2011-09

国道8号を走破せよ『前編』【富山~新潟サイクリング】

 8月最後の週末である、8月28日(日)に、ひたすら国道8号線に沿って走り、富山市から国道8号の起点、新潟市までのおよそ240キロを走ってきました。 

 これまで、いくつかの3桁国道及び、2桁国道の41号線を走りきってきました。今度の目標はいよいよ一桁。国道8号線のまずは前編です。
 かつて、オートバイに乗っていたころ北海道ツーリングを目指す過程で何度か新潟市までの道のりは走りましたが、自転車で走る場合はどのような風景を感じられるでしょうか?楽しみです。

 ちなみにこのサイクリングを終えた数日後、何の気なしにマウンテンバイクを整備中にディスクブレーキのローターで指を深々と負傷したため、後編である『富山~京都編』の実施時期は未定となってしまいました。。。油断大敵ですね。この9月の連休にやっつけようと思っていたのになぁ・・・非常に残念です。

さて、

【国道8号】
新潟県新潟市から京都府京都市へ至る一般国道である。
総距離:588.5km(国道1号重複区間を含む。)
     561.2 km(国道1号重複区間を含まない。)(全国で国道4号、国道9号に次いで3番目に長い)

起点:新潟県新潟市中央区本町通七番町1054番地2(本町交差点 = 国道7号・国道113号起点、国道116号終点)
終点:京都府京都市下京区烏丸通五条下ル大坂町371番地2(烏丸五条交差点 = 国道9号・国道24号・国道367号起点)(出典:Wikipedia)

とのこと。国道8号線といえば、富山県民にとってはもっとなじみの深い道路であり、是非一度完走しておかなければいけないと考えていた国道です。
 とはいえ、総延長580キロを超える道のりであり、途中の富山県からのスタートでもあるため、まずは変則的ですが、総延長の5分の2ほどの【起点:新潟市】へ向かって、およそ242キロのサイクリングへ出発です。

 
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【午前3時半】
 どこからをスタート地点としようか悩みましたが取り合えず、以前も紹介した国道415号線終点である富山市の『北馬場交差点』を前編のスタート地点とします。

 寝坊をしてしまったため、少し遅めのスタートになりましたが、辺りはまだ夜の闇に包まれています。気温は22℃と、走りやすいコンディションです。

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 交差点の歩道の縁石に、剥げかけていますが刻まれた国道8号線の起点から『241.7キロ』の文字が読み取れます。一日で走りきるには長すぎず、短すぎずでちょうど良い距離です。それではいよいよスタートです。



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【午前3時45分】
 やはり久しぶりの深夜走行は気持ちいいです。周囲の静けさのなかに時々車の音。
 日ごろ見慣れた道のりもすごく神秘的に感じます。
 なんだか小学生のころ夏の夜にワクワクしながら近所を散歩していた気分の発展系のような感じでしょうか?
 
 走り出してからほんの5キロ程度の地点。滑川市稲泉交差点付近です。以前はここを左折していわゆる旧8号線に向かう必要がありました。が、今は新区間が開通し、直進して魚津市方面へ向かう事が出来ます。
 ただ、以前の旧8号に比べて、山沿いになる事と、市街地を迂回するため大回りのルートになる事が玉に瑕ですね。

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【午前4時45分】
 その後魚津市、黒部市を越えて、出発からおよそ25キロ地点の『黒部川』を渡ります。もう山の辺りが明るくなってきています。

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 なお、黒部川を渡って入善町に入るとすぐに、作成途中の新8号線バイパスと交差します。現在の8号線は黒部市の区間が非常に路面も悪く路肩も荒れて走りにくいのでこの新バイパスが完成したらとても走りやすくなるでしょうね。

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【午前5時30分】
 すっかり夜も明けてきて、楽しい夜間走行は終了となりました。
 富山県最後の町、朝日町も終盤部分です。国道沿いにはタラ汁の看板を掲げた道の駅や、食堂がいくつか見られます。きっとおいしいのでしょうが、なにぶん私は味噌汁に魚が入っているのが大嫌いなので食べた事はありません。

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【午前5時40分】
 新潟県糸魚川市に入りました。出発より45キロほど走りました。ここから長い長い新潟までの道のりの始まりです。

 さて、この先は有名な難区間である『親不知』を越えていかなくてはなりません。もう午前6時近くと、遅くなってしまったので車が増える前に抜けてしまいたいところです。

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 走り出してすぐ、新潟県最初の集落『市振』から富山県を振り返ってみました。

 写真でも見たとおり、山のすぐ側に平地もわずかに海へと続く険しい土地柄です。新潟県に属する街へ行くには親不知を越えねばならず、生活圏はほぼ富山でしょう。
 今の国道や、高速道路が出来る前はこの土地に暮らす人々は移動の際には大変な苦労を強いられた事でしょう。現代でも、この場所から県庁所在地である新潟市に行かなければならないときは大変でしょうね。

 また、先日41号線を走って名古屋へ行ったときもそうですが、富山県というのは隣接するどの県へ行くにも山越え、難所越えが必要な、なんとも困った場所にある県です。

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 さっそく、親不知の洞門区間を走り出します。この区間は峠になっているので、登り下り半々といった感じです。
 この親不知区間は何度か走ったことがありますが、洞門は路肩が狭く、曲がりくねった場所もあり、その上避難場所もない場合が多いうえ、大型トラックも容赦なく走ってきます。

 そのため後ろから車が連なってきたらなるべく直線部分を選び、素直に路肩に寄って停車してやりすごす。車は集団を作って走っている場合が殆どなので、ひとかたまりをやり過ごしたら一気に走って距離を稼ぎ、また車の群れが近づいたら路肩に寄って止まる。その繰り返しが一番お互いにとって安全な走行であると思います。洞門のため車が近づいてくるのは『音』でだいたいわかりますので、ほんの10キロ足らずの区間ですが防御第一で走行するほうが良いと思います。

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【午前6時】
 親不知のほぼ中間。工事の難所で知られる『天険』の天険トンネル部分にたどり着きました。このトンネルには迂回路が並行しており、8号線走破が目的でもさすがに迂回路を進む事を選択しました。

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 この迂回路部分は、親不知コミュニティロードと言うようです。一部落石注意の看板や、落ち葉が積もっていた部分もありましたが、大半はこのように綺麗な道です。
 また、この部分の標高は80メートルもあり、下を見るとかなり冷や汗ものです。また、山側も切り立った崖っぷちになっており、ここに道路を作った先人達の偉業に心打たれます。

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 なお、このコミュニティロードには休憩所が設けられており、天険からの美しい眺めを堪能できます。また、親不知の区間を抜ける道路を建設の苦難の歴史や建設に心血を注がれた富岡磯平氏の銅像(奥のほうに頭だけ写っています)や、写真のような親不知のミニチュアもあったりとなかなか見ごたえがあります。

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 そして、展望台から残りの区間が見て取れました。この先も洞門が続きますが、残りはひたすら下り区間になります。まだ朝も早く交通量も多くは無いため、気をつけて走ればあっという間に越える事が出来るでしょう。
 さらに洞門の後ろの方に海から突き出して延びる北陸自動車道が見えます。

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【午前6時50分】約64キロ
 無事に親不知の残りの区間も越え、道もすっかり走りやすくなったころ、旧青海町を抜けて『姫川』を渡れば、糸魚川市の市街地に入ります。橋を渡ると市街が広がります。ここで朝食。『すき家』でカレーあいがけ牛丼をメガで注文。かなりお腹がすいていましたし、前回の名古屋行きの反省から、コンビニ補給よりもしっかり店舗内で食べたほうがはるかに体力が回復するという判断からです。

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 糸魚川市を抜けてしばらく走ると、久比枝自転車道の案内が。約33キロもある走り甲斐のある自転車道のようですが、今日のところはスルーです。

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【午前8時30分】約83キロ地点
 道の駅能生です。10月2日には2011グランフォンド糸魚川のスタート地点になります。去年2010年に120キロコースに初参加して、その道のりの険しさと、道沿いの人々の気持ちよさにすっかり感動しました。今年も無事抽選に当たったのでマシンも一新して、去年は必死でじっくり堪能できなかった部分もしっかり味わってこようと思います。

 ただし、この記事を書き上げた時点で、冒頭の指の怪我はグランフォンド糸魚川にギリギリ間に合うかどうかといったところでした。さらに、それまでにろくにトレーニングも出来ないため、参加できたとしてもかなりの苦難が待ち受けているものと考えられました。

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【午前9時】
 さらに、10キロほど走ると、道の駅海テラス名立がそびえています。グランフォンド糸魚川の後はここで風呂に入り、銭型でトンカツを食べて帰るのが究極の贅沢です。
 また、このころから、天気はものすごく良くなり、この後続く海沿いの道のりはとてもすばらしい景色を堪能できました。

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【午前9時半】約104キロ地点
もうすぐ、上越市内に入るかというところで、ここで久比枝自転車道の終点がありました。途中何組かのサイクリストともすれ違いましたが、ここで自転車道ともお別れです。

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 海を見ると、見渡す限りの「青」本当に綺麗な海で心が洗われます。とても気分の良いサイクリング日和になりました。ここからは先は上越市内へ入り、国道8号線はしばらく内陸部を走ることになります。


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【午前9時40分】
 上越市内に入ります。上越地区最大の街であり、国道はとても広く立派で、道沿いはとてもにぎやかな街並みが続きます。人気の少なく険しい道のりから、突如大きな町が現れるこのパターンは、少し国道41号線の高山市に似ています。
 もっとも上越市のほうが何倍も規模は大きいのですが。

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 15分ほど走って市街地を抜けると、このような見事な直線。先が見えません・・・

道の周囲は一部工場などが見られますが、その先は「田」が広がっています。かつての上杉謙信公の米倉だったのでしょうか。この広さを持っていたなら、大大名として何十万石もの米を手にしていたのもうなずけます。
 しかし、この先には、これを遥かに上回る新潟直線地獄が待っていたのです・・・

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【午前10時30分】
 少し、走って土地勘が無いのと、風景に変化が少ないため良くわかりませんが、おそらく上越市大潟区あたりかと思われる場所を通過です。新潟まで122キロと、ここでほぼ半分の道のりを走ったことになります。

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 その10分後に、国道8号線起点から121キロの標識。ここでようやく本日の道のり242キロの中間を通過しました。

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【午前10時50分】
 その後たんたんと似たような道のりを走り、柿崎区を抜けて。

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【午前11時】
 再び、青い青い、抜けるような青空と海と再会です。イヤッホ~

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 そして、出発からおよそ130キロ地点。柏崎市に入ります。国道沿いに線路が走りとても風情あふれる道のりが続きます。当然帰りはこの線路を使って輪行で帰ります。
 そして、ここからは8号線は柏崎市街に向かって本格的に内陸側に入るため海沿いの道を堪能出来るのははここまでとなります。

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 海沿いを離れ、峠越えを実行します。傾斜的には大したことも無くスイスイと登っていく事が出来ます。

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【午前11時20分頃】
 この旅一番の絶景でした。米山インターの少し手前ですが、地名が良くわかりません。
 とにかくきれいで、8号線にかかる橋の上から、小さな漁村を一望するこの風景。海と山と線路とトンネル。もうリアルジブリかと。
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 そして後ろを振り向けば突き出した岬が伸び、ここは外国か?映像以上の風景です。

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【午前11時40分】約140キロ地点
 その後、米山インターを越えて、小奇麗な道の駅やホテルが立ち並ぶ観光地?で休憩を取ります。ヤフーマップで見るとミュージシャン人形館・アーニーズサーカス人形館となっています。どんなところなのでしょう。
 
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 取り合えずソフトクリーム。ちなみに8月末のため、気温はもう30℃を越えています。特に変わったところも無い牛乳ソフトクリームですが、なかなかに濃厚でおいしかったです。

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 さらに、ルレクチェサイダーとやらを買ってみました。洋ナシですね。せっかくの旅路ですから突然変わったものも味わってみたくなりました。
 味は洋ナシサイダー・・・そのままですね。アップルジュースなどよりあっさりして、このような過酷な暑さの中ではとても飲みやすいものでした。

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【午前11時50分】
 ついに新潟市、国道8号線起点まで99キロとなりました。うっかり100キロの標識を見落としましたが、おそらく先ほどの休憩ポイント辺りがそうだったのではないかと。この道も脇に見える歩道を何名かのサイクリストが登ってきていました。この辺りの有名なサイクリングコースなのかもしれませんね。

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【午後0時10分】約146キロ地点
 上越市以来、久しぶりの大きな街である柏崎市街にはいりました。にぎやかです。ここ柏崎で昼食を取り、続いて新潟県第2の都市である長岡市を目差して走ることとなります。

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【午後1時20分】約155キロ地点
 柏崎を過ぎると、長かった新潟も終盤の気分になってきます。それでも次の長岡市までの道のりは今までと同じくひたすらの直線一本道の後に、山越えとこれまでで最大の難所でした。

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【午後1時半】
 長岡へつながる山越えが始まります。傾斜的には6%とそれほど極端な登りではありませんが、さすがに150キロを過ぎて、気温33℃の中での山越えはなかなかに堪えます。また、上り下りを繰り返す峠部分が10キロ程度あり、これまでの平地で慣らされていて順応に時間がかかったのかもしれません。

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【午後2時20分】約175キロ地点
 ようやく峠を越えて長岡市街を一望できる場所へたどり着きました。こうして外側から眺めるとやはり大きな街です。ここを越えれば後は新潟市に向かって国道8号線を一直線に走るのみです。

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【午後2時40分】約180キロ地点
『信濃川』に到着です。新潟県内を蛇行する信濃川はこの後も何度か遭遇しますが、国道8号線ではここ長岡で見るものが最初となります。しばし感慨にふけっていました。

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【午後3時】約182.5キロ付近
 長岡市街を抜けて新潟市に向かってバイパスを左折します。あと一息と思いきや、ここからが真の新潟直線地獄の始まりなのでした。

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 バイパスに登ってすぐの、国道8号線。この部分は自動車専用道路のためすぐに側道へ降りますが、地平線が見えるほどの直線です。そして悪い事に新潟市方面から向かい風。遮るものが無いためモロに正面から立ち向かわなくてはなりません。

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【午後3時30分】約192キロ地点
 見附市に入りました。ひたすら向かい風の中をまっすぐ走っているため何だか距離感がおかしくなりそうでした。
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 しかし、その後も直線&向かい風。

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【午後3時55分】約198キロ地点
 今度は三条市に入りました。長岡から新潟市まで間には、実はいくつも市が存在してたんですね。

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 三条市街。ここもなかなか賑やかです。しかし日も傾き始めているのになかなか終わりが見えません。ただただ直線が続きます。

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【午後4時50分】
 まっすぐ進み続けて、新潟まで33キロ・・・まだ間に白根ってところがあるの(笑)?

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【午後5時】
やっと新潟市に入った~。しかしここはどの辺りなんだ?

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【午後6時】
起点まであと15キロ・・・。直線が終わらない・・・この単調さはつらい

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 あと11キロ・・・この地平線はいつまで続くのか・・・

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【午後6時半】約236キロ地点
 ようやく、50キロは続いたであろう直線地獄を抜け、新潟市中心部へ向かう『黒崎I.C』に到着しました。ここで新潟8号バイパスへの分基点へ。この先は自動車専用道のため、8号に乗るためには迂回路を見つけなければなりませんが、一体どこから入っていけばよいものやら・・・

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 何とかバイパス沿いに入り込む事に成功しました。自動車専用道路だけあって、車の流れは速いです。
 また、すっかり日が沈みかけています。予想以上にここまでたどり着くのに時間がかかってしまいまいした。

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 そして再び信濃川と再会です。
 やあ、また会ったね。夕焼けの空の色が水面に写りとても綺麗です。しばらく見惚れます。

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 さて、その後国道8号新潟バイパスはより自動車専用道の色合いを強め、また周囲ももますます暗くなってきたため、側道をバイパスに沿って走る事を余儀なくされました。おかげでますます到着が遅れる事となりました。
 まずは女池インターを越えて

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 紫竹山インターを越えて・・・

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 国道7号線と並行区間となった8号を万代橋方面へ進み

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 もう起点まで後1.5キロを残すのみ。本町交差点へ向かって右折します。ここまで来ると新潟市の中心部、繁華街付近になり、祝日のため結構人が出歩いているなかを颯爽と自転車で駆け抜けます。

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 万代橋にたどり着きました。橋の上には観光客や、カップルと思しき人々が立ち止まっています。

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 【午後7時30分】
 万代橋の上から、三度信濃川と再会します。昼、夕方、そして夜と、三つの顔を眺めましたが、この夜の顔がもっとも美しいと思いました。。。でも疲れているので先を急ぎます。

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【午後7時40分】
 ついに、国道8号線起点の存在する新潟市本町交差点にたどりつきました。標章はいずこに?

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 あった!!富山市を出発してからなんと16時間後。ようやく国道8号線起点にたどり着きました。
 ここも、飲食店などが立ち並びそこそこ人通りがある交差点でしたが容赦なく記念撮影です。

 ラストの直線地獄で向かい風にさらされ続けて速度が乗らなかった事や、バイパス区間を側道で通過したりと、想像以上に手間がかかり、時間もかかってしまいましたが、無事にたどり着いたので良しとしましょう。

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 ちなみに、交差点には『道路元標』なるものが設置されており、当初の木造のものを、大正11年に、現在の石柱に建て替えた旨及び、国道の起点終点を示すものであるとの記述がありました。歴史を感じます。

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 その中には確かに『国道8号線』の名が刻まれていました。紛れも無く、この地点こそが私にとってもっともなじみの深い国道である、国道8号線の始まりの地であったのです。感動が全身を包みました。

 サイコンが記録したここまでの道のり
 247.98キロ
 実所要時間、16時間10分(午前3時半出発、午後7時40分着)
 
 これで、国道8号を走破せよ:前編 【富山~新潟サイクリング】を完了しました。


【エピローグ】
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 本町交差点から、宿に向かう途中、万代橋を先ほどと反対の朱鷺メッセ方面を写したものです。水面に移る光が本当に綺麗でした。

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 【午後9時】
 輪行袋に何とか自転車を詰め込み、ようやく宿にチェックイン。疲れきっていましたが晩御飯も食べていないため、何とかシャワーを浴びて食事に出かけました。祝日のためか、駅前は飲み会シーズンなのか?多くの大学生と思しき若者達であふれており、見ているだけで楽しそうで何だかうらやましくなってきます。


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 明けて翌8月29日。【午前9時20分】
 新潟駅から輪行で富山に帰るために、輪行袋を担いで駅へ向かいます。 
 ついでに、駅内の土産物屋でお土産を買って帰る事とします。
 
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 【午後1時】
 無事最寄の駅にたどり着きました。
 特急北越の去り行く姿を収めて、この旅も本当に終了です。
 北越は、座席の後ろがやや狭く、輪行袋を収めるのもギリギリでしたが、何とか押し込む事が出来ました。
 
 この旅は、国道8号線を完走するという目的の一部でありながらも、富山から新潟というルート的には単純なものであり、面白みには欠けるかもしれませんが、両者を隔てる地形の問題や、新潟県自身の地理(県庁所在地までの距離など)の特殊性を自分の脚で感じられる。自転車というツールを用いて完走しえた事は得がたい経験であったと思いました。
 
 なかなかの苦行でしたが、時間とやる気のある方は是非チャレンジしていただきたいと思います。

 そして、いつかは国道8号線走破の旅、後編【富山~京都】編をレビューしたいと思います。
 

 それでは今回はこのへんで

※2012年5月無事にやり遂げました!!よろしかったら旅の続きをご覧ください。
 国道8号を走破せよ『後編』【富山~京都サイクリング】
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