2017-03

毛勝三山最高峰【釜谷山】へ!

8月11日(木)、初の山の日を記念して、以前より行ってみたかった、毛勝三山のうち未だ未踏峰であった【釜谷山】へと足を運びました。

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【2015年10月18日撮影:毛勝山から釜谷山方面】
釜谷山は、以前登った猫又山毛勝山の間に聳える標高2,415mの山であり、魚津市の最高峰でもあります。

また、釜谷山は3座の中で、登山道が切り開かれていない唯一の山であり、その山頂へたどり着くまでには先人の記録や、かすかな踏み跡、わずかな目印などを頼りに登らなくてはならない、初のバリエーションルートの挑戦でもあります。

なお、前もって言っておきますが8月の藪深いかつ、最も暑い最中に、行く場所ではない事を申し上げておきます(笑)
まだ早月尾根の剱岳日帰り登山の方がいくらかマシですね。

暑さによる熱中症寸前と、藪道による体力の消耗により、本当に久しぶりに疲労の極致まで追い込まれました。

それではスタートです。


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【5時半】
 早朝に、馬場島へとやってきました。
 快晴の予報の有った山の日だけあって、既に登山口近い上部の駐車場は満車であり、少し下の駐車場に車を置いてブナクラ取水堰堤近くの登山口へと歩いていきます。

 今日は剱や立山と言った、メジャーどころは登山者でいっぱいなんだろうなぁ。


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【6時】
登山口へ到着。

ブナクラ谷は、今年もあちこちで工事をしており、2年前にあったプレハブもすっかり場所を移し光景は一変していて、入り口を見落としそうになりました。

ここからは、およそ標高差にして1,000メートルほど、大猫平までの急登が続きます。


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【8時15分】
急登の登山道を登り2時間。
大猫平に到着しました。

長い登りの後、緑に包まれた山と草原の中に延びる白い道と、池塘のコントラストが素晴らしい。
また紅葉の時も見てみたい。


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大猫平からの剱岳。
まだ朝の霞がかかる中、その巨体を静かに眠らせている戦艦のようです。
迫力があります。


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【9時】
更に少し登って、標高2,070m大猫山山頂へ。

白い真新しいお地蔵さんが備えてありました。


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大猫山からの展望も中々の物。

大猫平を見下ろします。
背後には大日岳、奥大日岳もくっきりです。


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そして、これから猫又山まで続く東芦見尾根の稜線。
その先には、猫又山、釜谷山らが顔を覗かせてくれるようになります。

この先も中々に長く苦しいのですが、2年前見たこの稜線の美しさが鮮烈に記憶に残っており、以来是非もう一度眺めてみたいと思っていたのでした。


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美しい尾根道を気分良く歩きます。

振り返れば白山の姿も遠くに。

正に天上の楽園の道です。


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そして、釜谷山、猫又山が大きく眼前に広がります。

緑色が目に突き刺さる。
本当に美しい光景です。


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【9時半】
三角点に到着。

元々、手入れがされていない状態であった登山道ですが、比較的歩きやすく、楽しかった道もここまでです。
ここからが今日の本当の試練の始まりでした。


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以外にアップダウンの有る大猫山から猫又山までの道。

そして、その中をこの先の谷を越えて、ブナクラ分岐にかかる猫又山の肩付近に至るまで、完全に登山道は藪に包まれ始めていたのでした・・・
2年前の10月に登ったころと同じ感覚で来てしまったぞ・・・
全く道が見えない・・・

しかし行くしかありません!!


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藪をかき分け、登山道の跡を探しながら先へ進みます。

藪の中、足元の解らない道を歩くと言うのは想像以上の労力です。
いかに整備された登山道というものが有り難い物なのか身に染みます。


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【10時半】
たっぷり1時間かかってようやくブナクラ乗越方面への分岐の有る、猫又山のカールへと到着しました。
ここで再び美しい草原が広がり目を楽しませてくれます。

ここまでくれば猫又山は目の前であり、心を落ち着かせることが出来ます。

しかし、ここまでの予定外の藪道で、大分体力のマージンを削られてしまいました。
ヤバいかも・・・
ちょっと不安が頭をよぎりました。


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ニッコウキスゲ。
この先は釜谷山まで高山の花々が沢山咲き誇る美しい道のりでした。


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【10時40分】
標高2,378m猫又山山頂に到着です。

いやあけっこう疲れた。
しかし今日の目標はもう一つ先。

毛勝三山の真ん中に位置する釜谷山です。
意を決して、山頂から少し降りて、直下の広場へと向かいます。


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広場の先から、東側の斜面をながめれば、なるほど。
草原の斜面が拡がり、かすかに踏み跡があるのが判ります。

さあ行こう!!
真正面に釜谷山を眺めて草原へと足を踏み入れました。


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良く見ると何と無く道が続いています。


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その何と無くを見逃さないようにしていると、要所要所にマーキングがしてありました。

これは心強い。
助かります。


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でもやっぱりわかりにくいなぁ。

時々草で踏み跡が判らなくなっている所も有り。
大岩の後ろに人がすり抜けた跡があり、そこが道でした。


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そして、急な藪藪の中を、滑り降りるような踏み跡。

う~ん、それでもちゃんと踏み跡でかろうじてトンネルになっていて、ルートが判るのがすごい。

しかしイタタ・・・トゲの有る草が有ります。
迂闊に握りしめるとチクチクします。


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時折踏み跡を見失いますが、本能に従って稜線よりやや下、這松の無い歩きやすい部分を慎重に歩いていきます。

それでも斜面の草原は、足元の地面の形状が見えないので慎重にならないといけない上、滑って歩きにくいことこの上ありません。
昼近くになり照りつける強い日差しによる暑さも加わって、疲労がさらに募ります。


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しかし、振り向けばここでしか見ることのできない大絶景。

黒部川の支流の流れる中谷の先に、白馬を初めとする後立山の大パノラマです。

凄い。。。真正面が白馬だ。


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美しい白馬三山。
杓子岳に鑓ヶ岳の織り成す台形が美しい。

白馬は猫又山からよりも位置的に、釜谷からの方が美しく見えるかも。


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そして、疲労しながら先へ進み、よく他のブログなどでも紹介されている最後の尾根に到着しました。

これを登ればもう少し。。。


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稜線を登りきった後の目印のリボンを右に入り、最後の藪の急登を抜ければ・・・


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見えた!!
山頂だ!!

あれ、釜谷山の名前が無い!?


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【12時】
回り込んで一安心。こっちかい(笑)!!

猫又山から1時間20分。登り始めて早6時間。

遂に悲願であった毛勝三山最高峰にして、最後の山、【釜谷山】山頂にたどり着きました。

暑かったし、長かった~


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そして、360°の大パノラマ。

来た道を振り返れば猫又山に剱岳の姿。


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そして、反対側には毛勝山

釜谷山からはどちらの山頂もよくわかります。
山の日なのに誰もいないの!?

『俺はやって来たぞ~!!』

こんなに綺麗な場所なのに勿体ない。
とりあえず歓喜の雄たけびを一人上げて見ました(笑)


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そして美しく広がる、後立山の『山々。


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雄大な白馬岳


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刺々しい唐松岳


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どっしりとした五竜岳


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二つの峰が美しい鹿島槍ケ岳
いやあどこを見ても美しい。


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富山平野の方を振り返れば、雲が出てきており、わが身は完全に雲の上です。

空が広い。
何て気分の良い眺めなのでしょう。

その後予定より時間が押していたため、のんびりするまもなく

【12時20分】
釜谷山山頂を後にしました。


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【13時20分】
猫又山のテラスへと帰り着きました。
やはり帰りは道がある程度分かっている分気が楽です。

さようなら猫又山、釜谷山。
またいつかやってくるよ。


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【13時半】
ブナクラ乗越との分岐に差し掛かりましたが、谷の下の方から黙々と雲が上がってきており、カールの中で雲に覆われたら怖い為、登り返しの辛さを覚悟して、ブナクラ方面への分岐へ進むこを止め、元来た道を引き返すことにしました。


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【14時50分】
大猫山のお地蔵さんへやっとのことで到着します。

炎天下の中の、藪道の登り返しは想像以上に体力を奪い、かなりへばりつつありました。

しかも、恐ろしいことに、体力よりも、3リットル持ってきた水が先に底をつきました!!

ヤバすぎる・・・
この先まだ少なく見積もっても2時間以上かかるのに・・・

水場の有るブナクラ方面へ行くべきだったか・・・
不安の中、なるべく体力を使わないように先へ進みます。


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しかし天の助けか、大猫山のお地蔵様のご加護か。

脹脛、大腿部、手の指に足の裏、果てには腹筋が攣ったり、10歩進んでは座り込んで肩で息をして、立ちくらみがするような、熱中症の症状が出始めて、本気で身の危険を感じ始めた頃。

今日ここまで誰とも出会わなかった道程で、石川県から来られたご家族のパーティに出会い、水を分けてもらうことが出来ました。
助かった~!!

猫又山を目指してこられたそうですが、余りの道のひどさに断念して引き返していた所だそうです。
ホントですね。

でもおかげで助かりました。
ありがとうございました。



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【17時半】
なんとかかんとか無事下山。

かかった時間は往復タップリ11時間半か・・・

とりあえずは無事に登頂して帰れたことを喜びつつ、帰り道で一番近くの自販機で、500mlのペットボトルを2本一気飲みしました(笑)

しかし、毛勝三山最後の場所、釜谷山へ到達できたのは満足に足る道程でしたが、秋の経験のみを参考として、登山道の状態を考えていなかったことや、ここ数日の猛暑続きな日々に対して、水分等の計画の見通しが甘かったこと等、とても満足の行く過程ではありませんね。
家に帰ってからも熱中症の後遺症で足の攣りや吐き気に苦しみました。

成功したけど半分失敗だな。
またいつか再チャレンジしてみましょう。


それでは今回はこのへんで。
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毛勝山登山+

10月18日(日)
絶好の秋晴れが続くこの週末は、剱岳の北方稜線から続く毛勝三山を代表する山である、標高2,415m毛勝山へ行ってきました。


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 平野部から見る毛勝三山。

 剱岳と、僧ヶ岳の間の空を埋める様に見事な3つの山頂が並んでいます。

 昨年はその毛勝三山右端の『猫又山』へと足を踏み入れましたが、今回の目的地『毛勝山』は、向かって左側の山頂となります。

 登山口から山頂までの標高差は1,700m。
 出だしから山頂まで急登が続くその道のりは、剱岳早月尾根と比較しても遜色ない苛酷さでした。

 しかし、200名山に名を連ねる名峰で有りながら、登山道はしっかり認知されたものが無いと聞いていたのですが、思ったよりもしっかりとした登山道が刻み込まれた、開かれた道のりでした。

 そして、私の登ったその日には、知る人ぞ知る『あの方』が刻一刻と毛勝山登山口へと接近していたのでした。。。

 まあ、それがあるからこそ、この日に登ったんですけれどね。



 そんな今回のルート。
 片貝川第4発電所からのおよそ3.3キロ区間は、道は砂利道や一部コンクリ舗装の荒れた道へと変わるため、車を置いて、標高730mの登山口までMTBへと乗り換えて進みます。

 そして登山口からおよそ6キロ、標高差1,700mの道程を一気に登りつめます。

 それではスタートです。


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【6時40分】
 片貝第4発電所前に到着し、愛用のMTB【NRS3改】の準備を整えてスタートします。

 登山を開始するにはやや遅い時間からのスタートですが、『あの方』がもしかしたら毛勝山に来るかもしれないと思い動向をチェックしていたら遅くなってしまいました。


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【7時5分】
 標高差250mのヒルクライムを終えて、片貝山荘前に到着です。

 相変わらず不気味な山荘です。
 ちょっとここに泊まりたいとは思わないなぁ・・・

 毛勝山登山口はもう少し先の為、NRS3改を走らせます。


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 駐車スペースには多くの車が停まっていましたが、どうやら殆どは僧ヶ岳へと向かった方々の様でした。

 やはり僧ヶ岳も人気の山ですね。
 またもう一度登りたいものです。


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 毛勝山登山口へと向かう林道はゲートで封鎖されています。
 MTBなので登山口まで行っても良かったのですが、ゲートが鍵をして括り付けるのにちょうど良かったため、ここにデポしてここから2百メートル程を徒歩で進みます。


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【7時20分】
 看板の文字も色あせて読めなくなりつつある、毛勝山登山口へとたどり着きました。

 さあ、ここからが本番です。
 MTBのヒルクライムで足のウォームアップは万全です。
 
 いくぞ~!!


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 登山道は想像していた以上にはっきりしており、道を見失うような恐れは全く感じませんでした。

 紅葉の美しいトンネルの道を一歩一歩力を込めて登り続けます。

 しかし、当然階段等は整備されては無く、草を刈りはらった土の急登をひたすら登り続けることになります。


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 そして、時には見事な異形の立山杉?
 の姿もみられる自然の姿がそのままの登山道でもあります。

 これが200名山ですね。
 昨年の猫又山へ行った際もそうでしたが、作りこまれていない荒々しい登山道の姿がこの毛勝山でも堪能することが出来ました。


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 しかし、それは同時によりキツイということ。

 聞きしに勝る急登の連続が続き、かなり苦しい。
 本当に登りばっかりだ・・・
 でも頑張ります。


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【9時20分】
 それでも2時間ほど、急登を耐え抜けば次第に視界は開けて稜線沿いに進んでいるのが感じられるようになって行きます。

 う~ん。三角点も見逃したしどこまで来たんだろう。
 でも、紅葉に色づいた山々が綺麗です。


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 そして振り返れば駒ヶ岳や僧ヶ岳も美しく色づいています。
 まだ駒ヶ岳より結構低いな・・・


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【10時10分】
 その後もどんどん登山道を突き進めば、次第に森林限界を過ぎ木々の背丈も低くなり始めて、美しい高山帯の光景が見られるようになってきます。

 ああやっとアルプスへやって来た気分になってきました。
 天気も最高ですし疲れも吹き飛びます。

 この頃には、駒ヶ岳、僧ヶ岳よりも随分と上にたどり着いています。 

 池塘もありますね。なんて場所何だろう?
 ここがモモアセ池なのかな?


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 そして、左手には「ウドノ頭」や「西谷ノ頭」が並んでいるようです。

 凄い迫力・・・
 巨大な岩の塊だ・・・
 平野部からはほんのちょっと頭が見える程度なのですが、近くで見るとこんなにすごかったのか・・・

 そして背後にはもう後立山連峰の山々が顔を覗かせていました。

 この日の抜群の快晴は山頂まで続くため、また後で紹介することにします。


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 そしてついに毛勝山の山頂がその姿を覗かせる様になってきました。

 すごい・・・なんて美しい・・・
 猫又山もそうでしたが、毛勝山も本当に美しい。

 毛勝三山はどれもとても美しい山です。

 しかし、斜面がとっても白いな・・・
 もう雪が有るとは聞いていたけれど大丈夫だろうか。
 

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【10時20分】
 しかし、毛勝山本峰にたどり着く前の二重山陵が勇ましく立ちはだかります。

 うぇ~まるで壁のような山です。
 この山塊を登ってまだ先があるのか・・・


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 苦しい二重山稜を登りきれば、いよいよもって美しい後立山連峰の全貌が、紅葉がかった低山たちの彼方に広がってきます。

 凄い光景。
 何だかあの山々の中を突っ切って、どこまででも歩いていけそうな錯覚がします。


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 二重山陵を登りきり、ようやく本峰を残すのみとなりました。

 疲れた~。
 しかし、正面に聳える毛勝山の迫力を前にすれば疲れもどこかへ行ってしまいますね。

 白と緑と茶色と空の青のコントラストがまるで絵画のように眼前に拡がり、登ること以外頭からは消えて無くなります。


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【10時45分】
 クワガタ池だ。

 確かにクワガタみたい。これは判りますね(笑)


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 そして最後の斜面は薄く積雪があり、そしてそれが北側に位置するためか固く凍り付いており、見た目からは想像も出来ないほど硬い!

 これは怖いな。
 登りは良いけれど、帰りの下りがおっかない。

 
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 しかし何とか凍り付いた斜面を登りきり、再び高山帯特有の草原帯の穏やかな空間が広がり始めます。

 でも地面はぬかるんでグチャグチャ・・・
 滑る~


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【11時20分】
 あ、もう着いたの?
 といった、苦しい登りの後に
拍子抜けするような感じで山頂に到着です。

 でもやったー!!
 登山口からおよそ4時間。

 日頃平野から眺めていた、北方稜線の盟主、毛勝山山頂にやってくることが出来ました。
 いやあ~聞きしに勝るキツイ道のりでした。

 そして、実は帰りの方も負けずにキツイということを後になって思い知らされるのですが、この時は登頂の喜びに浸っていました。
 
 山頂には5人ほどの登山者の方があり、思った以上に人気のある場所なのだなと感じさせられました。


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 そして広がるは大展望。
 
 18日(日)のこの日は素晴らしい快晴に恵まれて、360度の景観が満喫できました。

 阿部木谷方面。
 大きな谷は積雪期には絶好の登山道且つ山スキーの舞台となるのでしょうね。
 そして遥か彼方に平野と海が広がっています。


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 駒ヶ岳、僧ヶ岳方面。

 もうすっかり二つの山頂を見下ろせるところまで来ました。
 きっと今頃はあの山頂も多くの登山者でにぎわっていることでしょうね。

 
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 そして、立山から後立山までの展望も鼻血が出そうなほど素晴らしい。
 昼食のカップラーメンを作りつつ、コーヒーで山々に乾杯です。


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 まずは剱岳方面。

 余談ですが毛勝山の山頂からほんの少し釜谷山の方へ進むと茂みを越えて剣が美しく見えるとともに、AUでも電波が拾えるようになって、つい下界のあらくにさん達と無駄話をしてしまいました。

 そしてそれが後で後悔する羽目に・・・


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 さて、とりあえずまずは釜谷山・猫又山方面。

 美しい稜線が伸びていくのが判ります。


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 そして、毛勝山から釜谷山へは正式な登山道は存在しませんが、藪の中には確かに道のような踏み跡があり、これに沿って進めば何だか釜谷山まで行けそうな感じです。

 いつか行ってみたいものです。


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 そして立山方面。
 もうすっかり3,000m級の世界は白く染まりつつありますね。


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 そしてなんといっても剱岳。
 少し遠いけれど、荒々しい美しさをさらけ出しています。


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 少し引いて眺めてもまた素晴らしい。
 
 赤谷山から剱岳山頂まで続く荒々しい稜線が描く複雑な造形は自然の産んだ芸術品ですね。


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 そして白馬岳


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 五竜岳


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 唐松岳


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 鹿島槍ヶ岳

 まだ色々と見えていますがきりがないのでこの辺で。
 でも後立山はまだ余り雪が無いようですね。


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【12時50分】
 たっぷりと1時間以上山頂を満喫した後下山を開始します。

 ああ綺麗だった。
 また訪れたい場所の一つですね。


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 そして問題の北斜面。

 これは怖ええ~
 硬い雪に登山靴とストックを打ちこみながら慎重に下って行きます。
 

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 その後、一気に下山を開始します。

 しかし、急登の逆バージョンの急な下りは登り以上に足に来ます。
 そして落葉の堆積した登山道は下の状態が判らない上に、滑ると言った過酷な道のりでした。

 登りもきつかったが、下りもこれまたキツイ。


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【16時半】
 たっぷり3時間半をかけてようやく登山口に帰り着きました。
 想像以上に辛い下山道だった・・・

 もう足がパンパンですね。
 
 その後、MTBを回収し下山を開始したのでした。


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【16時40分】
 その後、MTBに跨り気持ちよくダウンヒルを開始し片貝山荘へ。

 そこでタッチの差で片貝山荘に入る『あの方』の姿を目撃します。

 ああ~~~~
 あと10分早く下山していたらなぁ・・・
 
 山頂でノンビリして無いでさっさと下山すればよかったよ。
 応援したかったな・・・

 もともと山頂で応援したいと思って計画していた毛勝山登山。

 流石に当日山頂で待つことは出来ないと思い、折角なので前日に登ったのですが、まさか何かと不便な片貝山荘まで来るとは思わなかった。
 途中のキャンプ場でテン泊でもするのかと思ったのになぁ・・・

 山荘の中に入ってしまわれたんので、仕方なく指をくわえて下山を開始します(笑)

 さあ、ここからは楽しい3キロのダウンヒルです!!
 元気出していくぞ!!


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 やはり登山も楽しいが、MTBでのダートのダウンヒルも最高に楽しい。
 この両者の組み合わせは場所を選びますが最高の面白さです。

 
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【16時50分】
 片貝川第4発電所へと帰り着きました。

 さて、これにて10月18日(日)の毛勝山登山の道のりは終了です。
 
 想像以上に苦しくも、またそれ以上に美しい充実した道のりを堪能することが出来ました。
 やはり快晴の登山は最高ですね。
 
 今年はあと何回山へ行けるかな?
 そして、再来週には六甲全山縦走もあるから足を鍛えておかないといけませんからね。


 それでは今回はこのへんで




・・
・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・

おまけ

毛勝山山頂では会えませんでしたが、しっかりと応援(ストーキング)させてもらいました。
無事200名山踏破頑張って下さい。

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【10月17日】
 大日岳下山時応援


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【10月18日】
 片貝山荘到着時ニアミス


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【10月19日】
 毛勝山下山時応援


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【10月20日】
 金剛堂山へ向かわれる途中で応援

 不審な中年には要注意ですね。お気をつけ下さい(笑)

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猫又山登山 【大猫平~猫又山~ブナクラ谷へ】

 先週末も真に良い天候であり、絶好の登山日和でもありました。

 当然このチャンスを逃すわけにはまいりません。

 今回は18日(土)に、毛勝山・釜谷山・猫又山で構成される毛勝三山が一つであり、富山県魚津市、黒部市、上市町にまたがる標高2,378メートル『猫又山』へ行ってきました。

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 平野部から見る毛勝三山。

 剱岳と、僧ヶ岳の間の空を埋める様に見事な3つの山頂が並んでいます。
 そして今回の目的地『猫又山』は、向かって右端の山頂となります。



 今回のおおよそのルート。

 剱岳の登山道を有する馬場島から、ブナクラ取水堰堤より登山を開始して、秘境『大猫平』を通過しつつ写真の右側にちょこんと頭を出した2,070メートル『大猫山』を通過したのちに、赤谷山を望みつつ、『ブナクラ谷』から下山を行うおよそ14キロの、盛沢山のルートです。

 そして素晴らしい好天に恵まれたこともあり、剱岳はもとより、大日、立山、そして長野県の白馬方面も存分に堪能できた素晴らしい一日となりました。

 最近全然自転車の話の一つもでてこないところで恐縮ですが、11月初旬には六甲全山縦走大会も控えており、出来れば楽しみつつ足腰を鍛えておきたいところなのです

 それではスタートです。
 

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【5時40分】
 2週連続して早起きをし、馬場島へ。

 白萩川に沿った取水堰堤ゲート前へから登山口を目指します。
 
 なお、今回も職場の同僚Yさんが同行しています。
 
 この猫又山~ブナクラ谷の道のりは、かなりマイナーなルートであり、初めてでの単独行が不安であったことと、Yさんは以前ブナクラ谷を歩いた経験もあるとのことなので御同行頂きました。
 

 
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 ゲートを進めば正面に剱岳のマッチ箱が大きく現れます。

 もう雪が着いていて綺麗だな~
 と、のんきに喜んでいましたが、これから自分たちが進む道程にまで思いが至らなかったのが素人くさくて可愛いものです(笑)


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分岐点。

 右は白萩堰堤で池ノ平山登山口方面であり、我々は右のブナクラ取水堰堤へと進みます。


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【6時5分】
 およそ1.5キロ進み、ブナクラ堰堤にたどり着きました。

 この右手に工事現場のプレハブがあり、そのすぐ傍に登山口が存在しています。


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【6時10分】
 登山口発見。
 
 さあ行くぞ!!

 ちなみに似たような入口がもう一つあり、どちらか迷いましたが、すぐ上の方でつながっていました。
 

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 そして噂通り、のっけから荒々しい急登が続きます。

 愛好家の方が道を切り開いて下さったとのことですが、やはりマイナーな道のりなだけあって厳しい、登山道らしい登山道です。


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 野性味あふれる道のりが続きます。

 先週の白山のような遊歩道然とした雰囲気は全くありません。


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【7時10分】
 剱岳の稜線より太陽が登り始めて、周囲はより一層明るくなりはじめました。


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 そして、植生も少しずつ変化し始めると同時に、高度が上がったことにより木々の葉も色づき始めます。


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 しかし、ただの急登であるだけではなく、この大猫平までの道のりは多くの縄場有り、岩越え有のバラエティに富んだ、厳しくも楽しい道のりでした。

 登山道から岩場をトラバースする道。

 一見よく見ないとどこへ行ったらいいのかわからないような箇所がいくつもあり、よく周囲を確認して進まないと危険な道のりでもあります。


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 大きな岩場を登ったり、また足場のない岩を下ったり。
 といった、メジャーなルートにはまず無いであろう障害もいくつも越えていきます。

 長くて厳しい道のりなのですが、よくもこの様な道を切り開いたものです。


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 そしてさらに植生は変化し、次第に笹が生い茂ってきます。

 さて、どこが登山道でしょうか(笑)

 
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 しかし、苦しいながらも大猫平までの道のりは、剱岳もさることながら大日岳方面が非常に大きく近く、美しく眺めることが出来て、歩いていて飽きることがありません。


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 そして、立山、浄土山、別山の立山三山の山頂も白く輝いています。

 山頂が眩しい。


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 その後も視界が開けたかと思えば、また藪に包まれたりを幾度も繰り返す過酷な道のりが続き、中々大猫平までたどり着きません。


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【8時55分】
 ようやく開けた場所にたどり着きました。

 場所的にはこの辺りが大猫平なのでは無いかな・・・


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 別天地とも紹介されている大猫平。

 残念ながら、紅葉はもう少し後だったのかすでに散ってしまったのか、思った以上に殺風景です・・・


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 そして登山道沿いにいくつもある池塘は、この時間帯でも薄く氷が張っていました。
 

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 また、足元を見て見れば教科書のような霜柱。

 大きい~
 こんなでっかい霜柱は初めて見た。

 気持ちよく踏み潰します(笑)


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 紅葉が見られず、ちょっと残念だった大猫平でしたが、長く荒れた急登を登りつめてのこの台地の光景は、やはり心にグッとくるものがあります。

 更に、人気のない秘境のプレミア加減も加わり実に心地よい。


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 先へと進み、大猫平を見下ろします。

 こうしてみると、所々色づいていることが判りますね。


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 そして、遠く石川県の方角に目をやれば、先週登ったばかりの白山の姿。

 白山もすっかり山頂は雪化粧されていますね。
 わずか一週違いで随分と変わるものです。


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 そして、標高も2,000メートルに達する頃には登山道には雪が見られるようになります。

 当たり前ですが滑る。
 馬鹿だなぁ・・・何で雪があるかもしれないことを想定して来なかったのか。 


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 しかし、森林限界も越え低くなった草木の先にはいよいよもって毛勝三山の内、猫又山と、釜谷山が正面に現れ始めました。

 初めて間近で眺めるこの2山は、白い雪が混じって想像していた姿と全く異なる色合いと山肌を見せており、緑の笹ヤブと白い登山道と相まって、この世の物とは思えぬ美しさです。


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 左手に猫又山。

 そして右側の小さなピークが大猫山です。

 いやあ・・・
 猫又山がこんなにも素晴らしい美しい山だとは思わなかった。


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 そしてこの登山道からの光景も素晴らしい。

 正面に後立山連峰を眺めつつ、緑の中を貫く白い登山道。
 
 今日の晴天と相まって、大猫平の光景が吹き飛んでしまう程の爽快さです。


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 そして、剱岳の北西方面からの展望。

 なんと鋭い。
 まるで要塞のようです。


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 その後は、輝く笹原を越えて、大猫山へと肉薄します。

 この大岩を越えれば大猫山山頂の三角点です。


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【10時半】
 標高2,070メートル、大猫山山頂に到着です。

 非常にあっさりとした山頂であまり感慨も沸いてきませんが、まあ猫又山までの通過点みたいなものですからね。


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 ここまでの道程を見下ろします。

 大猫平によく似た光景で、こちらが本物なのではないかと考えてしまいます。
 眼下には富山平野と富山湾を見渡すことが出来ました。


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【10時55分】
 そして、大猫山は猫又山までの最後の難関らしく、大きな岩やアップダウンの有る中々の道程です。

 しかし、ここでYさんが疲労の為、猫又山までは行けないので、単独で行って欲しいとのこと。
 
 確かに当初の予定ではとうに猫又山に到着している予定でした。
 苦しい道程を我慢してここまで着いて来てもらって申し訳無い思いです。


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 ブナクラ谷への分岐で待ち合わせをすることにして、ここからは単独行。

 時間も押してきていますし、ダッシュで猫又山を目指します。
 俺はまだまだ元気だぞ!待ってろよ!!


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 大猫山を越えればまた風景が少し変わり、いよいよ白馬三山を含めた長野県方面への視界が完全に開けるようになります。

 山頂からの展望が楽しみです。
 足取りもより一層早くなります。


PA181534.jpg
 雪の積もった登山道。

 斜面に刻まれた道に積もった雪のせいで足が取られて歩きにくいことこの上ありません。

 なお、正面の大岩の向こうの雪原がブナクラ谷への分岐点となります。
 分岐点は【11時半】に通過しました。


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 分岐点を越えた後は、強まる傾斜と、厚みを増した雪の中を山頂目指して突き進みます。

 雪が靴の中に入ってきて冷たい・・・


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【11時40分】
 ついに、標高2,378メートル【猫又山】山頂へとたどり着きました。

 いやあ盛りだくさんで長かった~。
 

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 そして、中々に広い山頂にはお地蔵さんの姿も。


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 そして今日の山頂からは360度の大展望。
 先には毛勝三山の2峰、『釜谷山』と『毛勝山』が連なっているのが見て取れます。

 凄い光景だなぁ。。。
 いつの日か、残りの2峰にも足を踏み入れてみたいものです。


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 富山平野と、富山湾。
 今日は能登半島まで見通すことが出来る素晴らしい天気です。


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 そして背後に目をやれば、後立山連峰の大パノラマが拡がっています。


PA181544.jpg
 まずは日本海側に目をやれば、先月歩いた栂海新道の中継地、『犬ヶ岳』の姿をも遠目ながらも見ることが出来ます。


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 そして最北の北アルプス『朝日岳』


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 一層白く染まった『白馬岳』とその手前には『旭岳』


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 そして白馬三山の『杓子岳』に『鑓ヶ岳』
 

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 『不帰ノ険』に『唐松岳』


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 『五竜岳』
 
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 そして美しい『鹿島槍ヶ岳』


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 よく知らないけれど『爺ヶ岳』


PA181564.jpg
 そしてこの辺りで、再び剱岳の北方稜線たちに背後は遮られます。

 しかし、ブナクラ谷から赤谷山、池の平山が一望出来るいつまで眺めていても飽きない素晴らしい光景です。

 う~ん。高倍率の一眼レフが欲しいな。

 さて、いつまでも眺めていたいところですが昼になって、本気で帰る事を考えなければならない時間帯になりました。
 Yさんを待たせたりしても申し訳ありませんので速やかに下山することにします。

 
PA181587.jpg
【12時】
 ブナクラ谷分岐に到着。

 大猫山の方向からちょうどYさんがやってきたところで、無事に合流することが出来ました。


PA181588.jpg
 分岐点の斜面には、大きな岩に赤ペンキで方角が記してありますが、今日は雪で周囲の景色が白く染まっており、中々道標に気が付きませんでした。

 雪というものは綺麗なのですが、登山道が非常に判りにくくもなりますね。


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 ブナクラ乗越へと向かうカールは大半が雪に覆われており、掴む笹薮も無く滑り易くて下ることに苦労しました。

 そして、降り積もった雪は既に溶けだして、登山道は川となっています。
 凄いなぁ。これが寄り集まって早月川の流れを作っているのかな。

 道が全くわかりませんが、取り合えず他の人の足跡をたどって、下へと下って行きます。


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 振りかえってみれば随分と下ったことが判ります。
 
 凄いカールです。
 青空が眩しい。
 まるで山肌が覆いかぶさってくるようです。


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 そして雪で覆われたカール部分が終了し、ようやく登山道に復帰できるのかと思いきや・・・


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 雪の積もった滑りやすい急降に加えて、藪だらけのの登山道が待ち構えていました。

 なんじゃこりゃ~


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 ひたすら続く藪。
 
 どこに登山道があるんでしょう?(笑)
 
 時々落ち着いて観察しないと本当に道の見分けが着かなくなります。


PA181615.jpg
 そして私の背丈ほどもある笹薮の茂る急降を下って行きます。

 本当になんじゃこりゃ(笑)
 まあ、笹につかまれば下りやすいと言えば下りやすいけれども・・・

 猫又山への道は、どちらを通っても過酷なものですが、たとえもう一度登ろうと思っても、この道を登る気には流石になりませんね。


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 そして、下り続けて視界にようやくブナクラ谷の全貌が見えてくるようになります。
 
 長い谷だなぁ。
 あれも下って行かなければならないのか。


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 笹薮を抜けて、長い長い縄場を切り抜ければ、ようやく視界にブナクラ乗越が見えてきました。

 やっとか~
 本当にこの道は参った。


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【13時半】
 1時間半もの間、藪と急降と格闘したのち、ようやくブナクラ乗越にたどり着きました。

 後はブナクラ谷を下って行くのみで、ようやく終わりが見えてきたことにより、一息つくこととします。


PA181635.jpg
 まずは腹ごしらえですね。
 
 カップラーメンの担担麺と、リフィル米にキーマカレーをトッピングしてガッツリとエネルギーを補給します。
 

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 そして食後は定番のコーヒーです。

 ブナクラ谷に乾杯!!

 実にうまい。
 なお、この日は他の登山者とは数えるほどしか遭遇せず、往路で1名のトレランの方。

 そしてこのブナクラ峠にて3名の方と出会ったのみの、ほぼ貸切状態での山行と相成りました。


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【14時15分】
 たっぷりと休憩も取り、下山を開始することとします。

 まずはうわさに聞く岩だらけで歩きにくいゴーロ帯を抜けていきます。

 このブナクラ谷の下山道は上から見ていた通り長いうえに、3度も大きな沢を渡らなければなりません。
 さらに道は蛇行しており遠回り感があり、おまけにわかりにくく迷いやすいと言った、やはりマイナールートなだけあって面倒な道のりでした。


PA181648.jpg
 多くの雪解け水が流れる大きな沢を、靴に水が入らないように気を付けながら岩を伝って渡って行きます。 


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 そして、下るにつれて道自体が川と化している場所が多々現れるようになります。

 本当になんてところなんだ。


PA181653.jpg
 いや本当に川を歩いているのか、登山道を歩いているのかわからないな。


PA181662.jpg
 そして冬道の名残があちこちにあって迷いやすく、登山道を示すリボンを見失わないように気を付けて歩かないと本当に道をロストしてしまいそうになります。

 何とも難儀な道のりです。


PA181666.jpg
【16時45分】
 想像以上に長く感じたブナクラ谷を何とか歩ききり、ようやく朝にスタートした取水堰堤と工事現場が見えてきました。
 やっとここまで来たか・・・

 長い一日がようやく終わりそうです。


PA181668.jpg
 ゲートまでのコンクリートの舗装路を歩いているうちに次第に日も暮れかかってきました。

 振り返れば、稜線は夕日に染まり始めていました。

 既に17時を過ぎており、日が沈むのが早くなった昨今はもうしばらくすれば周囲は真っ暗となることでしょう。


PA181670.jpg
【17時20分】
 無事にスタート地点であるゲートに帰り着きました。

 今回も最高の天気の下、楽しい登山を出来たことに感謝ですね。

さて今回のタイムは。

馬場島ゲート前       5時40分
ブナクラ取水堰堤      6時05分
大猫平             8時55分
大猫山            10時半
ブナクラ方面分岐点    11時半
猫又山            11時40分
ブナクラ方面分岐点    12時
ブナクラ峠          13時半
~休憩~  『45分』  
ブナクラ取水堰堤      16時45分
馬場島ゲート前       17時20分
 
 合計11時間40分の道程でした。
 のんびり歩いたので、ちょっと予定より時間がかかっちゃったかな。
 
 しかし余りにも景色が綺麗で随分と長い記事になってしまいましたが、道中障害物が盛りだくさんのアスレチックのような道程に加えて、久しぶりに登山道に雪の有る世界に苦しみつつも、山の素晴らしさを凝縮したような美しい光景を見つづけることが出来た良い一日でした。

 なにより猫又山を含めた毛勝三山の想像以上の光景は、普段下界から見るそれとはかけ離れたすばらしいものでした。
 
 当初は大猫平の景観が目当てであったのが、途中からはすっかり忘れてしまっていましたね。
 毛勝三山がこれほど素晴らしい物であったとは大収穫です。
 
 今年はもう冬のシーズンとなり、私の山行もほぼ冬眠状態となることでしょうが、また他の二山にも訪れたいものですね。


 それでは今回はこのへんで

テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

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