2017-03

富山~大阪サイクリング【国道8号走破】&【三都巡り】エピローグ

 5月2日(水)夜22時から翌3日(木)にかけて、国道8号線『富山~京都間338キロ』を走り切ったのち

 5月4日(金)に『京都~奈良~大阪』間を走り抜ける三都巡りサイクリングを完了し

 二日間で総距離436.26キロの長距離サイクリングを無事終えることが出来ました。

≪前回≫富山発【京都~奈良~大阪】三都巡りサイクリング(その2)

 開けて5月5日(土)
 大阪から『輪行』して富山まで帰ります。

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 大阪駅の北陸行きのホームにて。
 5日の天気は抜けるような快晴!気持ちのいい空です。こんな日に走りたかったなぁ・・・


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 10時42分大阪発の、特急サンダーバード15号がやってきました。

 ゴールデンウィークですが、北陸方面へ乗り込む人は少ないです。
 おかげで自由席でもゆったりと座ることが出来ました。
 
 まあ、北陸三県の人口を合わせたところで、大阪府一つの人口の半分にもならないですからね。
 北陸方面に向かう電車が空いていて当たり前と言うべきか・・・

 
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  それでも、次の新大阪、京都辺りから乗り込む人で、自由席はそこそこ人で埋まります。やはり始発の大阪から乗っておいて正解でした。

 無事一番後ろの座席をGET!!
 自転車も座席の後ろにスッポリと納めることが出来ました。


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 さよなら大阪~。憎らしいほどの晴天。昨日までの雨天、曇天が嘘のようです。


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 京都駅着。観光客が沢山です。


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 さらに、鴨川を渡ります。明るいと何もかも色彩が鮮やかになってきれいだなぁ~


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 そして琵琶湖。
 あっという間に滋賀県に入りました。


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 そして以後は福井、石川と順調に越えていき、14時1分。無事に富山に到着です。
 自転車で走れば20時間以上かかる道のりも、電車ではほんの3時間足らずです。

 富山駅は去年と同様に現在も北陸新幹線開業に向けて、新駅の建設が急ピッチで進められています。
 新幹線の開通までもうじきです。
 輪行の幅もぐんと広がりますね。楽しみです。

 あとは在来線に乗って最寄りの駅まで行き、帰路につきました。

 これにて、長かったゴールデンウィークの旅も終了しました。
 この記事を書いているのは、すでに1週間が経過してからですが、いまだに手のひらや、太ももの芯の部分に、筋肉痛の名残のようなものが残っています。

 過酷な旅であったのは確かですが、疲労が残っているのはやっぱり歳もせいもあるのかなぁ(笑)

 これからも、年齢相応に、しかし若々しい心を忘れずにサイクリングを含めてその他いろいろ楽しみたいと思います。


 【最後に被害報告】(泣)

 今回は過去最高の走行距離と、かつてない過酷な行程で有ったために装備に少々の被害が出てしまいました。
 これらの教訓を今後のサイクリングライフに生かしたいと思います。
 
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 まずは、旅の安全のために装着していったテールランプたちの内、
 
 被害①:写真右から2番目:フィジーク ICSブリンクライト
  敦賀の具谷第2トンネルのリム打ちパンクの衝撃で外れたらしく、気が付いた時には紛失。
 
 被害②:写真右から3番目:トピーク レッドライトUFO
  サドルバックにクリップで取り付けていましたが、木津川市~奈良までの区間のいずこかで紛失。
  歩道との段差の衝撃で外れたと予測される。

 ちなみに左から1番めのキャッツアイTL-LD610は、純正のブラケットが、『直線の円柱パイプ』にしか対応していませんでした。
 CLXの湾曲した、非円柱状の径の変化する異形のシートステーには、いくら締め上げてもすぐにずれてきて、使用不能でした。
 どうやっても単なる丸パイプのチューブにしか取り付け出来ない製品でしたので、今回は(そして今後も)装着していきませんでした。


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 代わりに、出発前に追加で取り付けていった、もう一つ手持ちで持っていたテールランプ

 被害③:TRELOCK、LS605 6LEDテールライト
  走行時の振動と、衝撃によりレンズ部分に割れが入り浸水。あえなくご臨終・・・

 こうしてみると、クリップで取り付けるものの貧弱さや、ブラケット締め上げ系の装着物の汎用性の低さが目立ちます。
 ギミックの多さや、製品自体が大きいとその分負荷がかかるということなのでしょう。
 
 その点、本体のラバーで直接取り付ける単純さを持つ、『Knog』や『インフィニ』製品の安定感が光りました。やはり軽くて小さいに勝るものはないな・・・

 まあ、無くなったテールランプ達は残念ですが、長年の未使用品の一掃セールを行ったようなものですね。かえってスッキリしました。


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 そして、新品で装着していった・・・
 
 被害④:ミシュランPRO3
 
 強烈なリム打ちパンクの結果、見事にスネークバイトが刻まれています。
 
 タイヤがこの状態ですので、同時に装着した新品の

 被害⑤:パナレーサーR-AIRチューブ
 も当然廃棄です。


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 外側まで貫通してしまっています。これはもう使用不能ですね・・・悲しい。
 ですが、パンクした当初は穴に気が付かなかったので、走行中に徐々に穴が拡がってきたものと思われます。

 よくぞサイクリングの最後まで持ちこたえてくれました。『暗峠』の急坂も何とか持ちこたえてくれていたかと思うと感激です。君のことは忘れません。敬礼!!


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 そしてさらに悲しい。

 被害⑥:一張羅のレーシングゼロ・ダークのリム・・・

 完璧に一部に凹みが総じており、走っている間中、強くブレーキを掛けると『カッ!カッ!カッ!』と凹みに合わせた不気味な反応がホイールから伝わってきていました。

 一応帰ってからペンチで修正してみましたが、やっぱり歪みが取れません。
 

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 表面は歪みを極力取って、ヤスリでならして、窪んだ所はタッチペンで修正等、いろいろやってみましたが、触ってみると明らかに歪みが有ります。
 やはりどうやっても元通りになるものではありませんね。

 そもそも鉄に比べて強度も、靱性も劣るアルミのリムで、一回歪んだものを力ずくで修正するというのは、いつ破断するかわからず危険極まりない話です。

 おとなしくショップに持って行って交換を依頼することにしました。
 グランフォンド富山2012までに、修理が間に合うといいのだが・・・


 さて、これにて2012年ゴールデンウィーク及び、2011年8月に行った、

 富山県を起点とした、新潟県から京都府までの国道8号線完走の旅
 
 及び
 
 京都から奈良県、さらには大阪府を走り抜けた、『三都巡りの旅』

 を、完全に終了させていただきます。

 長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
 これ以上はないほどの、過酷な行程でしたが、それ以上に楽しい旅でした。
 今後も次々と新しい挑戦の旅を行いたいと思います。


 それでは今回はこのへんで


≪まとめ≫
国道8号を走破せよ『前編』【富山~新潟サイクリング】
国道8号を走破せよ『後編』【富山~京都サイクリング】プロローグ
国道8号を走破せよ『後編』【富山~京都サイクリング】

富山発【京都~奈良~大阪】三都巡りサイクリング(その1)
富山発【京都~奈良~大阪】三都巡りサイクリング(その2)
 
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富山発【京都~奈良~大阪】三都巡りサイクリング(その2)

 今回も、前回の続き。
 5月4日(金)に【京都~奈良~大阪】三都巡りサイクリングの(その2)として、奈良県から大阪府へ向かった際の内容になります。

≪前回≫富山発【京都~奈良~大阪】三都巡りサイクリング(その1)

 なお、前半の『京都~奈良』の区間はお気楽観光サイクリングでしたが、
 
 後半戦である、『奈良~大阪』間については、日本の道100選にも選ばれている『暗越奈良街道』を通るルートです。中でも『暗峠』を好き好んで越えて行く、苦行の旅でも有りました。


 【暗峠(くらがりとうげ)】
 奈良県生駒市西畑町と大阪府東大阪市東豊浦町との境にある峠。現在は国道308号及び大阪府道・奈良県道702号大阪枚岡奈良線(重複)が通る。 標高は455m。
 暗越奈良街道の生駒山地における難所で、つづら折りの少ない直線的な急勾配が続く。特に大阪府側は、麓から峠まで約2.5kmにわたる勾配である。ハイキングコースとしても有名。
 峠の頂上には小さな集落があり、茶店もある。また、この付近の路面は江戸時代に郡山藩により敷設された石畳となっている。国道とはいえ自動車で通行するのは困難なほど道幅は狭く、頂上付近では民家の軒先をかすめながら通行する箇所も存在する。
 峠に続く国道308号線大阪側の最急勾配37%。(出典:Wikipedia)

 とのこと。読んでいるだけでわくわくしますね。
 それでは後半戦、奈良~大阪、国道308号暗峠に突入です。



 後半の動きはこんな感じ。約40キロ程度の道のりです。

 暗峠越えに時間と、体力を使い果たしてしまい、大阪の観光はほとんどできず宿へ向かいました。
 仁徳天皇稜とかいくつか見てみたかったのだが・・・

 では、そろそろスタートです。


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【13時】
 阪奈道路と、国道308号の分岐点に差し掛かりました。
 まっすぐ広い道を行けば何の苦難もなく大阪府に入れるのでしょうが、好き好んで苦難を味わいたい私は、ここは当然左車線。308号方面へ進みます。
 左車線に入ってすぐの。ヤマザキデイリーストアで峠越えの前の最後の補給を行います。
 坂の途中でエネルギー切れは勘弁ですからね。


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 コンビニを出て、商店街を少し走って、平松1丁目の辺りになると、いよいよそれっぽい雰囲気の道になってきます。
 予想していはいたけれど狭い・・・これも国道なのか・・・。まだ道は狭いだけですが、その狭い道沿いに家が立ち並んでおり、その道に向かって何台もの車が入っていくのを見て、あっけにとられます。
 よく入っていくなぁ~。擦れ違いが怖くないのか。

 しばらくは狭いながらも、市街地を抜けたりしながら、徐々に山裾に近づいていくことになります。
 でもよくこんな狭い道沿いに家が建っているものだと、つくづく感心しながら走っていました。

 なお、途中で垂仁天皇稜なども見えたはずなのですが、全く気が付きませんでした。
 ただの森や小山と見分けがつかなかったのでしょうね・・・古墳ってそんなものなのか。
 

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 いよいよ奈良中町集落に入り、国道308号線は噂にたがわぬ過酷そうな雰囲気を醸し出し始めます。

 写真ではわかりにくいですが、すでに見あげる状態の登坂であり、その狭い道に集落が立ち並んでいます。
 当初は本当にこんなところを走る国道があるのだろうか。また本当にこの集落に突っ込んで行って抜けられるのだろうか・・・
 と不安になり、近くにおられた鯉を飼っているおじいさんに尋ねたところ、まさしくこの道が308号であるとのこと。ありがとうございました。
 どこから来たのかと尋ねられ、富山からと答えたら、びっくりしておられました。 
 

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 後ろを振り返れば、ここまで走り去ってきた奈良市の姿が垣間見えます。
 さようなら。奈良。こんどはゆっくり遊びに来るよ!!


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 中町の集落を抜けてすぐ、第二阪奈有料道路の上を走ります。いい眺めです。


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 なお、もう一ルートとして、第二阪奈有料道路の下を行く道もありました。

 コンクリ舗装で◎に溝が掘られています。こっちはかなり過酷そうです。先ほどの親切なおじいさんの、『分岐では右に行くんだよ!』の意味がやっとわかりました。確かに途中で分岐があり、右に行ったら上。左に行ったらこのルートだったようです。


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 そしてさらに集落へ。傾斜もさることながら、ここに家が建っていることがすごすぎる。
 写真の住宅の基礎をみても、すごい角度であることが伺えます。
 ですが、また住宅のあるあたりは自転車に乗っていられる角度ではあります。


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【13時50分】
 少し進んで、奈良県矢田町にて分岐点。左へ行ってしまうと、矢田自然公園方面にいってしましますので右方向へ。


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 右へ曲がってすぐに変わった施設。警察犬訓練施設だそうです。
 なんと、世界大会出場選手も育成されているとのこと。日本代表犬手ですね。


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 以後は再び急な斜面が続きます。かなりきつい登りが続きます。普通に10%から15%以上といったところでしょうか?あまりの苦痛にサイコンの傾斜を確認する気にもなりません。
 20%位になったと思われるところで、たまらず自転車から降りたりもします。想像はしていましたがすごい所です。しかもまだほんの序盤。

 しかし、この傾斜を時折ハイキングする歩行者がいるのが驚きです。結構途切れなく歩行者が現れます。


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 そして一旦下ります。もう生駒市に入ったでしょうか?

 ものすごい傾斜の下りです。間違いなく20%以上はあります。
 まるでMTBでダウンヒルをしているよう・・・下手すると前方に一回転しそうです。
 しかも昼間なのに周囲は薄暗く、なるほどこれが『暗越奈良街道』か・・・とあらためて納得です。
 
 また、こんなものすごい道なのに、車が登ってきたりします。どうなっているんだい?


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 ようやく一息つくことが出来ました。
 老人ホームである、やすらぎの里付近は見晴らしも良く。『生駒市』を一望できます。
 なんてきれいなのでしょう。これは今までにない光景です。
 山々の中に、一面広がる住宅地。綺麗なものです。
 
 また、やすらぎの里のそばには足湯もあり、多くの人が足を浸けて疲れを癒していました。
 ちょっと浸かってみたかったところですが、浸かっている人が多く順番待ちが必要な感じであり、止めておこうという気になりました。


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 その後は生駒市街へ向かわないように、308号線に沿って左の細い道へ。
 なお、ここに至るまでにも、狭くものすごい下り道でしたが、その道沿いに、結構新しい住宅が建ち並んでおり、何というすごい場所に家を建てるものなのか。と感心しきりでした。


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 道なりに進みすぎた・・・南生駒駅付近、小瀬町西の交差点に戻ります。
 

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【14時20分】
 308号前半を越えるまでにおよそ1時間半もかかってしましました。急がねば。

 市街地の中にポツンと不釣り合いな看板。1.8m以上の車は立ち入り禁止とのこと。
 ですが普通に3ナンバーの車が突っ込んで来ます。命知らずめ・・・

 再び過酷な真の『暗峠』越えの始まりです。


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 しばらくは、道が広がったり、極端に狭くなったりします。
 ですが、生駒市を過ぎてから、大阪までは基本的に走り易い道になります。

 これまでは、狭いながらも住民の方の生活道路として使用されている雰囲気もありましたが、この辺り以後は本当の観光地然とした佇まいとなっていきます。


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 以後はひたすらの登りです。
 このような◎の滑り止めがついたコンクリの道から、アスファルトで舗装された道から様々ですが、とにかくひたすら峠の頂上を目指して走り続けることになります。


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 しばらく上ると暗峠までを案内する看板が現れます。

 この後半には、斜度10%を超えるような場所が普通になリはじめ、いよいよ直進して坂を登ることが出来なくなりました。
 車が来ないことを見計らいつつ、ジグザグに走って少しずつ刻みつつ登りっていきました。
 それでも、傾斜が15%位の場所ならばよいのですが、さらに傾斜が上がり20%近くになるとジグザグ走行でも切り替えした時にフロントが浮きそうになり中々の苦労を強いられました。

 そしてやはり続々とハイキングをする人たちとすれ違います。やはり有名なコースななんだぁな。どこから歩いてきたのでしょう。


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 峠の頂上まであと少しのところで後ろを振り返ってみます。
 これまで登ってきた道のりや、生駒市の街が美しく一望できます。とても綺麗で、しばし疲れを忘れます。


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【14時55分】約73キロ
 頂上直前の茶屋につきました。
 店のおばちゃんが気持ちよく迎えてくれます。
 また、数名の観光客の方も休憩しておられ、酔狂なサイクリスト以外でも訪れる観光地であることが伺えます。
 
 おばちゃん曰く、よく自転車の人も来るとのこと。そりゃあ富山からのこのこやってくる人間がいるくらい有名な場所ですからね(笑)


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 とりあえず、かなりの登りで大汗をかいたので、少し休憩します。
 さっぱりしたかったので、マンゴーソフト。普通のチェーン店のソフトですが、美しい景色と苦労補正が入ってとてもおいしく感じられます。

 ソフトクリームを食べ終わったら、いよいよ大詰め。
 頂上は目と鼻の先です。


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【15時10分】
 ついに『大阪府』に突入です。
 5月2日から始まった長い旅の、7つ目の府県にして、最後の目的地。『大阪府』にたどり着きました。
 何だかものすごく力が抜けました。あとは大阪方面に向かって下っていくのみです。
 
 なお、頂上の手前で休憩をとりましたが、ここにも休憩所を経営しておられる方がいます。


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 そして、過酷だった、『日本の道100選、暗峠』の頂上である石碑が設けられております。


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 記念に石碑とも・・・パチリ
 休憩所の方々が見守る中、執拗に記念撮影を行います(笑)


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 後ろを振り返れば『奈良県生駒市』の標識。この小さな峠に、県境があるというのは感動的な気持ちになります。 
 よく見れば、現代の金属製の標識の横に、石碑で刻まれた県境が設置されていることが伺えます。
 この辺りは、かつて交通の要所として、江戸時代には茶店や旅籠が建ち並ぶ宿場町として栄えていたようで、このような歴史的な遺物がたくさん残っているようです。


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 この頂上付近の路面は、写真のように石畳が敷かれており雰囲気も抜群です。
 また、この山深い峠の頂上ではありますが、何件もの集落が存在していることがわかります。かつての宿場の名残でしょうか。


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【15時15分】
 さて、そろそろ十分堪能したので『暗峠』を出発することにしましょうか。さようなら~

 なお、ここでも集落の方にどこからやってきたのかと尋ねられ、例によって富山から来ましたというとびっくりされていました。

 この先の下りはすごい坂で危険だから気をつけなさいよとのこと。ありがとうございました。


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 集落を離れる手前に、『暗越奈良街道』と『暗峠』について説明された看板が立っていました。
 祠の横には、かつて万延元年(1860年)に立てられた、旅人のための道しるべと、文成10年代に建てられたという石灯篭が残されていました。
 今まさに自転車を立てかけている石碑ですね・・・罰当たりな。

 それにしても、う~ん歴史を感じます。

 関係ありませんが、こうやって休んでいたら、この峠を小学校高学年から中学生くらいの少年たちが『ママチャリ!!』で登ってきて、この石畳を超えて私を追い抜いて行きました。
 
 あいつらすご過ぎる・・・ロードなどに乗って楽をしていた自分が恥ずかしい(笑)

 若さは最高のドーピングですね。きっと家に帰ったら今日の冒険の思い出に浸り、そして大人になっても少年の日の冒険の思い出としてずっと心に刻まれることでしょう。


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 そして集落を離れ一気に下りへ。分岐がありますが当然◎のコンクリ舗装の道へ進みます。
 

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 え・・・
 ちょっとこの坂急すぎ!!
 
 これが本当の『暗峠』の坂か!!

 先ほどの奈良~生駒間の下りなどはるかに上回る、MTB用のダウンヒルコースもビックリな程の急な下りです。
 最大傾斜37度というのも頷けます。うかつにブレーキをかけようものなら間違いなく前方に一回転します。

 怖えぇ~!

 改めて思いましたが、『奈良~大阪』ルートよりも、『大阪~奈良』ルートのほうが間違いなく過酷ですね。
 
 周囲も木々に覆われて薄暗く『暗峠』の名の通りです。

 しかも驚くべきはママチャリでこの坂を下って行った少年たちがいるということ!!
 当然とっくに影も形もありません。
 完全におじさんの負けだ・・・


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 途中で木々の切れ間から一瞬『大阪』の街並みが垣間見えました。
 すげ~!!大都会大阪の街並みがこんなにもくっきり見える。


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 山々に包まれた峠道を抜けるこの現状と、わずかな隙間から除く大都会の景色のギャップ。

 まるで砂漠の中で、突如蜃気楼の街が見えたような不思議な感覚です。
 何とも言えず美しく、感動的な光景でした。


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 そしてまた尋常じゃない角度の坂を下る。
 
 怖い~

 途中いくつかの休憩所や、神社にお寺、石碑等面白そうなものが沢山ありましたがうかつに止まれません。
 全神経を路面に集中させて、ゆっくりと下っていきます。

 途中数名のロード乗りの方とすれ違いました。手も振れませんが頑張って~!

 
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【15時40分 京都より76キロ地点、富山より417キロ地点】

 ようやく暗峠を抜けて、大阪の市街地に入りました。
 やり遂げた感で充実してしばらく余韻に浸ります。
 
 しかし本当に山を抜けたらすぐに街に変わります。私にとっては不思議な光景です。
 田舎の様に名所から町までに、農地や在郷の集落などといった、緩衝区間というものがありません。

 さて、大阪の街も少し観光したかったのですがもう夕方が近づいてきています。
 回り道をせずに、なるべく直線ルートでゴールである『大阪駅』およびその付近に予約した宿に向かいます。


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 正直峠を抜けて『完全燃焼』してしまっており、もう完全に気合がありません。急ぐ気力も無く、のんびりと歩道を流します。

 何も考えずにまっすぐ走り、308号の看板を見つけて適当に阪神高速沿いに大阪駅方面に向かいます。

 
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【17時】
 そんな燃え尽きた自分ですが、ここくらいは寄っておこうと思いました。
 初大阪城に向かいます。お堀が綺麗だなあ・・・安らぐわ~

 大阪城公園の中は、観光客から市民からでにぎわっており、皆さん観光をしたり、散歩やランニングをしたりと、まったりした時間が流れていました。


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 『大手門』より大阪城内に侵入します。
 すごい。自転車のまま入っていいんだ。
 
 人の迷惑にならないように控えめに入っていきます。
 なお、ママチャリの人は沢山いたのですが、ロードにメット、レーパンの人は残念ながら私だけでした。
 ちょっと浮いてるな・・・少し恥ずかしいぞ。


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 大阪城内は歴史的遺産だらけ。『桜門』前で記念撮影。なんて大きな門なんだ!


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 『桜門枡形の巨石』前。でかい!!108トンもの石をどうやってここまで運んで、石垣に加工したのでしょう?

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 そして『大阪城天守閣』を一望します。
 すごい綺麗だわ~。白い壁面に黄金色の飾り模様。

 昨日福井で見た『丸岡城』とは完全に雰囲気も風格も違います。

 広大な敷地にいくつもの巨大なスケールの構築物。
 さらに派手で豪華絢爛な天守閣と、まさに安土桃山時代の大阪及び日本のシンボル的な存在だったのでしょうね。
 日本の頂点に立った人間の居城とはこういうものか・・・

 文字通りいいものを見た気分です。


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 そして『大阪府庁』前を通ります。ここも少々の古さと、威厳が有り、なかなかに趣きのある佇まいです。


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 そして天満橋より大川を渡ります。もう終着点はすぐ傍です。

 夕暮れが近づいてきた川面の光がとてもきれいです。
 なんだか旅の終わりの物寂しさとマッチしていて、ちょうどよい感じです。


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【17時50分 京都より95.25キロ地点、富山より436.26キロ地点】

 ついに『大阪駅』前に到着です。
 交差点にかかる歩道橋の上には先を急ぐ歩行者であふれかえっています。
 しばらく余韻に浸りつつも、今夜の宿へ向かったのでした。


 5月2日(水)の22時に富山県を出発し、5月3日(木)の間、国道8号線を走り続けて『京都』へ。
 そして5月4日(金)ついに大阪にたどり着き、このゴールデンウィークのサイクリングの旅も終了しました。
 
 実質2泊3日で436キロの距離は、昨年の『富山~名古屋~浜松423キロ』を越え過去最高の走行距離となりました。

 そして、一度に走り切った距離としても過去最高の338キロ。この自己記録を破ることはおそらくもうないのでは?
 旅の内容も充実しており、最高のサイクリングを楽しむことができました。

 
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 この後は、晩御飯がてらに夜の大阪をさ迷い歩きます。
 この旅最後の観光。難波の『道頓堀川』。街のきらめきがとても綺麗です。
 また、夜ですが人がすごく多くて活気があります。


 しかし翌日は、JRサンダーバードに輪行して、一路富山へ戻ってしまいます。
 この時間大阪の、この場所にいたのが信じられないような不思議な感覚です。

 車や、公共交通機関を使用して移動するのと異なり、自転車という自力で移動しなければならないツールを使っての旅行では、その道程に自分の苦労や、思いがちょっとずつ刻み込まれて、すり減ったタイヤと共に、路面に残されていくような気がしますね。
 
 ですから、ここまで通ってきた道々すべてに思い入れが出来ます。

 場所に着くのが目的ではない。場所まで進むのが目的。
 
 ですからこんなにも去りがたいのでしょうね・・・

  
 しかし、そろそろ現実に戻らなくては。妻子や仕事が帰りを待っています(笑)

 以後は宿に戻り、翌日は富山までの『輪行の旅』を行ったのでした。


 それでは今回はこのへんで。

≪続き≫富山~大阪サイクリング【国道8号走破】&【三都巡り】エピローグ

富山発【京都~奈良~大阪】三都巡りサイクリング(その1)

 今回の内容も、

 ≪前回≫国道8号を走破せよ『後編』【富山~京都サイクリング】

 を無事走り終えた、5月4日(金)の朝から始まります。

 昨日5月2日(水)の深夜から、翌3日(木)にまたがって、0泊2日『富山~京都』338キロの旅をやり遂げた翌日の朝から。

 せっかく京都までやってきたのにこのまま帰る手はありません。せっかくの自由時間!
 まだまだ燃え尽きるまでサイクリングを楽しまなくては!!
 
 と、いうわけで、富山県から始まったサイクリングは、『京都~奈良~大阪』といった、『平安、平城、安土桃山』時代のかつての都を自転車で走り抜ける【三都巡りサイクリング】を行いました。

 

今回のルート。
 先日の無理を踏まえて今日は控えめに100キロを切る程度のルートです。
 京都から奈良まで約50キロ弱。その後奈良から大阪まで40キロ強といったところでしょうか。

 もちろんいくつかの名所くらいは眺めながらのサイクリングですが、疲れた体にはちょうど良い距離です。

 なお、当初は有名な『桂川・木津川サイクリングロード』使って京都~奈良間を通過しようと考えていましたが、昨日の疲れもあってか朝寝坊をしてしまい、それでもホテルのバイキングで存分に朝食を貪っていたら、出発時間が朝【9時近く】になってしまったため、最短距離で奈良県に向かえる、国道24号線ルートを選択することとしました。

 早速速やかに京都市内の名所を巡ります。
 4日の天気は残念ながら曇り空。出発前に見ていた天気予報よりも天気の回復が遅れているようで、残念ながら晴天とは相成りませんでした。

 ですが、サイクリングには支障はないレベルです。
 気温も20℃近くあって暖かく、ウインドブレーカーなしでも走り出せる状態でした。


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【9時】
 まずはもっとも宿から近かった『京都御所』に立ち寄ります。
 京都市内は、どこを走っていてもすぐに名所、旧跡に出会ってしまうため、ある程度見切りをつけないときりがありません。

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 京都御所とはなんぞや?っという感じでろくに知りもせずに、近いというだけで突入しましたが、中の案内図を見てびっくり仰天。広い・・・
 これはとても見ていられないや・・・
 確かに外から走ってみていても、延々と敷地が続いており、相当な広さの敷地であることが伺えます。
 御所の敷地内や、その周囲では、犬の散歩をする人やら、ランニングをする人が沢山おられました。
 まぁいいか・・・次!


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 お次は二条城でも行こうかと思っていたらこんな石碑に出会います。
 『旧二条場跡』・・・なに。今から行こうとしているのは本物ではないの?っと言った疑念にかられます。


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 ちょっと『京都府庁』に寄り道です。流石は京都府庁だけあってなかなか古さを感じる由緒正しそうな建物です。


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【9時20分】
 時間が押しているので、速やかに次の観光地へ。
 今度こそ現在の二条城前にたどり着きました。
 しかし、入場料が必要なようで、、門より中に入ることが出来ません・・・
 また、9時過ぎ程度ですが、観光客が続々中に入っていきます。やはり結構な観光地のようです。
 どんなお城なのか興味がありましたが速やかに先へと急ぎます。


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 去り際に、周囲を眺めてみると物見櫓や堀の姿が垣間見れます。やはりお城なんだなぁ~


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 その後は再び『鴨川』を渡り、京都市の東部へ向かいます。
 京都五条や四条の河川敷と違い、この三条より北の鴨川の河川敷はやや広く、散歩をしている人の姿が見えます。


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【9時40分】
 お次は『京都大学』!!・・・私などには無縁のところですね(笑)
 それでもやっぱり同様に記念撮影をしている人などがいらっしゃいます。


 以後は、大分時間も押し迫ってきたため、京都観光に見切りをつけて速やかに奈良県に向かって走り出します。
 目標は、午前中に奈良県庁前にたどり着くこと。もはや2時間程度しかありません。

京都大学から鴨川を再び渡り、京都市役所前を通る、県道32号線を突っ切って、国道24号線との合流地点へ向かいます。

 県道32号線は、道幅はそこそこ広いですが、商店街や、アーケード街に面している部分があり車通りも、人通りも、さらには路線バスまでもが行きかう走りにくい道でした。
 その上、左車線を違法駐車や、タクシーが塞ぐため走りにくい状態です。最短距離を駆け抜けたかったため、辛抱して走ります。
 
 しかし、国道24号線に入っても、かなり車の通りも多く、観光バスや路線バスが行きかい、なかなか京都中心部脱出に手間取ります。

 ここは遠慮せずに車道の中を突っ切っていくことでタイムロスを減らすことが出来ました。
 
 その後は、京都駅をくぐる地下道を過ぎたあたりからは、道もやや空いてきて走り易い状態へとなりましたが。


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【10時5分】約15キロ
 河原町十条交差点辺りで、国号24号を奈良県に向かう分岐にたどり着きます。
 自転車や歩行者が通行出来る、綺麗な歩道が完成しており、スムーズに24号線に合流することができます。


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【10時30分】
 一旦24号線を離れて、さらに距離の短縮を図る為、県道69号線に向かいます。
 ちなみに京都府の国道24号、及び県道69号は、ほとんどが片側1車線の狭い道で、さらに歩道もあるにはあるのですが、なんとか走ろうと思っても歩行者や、ママチャリが正面から向かってくるためまともに使うことが出来ません。
 狭い路側帯を車の左側を縫うようにして走り抜けなくてはいけませんでした。


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【10時50分】約32キロ
 狭い上に、城陽などの市街地の中心部を抜けなくてはならなかった、69号もいよいよ終了。
 再び国道24号へと再合流します。
 
 この時点で、『奈良県』までは残り22キロといったところでしょう。
 なんとか午前中に到着できるかな?といった時間帯です。


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 24号をしばらく走り、307号都の交点、青谷橋をこえるとついに木津川が見えてきました。
 
 木津川沿いは道幅は狭いながらも流れがよく、しかも珍しく追い風の恩恵を受けることが出来て、河川敷を40キロ巡航で駆け抜けます。

 途中、自転車道に降りようかとも思いましたが、この河川敷自体も雰囲気の良い道で、このまま走り続けることにしました。
 
 なお、ここから木津川市~奈良県に向かう頃、悲しいことに『雨』が降ってきます。
 小雨程度ではなく結構本気の雨降りに見舞われ続けて、泣く泣く再びレインウェアを着ることになってしましました。
 先ほどの京都市内では20℃近くあった気温も、再び昨晩のような15℃前後まで下がり寒くなってきていました。
 悲しい・・・

 しかも、先ほどまで快調に走れていた24号も、井出町の市街地に入ると渋滞区間に巻き込まれ、雨に打たれながら車の間をすり抜けていくことになってしましました・・・

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【11時30分】
 木津川沿いを追いかけてきた雨雲も、少し足取りを弱めてきました。
 ようやく、『泉大橋』を超えて、私自身も『木津川』を渡ります。


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 すぐそばには、『桂川・木津川サイクリングロード』の終点がありました。
 京都からここまでつながっているのか・・・

 途中休憩や観光をしたわけでもなかったし、道も狭く車通りの多い上に、しかも途中渋滞区間もあるような24号を通るよりも、やはりこちらのほうがよかったのかな?


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【11時50分】約48キロ
 その後も雨に打たれながらも、『木津I.C』を超えると車の通りはやや収まり、ついに『奈良県』に到達です。何とか午前中に奈良県にたどりつくことが出来ました。思ったより時間がかかってしまったなぁ。

 奈良県の雰囲気はやはり古の都らしく、穏やかな風景の中にどことなく神秘的なものが隠されているような趣があります。
 24号沿いからも森や小山が沢山見えますが、きっとそれらの多くが古代の遺物なのでしょうね・・・ロマンがあふれています。

 なお。奈良県に入った辺で、京都から木津川沿いをしつこく追いかけてきた雨雲も姿を隠し、時折日光も射すような暖かさが戻ってきました。
 きっと奈良パワーのおかげですね。余り京都には好かれていなかったのかな(笑)助かった~


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 以後はパイパス沿いに走り、369号に入って奈良市の中心市街地を走ります。
 まっすぐ行けば、すぐに奈良公園ということもあり、観光客がたくさん歩いています。タクシーも観光バスもたくさん走っており、まさに奈良の中心地に近づいてきた実感がわき、テンションも上がります。

 しかし、少しは奈良観光もしたかったのですが、少し巻いていかないと大阪の宿に到着するのが遅くなりすぎそうです。外から眺めるくらいしかできないな・・・


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【12時40分】
『奈良県庁』着。こんな登り坂の途中に県庁があるの?って言うところに建っています。
 奈良公園のすぐ手前ですね。



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 中に入れました。シャトルバスの発着場になっているようで、次のバスが出発を待っています。
 県庁の姿は大きくて立派ですが、意外に普通の造り。

 特に奈良らしく歴史的建造物を思わせるような造りではなく、どこにでもあるような近代的な建物です。

 県庁入り口には小さいですが、かの有名な『せんと君』が門番として立ちはだかっています。


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 奈良公園入口。
 時間が押していたのと、ものすごく広そうで眺めている時間もなさそうなので、入り口だけで記念とします。
 東大寺に行きたかったなぁ・・・


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【13時】
 その後は県庁前をまっすぐ下り、奈良の中心市街地を突き抜けて、『平城京跡』付近にたどり着きます。
 ここも見学はパスして、遠くから『朱雀門』のみを写真に収めて先を急ぎます。


 駆け足で通り過ぎた、『京都~奈良』でしたが、実はこの5月4日の真の目的は観光ではなかったのです。
 
 真の目的それは、次の目的地、『大阪府』に向かうルートとして、日本の道100選に名を連ねる『国道308号線』。最大斜度30%を超える酷道であるという『暗峠』の攻略を目標としていたからです。


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 平城京跡をすぎて、あっという間に、国道308号への分岐が見えてきました。

 いよいよこの旅二日目のハイライトにして真の目的地、『酷道308号、暗峠越え』に出発です。


長くなったので、次回へ続きます。

≪続き≫富山発【京都~奈良~大阪】三都巡りサイクリング(その2)

国道8号を走破せよ『後編』【富山~京都サイクリング】

前回からの続き。
 ゴールデンウィークの連休を利用した、5月2日(水)の深夜から、翌3日(木)にかけて、国道8号線走破の旅『後編』【富山~京都サイクリング】(最終的には奈良経由で、大阪まで)の旅に行ってきました。

※なお、これまでの経緯については以下をご覧ください。
国道8号を走破せよ『前編』【富山~新潟サイクリング】

国道8号を走破せよ『後編』【富山~京都サイクリング】プロローグ


なおも、再掲すると。
【国道8号】
新潟県新潟市から京都府京都市へ至る一般国道である。
総距離:588.5km(国道1号重複区間を含む。)
     561.2 km(国道1号重複区間を含まない。)(全国で国道4号、国道9号に次いで3番目に長い)

起点:新潟県新潟市中央区本町通七番町1054番地2(本町交差点 = 国道7号・国道113号起点、国道116号終点)
終点:京都府京都市下京区烏丸通五条下ル大坂町371番地2(烏丸五条交差点 = 国道9号・国道24号・国道367号起点)(出典:Wikipedia)

とのこと。

 世の中には、1日300キロくらいものともしない強者の方も大勢おられるでしょうが、私にとっては初めての300キロオーバーの旅です。
 さらには、北陸三県では最大の国道であり唯一の一桁国道でもある8号線はいつかは攻略したい対象でした。
 しかし、はるかなる古の都【京都府】まで続く道のりには、数々の苦難が待ちうけていたのでした。


 それでは、今回は長い長~い内容になるかも知れませんが、よろしければ最後までおつきあいください。



 今回のルート。
 国道8号を完走することが最大の目的であり、前半戦で走り切った新潟県を除く、富山、石川、福井、滋賀、京都と五つの府県を跨いでの道のりです。ルートラボでの単純計算でも【約336.5キロ】をはじき出します。
 なお、高低差は最大でも200メートル程度と大したことはありませんが、とにかく長い!気の遠くなるような道のりです。


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【5月2日 21時頃】
 妻子に見送られて、いざ自宅を出発です。
 天気予報ではこの夜は雨との予報で、レインウェアを着込んでいますが、幸い殆ど雨に降られることもなく、完走を果たすことが出来ました。
 
 ただ、一晩中気温が15℃前後と肌寒く、結局ウインドブレーカーがわりとして、昼過ぎまで脱ぐことは出来ませんでした・・・


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【22時】
 スタート地点と勝手に決めた、国道415号起点と国道8号線の交点『北馬場』交差点に到着しました。
 まだ夜と言えど、時間が早いことと連休中のせいでしょう。それなりに車の通りがある上、路面も濡れており注意が必要です。
 が、この少しの賑やかしさが、これからの長い夜の孤独感を紛らわせてくれる気がして心強くもあります。


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 交差点の縁石には、国道8号起点である『新潟市』から241.7キロの文字が刻んであります。
 この時間からならば、たっぷりとナイトランも堪能できることでしょう。

 さあ、いよいよはるかなる終点『京都』に向かって出発です。
 

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【22時20分】
 富山市の中心部につながる交差点の一つ、『豊田』交差点を抜けました。
 なんということもない場所ですが、ここを超えると次は富山県のほぼ真ん中程を流れる『神通川』を渡ることになり、気持ち的に一区切りついた気持ちになります。


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 そして、『神通川』にかかる『中島大橋』へ。
 真っ暗ですが、川の上流には富山市の街の明かりが輝いています。富山市中心部を過ぎたからでしょう。車の通りが途切れがちになる間隔も長くなってきました。
 ゴールデンウィークのためか長距離輸送の大型トラックにも、今のところほどんど遭遇せず、気持ちの良いナイトランが楽しめています。


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【22時55分】約21キロ
 富山市を超え、射水市へ。
 この看板にある、道の駅を過ぎたあたりで、アルポルさんと合流し、福井県の途中まで同行の予定でしたが、悪天候が予想されることよりキャンセルとのこと。
 せっかくのナイトラン&ロングランのチャンスなのに、気持ちは理解出来無いでもないがもったいない話です。

 危険や困難を想定した上で、それに合わせて準備し、勝算を練って行動するのが冒険。 
 それら勝算よりも勘や運頼みが上にきて行動するのが無謀。

 まあ今回は、まだ体も出来ていなかったようですし、賢明な判断だと思われます。


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【23時30分】約28キロ
 富山県の西の都『高岡市』中心部に入りました。
 この周辺も富山市同様に、車の通りがそれなりにあり、注意が必要なうえ、最近開通したバイパス区間もあり車速が速い車が多いため、後ろから迫ってくると緊張しました。


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【明けて5月3日 0時】約45キロ
 おなじみの富山の端の道の駅。『メルヘン小矢部』前を通過しました。当然道の駅は閉店しており、何台かの車が車中泊をしているのを確認できます。
 また、この辺りになると石川県との県境にほど近いためか、一般車に混じって、大型トラックの姿もチラホラ見られるようになりました。
 この辺りでは祝日中でも陸上輸送の流れがあるようです。ちょっと怖いですが台数も少なく走行に問題はなさそうです。

 また、体調も4月中のトレーニングが功をなしてか、まだまだ疲れは一切感じておらず、休憩も不要と判断して一気に先を急ぎます。


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【0時30分】
 富山石川県境の難所、『くりからトンネル』手前にたどり着きました。
 
 なお、ここにたどり着くまでの小矢部市から、峠の区間はものすごい霧に覆われており視界が非常に悪い状態でした。
 そのため、路側帯も作られていない、石川方面に向かう車線は危険すぎて通れなかったのですが、反対車線側に「側道」、「歩道」が整備されており、それらを通過して特に問題なくここまでたどり着くことができました。

 そして、「くりからトンネル」も車の切れ間の隙に、無事通過することができました。
 さすがに深夜になったので、かなり交通量が減ってきています。トンネルの間は、一台の車にも追い越されることはありませんでした。

 この先には石川県のとても立派な新8号、『津幡バイパス』の通過も控えており、交通量の少ない時間に通過予定と、何もかもうまくいっています。


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【0時35分】約51キロ
 『石川県』に入りました。

 ほんの通過点ですが、まずは1県超えたぞと。
 2時間半で約50キロ。1時間辺りの走行距離にして約25キロ前後と、ほぼ予定通りのペースで進んでくることが出来ました。


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 以後はこれ以上ないほどの快走区間。

 金沢市中心部まで向かう『津幡バイパス』は路側帯も広く、所によっては歩道も整備されており、そこはまだ新しいため砂もほとんど浮いていません。
 新しく作られたトンネルも歩道も広く中は明るく走り易いトンネルでした。
 あとは、バイパスのためところどころにI.Cがあるのですが、そこの合流ポイントでさえ気を付けて通過すれば良かったのですが、深夜の時間帯のため車の通りはほとんどなく、スムーズに抜けることが出来ました。
 
 なお、石川県に設けられた、いくつかのバイパス区間は全般的に走り易い道のりで、間違いなくこの旅の中で最も快適なサイクリングを楽しむことが出来ました。


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【1時35分】約74キロ
 バイパス区間も過ぎ、北陸自動車道に並行する下道区間を走り続けて石川県庁付近を通過します。
 この金沢辺りから、野々市市、松任市辺りは、国道沿いの深夜営業の店などが連なり明るくて良いのですが、手取川付近までそこそこ車が走ってきます。

 なお、75キロ程度のコンビニで、この旅で初めての休憩を取り栄養補給をしました。この地点程度では体調万全で出発したため、まだまだ余裕があります。


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【3時頃】
 その後は『金沢西バイパス』『小松バイパス』といったこれまた気持ちの良い快走区間を走ります。
 小松市に入ったのは3時頃でしたが、バイパス上は街灯も少なく、これと言って特徴的な街の明かりも見られなかったのでどんどん先へ進みました。

 その後は、石川県加賀市を抜け、福井県に向かうことになります。
 加賀市まで来ると、ナイトランもいよいよ佳境に入ってきました。全般的に加賀市の8号線沿いは暗く特に写真も撮れなかったのですが、加賀市の峠越えの際、一部工事箇所があり、路側帯がなくなっていたりして、背後からの車に気を使う区間もありました。
 が、深夜のため全体的に交通量も少なく特に問題なく通過することが出来ました。

 加賀市街を超え、いよいよ福井県との県境の峠に差し掛かった辺りからは、山に近づき、道が狭くなり路側帯も細くなり、路面の状況も悪くなってきて走りにくくなっていました。
 これは日中は走りにくい道だろうなぁと感じます。

 そのころになると、チラホラと空が白んできたのが印象的でした。
 長かったナイトランも、そろそろ終了の時間です。照明用のライト等を外し、フラッシングメインに切り替えます。
 久しぶりのナイトランでしたが、一晩中走り続けることが出来るという、これ以上はないほど満喫・堪能することが出来ました。
 

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【4時55分】約128キロ
 そして『福井県』へ。ついにこの旅3つ目の県に突入しました。
 しかし、それは長い長い福井県の始まりです。
 でも、当然この時点ではそんなことも知る由もないのでした。

 ここまでで100キロ以上ほとんど休憩なしで走っており、サイクリングにも飽いていたころでしたが、県境を目の当たりにしたことにより元気とやる気がよみがえってきました。
 やはり、ロングランではモチベーションの維持のための、風景の変化や、途中途中のランドマークの設定は必要不可欠ですね。
 
 とりあえずここにて、石川県と福井県を隔てる『牛ノ谷峠』も終了です。峠を一気に下って、以後は福井の市街地を目指して走ります。
 
 
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 峠を越えてからしばらくはやっぱり細く、路面状態の悪い道が続きます。
 そして、富山石川県の県境の峠と時と同じく、かなりの霧が発生しています。これはこれで幻想的な風景ではありますが、やはりこの日のような一大イベントの際にはすっきりした晴天であってほしいものです。
 この旅を通して、天気があまり良くなかったのが本当に残念でした。


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【5時30分】
 以後しばらく片側1車線の道が続きましたが、福井県坂井市に入ってしばらく、市街地に入ったところで、ようやく片側2車線の国道8号線らしい道に変わります。
 いや~明るい2車線を走るのは落ち着きます。
 
 改めて思い起こすと、一桁国道の8号線ですが、北陸3県が最も片側2車線が整備されている区間が長かった気がします。ただし、新潟市のバイパスは別格ですね。あれは一般道を超えた別物でした。


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【5時35分】約142キロ
 ちょっと景気着けに観光を一つ。
 国宝『丸岡城』に寄り道です。辺りに人気はなく、国宝を一人占めに出来ました。
 結構天守閣が高いなぁ~。きらびやかな派手さはありませんが、なかなかに優雅な趣を持つ城です。


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 別名『霞ケ城』というようです。最初にこの石碑?を見たときは違う城に来てしまったのかと思いましたが、横の立札に説明が書いてありました。


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【5時55分】約148キロ
 福井県最大の川、『九頭竜川』に到達しました。

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 なかなか大きな川です。写真では流れは1本に見えますが、左手に見える陸地は大きな中洲であり、もう一つ同程度のサイズの、計2本の流れが存在しています。


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【6時】
 以後は順調に福井市に入り、国道沿いの『なか卯』で朝食をとったりしながら先へ進みます。
 まだまだ体力に低下は感じません。まだまだいける!
 朝になり、かつ福井県中心部に入ったことにより、街並みも、人通りも少々にぎやかになってきました。


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【7時】
 またまた寄り道。学生時代の後輩の経営するアウトドアショップ『Blue Earth』前で勝手に記念撮影。中々本格的な佇まいで、ショップの中の品々も充実しているようです。

 当初の計画は、アルポルさんはここまで旅に同行し、店にお邪魔したのちに私と別れて帰宅の予定だったのですが、あいにく今回は1人旅になってしまったので、後輩は誰も来るはずがないと思っています。当然開店前。
 福井南警察署もすぐ傍のため、あまりうろうろせずに不審者は速やかに撤収です(笑)


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【8時30分】約182キロ
 福井市はとうに抜けて、メガネの街『鯖江市』も抜け、『越前市』に入りました。
 途中コンビニ休憩をとりつつも、いよいよこの旅最大の難所、敦賀市へ抜ける峠、『敦賀街道』方面への分岐へと差し掛かります。

 この辺りですでに出発してから10時間近く経過している上、走行距離は180キロに達しています。ちょっとしたグランフォンドを一回終えたくらいの距離です。ちょっと身体のバイオリズムが低下してきたのか足の回転が悪くなってきました。

 さらには、2日の昼から夕方にかけて仮眠を取ったのみのため、なんだか少々眠たくなってきていました。
 自転車をこぎながらも眠たいというのは初めての体験です。居眠り注意。


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 分岐に入ってすぐに、緩やかな登り区間が始まります。
 傾斜は一部を除いて大したことはありませんが、長い峠道だったように感じました。

 また、道も今のところは走り易い綺麗な道ですが、次第に舗装の状態も悪化し、路側帯も狭い悪路へと変貌していきます。
 ですが、危険と登り区間といった状況によって、身体の生命維持機能が働いたのでしょう。眠気も、体の重さもどこかに吹き飛んで、再び力がよみがえって走りに集中できるようになりました。


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 敦賀街道最初の難所。『武生トンネル』

 敦賀街道には何本ものトンネルがありましたが、基本的にどれもまともな歩道も整備されてなく、路側帯もない比喩でなく『危険なトンネルばかり』です。


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 この武生トンネルも例にもれず。

 トンネルの壁面が崩れて怪しいパネルで補強してあるのが不安を誘います。
 最初はちょっと歩道は狭いけど、何とか走れるかな~・・・と突っ込んでいったところとんでもない目にあいました。


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 歩道を進むにつれて、壁からは水が滴りだしており、その水に混ざって『粘土質』の細かい砂が歩道に堆積しておりタイヤをとられそうでまともに進めません。
 おまけにただでさえ狭い歩道の端に、反射ポールまで立てられており歩道がより狭くなっています。
 すり抜けられないよ~

 かといって、意外に交通量があり歩道を降りて、車道を突き進むチャンスを見いだせぬまま、迫る壁面と、反射ポールの隙間を、タイヤとリムを泥だらけにして何とか一本目のトンネルを抜けるという災難から始まりました。
 
 しかも出てみたら、リムが泥だらけになってブレーキが利かない・・・泣く泣くティッシュでリムを拭き、何とか走れる状態に戻します。


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 続いてはは歩道のないものの、距離は短い、具谷第1、第2トンネル等が連続する区間へ突入します。
 100メートル程度の短いトンネルなのですが、歩道も路側帯もないため、車の切れ間を狙ってダッシュで通り抜けようとしたところに悲劇が待っていました。

 具谷トンネルは路面状況が良くなく、ちょうど必死でダッシュをかけたところに路面の穴にリアを落としてしまい、第2トンネルにて痛恨のリム打ちパンクに見舞われます。

 とんだ災難によりりタイムロスです。
 しかも先ほどの武生トンネルで付着した粘土質の泥がタイヤやホイールにこびりついており、交換しようとしたチューブについて交換し難い上に、なにより汚い!!

 おまけに後で気が付いたのですが、新品のプロ3のタイヤを貫通するほどの衝撃だったらしく、穴が開いています。帰った後新品のタイヤは廃棄・・・まあ走っている途中にバーストしなくて良かった・・・
 しかし不運はまだ続いていました、よくよく見てみると私の大事な一張羅の、レーシングゼロ・ダークのリムがひん曲がってしまっていました!!もう3重に大ショックです。


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 その次の『桜トンネル』は比較的綺麗でしたが、歩道はこんな感じ。標識邪魔だよ(怒!)一定間隔で何本も突っ立っています。
 全く、人や自転車に歩道を使わせる気がないことがよくわかります。何を考えて造ったのでしょう?

 さすがにやっていられなくなって、もう車道を走り始めることにしました。


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 トンネルを抜けるとまたしても『霧』しかも今度のは、いままでで一番深い霧です。見通しも悪く、ただ走っているだけで身体が湿ってきます。
 標高は200メートル程度なのですが、これは雲の中にいるようなものでしょうね。なんというか異次元の体験です。


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【10時15分】約195キロ
 『敦賀街道』唯一の道の駅、『河野』で休憩します。本来ならば敦賀湾を見下ろす眺めの良い所なのでしょうが、深い霧に阻まれ何も見えません。
 駐車場にはかなりの数の車が停まっています。やはり皆さんこの霧の中と、走りにくい狭い道のドライブで疲れたのでしょうね。
 
 正直すでに200キロ近く走った挙句に10キロ近く登り基調の狭い道を登り続けており、その上深い霧で身体は湿っぽく。だんだん私も疲れ始めていました。

 しかし、道の駅を抜けた先からは下り基調の快適な道のりとなり、ここまでの鬱憤も吹き飛んだのでした。
 人間とは現金なものです。
 道の駅が峠の頂上だったんだなぁ。


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 しばらく下った先にある、大谷第1から第5トンネルも距離は短いながらも舗装状態は悪く、歩道も路側帯もありませんでしたが、もはや下りのために車の流れに負けることなく車道の真ん中を駆け抜けていきます。
 気持ちいい~!


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 その後もどんどん下っていきます。今までの苦労が報われる瞬間ですね。


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 そして、最後のトンネル『敦賀トンネル』。これも歩道もまともな路側帯も持たない危険トンネルですが、下りの勢いのままに突き抜けました。


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【10時35分】約200キロ
 そしてトンネルを抜けたすぐ目の前にようやく福井最後の街『敦賀市』の看板が。
 やっとここまでこれた~。
 新しい街の看板と、敦賀街道の難区間を抜けた満足感で気持ちに余裕が出来たのか、疲れも眠気も消え去っていきました。
 苦難の敦賀街道に終わりが見えたことにより、再び走り始める力が湧いていました。

 あと終点までわずか135キロ!!・・・いやまだ135か?


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 その後の敦賀に入ってからの、敦賀街道終盤ルートは、道は狭く洞門も、交通量も多く多少走りにくいながらも、基本平坦で速度も乗り、前半の越前市側からに比べれば天と地ほども快適さが違います。


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 またこのルートは景色も良く、晴れていれば敦賀湾に浮かぶ数々の島々や、無数の突き出す岬が連なる美しい景色が堪能で来たろうなぁ~と思わせる気持ちの良い道のりでした。

 
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【11時5分】
 海沿いの道を10キロ近く走ったのち、下道の通常の8号線と、自動車専用道の8号敦賀バイパスとの分岐点に差し掛かります。

 正直どっちも似たような道路に見えて、どちらに曲がればよいのか一瞬悩んでしまいますが、左の敦賀市街方面へ向かわなくてはなりません。  


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 さて、敦賀と言えば『発電所』。
 これは敦賀火力発電所ですね。横目に見て走り続けます。


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 看板の案内通りに走ると、やや寂しげな風景の道路となります。
 あまり広く綺麗な道路ではありませんが、バイパスとの分岐により車も少なくなり、久しぶりに背後からの車に気を使うこともなくリラックスして走ることが出来ました。


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【11時15分】
 ようやく敦賀の市街地に入りました。
 敦賀街道に入ってから20キロ以上孤独の中をサイクリングしており、街の風景に少し心が癒されます。


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 敦賀市中心部に入ると、中々大きな街であることが見て取れます。
 歩道にはそこそこ人通りが有り、賑やかです。人の日常の姿を見るとホッとしますね。


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 敦賀市街を抜けて、再び以前のような山深い道のりをしばらく進みます。
 こういった川沿いを走る、山深い道のりの風景は、少し国道41号線の飛騨路の風景と重なるものがありますね。
  

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【11時40分】
 国道8号と、161号の分岐点に差し掛かります。
 161号を使って、琵琶湖の北側を抜けて滋賀県大津市へ向かった方が、道のりは10数キロは短くなるのでしょうが
、私の目的は8号の走破。迷わず滋賀県の長浜市方面へ向かいます。


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 その後は福井県最後の難所である、約10キロの間に250メートルを登る、塩津海道の『新道野越』をほぼ登り切ります。
 中々に長い登り坂で、途中空腹でハンガーノックに成りかかりましたが、手持ちのキットカットを口にすることで何とか乗り切りました。
 
 これでもう滋賀県は目と鼻の先。
 とにかく過酷で長かった福井県をやっと抜けることが出来ます。
 道の脇の看板には『またおいでください 福井県』のメッセージ。
 ごめん多分二度とこのルートは走りません。というか走りたくありません(笑)


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【12時12分】約228キロ
 やっとこの旅4つ目の県である『滋賀県』に到達です。

 やっと福井県を抜けることが出来ました。
 朝の5時に福井県に入っていつの間にか7時間経過ののち、ようやく滋賀県入りです。
 あとはこの滋賀県を抜ければゴールだと思うと自然に気分が高揚してきます。 

 しかし思い返してみても本当に敦賀の道のりは過酷だった・・・。
  この区間は国道8号線の中でも一番の難所だと思います。

 よく新潟県の親不知がものすごい難所だと言われて、事実間違いではないと思いますが、最も危険な天険トンネルにはしっかりした迂回路もあり安心できます。また、洞門区間も多いですがところどころの切れ間切れ間に、トラック等をかわすスペース位はあり、個人的にはよほど走り易いと思います。

 ところが敦賀街道は、危険なトンネルに身をかわす方法がなくしかもそれが何本も存在しており、しかも通常の峠の道のりの状態が悪く、距離が長い。危険な上に体力を使う難区間ですね。
 まあ、親不知は何度も走ったことがあるため、慣れによる贔屓目もあるのでしょうが。

 なにはともあれ、これでようやくゴールまで100キロ足らずです。


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 その後、滋賀県に入ってしばらくは急な下り坂を経たのち、道幅は狭くなりますが、道のりにして5キロ近い、緩やかな下り基調が続きます。気持ちよく40キロ巡航で距離を稼いで走ることができました。
 
 そして、4月の海津大崎サイクリング以来、1ヶ月ぶりに再び『琵琶湖』と再開です。相変わらず大きいなぁ~
 また、4月には咲き誇っていた桜たちもすっかり散って、葉桜となっておりました。

 前回は、自家用車でマキノ高原まで走っていたのとちょうど同じ道のりを、わずか3週間後の今回は京都へ向かって自転車で逆走しているとは・・・何とも不思議な気分になります。
 

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 そしてこちらも危険の呼び声の高い『賤ヶ岳トンネル』ですが、何のことはない。反対車線にちゃんと自転車で通れる歩道が整備されていました。
 景色の良いとされる迂回路を走る元気も、時間の余裕もなくなってきたので、歩道を走ってトンネルを抜けます。


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【12時50分】
 木之本インター前のセブンイレブンで休憩兼、昼食をとります。
 どこか店に入って昼食をとったほうがよいかなぁ~と考えましたが、パンク修理等のタイムロスもあり時間短縮を図ったことと、以外に疲れ方が少なく体力の消耗がありません。大きな休憩は必要ないと感じました。
 
 さらに、ここまで来ると時折日光も射したりと、大分暖かくなってきました。
 基本的には曇ってますが雨が降りそうな気配も無くなっており、ようやく昨晩から着続けていたレインウェアを脱ぐことが出来ました。
 あー身体が軽い!

 
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 さて、以後の滋賀県は、中山道を大津市に向かって走り続けるわけですが、正直これと言ってあまり印象に残ったものがありません(笑)滋賀県ごめんなさい。

 このように多くの区間が1車線で構成されていながらも、意外に流れがよく、道も比較的綺麗で車もマナーが良く、とても走り易かったなあという印象じです。


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 そしてたまに市街地に入るとこのように賑やかになったりしました。


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【14時頃】約262キロ
『米原市』に入りました。もうゴールまで100キロを切っています。

ようやくのんびり落ち着いて走れるようになったこの昼下がり辺りから、またまたまた眠たくなってきていました。そりゃぁもう16時間も走りっぱなしだしなぁ・・・
 自転車に乗りながら居眠りしたらどうなるんだろう?


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【15時】
 相変わらずそこそこ走り易い中山道を、これまた淡々と走り、『彦根市』に入ります。余裕があったら彦根城でも見てこようかと思ったところですが、250キロ以上走って流石に疲れてきており、交通量もかなりあって寄り道が流石に面倒に感じたため、今回はパスすることにしました。

 その後は『近江八幡市』を抜け『竜王町』に入り、道の駅『竜王かがみの里』手前でついに過去最高の『300キロ』に到達しました。


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【17時】307キロ
 竜王町の御上神社付近のコンビニで再度休憩。
 滋賀の山々は、富山県で見慣れている様な『山脈』といった体ではなく、ちょっとした小山が連なっていると言った感じで、非常に生活圏のすぐそばに小山が広がっており、私の目には非常に新鮮でした。

 青々とした木々に覆われたすぐ間近の山々は、なんだか神社付近ということもあってか神々しく、霊験あらたかに感じられます。

 この先『野洲川』を渡ればすぐに国道8号は東海道と合流し、国道1号との並行区間へと移行することになります。


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【17時20分】
 『草津市』に入りました。滋賀県の国道8号はこの辺りから大津市まで市街地が続き、車の通りも多くなってにぎやかになります。


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【17時55分】
 賑やかで、車も多かった大津市もあとわずかの本宮2丁目交差点にたどり着きました。
 道路案内板の表示はとっくに『国道1号線』と表記されています。


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 そして大津市の市街を抜けてすぐ、京都まで最後の、本当に最後の難所、逢坂付近を登ります。
 坂道自体の距離は短いのですが、すでに300キロを超えての登りは結構堪えるものです。


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 必死で坂を上り切り、そしてひたすら登った分だけ下り・・・そしていつのまにか道路は広がり、都会的な風景へと変貌していきました。
 そんな時、ふと後ろを振り返れば、背後の歩道橋には『滋賀県大津市』の看板が・・・と、いうことは・・・
 

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【18時13分】330キロ
 『京都府』の看板!やった!!ついにたどり着きました!!5月2日の夜22時に出発して、早20時間以上。
 ついにこの旅5つ目の府県にして最後の地『京都府』にたどり着きました!!

 感動のあまり、疲れも眠気も何もかも吹き飛んでテンションが上がります。大分日も傾いてきましたが気にもなりません。あとは8号終点を目指すのみです!!
 

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 京都市中心部へ至る国道1号線は坂道も多く、交通量も多いといった、ややもすれば危険な区間ですが、意外にサイクリストや、車線の左端を走るオートバイなどが多いため、それらの集団に混ざって徒党を組めば、危なげなく進むことが出来ました。


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【18時45分】
 そして京都市中心に迫り、『清水五条』に至り、初『鴨川』。見るもの何もかもが新鮮です。


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 『五条大橋』を渡ります。欄干のデザインがいかにも京都といった雰囲気です。

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 少し走ればついに『烏丸通り』の名が記載された案内標識が。終着点まであと少し!!

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【18時53分】
 やった・・・
 日も大分暮れて、周囲も暗くなってきた中、ついに国道8号線終点、『烏丸五条交差点』に到着しました。
 
 およそ、1年前に国道8号線完走を計画し、
 
 2011年8月に【富山~新潟】248キロを完走。
 そして、
 2012年5月。ついに【富山~京都】間を走り終え、変則的ではありますがようやく【国道8号線走破の旅】をやり遂げることが出来ました。


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 サイコンが記録した移動距離はなんと『338.69キロ』
  
 富山県を出発して、『約21時間』
 1時間当たりの実移動距離にして『約16キロ』と当初の計画そのままのペースで進むことが出来ました。

 天気にもあまり恵まれず、いくつかの苦難のポイントや、パンクなどのトラブルもありましたが、走り終えてみた現在は体調も良く、思っていたほど疲労の感じはありません。前もってのトレーニングや、準備のたまものでしょうね。
 前半の【富山~新潟248キロ】と後半の【富山~京都339キロ】合わせて【587キロ】に及ぶ道のりでした。
 ちょっと公の数値よりも短くなってしまいましたが、サイコンとタイヤの誤差の範囲でしょうね。
 

 しかし、この『烏丸五条交差点』、新潟市にあったような『道路元標』のような、到着を記念するランドマーク的なものがありません。
 ネット等で調べてみても、どうやら本当に終点の標式等もないようです。


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 仕方ないので。京都市の中心部で観光客でにぎわう中、浮きまくりですが『烏丸五条交差点』を一周してやることにしました。


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 ここも『烏丸五条交差点』。


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 うん。ここも『烏丸五条交差点』に間違いなし!!
 交差点を一周しましたが、天下の一桁国道の国道8号線ともあろう道であるというのに、やはり終点を示すようなものはありませんでした。何だか物足りないなぁ。
 
 まあよし、この辺にしておいてやろう。
 ヘルメットにレーパン姿の30後半の男が、京都の交差点を自転車を押してグルグルグルグル・・・

 どう見ても不審者です(笑)通報されないうちに宿へ向かいます。。。


【エピローグ】
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 宿に着いた後、338キロを走って疲れているくせに、晩御飯がてら夜の京都の散歩に出かけました。
 まずは22時過ぎの京都駅。
 キラキラして綺麗でした。
 

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 そして京都タワー。
 残念ながら散歩を始めたのが遅くなったため、ライトアップは消えてしまっていましたが。


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 京都はちょっとした路地裏に入っても雰囲気がありますね。暗いから余計に趣きがあるのかもしれません。
 

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 そして『烏丸四条』から『祇園』へ向かうアーケード。
 夜中の23時過ぎですが、かなりにぎわっています。流石は国際的な観光地ですね。
 ついさっきまで、孤独にジメジメしながらサイクリングをしていた自分ですが、やはり走り終えると少々人恋しくなるのかもしれません。人混みにまみれて少しホッとしたような気がします。

 満足感に満ち溢れた後、歩き疲れて、宿へと帰ったのでした・・・


 
 さて、これにて、道のりも長い、記事も長い【国道8号線走破の旅、実走587キロ】は無事終了です。

 しかし翌日5月4日からは京都市内を観光した後に、『奈良県』を巡り、更には『大阪府』を巡るという
 『三都巡り』の旅に出発したのでした。

 よろしかったら、下記より旅の続きをご覧ください。

≪続き≫富山発【京都~奈良~大阪】三都巡りサイクリング(その1)

 それでは今回はこのへんで。

国道8号を走破せよ『後編』【富山~京都サイクリング】プロローグ

 ついにこの日がやってきました。
 昨年2011年8月末に国道8号線前半戦である、『富山~新潟』約250キロを走り切ってからはや半年以上が経過してしましました。月日のたつのは早いものです。
 いよいよ今夜5月2日に、国道8号線後半戦。『約330キロ』
 富山~京都サイクリングの完走に向けて走り出します。

【国道8号】
新潟県新潟市から京都府京都市へ至る一般国道である。
総距離:588.5km(国道1号重複区間を含む。)
     561.2 km(国道1号重複区間を含まない。)(全国で国道4号、国道9号に次いで3番目に長い)

起点:新潟県新潟市中央区本町通七番町1054番地2(本町交差点 = 国道7号・国道113号起点、国道116号終点)
終点:京都府京都市下京区烏丸通五条下ル大坂町371番地2(烏丸五条交差点 = 国道9号・国道24号・国道367号起点)(出典:Wikipedia)

とのこと。

 なお、300キロオーバーの連続サイクリングを行う予定のため、明るいうちに8号終点『京都烏丸五条交差点』へ到着したいために、実際の1時間平均移動距離を16キロ前後と見込み、2日の夜22時頃にスタートし、3日の18時以降に到着予定という0泊2日、走行時間20時間以上の強行軍です。

 さらに翌4日には【京都~奈良~大阪サイクリング】へと、三都巡りを行うという、二日間で計400キロオーバーの夢のような目くるめくサイクリングを楽しむ予定です。

※なお国道8号サイクリング『前半戦』の詳細については国道8号を走破せよ『前編』【富山~新潟サイクリング】をご覧ください。


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 もちろん整備も万全です。
 一桁国道である8号ですが、一部かなり路面の状態が悪い場所もあります。
 インナーチューブは新品のパナレーサーR-AIRへ。
 今回はバルブの長さも48ミリを選択したため、空気も入れやすいです。


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 そしてタイヤも新品へと交換です。
 PRO4が発表される直前に買ってしまったPRO3(笑)


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 そしてチェーンも新品へ。


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 バーテープも新品に交換。ここが新品になるとテンションが上がりますね。
 今回はイーストンのバーテープ。エンドキャップがかっこいいです。
 
 これで消耗品はOKでしょう。ワイヤーは・・・まあいいか。


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 そして『安全対策』にも余念はありません。

 夜に出発して、深夜から明け方まで走りっぱなしで、トンネルも多数あります。

 前半戦の新潟行きや、41号線完走の際の夜間走行は、田舎から、さらに田舎へと車の少ない区間を走るパターンでしたが、今回はゴールデンウィークの最中に、富山、石川、福井の都市部を抜けなければなりません。

 後方から車に突っ込まれないように、きっと光り物はあればあるだけよいでしょう。
 手持ちのテールランプ類をありったけ装備してフラッシングの弾幕を作っていきます。
 

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 さらに『照明対策』
 暗い路面を照らすための『GENTOS閃 325 【明るさ150ルーメン』と『GENTOSヘッドウォーズ 【明るさ200ルーメン』。近所のホームセンターでも手に入るこの2つのライトがあれば、何万円もする高価な自転車用ライトは必要ありません。
 その他サブライトとして多数のフラッシングライトを装備し、全面からの視認性を高めていきます。


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 前日中に準備は完了。あとは出発時間を待つのみです。

 しかし、現時点での天気予報では、5月2日から3日にかけては曇り時々雨といった、ぐずついた天気の模様・・・ゴールデンウィーク前半の天気をもう少し残しておいてほしかったなぁ~
 雨の中走るのは正直テンションも下がるし、服装等の選択も難しくなり荷物もかさむため厄介なところですがこればかりは仕方がありませんね。

 夕方の予報を確認したら、富山、石川といった北陸地方は、曇り時々雨から『雨』にバージョンアップしている・・・最悪ですが西の方や3日以降の時間経過につれて少しずつましな方向へ変わっていく予報なのが救いですね。


 それではもう少ししたら出発です

≪続き≫国道8号を走破せよ『後編』【富山~京都サイクリング】

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