2017-03

『2015KOBE六甲全山縦走大会』参加してきました

11月8日(日)
今年も富山からはるばる神戸まで赴いて、単独1回と大会参加2回で、通算3回目の六甲全山縦走を行ってきました。

 今年最後のビッグイベントだったのですが、哀しいかな昨年以上の大荒れの天候に見舞われる悲惨な一日となってしまいました。

 昨年の大会も雨に見舞われる残念な天気であり、今年こそ快晴の空の下で神戸の山々を堪能して、私の六甲全山縦走は最後にしようと思っていたのですが、2年連続不完全燃焼極まりない結果となってしまいました。

 どうやら自分は相当神戸に好かれているのかもしれませんね・・・
 晴れるまで来いと言う事なのか?

 今回は一日中灰色の世界で、新たな見どころも無かったので特に内容の無い、ジメッとした記録です。

 それではスタートです。


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【6時】
 前日用事で神戸入りが23時を過ぎ、寝不足の為始発を乗り過ごしてしまいました。。。

 それでもまだ日の登らぬ薄暗い中、スタート地点である須磨浦公園へとやってきます。
 
 神戸は既に小雨のパラつく悲しい天候でしたが、こちらは幸いまだ雨は降っていませんでした。
 しかしこの後は、道程の半ばにも差し掛からぬうちから雨に打たれる一日で、この先もテンションの上がることはありません(笑)

 ただ、富山と異なりまだ暖かく、雨に打たれても寒いとは感じないのが唯一の救いでした。


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 とりあえず第一の山頂旗振山へ。

 大分薄明るくなってきました。
 始発から時間がズレたためか、心なし道も空いている気がします。


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 灰色の世界の中、神戸の街の光が控えめに輝いています。

 雲多いなぁ・・・


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【6時40分】
 その後、おらが茶屋、高倉台の市街地を抜けて、400階段手前に差し掛かり、やはり大渋滞に巻き込まれます。

 山肌を貫く階段は遠目に見ても色とりどりのウェアでわかる大渋滞となっています。

 まあ、急な階段を急いだところで、消耗するだけだからノンビリでいいのですけどね。 


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【7時45分】
 ・・・たっぷり1時間かかってようやく横尾山へ。
 やはり時間かかるなぁ・・・もう何だか眠たくなってきました。


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 途中山の隙間からは、明石海峡と淡路島への入り口が垣間見えました。
 懐かしいなぁ・・・

 また淡路島一周サイクリングに行きたいものです。
 

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【8時5分】
 須磨アルプスへ。
 やはり、市街にほど近いこの場所で、標高以上の威容がある稀有な場所ですね。

 横尾山から須磨アルプス手前の鎖場でもタップリと渋滞しまていまししたが、ようやく流れが良くなって来ました。

 その後も灰色の世界の中、9時15分高取山、9時55分鵯越駅、10時10分菊水山入り口へと歩を進めて行きます。


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【10時45分】
 菊水山山頂へ。  
 ようやく前半の難所をクリアしましたが、小康状態であった天候は、ここから本格的な【雨模様】へと悪化の一途をたどります。

 うわ~これはひどい。
 余りの雨脚の強さに耐えかねて雨具を羽織りさっさと先へと進むことにします。

 当ブログにコメントを下さる勝本さんの姿もササッと探してみましたが判らず、雨に打たれるため次の山へと急ぎ菊水山を下山します。

 その後も時々小康、ほぼ雨模様。
 の状態が続きますが、菊水山を下ったところで暑さに耐えかねて雨具を脱ぎ、この先は雨に打たれながら歩くこととします。


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【12時5分】
 大龍寺手前の自販機コーナーで水分を補給。


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【12時20分】
 市ケ原。 
 ここで不本意なことに、決して走っていないのに他者を追い抜いたところ、背後からトレランするなと、心無い発言を受け、ただでさえテンションの低い精神状態の中に更なる追い打ちを受けます。
 
 何だかなぁ・・・
 ここまで何人にも追い抜かれていて気分が悪いのでしょうけれど、私は歩くのは速いのでランニングしているように感じたのかもしれませんね。
 
 しかし、アウェイで参加させていただいている者として、『走らない』というマナーは厳守しています。
 ですが、自分への挑戦として全力で『歩いて』います。
 そういった行為すら許容できない器なのかねぇ・・・
 
 六甲全山縦走大会が好きなんでしょうが、その気持ちの向け方は違うんじゃないのかなぁ。
 哀しいし空しい。
 天候と同じくもやもやとした気持を抱えて先へ進みます。


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【13時半】
 もやもやしつつ、麻耶山掬星台に到着。
 しかし展望台はすっかり雲の中です。
 
 当然美しい景色などは望むべくもありません。


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 暖かいホットレモンを頂き少し気分が晴れてきます。

 しかし、止まっていれば寒いし、雨には打たれるしで良いことないな。
 さっさと先へ行こう。


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 中盤の難所にして一つの区切りである麻耶山を過ぎれば、後の縦走は随分と楽になって行きます。

 そして今回が3回目の一年に一回のイベントですが、コースもほとんど覚えているため随分と楽に感じます。
 また、次第に人の姿が切れるようになり、昨年よりまばらになったのが早い気がします。
 
 やはりこの悪天候で早々に切り上げた人が多いのかもしれませんね。


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【14時半】
 六甲山郵便局にて甘酒が振る舞われており小休止します。    

 またウォッシュレット完備のトイレも使わせてもらえるため、大事な休憩ポイントでもあります(笑)


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 暖かい甘酒。

 特に今日はありがたい。
 暖かい甘みと声援が本当に染み渡って生き返りますね。


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【15時10分】
 六甲ガーデンテラスに到着するも、相変わらずの雲の中。
 観光客の姿もまばらで寂しい雰囲気です。


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【15時45分】
 雲の中の六甲道路を進み、六甲最高峰、標高931m六甲山山頂へたどり着くも、すぐさま下山します。
 
 アハハな~んも見えねぇ(笑)
 

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【15時50分】
 最終チェックポイントを通過。
 残すは4分の1、たったの14キロ(笑)

 後は厳しい山も無いけれど、疲れた脚にこの距離は堪えます。
 先の道程を覚えている分余計に辛いものがありますね。
 余り考えないようにして先へ進みます。


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 霧に包まれた幽玄な鉢巻山トンネル。
 去年以上の雲の量のため、より一層幻想的な光景です。


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 太平山を越えて、時刻は17時を過ぎ、次第に灰色から漆黒の闇夜が近づき、棚越新道を越える急な石畳の階段を照らすランプが霧の中で幻想的に揺らめきます。

 異世界の中を歩いているようです。

 その後も次第に暗くなる中、小康状態であった雨脚はより一層強さを増していき、森の中の木々に守られつつも雨に打たれながら宝塚までを進むこととなります。

 当然山間からの神戸の美しい夜景など、そもそも雲に包まれて見ることも出来ず、何人かの集団と塊になりながら、まるで敗残兵の行軍のようにひたすら黙々と歩き続けたのでした。


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【17時50分】
 ようやく塩尾寺へ
 
 終わった・・・もう急ぐ気にはなれないな。
 あとはただダラダラ道なりに歩いていくだけです・・・


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【18時15分】
 ゴール手前の交差点へ。
 手前のローソンは残念ながら閉店してしまっていました。
 祝杯用のビールが買えない(泣)


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【18時20分】
 湯本台広場にゴール!!
 出発から12時間20分
 無事に縦走を完了することが出来ました。

 長く苦しい道のりに加えての悪天候でしたが、やはり3回も歩けば慣れてきますね。
 これまでで一番あっさりとたどり着いたような感覚です。
 
 さて、疲れたし、流石に日が暮れて、雨に濡れた体は寒気を感じる様になってきました。
 速やかにホテルへの帰路に就くことにします。


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 阪急宝塚駅前では、今年も甲子園大学の学生さんたちが、お汁粉、豚汁等の暖かい食事と共に参加者達をもてなしてくれていました。

 苦しい道のりを越えて精魂尽き果てそうになった身には、なんというか見知らぬ他人の祝福の声もありがたいですね。
 疲労した体と、荒みつつある心に温かい物が注ぎ込まれていくようです。

 3回目の六甲全山縦走は色々な意味で不完全燃焼で不本意な結果となりましたが、悪天候の下でも体力の低下も感じられず満足の行く歩みが出来たことが唯一の収穫だったでしょうか。

 改めて思い起こせはやっぱり楽しい一日でしたが、もうコースも覚えているほど充分堪能したし、何より余裕のなかった日程、悪天候、低下するモチベーションの中歩き抜いて、六甲は自分の山では無いんだな~と改めて実感した気がします。
 神戸まで旅行がてらに訪れるのは楽しかったけれど、一人歩きも寂しいし、もう充分かもしれないな。

 最後に悪天候の中スタッフの方々もお疲れ様でした。
 一日ありがとうございました。
 23日の大会も頑張ってください。そして、良い天気になりますように。


 それでは今回はこのへんで
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2015KOBE六甲全山縦走大会に当選しました。

公称56キロに及ぶ道のりを、1日で歩き切る六甲全山縦走大会。
申し込んだところ、今年も当選してしまいました・・・

無題
 
 う~ん。
 抽選であるということから、外れることも有るのでしょうが、2年連続ではるばる富山から神戸まで遠征して大会に参加し、通算にして3度目の六甲全山縦走へと旅経つことになりそうです。
 

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【2014年11月8日 六甲全山縦走大会 須磨アルプスにて】

 縁もゆかりも無い神戸の山々ですが、受かってしまったものはしょうがない(笑)
 懐かしささえ感じるあの縦走路へと今一度足を踏み入れる事にしましょう。 
 
 今年は快晴になってくれると良いんだけれどなぁ・・・
 そして大会までに、50キロ歩ける足を作っておかないといけませんね。
 なんだかんだ言ってもやっぱり楽しみです。


 それでは今回はこのへんで。 

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『2014KOBE六甲全山縦走大会』参加してきました

 11月9日(日)、この日はかねてからの計画通り、富山からはるばる高速バスで6時間かけて神戸まで趣き、公称56キロメートルに及ぶ道程を一日で歩き尽くすといった苛酷な道のりである、『六甲全山縦走大会』へ参加してきました。

 大会より数日が経過して、ようやく体の痛みも治まり遅ればせながらの報告です。

 なお本大会に参加するには、富山からでは日帰りは不可能な上、前泊どころか大会当日も宿泊しないと日程的に辛いといった状態であり、本当に我ながら物好きなものだと感心してしまいます(笑)
 
 しかし、苦労して参加した大会でしたが天候は一日中雨が降り続く残念な一日だったのでした。。。

 またこの道のりはつい半年前の、今年の4月に単独で走破したことも有り記憶も新しく、コースの内容も前回詳細に記録したことも有り、今回はサクッと悪コンディションの中ひたすら先へと進んだ大会の思い出について記録して行こうと思います。

 それではスタートです。 

 
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【5時10分】
 スタート地点である須磨浦公園駅へ向かうために、始発の電車に乗り混もうと思いましたが、既に新開地駅のホームは参加者達で溢れ返っていました。

 これはすごい。
 早朝から今日の参加者の2,000人の内の何割かがこのホームに集結している状態です。

 
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【5時40分】
 須磨浦公園駅に到着後、まだ日も登らない中、駅からスタート地点まで行列になって受付を済ませていよいよ六甲全山縦走がスタートします。

 なお、駅に着いたと同時に雨もパラつき始めると言った、天候に恵まれ無い中でのスタートとなりました。

 しかし、富山に比べて季節が一月分以上は暖かいと感じられる神戸の気候は降り注ぐ雨も暖かく、雨具を着るとむしろ暑くて動けないほどであり、一日雨に打たれつつ歩き通すこととなりました。

 でも暑がりの私はむしろこの方がよほど歩きやすいですね、


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 スタート直後。

 雨の降る暗闇の中、皆ライトをつけながら狭い階段を2列で進みます。

 覚悟はしていましたが、混み合っていてせまっ苦しい。
 追い越し車線側を、早歩きで進み続けます。 

 しかしこの先もしばらくは、渋滞する登山道と付き合っていかなければなりません。
 結構ストレスを感じます。


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【6時5分】
 まずは旗振茶屋へ


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 雨のためか、未だ空は夜の色であり、木々の間から垣間見える神戸市街の夜景を眺めることが出来ました。

 しかし、行列の流れに乗って進まないといけないのであんまりのんびりとは出来ないのが辛い。
 
 グランフォンドの時などもそうですが、単独で進むときと事なり、集団で進むときは他者のペースに引っ張られて自分の力以上に早く進めるようになりますが、反面先へ進むことが目的になってしまい、せっかくのコースを堪能できなくなってしまう傾向がありますね。


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【6時20分】
 おらがまち公園をこえて、おらが茶屋へ。

 大分空は明るくなってきました。


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 長い階段を下ったのち、最初の市街地である高倉台を歩きます。

 看板や、ボランティアさんに静かに歩くよう促されます。
 我々の体は既に戦闘モードですが、一般の人はまだ眠い目をこすっているくらいの時間帯です。

 物音を経てないよう静かに先を急ぎます。


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【6時半】
 しかし高倉台を抜けて、400階段の手前の歩道橋では大渋滞が発生していました。
 
 階段で詰まってしまっているのか・・・
 いやはやこれはすごいなぁ・・・


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【6時50分】
 ようやく400階段の渋滞を脱することが出来ました。

 う~ん、今日は淡路島の方は全く見えないなぁ・・・残念です。
 アウトドア活動で天気が悪いと本当に損した気持ちになりますね。


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【7時40分】
 その後も、【6時55分】栂尾山、【7時20分】横尾山と、行列の中で山頂を抜けた後、須磨アルプス手前の鎖場でまたもや大渋滞に巻き込まれて、行動食を食べつつのんびりと歩を進めて、ようやく須磨アルプスにたどり着くことが出来ました。
 
 相変わらずの見事な岩肌の光景ですが、人が多すぎてあまり風情が無いなこれは。

 前回じっくりと堪能したので、今日は立ち止まらずにさっさと先へと急ぎます。
 

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 その後は再び妙法寺から高取神社へと向かう市街地を進み・・・

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【8時50分】
 高取山へ。

 やっぱり行列に乗って歩いているため、山頂へ進む気にはならずさっさと次へと進む事にします。
 淡々としています。


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【9時半】
 長い坂の市街地を抜けて、鵯越駅へ。

 少し人がばらけてきたように感じます。


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【9時45分】
 菊水山の入り口へ。

 これを登ればようやく第一チェックポイントです。
 前回はこの菊水山の階段とハンガーノックの組み合わせにかなり苦しめられましたが、今回は充分な食料を持参しており、腹具合はばっちりです。


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【10時25分】
 やはり急な黒いプラ階段で、渋滞に巻き込まれて時間がかかりましたが、かえって私自身は疲労を感じることも無く、菊水山チェックポイントへ到着することが出来ました。

 しかし、たどり着いても鉄塔の傍の休憩ポイントには人が群がっている上、視界も悪いし疲れも無いからとやはりさっさと先へと進みます。
 う~ん。 

 この淡々とした歩みは、麻耶山掬星台を越えて、完全に人がばらけ始めるまで続くのでした。


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【10時50分】
 その後天王吊橋を越え・・・


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【11時35分】
 大龍寺にて特別設置された自販機でぬるいコーラ…を飲みつつ休憩した後、再び歩きだし。

 
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【11時50分】
 市ケ原へ。

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【12時】
 そしてついに麻耶山への取り付きにたどり着きました。

 前回はここでも大変な時間のロスをしてしまったのですが、今回は雨に打たれて湿りつつも身体には力も感じられて体調は良好です。

 人もばらけて進みやすくなっており、リベンジ開始です。


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【12時55分】
 中々に長い麻耶山への道程をようやく終えて、第2チェックポイントである掬星台へとたどり着きました。
 入り口からここまで50分か・・・

 それでも前回は空腹で足が全く動かず、1時間15分ほどかかってしまいましたから、まあ満足のいくタイムです。
 
 無事に雪辱を果たしたぞ。やはり前回の記録は本当の私ではなかった(笑)

 わざわざここまで来たかいがあったというものです。


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 掬星台の広場では、ボランティアの方によりホットレモンが振る舞われていました。

 雨に打たれて湿った身体に、暖かい酸味が染み渡ります。

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 しかし景色は残念な限り。

 この日は4月に眺めたような、ここからのあの美しい神戸の景色は低い雲におおわれて欠片も眺めることは出来ませんでした。


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【14時】
 長い六甲全山縦走も折り返しを過ぎましたが、ここからは端折って行きます。

 掬星台を立ち、アゴニー坂を下り、オルテ・ド・マヤ前を通り、三国池、三国岩をショートカットするルートを進んで丁字ケ辻交差点へたどり着きます。

 どうやら表六甲ドライブウェイは工事中で通行止めだったようで、心なしか交通量も少ないようです。


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 淡々と進んでいると、レストランや、郵便局などの観光ポイントにこの小さな電気自動車が度々陳列されている事に気が付きました。

 なんだこれは?可愛いな。

 まじまじと眺めたり、写真を撮ったりしていたら、お兄さんが

 『乗り込んでも良いですよ~。触ってみてください』

 とのこと。


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 ガルウイングのドアを潜れば、シンプルなコクピットが。
 簡単だなぁ。遊園地のゴーカートの様だ。

 前ひとり、後ろ一人の二人乗りの電気自動車で『ウリボー(URIBO)』というそうです。

 六甲の観光地をこれで自由に観光できるのだそうな。
 こんな可愛らしい外観で、MAX80キロも出るのだそうな。 
 凄い。運転してみたい。

 車というより、バイクの強化版のような感じですね。 

 こんなん運転して観光地巡りを出来たら面白いだろうなぁ。
 子供もよろこびそう。 

 デザインも良いし、ちょっと家に欲しいくらいです。


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 カラーリングも豊富で、様々なカラーが停車していました。

 いいなぁ~。
 自分専用の気にいったカラーにして乗り回したい。


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 と、汗と雨にまみれた39歳が、しばらくウリボーにまとわりついた後、六甲記念台ガイドハウスそばの郵便局で、またまたボランティアさんたちが甘酒を振る舞ってくれました。

 ありがたい事です。


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 熱い甘酒が、雨で濡れてしまって動いていないとすぐに冷えていく体に染み渡る・・・

 普段は飲みたいとも思わないのになんて美味しく感じるのでしょう。


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 その後は六甲小学校前を過ぎ、ゴルフ場のネットの中を潜り抜けて・・・


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【14時40分】
 六甲ガーデンテラスへ。

 しかし、春にやって来た時と異なり、何だかお客さんも少なく閑散としています。
 雨も降っているし、もう季節じゃないのかな?

 さあ、後は六甲最高峰を目指して、長い下りを進むのみです。


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 その後は六甲上道路を真っ直ぐ通過する人々を横目にしながら、あくまで六甲山最高峰を目指して愚直に縦走路を進み、遂に再び六甲最高峰にたどり着きました。


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【15時15分】
 早朝に須磨海浜公園を出発してから早9時間半。

 ようやく六甲山系最高峰、標高931メートル六甲山の山頂へたどり着きました。

 しかし、天候のせいもあるでしょうが、びっくりするほど誰も登ってこないな。

 殆どの人は山頂を通らずに先へと進んで行っているのでしょうね。


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 下山開始。

 雲に包まれて、な~んも見えねえ(笑)

 確かに登ってもしょうがないという気持ちもよくわかる。


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 そして、六甲山から下山した道のすぐ下。

 一見茶屋を過ぎた先の最終チェックポイントの受付を済ませます。

 やれやれ、残すはあと14キロ。

 前回より2時間は早いペースで進めているので、12時間台でゴールできないかな?


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 その後、鉢巻山の入り口は車によってふさがれていたため、素直にトンネルを通って東六甲分岐点を目指します。

 霧に包まれたトンネルの輝きが、とても幻想的です。。。


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 東六甲分岐点を過ぎて、太平山へ向かうラストスパートのトレイルへ突入します。

 この辺りまで来るとさらに人はばらけて、視界に全く人がいない時間もでてきたりと、縦走者たちの隊列が広がってかなりの幅になっていたものと思われます。
 

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【16時半】
 太平山も越えて、棚越新道の手前の急な石段では、次第に暗くなる周囲帯に合わせて電灯までが灯されていました。

 有り難いし、これは幻想的で綺麗だ・・・


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 そして、前回美しい夜景を眺めることが出来た展望スポットにも立ち寄りました。

 今回はペースも早く、明るいうちに辿り着くことが出来ましたが、明るすぎてあの美しい夜景の景色は見る影もありません。

 何だかもったいないことをしてしまった気がする。
 
 早く進みたい気持ちと、日中の余りの展望の悪さから、せめてあの素晴らしかった夜景くらいは見ておきたかったという後悔の念が入り乱れて複雑な気持ちです。

 中途半端なタイムアタックなどしてもしょうがないから、いくら人に抜かされてものんびり時間内に歩けばいいやという心の余裕があればいいんですけが、正直一人で参加していては気が急いて難しいですね。
 
 連れでもいればそんな気持ちになるかもしれませんが、こんなスケジュールに付き合ってくれそうな知り合いはいないなぁ・・・


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【17時10分】
 ついに全てのトレイルを終え、塩尾寺に辿り着きました。

 周囲の闇はすっかりと深みを増してきており、ライトなしでは歩きにくいようになりました。

 が、ここまでくればもう何も慌てることはありません。
 急ぐ気力も無く、痛む足を引きずりつつ、トボトボとゴールを目指して歩き続けるのみです。


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 宝塚の夜景が視界に広がります。

 まだちょっと明るくて、闇の深みが足りないけれども充分に美しい。。。


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 そして市街地へ。

 あと少しだ。。。


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 ここを右折すればゴール。

 と、その前に角のローソンで祝杯用のビールを買っていきます。


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 ゴールである湯本台広場が見えました。

 ああ・・・やっとここまで来た。
 長い一日だった・・・


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【17時40分】
 ついにゴール!!

 やったぞ~!!
 
 受付を行い、参加賞を頂きます。
 富山からの参加は珍しかったせいか受付の方に声をかけられました。

 そうか・・・今回私は完全なアウェイの人なんだな・・・

 グランフォンドも富山と糸魚川といったほぼ地元くらいのイベントしか参加したことが無かったので不思議な感じです。

 しかし、見知らぬ地で、こうしてゴールで誰かが待っていてくれるというのは、単独でやり遂げたときとは異なる実に良い気分です。

 そして、早朝に須磨浦公園をスタートしてから丁度12時間が経過していました。 
 
 12時間を切ることは出来ませんでしたが、悪コンディションの中、序盤の渋滞を乗り越えつつ前回の単独行よりも2時間半タイムを短縮することが出来、前回の不本意なタイムを塗り替えることが出来た、自分の中での面目躍如と言ったところですね。

 
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 そして、祝杯!!

 『六甲全山縦走に乾杯!!』

 疲れ切った身体にビールが最高に美味い!!


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 その後、続々とゴールする縦走者たちを尻目に阪急宝塚駅を目指します。

 宝塚大劇場が川の向こうに見ることが出来ます。
 いつか明るいうちに見てみたいものです(笑


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 阪急宝塚駅の前では、甲子園大学の生徒さんたちが、ぜんざいやしょうが湯の振る舞いを行っていました。

 ・・・まだ私の半分くらいの年齢だろうに。
 地域の為、縦走者の為か、感心だなぁ・・・

 暖かい振る舞いを頂いて、テントでお土産を購入し、暖かい気持ちのまま神戸の宿へと帰路に就いたのでした。

 やはりイベントに参加するというのは、窮屈なことも有るけれども、ボランティアさんや、運営の方々の尽力を感じとれると、それ以上に楽しい。

 今回初参加した、六甲全山縦走大会は、残念ながら一日雨の降り続く今一つの天候となってしまいましたが、ぜひもう一度澄み渡るような晴天の時に挑戦できたならばと思います。

 せっかくの大イベント。

 雨天だった辛い思い出を最後しにて、塗りつぶしたくはないですね。


『以下エピローグ』


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 翌日は嫌がらせのような快晴
 なんなんだかな~


 和田岬駅まで移動し、三菱重工神戸造船場を眺めていきます。
 なんて大きな工場なんだ。  


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 そして背後には、ビルの陰に隠れつつも広がる六甲山脈たち。

 かつて加藤文太郎が、前述の造船場に勤めていたころは遮るものも無く、くっきりと山々の姿が見て摂れていたのでしょうね・・・

 六甲全山縦走か・・・来年はどうしようかな・・・

 富山から神戸まで余りにも遠く、簡単に行けない距離ですからね。

 今後一年じっくり考えてみますかね。 
 

それでは今回はこのへんで

テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

2014KOBE六甲全山縦走大会に当選した・・・

 11月9日、24日の二日間開催される、KOBE六甲全山縦走大会のうち、当るも八卦、当らぬも八卦くらいの気持ちで9日の部に申し込んでいました。

 が、見事抽選に受かってしまった・・・
 

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 う~ん。倍率はどのくらいだったのでしょう?
 
 ゴールデンウィークに完走してきたばかりだというのに、半年後もう一度あの道程を進むのか・・・

 しかし、抽選に受かったからには、引き下がる男ではありません。

 嫁を質に入れてでも・・・いや嫁に頭を下げて(笑)

 もう一度、はるばる富山から神戸へ趣き、あの遥かなる50キロ近い道程を完走・・・いや完歩して来ようと思います。(※この大会はランニング禁止です)
 
 つい最近完走した道のりであり、まだ記憶も新しく、もう一度進めばよりその道のりの楽しさがわかることでしょうし、何より前回は塩屋からの縦走でしたが、大会では正式ルートの須磨浦公園からのスタートとなるため、その道のりも体験しておきたいところでしたしね。

 また、グランフォンドのように大勢の趣味を同じくする人々と共に進むというのは、きっと楽しいことに違いありません。
 エイドもあるようですし、益々楽しそうです。
 
 単独での走破も面白かったですが、一度は参加してみる価値のある大会だと思われます。


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≪麻耶山掬星台より神戸市街を望む≫
 あの道のりを、今度は秋に進むのか・・・

 今度も天気が良かったら良いな。

 すでに宿も予約しましたし、当日は2,000人の参加者の一人として、楽しんで来ようと思います。
 また長距離に備えてランニングしないとな。
 
 いま一度、六甲全山縦走へ!


 それでは今回はこのへんで

テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

六甲全山縦走チャレンジ! 【完結編 六甲山~宝塚】

 いよいよ過去3回にわたって書き連ねてきました、六甲全山縦走チャレンジもようやく完結編となりました。

 前回:【その3 麻耶山掬星台~六甲山】

 本当に長い長い道のりと記事でしたが、ようやくどちらも終わりが見えてきて色々な意味でホッとしています(笑)

 さて今回は、六甲最高峰にたどり着いた後、六甲全山縦走路のゴール地点『宝塚』まで最後の力を振り絞って走りきった記録について記述していきます。

 それではスタートです。


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【17時】
 午前5時40分に塩屋を出発してからおよそ11時間半。

 標高931.3メートルの山頂にて暫く感慨にふけります。

 なお、この時間にも幾人かのハイカーの方や、車ですぐ傍まで上がってきたような方が休憩をしていたり、はたまたテントを背負って登ってきた人もいたりしており賑やかで、お互いに写真撮影などして喜びを分かち合います。

 いやあ長い道のりでしたが何だかようやく終わりが見えたような気がします。あとはもう宝塚まで下るだけか。。。なんだか寂しい気がしますね。

 ・・・なんて感想は、すぐに大間違いだと気が付かされるのでしたが、この時はのんきに登頂の喜びに浸っていたのでした(笑)
 

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 さて、山頂からの展望は草木が多く今一つで残念なところです。

 そして夕方になって、日も本格的に傾き始めてきた上、山頂の風も次第に冷たさを感じる様になってきました。

 あまり長居もしていられないな・・・まだ私は徒歩で進まなくてはいけないのだから。


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【17時15分】
 六甲山からの下山を開始します。
 
 さらば六甲最高峰よ。
 

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 なお、下山を始めてすぐのところから見る景色の方が山頂よりもよほど開けており、美しい光景が広がっていました。

 ああ・・・綺麗だなぁ。

 今日は一日で一体何種類の神戸の姿を見てきたのだろうか?
 兵庫に住んでいる人だって、今日の私ほど眺めた人はそうはいないはず。素晴らしい体験が出来た一日でした。
 (まだ終わってない。)
 
 そして、こんなに良い天気に恵まれた今日の一日に感謝です。

 そして、こんなに良い天気なのに、明日からは大雨なのか・・・まだこの兵庫満喫アドベンチャーには、明日も続きがあるのでした(笑)


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【17時20分】
 六甲山上道路に出て、一見茶屋を過ぎます。

 そして標識を見てビックリ。

 『宝塚まで14キロ』って書いてあります。

 14キロ・・・!?

 まだ全体の4分の1くらい有るではないか!!

 となると、トレイルを進まなくてはならないから贔屓目に見てもまだ2時間以上はかかるってことですね。

 ・・・夜のトレイルでヘッドライトの使用はどうやら確定のようです。


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 そうと分かればのんびりとはしていられません。

 速やかに先を急ぐことにし、アスファルトの道路を駆け出します。


P4271576.jpg
 そしてトレイルへ。
 
 もう六甲山上道路と交差する道のりもあとわずかです。


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 再び道路合流。

 道を挟んで向かいに後鉢巻山方面へ向かう縦走路があるが、現在は奥に見えるトンネルを抜けていく人がほとんどらしい。

 まあ、せっかくですから縦走路の通りに進んでみます。


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 なるほど、今までの縦走路とは明らかに、手入れの行き届きが異なるというか、人があまり使っていないというのがよくわかる状態です。
 
 笹薮が茂っていたり、倒木がそのままになっていたりとメインルートから外れつつある道程の様です。


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 ヤブっぽいトレイルを抜けて、再び六甲山上道路へ出て、石宝殿入り口脇を通過します。


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【17時35分】
 カーブ№113の、東六甲分岐点に到着。

 これで六甲山上道路ともお別れですね。

 後は太平山方面へ駆け下って行くことになります。


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 東六甲分岐点に入りました。

 宝塚まであと12キロ・・・

 これは喜んでいい標識なのやらどうなのやら・・・・  


P4271587.jpg
 夕日の中、白い登山道をひたすらに駆け下って行きます。

 もはや基本的に下り基調。

 終わりが見えて疲労感も吹き飛んでしまっているため、出来るだけ早くゴールするためにも走れるところは走って行きます。


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 途中、縄場や岩や砂地のむき出しになっているような滑りやすい場所も有ったりしますが、基本的に進みやすい道のりが続きます。

 なお、この辺りで追い抜いたハイカーの方が、この後の縦走路で私が出会った最後の方となりました・・・

 これ以後は、次第に夜の闇が迫る中、孤独な単独行となります(泣)



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【18時20分】
 かなり進みましたが、未だ同じような光景が続き、このような樹林帯まで来てようやく太平山まで半分程度とのこと。
 
 まだ樹林帯でも明るいと言っていい状態ですが、大分気は焦ってきています。


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【18時半】
 ようやく太平山へ通じる、無線タワーの取り付け道路に出ました。

 しかし、どうやら太平山山頂へ行くには余計な寄り道する行程となるようです。

 縦走できないのであれば、ここはさっさと宝塚へ向かうべきですね。


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 暫く舗装路を進んで分岐点。
 
 再び登山道へと入ります。


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【18時40分】
 ついに樹林帯ではヘッドライトなしでは歩きにくい状態へとなってきました。
 
 装着し、先へ進みます。

 いやぁ・・・ヘッドライトを付けてのトレイルなんて、昨年の薬師峠からの薬師岳山頂以来ですね。


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 急な坂に、岩をならべて造ったような階段を降りれば最期の道路との接点。

 棚越新道との交差地点です。

 しかし、ライトの明かりだけで進むというのは、なだらかなトレイルならばさほど苦でもありませんが、足場の悪い所に来ると途端に歩きにくさが倍増しますね。


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【18時50分】
 棚越新道を横断します。

 まだこの時間はポツポツと車が通ます。

 たとえ車でも、人の気配を感じることが出来るだけありがたいですね。


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 道を渡り、再びトレイルへ。

 いやあ、空はまだ青みがかっていますが、樹林帯の中はもう真っ暗です。


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 その後も先へ進むにつれ闇の濃さ増していき、遂には空自体も暗闇に閉ざされて、ライトの明かりだけを頼りに縦走路を駆けていきます。

 流石に真っ暗闇の中を一人で進むのは不気味です。

 熊は六甲には居ないのでそれだけは安心ですが、あまり気持ちの良いものではありません。

 とにかくひたすら走って先を急ぎます。


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 暗闇の中、何本もの標識や、看板を通り過ぎますがやはり先は長い。

 もはやどこを走っているのかは全く見当もつきません。標識だけが、今自分が六甲全山縦走をやり遂げようとしている途中であるまさしく道標です。

 そんな必死で先を急ぎ、ただひたすらに暗闇の中を走っていた中、ふと木々が途切れて右折する短い道の先に、展望が開けた場所があるのが判りました。

 先を急ぐ気持にせかされる中、その脇道へと足を踏み込むと・・・
 

P4271616.jpg
【19時15分】
 木々が開けたその先には、一面に輝く神戸の夜景が拡がっていました・・・・

 美しい・・・

 焦る気持ちも一瞬忘れて見入ってしまいます。
 
 ヘッドライトを消した周囲には、当然街灯の一つも無く、私自身の体は闇に溶け込んでいます。

 真っ黒な世界の中に自分が浮かんで上空から見下ろしているかのような錯覚に襲われます。


P4271617.jpg
 しかし、少し視線をずらせばくっきりと山の形。

 自分はいま縦走路の途中から、神戸の街並みを見下ろしているのだと再確認します。
 
 やはり素晴らしい光景です。

 日中に展望台や山頂から見た景色も素晴らしかったのですが、この時間、この場所で見る光景は、まさに自然と、都市とが一体になった美しさの境地と言えるのではないでしょうか。

 暗い夜道を進むのは苦しいことですが、だからこそこの美しい光景を目にすることが出来た・・・

 何だかこのままずっと眺めていたい気持に襲われますね。。。


P4271619.jpg
 しかし、このままここでじっといているわけにはいきません。

 ひと通り堪能したのち、急いで縦走を再開します。

 その後も真っ暗闇の中をひた走り、自然のトレイルから、次第に階段や、土嚢袋などで手入れがされた道へと整備されていくのがわかり、この山道の終わりが近いことが感じられてきます。


P4271620.jpg
【19時30分】
 そしてようやく『塩尾寺』に到着しました。
  
 本当に六甲山を出発してから長かった・・・2時間15分もかかったのか・・・

 とても長く感じたのは、これといった目標地点も少ない上に、途中で日が落ちてしまい周囲の状況がまるで判らなかったかった為もあるかもしれませんね。
 
 しかしこれで完全に登山道を通るような縦走は終了しました。

 後は舗装路を進んで行くだけです。

 周囲は街灯の一つもない真っ暗闇の世界ですが、遂にゴールが現実のものとなったのです。

 しばらくは急な傾斜の舗装路を、宝塚駅方面に向けて下って行くのみです。

 もはや急ぐ気力も無く、ダブルストックもたたんで、ポツポツと歩いて行きます。

  
P4271622.jpg
 塩尾寺から下ってしばらく、塩尾寺の休憩所の公園のようなところからも、美しい宝塚の夜景を見て取ることが出来ました。

 綺麗だ・・・

 ただ先ほどの縦走路の中で見たときよりも、心に余裕があるせいか感動もやや薄れているように思います。


P4271625.jpg
 しかし、より近くなった輝く市街地の美しさはやはり疲れ切っていた心に突き刺さります。

 早朝に塩屋を駆けだした自分が今、ようやくこうして宝塚にいるんだ・・・

 感動的です。。。


P4271630.jpg
 その後は甲子園大学の脇を抜け、住宅街に入ります。

 綺麗に整備された舗装路ではありますが、急な坂道です。


P4271631.jpg
 綺麗な住宅街ではありますが、脇にはひっそりと古めかしい縦走路の看板が設置されていたりします。

 六甲の縦走の歴史の深さを物語っているかのようですね。

 
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 そして、住宅街に面した川を下って・・・


P4271634.jpg
 道なりに沿って下って行きます。

 途中住民の方々が、幾人も登ってきます。やはり住宅街なのですね。


P4271636.jpg
 きらびやかな街灯が多くなりました。

 このローソンの角を右折すれば、今日の冒険の最終地点が待ち構えています。
 

P4271637.jpg
 遂に縦走路ゴール地点に繋がる、『湯本台広場』西入り口が見えました。

 本当にあと少し!!


P4271638.jpg
 広場に繋がる最後の最後の登り階段です。

 ああ・・・ついにここまでやってきたんだ!!


P4271639.jpg
【20時10分】
 ・
 ・・
 ・・・
 ・・・・
 ・・・・・やった。。。

 ついにやり遂げた・・・

 早朝5時40分に、塩屋駅を降り立ってから既に14時間半。

 ついに公称56キロメートル、六甲全山縦走ゴール地点である湯本台広場に辿り着きました。

 長かった・・・本当に。
 
 実のところ、始める前は12時間程度で完走できるのではないかと思っていた自信は、見事に打ち砕かれて、実に平凡なタイムとなってしまいましたが。

 しかし、全く土地勘のない六甲山脈にて、初の試みである六甲全山縦走を無事にやり遂げることが出来ました。
 
 タイム的には凡庸な物でしたが、最後まであきらめずにやり遂げることが出来た自分自身に満足しています。


P4271644.jpg
 さてと。。。真っ暗で、山は全く見えないけれども。

 『六甲全山に乾杯!!』

 先ほどのローソンで買った缶ビールで、一人祝杯を上げます。

 ものすごく美味い!!一気に飲み干してしまいます。

 やり遂げた充実感と、感動と疲労。
 そして一杯のアルコールの効果のせいか、このまま公園のベンチで朝を迎えても良いような安堵感に襲われます。

 そして、これにて長い長い記事となってしまった、30代最後の年記念イベント第一弾。

 兵庫満喫アドベンチャーの前半部分は終了となります。 

 この上なく身体の芯まで浸み込んだ疲労感と、それに勝る充足感が全身を包んでいました。

 苦しくて辛い道のりでしたが、富山に戻って振り返ってみると、このやり遂げた充足感は何度でも味わってみたいと思わせる素晴らしさです。

 さて、以後はエピローグ。


P4271647.jpg
 流石に公園で朝を迎えるわけにもいかず。

 公園を出て阪急宝塚駅を目指して宝来橋をダラダラと歩き始めます。

 しかしお腹減ったなぁ・・・
 

P4271648.jpg
 宝来橋の上からは、かの有名な宝塚大歌劇場が見えます。

 明るいときに見たかったけれども、夜景の中見える歌劇場も綺麗なものです。


P4271650.jpg
【20時半】
 阪急宝塚駅に到着。

 さてと・・・あとは宿へと帰るだけですね。

 その後は電車に乗って、神戸へと帰り着いたのでした。

 こうして、六甲全山縦走を果たした4月27日は、この上ない充実した一日となったのでした。

 が、まだまだ冒険は続きます。

 明日は、兵庫満喫アドベンチャーの後半戦、【淡路島一周サイクリング】が待ち構えています。

 六甲全山縦走によってボロボロになった身体を休める間もない次のサイクリングへの道のり。

 はたしてその結末は?頑張って書き上げないとな・・・

 それでは長くなりましたが、お付き合いいただいた方がいらっしゃいましたならば、どうもありがとうございました。


 それでは今回はこのへんで

テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

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