきます。


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少し歩けば眼前に、鋭くも奇妙な形状をする鬼ケ城。
ほほう。。。
城にも見えるし、WBにも見えてきた(笑)
・・・疲れてるんだな。


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さらに先まで行ってみようかと思いましたが、鬼ヶ城の真下の穴から先は砂地になっており、塩を含んだ砂地をビンディングシューズで歩く気にはならず、ここで引き返すことにします。


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断崖の先から入り江を挟んで対岸の街も見て取れます。
不思議な地形です。
こういうところに住むというのは、どんなものなんだろうな。


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その後、42号を迂回する歩行者・自転車道を抜けると。。。


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来た・・・
熊野の街です。

こういってはなんですが、段差のある狭い空間に家がひしめき合って、実に雰囲気のある街並みが、海岸線から山間にかけて広がる不思議な街並みです。


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そして、薄暗くなりつつある中、熊野の中心街を通りぬけて。。。

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【18時半】
ついた~
初日のゴール、熊野市駅にたどり着きました。
長かった~


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そしてやはり一大観光地らしく、駅も駅前の作りもきれいです。
図書館なども併設されており、観光客のみならず市民にとっても憩いの空間であるようです。


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そして、メーター読みで274キロ。
深夜発にして名古屋、津といった都市を抜け伊勢に始まる神話の地、その奥深くへとたどり着きました。
300キロには達していませんが、その疲労たるやゆうにそれ以上のものがありますね。


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しかしながら、何はともあれ
『熊野に乾杯!!』
美味すぎ!!
でも寝不足のためか一気に酔いが回ってきます(笑)

そしていよいよ明日は本州最南端へ!!
天気は今日に比べて今一つでしたが、その道のりは、紀伊半島の最深部を満喫する、まさにこの旅のハイライトでもありました。
さて、いかなる道のりが待っていたのでしょうか?


それでは今回はこのへんで。

能登半島一周サイクリング!!2019

能登半島
08 /12 2019
さて、もう季節はお盆前。
海の日を挟んだ3連休となりました。
そしてせっかくの夏の連休、ガッツリと走りたい気持ちが湧き上がっていました。

そんなわけで、今回三連休の初日である8月10日(土)に、久しぶりの能登半島一周サイクリングに行ってくることにしました。
2016年にアルボルさんやあらくにさんと走って以来、早3年ぶりですね。



こんな今回のルート。
過去3回能登半島を一周していますが、今回は初のワンデイ日帰りの旅です。

しかし・・・う~んルートラボが終わったらどうしようかな・・・ほかに何が良いんだろう?

とりあえず国道249号をメインに進み続ける約300キロの道のりで、能登半島を一周してくることとしました。

距離的にも一日たっぷり走るのにちょうどよい長さ。
あちこちじっくり満喫するのであればやはり泊りたいところですが、これまでで色々な名所を満喫済みですから、そろそろワンデイを実施しても良い頃合いですね。

それではスタートです。


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【4時】
夜明け前、道の駅氷見よりスタートです。
駐車場には多くの車中泊の車でにぎわっています。

しかし、夜中ですが、気温は25度を超え生温かさを感じます。
8月に入り連日30度を超える猛暑が続いており、今日も日中は相当な暑さを覚悟しないとならないことでしょう。


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ライトアップされた、氷見の街を眺めながらのスタート。
久しぶりのナイトランに心が躍ります。


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そして国道415号の峠の山頂から眺める能登入口の山々。
う~ん幽玄。
いつもは日中しか走ったことがない道のり。
実に新鮮です。

そして、人けのない415号ですが、夜間結構車が通ります。連休だからかな?
それでも国道8号や、148号のような危険は感じない走っていて楽しいナイトランです。


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【4時40分】
峠のから少し下って石川県へ。
あとは一気のダウンヒルで羽咋市街へ、そして国道249号へと向かいます。


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そして、私が好きな415号の山間地を過ぎた先に広がる羽咋市街手前の田園風景。

夜明けの淡い色どりがより幻想的です。
この時間は初めてがいっぱいだな。


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【5時】
羽咋市中心部に入り、国道249号へ
ここからはいよいよ能登半島って感じです!楽しみだなぁ~


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走り出して直ぐに気多大社へ。

今回の旅では、これまでに行ってないところも訪れたいと考えており、何度も通っているのですが訪れたのは初めてです。


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由緒正しい歴史的な重要文化財にして、多くの天然記念物の木々を持つ能登を代表する神社。
拝観時間前で残念ですが、凛とした空気が漂っています。


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【5時半】
そして、志賀町に入ります。
昨年来から今年にかけて、東北一帯で原発は満喫してきたので、名勝巌門などを通過する県道36号方面には寄らずに249号を突き進みます。


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【6時半】
世界一長いベンチの有る、道の駅とぎ海街道へ

朝日に照らされたベンチの続く光景が美しい。


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振り返ればこれまで走ってきた道
もう名所巌門も、福良灯台も通過してしまいました。

しかし249号は結構峠道が多いので、海岸沿いのほうが楽な場面もあるかな?
次の課題かな。


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そして進行方向にはこれから走る、能登の姿。
海も空もきれいで最高のサイクリング日和です。

この先は海岸線を走ることも多くなり、人口密度も下がっていく、自転車乗りにはたまらない素晴らしいサイクリングロードが待ち受けています。


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そしてヤセの断崖などの名所のある県道49号は迂回して、再び山の中249号へ。
見事な山容の高爪山を眺めながら峠を越えていきます。


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【7時10分】
輪島市へ


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相変わらずご健在のトトロ岩(笑)


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そして美しい海岸線。
朝日に照らされた海が素晴らしい。

能登が深くなるにつれて、景色もどんどん良くなってきます。


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道の駅赤神も過ぎ、前からちょっと気になっていた黒島天領なる土地へ。
看板がものすごく立派です。

かつては北前船の交流で栄え、幕府の天領でもあったとのこと。
今も古い景観を多く残す場所だそうな。

いつもスルーしていた場所ですが、今回は足を踏み入れてみることにします。


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さて、まずは看板に従い、集落を一望できるはずの高台へと登ってみます・・・
が、木が茂りすぎて何も見えない・・・

まあ知られざる古い観光地有る有るですね。


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こういっては失礼ですが、狭い集落なのですが、北前船資料館という結構立派な感じの建物も。


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古い街並みの残る、天領黒島の街並みを抜けて、再び249号へと合流して先へ進みます。


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そして少し走って再び寄り道。
かつての曹洞宗の大本山である、これまた由緒正しい、總持寺祖院へと向かいます。


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【7時50分】
總持寺前に到着。
かつての門前町の中心地でもあり、寺院の正面にはこれまた古い門前町の街並みが残っています。


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中を覗いてみます。

思った以上に奥が深い、大きな寺院のようです。
そりゃかつて曹洞宗大本山だったというのだから、相当なものなのでしょうね。

拝観料がいるようですが、まだ受付が空いていないようです。
まあ10月にはここまで走ってくる予定なんで、また中は見られるでしょう。。。
でも、はたしてここまで完走できるだろうか・・・?


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總持寺を出て、今度は古い街並みに統一された、門前町を抜け、再び249号から輪島市街を目指します。


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そして、今回は県道38号線、大沢地区方面には寄らずまっすぐ輪島市外へ。
午前8時を過ぎた時点ですでに気温は33℃・・・

日光に当たった体感温度はすでに35度以上の感覚です。


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暑い・・・
輪島を目前にして、耐え切れず、このたび初の休憩&コーラ。
この先も、結局一日で10本くらい飲んだでしょうか(笑)

能登半島は、自販機のある商店跡などが至る所に存在しております。


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【9時】
ついに、輪島市街へ。
そして今回はいつも軽く休憩してスルーするだけの輪島市街で訪れたことのなかった、輪島市最先端へやって来ました。

これはきれいなところです。
汐見橋と名付けられた橋を渡り、奥へと進めば・・・


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おお・・・
自然の堤防が輪島市街を守るかのように伸びています。

堤防にぶつかる波が結構大きく塩を噴き上げています。


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反対側を見れば一転穏やかな潮溜まりのような光景。


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そして振り返ればこれまたすごい。

岩礁を掘って作った、天然の海水プールです。
有形登録文化財。

昭和10年、かつてプールのなかった輪島市が児童らのために作ったものが原型で今に至るそうです。
そして令和元年。
80年以上たった今でもこのプールで遊ぶ子供たちの姿が見られているというのは、実に感無量なことだと思います。

いいなあ・・・
クソ暑いからおじさんも入りたいよ。


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見上げれば竜ヶ崎灯台。

いける道もあるようですが、ちょっとタイムロスが大きそうなのでカットして先へ進みます。
輪島市先端部、いいところでした。


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【9時】
そして輪島港へと移動して、港にある小さな【へぐら航路】へ
ちょうどフェリーが出発したばかりのようです。

能登半島沖50キロに浮かぶ、周囲5キロの小さな有人島【舳倉島】への玄関口ですね。

実は今回その舳倉島行きを結構真剣に悩んでいたのですが、ちょっと時間的なことを考えるとカットせざる負えませんでした。

船便が1往復しか無いのがなぁ・・・
朝9時に輪島を出て、帰りが16時となると、せっかくの奥能登を満喫できません。

行っても釣りかバードウォッチングくらいしかやれることも無い、のどかな島のようですし、また日を改めて輪島泊りか車ででも来たほうがいいかもしれません。


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ターミナル内には舳倉島の鳥たち。
小さく静かなフェリー乗り場です。

名残惜しさを感じつつも、無数の漁船が泊まる港を後にします。


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人に慣れているのか、近づいても微動だにしないカモメたち。

背後には輪島市外への玄関口である【いろは橋】の赤い姿が。


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そして、朝市
にぎやかです。

魚を買って、その場でさばいて貰ったりもできるようですが、暑すぎて食欲が無い・・・


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そして道の駅輪島。
かつての輪島駅跡地で、今はバスが停まる駅になっているようです。

ここでも車中泊をしている人が幾人もいるようです。
移動は楽でしょうけど、もう暑いでしょうね。
それに落ち着かないだろうし、やはりできることならホテルなどに泊まりたいものです。


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旧駅跡
ここもかつて15年も前、初めてアルボルさんや、あらくにさんと能登を走った際に訪れましたね。
変わらないなぁ・・・


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コンビニ休憩などを挟みつつ、感慨にふけりながら輪島市街を後にします。

ここからはいよいよ能登半島でも最も走って楽しい奥能登の区間。
最高の天候の下、青い海と空を眺めながらのサイクリング再開です。


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そして今回もくっきりと見える七ツ島の島々。

いつかあの近くまで行ってみたいものです。


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そして上がる気温・・・
暑い・・・
アップダウンが堪える気温になってきています。


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能登千枚田。
相変わらず綺麗で、まだ午前中ですが観光客もたくさん来ています。

ここで、能登のサイクリングについてのサイクリスト向けにアンケートを取っておられました。
何も言うことがないくらいいいところです。景色も道もいいし信号も少ないし、交通量も多くない。

回答をしたのち、コーラをがぶ飲みしたりして再出発しました。


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どこまでも続く海岸線。
気持ちがいいなぁ~


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【11時】
垂水の滝も越えて、能登最果ての珠洲市へ入りました。
でも珠洲市がまた長いんだよなぁ。


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道の駅、すず塩田村で塩ソフトを食べます。
作りたての塩おにぎりも販売しておられましたが、暑くて食欲が全くない。。。

休憩している間にも、大型のバスが2台ほど入ってきました。
今日は観光客でいっぱいなんだな。


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塩田がいくつも広がる海岸線を横目に走り続け・・・


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いよいよ県道28号線へ
一旦249号を離れて、最果ての町、狼煙町を目指します。


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そしてここからは奥能登一の静かなる絶景の海岸線が楽しめます。

いつもこの辺りを走るときは日が傾き始めていたのですが、今回は午前中の最も色彩が豊かな時間帯に来ることができて満足です。


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ゴジラ岩。
ミニラって感じです。


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そして、能登一周の旅、往路最後の難所。
距離2キロ、標高差100mの椿の展望台への登り坂です。

平均勾配は5%とありますが、緩い下り区間が平均値を下げていると思われ、基本的に10%程度の登りが続きます。


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【12時】
とはいえ、10分でゴール。
でも暑い~。
めまいがしそう・・・

展望台の駐車場は多くの車が停まっています。


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そして展望台からの景色・・・
おお・・・解放感抜群です。

毎回日が傾いたころに到着で、逆光で景色が今一つだったのですが、今日はばっちりです。
朝早く出発するものですね。


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さて、今回の能登の旅のもう一つの目的。
それは長年食べてみたかった、この展望台にある【つばき茶屋】さんの、でまかせ定食を食べることでした。

今回ついに、営業時間内にやってくることが出来たまではいいのですが、丁度お昼時間ということもあり満員で、でまかせ定食も品切れのようでした・・・
おまけに正直食欲がない・・・

ただでさえ暑くてない食欲が、この展望台へのヒルクライムで、完全ゼロまで落ちこんでしまっていました(笑)


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しかしここまで来て食べないわけにはいきません。

混み合う注文の中、お店のお姉さんのご厚意で、塩おにぎりと、イカ焼きの単品だけをスムーズに提供していただけました。
ありがたい・・・

塩おにぎりも美味しいが、イカが旨い。
そしてカフェオレにガムシロップを大量にいれてカロリーを補給すると、なんだか少し元気が湧いて来ました。

ふう・・・食べるって大事だな。
御馳走様でした。今度はもう少し早く来て、しっかりと定食をいただくことにします。


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展望台からは下り基調の道のりが続き、狼煙町手前では立ち並ぶ案山子が出迎えてくれ・・・


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【13時】
懐かしの、能登半島の最先端部、白亜の禄剛埼灯台へやってきました。

ついに来た~懐かしいなぁ。
暑さで大分ペースが落ちてきましたが、これで旅も折り返しに入ります。


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能登半島最先端の海。
今日は千畳敷の岩場が、青い海の中に透き通って見えて、とてもきれいです。


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さて、禄剛埼を下り道の駅狼煙へ。
いまさらですが、能登半島最北端到着証明を購入。

本州四端ならぬ、半島先端。
こうして色々集めていれば何かいいことがあるかもしれません(笑)


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そして休憩・・・
暑さが堪えます・・・

豆腐ソフト。
甘みが少なくさっぱりして食べやすいです。


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そして、一日10個限定という、豆乳チーズプリン。
せっかくですので食べてみます。

・・・まあまあかな・・・底のほうにチーズの風味が溜まっていたのか底がしょっぱかった(笑)
手作りならではといったところでしょうか。


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【13時半】
さあ、ここからはいよいよ帰路となりました。
残り150キロといったところでしょうか。

気合を入れて、走り出しますが、正直復路のほうは外海に面する往路に比べてあまり心躍るような見どころはありません。
国道249号も峠道が多く、先へと進むことに専念します。


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【14時半】
見附島に到着。
相変わらず見事な軍艦島です。

そして、ここでも初めて見附茶屋の営業時間内にやってきましたが、まったく食欲がない・・・


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【15時】
恋路海岸に入り、能登町へ。


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鉄道跡を利用して、トロッコに乗れるようですね。
まあ恋路海岸だけあって、カップルばっかりなので乗ってみようとも思いませんが・・・


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その後、県道34・35号などの海岸線は走らず、ひたすら249号を走り続けます。

この復路の249号は結構大きな峠越えが続き面倒ですね。
遠回りになるけれど、海岸線を走ってもあまり変わらなかったかも・・・


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日が傾き始めて、大分暑さも和らいできましたが、体の芯に残った熱がなかなか冷めません。

249号沿いの穴水町手前で、マルガージェラートさんの手作りジェラートを食べて体を冷やします。
ビール味と、塩ソフト。
ビール飲みたい・・・(笑)


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【17時】
穴水町へ


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すっかり穏やかになった海と、海岸線
そして、ボラ待ち櫓を横目に、夕暮れの能登路を走り続けます。


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【18時20分】
そして、能登半島最後の街、七尾市に入りました。
もう旅も最終段階。

安堵と寂しさを感じつつ走り続けます。


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海の向こうにはツインブリッジのと
そして橋の隙間からは和倉温泉の街並みが垣間見えていました。

そしてこの先は、いよいよ一日走り続けた国道249号とお別れのときがやって来ました。


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【19時半】
すっかり日も落ちて、本日2度目の夜。

道の駅、能登食祭市場の明るさが眩しいくらいです。
七尾市で夕食をとって、帰路に就こうかと思いましたが、食欲は相変わらず沸いてきません。
コンビニで菓子パンなどを齧り、最後の難所である国道160号、氷見市への峠越えに向かいます。


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峠の道のり。
気温は27度と大分下がってきてました。

しかし・・・
本当にこの160号の峠越えはめんどくさくて嫌いです。
これさえなければなぁ~。


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ぶつくさ言いながら、無事に峠を越えてぶりの里さざなみで、ライトアップされた漁港と、巨大なブリ(笑)
う~ん、怖いぞ。


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【20時50分】
峠を越えてから、氷見まで意外と長いのも嫌になる要因の一つ。

ようやく富山県に帰ってきました。
長かったな~


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暗闇の中走り続けて、ついに視界には氷見の灯りが蜃気楼のように浮かび上がってくるようになりました。
ああ・・・きれいだなぁ。


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【21時半】
そしてついにゴール!!
道の駅氷見へと帰って来ました。

連休の初日、駐車場には朝以上に多くの車が停まり、車中泊をしているようです。
ここは温泉もあって泊りにはもってこいでしょうね。


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さて、ここまでの今日の道のり
メーター読みで295キロ。
17時間半のロングライドでした。

残念ながら300キロにはちょっと届かなかったな。
でも、快晴の下、能登半島とサイクリングを満喫した素晴らしい一日でした。

3年ぶりの能登イチでしたが、相変わらず能登半島は素晴らしいサイクリング天国。
輪島ではサイクリングを振興しようとしているようでしたし、今後も変わらず自転車乗りの聖地であってほしいものです。

そしていつかまた、違った楽しみを見つけるために、この地を訪れることでしょう。


それでは今回はこのへんで

OKI

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