夫婦山【740m女峰、784.1m男峰】へ

その他の山々
06 /10 2018
今回は久しぶりに山へ。
富山市、旧八尾町にある標高740mの女峰、標高784.1mの男峰の二つの山頂を持つ【夫婦山】に行ってきました。
昨年登った双子山と同様の双耳峰です。

天候は曇りがかっていて展望は今ひとつながらも、里山に根差した低山の良さを味わえる良い山でした。


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【9時】
松瀬口登山道より登山開始。
松瀬峠を挟んで反対側の小井波登山口が夫婦山の全景を眺められることや、百人一首にも歌が載る猿丸太夫の縁の石碑などがあり有名ですが、もう水芭蕉の季節も終わっていることでしょうし、水場もあるようですので松瀬口側からのスタートとしてみます。

この時点で標高は300mほど。
標高差は500mもなく、小一時間の楽しい登山が楽しめます。


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なおこの松瀬口、舗装された立派な駐車場があるのが不思議だったのですが、どうやらすでに閉園した『八尾魚の公園』といった施設の跡地を利用しているようです。

昔は・・・ってつい最近の景気のいいころまでは営業していたような雰囲気です。
人口が減り、景気も減退すればこういう変わった施設ってどんどん減少していきますね。


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【9時半】
2キロの林道を歩いて登山道入口へ。
入り口付近も結構広く、軽トラやジムニーなどであればここまで来ることができるでしょう。

ですが、小さな山ですから少し林道くらい歩かないと物足りないとも言えます。


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入口には立派な案内板もあり、またここまでの林道にもいくつもの真新しい案内標識があり、よく手入れされた山であることが伺うか伺えました。


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【9時45分】
ほどなく第一の水場へ。
う~ん。ちょっと水量が少なくて飲むのが怖いかな。


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しかし、登山道はきれいです。
第一水場の先は、標高を一気に上げる感じの山ですが、
要所要所に木の階段や、ロープなどが張られており安心して登ることが出来ます。


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そしてものの五分ほど登れば、この近くのもう一つの有名な低山
『祖父岳』を望む展望台に到着します。

霞がかっているのが残念ですが、こんもりとした祖父岳の姿がよく見えます。


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そして第2の水場へ。
小さいけれどいたせりつくせりの良い山です。

こちらは流量も多く、これならと思い飲んでみるとなかなか冷たくておいしい水でした。
でも雪解け水ではないだろうし、この小さい山の何処を源泉にして湧き出しているんだろう?


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【10時】
松瀬峠に到着。
ここが女峰と男峰、そして松瀬口と小井波口の郷合流地点。


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さて、とりあえずまずは女峰へと向かいます。
時折縄場もあったりしますが、女峰の名にふさわしく緩やかな道のりをしばらく歩けば。。。


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ものの10分ほどで女峰山頂へ。

あ、もう着いたの?
山頂はこじんまりとしていますがきれいに切り開かれており居心地の良い場所です。


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しかし展望はいまひとつかな・・・
一部切り開かれていますが、霞んでいることを差し引いても余り見晴は良くなさそうです。

さて、次は男峰へと向かいます。


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男峰への道のりは、一転岩の転がり縄場の連続する荒々しいものとなります。
これは中々アスレチックで楽しい道のりだな。


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山頂手前には展望台への案内看板。


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なんだろうと思って向かってみれば、見事な大木。
夫婦山の主ですね。

これは素晴らしい。
早月尾根などの巨大な立山杉のようです。


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そして大木の先には刺々しい岩でできた見事な自然の展望台が存在していました。
これもまた見事なものです。
正面には先ほど上った女峰。


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一枚岩の展望台からは遮るものもなく、実に見事な展望が開けています。

先ほども眺めた祖父岳方面。


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そして富山平野方面。
霞んでいなければ見事なものだったでしょうね。


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しかし、展望岩の下は崖っぷち。
一歩踏み外せば真っ逆さまです。あまり写真を撮ってウロウロしないで速やかに安全地帯へ移動します。


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【10時45分】
展望台からこれまた数分で、男峰山頂へ到着します。

なかなかに広い開けた山頂は、背の高い木々もなく視界が開けており、360度の大展望台となっています。


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そして山頂は、ツツジの花咲く庭園のようでもあり、背後には多くの峰々が更に山深くまで広がっていました。

快晴の日に来れば北アルプスまでの展望も楽しめる山頂で、今日のような霞がかった日に来るのはもったいなかったかもしれません。

しばらく山頂の景色を楽しんだり、軽く軽食を摂ったりした後下山を開始します。


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その後、小一時間で下山完了。

下山口にはのどかな里山の風景が広がっています。
そして、あまり期待もしないでやってきた夫婦山ですが、思った以上の良い展望と、手の入れられた美しい登山道を堪能できる素晴らしい山でした。

やはり、山村の里山は、しっかりと手入れされている場合が多いですね。
地域の方の山に対する愛着が現れているようであり、また訪れる登山者たちをもてなそうとして下さる気持ちの表れのようで感謝に絶えないですね。

・・・さて、気温もずいぶん上がり、今回は登っている間中汗だくになりました。
そろそろ高山帯のシーズンも始まりかな?


それでは今回はこのへんで。
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【鍋冠山】去りゆく冬に別れを

その他の山々
03 /11 2018
春の訪れも確かなものとなってきた3月も半ば。

今日は、厳しかった冬に別れを告げに
今年はなんだかんだで行けてなかったスノーシューを履いての雪山への登山を兼ねて、
2年ぶりに、富山県上市町にある、標高900メートル【鍋冠山】へ行ってきました。


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平野部から眺める鍋冠山、丸い山頂が特徴的です。
今日は次第に天候は下り坂に向かうとの予報でしたので、さっさと登って下山することにしましょう。


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【9時半】
西種地区のバス停に車を停めて、除雪のために水が流れる集落の中を登り始めます。

すごい勢いで水が流れているなぁ・・・
もはやちょっとした川状態です。


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そして、今年はやはり雪が多かったのか、高峰山と、三角山の県道の分岐標識にたどり着く前に、道路は雪に覆われており、少し早目のスノーシューの出番となりました。

しかし、ここしばらく雪も降っていないため固く締まっており歩きやすい道のりです。


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林道に入り雪の中を歩きます。

シーンと静まり返った林道。
いくつかの足跡があるのみで、周囲に人の気配は全くない。
静かだ・・・
だが不思議と寂しさは感じられないのです。

心地よい孤独感に身が包まれる中、雪の斜面を登り続けます。


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林道の序盤、大きめの岩が見られるようになります。

確か、祠があるらしいんだけどなぁ?
どれだろう?
誰かの足跡でもあれば辿ってみるんですけどね。

登っていけないこともありませんが、とりあえず今日はパスします。


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その後、西種造林作業路と、釡池方面への分岐点を過ぎ、
スタートから1時間半ほどで、高峰山との分岐点近くの標高806mの名の無いピーク傍を通過します。
いつかあの上にも行ってみたいですね。


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そして、分岐直前の展望の良い開けたテラスからは剱岳の姿。

今日はこの後雲が出てしまいましたので、この日最後の雄姿でした。


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【11時】
高峰山登山道との分岐点に到着。

標識が無いな。埋もれてるのかな?
そして高峰山に向かった足跡も全く無く、今年は人の入りが少ないのかな?


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とりあえず、分岐から少し歩いて今日の目的地、鍋冠山への取り付きにたどり着きます。
ここも足跡が全然ないな。


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まあ残りは足跡はなくとも、雪さあれば適当に上っていけば山頂にたどり着いてしまえるほどの道のり。

時折見えるリボンを頼りに急登の斜面を登っていきます。


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【11時半】
2年ぶりの、鍋冠山山頂に到着しました。

しかし、登頂したものの次第に雲が広がり、風も強くなってきました。
う~ん、思っていたよりも天候の悪化が早そうです。

これは長居は無用だな。

そして、山頂の木にくくりつけられているはずの鍋冠山の看板も見当たらず。
2年の間に、どこかへ飛んで行ってしまったのかな?

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とりあえず、山頂のテラスへ。

一番高い、このてっぺんに登って周囲を見渡しますが、雲が出始め、風も強くなってきておりとっとと退散することにします。


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山側は霞み始めて、剱岳の山頂は雲の中に隠れてしまいました。

それでも大日岳や大辻山にかけての稜線、背後に白く輝く弥陀ヶ原はしっかりと見ることが出来ました。


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また、平野部の展望はなかなか。

灰色がかった光景もなかなかオツなものです。


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そして、山頂の木々には雪の花がまるで満開の桜の様に咲き誇っていました。
これは綺麗なものです。冬ならではかな。


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さて、せっかく久しぶりに雪の山頂まで来たので、勿体ないから暖かいカップラーメンとコーヒーで昼食とします。

久しぶりの山頂ラーメンは実に美味しい。
体が温まります。
けど、風が強いから冷めるのも早いな・・・

掻き込むように流し込んで、速やかに下山を開始したのでした。


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【13時】
やはり下りの帰り道は早く、1時間ちょっとで集落へと舞い戻ることができました。

その後、車に乗り込んでから30分もしないうちに雨となり、ぎりぎりで雨に打たれずに、おそらくは今シーズン最初で最後の冬山を楽しむことができたのでした。

次は新緑の世界を楽しむか、はたまた桜の季節の到来か・・・


それでは今回はこのへんで。

初秋の【金剛堂山】へ行ってきました。

その他の山々
09 /10 2017
今週も秋晴れの週末。
一週しっかり休もうかなとも考えていましたが、貧乏性のため勿体ないので出かけることにしました。

そんな今回の目的地は南砺市(旧利賀村)と富山市(旧八尾町)にまたがる前金剛、中金剛、奥金剛の三つのピークを持つ標高 1,637.8メートルの金剛堂山(前金剛)と最高峰1,650mの中金剛堂山です。

日本200名山にも名を連ねるこの山へ、いつか行ってみたいなと思いつつも、自宅から微妙に遠い場所に有るためにこれまで重い腰が上がりませんでしたが、今回思い切って行ってみることとします。


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【前金剛堂山より中金剛堂山へつながる風衝草原】


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【9時】
自宅を発って1時間以上車を走らせ、富山市、旧八尾町の市街地を超えて、経営難により閉鎖されたスノーバレー利賀へやってきました。
本来であればトイレ等も整備された栃谷登山口へ向かう予定でしたが、昨今の大水で橋が流されたとのこで通行禁止となっており、少し手前の竜口登山口よりスタートします。

水場はないけれど、きれいな小川や仮設トイレもあったりして、中々快適な登山口であります。


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ただ、利賀トレイルラン大会で使用されているこの登山口、距離は栃谷登山口とそう変わらないように見えるのですが、結構な急こう配で登りはともかく、下りはなかなかにスリリングでした。

道も広くて良いのですが、下りは捕まる木々が無くて滑りそうで足にきます。


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そして赤土むき出しの登山道が結構な区間続きます。

これはトレイルランで削れちゃったのか?
雨のせいでぬかるんでおり、下りの際はヌルっと滑り恐ろしい・・・


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ですが、全般的に道は広くきれいで急なところもない良い道のりです。
これなら誰でも安心して登れるでしょうね。

また、1キロごとに標識もたてられています。


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そして白いブナの林が広がる美しい道のりも見られます。
あまり見たことのない、白く大きく成長した巨木はなかなかに見ごたえがあります。


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しかし、ときおり赤土に、MTBでも走って削っちゃったのかと思うほどの溝も出来てしまっており、歩きにくい個所もいくつか見られます。


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その後、稜線に出れば木々の低くなり、気持ちの良い登山道を楽しめます。
ちょっと日差しが暑いけれども、緑の中の白い道のりを歩くのは気持ちがいい。


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辺りは晴天も相まって見事な展望が開けていました。

スノーバレー利賀を見下ろしつつ、冬にあらくにさんやアルボルさんと登った牛岳をはじめ、多くの山々の隙間から砺波平野を見ることができます。


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【11時半】
前金剛堂山に到着。
広々とした三頭には、祠をはじめ、石碑や石柱、方位盤など多くの構築物が整備されています。


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石造りの立派な祠。


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方位盤は直径2メートルはある巨大なもので、こと細やかに周囲の展望について記載されていました。
富士山や琵琶湖まで書いてある・・・細かいな。


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さて、この後がこの日のハイライト。
前金剛より、最高点中金剛へ向けて、風衝草原を歩きます。

冒頭の写真に見るように、遠目に見ているだけでその美しさが理解できます。
気分良く足を踏み入れます。


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その道のりは、実にすばらしいの一言。

昼近くになって雲が出てきたため、南北アルプスや白山等の展望は拝めませんでしたが、林の中を歩き切ったのちに広がる夢のような草原の光景は、標高以上の素晴らしいものです。


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草原は結構広く、谷を挟んだ白木峰の方へと繋がっているようにも見えます。

白木峰も有名な草原の景勝地ですから、このルートに沿って強い風が吹き木々が育たず、さらに風の通り道となって風衝草原が伸びているのかもしれませんね。

市名は異なっても、自然は繋がっているということでしょうか。


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中金剛手前の石碑
富山藩第10代藩主前田利保の歌碑だそうな。
達筆すぎて読めない。


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この途中のピークからは、前金剛までの道のりが一望できます。
中金剛山頂は木が茂っていて、前金剛側は見通すことが出来ません。


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【11時50分】
金剛三山の最高峰。
標高1,650m、中金剛堂山山頂に到着します。

しかし、前金剛に比べて非常にあっさりとした山頂でした。


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その先を覗き込めば、さらに広がる草原と奥金剛の山頂が見下ろせました。

あの道のりも中々にきれいそうな道のりだなぁ~と思いつつも、昼も回ったので下山することにします。

奥金剛の標高は1,616m。
なんだか下って登って、また帰ってくるのが面倒です(笑)


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また、中金剛山頂からは、はるかに広がる深い深い山々の先に、岐阜県の街並みが、霞の中に見えていました。

おお~。
ここはもう県境が目と鼻の先なんだな
あそこは飛騨市宮川町あたりかな?


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【12時半】
一通り展望を満喫し、昼食をとった後下山します。

標高以上の光景だったな。
帰路も美しい草原を眺めながら、山頂を後にしました。

秋になって紅葉が進めばもっともっと素晴らしい景色が広がるのでしょうね。


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【14時半】
下山完了。

途中説明したとおり、下山時はぬかるんだ土むき出しの登山等や、捕まりどころのない広い急降に苦しめられましたが何とか無事に帰って来ることができました。

もう9月に入りましたが、夏のように強い日差しで大汗をかきました。

しかしながら、竜口登山口には閉鎖されたスキー場はあれども水場がありませんので、写真の小川の水を頭から浴びてさっぱりします。
雪解け水ほどではありませんが、冷たく水も澄んでいて、なんだか飲めそうなくらいでした(笑)

さて、雲さえなければ360度の展望が楽しめたであろう金剛堂山。
しかし、山自身が持つ風衝草原の光景や周囲の山々の広がりを堪能するだけでもおつりがくる程の満足感が得られる、さすがは200名山ですね。
いつかまた、訪れてみたいものです。


それでは今回はこのへんで。

初ファミリー登山で【尖山】へ

その他の山々
07 /10 2017
さて、梅雨真っ盛りの7月ですが、ものすごい暑さも同時にやってきており毎日ヘロヘロになっております。

そんな中、今回は小学校恒例の立山登山が近づいていることも有り、登山未経験の妻子の練習がてらに標高559mの尖山へと初めての家族登山に行ってきたのでした。

う~ん。初めてだから無理はさせられないけれど、尖山か・・・
もう今の時期ではクソ暑いだろうなぁ・・・


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【8時45分】
横江の駐車所に車を置き、集落を通り抜けて登山道入口へと向かいます。

今の時期ならば、普通車でも登山口まで車で行くことも可能ですが、流石にそれではトレーニングにならないですからね。


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尖山登山口までの林道は一部崩落しており、修復作業中で登山道は迂回路が設けられていました。


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草の生い茂る林道を、汗を流しながら歩きます。
暑い・・・
正面には尖山が見えていますね。


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突然妻子がびっくりしたので何かと思ったら、林道脇の草むらに牛が放牧されていました。

猪避けのカウベルトを兼ねてるんですかね。
そういえば新聞に載ってたかも。

自分より大きな動物の傍には野生動物は寄ってこないのだとか。
でもこんな場所で出会うと驚きますね。


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林道を快調に歩く二人。
まだまだこれからが登山本番ですよっと。


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【9時10分】
登山口に到着です。
以前は無かった、綺麗な案内板が設置されていました。


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初めての沢渡り。
水が冷たいと喜んでいました。

先週までの豪雨で登山道には水が流れている場所なども有り、苔むした岩などで滑らないように注意させながら歩き続けます。


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水場。
冷たい水がコンコンと湧き出していて汗だくになった手や顔を洗ってさっぱりします。

娘は冷たい水に喜んで、ペットボトルに詰めていました。


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次第に傾斜も高まる中、美しい滑滝も越え・・・


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沢を越えて尖山本体の取り付きに着いたころには、嫁はかなり遅れる様になってきました。
完全運動不足ですね。
う~ん室堂から立山登れるかな~?

娘は通学や体育で歩くことも有るし、何より若いので元気な物でした。


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そして、山頂直前の階段を登って・・・


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【9時45分】
無事山頂にゴール。
本当に暑くて汗だくになったね。
お疲れさんでした。

やや曇り気味で、日差しは弱いのですが遮るもののない山頂はジリジリと暑さが体に浸み込んで来ます。

そして、立山方面の展望もイマイチで、ちょっと残念なところです。


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しかし、富山平野は良く見えて綺麗なものです。
でもちょっと木々が茂り過ぎかな~

やっぱりこういう低山は、冬か春先がベストだな。


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それでも、遅れてやって来た嫁さんと合流して、他の登山者の方に記念撮影をお願いしました。

しかし、今まで山は殆ど単独で、海抜0mから立山へ行ったり、剱岳に行ったり、栂海新道の登りや毛勝三山など、体力勝負の山行ばかりを実行していましたが、改めて家族でのんびり登るのもいいものだなぁと思いました。

あまり強行軍には着き合わせられないので、大した道のりには行けないでしょうが、辛い辛いと言いながらも山頂に達した後、満足感に満ちて、喜んで歩いているのを見ると自分も楽しくなって、もっといろいろ経験させてあげたいなという気になってきますね。

とりあえずは、夏の立山登山ですね。
夏休み中は渋滞していて、周りがみんなピリピリして、冷静に見ていたらとても楽しい物では無いのですが、娘を始め初めての経験を楽しいんでもらえればいいかな。


それでは今回はこのへんで。

小さな双耳峰【二子山】へ『村の記憶と共に在る山』

その他の山々
05 /29 2017
さて、苛酷を極めた中部地方一周サイクリングからはや3週間。

ようやく左アキレス腱の痛みも消えつつあり、軽いリハビリ程度に活動してみることにしました。

でも流石に自転車はしばらくいいや・・・
軽く低山にでも行きたいな~と、
今回は、今は富山市となってしまった、旧大山町にある標高736mの、二子山へと行ってみることとします。

二子山は、その名の通り低山ながらも東峰(736m)と西峰(730m)の双耳峰の山頂を持ち10分程度で行き来可能で、山頂までも往復3時間程度と、リハビリにはちょうどいと思われる道程です。

さらに、登山道に通じる県道187号線沿いの小坂集落は、世帯数は数件のごく少数ながらも、消え去りつつある集落の賑わいのためにと有志によって経営される季節営業の飲食店もあり、どうしても一度は行ってみたいところでした。

それではスタートです。

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大山町、東月岡から、県道187号を進み、大きな看板の有る分岐点で小坂方面へと進みます。

大きな看板の有るこの店が、今日のある意味最大の目的地です。


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かつて、集落を流れる黒川にダムが建設予定だった頃に作られた道は途中までは綺麗な2車線が続きますが、途中から片側1車線の酷道となり、見事なオーバーハングを見せる岩の下を潜り抜けるような道も現れます。

これは中々だな。


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県道脇には、かつての新道建設の名残が。
勿体ない・・・

途中まで作って止めるくらいなら最初からやらなければいいのに・・・
ダムが頓挫しても、せめて道くらいは綺麗にしてあげられたらこの上流方面の人々の生活も少しは変わっていたかもしれないのに。。。


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県道をしばらく上り、先ほどの看板に合った店の分岐点を過ぎてすぐ。


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【9時半】
集落に辿り着く手前の、白い注意看板の脇に、ひっそりと二子山登山道の入り口。
見過ごして通り過ぎるところだった・・・

この時点で標高は300m程。
ここからおよそ小一時間の手軽な登山が始まる予定でした(笑)


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かつての村の生活道路であったと思わせる登山道入り口をしばらく歩けばいくつかの家の名残が見受けられます。

中には今も時折人が訪れた形跡の有るものも有り、集落は今も生きていることが伺えます。


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そして、登山道には多くの標識が作られており、思ったよりもしっかりと手入れがなされているようです。


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登山道は思ったよりも綺麗なもので、かつての棚田の後に植林を施した道がしばらく続きます。


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しかし、マイナーな山らしく人の入りも少ない為か、時折草が生い茂って道の判別が難しい所も有ったりします。
まあ、基本はかつての水田に水を引き込むために作られたと思われる沢に沿って登るため、落ち着いて方向と踏み跡を探せば問題はないものですが、一瞬ヒヤッとしますね。


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そして、花は少ないながらも、日光の当たる斜面には多くのシャガの花が。

綺麗だな~


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登山道の中から見る二子山の山頂。

双耳峰の谷が見て取れます。
この二子山、残念なことに全体的に展望がイマイチなんですよね・・・

歩いてみるとわかりますが、凄く勿体ない事だと思います。


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その後は次第に急登となった後、一度下って沢を渡ります。
中々作りこんだルートだなぁ・・・


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そして、その後は棚田の跡も何もない、自然を切り開いた急登が続きます。

急登の上、土がむき出しの部分が多く滑る~

スス竹が多く生えていて、ついそれに掴まってしまいますが、スス竹は非常に弱く簡単にポキッと折れるため注意が必要です。

想像以上に苦労をさせられながら、この山唯一の縄場を通り抜けます。


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次第に明るく、近くなる空。
山頂はもうすぐです。

しかし、まだ5月だと言うのに暑いこと暑いこと・・・
低山で気温も高く、風が無いので余計に辛い。


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【10時40分】
暑さと急登に時折立ち止まりながら、ようやく辿りつきました。
標高736m、二子山の東峰にして最高峰に到着です。

やった~・・・
山頂は広く刈り払われていますが、周囲の藪が茂っており、展望は全くありません。。。
う~ん・・・

勿体ないなぁ。


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とりあえず、もう一つの山頂、西峰へと向かいます。
道は、少々藪っぽいですが、道ははっきりしており迷うことはありません。


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【10時50分】
標高730m、二子山西峰に到着です。

西峰の方が、刈り払い部分は狭いですが、展望はちょっとだけましですね。


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倒木に立ち、背伸びして眺める富山平野(笑)


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ちょこっとだけ顔を覗かせる白い頂。

どこの山かな?
何と無く有峰方面だと思うんだけれども・・・
後のアルプスが雲に隠れているので位置関係が掴み難い。。。

でも、低山で双耳峰。
富山市からのアクセスも悪くない小一時間で登れる手ごろな山。

そして、ダム建設がとん挫した不運の村の里山。

これらの恵まれた特徴を生かせば、展望さえ切り開けば相当人が来るような気がしますね。
勿体ないなぁ・・・

かつての大山町が現存していればその道も有ったのかもしれませんね。
富山市の一部になってしまっては、単なる外れの街の更に究極の外れの集落にあった里山に過ぎないのでしょうね。



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【12時】
色々複雑な思いを抱えつつ、急な斜面を下って下山完了です。

下界はすっかり青空の広がる快晴となっていました。
緑の山々に囲まれた県道が美しい。


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さて、その後今日のある意味、真の目的地、『くろ川』へとやってきました。

どうやら営業しているようです。
ちょっと緊張しながら、暖簾をくぐります。

中には既にお客さんも有り、数件の予約も入っているようで、中々人気が有るようです。

しかし、道の駅などとは異なり、過疎が進みどんどん寂しくなっていく集落の賑わいを造りたいという、村の有志のおばあちゃんによる食堂のため、予約なしで突入したため山菜定食のみの選択となりました。

山菜好きだから良いんだけどね。
やはりこういう手弁当のところは、山小屋みたいにちゃんと予約しないとダメなんだなぁ~。


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山菜定食。

色とりどりの山菜が、それぞれ異なる味付けで調理されており、実に美味しい。
凄いなぁ・・・


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そして油揚げの入った、山菜炊き込みごはん。

暖かくておこげが美味い。

正直、登山をしてエネルギーに飢えている中年男性にはちょっとボリュームが足りなかった(笑)けれど、どの皿の料理も味付けがそれぞれ整えられていて、身体の中からスッキリと満たさるような食事でした。
親なんか連れて来たらすごく喜びそう。

そして、おかみさんも忙しくて、大変だったのでしょうが飛び入りの者にも気を使って下さり申し訳ない。
今度はゆっくりとお話出来るときにまた訪れてみたいです。秋にはキノコ料理がメインとなるようですからまた来てみたいなぁ・・・

個人的には、今度来るときは熊鍋や岩魚、山菜の天ぷらのようなガッツリ系の料理も予約してから来ないと行けませんね(笑)

そんなこんなで、身体慣らしの二子山&富山市秘境のお食事処『くろ川』探訪の半日を終えたのでした。
次はどこに行こうかな?


それでは今回はこのへんで。

OKI

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