2017-03

栂海新道を踏破する! 【最終日:白馬岳~猿倉山荘】

 今回9月16日(火)の内容で、長かった日本海から北アルプスを繋ぐ栂海新道から始まる縦走の記録は終了を迎えます。

 前回:【3日目:朝日岳~白馬岳】

 3日間に及ぶ縦走により疲労した体を少しでも回復させるべく、白馬頂上宿舎にてバイキングの晩御飯を平らげた後に、早々と床に就いたまでは良かったのですが・・・

 昨日の夕方から雲の有る天候でしたが、深夜から明け方にかけてテントが倒壊するのでは無いかというほどの強風が加わり、生きた心地もしない中で明け方を迎えました。

 実際テントが倒壊しかかり、真っ暗闇の中で補強に追われたパーティも有るようです。
 幸い私は素人ゆえの慎重さから、しっかりとペグを打ち、岩で引き綱を補強していたので事なきを得ました。

 また、ソロテントゆえのコンパクトさも幸いしていたのかもしれません。
 中は荷物と身体でキッチキチですからね(笑)


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【4時】
 強風におびえながらも、イヤホンを付けて、ラジオを聴きながらシュラフに潜り込んでいたためそこそこの時間うとうとすることが出来ました。

 テントの中は7.8℃。

 トイレをするために外に出てみれば、強風により体感温度は3度くらいなのではないかと思われるほどの寒さです。


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 体を半分シュラフに突っ込みながらテントの前室で朝食を作り始めます。

 この3日間世話になった、アルファ米とアマノフーズのドライフード。
 そしてカップヌードルのリフィルパックです。

 流石に飽きたなぁ・・・しばらくカップラーメンもアルファ米も食べたくないや。
 それでも、カロリーの為と思って無理やり掻き込みます。

 残念ながら、私は食事については贅沢な口をしているようです。


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【5時15分】
 外が薄明るくなってきました。

 ボチボチと出発するパーティもありますが、後は下山するのみの私は、慌てずにのんびりとテントの中を片づけ始めます。

 
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【6時10分】
 それでも何だかんだでテントも撤収し、出発の準備が整いました。
 
 この数日間で、キャンプ技能もワンランク向上した様な気もしますね。
 しかし、湿った強風にさらされて、ものすごく寒い。

 そして、栂海山荘から一緒だった最後の方と、またどこかの山で会いましょうと握手を交わし、別れを告げます。
 11連休で山に入った彼は、今も北アルプスのどこかを進んでいることでしょう。
 無事に下山できますよう願っております。
 
 さて、私は一路最短距離で下山することのできる、白馬大雪渓から、猿倉山荘を目指すことにします。


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 一夜を過ごした白馬頂上宿舎を後にします。

 支配人さん。宿泊者も少なかったのに、バイキングにしてくれてありがとう~

 
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 以後はひたすらの急な下りが続きます。
 
 谷に入ってしまえば強風も遮られて暖かくなってきます。

 そして、動き始めればじきに暑くなり、来ていたレインウェアやウインドブレーカー等をことごとく脱いでいくことになりました。


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 次第に雲の下に出て、視界がクリアになって行きます。

 正面に、白馬の街まで広がる山々を見渡すことが出来ました。

 思えば、なんて山深いところを歩いているんでしょうね。


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【6時50分】
 避難小屋前を通り過ぎます。
 物置小屋のような小さなものです。


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 下を覗けば雪渓が見えてきました。


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 しかし、この下り道は、ゴロゴロした岩と砂利、そして滑り易そうな大きな石が連なっている上に急坂で、非常に歩きにくい。
 一晩休んで回復したヒットポイントはどんどん目減りしていきます。


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 雪渓の上部に取り付きますが、融解が酷くとても歩ける状態では無さそうです。

 雪渓を迂回してさらに下ります。


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 クレパス・・・ってほどでもないのだろうけれど、あの割れ目に落ち込んじゃったら、一人では早々出てこられないでしょうね。


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 大きな山肌に広がる雪渓。

 スケールの大きな眺めです。


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 雪渓の中腹位まで下った後、ようやく雪の上を歩くことが出来る様に有ります。

 いやあ、初めてだからワクワクするな。


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 アイゼンは持ってきませんでしたが、さしあたりお守り程度にとスノースパイクを着けて雪渓に挑みます。


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 雪渓上の雪は、風雨によってか階段状に波打っており、短いピンスパイクでも何とか歩くことが出来ます。
 
 しかし、想像していた以上に雪は固く、やはりアイゼンの爪でザックリと刺し貫いて歩いたほうが楽そうな感じです。

 登りは無ければ無いで何とかなるかもしれないけれど、下りは何か滑り止めがないとちょっと不安でしょうね。


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 しかし、雪渓を歩くのは中々に楽しい。

 今度はもっと早い時期に大きな雪渓を歩ける時期に来てみたいものです。


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 振り返れば随分と下まで下ってきました。

 そして、平日であるというのに続々と登山者の方が登ってきます。

 流石は白馬ですね。

 皆さん天候の事を心配しておられるようで、素直に山頂はガスと風が強かったが、雨はまだ降ってはいなかったと何度か繰り返しつつ雪渓を下ります。

 しかし、下る途中で小雨がぱらついてきて、山頂の天候はどうなったのだろうかと少し心配になりました。

 
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 雪渓終了。

 多くの登山者がアイゼンを付けてこれから登ろうとしていました。


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 この後、雨は少し強くなってきて登山道を濡らしはじめます。

 ここからの登山道は、石の転がるガレた登山道から、大きな石が敷き詰められた、非常に滑りやすい物へと変化してきました。

 ただでさえ、4日目の山歩きで足が動かなくなってきており、自分でも信じられないような小さな段差にもつまずき易くなってきているために、細心の注意を払って進んだのでした。


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【8時35分】
 白馬尻小屋へ到着します。

 多くの登山者が雨を避けて、小屋の軒先で出発の支度をしていました。


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 そして、白馬尻小屋を出てさらに歩き、いつしか登山道から、林道然とした道へと変化していきます。

 もうゴールは間近と言ったところでしょうか。


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【9時10分】
 白馬鑓温泉方面への分岐点です。

 いつか、この温泉にも入りに行ってみたいものです。


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 そして、5分もしないうちに猿倉山荘を示す看板が現れました。

 看板に従って、最後の下り道を歩きます。
 

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【9時20分】
 ゴール。

 猿倉山荘にたどり着きました。
 この時間では登り始める人もおらず、周囲にはお客さん待ちのタクシーの運転手さんの姿のみでした。

 今日は平日でバスが走っていないので、タクシーを呼ばないといけないと心配していたのですが、ちゃんと山荘で何台ものタクシーがお客さん待ちをしていました。
 よかった。
 
 白馬駅までバス1,000円に対してタクシーは3,700円と、ちょっと値が張りますがこの際背に腹は代えられません。
 

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 何はともあれ、まずはこれですね。

 旅の無事終了に乾杯!!

 午前中から飲むビールは実に美味い(笑)!!


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 その後はタクシーに乗って、白馬駅前へ。

 コインロッカーにザックを放り込み、三日ぶりの風呂へ入る為に歩いて温泉へと向かいます。


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 白馬駅から一番近い温泉、みみずくの湯。

 タクシーの中で割引チケットを貰って、いつもはスズメの行水状態の私には珍しく、たっぷり30分以上温泉の中に浸かっていました。

 いや~実に生き返りました。
 なんて風呂が気持ちいいんだろう。


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 そして風呂をあがって外を眺めれは、遥か白馬方面は、雲が晴れ始めて、その見事な山様を一部覗かせていました。

 でも見えているのは白馬三山のうち、白馬鑓ケ岳と、杓子岳の方のみで、白馬岳の方はやはりすっぽりと雲に覆われていました。

 しかし見事に山が見えるものです。

 富山ではどんなに天気が良くても、立山や剱岳と言った高峰達が、こんなにも見事に、身近に見えるなどと言うことはまずありえません。

 そして、登れる高峰達の数も多く、しかもアクセスが良い。

 長野県が登山立国である所以でしょうね・・・とてもかなわないな。

 そしてまたいつか、この白馬方面へと訪れたいものです。 


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 その後、昼食を摂り電車の時間を待ちます。
 
 3泊4日を共にした相棒たちは、すっかり使い込まれた風貌へと変化していました。
 ご苦労さん。また次も頼むぞ!!

 さて、これで全行程が終了しましたが
 第4日目は

6:10  白馬頂上宿舎テント場発
6:50  避難小屋
7:20  燕岩
8:35  白馬尻小屋
9:20  猿倉山荘
9:50  白馬駅(タクシー乗車)

と言った道程でした。
  
 昨晩強風に悩まされてしっかり眠れなかったせいもあるかもしれませんが、4日目ともなると足の限界が来るのが早かったですね。
 連日の行動を計画するときは、疲労にもよく注意して計画しないといけないことが、身に染みて判りました。

 さて、これにて遥か日本海、親不知海岸よりはるばる50キロ。
 
 標高0メートルの海岸線より3,000メートルの北アルプス目指して、栂海山荘、朝日岳、白馬岳と繋げてきた今回の冒険は終了です。

 今思い返してみても、とっても苦しく、そして素晴らしい道のりを歩いた楽しい3日間でした。

 また、初めてのテントを背負っての縦走でしたが、思っていた以上にうまく出来ました。
 これで、次回の活動への自信と成りました。

 しかし、下山しておよそ1週間が経過した現在ですが、ボロボロに疲労した身体が、ようやく回復しつつある状態であり、全快の後に次の活動へ向かって動き出したいと思います。 


 それでは今回はこのへんで
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栂海新道を踏破する! 【3日目:朝日岳~白馬岳】

 前回、栂海山荘から朝日岳に至った後、朝日平でテン泊し一夜を明かしました。

 今回は明けて山籠りも早3日目の、9月15日(月)の内容です。

 この日の日程は、栂海新道からは完全に離れ、一路『朝日岳』から『雪倉岳』へ向かった後、富山、新潟、長野に跨る『三国境』を経て、『白馬岳』山頂へ進むといった、北アルプスの只中を進む行程です。

 そして出だしから高山の真っ只中という初めての経験。

 はたしていかなる道程が待ちかまえているのでしょう。
 それではスタートです。

 
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 美しい星空の夜を終え、朝の4時前から朝食や身支度などの、出発の準備を始めます。

 5時を過ぎて、ようやく周囲が薄明るくなり、テントの撤収も完了して出発の準備が整いました。


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【5時20分】
 テント場の大半の人々が出発した後、少し遅れて私も朝日平のテント場を後にします。

 まず最初の目的地は『朝日岳』山頂。
 昨日のような曇り空でしたら登頂は止めて、水平道を通ってさっさと『雪倉岳』へ向かってしまおうと思っていましたが、早朝は雲一つなく、予定通り稜線を伝って、『白馬岳』へと向かうルートを選択することとします。 


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【5時25分】
 途中、朝焼けに輝く、白馬岳と、雪倉岳。

 もう少しはやく出発していたら、山頂から眺めることが出来たのかな?


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【6時5分】
 再び朝日岳山頂へ。

 白馬方面がよく見えます。

 のんびりせずに先を急ぐことにしましょう。


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 栂海新道方面と、雪倉岳方面の分岐の木道に到着です。



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 ここからは高度を再び下げて、朝日岳の背後に回って行くため、栂海新道とは本当にお別れとなりますね。

 さようなら~二日間ありがとう!


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 朝日岳を下り始めます。

 正面に広がる緑の世界の先には、大きな雪倉岳とその先に白馬岳の姿が。

 
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 そして、左手側を見て見れば、どこまでも広がる山々の世界。

 何だか風格のありそうな姿をしたものが多いな?
 何という名の山達なのでしょう?

 う~んちょっと良くわからないな。


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 なお、朝日岳への登山道3本目のこちらの道は、草花も多く土があり、それでいて人の手もあまり入っていない一番野性味あふれる道のりでした。

 どの道の風景も全く違うんだな・・・


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【6時50分】
 木々の間をすり抜けるような道程を経て、水平道と合流しました。

 思った以上に長い登山道で、ここから登るのは辛いでしょうが、水平道のコースタイムと比較して、あまり時間のロスにはならなかったようです。

 さあ、先を急ぎましょう。


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 分岐には、倒れた標識が。

 ここから白馬まで9.2キロか。

 連日の10キロオーバーの道程ですが、この3日目はまだ始まったばかり。
 気合を入れ直して、出発することにします。


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【7時5分】
 小桜ケ原に到着。
 
 次第に朝日小屋から先行したと思われる、中高年登山者達を追い抜き始めます。 


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 その先の水場。地図には常水と記載されています。
 
 登山道を貫いている姿は、まんま普通の沢ですね。
 とりあえず補給の必要もない時間帯ですので先へ進みます。 


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 ガレガレの、歩くとチャリチャリ言うような岩だけの道も通ります。

 これは新鮮ですね。


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【7時20分】
 『燕岩』の前を通ります。
 
 何というか、黒々とした大きな岩です。
 何だか落ちてきそうで怖い・・・

 ここにも水場マークがあったけれど、どこだったのか、わからなかったですね。


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【7時30分】
 そして、いよいよ雪倉岳への取り付きにたどり着きました。

 見上げる斜面。

 斜面にジグザグに刻まれた、急な道のりを慌てずに登って行きます。


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 そして、大回りして西側の稜線へ。


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 その後も長く、急な稜線を一歩一歩確実に登って行きます。

 しかし、なんて長い道のりなんだ・・・

 遠間から見ていても、雪倉岳にどうやって登るのかわかりませんでしたが、まさかこうなっていたとは・・・


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 キツイ斜面をひたすら我慢して登り続けます。

 風は冷たくなってきましたが、動いていれば暑いのでどうということはありません。


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 想像以上に長い道のりの後、ガレた岩場を乗り越えて

 見えた!山頂だ!!


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【9時10分】
 たっぷり1時間半以上かかって、標高2,610.9メートル『雪倉岳』山頂へとたどり着きました。

 ふう・・・
 これで今日の道程の折り返しは過ぎたな。

 後は白馬を目指すのみ。

 山頂は、白馬方面から下ってきたと思われる登山者が続々と登ってきて、にぎわっていました。

 何だか、大分娑婆に近づいたような雰囲気になってきましたね。


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 残す目的地は、白馬岳山頂のみ。

 休憩もそこそこに、雪倉岳を後にします。


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 山ばかりなので、ちょっと一休み。

 北アルプスは、どこへ行っても所々に小さな花が咲いていますね。
 不思議だなぁ・・・
 

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【9時40分】
 雪倉避難小屋へ。

 岩垣でがっしりとガードされた小屋です。


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 金属製のごつい扉を開けて、中を見てみれは小さいながらも二部屋の小屋で、正面にトイレもあります。
 
 以外にしっかりした作りなのですね。
 

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 そして再び登山道へと復帰します。
 正面右手には『鉢ヶ岳』が控えめに山頂を覗かせています。

 しかし、流石に登山3日目になると、足の疲労感が早くやってきますね。
 初日と同じように動けるような気持でいましたが、やはりそうはいかないようです。

 あと数キロ。頑張ろう。
 気にしないように、補給食などを摂りつつ風景を眺めながら先へと進みます。


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 八ヶ岳の山腹を水平に貫くようにして、白馬へと接近していきます。
 

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【10時40分】
 鉱山道との分岐点へ


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 分岐を過ぎればいよいよ白馬の取り付きです。

 あと少し。


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 ガレた岩場を、ジグザグに稜線に向かって登り続けます。

 途中、昨日朝日岳や朝日平でご一緒した、愛知県からの登山者の方とすれちがいました。

 時間がないので白馬まで寄らず、三国境で引き返してきて、鉱山道より下山するのだとか。

 そうでしたか・・・まあ明日からは平日ですしね。
 鉱山道より下山される方は結構おられるようですね。

 短い縁でしたが、またどこかの山でお会いしましょう~
 と、別れを告げ再び先へ進み始めます。


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 稜線に出ました。

 白いな~!
 曇りなのに目がまぶしいくらいです。
 これが白馬の名の所以なのか・・・?


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 白く輝く道をしばらく上ります。
 
 崩れやすくて歩きにくいな・・・


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【11時35分】
 富山、新潟、長野の三県にまたがる『三国境』へたどり着きました。

 見晴らしがよく、ここからの景色もなかなかのものですが、アップするのは山頂まで我慢することにしましょう。


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 そして、いよいよ稜線を山頂に向かい歩き始めます。 


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 途中、この旅初めての雷鳥の親子に遭遇しました。
 
 人が近づいてもあまり気にすることなく高山植物の中で何かをついばんでいます。

 やはり、雷鳥も所によって性格が違うのかもね。


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 しかし白馬山頂までは稜線からも、幾つかの急なピークを越えていかねばならず、完全な誤算でしたね。

 何度もピークを乗り越えては、いまだ山頂に至らず。。。
 と、心を折られ続けました。

 キツイ・・・
 3日間の疲労により、もはや完全に足が終わっている。

 
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 何個目かのピークをヘロヘロになりながら登りきった後、ようやく真の山頂が見えてきました。

 
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 ああ、人や標識が見える。
 どうやら今度こそ間違いなく、山頂へたどり着いたようです。


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【12時20分】
 着いた~。
  
 朝日平を出発してから早7時間。

 本日及び、この旅の最終目的地ともいえる標高2,932.2メートル『白馬岳』山頂にたどり着きました。

 長かった~。
 もう足が痛い。
 
 感動よりも、もう歩かなくても良いと言った安堵感の方が先に来ますね(笑)


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 そして、天候は曇りですが、高曇りの今日は360度の大展望でした。

 荒々しくも巨大な進行方向の山肌。

 
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 白馬村方面。

 下を覗くと怖いくらいの高度感ですね。


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 そして、山頂の案内板には何故かお賽銭が。


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 三国境から、小蓮華山方面。

 実に大きな稜線が走っています。


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 そして、朝日岳方面に眼をやれば、昨晩テン泊した朝日小屋と、朝日平の姿も見て取れました。

 何て、遠くまで歩いてきたんだろう・・・


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 そして、日本海側に目をやれば、黒部川と、それが作り上げた黒部川扇状地の平野部が見て取れました。

 すごいな~。
 いつもあの海岸線をサイクリングしているというのに、今日は山頂から見ているんだ。


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 そして剱岳と、立山方面。そして毛勝三山の姿もはっきりと見ることが出来ました。

 凄い。。。
 完全にホームグラウンドの山々の後ろに回り込んできました。
 あの山の向こうにいつもは生活しているんですね。
 感動的だなぁ。


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 しかし、角度が変わると山の姿も全く違って見えますね。

 剱はもとより、立山も富山側から見る以上に鋭くとがって見えます。


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 そして遠目には、槍ヶ岳方面。

 いやあ、どこを見ても素晴らしい景色です。


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 しばらく景色を堪能したのち、今日の幕営地まで下ることとします。

 気が抜けたせいか、足は益々動かなくなっており、ゆっくりと下って行くことにします。

 視界には既に白馬山荘が。

 しかし、テント泊の為には更に下の、白馬頂上宿舎までたどり着かなくてはなりません。


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【12時50分】
 白馬山荘着。
 
 3つの大きな建物を持つ、非常に立派な山荘でした。


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 村営の白馬頂上宿舎は更に下に見えています。

 あれも立派な建物だなぁ。


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 ヘロヘロの足には、山荘から頂上宿舎までの道程が、非常に長く感じます。

 ゴロゴロと転がるガレ岩場の道もより疲労感に拍車をかけますね。


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【13時10分】
 朝日平を出発してからおよそ8時間。

 頂上宿舎にたどり着き、テント場の予約を済ませました。

 そしてやることと言えばただ一つ。
 
 「白馬岳に乾杯!!」
 
 美味すぎる!!
 なお、500mlで700円と、非常にお買い得な値段でした。

 そしてここで栂海山荘からご一緒だった方と再び再開。

 祖母谷へ抜けていく予定でしたが、疲労の為ここで一泊していくのだとのことでした。

 一昨日の晩、一緒に栂海山荘に泊られたもう一方は、既に猿倉へ向かって下山をされたはずです。

 旅は道連れ。
 奇遇なものですね。


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 無事にテントも張り終えて、あとはゆったりするのみです。
 
 私が辿り着いたときは数張りだったテントはその後、10張り程度に増えました。
 ところが、昨晩は200張りに達していたというのですから驚きです。
 
 きっとあらゆる場所にテントがあったことでしょうね。

 やはり登山はラッシュを避けないととんでもないことになるな・・・
  
 その後私は頂上宿舎でのバイキングの晩御飯を腹が苦しくなる程食べて、明日の下山に備えてテントでの休息に入ったのでした。
 
 バイキングは、食材は少ないながらもやはり好きなだけ取って食べられるというのが楽しいですね。
 味噌汁もあって何杯もお替りしてしまいました。。。

 テントに入ってしまうと、とても周囲を散策しようなどと言う気持にはならず、ビールを飲みながラジオを聴いてダラダラしていました。
 今日もとっても疲れた(笑)

 日本海親不知から始まったこの道のりも、遂に白馬岳山頂を経て、いよいよ下山を残すのみとなりました。

 様々な景色を見ることが出来た山の日々も、とりあえず次回でひと段落です。

 さて、第3日目は

5:20  朝日平発
6:05  朝日岳
7:20  燕岩
9:10  雪倉岳
11:35 三国境
12:20 白馬岳
13:10 白馬頂上宿舎

 昨日に引き続き、およそ8時間の行程でした。 
 この二日間の疲労は確実に足を蝕んできていますね。

 また、一日に歩く時間も、一日だけの一発勝負なら無理も出来ますが、複数日に渡る道のりにおいては10時間以内が限度のような感じですね。
 8時間というのはちょうど良い頃合いかもしれません。

 明日はいよいよ最終日。
 大雪渓から猿倉山荘へと下山し、白馬駅から帰宅することとなります。


 それでは今回はこのへんで

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栂海新道を踏破する! 【2日目:栂海山荘~朝日岳】

 前回からの引き続き。

 二日目、9月14日(日)についての出来事です。

 この日の道のりは、栂海新道の後半部分、『栂海山荘』から『犬ケ岳』~『黒岩山』~『黒岩平』を経て、栂海新道の終点である『吹上げのコル』を越えた後、北アルプス最北の山『朝日岳』へ」至るルートです。

 そして、この日からは完全に下界とは隔絶され、持参したテントによる『朝日平』でのテント泊となる、山を満喫した道程となりました。

 山で一泊の後、更に山深く踏み込んでゆく初めての体験。
 それではスタートです。


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【5時30分】
 昨晩は、深夜にバケツをひっくり返したかのような豪雨の音で目が覚めたりしながらも、山荘に用意された毛布にくるまって、一夜を明かしました。

 そして4時ごろから、暗い山荘の中で朝食と身支度を済ませた後に外に出て見れば、雲は晴れ、今日の道程が視界全体に広がっていました。

 美しい・・・
 周囲の人工物は山荘のみ。

 今自分はまさに大地のただ中にいる。


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 外壁がまだ濡れた山荘は、一晩我々を山の厳しい天候から守り抜いてくれました。

 ありがとう栂海山荘。何だかとても居心地が良かったよ。 
 またいつの日か、お世話になると思います。
 その日まで!

 既に登りの方々は数分前に山荘を経っており、私も下山する方々に別れを次げた後、いよいよ出発することとしました。
 

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 トタンに、大きな赤文字で書きこまれた案内に従い、二日目の道程を歩き始めます。


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 昨日は想像以上に疲労した状態でしたが、10時間近い休息の甲斐あり、足取りも軽く歩を進めます。

 まずは山荘の直ぐ傍の『犬ケ岳』を目指しますが、ここからは高度も1,000メートルを超えて、どんどん高度を上げて行きます。
 そのため、木々の背丈も低くなり、狭い稜線と急なアップダウンを繰り返す、より登山道としての魅力にあふれた道のりとなって行きます。


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【5時40分】
 標高1,593メートル『犬ケ岳』山頂へ。

 山頂はガレた岩場がむき出しになっているなど、高度以上の風景が味わえます。


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 視界の下には『栂海山荘』が見えています。


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 犬ケ岳の山頂からは、この先の稜線が一望できます。

 この長い長い尾根を歩ききった先に今日の目的地『朝日岳』が有るのです。


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 そして、遠目には『剱岳』の姿も見ることが出来ます。
 
 この角度から見ると、こうなって見えているのか・・・


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 その後は、細い稜線沿いの登山道は、いずれも険しく、細かいアップダウンの連続が続きます。

 岩や縄場も多く、細い尾根道を注意して進みます。


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 しかし、日差しもやや高くなり始め、朝焼けに赤く染まりだした山肌の美しさは息をのむほどです。

 このような景色を眺めることが出来る道を歩く事は本当に素晴らしい。


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【6時10分】
 『北俣の水場』の分岐点へ到着です。
 
 地図では山荘から簡単にここまで来れるように思って見ていましたが、実際はかなりの難所をいくつか乗り越えてこないと辿り着けません。

 やはり親不知からの登りの際はちょっと遠いけれど『黄蓮の水場』で重い水を背負って来る方が良いようです。

 写真を取り忘れましたが、5分ほど下った水場まで下った後、ここでも真水に飢えていた私はガブガブ飲み干して登山道へと復帰したのでした。


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 そして再び続く、険しく狭い稜線沿いの登山道。


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 進行方向右手には、普段平地より見慣れた山々達の背後が見渡せます。

 剱岳に、毛勝三山、僧ヶ岳に駒ヶ岳と連なっているのが一望できます。 


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 そして左手には深く大きな谷が広がっています。

 見渡す限り山に囲まれているな。


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【7時5分】
 山荘を発って1時間半。
 標高1,612.3メートル『サワガニ山』へ到着です。

 サワガニ山か・・・ここに蟹がいたのかな?
 山岳会の名前とも何か由来があるのかもしれませんね。

 そして、このサワガニ山を越えた後から、また少し山の雰囲気が変化して、ここまでの厳しいアップダウンの連続する登山道から少し山は広くなり、アルプス然とした大きな自然の世界へと切り替わって行くようになります。


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 稜線から除く富山県の方向。
 僧ヶ岳の稜線に隠されて、家の方向は見えません。

 目に映るほど近い距離に古里が有るはずなのに、ものすごく遠い場所まで来てしまいました。 
 
  
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 しかし正面にはあまりにも美しい緑の北アルプスへの稜線。

 その輝きで、わが身をより深遠へと誘います。


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 サワガニ山以降、岩が多かった稜線から、次第に土がむき出しとなった登山道へと変化しますが、昨日の夜の大雨でグチョグチョにぬかるんだ場所が多々見られる様になります。

 そんな中、栂の木の群生する地帯を通ります。
 凄い、枝は海側からの風によってでしょう、完全に半分偏ってしまっています。

 栂の木の連続するこの場所が、栂海新道の由来なのでしょうか?


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 そして深い登山道を進む道程の中、突如現れる草原地帯。

 美しい・・・地上の楽園か?


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 草原の先には『文子の池』と名付けられた池塘がありました。


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 池塘正面にはこれから登る『黒岩山』がそびえ立っています。

 小さくも、ポッコリと綺麗な三角の山が目の前にあらわれます。


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【8時10分】
 標高1,623.6メートル『黒岩山』山頂へ。

 天気も良く、見晴らしも素晴らしい、今日最高の時間帯でした。

 ここで少し休憩と補給を取ながらまったりしていると、今日初めての登山者のご夫婦とすれ違います。

 栂海山荘を経ってから、初めて人と遭遇しますが、この先『黒岩平』の間では『朝日小屋』からの下山者と多くすれ違うようになりました。
 どうやら、昨晩と異なり今晩の栂海山荘は大混雑となる様子ですね。


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 黒岩山山頂から眺める黒岩平。

 いや~綺麗だ。
 高山帯にやってきたという雰囲気や空気が感じられるようになってきました。
 

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 黒岩山を下りてすぐに中俣新道との合流点に辿り着きます。
 
 後に幾人かの方がこの道から黒岩平を登ってこられました。


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 そして黒岩平へと入り込みます。

 素晴らしい高所の湿原地帯です。
 室堂、薬師平、雲ノ平と、幾つかの高所の平原を見てきましたが、ここも勝るとも劣らぬ素晴らしいところです。


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 黒岩平の道も、ご多分に漏れず昨晩の雨でぬかるみが酷いものになっていましたが、昨日より登り始めてから目にしなかった、安らかな光景に心を癒されつつ進みます。


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 ここではいくつもの小川や池塘が見られます。
 水場で水分補給を行い、ここからの長い道のりに備えました。

 また、時間帯的に朝日小屋を出発した人々とすれ違う頃合いの為か、この平の区間に集中して、登山者の方々とすれ違いました。
 

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 しかし、この黒岩平は非常に長く、かつ意外にアップダウンがあり次の『アヤメ平』にたどり着くまでに何度も同じような光景を繰り返し眺めさせられることとなるのでした。


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 登っては湿原へたどり着き・・・


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 また長く急な登り・・・


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 そして何度目かの湿原と言った道程を繰り返します・・・

 このころには全く人と会うことも無くなり、再び静かな単独行へと戻っています。 


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 次第に雲が増えガスがかかるようになってゆく中

 登りと湿原を繰り返した後、木道や丸太の階段が現れ始め、ようやくこの長い湿原の終わりに差し掛かります。


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【10時40分】
 2時間以上湿原を歩き続けてようやく『アヤメ平』にたどり着きます。
 
 う~ん。どうやらアヤメの季節ではないようで、草紅葉気味の草原が広がるのみでした。 


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 そして、ここも『文子の池』同様、『アヤメ平』の看板は潰れてしまっています。
 
 やっぱり降り積もった雪の重みでこうなってしまうのでしょうね。
 試しに手で引き起こしてみようとしますが、鋼鉄製の柱はびくともしませんでした。

 雪の重みってすごいのだなぁ・・・


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 しばらく進み、すでに2,000メートルを超える高所に立ちながら、アヤメ平と、黒岩平を振り返ります。
 
 本当に広くて長い道程の湿原でした。


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 そして、ここからは今日の最終目的地『朝日岳』へと向って、再び高度を上げていくこととなります。

 早朝より歩き始めてから6時間。
 山荘に一泊したとはいえ、さすがに歩きづめの2日目ともなると、益々登りがきつく感じられます。


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 その後も、階段や、木々の茂った意外に長い道のりを頑張って登り続け、登山道にガレた岩が多く見られる長栂山手前の風衝帯に辿り着きます。

 いやあ、また風景が変わった。
 高山に来た雰囲気があります。


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【11時20分】
 ホンの5分ほどの寄り道になりますが、木々の生えないガレた、不思議な空間の稜線を歩き、『長栂山』山頂へ到着しました。
 

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 そして、広い岩だらけの空間に記されたペンキマークの道程を見失わないように先へ進みます。

 ボケ~っとしていると、ルートロスしてしまいそうな場所です。


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 長栂山からも、しばらくアップダウンや木道のある湿原なども、2つの大きな池塘の並ぶ『照葉池』の傍を通り過ぎます。

 本当にめぐるましく光景が変わるなぁ。


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 その後も木々の間を潜る当な登山道を過ぎて、いよいよ朝日岳の取り付きへが確認できるようになってきました。
 
 そして同時に長かった、栂海新道の終点(起点)が近づき始めました。


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【12時】
 栂海新道の事実上の終着点、『吹上のコル』に到着します。

 ここは五輪尾根との合流地点でもあり、備え付けられたベンチには休憩をとる人々の姿も見て取れました。

 この日の朝、栂海山荘を出発してはや6時間半か・・・

 ここまでが、親不知から27キロ
 1日目10時間の、二日目6時間半の計16時間半か。

 随分と時間がかかっちゃったな。
 荷物が重いせいもあるでしょうが、まだまだ鍛え方が足りないな。


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 また、来た道の方を振り返れば、大きな岩を入り口として、これまた大きく『ツガミ』の文字が描かれています。
 
 長い長い栂海新道はここから始まり、そして遥かなる日本海へと繋がっているのですね・・・


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 さて。
 栂海新道は事実上終わりましたが、まだまだ私の旅路は続きます。

 栂海新道が拓かれた目的の一つである、北アルプス『朝日岳』へ向って、疲れた体に鞭打ってジグザグに道の刻まれたガレた登山道を進み始めます。

 最後の大詰めですが、最早足が死んでおり、長い急登に苦労しつつ1歩1歩何とか足を前に出していきました。


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 登りの途中、休憩しつつも振り返れば、雲の切れ間から遥かなる栂海新道の道程が垣間見えます。
 
 綺麗だ・・・
 さらば、栂海新道。


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 長い登りに苦しみながら、ようやく山頂が。
 

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【12時35分】
 標高2,418メートル。

 『朝日岳』山頂にたどり着きました。
 
 この二日目も長かった~。
 
 そしてこれまた奇妙な縁。
 この先白馬三国境まで同じ道のりを進む事になる愛知県から来られた方に、記念写真などをとっても頂きつつ、山頂の感触を味わいます。
 まあ、ほとんど一本道みたいなものですから、同じ道を進むしかないのですけどね(笑)


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 雲で視界も無く、風も冷たいので早々に下山し、今日の幕営地である朝日小屋へ向かいます。

 どうせまた、明日の朝には登ってくるつもりですしね。


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 朝日小屋へ向かう方向の登山道は、木道や階段が多く整備されています。

 また、ガレた岩場ではなく木々や植物も多く茂っており、風当りの違いなのでしょうが、山肌の向き一つで随分と変わるもんだと感心して下ります。


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 お、木苺だ。
 おいしそう。

 あと少しで休めると思うと、心にも余裕が出てきますね。
 この他にも、色々なお花が咲いていました。


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 雲の切れ間から、朝日小屋が見えてきます。

 ああ~あと少しだ。


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【13時20分】
 『朝日小屋』へ到着。

 小屋の前のベンチでは幾人かの方が休憩しておられて、その中に栂海山荘で一緒だった方もいらっしゃいました。
 早い。


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 まあ、何はともあれまずはこれです。

 小屋でテントの受付をして、500ml800円の缶ビールを購入。

 『朝日岳』に乾杯!!

 美味すぎる!!
 昨晩からもうビールが飲みたくてしょうがなかったんですよね(笑)


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 雲が多く、風の有る日でしたが時に雲が晴れて暖かい日差しが差す時もありました。 


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 その後、昼食を摂り、テントも無事に張って周辺をブラブラします。

 20張りくらいのテントがあったでしょうか?
 しかし、昨晩はもっと有ったようです。
 
 今日は連休の中日ですから少ないのでしょうね。

 この後は、夕方までブラブラしたり、酒を飲んでテントでダラダラした後夕食の時間となりました。
 
 なお、テント場ではラジオは意外に良く聞こえており、酒を飲み飲み、パカパカ行進曲を聞きながらテントの中で一人笑いしていたのでした。
 キャンプは楽しいなぁ(笑)


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 夕食は小屋で食べさせてもらうことにしました。

 毎食アルファ米と、カップヌードルでは気が滅入りますからね。

 食前酒のワインや、昆布〆の刺身やおでんも有ったりと豪華なメニューです。

 一日ぶりの柔らかいご飯も美味しく、4杯もお替りしてしまいました。
 
 しかし、この小屋の女将さんは有名な方のようですが、宿のお客さんたちはテンション高いなぁ・・・
 まるでアイドル小屋のようですね。


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 すっかりお腹いっぱいになって満足して小屋の外に出て見れば、すっかり雲が落ちて山々の稜線が開けていました。

 夕焼けに染まりつつある、明日の目的地、雪倉岳、白馬岳。

 美しいなぁ・・・
 小屋の人たちも、テント場の人たちも皆感嘆の声を上げつつ朱に染まった北アルプスを眺めています。


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 あれが『白馬岳』か・・・

 明日はあそこまで行くのだなぁ・・・
 
 あんなに遠くに見えるのだけれども、明日の昼ごろにはあの頂に立っている予定なのです。
 山を歩くって、不思議だ。

  その後、夕暮も終わり日が暮れるまで景色を眺めた後、明日の道程に備えて早々とテントに潜り込んで、就寝したのでした。。。

 さて、第2日目の道程は

5:30  栂海山荘発
8:10  黒岩山
10:40 アヤメ平
12:00 吹上のコル
12:35 朝日岳
13:20 朝日小屋

 のおよそ8時間の行程でした。 
 やはり、初日に比べて足取りは重い感じがしますね。

 次は、3日目『朝日岳~白馬岳』へと続きます。


 それでは今回はこのへんで。

テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

栂海新道を踏破する! 【1日目:親不知~栂海山荘】

 この道の存在を知ったのはいつごろの事だったでしょうか?
 特に山にも興味が無く、バイクの免許を取って間もない頃に、国道8号沿いを走った際
 『へぇ~こんなところに登山道があるんだ~』
 と、言った希薄な印象が記憶にあります。
 
 そして月日は流れ、少し登山も齧り、なぜか40歳を手前にして現実に実行することを決心したものの、今年の夏は中々天候に恵まれず、躊躇していたこの道のりですが、ようやく安定した気候の下に連休が訪れた事により、9月13日からの連休を利用してチャレンジしてきました。

【栂海新道】
 栂海新道は、日本海の海抜0mから白鳥山(1,286.9m)、犬ヶ岳(1,592m)を経て朝日岳(2,418m)を結ぶ北アルプス最北部の縦走路である。
 栂海新道は、「さわがに山岳会」が1961年より黒姫山に新道・黒姫小屋を建設後、1966年から抜開を始め、1971年の全線開通まで、苦節6年間の歳月をかけて未開の朝日岳以北を拓いた岳人の夢の完全縦走路である。
 吹上のコルから天険「親不知」まで約27km。所要時間は親不知からの上りコース約18時間、吹上のコルからの下りコースは約15時間を要す。特に上りは超健脚者コースのため、綿密な登山計画が必要である。
『糸魚川市HPより抜粋』

 とのこと。

 日本海と北アルプスをつなぐ、夢の縦走路か・・・
 言葉にするだけでハートが熱くなって来ますね。
 当然私が選んだ道程は、当然登りコースです。



 そんな今回のルート

 海抜0メートルの『親不知海岸』より、『栂海山荘』、『朝日岳』を経て、その後、標高2,932メートル『白馬岳』を踏破したのち『大雪渓』から下山する。
 といった、およそ50キロの道のりを、3日に分けて、贅沢に歩ききります。

 これまでも超健脚者向けと言われる道程をいくつか踏破してきましたが、果たして今回の道のりには何が待っているのでしょうか?

 それではまずは【9月13日(土)】の内容、栂海新道起点、親不知から栂海新道の中間地点である栂海山荘へ向かってスタートです。


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【5時20分】
 嫁の車で天険コミュニティ広場へと送ってもらいます。

 おかげで自分の車を置いて、下山の後に取りに来ることも。
 また、危険な道のりを駅から歩いてくる必要も無くなり、後顧の憂いなく、非常に有利なスタートを切ることが出来ました。
 
 やはり持つべきものは趣味に理解のある嫁ですね。まことに感謝です。
 
 駐車場には既に数台の車が停まっています。
 
 後で知った事ですが、この日栂海新道を登った人間は【6人】であり、内1名の方とは最終日まで顔を合わせるご縁となったのでした。


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【5時25分】
 400メートルの遊歩道を標高差80メートル下り、日本海を眺めます。

 思ったより荒れているな・・・
 波が大きくてちょっと怖いですが、儀式と思って海水に触れてからスタートします。

 服装は半袖のコンプレッションシャツの上に、薄手の長袖が一枚。
 じっとしていれば、やや肌寒いかな?といった程度で、これから運動を始めるのにちょうど良い気温です。


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 見上げる栂海新道の始まり。

 さあ北アルプスへ向かって進んで行くぞ!!


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【5時35分】
 駐車場で待っていてくれた妻子にしばしの別れを告げたのち、登山届をポストに入れて、いよいよ山の中へ入って行きます。

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 スタート直後。
  
 先週偵察に苦労したぬかるんだ登山道を、今回は登山靴で難なく踏みしめていきます。


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【5時50分】
 まずは1本目の林道を通過。
 栂海山荘までは3本の林道とクロスします。


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 鉄塔の下をくぐる登山道。

 ちょっとわかりにくい。


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 うっそうとした道が続く。

 でも9月に入ったせいか、蚊やアブなどはあまりおらず快適に歩きます。


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 1時間ほど歩いて、今回初めて行動食にと持ってきたコンデンスミルクを啜ってみます。

 甘い。。。でも思ったよりも喉にまとわりつかないし、水分も欲しくならないし良いかもしれない。


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 そして次第に天気も良くなってきます。
 
 この辺りの序盤の道のりは快適ですね。


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【6時50分】
 『入道山』に到着。

 地図に標高も書いていないあっさりとした山頂ですが、この縦走の初めて名のある山頂に立ちます。
 標高は430メートル位でしょうか?
 

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【6時55分】
 そして、すぐに『二本松峠』へ。
 
 さて、ここまで1時間半。
 20キロオーバーの荷を背負っているのでこんなものでしょう。
 
 ここは、かつて上路集落へ趣く際の廃れた道の一つであり、栂海新道が開通する1971年までは忘れ去られた存在であり、なおかつものすごく古い地層でできた地であるとのこと。

 この栂海新道沿いには、この先にもこのような道の痕跡が残っており、歴史的なロマンを感じながら進むことが出来ます。
 

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 うっそうとした森林地帯。
 
 未だ誰とも会わない静かな道のりです。


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【7時15分】
 2本目の林道へ。


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 ここ初めて金属板を切り抜いて作ったサワガニ山岳会の看板を見ることが出来ました。

 実に味があります。


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 そして、市が取り付けたと見られる標識も。

 舗装された道でありますが、車が来る気配もありません。

 行動食に持ってきたパンなどを食べて身支度をして再び登山道へと入ります。
 
 
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 次の大きな目的地は『白鳥山』か。

 まだまだ山深く、先の道のりは容易にはつかめません。

 そしてここからは先ほどまでとは打って変わって、アップダウンの激しく厳しい、また造りも見た目も本格的な登山道へと変化していきます。 


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 いきなりの急登。

 紙芝居の絵が切り替わったかのように、色々な風景が見られるのもこの栂海新道の特徴ですね。


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 迷いそうな場所には手製の道案内版が有ったりします。

 手作りで使った登山道らしくて気持ちが安らぎますね。
 

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 しかし、急登が続きます。
 苦しい・・・

 私は緩い登りや下り、平地などはいくら距離があっても平気ですが、『急』が着くとだめですね。
 おまけに今日は荷物も重い・・・
 
 と、ここで今日初めての登山者と遭遇。

 下山してこられた方で、すれ違ったのは私で『5人目』とのこと。

 まだ先に人がいるのかと思うとちょっと安心します。


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 変わった巨木発見。

 中山で見るような巨木ではないですが、たまに大きな木を見ることが出来ます。
 

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【8時5分】
 標高677『メール『尻高山』に到着。

 ふう・・・先は長いな。


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 その後も山の中をひた歩きます。


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 山の隙間から時折視界が開けることも有ります。

 大きな岩肌を見せる山。

 グランフォンド糸魚川でも通った、海谷渓谷もあんな景色だったような気がするけれど、よくあるのかな?


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【8時35分】
 ようやく最後の林道 『坂田峠』に到着です。

 車でもここまで入ってくることは出来るとのことですが、やはり歩いてこないとね。
 
 なお、この坂田峠も古い歴史があり、峠を下った先にある栄えていた金山の集落に、富山県朝日町の泊の芸者さんが人力車に乗って向かっていたことも有るのだそうな。

 そしてこの道も二本松峠同様忘れられて、朽ち果つつある中で、栂海新道の開通により再び人々の目に止まる事になったとのことです。
 栂海新道は偉大だ(笑)


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 そして、峠を越えたかと思いきや、急な階段などがひたすら続く道程へ。

 これはキツイ。


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 これが『金時坂』か・・・
 
 二つ合わせて坂田金時か・・・良く出来ている。
 苦しい中で想像して、気をまぎらわせます。


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【9時30分】
 金時坂の頭へ。

 やぁっとキツイのが終わるのか~助かった。


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 まばゆい木漏れ日の差す登山道をぐったりしながら歩きます。
 
 しかしこの後もまだまだ激しいアップダウンの連続なのでしたが・・・


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【9時40分】
 第一の水場、『シキ割』へ。
 この水場は登山道のすぐ傍で、分かりやすい場所です。
  
 何だか金属製のろ過装置?のようなところから水がチョロチョロと流れ出ています。
 
 まだ持っていた水も充分にあるので補給はせずに、傍にあったカップで少し飲んでみましたが、冷たくて美味しかったです。
 
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【10時40分】
 『山姥平』って、平らと言うほどの空間も無いんだけれど・・・

 この辺りは、山姥伝説がよく知られているようですから、何かしらこの場所にも伝承があるのかもしれませんね。
 

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 日差しの差す気持ちの良い道程。

 この辺りが、天候的にも体力的にも最高の時間帯であったかもしれません。


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【11時5分】
 今日の道程のおよそ中間点『白鳥山』山頂にある、『白鳥避難小屋』に到着しました。

 薄いグリーン色の綺麗な小屋です。

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 ちょっと中を拝見。

 2階建ての中も整頓された小屋です。
 居心地良さそうだな。


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 山頂には手作りの標高1,226.9メートル『白鳥山』の看板が。


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 いやあ。気持ちいなぁ。
 
 休憩していると、今日2人目の登山者に遭遇。
 下から登ってきたようですが、ここまでの方だったようで、栂海山荘には現れませんでした。

 さて、ちょっと怖いですが、小屋の後の梯子を登った上の展望がすばらしい。


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 糸魚川市方面。
 
 トンボの群れがすごかった。
 もう秋なんだな・・・

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 富山方面。

 稜線に遮られて富山県の街は見えませんでしたが、青い海の向こうには能登半島の姿もかすかに見て取れます。


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 そしてこれから向かう先の、『栂海山荘』の有る『犬ケ岳』方面。


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 真正面の、一番奥に見える山の少し下の平地が今日の目的地の筈。
 
 遠いな~。
 まだまだいくつもの山を越えていかなくてはならないな・・・

 軽く補給を済ませて、先へと急ぐこととします。
 

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 なお、ちゃんとトイレも有りました。
 
 中々にすごいトイレでしたが、ちゃんとあるだけましですかね(笑)


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 白鳥山を経ってすぐに水場の案内板。ここはスルーしました。


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 途中こんなペイントが。

 携帯電話がつながるのか?
 しかし残念ながらauはダメでした。
 
 やはり登山をするならドコモに戻ったほうが良いのかもな・・・


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 白鳥山から栂海山荘まで、急な長い下りの後、長い登りを何度も繰り返していく地獄のような道程が続きます(笑)

 何というか、山体自体が小さいからどうしても稜線を繋ぐと急になってしまうんでしょうね・・・

 山の景色も樹林帯から、岩場が多くみられる様になるなど、次第に変化してきました。
 

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【12時40分】
 標高1,241メートル『下駒ヶ岳』に到着。
 
 白鳥山から1時間半か。。。
 随分長い時間がたったような気がします。

 ここで今日3人目の山岳会っぽいおじさんとすれ違います。


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 そして次の山へ向かって再びのアップダウン。

 出発してからすでに7時間以上、アップダウンの連続する道程を歩き続けており結構疲労しています。


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【13時15分】
 標高1,209メートル『菊石山』へ

 かつてアンモナイトの化石(菊石)が発見された山頂であるとのことですが、探す気力も無く先へと進みます。

 こんなに歩いていても、全く標高が変わっていないところがこの道のりの憎いところですね(泣)
 水平な道が欲しい・・・


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 途中の木に打ちこまれた、『さわがにつがみしんどう』の標識。

 思いが込められている気がしますね。


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 見事なブナ林。

 深い山の中に突如白い幹のブナ林が広がっています。

 綺麗なんでしょうが、何だか見晴らしがよすぎて少々不安な気持ちにさせられますね。
 駆け足で先を急ぎます。


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【13時25分】
 栂海山荘までの最後の水場『黄蓮の水場』の看板。

 この疲労した状態で、更に水を背負うのはかなり厳しいところですが、汲んでおかないと山荘で調理もできません。
 意を決して沢まで下ります。


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 幸い5分もかからずに、水場へ到着。

 水場と言うか、これはほんとの沢水ですね・・・
 飲んでもいいんかな?

 と思いつつも、一口飲んだらその爽やかな冷たさに耐えられず、がぶがぶと1リットル位飲みまくってやりました(笑)
 
 やっぱり真水は良い!!
 ストリーマの中はスポーツドリンクの為、身体が真水に飢えていたようです。

 2リットル=2キロ程の荷物を追加して、再び登山道へ復帰します。

 いや、ほんとに重いわこれ(笑)


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【14時15分】
 山荘までの最後の山頂。

 標高1,384メートル『黄蓮山』へ到着。

 うん、やった~。あと少し!!かと思いきやここからも意外に長い道のりでした。  
 

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 そして、嫌なことに午後になったせいか山には雲がかかってきました。

 すぐにでも雨が降ってきそうな色の雲です。
 嫌だなぁ・・・
 遠くで雷の音も聞こえていて怖いし、疲れ切った身体に鞭打って先を急ぎます。


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 と、言いつつも急げない(笑)

 長距離はどうという事は無い私も、アップダウンの連続はかなり体力を蝕んでいます。

 こういうのは平気と言う人もいるのでしょうが、私には今まで歩いたどの道程よりキツイ。

 小雨のぱらつき出した中を、ひたすら前へと進みます。


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 岩場も登ります。
 
 何だか人の声が聞こえてきたような気もします。
 山荘はもう間近に来ているようです。
 

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 キツイ登りに、一歩一歩踏みしめるように歩きながら、遂に山荘へとたどり着きました。

 やっとついたよ。


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【15時20分】
 ようやく今日の宿泊地である『栂海山荘』へ辿り着きました。

 親不知を出発してからおよそ10時間の道程です。
 長かった~
 

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 当然、ベニズアイ山岳会の方には予約済ですので、既に5人以上の先客の方がおられる中、山荘へと足を踏み入れます。

 中は2階建ての8畳間と、同じく2階建ての10畳間程度の宿泊スペースと、管理人室まで供えられた立派なものでした。
 

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 2階か。。。

 面白そうだけれども、疲れていて登る気にならないな。
 今日は1階で寝よう。


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 荷物を降ろします。
 
 テントセットも詰め込んだ20キロオーバーの相棒は命の綱ですが、下すと体が異常に軽く感じられますね。
 また明日も頼むぞ。
 

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 なお、外にはちゃんとトイレ・・・
 も備え付けられています。

 男は平気ですけれど、女の人は厳しいかもね。


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 外はすっかり雲に覆われて、展望はありません。

 ちょっと残念ですが、天気予報は明日明後日の方が良かったはずです。
 今日はゆっくりと休んで、明日からの道程に備えることにします。


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 それでは、まずは1日目を無事に終え、『栂海山荘』に乾杯!!
 
 大分気温も下がってくる中、強いアルコールが体を温めてくれます。

 山荘に戻れば、皆さん晩御飯の支度をしており、総勢10名ほどに私も加わって山談議に花を咲かせます。
 
 ほとんどは朝日小屋から下山してこられた方達で、登りコースは朝日小屋へ向かった超健脚者の方が3名。

 そして宿泊は私と、先行して来られた方が1名。
 そして後で到着し、最終日まで同じ道程を行動することになった方が1名、の計3名でした。

 はるばる東京から来られたその方はなんと計11連休を取られており、今も上高地へ向って北アルプスを縦走しているはずです。
 無事に縦走を終えられますように、お祈りしております。
 そして、またいつかどこかの山でお会いしましょう。

 さて、第一日目は

5:20  天険コミュニティ広場
5:25  栂海新道起点発
8:35  坂田峠
11:05 白鳥山
15:20 栂海山荘 
 
 の、計10時間の道程でしたが、距離に対しての所要時間と疲労度は過去最高の道程でした。

 しかし、初日が最も厳しい道のりで有ることは想定内であり、翌日からは少し余裕を持って、北アルプス最北の山、『朝日岳』に向かっての道程を進むことができるはずでした。

 だがしかし・・・2日目『栂海山荘~朝日岳』へ、続きます。


 それでは今回はこのへんで

テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

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