富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『前編』 名古屋~知多半島サイクリング

富山-名古屋
07 /22 2011
 7月18日(月)海の日の祝日。名古屋市内のビジネスホテルにて、午前4時に起床する。

 前日、7月17日(日)に、国道41号線、富山から名古屋間を完走した。

≪前日≫国道41号を走破せよ 【富山~名古屋サイクリング】


 翌18日は、このまま名古屋から知多半島を伊勢湾側から名鉄常滑線に沿って南下し、先端の師崎港よりフェリーで渥美半島に渡り、渥美サイクリングロードを太平洋を眺めながら静岡入りし、浜名湖を横断して浜松入りすると言う、およそ150キロ超の夢のようなサイクリング三昧の一日の予定でした。

 しかし、ちょうどこの3連休は超大型と称される、台風6号がまさに日本に迫りつつあり、東海地方にも影響がで始める寸前といった状態でした。

 当日の降水確率は60%。曇りのち雨の天気予報です。朝の天気を見て、決行か断念かを判断しようと思っていました。


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 が、どうやら天は我を見捨てず。
 曇ってはいますが雨は降っていません。思っていたより空の色もよく、しばらくは曇天のまま持つのではないだろうかと思われる天気でした。


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 【午前5時5分】 
 旅の続行を決意します。最悪でも知多半島の先端『師崎』までは行って、渥美半島に渡った後、無理なら電車に乗って浜松まで行く事にしよう。
 と大体の予定をたてて、もったいないけれども朝食前にチェックアウトし、まずは師崎~伊良湖フェリーの始発である午前8時50分に間に合わせるつもりで師崎港まで走り始めることにします。



 当初の知多半島側の予定コース。名古屋から19号、247号、155号などを利用して、線路沿いに伊勢湾側を南下するルートです。
 およその走行距離は『約68.5キロ』。朝の5時に出発し、平均速度を20キロ弱として、フェリー始発の8時50分には充分間に合う計算でした。が・・・この後悲しい迷子の旅となるのでした。

 走り始めてみると、昨日250キロ以上走った割には体調もよく、体には力が感じられます。
 ただ、尻にはすでに痛みが感じられます。まあ、昨日よりは距離も所要時間も短いはずなので何とか持ってくれるでしょう。


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 まずは宿から伏見通りを国道19号に向けて自転車専用道を快調に飛ばします。
 これはなんとも左折巻き込み誘発自転車道ですが、今日は海の日。祝日であり、さらに早朝の時間帯でもあり、さすがの名古屋市中心部も交通量はほとんど無く、特に問題なく進む事が出来ます。


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 走り出して5分で名古屋駅前方面と、国道19号との分岐を自転車道なりに左折。後はしばらく南下し、247号線に入ることを目標に走ります。


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 【午前5時25分】
 熱田神宮前を通過します。さすがにこの時間は人の気配がありませんね。
 

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 さて、おそらくこの交差点で道を間違えたのが不幸の始まり。

 よく見ると247号の案内は2種類出ていることがわかります。
 右折して旧247号線に進まなければならなかったのではないでしょうか?自動車専用道路である、新247~155号の西知多産業道路に入り込んでしまうといけないと思って直進してしまったのが間違いだったようです。


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 【午前6時】
 しばらく走って何だか海がだんだん遠くなってきてる事や周囲の雰囲気がおかしい事に気がつき、軌道を修正。海側に進み続けて、結局西知多産業道路に迷い込みます。

 まだ朝の6時だと言うのに大型トラックがガンガン後ろから走ってきて、かなり危険です。このまま突き進んで遅れを取り戻したいところでしたが、路側帯も狭くやはりバイパスを降りる事しました。


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 その後横須賀インターでパイパスを降り、東海警察署を過ぎたところでようやく国道247号をしめす標識を発見し一旦予定コースに復帰する事が出来ました。

 しかし、その後再び迷子になってしまいましたが・・・


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 しばらくは、これが国道?というような街中の細い道を走ります。

【午前6時20分】迷子の間のタイムロスが気にかかりましたが、途中のコンビニで朝食休憩を取ります。宿を出てから朝食抜きで1時間ちょっと走ったので、さすがに空腹感がでてきていました。

 この時点ではまだ始発のフェリーに間に合う時間帯であり、気は急いではいましたがまだ余裕はありました。


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 【午前6時40分】
 しかし、この後再び国道の分岐点を見落としたらしく、何だかますます海から離れた内陸地へ入って行きました。このころは完全に自分の位置を見失ってしまいました。さりとて引き返すこともできずしばらくそのまま前進を続けました。


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 【午前6時50分】
 しばらく丘陵地帯を走って、ようやく開けた場所に出たと思ったら、目の前に衝撃の『東海市』の標識。
 え、さっきも東海市にいたのに??緯度的にほとんど同じところをうろついていたようです。


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 【午前7時15分】
 しばらく迷って走り、ふと逆方向の道案内の標識を見て、ようやく自分の現在位置がつかめました。
 国道55号線をまっすぐ行ったら半田市へ・・・なんと名古屋市に向かって逆走していたのか・・・
 
 どうやら伊勢湾沿いを走ろうと思っていったのに、ほとんど南下せずに、反対側の三河湾側に向かって走っていたようです。なんてこったい・・・

 ここで、大幅なルートの修正を選択して半田市を抜け、武豊町、美浜町、そして最南端の南知多町へ抜ける、三河湾側の247号線沿いに南下するルートを走ることに軌道修正します。
 
 さすがにもはや伊勢湾側へは戻る時間も有りません。フェリーも1本遅らせる事としました。
 さらには悪い事に、この辺りから台風の影響でしょうか、向かい風がだんだん強くなってきました。

 知多半島の道路事情は、おそらく伊勢湾側も同じなのでしょうが、三河湾側も特に半田市に入るまであたりは大型トラックが何台も、大して広くもない国道をガンガン走ってくる上、路側帯も狭くなかなかに危険な道のりでした。

 ですが、現在地がわかった事と、この先案内標識どおりに半田市を越えて、後247号に沿って走れば、恐らくもう迷う事はないだろうという安心感でリラックスして走り続けることが出来ました。


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 【午前8時50分】
 その後は、迷子になる事も無く前進を続けました。
 始発のフェリーが出発したころには、三河湾の見える海を走り続けていました。すでに30分は海岸線を走っているでしょうか?

 このころには、強い向かい風とまばらな雨。そして強烈な尻の痛みが前進を妨げていました。

 いくつかの海水浴浴場なども通り過ぎたはずですが、人っ子一人いません。さびしい・・・
 天気さえ寄れば最高のロケーションでしょうに・・・


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 【午前8時55分】
 三河湾沿いからようやく南知多町に入りました。これで師崎港まであと一息です。
 この後しばらくすると、幾人かのロード乗りの方とすれ違いました。
 伊良湖から、始発に乗ってこられたのでしょうね。


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 【午前9時15分】
 海岸線を眺める道のりの後、大きなホテルのある観光リゾート地や漁村のような町並みを抜けると、ついに左折すれば師崎港まで目と鼻の先の羽豆岬交差点へたどり着きました。
 迷いに迷った知多半島をやっと抜ける事が出来そうです。

 しかし次のフェリーは10時過ぎになるので、まだまだ1時間は有ります。
 とりあえず、師崎に着いたら食べに行こうと思っていた、名物じゃこソフトお店のジャコデスという店へ向かいます。
 交差点から目と鼻の先で、写真の奥に映っている薄緑色の壁の店がそうです。


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 標識のにぎやかしい交差点を越えると、本来通ってくる予定だった伊勢湾側の247号線ルートが垣間見えます。
 迷子にはなりましたが、三河湾側も楽しい道のりでした。が、やはり伊勢湾側もこうしてみると岬や、断崖の下に国道となかなか、サイクリングをするのに良い雰囲気がありそうです。いつか機会があればもう一度リベンジして走りたいと思います。


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 さて、まだ午前9時過ぎでしたが、もうお店は開いていました。よかった。
 海産物も取り扱っているようなお店で、どちらかと言うと魚屋さんの中でソフトクリームも売っているといった雰囲気です。
 店内はそのせいかものすごく涼しくて生き返りました。

 風雨の中、汗だくの自転車姿の男がじゃこソフトを買いに来る・・・変わった光景だろうなぁと思いつつ、ジャコソフトを食べてみます。
 
 うん。おいしい。見た目がちょっとグロイですが、じゃこが振りかけてあるからといって、魚くさいとか、妙な感触や、風味があるとか言う事も無く、あっさりしていて食べやすいです。じゃこ自身にはっきりした味がついているわけではありませんが、ソフトクリームに適度な歯ごたえを加えてくれていて食べ応えがあり、以外に相性が良い組み合わせのような気がします。


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 ジャコデスを出発し、知多半島先端の羽豆神社でお参り・・・と思ってのですが、見上げる小山の上に本殿があるようです。さすがに疲れていたので階段を登る気力も無く。お参りはパスする事にします。


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 【午前9時30分】
 名古屋を出発して76キロ地点。気温は29℃。昨日富山を出発してからもう350キロ近く走っています。

 強風と、小雨の中ようやく師崎港に到着です。迷子になったせいで予定よりも大幅にタイムロスしてしまいました。

 港のターミナルには連休ともあってフェリー待ちのお客さんも大勢いてにぎやかです。
 建物の中には売店やお土産屋があったり、その周囲には食堂等もありちょっとした観光地といった感じです。


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 【午前10時20分】

 どこへ行く気力も無く小一時間ほど港で時間をつぶし、ようやく伊良湖港行きのフェリーが到着です。
 結構大きいフェリーです。
 
 知多半島を南下する際にはツーリング中と思われる何名かのサイクリストの方々とすれ違ったり、追い抜かれたりしましたが、この時間のフェリーに乗る自転車乗りは自分だけのようです。ちょっとさびしい。

 ちなみに、このフェリー待ちの時間に結構な雨が降ってきていました。
 正直、風も強いし、尻の痛みも半端ないので、渥美半島に入ったら一番近い駅まで走って輪行で浜松へ行こうと、半ば完走はあきらめモードの状態でした。
  

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 フェリーが出航し始めました。さよなら師崎港。ろくすっぽ観光も出来なかったけど、さよなら知多半島~
 


 結局、後になって風景やルートなどを思い出しつつ、迷って走ったルートを再確認してみると、このように蛇行しながら走っていたものと考えられました。
 
 このように迷ってしまった場合に備えて、自転車用ナビなどの装備も魅力的なのですが、それに慣れてしまうと機械に頼り切ってしまって、地図や周囲の風景、または走った距離から推測されるおおよその現在地などを見定める旅本来の楽しみや、動物的な感覚や能力が衰退していくような気もします。
 
 とりあえずは無事に着いたので、結果オーライです。道に迷うのというも気楽な独り旅の醍醐味ですからね。

 さて、思いのほか長くなってしまったので、後編『渥美半島~浜松』編へ続きます。

≪2日目後編≫
富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『後編』 渥美半島~浜松サイクリング
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国道41号を走破せよ 【富山~名古屋サイクリング】

富山-名古屋
07 /21 2011
 7月17日(日)夜半過ぎ

 海の日を加えた3連休を利用して、以前からの目標であった国道41号線の終点:富山市から、起点:名古屋市までを同日に完走する252キロの旅に出発してきました。
 
【国道41号】
愛知県名古屋市から富山県富山市へ至る一般国道。
陸上距離:252.1km
起点:愛知県名古屋市東区(高岳交差点=国道19号交点)
終点:富山県富山市(金泉寺交差点=国道8号交点)
主な経由地:美濃加茂市 下呂市 高山市 飛騨市

 とのこと。

富山と、東海地方を結ぶ古くからの幹線道路のため、平日から土曜までは深夜でもトラックなどの往来が激しい危険な道のりなのですが、土曜の夜半から日曜の早朝にかけては、運送業の方々も一息つかれるのでしょう。交通量はぐんと少なくなります。

 その時間帯に、道も狭く路面も荒れがちで危険な富山~神岡町間を抜けてしまいたいと考えていました。
 
 また、およそ15時間はかかると思われる道のりです。到着時間の事も考えると明るいうちに名古屋に着くためには、深夜の出発は必然でした。

 さて・・・

 いつか走ってみたいけど、まだ自分には無理かも・・・と葛藤を繰り返しながらも。今年に入ってフルカーボンロードのCLX2.0の導入。さらに、オーストリッチロード220輪行袋の購入による緊急時の移動手段の確保、そして国道41号線にそびえる標高896mの数河峠越えの秘密兵器フルクラムレーシングゼロの装備。
  
 機は熟しました。満を持して国道41号線走破の旅へ出発です。




 最初の100キロ程度の間に、岐阜県飛騨市の数河峠(標高896m)と、岐阜県高山市の宮峠(標高777m)の二つの難所の存在が見て取れます。

 高山本線経由で国道360号線(越中西街道)方面へ走れば最初の数河峠は回避できますが、今回は国道41号線の完走が目的のため、あえて峠越えを遂行します。

 
 ちなみに、名古屋についた次の日は、知多半島と渥美半島を縦断し、浜松まで行くという二日間で400キロオーバーがこの旅の予定です。
 また、後に進路を変えましたが、おりしも超大型の台風6号の影響が連休の終わり頃には東海地方を通過するのではないかとの天気予報であり、半ばいけるところまで行ってみようという感じでした。


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 また、このときの3連休はとにかく暑く、深夜だと言うのに出発前に確認したサイコンの温度計はもはや30℃を示していました。

 
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 【午前2時20分】 この旅のスタート地点に到着です。

 国道8号線との交点、金泉寺交差点にて国道41号の終点を示す標識と記念撮影です。
 ここから遥か名古屋まで走るわけです。


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 41号を走り出してすぐの富山市内。さすがに人通りがありません。車が時々走ってくる程度です。

 最初の名古屋市までの案内標識です。名古屋まで254キロ。高山94キロ。飛騨84キロ。

 名古屋まで254キロだと言われて、おおそうか!!と、参考にして走り出すのは長距離トラックの運転手か、私の様な酔狂なサイクリストくらいのものでしょう。

 それにしても、ブログ開始用に買ったキャノンのIXY30Sの暗闇での写り具合はすごい。まるで暗視カメラみたいです。

 本当に暗いところではややもすると明るすぎるくらいに撮れてしまうため、少々不自然さもありますが、実際は午前2時ですから月や街灯の明るさを加えても、こんなにくっきり見えていないのですが、フラッシュも焚かないのにこんなにも鮮明に夜景が写せています。


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  ちょっとピンボケ。富山市外を進んで、富山城址公園前交差点で左折し、いよいよ岐阜県方面へと向かう交差点です。
 
 このあたりは富山の繁華街に程近く、午前2時半を過ぎていてもまだ歩いている人や、自動車が走っています。
 この交差点から、359号線の交点程度までは深夜でも営業している店やコンビニ、飲食店などが存在しているため心細さは感じません。

 その後は【午前3時半】頃にスタートから20キロ地点の
 旧大沢野町の山道に差し掛かる手前のコンビニで最初の休憩と取りました。
 少し早い気もしましたが、道のりが長いため、こまめに休憩を入れて行きました。
 もう山道に差し掛かる地点のため、このあたりで明かりがついているのは街灯とコンビニくらいです。


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 神通川にかかる橋を渡るといよいよ登りです。

 ここからは数河峠まで道のりにして40キロ程度、慢性的な登り区間が続きます。
 ちなみにこの橋を渡るとすぐ左の崖下にダムがあり、月の光に照らされた湖面の光に幻惑され、なんだか引き込まれそうになります。ちょっと怖いので下を見ないように走ります。


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 登り出して、5キロもしないうちに一旦右折の標識があります。

 それに従い走りますと、旧細入村の中心部に沿って走っていた旧41号線を迂回するように、トンネルを備えた立派な高規格道路が完成していました。
 ほんの数キロほどの新道でしたが、以前の狭い洞門だらけの41号線を通らなくても良くなったのはうれしい限りです。


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 眼下に、以前の41号線の洞門の明かりが雪洞のように連なって明るく見えているのが幻想的です。


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 【午前4時過ぎ】
 再び、旧来の41号線と合流した道路を走ります。このころになると回りの景色が大分青みを帯びて、日の出が近づいてきた事が伺えます。
 遥か富山市内の方向を向いてみると、山々の切れ目からうっすらと朝焼けや神通川のきらめきが見て取れます。

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 【午前4時20分】
 約30キロ地点の開店前の道の駅細入でトイレ休憩です。

 空に浮かんでいるのは『月』です。本当にこの夜は月の綺麗な夜でした。駐車場には旅行者と思しき人たちの車が何台か止まっています。

 このころになると周囲は明るさを増し、いよいよ『夜の世界』とはお別れになったようです。
 初めての深夜走行でしたが、あの全てを独占したような空間の中にただ一人浮かんでいるような、その中を自転車で進み続けているという・・・なんとも幻想的で不思議な感覚は何だか癖になりそうです。
 
 しかし、ここからが41号線の真の難区間の始まりです。あせらずマイペースで進む事を心がけます。


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 国道360号線との分岐点。右に進めば越中西街道です。高山本線沿いに進み、神岡町及び数河峠を迂回して、古川町へ抜ける事が出来るはずです。
 次の機会があったら、このルートからも行ってみたいなと思いつつ先へ進みます。


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 【午前4時40分】
 ついに岐阜県境の飛騨市に到着です。道の駅細入からあっという間でした。一つの県を越えた事で、遠くまでやってきた実感が沸いてきます。


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 その後は岐阜県境から川沿いに、飛騨市神岡町までこのような洞門が連続する道が続きます。

 路側帯が狭く一部路面も悪い上に、ブラインドコーナーも多いこの区間はぜひ交通量の少ないうちに走り抜けておきたい場所でした。
 先ほどの、富山県側の細入方面は見事な迂回路が完成しており、後はこの区間もきれいにしてもらえると41号線のサイクリングコースとしての敷居はかなり低くなるような気がします。
 
 そして出発前からの思惑通り、出発を日曜日の深夜にした事により、ここまで何台かの乗用車とは遭遇しましたが、大型トラックなどとは全く遭遇していない状態です。とりあえず一番の危険ポイントを越えました。


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 【午前5時40分】
 連続する洞門を過ぎ、およそ53キロ地点で神岡の町が見えてきます。山河の中に突如現れる町並みは、蜃気楼の中の街にたどり着いたかのごとく、幻想的でもあります。

 この時点で標高は300メートル程度で、気温は動きやすい23℃でした。
 まだ、傾斜はゆるいものでしたが、この先の神岡の街を横切るところから始まる10キロ程の区間で、一気に数河峠の896mまで到達する、登り区間が始まります。
 
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 【午前6時20分】
 およそ60キロ地点まで進み、ひだ流葉スキー場が見えてきました。ものすごく山がはっきり見えてきれいです。
 この時点で標高は600mを超えています。後数キロで峠越えですが、体感的にはここでようやく登りは半分くらいでしょうか。この先のヘアピンを越えたスキー場の入り口辺りがキツさのピークでした。


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 【午前6時45分】 65キロ付近
 無事に数河峠を越えて頂上付近の道の駅で休憩です。早朝ではありますが、ライダーの方々が沢山休憩しています。
 サイコンの標高は811mを示しています。
 私の使用している、キャツアイのCC-AT200W ADVENTURE の気圧の変化で測る高度計は、かなり誤差の大きいものですが、まあまあいい線いっているんではないでしょうか?

 なにはともあれ、最初にして最大の難所を越えました。
 この後はボーナスタイム。これまでのうっぷんを晴らすかのような、5キロ以上に及ぶひたすら下り道です。

 下りの途中からポツポツと人里に近づき民家が増えてきます。富山と岐阜を隔てる山々ともお別れです。


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 【午前7時20分】
 
 古川町の古い町並みと41号線との分岐点にたどり着きました。直進すれば古川の町並みの観光も出来るのでしょう。古い町並み見学も楽しそうですが、先を急ぐ我が身としては速やかに41号方面へスルーです。
 
 この時点で標識によると
  名古屋  174キロ
  美濃加茂 140キロ
  高山    18キロ
 の、案内標識が立っていました。まだまだ全行程の3分の1にも達していません。

 その後、10分ほど先のコンビニで休憩し、栄養補給をします。
 後になって思った事ですが、41号線はヤマザキデイリーストアが異常に多い印象です。


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 その後は平地のためスムーズに巡航します。
 【午前7時55分】には、高山市に突入し、高山市街まで、JR高山線と並走する区間が有ります。まさに『レイルウェイ』といった景色を快調に飛ばします。


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 【午前8時20分】

 高山市街に入ります。
 41号線沿いは結構栄えていて、郊外型の店舗が立ち並ぶ近代的でにぎやかな町並みです。
 よくも岐阜と、富山の中間の山間地にこのような大きく近代的な街が出来たものだと感心します。

 ここ、高山市も飛騨市古川のように道を一本内側に進めば、古い町並みを堪能できるのでしょうが、なにぶん時間の関係で省略です。

 途中コンビニ休憩&栄養補給を挟みつつ、高山の市街地を抜けて、飛騨一ノ宮の街を抜ければ、41号線最後の難所、『宮峠』越えが待ち構えています。
 また、午前8時を回ったころには太陽もどんどん高くなり、気温がかなり上昇してきました。本格的に暑くなる前に峠越えをしたいところです。 
  

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 【午前9時5分】
 標高777mの宮峠の入り口へと差し掛かりました。高山市からここまでじわじわとした登りが続いていたため、もともとの標高が高く、峠の山もそれほどの高さには見えません。


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 【午前9時18分】
 無事『宮峠』を登りきりました。宮峠の看板の写真を取り忘れてしまった・・・
 やはり峠らしい峠はほんの15分足らずで抜ける事が出来ました。このころには登りのつらさよりも、日差しの暑さのほうが気にかかってきていました。
 なにはともあれ、41号線の最後の難所を無事通過しました。

 しかも、ここまでは緩急いり混ぜた登り基調のコースでしたが、ここからは、太平洋側に向かって下り基調のコースとなるのです。
 41号終点を出発してからおよそ100キロ。日本海側と太平洋側を分ける分水嶺を通過した感動的な瞬間です。
 
 午前2時20分に出発して約7時間後にようやく100キロ。平均速度で言えば時速15キロにも達していませんでしたが、ここからは旅のペースが上がって行きます。

  
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 緩やかな下り基調の道を、飛騨川沿いに下って行きます。
 次の中間目的地は下呂温泉で足湯に入ることです。まだ下呂温泉まで40キロ程はあるでしょうか。意外に遠い道のりです。


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 【午前10時】 
 下呂市萩原町の辺りで、見上げた標識には『名古屋 126キロ』の文字が。
 富山市から始まった旅の道のりを、ちょうど半分を走りきったことになります。


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 【午前11時】 
 
 およそ145キロほど走破したところで、ようやく下呂温泉に到着です。ここでの目的は足湯につかることにより、ここまでの足の疲労を回復させる事にあります。

 が、本日はとにかく暑い。サイコンの温度計は33℃を表示しているのにさらに足湯とか・・・
 しかも温泉街までは急な下り坂・・・てぇことは、41号線に復帰する際は登らないとってことだよね・・・


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 意を決して、温泉街を下り、目標としていた下呂市役所側の公園にある足湯につかります。
 温泉街は観光客が結構訪れており、ここが観光地である事を実感させられます。

 目的の足湯には温泉街の子供と思しき小学校低学年くらいの女の子3人と、中学生くらいのお姉さんとで先に入っていました。汗だくのうえ、埃まみれの脚の薄汚い自分がつかることがはばかられましたが、つからせてもらう事にしました。
 お湯は結構熱くて普段から熱めのお風呂が苦手な私は、顔をしかめながら少しずつ足を入れていきました。


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 足湯には屋根がついており、下呂の文化や温泉の効能についての看板があります。また、外は誠に良い天気のため強い日差しを遮ってもらえるだけでもかなりの休憩になりますが、温泉の効能には疲労回復の文字も。

 その効能の通り、足を抜いてみると本当に軽くなりました。特に足の甲から足裏にかけて、履きっぱなしだったシューズのせいで固まっていたような感覚がすっかり解きほぐされた感じです。ふくらはぎの疲労もすっきりしています。
 ここまで楽になるのならいっそ全身温泉につかって行きたい気持ちになります。でもそうしたら、まったりしちゃってもう走れないだろうなぁ・・・


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 【午前11時16分】
 10分ほども足湯に入っていたでしょうか、そろそろ出発をしなければいけません。
 それにしても、車体は日陰に置いていたのに気温は36℃とか言ってます。暑いわけです。昼近くになってますます気温が上がってきています。

 その後下った分だけ、下呂温泉街を登り、41号線に復帰して再び走り出します。


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 その後、257号線、中津川方面との分岐点を越えてしばらく走り、
 【午前11時45分】
 150キロを越えたあたりのお食事所で昼食とします。
 なかなか雰囲気抜群の佇まいな上、向かいには宿泊用の民宿まで備えていました。

 正直食欲が余り無く、油物は食べられる気がしなかったため、山菜うどんで塩分と炭水化物を補給しました。
 トッピングされた山菜は種類が豊富で、なかなかおいしい。やはりコンビニでおにぎりを食べるだけでは食事とはいえないですね。あれはただの補給であって食事とはいえない。

 また、外の暑さに参っていたため店の中のクーラーが最高の癒しでしたが、外ではお店の子供達でしょうか?男の子2人と女の子1人の3人組みが、この暑い中駐車場で足り回っています。元気だなぁ。


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 【午後0時16分】

 食事どころを出発してまもなく、国道41号線起点まで残り100キロの標章を発見。思えば遠くまで来たものです。ようやく終わりが具体的になってきたような感じがします。
 ちなみに、ガードレールを越えた道の下はすぐ崖っぷちになっており、美しい渓流がひたすらに続いています。崖下には間隔を空けて何人もの太公望たちの姿がありました。どこから降りて行ったのでしょう?


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 その後は、下呂市金山町まで20キロほど、ひたすら川沿いのこのような景色を眺めながら走ります。この後はより人気のない道と、川と山のとても美しい景色です。さすがに途中で飽きてきましたが。


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 途中、JR高山本線が望める区間で、ちょうど特急『ワイドビューひだ』とすれ違いました。
 帰り道は、この特急に乗って帰る予定です。


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 【午後0時50分】
 およそ170キロ地点の、下呂市金山町に入ります。ようやく風景に変化が出てきていい気分転換です。
 が・・・さっきからとにかく熱い!!かなり以前からサイコンの気温は35℃以下に下がったこと有りません。


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 なんと気温は40℃に。
 予定ではもうしばらく休憩無しで走るつもりでしたが、たまらずにすぐ近くのコンビニへ駆け込んで休憩を取ります。
 ガリガリ君を食べ、スポーツドリンクを一気飲みして、少し走れるような状態となったので再び炎天下の中を走り始めます。


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 道のりの風景は相変わらず川沿いの美しい景色です。見通しが悪くなるので危ない洞門も、この暑さをしのぐにはありがたい存在です。


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 【午後1時40分】
 およそ180キロ地点の美濃白川道の駅で休憩です。余りの暑さに、予定よりも更にこまめに休憩を取り入れます。 

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 道の駅で、茶そばソフトを食べて体を冷やします。あっという間に溶けてきます。味は・・・ちょっと甘みが足りないかな?お茶のままソフトクリームにしましたと言う感じです。さっぱりしていて食べやすいですけれどね。


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 下呂市を越えて、七宗町に入ると少し道の雰囲気が変わってきます。川を渡ったため飛騨川が進行方向右側を流れることに加え、路側帯がかなり狭くなっていきます。その割には車の交通量もそれなりに有り、走りにくい道になってきました。
 この状態が七宗町、八百津町、川辺町にまたがる10数キロ区間続く状態で、疲労した体には堪える道のりでした。


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 【午後2時45分】
 およそ200キロ地点で七宗町のロックガーデンひちそうで再び休憩を取ります。中の休憩室のような場所がエアコンばっちりで大分生き返りました。
 写真のとおり、変わった博物館が併設されています。
 この時間帯を過ぎたあたりから大分暑さも落ち着いてきたように思います。

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 【午後3時9分】
 ついに41号起点まで残り50キロにこぎつけました。あと少し!!


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 その後は美濃加茂バイパスと、旧来の41号線との分岐に差し掛かりますが、美濃加茂バイパスは見事な高架道路で、ここをずうずうしくも自転車で通ることはちょっと厳しそうな感じです。


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 バイパスを使えば愛知県まで一直線なのでしょうが、おとなしく直進して、美濃加茂市を経由して愛知県を目指す事とします。


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 【午後4時7分】
 無事、美濃加茂市街を抜けて木曽川を渡ります。この川を渡れば愛知県までもう一息です。周囲の日差しも傾き始め、夕暮れが近づいている事を知らせてくれています。


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 その後、岐阜県可児市を抜けて、愛知県犬山市に至るまでの国道41号線はまさに自動車のための道路といった様相で、片側2車線なのですが、路側帯は狭く、交通量は多くかなり危険な道のりでした。
 狭い路側帯を必死に走っていたため、いつ愛知県に入ったのかもわからないまま犬山市に入っていました。
 国道41号線にこだわらなければ、この部分は迂回路を取るほうが安全と思いました。

 一応、写真のように自動車道とは別に自転車道が設けてあるのですが、草ぼうぼうの路面はガタガタな上、素直に41号線と併走してくれていればいいものを、無駄にアップダウンがあり、とてもロードバイクで走る気分にはなれないものでした。
 

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 【午後5時4分】
 小牧市に入ると41号線はいっそう都会的な風景へと変化し、周囲は構築物でいっぱいになり、いよいよ名古屋高速高架と併走する、自動車専用区間へと入っていく事になります。


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 【午後5時40分】 ようやく名古屋市内に入ることができました。

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 【午後5時50分】
 41号線起点まであと5キロの標章です。
 素直に歩道を走っていた自分にとっては、ここからあと5キロがなかなか近くて遠い5キロでした。


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 名古屋市内の歩道の自転車通行帯部分は、名古屋市中心部に近づくと、わかりにくいですが、車道と歩道の段差を少なくする加工が行われていて自転車にも走りやすくしてあるようです。
 が、ロードバイクの細く高圧なタイヤにとっては充分な段差であり、とても気を使わずに走れるような自転車道とは言いがたいものがあります。
 また、充分腫れ上がった尻には少々の段差による振動も骨まで響きます。


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 【午後6時9分】 
 ついに、あと1キロに迫りました。歩道の段差もさることながら、信号が多すぎてなかなか前に進めずもどかしい思いをさせられます。


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 【午後6時16分】
 ついに、国道41号線起点である、高岳交差点へとたどり着きました。
 標識はないかな・・・


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 すぐに見つかりました。やったぁ。
 やり遂げた満足感で暑さのために熱中症気味だったのですが少し元気が出てきました。


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 とりあえず記念撮影。ここまでの旅、一切の不調も無く走りぬいてくれた愛車に感謝です。
 
 午前2時20分に終点を出発して、午後6時20分に起点到着。実所要時間にして、約16時間の道のりでした。
 参考までにサイコンが記録した走行データは。
 
 走行距離 253.63キロ 
 平均速度 15.8キロ
 獲得標高 1,885メートル 

 疲れましたが、国道41号線走破の目的を無事に果たした満足感が強いせいか、尻の痛みと熱中症によると思われる少しの気持ち悪さはありましたが、足はまだまだ元気があって走ることができそうな状態でした。


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 そこで、宿に向かう前に調子に乗って、名古屋城を見てこようなどと思い立ち走り出しましたが、愛知県庁を望んだ辺りで、気が抜けたのと熱中症のせいでしょう。本格的に気持ちが悪くなってきたため、これはまずいと宿へ直行する事としました。残念。

 宿の前に到着し、最後の力を振り絞り大荷物を広げながら輪行袋に自転車をしまい、午後7時ごろに無事にチェックイン。
 部屋に入ったらエアコンを最強にし、頭から冷たいシャワーを浴びながらしばらく動けず湯船に座り込んでいました。
 
  とりあえずこれにて、国道41号線走破の旅と、1日250キロ越えの2つの目標を達成しました。
 このような無茶な事をするときは、暑い季節は本当に要注意ですね。気をつけていても運動しながら熱中症を防ぐことはかなり難しいようです。勉強になりました。

 長くなりましたが、最後まで見てくださった方がおられましたら、どうもありがとうございました。
 
 これにてまずは挑戦の旅が終わり、翌日は楽しみの旅。

 『名古屋市~知多半島~渥美半島~静岡県浜松市』へのサイクリングへ出発です。よろしかったら下記リンクより旅の続きをご覧下さい。


 それでは今回はこのへんで 

≪2日目≫
富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『前編』 名古屋~知多半島サイクリング

フルクラム レーシングゼロ ダーク を装着しました

サイクル用品に関する童心
07 /07 2011
 私は自転車の付属品をチマチマと購入するのが大好き・・・
 なのですが、ときどきチマチマどころではすまないほどの物欲に襲われる事があります。

 買ってしまいました。フルクラムレーシングゼロ。しかもダークラベル。
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 【前輪】
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 【後輪】
 う~ん格好いい。レーシングゼロと言えば当たり前のようにレッドのイメージが浮かびますが、黒くしてみても渋いですね。

 私のホイール選択は、装着予定の車体がコルナゴのため自然欧州メーカーのフルクラムが選択肢になりました。完成車のホイールもレーシング5でしたし、バージョンアップと言う事で全体のバランスも相性がいいのでは?などと。


 さて、自転車に少しはまってくると、通販サイトなどにもだんだん目が行くようになると思います。
 自転車のパーツと言うものは、オートバイや車のパーツに比べればはるかに安価な上、購入後も素人でも整備調整しやすく、機械いじりの好きな人間にとっては、どっぷりはまっていく一因ではないかと思うところです。

 これまでは国内の通販サイトを主に利用しておりましたが、遅ればせながら英国の通販サイト、ウィーグルの存在に気がついてしまいました。

 そこで目にしたのは、国内の通販サイトよりもはるかに安い多くの品々。
 前々から欲しかったちょっと良いホイール。どうしようかと1ヶ月近く悩みに悩んだ挙句ついに個人輸入に踏み切ってしまいました。

しかし、国内価格よりかなり安いとは言え、決して安くは無い買い物。輸入ということでちゃんと届くか、とても心配だったのですが、注文してから一週間で届きました。余りの早さにびっくりです。

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 でかい段ボール箱に、『税付』のシール。


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 真新しい赤々とした、ビニールプールのような臭いのする生地のホイールバッグ。


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 付属品の品々たち。専用のニップル回しやリム内を移動させるためのニップル用の磁石等々でしょうか。出来るだけ使用する事のないことを願います。


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 エアバルブ穴付近。
 スポークホイールがないのでリムテープが不要なのはうれしいところです。溶接痕もきれいにしてあります。

 なお、ダークはクリンチャー専用のみのラインナップでしたが、私はチューブラーやチューブレスタイヤには今のところ全く興味がないので、クリンチャー専用のダークで充分でした。値段も2ウェイフィットより少し安いですしね。


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 リムの結合部のアップです。
 左が、CLX2.0に標準装備のレーシング5のリム。
 レーシングゼロと比較すると、結合部には明らかに結合部の加工処理に差があります。


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 レーシング5とゼロを重ねてみます。う~ん。スポークの迫力が段違いです。


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 とりあえずあとは重量でも測ってみます。
 フロントが『605グラム』

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  リアが『836グラム』で

  合計で1,441グラムですね。


 ちなみに今までCLXについていた、レーシング5の場合だと『リムテープ込み』で

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 フロントが『818グラム』

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 リアが・・・1キロしか計れない台所量りでは計測できませんでした。

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 とりあえず体重計にのせてみると1.1キロ。まあもう少し軽いでしょうが前後で1,900グラム以上は確実にありそうです。
 
 ホイールだけで、前後合わせて500グラムは軽くなる計算です。これは結構な軽量化が出来そうですね。
 この夏は、結構な登りの有るサイクリング旅行も計画していますので、この軽さは頼もしい味方になりそうです。


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 そして、インナーチューブも交換です。
 高性能ブチルチューブの定番。パナレーサーのR-Airです。これでもう数十グラムは軽くなるかな?

 しかしこのチューブ。もはや2年以上前に買って、パンクしたら取り変えようと思ってずっと持っていたのですが、全くパンクしないままに月日ばかりが過ぎていってしまいました。経年劣化してないだろうか・・・
 あと、バルブ長が32mmと言うのも心配の種です。リムから頭が出るだろうか・・・?


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 とりあえずチューブとタイヤをはめてみました。
 何とかエアも何とか入れれるくらいはバルブの頭も出てきてくれました。ホントにギリギリ分です。
 
 さらにキャップもギリギリです。
 今後はリムの高さと、バルブの長さも計算してスペアチューブを用意しておかないといけませんね。


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 ちなみに、レーシング5ですが、走っているときになんだかホイールの中でカラカラ音がしていたのが気になっていたのですが、バルブ穴から溶接カスのようなものが出てきました。
 やっぱり何か入っていたのか・・・でもまあどこか大事なところが破損していたのでなくて良かったです。

 なお、レーシング5はさすがにゼロと比較するとあちこち見劣りしますが、私の使用した始めての有名メーカーの完組ホイールでした。
 
 その使用感はと、最初に見たときの仕上げの美しさは衝撃的なものでした。
 以前乗っていた、2004年版の15万以下のアルミロードバイクに付いていたホイールとは、デザインも、回転の滑らかさも、リムやスポークの質感も、次元が違うほど良いものに感じてました。レーシング5も予備ホイールに取っておいて、何か別の用途に使いたいと思います。

 なので、決して悪いものではありません。むしろ私程度のライダーには充分だったかもしれません。あしからず。
  
 ただ、物欲のダークサイドがもっと良いものをと要求してきたのです・・・


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 はい。スプロケットも清掃し、タイヤの前後ローテも済ませて、フレームに装着しいつでも出撃可能の状態になりました。
 黒いホイールになって、足元がずいぶんと引き締まって見えます。今までのCLX2.0は、なんとなく軽いライトスポーツな雰囲気がありましたが、ゼロダークを履かせると各段にレーシーな感じになって、引き締まって見ます。

 また、素人目ですが見た感じ、玉当たりもスムーズですしガタも感じません。ホイールの振れも無しです。当然傷なども付いていませんでした。
 当初は海外通販で心配でしたが、このように無事に到着する事を知ると癖になってしまいそうですね。


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 ちなみに、もしレーシングゼロのレッドバージョンを履いていたら、こんな感じになっていたはず。
 白/水色のフレームに、赤いスポークのホイールも案外悪くないと思います。ちょっと派手すぎる感じもしますがこれはやはりかっこいいです。おかげで散々悩むことになりました。

 次は、実際に路上を走ってレーシングゼロの走りを体験してみようと思います。

 それでは今回はこのへんで

 



国道160号を走破せよ 【七尾~高岡サイクリング】

通常サイクリング
07 /05 2011
 またまた前回の続きです。
 走っているのも、書いているのも長かった6月12日の話もやっと最後の記事になります。
 
 今回は、石川県七尾市から富山県高岡市へとつながる国道160号線を走ります。
 

 【国道160号】
石川県七尾市と富山県高岡市とを結ぶ一般国道。
多くの区間で富山湾沿岸を通っており、富山湾の向こうに立山が見えることから能登立山シーサイドラインの愛称がつけられている。
陸上距離 : 46.1km
起点:石川県七尾市(川原町交差点=国道159号、国道249号起点)
終点:富山県高岡市(四屋IC=国道8号交点)

 とのこと。寄り道した能登食祭市場から、国道160号起点である七尾市川原町交差点へと舞い戻ってきました。
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 時間はすでに午後2時を過ぎ、当日の走行距離は100キロに達しています。さすがに疲れてきました。
 朝からの曇り空もいっそう濃度が増してきた感もあり、速やかに走り出します。




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 走ってすぐに現われた歩道橋に案内の標識が。高岡まで47キロか~。正確に案内してくれるものです。


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 心なしか、七尾市役所方面に比べて、160号は七尾市から県境へ向けて走っていく道のためか走っていてさびしい感じになってきます。


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 県道246号との分岐点です。ここを右折しなくてはなりませn。
 そうだった・・・国道160号線は海の道のイメージが強いのですが。 
 ここから富山県と石川県を隔てる山越えがあるんでした。
 実際は大した山ではないはずなのですが、疲れた脚には堪えます。意を決して山越えを始めます。


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 しかし、山道に入ってすぐの電光掲示板になにやら不穏な文章が。なんだよ~災害って。


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 なお、国道160号線の山越えはは、同じく石川~富山を繋ぐ415号に比べて人口密度がかなり低く田畑も無いうっそうとした森林の中を突き進んで行きます。


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 トンネルが多いのも特徴ですね。山越えの間のわずかの道のりの間に3本の短いトンネルがあります。これは最初のトンネルです。なんだか雰囲気が出てますね。でも他の2本は新しくて綺麗でした。


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 さて、山道の入り口で見た災害とやらの片側交互通行も大したことは無く、難なく通り過ぎて山越えが終了し、いよいよ海が見えてきました。あとは海沿いをひた走るのみです。


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 どこまでも続くかのような海沿いの道。天気が良くて、元気なときなら最高に気持ちのいい道のりです。


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 しかし、海沿いでありながら、結構アップダウンがある厳しい道であるのも160号の特徴でもあります。何回か登ったり降りたりを繰り返さなくてはなりません。
 しかも、海岸沿いと言うスペースの関係でしょうが、道や路側帯も狭くなっているところも有るので、後方からの車などには充分注意して走らなくてはなりません。 


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 道の駅いおりを通り過ぎます。休憩したいのは山々でしたが、なにせ時間が押してきていますので止まらずに走ります。真っ暗になる前には帰りたいものです。

 
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 ひたすら海岸線を走り続けてやっと富山県に入りました。
 変化の少ない風景のせいか、距離以上に長い間走っていた気がします。それでもまだ半分にも達していません。


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 見事な海岸線です。島がいくつも浮かんでいるようです。
 天気がよければきっと海の向こうに立山連峰も見えていた事と思いますが、この曇天のではなんとも残念な写真しか取れませんでした。


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 こちらは本当の島。確か二つの島が橋で繋がれていて、夏場は船で海水浴にいけるはずです。

 
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 さて、海岸線をひた走った後、氷見市の国道160号沿いの郊外型量販店が建ち並ぶにぎやかな街並みのを超えて、ようやく昼に通った国道415号との交点にたどり着きました。


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 その後は市街地を抜けると海老坂といった小高い丘のような坂越えもいくつかありますが、氷見市~高岡市までもうひとふんばりです。


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 再び富山県の7大河川の一つ、小矢部川を渡ります。


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 その後、高岡市外を国道8号線へ向けて直進し、ついにゴールである国道160号終点が見えてきました。


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 やっと着きました。時間は午後4時半過ぎ。このころになると悲しい事にポツリポツリと雨が降っていました。
 しかも、大切なゴールの記録である終点の標章は、右方向の高岡市方面の分岐路の中に・・・


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 どうしようか少し迷いましたが意を決して、車の切れ間を見て分岐路にある終点の標章を確認。これですっきりしました。



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 その後も雨は止むことなく、しかし幸い?小降りのままで走行には支障は無く、国道8号線沿いに何とか朝の出発点である国道415号との交点へとたどり着きました。
 途中で晩御飯を食べたりと寄り道をしていたため、もう時間は午後7時近くになっていました。




 
 帰り着いたときは午後7時を過ぎ走行距離は190キロ近くになっていました。まだ真っ暗にはなっていませんでしたが結局10時間以上、富山、石川の2県の間をさまよっていたわけですね。
 さすがに疲れました。

 
 しかし、今シーズンから、カーボンフレームのCLX2.0に乗り換えたおかげでしょうか。これまでのアルミフレームのロードに比べればずっと楽に長距離を走れた気がします。

 アルミの時は120キロを越えれば膝の関節などにかなり負荷がかかっていた気がしますが、そういったある箇所に負担が集中しているような感覚はありません。こんな無茶が出来るのもカーボンフレーム様々かもしれませんね。まあ、お尻は存分に痛いのですが・・・

  また、景色の良いところをたくさん走って来たのにあいにくの曇天だったのも残念です。特に160号線の海岸線はもったいなかった。機会があればもう一度リベンジしてみたい道のりです。

 それでは今回はこのへんで

≪6月12日サイクリング≫
【前編】
国道415号を走破せよ 【富山~羽咋サイクリング】
【中編】
国道159号を走破せよ(3の1) 【羽咋~七尾サイクリング】
【後編】
国道160号を走破せよ 【七尾~高岡サイクリング】

国道159号を走破せよ (3の1) 【羽咋~七尾サイクリング】

富山-石川
07 /04 2011
 前回の続きです。石川県羽咋市から富山県へ帰る際にはいくつかのルートがありますが、せっかくですので国道415号と交差する、国道159号を石川県七尾市に抜け、最終的には国道160号線を走破して帰りたいと思います。
 そのため本来の走破の対象は国道160号線ですが、国道159号線もついでに小分けにして走破していきたいと思います。 


【国道159号】
石川県七尾市から石川県金沢市へ至る一般国道。
陸上距離:64.5km
起点:石川県七尾市(川原町交差点=国道160号、国道249号起点)
終点:石川県金沢市(武蔵交差点=国道157号起点、国道249号終点)

といった石川県を主に走る国道のため、富山県からでは国道159号を一度に走破するのは困難が伴います。
今回は、およそ3分の1程度の約22キロの道のりです。

さて、415号同様に羽咋市から【国道159号起点】に向けて走る逆走の旅です。




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 千里浜から415号を少しさかのぼり、国道159号の交点へとたどり着きました。
 この時点ですでに午後1時を過ぎています。速やかにスタートです。

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 国道159号の羽咋市周辺です。しばらくはの間はやや狭い道のりが続きますが、市街地を抜けると広く走りやすい幹線道路へと変貌します。


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 しかし、国道159号は・・・
 右を向いても・・・
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 左を向いても山と山。余り変化の無い風景。淡々とまっすぐな郊外の道を走り続ける感じです。車の通りもそれなりにあるし、たまに歩道に人などの姿も見えるんですが、なんとも不思議な感じです。


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 10キロほどそのような道が続いたでしょうか。
 中能登町の道のりで、突然郊外型の大型ショッピングセンターと量販店が。
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 でも、周辺はやはり田。車無しでは生活出来ないな~。


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 突然現れたショッピングセンターを抜けるとまたしばらく広いまっすぐな道のりが続きます。なんだか北海道の道のようです。


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 そうこうしているうちに七尾市外へ。国道159号起点までもう少しです。

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 ついにこの日の第2の目的地である、国道159号の起点に到着しました。
 159号は立派な起点の標章があるためわかりやすいです。何もないのとでは達成感が違います。
 
 時間を見ると午後1時55分。
 平地で直線主体の道のりのため、1時間かからずに到着できました。

 これでとりあえずは、国道159号線の起点への旅は終了ですが、せっかくここまで来たのですから休憩がてら『能登食祭市場』まで寄り道をして見ます。




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 七尾市役所前を通り

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 中心商店街と思しきところを抜けて

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 着きました。能登食祭市場。なんというかものすごく大きい建物です。観光バスが何台も停まっており、観光客もたくさんいらっしゃいます。とてもこの汗だくの疲れ果てた姿では入れそうに無かったため、取り合えず外を見て回る事に。

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 建物の後ろに回るととても広々とした海浜公園が広がっています。海が近く気持ちがいいところです。奥に見えるのは能登島かな?

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 どうやらこの公園は七尾マリンパークというところだったようです。後ろに大きな碇のオブジェがあります。
 さて、色々眺めているうちに午後2時を過ぎてしまいました。走行距離も100キロを超えている上、まだ石川県にいるというのに・・・
 
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 速やかに富山へ帰る為国道159号起点へ、そしてこの日の最終目的である国道160号起点である七尾市川原町交差点へと向かいました。
 
 次はこの日の最終ルート。国道160号線です。


 それでは今回はこのへんで

≪6月12日サイクリング≫
【前編】
国道415号を走破せよ 【富山~羽咋サイクリング】
【中編】
国道159号を走破せよ(3の1) 【羽咋~七尾サイクリング】
【後編】
国道160号を走破せよ 【七尾~高岡サイクリング】

OKI

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