浜松~名古屋~富山へ【輪行】の旅

富山-名古屋
08 /03 2011
 7月19日(火)  

 今回は富山~名古屋~浜松のサイクリングの旅の【エピローグ】

 浜松~名古屋~富山へ電車を使った『輪行』の旅です。

≪前回≫富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『後編』 渥美半島~浜松サイクリング


 この日は、旅の最後の目的である輪行を実行しました。
 これまでも宿に入るときは、自転車は輪行袋にしまって部屋に入ったのですが本格的な移動手段としての輪行はこの日がデビュー戦です。
 
 朝、宿でバイキング形式の朝食を3人前は食べてからチェックアウト。昨晩ろくに食べずに寝てしまったため腹が減っていました。

 さあいよいよ初挑戦です。まずは東海道本線に乗り込み、浜松~名古屋へ向かいます。


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 【午前8時46分】
 この日は平日のため、少し遅めの電車に乗り混雑を避けます。

 輪講袋を担ぎ、浜松から名古屋に向かって電車に乗り込み、車両の後ろの車椅子用のスペースに陣取ります。
 思っていた以上にスマートに乗り込めているような気がします。窓の外を眺めたり、電車の揺れに合わせてさりげなく輪行袋の位置を直してみたりと、輪行上級者気分です。
 
 窓から眺める風景は台風6号の影響か、見事に雨です。よくぞサイクリングの間、天気がもってくれたものです。


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 【午前9時27分】
 途中、豊橋で快速に乗り換えますが、輪行袋が重いうえ、駅内は結構人通りもあるためぶつからないように気をつけて名古屋行きの快速に乗り込みます。
 名古屋に近づくにつれ、車内の人口密度が上がってきましたが、輪行袋が迷惑になるというほどにもならず一安心です。


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 【午前10時51分】
 名古屋に到着したのち、何とか時間ギリギリに、特急ワイドビューひだに乗り継ぐ事に成功。
 この時間の特急に乗れると思っていなかったので非常にラッキーでした。

 これで、名古屋~富山まで乗り換え無しでゆったりとくつろいで移動する事が出来ます。

 結局のところ、切符を買う時間を含めても名古屋駅に30分と滞在出来ませんでしたが、これでしばらく名古屋とはお別れです。


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 うまい具合に自由席の最後尾に座る事が出来ました。
 自転車を座席の後ろに置きます。なお、座席後ろ以外にも車両の後部には輪行袋がすっぽり納まるような大き目の手荷物置き場があります。


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 【午前11時8分】
 岐阜駅に到着です。ここで進行方向が反対になります。ここまでは後ろ向きに進んでいたのでした。


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 名古屋駅の切符売り場が混雑しており、乗り継ぎの時間まで本当にギリギリで、3分とキオスクに寄る時間も無かったため、車内販売で弁当を買いました。

 名古屋まんぷく弁当です。いろいろ種類が入っていて、結構おいしかったです。
 
 そういえば名古屋でも浜松でも、名物と呼ばれるものは何一つ食べなかったな。そういう点ではもったいない旅でした。


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 美濃大田駅を越えて41号と併走する区間へ。
 ああ、つい一昨日はあそこを走っていたんだな。と、しみじみ思うと感慨深いです。あの抜けるような晴天の下、もう一度走りたいと言う思いが、一昨日からの疲れも癒えぬうちから、しょうこりもなく沸いてきます。


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 【午後1時14分】
 高山駅に到着です。やはり有名な観光地のためここで多くの人が降りて行き、何人かの方が乗り込んでこられます。更にワイドビューひだはここで車両後部が切り離されて、2両編成?の短い姿で富山へ向かいます。

 わかってはいましたが、富山への移動は需要がないんだなぁ。ちょっとさびしい気持ちになります。


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 【午後2時26分】
 特急は富山県に入り、最初の駅越中八尾に停車します。もう終点富山まであと少しです。


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 【午後2時45分】
 富山駅に到着。
 ワイドビューひだともお別れです。自転車では二日間で25時間以上かかった道のりも、電車を使えば乗り換えを含めても6時間程度です。車での移動と違って疲労もほとんど無いし、輪行って便利です。


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 また、平成23年現在富山駅では、北陸新幹線開業に向けていたる所で急ピッチで工事が進められております。
 新幹線が開通したら輪行で北海道へのサイクリングも夢ではない?


 さて、これで電車を含めて2泊3日の、富山~名古屋~浜松サイクリングの旅を無事終えました。

 もし、ブログを読まれて興味を持ってくださった方がおられましたら、とても面白い道のりだったと思いますので是非実行してみてください。
 では長々と、どうもお付き合いありがとうございました。


 それでは今回はこのへんで


≪まとめ≫
【初日】
国道41号を走破せよ 【富山~名古屋サイクリング】

【2日目】
富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『前編』 名古屋~知多半島サイクリング
富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『後編』 渥美半島~浜松サイクリング
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富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『後編』 渥美半島~浜松サイクリング

富山-名古屋
08 /01 2011
 前回は、名古屋市内から知多半島先端の、師崎港より渥美半島の先端部、伊良湖港行きのフェリーに乗り込むところまででした。

≪前回≫富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『前編』 名古屋~知多半島サイクリング


 今回はその後編。台風6号の影響下、向かい風と尻の痛みに耐えながら走る試練の旅。

 名古屋から浜松までの旅、後半編として、渥美半島~浜松までの道のりです。まずはフェリー内から始まります。


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 フェリーの中では三河湾に浮かぶいくつもの島々の近くを通るタイミングに合わせて、説明のアナウンスが流れていました。これは最初に見えてきた、日間賀島です。なかなかの観光地らしく、ホテルなどの建物が見えます。
 
 
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 その他、いくつかの島々が連なって見えています。
 これが篠島だったかな?どんな順番でみていたのか、何だか記憶があいまいです。

 また、この日は台風が近づいているだけあり、船の揺れも激しく、客席の外は強風が吹き荒れていました。
 カメラも飛ばされそうで危ないので早々に室内に入りしばし船旅を楽しみます。


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 【午前11時】
 渥美半島の港に近づいてきました。窓から見渡す風景は心なしか、知多半島側の師崎港方面と比べると建物も少なく閑散としている印象を受けます。
 海を挟んだ対岸ですが、こちらはよりリゾート地化しており、人々の生活圏からは少し離れているような印象を受けます。


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 【午前11時15分】
 伊良湖港に降り立ちました。師崎よりも新しくて大きめの建物で出来ています。ここまで、師崎港やフェリーでたっぷり休憩していたので、中には入らず先を急ぐ事にします。
 
 天気は知多半島同様に、案の定曇り空でしたが、風は強いもののまだ雨が降っていませんでした。じわりじわりと台風が北上していたのでしょうね。降り始める前に距離を稼がなくては。

 
 
 当初の予定では途中、色々と観光地などを寄り道するつもりでしたが、時間的にも体力的にも、ちょっと余裕はなさそうでした。最短ルートで目的地、浜松駅を目指します。
 
 いよいよ、伊良湖港から浜松までおよそ73キロの道のりを走り始めます。


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 渥美半島には、このようにかなり立派なサイクリングロードが整備されています。この道に従って走れば、観光スポット付近を誘導してくれるようになっているようです。

 非常にサイクリング欲を掻き立てられますが、まっすぐに渥美半島の太平洋側を走る国道42号線に沿って走ることにします。


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 国道42号線の分岐点です。昨日まで41号線を走っていたと思ったら、今日は42号。不思議な縁を感じますね。
 ここで三河湾側ルートか、太平洋側ルートかに分かれていく事になります。


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 【午前11時25分】
 登り基調で、42号線は始まりました。
 浜松まで71キロの案内標識。残りはもう100キロを切っていると思うと、大したたことが無いような気がしてきます。

 しかし、この後は泣けてきそうなほどの向かい風に襲われ続けます。頑張っても時速15キロで巡航するのが精一杯でした。
  
 先ほどまでの余裕な気持ちはどこへやら。
 この向かい風を受けた時点で、もう心は折れ折れでリタイヤする気持ちがいっぱいで、駅に着いたら輪行してやる。と、一人ぼやきながら走っていましたが、なんと一番近い駅は30キロほど先の、田原市まで行かねばならず、残りの半分近い道のりを走る必要が有るのでした。

 気が遠くなりそうでしたが、とりあえず先のことは置いておき、19キロ先の赤羽根を目指して走り始めます。
 

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 しかし、なんとも雄大な景観です。しばらく登りって見晴らしが良くなった先には、岬と海と大きなホテル。まるでジブリの映像のようです。


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 ふと後ろを振り返ると、ものすごい時化っぷりに加えて、半島の先端付近に居るために、地面よりも遥かに海の見える面積が広く、何だか海に飲み込まれそうです。
 

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 なお、42号線の脇に入れば自転車道がいたるところに伸びています。
 
 少しだけ走ってみましたが、場所によっては草ぼうぼうだったり、落ち葉が積もっていたりします。
 ですが、全体的にアルファルトの舗装状態も良い感じで走りやすい道でした。
 木々の繁りがすごく、方向感覚をあっというまに失ったため、再び迷子になりそうになったため、すぐに42号線に復帰します。

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  さて、渥美半島側は静岡に入る辺りまでは、延々とこのような風景が続いていたような気がします。土の色が特徴的ですね。
 途中いくつかのメロンの直売所があり家にお土産に郵送してもらったりしながら先に進みます。
 メロンが名産品のようですね。採りたてのメロンを食べられる直売所では、観光客の方々がもりもり切り立てメロンをほおばっておりました。
 もう昼近かったので、見ているとこっちもお腹が空いてきます。

 なお、岬部分を登りきると少し平坦になり上記のような風景が続きます。ずっと海岸線付近を走るのかと想像していましたが海岸線からすぐに少し小高くなる地形になっており、恐らく標高50メートルくらいの高さを延々走っていたものと思います。
 また、42号線は小高いアップダウンの連続で、本来ならジェットコースターのようになかなか気持ちの良いサイクリングロードだと思います。
 ただし、この日は強烈な向かい風のため登りは角度以上に苦しく、下りに入っても風に押されて速度が伸びませんでした。そのため延々と、きつい上りと、ゆるい下りを繰り返しているような気持ちにさせられました。


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 【午後1時10分】 
 ようやく伊良湖港から20キロほどの赤羽根ロコステーションに到着しました。

 途中でコンビニ休憩や、自転車道に寄り道などをしていたせいもありますが、ここまで2時間近くかかっています。尻の痛みも限界に近く、続けて10分と走っていられませんでした。

 もう限界だ~と、思いながらも取り合えず昼食を取ります。
 海鮮丼を注文するとここにも『じゃこ』が振りかけられていました。この辺りは『じゃこ』がよくとれるのかねぇ。と思いながら食べ終わると、せっかく苦労してここまで来たのだから最後まで走ろうかな。という気分になりました。

 昨日の昼もそうでしたが、やはりちゃんとした食事というのは単なる栄養補給とは違いますね。途中途中のコンビニでおにぎりやゼリー食を食べてエネルギーは補給していても、人間はちゃんとした場所で、ちゃんとした食事を取らなければ、気力までは回復できないようです。


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 気を取り直して、再出発します。

 しかし相変わらず海は荒れ、空は灰色、走る道路は向かい風、それに加えて尻は痛い。
 ですが、雨はまだ渥美半島に入ってから降ってきませんでした。それだけは不幸中の幸いでした。
 18日の早朝に見た天気予報では、静岡側のほうが降水確率も高かったのですが、日ごろの行いがよかったのでしょう。

 この辺りまで来ると、大分民家も増えてきて、半島部分も終わりに近づいてきた事を感じました。しかし相変わらずのアップダウンの連続する道が続いていました。

 その後、豊橋市に入り、静岡県との県境が近づくにつれ、42号線は次第に交通量が増えてきました。

 この国道も、これまでの知多半島内の国道同様に、路側帯はもとより道自体が狭く自動車と併走するには向いていない道なのですが、恐らくは国道1号バイパスへ向かう大型トラックや、トレーラーなどでしょう。それらが頻繁に後ろから追い上げてくるようになって来ました。
 この日は祝日なのですが、かなり交通量の多い区間のようです。


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 【午後3時45分】
 渥美半島を40キロほど走り、ようやく静岡県に入りました。ここまでで本日すでに100キロ以上走っています。
 この辺になると、疲労と尻の痛みで写真を撮る気力がかなり希薄になってきています。


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 【午後3時55分】
 しかし静岡に入ると、すぐに国道1号線潮見バイパスとの分岐が待ち構えており、ここで大型トラックなどは多くがバイパス方面に流れていき、再び走りやすい道が戻ってきます。
 
 バイパスを抜けてからの国道42号線から旧1号線に切り替わった後は、平地で路面もきれいで、路側帯も広く、更には大型車の交通量も大分減って、これまでの走りにくさから来るストレスがほとんどなくなります。
 周囲も、街中に近づいていく事から少しにぎやかになり、風景にも変化が出てきて気分を変えてくれました。

 更に、ありがたいことに次第に内陸に入っていった事もあって向かい風の影響もかなり軽減されました。

 途中であきらめずに走り続けて本当に良かったと思った瞬間でした。
 

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 【午後4時30分】
 途中コンビニ休憩などを挟みながらようやく、浜名湖にたどり着きました。西浜名橋から遥か向こうに国道1号浜名バイパスが見えます。


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 橋の向こうには、浜名湖に浮かぶ弁天島が見えています。島には大きいホテルがいくつも並んでいます。


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 【午後4時40分】
 ついに浜松市にはいりました。早朝に名古屋を出発してから、はや140キロの道のりを走っています。
 あとはラストスパートです。


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 弁天島に入ると浜名湖の中に赤い鳥居が立っているのが見えてきます。バックにはバイパス。なんとも変わった眺めです。


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 近づいてみますと浅瀬の中に立っているのでしょう。かなり大きな鳥居です。どうしてこのようなところに立てられたのでしょうか。
 しかし、景色としてはとてもすばらしいもので、変わったものを見れてなんだか得をした気分です。
 弁天島も1周してみたかったのですが、今回はこれで満足して先へ進みます。

 その後10キロほどゴール地点の浜松駅まで、しばらくはこのまま1号線を走り、途中で257号線から一直線に浜松駅へ向かいました。
 弁天島に入ってからは次第に街並みも大きくなって行きます。浜松市内へたどり着いた実感が沸いてきます。
 
 そして終盤も終盤の257号線にて最後のコンビニ休憩後、ようやく雨がぱらついてきました。もっと早くに雨に打たれると覚悟していましたが、よくぞここまで天気が持ってくれたものです。


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 【午後6時10分】 
 名古屋市を出発してから156.77キロ。およそ11時間経過後、ついに浜松駅に程近い今晩の宿に到着です。
 
 二日間の総走距離、423キロを走ったサイクリングもようやく終わりを告げました。
 
 ちなみに、この二日間の平均速度は19.8キロ。やはり向かい風の影響で、平均速度が少し引き下げられました。そして獲得標高は2,900メートルちょうどでした。

     
 座り込んでしまいそうでしたが、最後の力を振り絞って輪行袋に自転車をしまいます。
 そして、ちょうど収納し終わるころに、バケツをひっくり返したかのような大雨が降ってきました。

 まさに間一発。あと少し到着が遅かったら・・・
 まるで私の旅が終わるのを待っていてくれたかのようです。
 この日は天気に恵まれ無いながらも、その実はものすごく恵まれていた一日だったのかもしれません。

 国道41号線に始まり、知多半島、渥美半島と、どこもそれぞれに特徴があり大変ながらも楽しい道のりでした。

 しかし、後半渥美半島の途中で何度も挫折しそうになり、もう電車に乗ってしまおうと考えていました。

 グループ内で励ましあったり、互いに気を使ったりして、気をそらしたりする事が出来ない単独行では、モチベーションを維持して走ることがロングサイクリングを楽しむために、とても重要だという事が良くわかりました。
 
 まあ、一人ならば自由かつ身軽で、より小回りの効いた行動がとれるという利点もあります。どちらもそれぞれに魅力がありますね。

 あと、終盤の尻の痛みは半端ではありませんでした。旅が終わった後、サドルとの接していた部分はかさぶたになって、文字通り一皮剥けてしまいました。これは今後のためにも少し対策を練る必要がありそうです。

 ともあれ、宿に入って浜松駅を眺めて。その後はろくに観光もせず、缶ビール2本で眠りに着いたのでした。
 
 そして翌日は二泊三日のサイクリングのエピローグ。私にとって初の電車を使った『輪行』で、富山へ帰る最後の旅が待っています。

≪最終日≫
浜松~名古屋~富山へ【輪行】の旅

富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『前編』 名古屋~知多半島サイクリング

富山-名古屋
07 /22 2011
 7月18日(月)海の日の祝日。名古屋市内のビジネスホテルにて、午前4時に起床する。

 前日、7月17日(日)に、国道41号線、富山から名古屋間を完走した。

≪前日≫国道41号を走破せよ 【富山~名古屋サイクリング】


 翌18日は、このまま名古屋から知多半島を伊勢湾側から名鉄常滑線に沿って南下し、先端の師崎港よりフェリーで渥美半島に渡り、渥美サイクリングロードを太平洋を眺めながら静岡入りし、浜名湖を横断して浜松入りすると言う、およそ150キロ超の夢のようなサイクリング三昧の一日の予定でした。

 しかし、ちょうどこの3連休は超大型と称される、台風6号がまさに日本に迫りつつあり、東海地方にも影響がで始める寸前といった状態でした。

 当日の降水確率は60%。曇りのち雨の天気予報です。朝の天気を見て、決行か断念かを判断しようと思っていました。


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 が、どうやら天は我を見捨てず。
 曇ってはいますが雨は降っていません。思っていたより空の色もよく、しばらくは曇天のまま持つのではないだろうかと思われる天気でした。


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 【午前5時5分】 
 旅の続行を決意します。最悪でも知多半島の先端『師崎』までは行って、渥美半島に渡った後、無理なら電車に乗って浜松まで行く事にしよう。
 と大体の予定をたてて、もったいないけれども朝食前にチェックアウトし、まずは師崎~伊良湖フェリーの始発である午前8時50分に間に合わせるつもりで師崎港まで走り始めることにします。



 当初の知多半島側の予定コース。名古屋から19号、247号、155号などを利用して、線路沿いに伊勢湾側を南下するルートです。
 およその走行距離は『約68.5キロ』。朝の5時に出発し、平均速度を20キロ弱として、フェリー始発の8時50分には充分間に合う計算でした。が・・・この後悲しい迷子の旅となるのでした。

 走り始めてみると、昨日250キロ以上走った割には体調もよく、体には力が感じられます。
 ただ、尻にはすでに痛みが感じられます。まあ、昨日よりは距離も所要時間も短いはずなので何とか持ってくれるでしょう。


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 まずは宿から伏見通りを国道19号に向けて自転車専用道を快調に飛ばします。
 これはなんとも左折巻き込み誘発自転車道ですが、今日は海の日。祝日であり、さらに早朝の時間帯でもあり、さすがの名古屋市中心部も交通量はほとんど無く、特に問題なく進む事が出来ます。


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 走り出して5分で名古屋駅前方面と、国道19号との分岐を自転車道なりに左折。後はしばらく南下し、247号線に入ることを目標に走ります。


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 【午前5時25分】
 熱田神宮前を通過します。さすがにこの時間は人の気配がありませんね。
 

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 さて、おそらくこの交差点で道を間違えたのが不幸の始まり。

 よく見ると247号の案内は2種類出ていることがわかります。
 右折して旧247号線に進まなければならなかったのではないでしょうか?自動車専用道路である、新247~155号の西知多産業道路に入り込んでしまうといけないと思って直進してしまったのが間違いだったようです。


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 【午前6時】
 しばらく走って何だか海がだんだん遠くなってきてる事や周囲の雰囲気がおかしい事に気がつき、軌道を修正。海側に進み続けて、結局西知多産業道路に迷い込みます。

 まだ朝の6時だと言うのに大型トラックがガンガン後ろから走ってきて、かなり危険です。このまま突き進んで遅れを取り戻したいところでしたが、路側帯も狭くやはりバイパスを降りる事しました。


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 その後横須賀インターでパイパスを降り、東海警察署を過ぎたところでようやく国道247号をしめす標識を発見し一旦予定コースに復帰する事が出来ました。

 しかし、その後再び迷子になってしまいましたが・・・


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 しばらくは、これが国道?というような街中の細い道を走ります。

【午前6時20分】迷子の間のタイムロスが気にかかりましたが、途中のコンビニで朝食休憩を取ります。宿を出てから朝食抜きで1時間ちょっと走ったので、さすがに空腹感がでてきていました。

 この時点ではまだ始発のフェリーに間に合う時間帯であり、気は急いではいましたがまだ余裕はありました。


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 【午前6時40分】
 しかし、この後再び国道の分岐点を見落としたらしく、何だかますます海から離れた内陸地へ入って行きました。このころは完全に自分の位置を見失ってしまいました。さりとて引き返すこともできずしばらくそのまま前進を続けました。


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 【午前6時50分】
 しばらく丘陵地帯を走って、ようやく開けた場所に出たと思ったら、目の前に衝撃の『東海市』の標識。
 え、さっきも東海市にいたのに??緯度的にほとんど同じところをうろついていたようです。


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 【午前7時15分】
 しばらく迷って走り、ふと逆方向の道案内の標識を見て、ようやく自分の現在位置がつかめました。
 国道55号線をまっすぐ行ったら半田市へ・・・なんと名古屋市に向かって逆走していたのか・・・
 
 どうやら伊勢湾沿いを走ろうと思っていったのに、ほとんど南下せずに、反対側の三河湾側に向かって走っていたようです。なんてこったい・・・

 ここで、大幅なルートの修正を選択して半田市を抜け、武豊町、美浜町、そして最南端の南知多町へ抜ける、三河湾側の247号線沿いに南下するルートを走ることに軌道修正します。
 
 さすがにもはや伊勢湾側へは戻る時間も有りません。フェリーも1本遅らせる事としました。
 さらには悪い事に、この辺りから台風の影響でしょうか、向かい風がだんだん強くなってきました。

 知多半島の道路事情は、おそらく伊勢湾側も同じなのでしょうが、三河湾側も特に半田市に入るまであたりは大型トラックが何台も、大して広くもない国道をガンガン走ってくる上、路側帯も狭くなかなかに危険な道のりでした。

 ですが、現在地がわかった事と、この先案内標識どおりに半田市を越えて、後247号に沿って走れば、恐らくもう迷う事はないだろうという安心感でリラックスして走り続けることが出来ました。


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 【午前8時50分】
 その後は、迷子になる事も無く前進を続けました。
 始発のフェリーが出発したころには、三河湾の見える海を走り続けていました。すでに30分は海岸線を走っているでしょうか?

 このころには、強い向かい風とまばらな雨。そして強烈な尻の痛みが前進を妨げていました。

 いくつかの海水浴浴場なども通り過ぎたはずですが、人っ子一人いません。さびしい・・・
 天気さえ寄れば最高のロケーションでしょうに・・・


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 【午前8時55分】
 三河湾沿いからようやく南知多町に入りました。これで師崎港まであと一息です。
 この後しばらくすると、幾人かのロード乗りの方とすれ違いました。
 伊良湖から、始発に乗ってこられたのでしょうね。


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 【午前9時15分】
 海岸線を眺める道のりの後、大きなホテルのある観光リゾート地や漁村のような町並みを抜けると、ついに左折すれば師崎港まで目と鼻の先の羽豆岬交差点へたどり着きました。
 迷いに迷った知多半島をやっと抜ける事が出来そうです。

 しかし次のフェリーは10時過ぎになるので、まだまだ1時間は有ります。
 とりあえず、師崎に着いたら食べに行こうと思っていた、名物じゃこソフトお店のジャコデスという店へ向かいます。
 交差点から目と鼻の先で、写真の奥に映っている薄緑色の壁の店がそうです。


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 標識のにぎやかしい交差点を越えると、本来通ってくる予定だった伊勢湾側の247号線ルートが垣間見えます。
 迷子にはなりましたが、三河湾側も楽しい道のりでした。が、やはり伊勢湾側もこうしてみると岬や、断崖の下に国道となかなか、サイクリングをするのに良い雰囲気がありそうです。いつか機会があればもう一度リベンジして走りたいと思います。


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 さて、まだ午前9時過ぎでしたが、もうお店は開いていました。よかった。
 海産物も取り扱っているようなお店で、どちらかと言うと魚屋さんの中でソフトクリームも売っているといった雰囲気です。
 店内はそのせいかものすごく涼しくて生き返りました。

 風雨の中、汗だくの自転車姿の男がじゃこソフトを買いに来る・・・変わった光景だろうなぁと思いつつ、ジャコソフトを食べてみます。
 
 うん。おいしい。見た目がちょっとグロイですが、じゃこが振りかけてあるからといって、魚くさいとか、妙な感触や、風味があるとか言う事も無く、あっさりしていて食べやすいです。じゃこ自身にはっきりした味がついているわけではありませんが、ソフトクリームに適度な歯ごたえを加えてくれていて食べ応えがあり、以外に相性が良い組み合わせのような気がします。


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 ジャコデスを出発し、知多半島先端の羽豆神社でお参り・・・と思ってのですが、見上げる小山の上に本殿があるようです。さすがに疲れていたので階段を登る気力も無く。お参りはパスする事にします。


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 【午前9時30分】
 名古屋を出発して76キロ地点。気温は29℃。昨日富山を出発してからもう350キロ近く走っています。

 強風と、小雨の中ようやく師崎港に到着です。迷子になったせいで予定よりも大幅にタイムロスしてしまいました。

 港のターミナルには連休ともあってフェリー待ちのお客さんも大勢いてにぎやかです。
 建物の中には売店やお土産屋があったり、その周囲には食堂等もありちょっとした観光地といった感じです。


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 【午前10時20分】

 どこへ行く気力も無く小一時間ほど港で時間をつぶし、ようやく伊良湖港行きのフェリーが到着です。
 結構大きいフェリーです。
 
 知多半島を南下する際にはツーリング中と思われる何名かのサイクリストの方々とすれ違ったり、追い抜かれたりしましたが、この時間のフェリーに乗る自転車乗りは自分だけのようです。ちょっとさびしい。

 ちなみに、このフェリー待ちの時間に結構な雨が降ってきていました。
 正直、風も強いし、尻の痛みも半端ないので、渥美半島に入ったら一番近い駅まで走って輪行で浜松へ行こうと、半ば完走はあきらめモードの状態でした。
  

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 フェリーが出航し始めました。さよなら師崎港。ろくすっぽ観光も出来なかったけど、さよなら知多半島~
 


 結局、後になって風景やルートなどを思い出しつつ、迷って走ったルートを再確認してみると、このように蛇行しながら走っていたものと考えられました。
 
 このように迷ってしまった場合に備えて、自転車用ナビなどの装備も魅力的なのですが、それに慣れてしまうと機械に頼り切ってしまって、地図や周囲の風景、または走った距離から推測されるおおよその現在地などを見定める旅本来の楽しみや、動物的な感覚や能力が衰退していくような気もします。
 
 とりあえずは無事に着いたので、結果オーライです。道に迷うのというも気楽な独り旅の醍醐味ですからね。

 さて、思いのほか長くなってしまったので、後編『渥美半島~浜松』編へ続きます。

≪2日目後編≫
富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『後編』 渥美半島~浜松サイクリング

国道41号を走破せよ 【富山~名古屋サイクリング】

富山-名古屋
07 /21 2011
 7月17日(日)夜半過ぎ

 海の日を加えた3連休を利用して、以前からの目標であった国道41号線の終点:富山市から、起点:名古屋市までを同日に完走する252キロの旅に出発してきました。
 
【国道41号】
愛知県名古屋市から富山県富山市へ至る一般国道。
陸上距離:252.1km
起点:愛知県名古屋市東区(高岳交差点=国道19号交点)
終点:富山県富山市(金泉寺交差点=国道8号交点)
主な経由地:美濃加茂市 下呂市 高山市 飛騨市

 とのこと。

富山と、東海地方を結ぶ古くからの幹線道路のため、平日から土曜までは深夜でもトラックなどの往来が激しい危険な道のりなのですが、土曜の夜半から日曜の早朝にかけては、運送業の方々も一息つかれるのでしょう。交通量はぐんと少なくなります。

 その時間帯に、道も狭く路面も荒れがちで危険な富山~神岡町間を抜けてしまいたいと考えていました。
 
 また、およそ15時間はかかると思われる道のりです。到着時間の事も考えると明るいうちに名古屋に着くためには、深夜の出発は必然でした。

 さて・・・

 いつか走ってみたいけど、まだ自分には無理かも・・・と葛藤を繰り返しながらも。今年に入ってフルカーボンロードのCLX2.0の導入。さらに、オーストリッチロード220輪行袋の購入による緊急時の移動手段の確保、そして国道41号線にそびえる標高896mの数河峠越えの秘密兵器フルクラムレーシングゼロの装備。
  
 機は熟しました。満を持して国道41号線走破の旅へ出発です。




 最初の100キロ程度の間に、岐阜県飛騨市の数河峠(標高896m)と、岐阜県高山市の宮峠(標高777m)の二つの難所の存在が見て取れます。

 高山本線経由で国道360号線(越中西街道)方面へ走れば最初の数河峠は回避できますが、今回は国道41号線の完走が目的のため、あえて峠越えを遂行します。

 
 ちなみに、名古屋についた次の日は、知多半島と渥美半島を縦断し、浜松まで行くという二日間で400キロオーバーがこの旅の予定です。
 また、後に進路を変えましたが、おりしも超大型の台風6号の影響が連休の終わり頃には東海地方を通過するのではないかとの天気予報であり、半ばいけるところまで行ってみようという感じでした。


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 また、このときの3連休はとにかく暑く、深夜だと言うのに出発前に確認したサイコンの温度計はもはや30℃を示していました。

 
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 【午前2時20分】 この旅のスタート地点に到着です。

 国道8号線との交点、金泉寺交差点にて国道41号の終点を示す標識と記念撮影です。
 ここから遥か名古屋まで走るわけです。


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 41号を走り出してすぐの富山市内。さすがに人通りがありません。車が時々走ってくる程度です。

 最初の名古屋市までの案内標識です。名古屋まで254キロ。高山94キロ。飛騨84キロ。

 名古屋まで254キロだと言われて、おおそうか!!と、参考にして走り出すのは長距離トラックの運転手か、私の様な酔狂なサイクリストくらいのものでしょう。

 それにしても、ブログ開始用に買ったキャノンのIXY30Sの暗闇での写り具合はすごい。まるで暗視カメラみたいです。

 本当に暗いところではややもすると明るすぎるくらいに撮れてしまうため、少々不自然さもありますが、実際は午前2時ですから月や街灯の明るさを加えても、こんなにくっきり見えていないのですが、フラッシュも焚かないのにこんなにも鮮明に夜景が写せています。


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  ちょっとピンボケ。富山市外を進んで、富山城址公園前交差点で左折し、いよいよ岐阜県方面へと向かう交差点です。
 
 このあたりは富山の繁華街に程近く、午前2時半を過ぎていてもまだ歩いている人や、自動車が走っています。
 この交差点から、359号線の交点程度までは深夜でも営業している店やコンビニ、飲食店などが存在しているため心細さは感じません。

 その後は【午前3時半】頃にスタートから20キロ地点の
 旧大沢野町の山道に差し掛かる手前のコンビニで最初の休憩と取りました。
 少し早い気もしましたが、道のりが長いため、こまめに休憩を入れて行きました。
 もう山道に差し掛かる地点のため、このあたりで明かりがついているのは街灯とコンビニくらいです。


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 神通川にかかる橋を渡るといよいよ登りです。

 ここからは数河峠まで道のりにして40キロ程度、慢性的な登り区間が続きます。
 ちなみにこの橋を渡るとすぐ左の崖下にダムがあり、月の光に照らされた湖面の光に幻惑され、なんだか引き込まれそうになります。ちょっと怖いので下を見ないように走ります。


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 登り出して、5キロもしないうちに一旦右折の標識があります。

 それに従い走りますと、旧細入村の中心部に沿って走っていた旧41号線を迂回するように、トンネルを備えた立派な高規格道路が完成していました。
 ほんの数キロほどの新道でしたが、以前の狭い洞門だらけの41号線を通らなくても良くなったのはうれしい限りです。


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 眼下に、以前の41号線の洞門の明かりが雪洞のように連なって明るく見えているのが幻想的です。


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 【午前4時過ぎ】
 再び、旧来の41号線と合流した道路を走ります。このころになると回りの景色が大分青みを帯びて、日の出が近づいてきた事が伺えます。
 遥か富山市内の方向を向いてみると、山々の切れ目からうっすらと朝焼けや神通川のきらめきが見て取れます。

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 【午前4時20分】
 約30キロ地点の開店前の道の駅細入でトイレ休憩です。

 空に浮かんでいるのは『月』です。本当にこの夜は月の綺麗な夜でした。駐車場には旅行者と思しき人たちの車が何台か止まっています。

 このころになると周囲は明るさを増し、いよいよ『夜の世界』とはお別れになったようです。
 初めての深夜走行でしたが、あの全てを独占したような空間の中にただ一人浮かんでいるような、その中を自転車で進み続けているという・・・なんとも幻想的で不思議な感覚は何だか癖になりそうです。
 
 しかし、ここからが41号線の真の難区間の始まりです。あせらずマイペースで進む事を心がけます。


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 国道360号線との分岐点。右に進めば越中西街道です。高山本線沿いに進み、神岡町及び数河峠を迂回して、古川町へ抜ける事が出来るはずです。
 次の機会があったら、このルートからも行ってみたいなと思いつつ先へ進みます。


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 【午前4時40分】
 ついに岐阜県境の飛騨市に到着です。道の駅細入からあっという間でした。一つの県を越えた事で、遠くまでやってきた実感が沸いてきます。


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 その後は岐阜県境から川沿いに、飛騨市神岡町までこのような洞門が連続する道が続きます。

 路側帯が狭く一部路面も悪い上に、ブラインドコーナーも多いこの区間はぜひ交通量の少ないうちに走り抜けておきたい場所でした。
 先ほどの、富山県側の細入方面は見事な迂回路が完成しており、後はこの区間もきれいにしてもらえると41号線のサイクリングコースとしての敷居はかなり低くなるような気がします。
 
 そして出発前からの思惑通り、出発を日曜日の深夜にした事により、ここまで何台かの乗用車とは遭遇しましたが、大型トラックなどとは全く遭遇していない状態です。とりあえず一番の危険ポイントを越えました。


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 【午前5時40分】
 連続する洞門を過ぎ、およそ53キロ地点で神岡の町が見えてきます。山河の中に突如現れる町並みは、蜃気楼の中の街にたどり着いたかのごとく、幻想的でもあります。

 この時点で標高は300メートル程度で、気温は動きやすい23℃でした。
 まだ、傾斜はゆるいものでしたが、この先の神岡の街を横切るところから始まる10キロ程の区間で、一気に数河峠の896mまで到達する、登り区間が始まります。
 
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 【午前6時20分】
 およそ60キロ地点まで進み、ひだ流葉スキー場が見えてきました。ものすごく山がはっきり見えてきれいです。
 この時点で標高は600mを超えています。後数キロで峠越えですが、体感的にはここでようやく登りは半分くらいでしょうか。この先のヘアピンを越えたスキー場の入り口辺りがキツさのピークでした。


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 【午前6時45分】 65キロ付近
 無事に数河峠を越えて頂上付近の道の駅で休憩です。早朝ではありますが、ライダーの方々が沢山休憩しています。
 サイコンの標高は811mを示しています。
 私の使用している、キャツアイのCC-AT200W ADVENTURE の気圧の変化で測る高度計は、かなり誤差の大きいものですが、まあまあいい線いっているんではないでしょうか?

 なにはともあれ、最初にして最大の難所を越えました。
 この後はボーナスタイム。これまでのうっぷんを晴らすかのような、5キロ以上に及ぶひたすら下り道です。

 下りの途中からポツポツと人里に近づき民家が増えてきます。富山と岐阜を隔てる山々ともお別れです。


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 【午前7時20分】
 
 古川町の古い町並みと41号線との分岐点にたどり着きました。直進すれば古川の町並みの観光も出来るのでしょう。古い町並み見学も楽しそうですが、先を急ぐ我が身としては速やかに41号方面へスルーです。
 
 この時点で標識によると
  名古屋  174キロ
  美濃加茂 140キロ
  高山    18キロ
 の、案内標識が立っていました。まだまだ全行程の3分の1にも達していません。

 その後、10分ほど先のコンビニで休憩し、栄養補給をします。
 後になって思った事ですが、41号線はヤマザキデイリーストアが異常に多い印象です。


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 その後は平地のためスムーズに巡航します。
 【午前7時55分】には、高山市に突入し、高山市街まで、JR高山線と並走する区間が有ります。まさに『レイルウェイ』といった景色を快調に飛ばします。


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 【午前8時20分】

 高山市街に入ります。
 41号線沿いは結構栄えていて、郊外型の店舗が立ち並ぶ近代的でにぎやかな町並みです。
 よくも岐阜と、富山の中間の山間地にこのような大きく近代的な街が出来たものだと感心します。

 ここ、高山市も飛騨市古川のように道を一本内側に進めば、古い町並みを堪能できるのでしょうが、なにぶん時間の関係で省略です。

 途中コンビニ休憩&栄養補給を挟みつつ、高山の市街地を抜けて、飛騨一ノ宮の街を抜ければ、41号線最後の難所、『宮峠』越えが待ち構えています。
 また、午前8時を回ったころには太陽もどんどん高くなり、気温がかなり上昇してきました。本格的に暑くなる前に峠越えをしたいところです。 
  

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 【午前9時5分】
 標高777mの宮峠の入り口へと差し掛かりました。高山市からここまでじわじわとした登りが続いていたため、もともとの標高が高く、峠の山もそれほどの高さには見えません。


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 【午前9時18分】
 無事『宮峠』を登りきりました。宮峠の看板の写真を取り忘れてしまった・・・
 やはり峠らしい峠はほんの15分足らずで抜ける事が出来ました。このころには登りのつらさよりも、日差しの暑さのほうが気にかかってきていました。
 なにはともあれ、41号線の最後の難所を無事通過しました。

 しかも、ここまでは緩急いり混ぜた登り基調のコースでしたが、ここからは、太平洋側に向かって下り基調のコースとなるのです。
 41号終点を出発してからおよそ100キロ。日本海側と太平洋側を分ける分水嶺を通過した感動的な瞬間です。
 
 午前2時20分に出発して約7時間後にようやく100キロ。平均速度で言えば時速15キロにも達していませんでしたが、ここからは旅のペースが上がって行きます。

  
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 緩やかな下り基調の道を、飛騨川沿いに下って行きます。
 次の中間目的地は下呂温泉で足湯に入ることです。まだ下呂温泉まで40キロ程はあるでしょうか。意外に遠い道のりです。


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 【午前10時】 
 下呂市萩原町の辺りで、見上げた標識には『名古屋 126キロ』の文字が。
 富山市から始まった旅の道のりを、ちょうど半分を走りきったことになります。


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 【午前11時】 
 
 およそ145キロほど走破したところで、ようやく下呂温泉に到着です。ここでの目的は足湯につかることにより、ここまでの足の疲労を回復させる事にあります。

 が、本日はとにかく暑い。サイコンの温度計は33℃を表示しているのにさらに足湯とか・・・
 しかも温泉街までは急な下り坂・・・てぇことは、41号線に復帰する際は登らないとってことだよね・・・


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 意を決して、温泉街を下り、目標としていた下呂市役所側の公園にある足湯につかります。
 温泉街は観光客が結構訪れており、ここが観光地である事を実感させられます。

 目的の足湯には温泉街の子供と思しき小学校低学年くらいの女の子3人と、中学生くらいのお姉さんとで先に入っていました。汗だくのうえ、埃まみれの脚の薄汚い自分がつかることがはばかられましたが、つからせてもらう事にしました。
 お湯は結構熱くて普段から熱めのお風呂が苦手な私は、顔をしかめながら少しずつ足を入れていきました。


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 足湯には屋根がついており、下呂の文化や温泉の効能についての看板があります。また、外は誠に良い天気のため強い日差しを遮ってもらえるだけでもかなりの休憩になりますが、温泉の効能には疲労回復の文字も。

 その効能の通り、足を抜いてみると本当に軽くなりました。特に足の甲から足裏にかけて、履きっぱなしだったシューズのせいで固まっていたような感覚がすっかり解きほぐされた感じです。ふくらはぎの疲労もすっきりしています。
 ここまで楽になるのならいっそ全身温泉につかって行きたい気持ちになります。でもそうしたら、まったりしちゃってもう走れないだろうなぁ・・・


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 【午前11時16分】
 10分ほども足湯に入っていたでしょうか、そろそろ出発をしなければいけません。
 それにしても、車体は日陰に置いていたのに気温は36℃とか言ってます。暑いわけです。昼近くになってますます気温が上がってきています。

 その後下った分だけ、下呂温泉街を登り、41号線に復帰して再び走り出します。


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 その後、257号線、中津川方面との分岐点を越えてしばらく走り、
 【午前11時45分】
 150キロを越えたあたりのお食事所で昼食とします。
 なかなか雰囲気抜群の佇まいな上、向かいには宿泊用の民宿まで備えていました。

 正直食欲が余り無く、油物は食べられる気がしなかったため、山菜うどんで塩分と炭水化物を補給しました。
 トッピングされた山菜は種類が豊富で、なかなかおいしい。やはりコンビニでおにぎりを食べるだけでは食事とはいえないですね。あれはただの補給であって食事とはいえない。

 また、外の暑さに参っていたため店の中のクーラーが最高の癒しでしたが、外ではお店の子供達でしょうか?男の子2人と女の子1人の3人組みが、この暑い中駐車場で足り回っています。元気だなぁ。


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 【午後0時16分】

 食事どころを出発してまもなく、国道41号線起点まで残り100キロの標章を発見。思えば遠くまで来たものです。ようやく終わりが具体的になってきたような感じがします。
 ちなみに、ガードレールを越えた道の下はすぐ崖っぷちになっており、美しい渓流がひたすらに続いています。崖下には間隔を空けて何人もの太公望たちの姿がありました。どこから降りて行ったのでしょう?


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 その後は、下呂市金山町まで20キロほど、ひたすら川沿いのこのような景色を眺めながら走ります。この後はより人気のない道と、川と山のとても美しい景色です。さすがに途中で飽きてきましたが。


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 途中、JR高山本線が望める区間で、ちょうど特急『ワイドビューひだ』とすれ違いました。
 帰り道は、この特急に乗って帰る予定です。


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 【午後0時50分】
 およそ170キロ地点の、下呂市金山町に入ります。ようやく風景に変化が出てきていい気分転換です。
 が・・・さっきからとにかく熱い!!かなり以前からサイコンの気温は35℃以下に下がったこと有りません。


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 なんと気温は40℃に。
 予定ではもうしばらく休憩無しで走るつもりでしたが、たまらずにすぐ近くのコンビニへ駆け込んで休憩を取ります。
 ガリガリ君を食べ、スポーツドリンクを一気飲みして、少し走れるような状態となったので再び炎天下の中を走り始めます。


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 道のりの風景は相変わらず川沿いの美しい景色です。見通しが悪くなるので危ない洞門も、この暑さをしのぐにはありがたい存在です。


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 【午後1時40分】
 およそ180キロ地点の美濃白川道の駅で休憩です。余りの暑さに、予定よりも更にこまめに休憩を取り入れます。 

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 道の駅で、茶そばソフトを食べて体を冷やします。あっという間に溶けてきます。味は・・・ちょっと甘みが足りないかな?お茶のままソフトクリームにしましたと言う感じです。さっぱりしていて食べやすいですけれどね。


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 下呂市を越えて、七宗町に入ると少し道の雰囲気が変わってきます。川を渡ったため飛騨川が進行方向右側を流れることに加え、路側帯がかなり狭くなっていきます。その割には車の交通量もそれなりに有り、走りにくい道になってきました。
 この状態が七宗町、八百津町、川辺町にまたがる10数キロ区間続く状態で、疲労した体には堪える道のりでした。


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 【午後2時45分】
 およそ200キロ地点で七宗町のロックガーデンひちそうで再び休憩を取ります。中の休憩室のような場所がエアコンばっちりで大分生き返りました。
 写真のとおり、変わった博物館が併設されています。
 この時間帯を過ぎたあたりから大分暑さも落ち着いてきたように思います。

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 【午後3時9分】
 ついに41号起点まで残り50キロにこぎつけました。あと少し!!


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 その後は美濃加茂バイパスと、旧来の41号線との分岐に差し掛かりますが、美濃加茂バイパスは見事な高架道路で、ここをずうずうしくも自転車で通ることはちょっと厳しそうな感じです。


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 バイパスを使えば愛知県まで一直線なのでしょうが、おとなしく直進して、美濃加茂市を経由して愛知県を目指す事とします。


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 【午後4時7分】
 無事、美濃加茂市街を抜けて木曽川を渡ります。この川を渡れば愛知県までもう一息です。周囲の日差しも傾き始め、夕暮れが近づいている事を知らせてくれています。


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 その後、岐阜県可児市を抜けて、愛知県犬山市に至るまでの国道41号線はまさに自動車のための道路といった様相で、片側2車線なのですが、路側帯は狭く、交通量は多くかなり危険な道のりでした。
 狭い路側帯を必死に走っていたため、いつ愛知県に入ったのかもわからないまま犬山市に入っていました。
 国道41号線にこだわらなければ、この部分は迂回路を取るほうが安全と思いました。

 一応、写真のように自動車道とは別に自転車道が設けてあるのですが、草ぼうぼうの路面はガタガタな上、素直に41号線と併走してくれていればいいものを、無駄にアップダウンがあり、とてもロードバイクで走る気分にはなれないものでした。
 

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 【午後5時4分】
 小牧市に入ると41号線はいっそう都会的な風景へと変化し、周囲は構築物でいっぱいになり、いよいよ名古屋高速高架と併走する、自動車専用区間へと入っていく事になります。


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 【午後5時40分】 ようやく名古屋市内に入ることができました。

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 【午後5時50分】
 41号線起点まであと5キロの標章です。
 素直に歩道を走っていた自分にとっては、ここからあと5キロがなかなか近くて遠い5キロでした。


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 名古屋市内の歩道の自転車通行帯部分は、名古屋市中心部に近づくと、わかりにくいですが、車道と歩道の段差を少なくする加工が行われていて自転車にも走りやすくしてあるようです。
 が、ロードバイクの細く高圧なタイヤにとっては充分な段差であり、とても気を使わずに走れるような自転車道とは言いがたいものがあります。
 また、充分腫れ上がった尻には少々の段差による振動も骨まで響きます。


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 【午後6時9分】 
 ついに、あと1キロに迫りました。歩道の段差もさることながら、信号が多すぎてなかなか前に進めずもどかしい思いをさせられます。


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 【午後6時16分】
 ついに、国道41号線起点である、高岳交差点へとたどり着きました。
 標識はないかな・・・


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 すぐに見つかりました。やったぁ。
 やり遂げた満足感で暑さのために熱中症気味だったのですが少し元気が出てきました。


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 とりあえず記念撮影。ここまでの旅、一切の不調も無く走りぬいてくれた愛車に感謝です。
 
 午前2時20分に終点を出発して、午後6時20分に起点到着。実所要時間にして、約16時間の道のりでした。
 参考までにサイコンが記録した走行データは。
 
 走行距離 253.63キロ 
 平均速度 15.8キロ
 獲得標高 1,885メートル 

 疲れましたが、国道41号線走破の目的を無事に果たした満足感が強いせいか、尻の痛みと熱中症によると思われる少しの気持ち悪さはありましたが、足はまだまだ元気があって走ることができそうな状態でした。


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 そこで、宿に向かう前に調子に乗って、名古屋城を見てこようなどと思い立ち走り出しましたが、愛知県庁を望んだ辺りで、気が抜けたのと熱中症のせいでしょう。本格的に気持ちが悪くなってきたため、これはまずいと宿へ直行する事としました。残念。

 宿の前に到着し、最後の力を振り絞り大荷物を広げながら輪行袋に自転車をしまい、午後7時ごろに無事にチェックイン。
 部屋に入ったらエアコンを最強にし、頭から冷たいシャワーを浴びながらしばらく動けず湯船に座り込んでいました。
 
  とりあえずこれにて、国道41号線走破の旅と、1日250キロ越えの2つの目標を達成しました。
 このような無茶な事をするときは、暑い季節は本当に要注意ですね。気をつけていても運動しながら熱中症を防ぐことはかなり難しいようです。勉強になりました。

 長くなりましたが、最後まで見てくださった方がおられましたら、どうもありがとうございました。
 
 これにてまずは挑戦の旅が終わり、翌日は楽しみの旅。

 『名古屋市~知多半島~渥美半島~静岡県浜松市』へのサイクリングへ出発です。よろしかったら下記リンクより旅の続きをご覧下さい。


 それでは今回はこのへんで 

≪2日目≫
富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『前編』 名古屋~知多半島サイクリング

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