2017-03

僧ヶ岳~(越中)駒ヶ岳を縦走してきました。

 8月18日(日)、本来は用事があって登山などしている場合ではなかったのですが、直前になって不意に予定が消失したために、自由行動が可能となりました。

 ならばどこか行こうかな・・・

 なお、昨今の登山ブームは私の職場にも過たず到来しており、同僚数名が道具をそろえたのでどこかに行きたいと話していた所でした。

 そうだなぁ・・・人に勧めるほど知識も技術も無いんだれど、そこまで言われるなら軽くどこかに行ってみようかな。と相成りました。


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 と、言うことで今日の山は先月もあらくにさんと訪れた『僧ケ岳』をメインとして、時間が有れば前回たどり着けなかった駒ヶ岳までが最終目的地です。

 当日朝日に照らされた僧ヶ岳及びその奥に山頂部を覗かせる駒ヶ岳がくっきりと見て取れます。
 いいねぇ。テンション上がってきたぞ。



 今回のルート。
 
 今回は前回の過酷な東又登山道からのコースではなく、宇奈月方面より林道別又僧ヶ岳線を使って、標高1,043メートルの、僧ヶ岳第3登山道より登坂を開始し、標高1,855メートル僧ヶ岳、その後標高2,002メートル駒ヶ岳を縦走する、標高差およそ1,000メートル、道程は7キロの行程です。

 ・・・ちょっと初心者にはきついかな?

 でも悪いけど私が駒ヶ岳まで行ってみたいんです(笑)


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 そして今回テンションの上がる要因がもう一つ。
 
 ついに新しい登山靴を買いました。

 イタリアの老舗メーカー『ザンバラン』の『ヴィオーズ・プラス GT』です。

 ここまで散々無謀に登っておいて、いまさら何を。と、言うところです。

 しかし、先週の薬師岳~北ノ俣岳~折立の区間において、もっとも苦痛だったのは、ザックの重さでも、道のりの長さでも、夏の暑さでもなく、弱弱しい足首のホールドと、靴底のソフトさでした。

 空身の時には1万円のトレッキングシューズで十分でしたが、段々本格的にな行程になってくると、やはり靴にお金をケチっては行けないと痛感しました。

 重厚な革の風合いと、固いソールがその気にさせます。
 
 足首のホールドも実にしっかりとしていながら、動きを妨げるものではなく長距離を歩く登山から、岩の転がる山頂付近までオールマイティに使いたい私の欲求を満たしてくれる予感を感じるシューズです。


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 そして、ワンポイントのカラフルなイタリアマークがアクセントですね。

 最初買ったときは地味だな・・・・と思っていましたが、見ているうちにものすごく気に行ってきました。
 
 これでCLX2.0と共に、私の足は自転車も山も、イタリアメーカーで揃いました。
  
 早く使ってみたくてうずうずしていたのでちょうど良いタイミングです。

 さあ、気合を入れて出発です。



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【6時半】
 宇奈月温泉より、林道を30分以上はかけて登り、ようやく僧ヶ岳第3登山口に程近い慰霊碑近くの駐車スペースに到着します。

 ここまでの道程は、スキー場や怪しい平和の像等を越え、車で標高1,000メートルに達する中々の林道です。

 
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【7時20分】
 同僚のS君が準備に手間取り、スタートが遅れましたがようやく第3登山口に向けて出発します。

 なお、この先には標高1,280メートルの第4登山口も存在しているのですが、林道の崩落により途中で道が途切れています。


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【7時40分】
 しばらく舗装された林道を歩き、標高1,043メートルの第3登山口に到着です。

 鉄製の梯子から始まるといった、中々に物々しい出だしですが、この出だしを除いては、ときに急な傾斜も有りましたが、大半は歩きやすい、優しい道程です。


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【9時】
 第4登山口との合流点に到着です。

 今回の、宇奈月方面からの登山道は、魚津方面からの東又登山道とは同じ山に登るとは思えないほど穏やかな物です。

 初心者の同僚に併せて、ゆっくり休み休み歩いているため時間がかかっていますが、ランニングで登ることが出来るくらいの道程で、いわば遊歩道のようなものでした。
 

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 そして、今日はやや霞がかっていましたが展望も素晴らしい。

 山方面は視界がイマイチでしたが、下界については黒部川や、片貝川が作り出した扇状地を一望にできる素晴らしい景観です。


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【9時45分】
 そして前僧ヶ岳を越え、仏ヶ原を望みます。

 何と言う美しい台地・・・

 標高2,000メートルにも満たない低山である僧ヶ岳ですが、実に見どころに溢れた大きな山です。

 草原を流れる風も涼しく心地よく、今日の下界の気温が37度に達していたとは思えない心地よい風でした。
 

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 標高が上がり、富山平野部の広がりをも眺めることが出来ました。


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 ガキ田付近の稜線から眺める宇奈月ダム湖。

 青々としてきれいです。


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【10時10分】
 僧ヶ岳山頂に到着です。

 いや~一か月ぶりの僧ヶ岳山頂です。

 お盆最後の日曜日であり、もっと登山者の方がおられるかと思いましたが、我々だけの閑散としたものでした。
 

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 さて、これからさらにあの稜線の向こうの駒ヶ岳へと向かおうと思っているんだけれど・・・

 S君は大丈夫か?この時点で相当疲労していたようですが気が付きませんでした。

 いつもはあらくにさんや、アルボルさんといった、体力の具合を把握している人間としか行動していないので少々判断を誤ったようです。


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【10時20分】
 まだ時間も十分にある為、登山初心者のS君を引き連れて、やっやぶの駒ヶ岳登山道へと突入します。

 凄い笹薮。

 アームカバーをして皮膚の露出をなくします。

 これは世が世ならあっという間に破傷風になってしまいます。


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 登山道は、僧ヶ岳までの道のりとは打って変わって険しいものとなりました。

 僧ヶ岳から駒ヶ岳の稜線を見るに、アップダウンや痩せ尾根が見て取れましたが、中々に厳しい。


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 一部登山道も半ば崩落しており、一歩下は崖っぷちの場所も。


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 そして、想像以上にアップダウンが有り、中々駒ヶ岳の山頂自身を見ることもかなわない状態です。


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【11時】
 まずいな・・・S君はもう限界かも。

 とうとう北駒ヶ岳を目前にした所で、S君は僧ヶ岳へと引き返すとの事。

 しかも、ここまで来たのだから、私には駒ヶ岳まで行って欲しいとのこと。

 泣かせるぜ。。。駄目なガイドでごめんね。


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 よし、こうなったら大ダッシュで駒ヶ岳まで行ってやる!!

 ろくに前も登山道も見えないような笹薮を蹴散らして、力いっぱい前へと進みます。


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【11時20分】
 標高1,914メートル

 北駒ヶ岳山頂。

 どうやらこれは熊にでもやられたんじゃあないかな?何が書いてあるのか全く分かりません。


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【11時25分】
 稜線上の謎の奇岩。

 なんでこんな形に、不思議だな・・・

 そういえば北駒ヶ岳の辺りはかつてモリブデン鉱山が存在したとのことで、その残骸を見るのも楽しみにしていたのですが、結局笹薮がすごかったせいか、何もわかりませんでした。


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 そして駆け足で進んでいるうち、登山道が見当たらなくなりました。
 
 ん?道がないよ??どっから登ればいいの・・・まさか・・・


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 そのまさか。

 正面に見えていた岩にロープが掛けけられていました。

 ほとんど垂直じゃんよ・・・剱じゃないんだから・・・

 S君を連れてこなくて本当に良かったと思いました。


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 そしてさらに一歩下は崖っぷちの縄場や・・・


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 再びほぼ垂直の岩場を登ります。

 怖いけれど・・・楽しい・・・私も病んでますね。


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 危険地帯を登り切ってしばらく。

 ようやく真の山頂が姿を現しました。

 想像以上に上り下りが有って遠い道程でした。。。ようやくゴールか。


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【11時45分】
 ついに駒ヶ岳山頂に到着です。山頂には2名の先客のかたがいらしてました。

 しかし、視線に見えていた以上に遠かった~

 それでも立派な山頂の碑が出迎えてくれました、


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 そして、美しい山々達。

 サンナビキ山方面から、毛勝山方面へと繋がる稜線。

 この先には道はありませんが、大学生の山岳部が下見のために荷物を駒ヶ岳山頂にデポして先へと進んでいました。


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 うっすらと見える剱岳の姿。

 もっとくっきり見えていたらどのような美しさだったことでしょうか。


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 そして、後立山方面の山々達。

 うれしいことに、私が駒ヶ岳に立つ頃には少々雲が晴れてその姿を見せてくれていました。


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 一番くっきりと、その茶褐色の姿を見せてくれたのは『唐松岳』と『不帰の嶮』

 遠目にもいかにも高山といった姿が素晴らしい。


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 そして『鹿島槍ヶ岳』

 その他の五竜岳や、白馬岳などの名山は残念ながらその頂までは晒してはくれませんでした。。。

 しかし美しい・・・

 滅多に見ることの出来ない後立山連峰の姿に引き寄せられるようです。


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【11時55分】
 さて、あまりのんびりはしていられません。

 あの僧ヶ岳の山頂でS君が待ちくたびれているはずです。

 大急ぎで戻ることとします。


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【12時55分】
 僧ヶ岳山頂へと帰り着きました。

 途中、有志の方が駒ヶ岳までの草刈りをしておられて、一部はずいぶんと歩きやすくなっていました。

 S君は30分ほどしか待っていないとのこと。

 待ちくたびれていなかったのならよかった・・・
 

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 速やかに昼食を摂って下山します。

 今日もカップラーメンと、湯煎のハンバーグ・・・と洒落こんでいた所、前僧ヶ岳の辺りで熊を見たという人が、山頂へと転がり込んで来ました。

 まさかクマモンのカップラーメンのせいではないだろうけれどね・・・


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【13時半】
 昼食も食べ終わった後、安全のためにその登山者の方と徒党を組んで下山を開始します。

 稜線から眺める美しい仏ヶ原。

 ドングリの木も多々生えていましたし、熊くらい普通に生息しているんだろうなぁ・・・
 

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 その登山者の方の勧めで、帰りは烏帽子尾根ルートの第4登山道より下山し、舗装路を歩いて第3登山口付近の駐車場へ行くことにしました。

 登山道を歩くより、道程は長くなっても舗装路の方が早いとのこと。

 なるほどね。
 しかし実際のところ、そう変わらなかった気もします。


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【14時55分】
 ようやく第4登山口へと降り立ちました。

 この第4登山口までの道のりは、距離も時間も短いのでしょうが、単調で展望もなく退屈ですね。


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 しばらく・・・と、いうかかなり歩いて問題の林道の崩落現場へ。

 これはすごい。

 これがふさがらないと、この林道は再び全線開通することは無いのでしょうね。


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【15時35分】
 思った以上に長い道のりと時間をかけて、第3登山口に帰着。

 アスファルトの道のりも存外長かったな・・・

 これなら普通に登山道から帰っても良かったかもしれないな。

 新品のシューズのソールが減ってしまうぜ(笑)


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【15時40分】
 ようやく車を止めた駐車場に到着。

 長かったなぁ・・・

 新品の登山靴、ザンバランのヴィオーズ・プラス GTも、今日一日ですっかり使い込まれた風合いを醸し出しています。
 藪の中を突っ切って来たりしたしなぁ・・・

 でも、これで慣らし履きも完了です。今後はこの靴で色んな所に行ってみようと思います。

 しかし、この林道別又僧ヶ岳線からの僧ヶ岳登山は実に程良い行程の楽しい登山道であると感じました。

 そして当初の目的通り駒ヶ岳山頂へと足を踏み入れることが出来て、全体的に満足する結果と相成りました。

 しかし、初合わせの人と歩くというのは難しいものですね。

 自分の事だけではなく、他者にまで気を使った行程か・・・なかなか奥が深いな。

 いつもはあまり体力差などを考えて行動する必要もない相手ばかりでしたが、今回は楽しいだけではなく、その他の事にも気を配るといった、これまでにない、実に良い経験をすることができました。
 
 
 それでは今回はこのへんで
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東又登山道から【僧ケ岳】山頂へ!! 『加えてMTBライドも楽しむ』

 今回の海の日を含めた3連休はいまいちな天候でしたが、せっかくの連休に何かをしたくてたまらない中年は、どこかに行きたくて仕方なく、悶々としていました

 その結果、自転車仲間のあらくにさんを伴い、今回は標高2,000メートルを切る1,855メートル。北アルプス立山連峰の北端に聳える『僧ヶ岳』の山頂を目指すことと相成りました。


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 写真は5月の僧ケ岳。標高は低いながらも、いくつもの山々を覆い隠す大きな山体を持つ山です。

 また、雪絵が有名なこの山ではありますが、7月半ばの時点では当然山肌の雪も溶けており、登山初心者の私であっても体力に任せて登ることが出来るはずです。



 今回のルート。

 なお、山頂に至るまでの道のりには、魚津市、黒部市、宇奈月町(現黒部市)からの3つの登山道が存在していますが、今回私たちが選択したのは、その中でも最も過酷であるとされる、魚津市からの東又コースからの登山を行いました。

 更には片貝第四発電所から登山口まで約3キロ、標高差およそ250メートルの未舗装路区間を『MTB』で走り抜けるといった、自転車&登山の一挙両得な冒険を楽しんで来ました。

 それではスタートです。


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 この日の天候は、午前中一杯は雨の不安をぬぐいされない、行動しにくい天気予報のため、あらくにさんとの合流時間を遅めの時間帯とし一路登山道手前の片貝第四発電所へと向かいます。

 片貝川の上流へ向かうにつれて、想像以上の美しい源流の景色が我々を迎え入れてくれました。

 いや~日ごろの行いが良いせいか、なんだか天気も良くなってきたぞ。


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【8時30分】
 片貝第四発電所に車を止めて、以後の未舗装部分をMTBで走ることとします。

 現在の標高はおよそ500メートルであり、以後東又登山口までの3キロほどの区間、標高730メートルまでをMTBで進みます。

 今回の愛車は、最近出番のなかった『NRS3改』

 やはり山で乗ってこそマウンテンバイク(笑)

 久しぶりに本来の用途に使用されて、心なしか自転車も喜んでいるような気がします。


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 そして更に久しぶりのダート走行。

 最近はロードばかりに乗っていたため、何だか違和感が有りますが、未舗装路の林道ならではのこの美しい雄大な景色の中でのサイクリングは格別です。

 こういった道のりを堪能することはロードでは到底不可能なことであり、久しぶりのオフロード走行を楽しみます。 


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 そして走るにつれて深まりを増す、美しい片貝川源流付近の風景。
 
 これから登山に行くことも忘れてその美しさを堪能してしまいました。


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【9時】
 30分ほどかかって、『片貝山荘』へとたどり着きました。
 
 思ったより遠かったなぁ~。

 
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 片貝山荘に自転車をデポすることとします。
 
 なお、この山荘は一見廃墟と見まごうような佇まいであり、とてもこのような場所で泊まることは出来ないなぁと感じさせるものでした・・・怖いぞ。
 でも中は綺麗なのかな・・・?

 また、車でここまでは苦しいかと言う思いもあって、MTBで進んできたこの道程ですが、意外にコンクリ舗装された区間も多く、自家用車でも行けないことはない道程ではありました。

 ただお世辞にも広くは無いので、軽自動車推奨ですけれどね。
 

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 その後片貝山荘から、東又登山道まで数100メートルを徒歩で進みます。

 途中の景色を眺めるだけでも、ここが人の手の殆ど入らない自然の世界であることが伺えます。

 何と美しい景色なのでしょう。。。と、思いきやあちこちで砂防堰堤の工事も行われていましたが(笑)

 やはり富山県の歴史は、水との戦いの歴史が現在進行形なのです。


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 東又登山道入口。

 狭いスペースに、すでに何台かの先客たちの車が停まっています。5台位は停められそうですね。

 ここに来るまでの擦れ違いにさえ注意すれば意外にアクセスは良さそうです。


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【9時10分】
 いよいよ標高730メートルの登山口から6キロ先の、1,855メートル僧ヶ岳山頂を目指します。
 
 なお標識には、山頂までは6時間との記載がありますが、我々の足ならば3時間程度でたどり着けるのではないかな?

 また、山頂へ至るまでには伊折山(1,370メートル)、成谷山(1,600メートル)といった、小ピーク達を縦走して行くこととなるようです。


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 さあ行くぞ!!
 と、勇んで見上げたその先は、早月尾根や八郎坂にも匹敵する急登からのスタートでした。

 わぁお・・・


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 そして、登山道も山頂に至るまで全体的に道幅が狭く、誤って草木に覆われた斜面を踏み空いてしまうと滑落してしまうような場所も有り、注意が必要です。


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 しばらく続くひたすらの急登!!

 このような縄場が連続して、1,370メートルの伊折山まで続きます。
 
 これはきつい~・・・あっというまに息切れを起こします。
 登りが強いあらくにさんについていくことも出来ず、ジリジリと引き離されます。

 しかし、実はこの登山道は、下りがさらに厳しいのでしたが。。。


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 途中途中で休憩をはさみながら高度を稼いでいきます。

 なお、今回の行動食はカロリーメイトや塩飴に加えてこれ。

 前回の立山行きの際に同行者のすずけんさんが持っておられた、柿の種や、ミックスナッツ、ガリッツといったお酒のつまみ群を『ペットボトル』に詰め込んだものです。

 大汗が流れる夏の登山においては、この塩気やボリボリ感が実に美味しく感じられます。
 
 ただ、ややお腹がすくので途中で炭水化物の補給も必要な感じがしました。
 

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【10時45分】
 登山開始よりおよそ1時間30分後、『伊折山』山頂に到着

 ここから僧ヶ岳まで3時間と記載されていますから、労力的にはここで半分と言ったところなのでしょうね。


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 伊折山を過ぎてからは、比較的傾斜も穏やかになり歩きやすい道程となります。
 
 さらに、標高が上がるにつれて木々の背丈も低くなり始めて、登山道も明るくなり始めます。


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【11時30分】
 成谷山山頂へ。

 標識の字がすっかり剥げてしまっていて何が書いてあるのかわかりません(笑) 

 ここで先行していた年配の2名の登山者の方に追いつきます。

 その方々は今日はここまでで下山とのこと。しかも、昨日は風雨と雷の中、宇奈月方面からの登山道の草刈りをしておられたのだとか。

 すごいなぁ。お疲れ様でした・・・
 こういった方々の人知れない作業のおかげで登山道と言うものは維持されているのだなぁ・・・感謝ですね。

 さあ想像以上に良い天候に恵まれたこの日ですが、少し雲も出てきました。
 我々も先へを急ぎましょう。


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 なお、この僧ヶ岳までの道のりには幾つかの池塘が見られますが、途中で大きな池塘を発見。
 
 まるでちょっとした池の様。
 昨日からの大雨で巨大化したのでしょうか?


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 そしてよくよく見ればゼリー状のカエルの卵たち。

 どろどろ・・・グロイ・・・


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 そしてモリアオガエルの卵と思われる、泡状の物体も見て取れます。
 う~ん。この小さな世界で様々な生態系の輪が繰り広げられているようです。


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 次第に近づく山頂へ向かい、稜線を歩きます。

 こういうところを歩くのは大好きです。実に気持ちが良い。

 そしてこの辺りまで来るとすっかり木々も低くなり、天気さえよければ毛勝三山方面や、後立山方面、更には日本海を能登半島までも眺めながら歩くことが出来るであろう道のりですが、残念ながら周囲は雲におおわれていました。


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 それでも時たま垣間見える、毛勝三山の姿や、更に手前では大明神山方面の雄大な風景に感嘆の声を上げつつ楽しく登って行きました。やっぱり山はいいなぁ~。


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【12時30分】
 ついに僧ヶ岳山頂到着!!

 登山口よりおよそ3時間20分。

 いやあ~標高以上に過酷な道のりでしたが、だからこそ得られる達成感は麻薬のようですね。

 山頂には2名の先客の方がおられましたが、宇奈月方面から登ってこられたとのことでした。
 
 相当な悪天候も予想された日でしたが、無事に山頂へとたどり着いた喜びを分かち合います。


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 さてと。
 
 雲が出てきていますが、雷雲でもなさそうですので昼食タイムとします。

 今日のメインは、カップヌードルシーフード味。しかも『KINGサイズ』!!

 がっつり食べてやるぜ!!

 なお、標高は低いながらも結構膨らんでいます。気圧のせいかな?
 高山に登ってきた実感が沸いてきていい感じです。 


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 早速、先日用意したバーナーを使いお湯を沸かします。

 ガスの炎って、明るい所では付いているのかよくわからなくて、何度も点火し直したりと、かなり手間取ったのはいい思い出です。

 その甲斐あってか、あっという間にお湯を沸かすことが出来ました!!


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 そしてランチパック。
 やはりカップヌードルだけではなく、固形物も欲しい所です。

 こちらもパンパンに膨らんでいます。


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 そしておかずとして、ミートボールチーズ入りを湯煎しました。

 ハードな運動をしたときは、やはり【肉】が食べたくなってしまいますね(笑)


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 さらにはコーヒーも入れて、優雅なランチタイムを楽しみます。。。

 ・
 ・・
 ・・・
 ・・・・苦しい。食べすぎた。

 少々量が多かったようです。やはりカップヌードルKINGはやり過ぎだったか・・・
 ちょっと気持ち悪いぞ。


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 そして、食事の合間にも流れる雲の合間から美しい北アルプスの山々が垣間見える時があり、その度に食事を中断して美しい山々の姿を一目でも焼付けようとしていました。

 まずは稜線を進めば目と鼻の先にあるようにも見える『前駒ヶ岳』と、『駒ヶ岳』の姿。
 
 ああ、あそこまで行きたかったなぁ。
 今日の天気がもっと良ければ出発を早めて、あの頂まで行くつもりだったのですが・・・
 まあ、次回の楽しみですね。
 

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 海側を眺めれば富山湾が、遥か能登半島の先端まで見渡すことが出来ました。


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 そして谷を越え、雲の合間から毛勝山たちの姿と、ちらりと立山の姿!!

 なお、この僧ヶ岳を目指す行程から見える毛勝三山の姿は圧巻です。 


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 おお・・・
 立山の姿がくっきりと見える。いいなぁ~


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 そして宇奈月方面からの登山コースと、その背後に見える低山達の姿。
 

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 そして後立山方面。

 いやぁ、雲が無ければ相当に素晴らしい景色が広がっていたんだろうなぁ。
 
 ちょっと残念ですが、雲の合間から今か今かと待ち構えているのも中々に楽しいものです。
 それに今日の目的の僧ヶ岳登山も成し遂げており、これ以上は無い充実感の中で下山を開始しました。


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【13時20分】
 山頂より下山を開始します。

 さらば僧ヶ岳!!
 前日の豪雨からは想像出来ない程に天候に恵まれた登山となりました。ありがとう~

 ・・・以後はすれ違う人も無く、淡々と下山します。

【14時10分】
 伊折山山頂へ

  ここまでは楽勝ですが、これ以後の縄場の連続する急な下山道はかなりの過酷な道のりでした。

 登り以上にちょっと洒落にならないくらいの道程であり、魚津方面からの東又登山道が、宇奈月方面からより人気がないのが良くわかりました。
 これはキツイ。


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【15時10分】
 辛い下山道にボロボロになりながらも、ようやく登山口まで辿り着きました。
 
 長かった・・・

 登山の辛さは標高よりも、その登山道の過程にあるのかもなぁ・・・

そして、あらくにさんと無事にやり遂げたことに満足し、漢同士の固い握手を交わした後、MTBをデポした片貝山荘へと再び歩き出したのでした。


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 以後はこの冒険のエピローグ的行程です。

 片貝山荘にデポした自転車に乗って、およそ3キロ、標高差250メートル下の片貝第四発電所までの、ダウンヒルを楽しんで帰ります!! 


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 さあ!待ちかねました!!

 ここまでの鬱憤を晴らすかのようにMTBにまたがりいざスタートです!!

 
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 ペダルをこがずともどんどん加速していく下りのダートの道程

 ディスクブレーキの擦れる感触に、サスが上下する感覚!!

 路面の凸凹を全身で受け止め、振り落されないように疲れ切った身体全身で車体をホールドします!!

 荒れた路面と格闘しながらの、息をもつかせぬ瞬間の連続は、久しぶりにMTBの醍醐味を堪能させてくれました。

 
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 深い深い緑に包まれてのMTBによるダウンヒルダート走行!!

 汗だくの身体に爽快すぎます。
 
 MTBから自転車の世界に入って行った若かりし頃を思い出して当時の楽しさが再び体中を巡ります。

 やっぱりMTBも最高に楽しい~!!
 

P7150186.jpg
【15時30分】
 脳みそがとろけそうな最高のダウンヒルを終えて片貝第四発電所へと帰り着きました。

 ああ、今日の冒険は素晴らしい道程であった。

 さて、今回の時間経過は・・・
8時30分  MTBにて片貝第四発電所発
9時     片貝山荘着
9時10分  東又登山道より登山開始
10時45分 伊折山山頂
11時30分 成谷山山頂
12時30分 僧ヶ岳山頂

~休憩~

13時20分 下山開始
15時10分 東又登山道着
15時30分 MTBにて片貝第四発電所着

といった、往復7時間の充実した手ごろな行程でした。

なお、登山部分のみを見れば

【往路 3時間20分】
【復路 2時間10分】
【合計 5時間30分】
 と、いった道のりです。食事の時間も含めれば6時間も有れば往復できる計算になるのでしょうか。
 
 今回は、悪天候の天気予報の中での出発でしたが、幸い雨にも降られずに時折日も差しつつ、雲の晴れ間から北アルプスの山々も堪能させてもらえる時間も得ることが出来た素晴らしい道程でした。

 富山県東部を代表する名山である僧ヶ岳。

 今回はその一部ではありますが自らの足と、自転車を使って堪能することが出来ました。

 そして、登山の楽しさもさることながら、ロード漬けで忘れかけていた、MTBの楽しさをも再確認した一日でした。

 その後は、自転車を片づけ車に乗り込み、夏らしくサザンのメロディをかき鳴らしつつ人里へと下り、魚津市内の日帰り温泉で汗を流して帰路へと着いたのでした。
 
 ああ、楽しかった~。
 次はどんなことをしようかな。道楽のネタは尽きませんね(笑)


 それでは今回はこのへんで

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