佐渡島一周サイクリングに行ってきました 『後編』

佐渡島
10 /23 2011
 さて、今回は前回の続き。佐渡『ほぼ』一周サイクリング後編です。


二日目の実走行距離は約90キロですが、途中観光をしたり、午後5時の夕方のフェリーに間に合うよう余裕を持って移動したりしなければならず、時間の制約も厳しく、なかなかに緊張感あふれる一日でした。

では早速・・・

【10月9日(日)午前6時】
 日の出前に一度宿を出立し、標高167メートルの、大野亀登頂に行ってきました。


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 登山口の前に鳥居があります。さすがにこの時間帯に人気は無く、私とアルボルさんの二人はいざ頂上に向かって歩き始めました。
 登山というのは大げさかもしれませんが、裾野部分はなだらかですが、登るにしたがって次第に傾斜もきつくなり、早朝からなかなかのハードワークです。
 足元も、常にMTB用のSPDシューズを愛用していますので、ある程度のオフロード歩行も問題なかったですが、やはり歩きやすいとはいえません。


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【午前6時16分】
 登り始めてしばらくすると、辺りが明るくなり始め、振り返ると山の向こうから朝日が顔を出しました。
 早朝に山登りをするのは少々おっくうでしたが、眼下の景色の美しさや、日の出を拝んだ気持ちの良さで元気が出てきました。
 さらに頂上目差して歩き続けます。


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【午前6時22分】
 ようやく頂上が見えてきました。道中よりも頂上付近のほうが足元が岩で固まっていて登りやすいです。

 また、頂上に近づくにつれて、所狭しと背の低い同じ種類の木が生えています。下のほうは草などが多かったのですが、これは以外でした。


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 その、背の低い木はなんとドングリ。しかも『カシワ』かな?始めて見ました。
 ミズナラや、シラカシのような物は近所に生えているのを見た事は有りますが、これほど大量にドングリが、しかも『カシワ』があたり一面で実をつけているなんて驚きました。大野亀に登って凄く得した気分です。お土産に少し持って帰ります。


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【午前6時24分】
無事登頂。 


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 頂上からの景色はやはりすばらしい。昨日の夕方走ってきた道のりが遥か眼下に眺められます。
 こんな景色と達成感は、ただサイクリングをするだけでは味わえませんね。サイクリング+登山を企画したアルボルさんに感謝です。


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 ひとしきり感動を味わい、記念撮影などをした後下山します。下りは登りに比べて滑りやすいため足元は要注意です。
 日がだんだん高くなり、周囲の緑も鮮やかになり始めます。草原に整備された遊歩道が、緑に鮮やかな線を引いています。


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 ちなみにSPDシューズでの軽登山でしたが、泥だらけになりましたが充分こなす事が可能でした。靴底の硬い感じなどもある意味登山靴のようで、むしろ適材適所だったかも。
 もし、ロード用のシューズを履いていたら、手も足も出せなかったでしょうね。

 サイクリングに行くときは、やはり行動の自由度の広いMTB用のSPDを使用するに限るなと痛感しました。


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【午前8時50分】
 その後、宿に戻って朝食を頂いたり、シャワーを浴びたりした後、宿のおかみさんのすすめで、すぐ近くの観光地『賽の河原』へいってみることとなりました。
 途中までは自転車が使えたのですが、すぐにここもものすごい岩場へと変わって行きます。なかなか有名な観光地らしく、朝から観光バスに乗った観光客の方が続々とこの岩場を歩いて行きます。


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 宿から15分ほどで、『賽の河原』に到着しますがなかなか雰囲気のある場所で、ちょっと写真ははばかられる感じです。看板だけアップします。
 

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 しかし、この付近の海は本当にきれいです。人が少なく汚す者が少ないのでしょうね。人として何だか複雑です。
 海のすぐ向こうに、もう一つの名所『二ツ亀』の姿が見えますね。5年ほど前の夏に訪れたときは海水浴をした、懐かしい思い出がよみがえります。。。


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【午前9時30分】
 すっかり大野亀付近や願集落付近を満喫した後、いよいよ後半戦。
 民宿を出発してすぐ、遥か下に昨晩泊まった集落が一望できました。上から眺める海の色がとっても綺麗です。
別れを告げて小木港に向かって出発しました。


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 その後は峠を抜け。
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 港を抜け。
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 またまた海を抜け。を何度か繰り返します。
 スタートまでのんびりしていたため、わき目も振らず休憩・昼食ポイントである両津まで突き進みます。
 佐渡の北東側は、小さいながらも峠が多く、アップダウンがあったり、道幅も比較的狭く、またトンネルも多かったりと、昨日の南西側コースの方が道も広く平坦で走りやすいようです。
 

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【午前11時5分】
 今日のスタートから約40キロ。昨日のスタートから125キロ地点。
 本日のルートの半分弱の両津港に到着しました。
 佐渡でも一番大きなターミナルなのではないでしょうか?


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 港の付近にはホテルや、アーケード街が広がりなかなかに大きな街である事をうかがわせます。 

 カーフェリーが到着したばかりのようで広大な駐車場には車が何台も入ろうとし、多くの観光客が佐渡の地に降り立ってきています。
 ここで昼食。食事場所を求めてさまよった挙句、イカ団子定食を食べ、時間は午後0時半。

 帰りのフェリーや、汗を流すために一風呂浴びるためには、残り3時間半後の午後4時には小木までの約50キロを走り抜けなければなりません。思った以上に慌しく再スタートを切ります。


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【午後0時50分】本日55キロ トータル139キロ地点
 世界の灯台百選。『姫崎灯台』に到着しました。白くレトロな雰囲気を醸し出すなかなか浪漫あふれるスタイルです。


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 周囲にはキャンプ場に加え、このようなおしゃれなレンガつくりの資料館も。


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 資料館の中は思った以上に色々なものが展示されていて、周囲の閑散とした雰囲気からは想像出来ないほどに充実しています。

 しかしなんだか・・・そう、たどり着いたときから何か違和感があると思ったのですが、かつて5年前に訪れたときは、この姫崎灯台の周囲は、もう少し人の手で管理されている感じがあったのですが、今は何だか建物もキャンプ場も野ざらしになっているような空気が漂っています。

 街からは外れの場所ではありますが、観光シーズンではないからでしょうか?それとも不景気のせいでしょうか。ちょっとさびしい気分になりました。


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 灯台の側は高台になっていて、周囲が良く見えます。今日もとてもよい天気で空と海がつながるような美しさです。


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【午後2時10分】
 その後もやはり、殆ど休憩無しで走り続けます。その甲斐あって赤泊の街が近づいてきました。
 ここまでくればもう小木までは目と鼻の先です。
 佐渡を一周した際には、小木、佐和田、相川、両津などなどいくつかの比較的大きな街があり、それぞれ雰囲気がありましたが、ここ赤泊は何だか真新しい感じがします。


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【午後2時15分】本日約85キロ地点 トータル約170キロ
 赤泊港に到着しました。何だか変わったモニュメントです。
 港の周囲には、綺麗な公園や、大きな遊具もあり家族一緒にきたら楽しい場所だろうなと思われます。


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 港はカーフェリーなどは入れないような高速船用の小さな港でしたが、新しく小奇麗な感じです。
 夏休み等の、観光シーズンではないためか、フェリーの本数も少ないようで心なしか閑散としています。
 ここで最後の休憩を取ったのち、小木港にむかってラストスパートをしました。


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【午後3時53分】
 さて、太陽もすっかり夕方のオレンジ色味がかってきたころ。小木市街のおぎの湯で一風呂浴びた後、無事に小木港の佐渡汽船乗り場に帰ってきました。


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 色々寄り道をした視した挙句、二日間でおよそ190キロの道のりを走破してきたようです。
 距離以上に、時間制限のあるサイクリングは楽しいながらも何だかスリルがあって、いつもの気まぐれサイクリングと異なり、サイクルイベントのような一味違う達成感がありました。


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 佐渡初ソフト。お土産屋でお土産を物色しながら、『おけさ柿ソフト』を食べます。あっさりしていてほのかに柿風味。でももう少し柿の味を強くしたほうが、ご当地ソフトとして特徴がはっきりしていいんじゃないかな?と思いました。


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【午後5時10分】
 フェリーに乗り込み、佐渡を後にします。夕日に照らされた港がだんだん遠くなって行きます。
 楽しい2日間だったなぁ。ああ・・・何だか物寂しい。
 カモメたちは相変わらずどこまでも、かっぱえびせんをついばみながら見送ってくれます。

 さよなら佐渡島。またいつか~


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【午後7時45分】
 たっぷり2時間半の船旅を終えて、直江津港に降り立ちました。夜のフェリーは、巨大なイルミネーションのようでこれまた幻想的な美しさがあります。

 これで、無事秋の佐渡島一周サイクリングを終えることができました。
 今年は単独行が多かったので、久しぶりにパートナーのいるサイクリングをする事が出来ました。道連れのいる旅はやはりいいものです。

 最初にも申し上げましたが、前回の5年前は8月の夏真っ盛りの中を、マウンテンバイクで反時計回りに2泊3日で刻む、のんびりライドでしたが、今回は私もアルボルさんもロードを手にし、基本通り時計回りにハイペースなサイクリングを楽しんできました。
  

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【5年前:ファミリーオ佐渡相川付近のひまわり畑にて】

 年月は移ろい、年齢を重ね、マシンも走りも変わりましたが、佐渡島というサイクリングの魅力あふれる土地で、今回も新たな発見があり、過去の楽しかった思い出とつなぎ合わせてプラスアルファの感動が生まれ、それぞれがいい思い出となりました。
 まだまだ佐渡も走っていない場所や見ていない観光地がたくさんあります。出来たらまた何年かした後に、佐渡を走ってみたいなと思います。

 それでは今回はこのへんで

佐渡島一周サイクリングに行ってきました 『前編』
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佐渡島一周サイクリングに行ってきました 『前編』

佐渡島
10 /16 2011
 10月の8、9、10の3連休を利用して、一泊二日で自転車仲間のアルポルさんとともに人生2度目の佐渡島『ほぼ』一周サイクリングへ行ってきました。
 

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【5年前:小木港にて】

 前回およそ5年前はアルボルさん、あらくにさんと3人での佐渡一周でした。懐かしい・・・

 夏まっ盛りの8月に、MTBにスリックタイヤを履かせて反時計回りに2泊3日、海水浴もあり(笑)の、のんびりライドでしたが、今回はお互いロードを手にし、時計回りに1泊2日で観光しながら走りきるハイペースな計画でした。 

 なお、アルボルさんのブログでも今回の佐渡旅行について紹介していますので興味のある方は富山発!自転車日和brogも、ごらんください。


 さて今回の話をスタートします・・・
 ルートは新潟県上越市の直江津港からフェリーで海の国道350号に乗り、佐渡市小木港へ。
 そこからはほぼ地上の国道350号及び、県道45号佐渡一周線に沿って走るルートです。
 
 連休初日の8日、朝から高速に乗って直江津港佐渡汽船乗り場へ。この3連休は最高の秋晴れで、暑くも寒くも無く、程よく暖かい最高のサイクリング日和でした。
 
 佐渡汽船の乗車券売り場も連休初日のため混み合っており、乗車券を買った後にのんびり朝食などを摂っていたら自転車の積み込みに遅れてしまい、乗用車が積み終わるまで待機する事に。


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【午前9時】
 フェリーの前で待機中。かなり大きいフェリーです。夏に知多半島から渥美半島に移動する際に乗り込んだフェリーとは段違いのサイズです。
 まあ、時間にして約2時間半の船旅の上に、何十台もの自家用車に加えて・・・

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 このような観光バスから、トラックまで何台も積み込んで出港するわけですから当然といえば当然ですね。
 観光客から、生活物資まで何でも積み込んでいる、佐渡の人々にとっては大切な存在のようです。


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【午前9時35分】
 いざ出航。さらば直江津港。また二日後に帰ってくるよ~。
 ちなみにフェリーの側には何10羽ものカモメの群れが延々と付きまとってきます。何人もの乗客からかっぱえびせんを投げてもらって、それを食べるためにひたすら付きまとってきます。
 完全に、このカモメたち、フェリーの乗客から餌付けされる事を覚えて習慣にしていますね。


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【正午】
 旅の相棒のアルボルさんは船酔いで昼食もろくに摂れずにダウン中でしたが、元気な私は味噌バターラーメンも食べてビールも飲んで。船の中をウロウロ。そうこうしているうちに佐渡に近づき、上陸地点の小木港が見えてきました。


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【午後0時30分】気温23℃
 小木港に降り立ち、港入り口の『おけさ娘』の前で出発前の記念撮影。なかなか記念撮影に向いたモニュメントだと思うのですが以外にスルーされているかわいそうな娘です。

 
 それでは出発、本日は前半戦。佐渡の北端近くの『大野亀』の付近、『願』集落の民宿までおよそ85キロを走行します。
 走りなれたルートならば夕方までに到着するのはどうということは無い距離ですが、慣れない土地にちょっとした記念撮影もしたい身のため、速やかに走り出します。




 こんな感じの道のりだったかな?コース設定や、宿の手配など全てアルボルさんにお任せだったため、詳細な部分があいまい。でもほぼ一本道のためルートラボで一周ルートを作るのがとっても楽チンでした。
 
 見てのとおり小木港から小木半島を避けて、すぐに国道350号にそって北上を開始しているので佐渡の南西部分はスルー。また相川の半島部分を、一部県道31号線を通ってショートカットしているため『ほぼ』佐渡一周サイクリング。二日間で約185キロの道のりです。


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【午後1時】
 小木港を出発し、おけさ柿がたわわに実り始めた国道350号沿いを、全力で30分ほど走ると、程なく美しい海岸線や、奇岩が目白押しの、佐渡の海岸線を走る佐渡一周線にたどり着きます。
 美しすぎる佐渡の海岸線や、そそり立つ岩などに、テンション上がりっぱなしですが、佐渡ではこの程度の海岸線はデフォルトのためだんだん慣れてきますけれどね。


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【午後1時30分】
 佐和田市街に入ります。佐渡の中でもなかなか大きい街ではないでしょうか?街並みはレトロな感じで風情があります。国道350号線は住民の方にとっても大事な生活道路のため、は交通量もそれなりに有り少々走行には注意が必要です。


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 佐和田市街を走っていると『国府川』という川を渡りました。正直、島なのにこのような立派な河川があることに驚きました。


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 その後、佐和田行政センター付近から国道350号線を一時はなれて、真野湾を望む海岸線を走ります。


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【午後2時】
 その途中、佐和田海水浴場のトイレ付近で、面白いものを見つけました。『日時計』です。
 佐渡と何の関係があるんだと言ったところですが、これまた時間が正確。


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 出発直後に時間を確認してみるとすごい。さっきの日時計も、ほぼ午後2時付近を指していました。良く出来ています。


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【午後2時30分】
 その後は時間の関係で、相川の半島部分をショートカットして、県道31号線を利用して峠越えを行い、相川市街へと入りました。
 なんと、相川市街でコンビニに遭遇。本土を走っているとごくごく当たり前に目にするコンビニですが、佐渡一周のルートでは全く遭遇する事はありません。
 この旅でも、コンビニを見たのはこの相川での一店舗のみでした。見慣れた姿に何だかホッとします。


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【午後2時45分】
 途中にあった、観光名所。『尖閣湾』を華麗にスルーし、いくつかの峠を越えて、5年前の佐渡一周の際に泊まったファミリーオ佐渡相川もスルーして先を急ぎ、


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【午後3時20分】
 その後、国定天然記念物である『平根崎の波蝕甌穴群』で休憩。
 ここまででも、海岸線にあふれる奇岩たちは見慣れたものですが、ここの奇岩は波で棚状に削られており、また一味違います。
 
 しかし、天気は良かったもののやはり10月。日が沈む速さが夏とは段違いの速さです。もうすでに夕暮れ時のような日光です。のんびりせずにペースを上げ続けます。


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【午後4時】約61キロ付近
 海岸線を走りづづけ、入崎海水浴場に到着しました。 もう完全に日が沈みかけていますが、本日の宿泊地点である大野亀まではもう20キロ程度です。
 

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【午後4時40分】
 海岸線を抜け、いくつかの集落を抜け、いよいよ有名な『Z坂』が近づいてきました。
 前回は逆回りだったため気がつきませんでしたが、なるほど。確かに山に対してZに坂が切ってあります。


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【午後4時50分】
 Z坂の途中の山の切れ目から除いた夕日です。もう日没は間近です。
 身が震えるほど美しい・・・来て良かった。

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 更に少し登った先には、より開けた場所がありました。坂に上る手前までに道のりや、島の中とは思えないほど深く、幽玄な佐渡の山々の連なる姿が夕日に照らされてなんともいえないほど美しく深く広がっています。

 実際Z坂自体は、多少距離はあるものの傾斜的には10%に達するようなところは殆ど無く、登り始めて30分弱の、およそ午後5時ごろには、頂上に達するなど、比較的軽快に登ることが出来ました。


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【午後5時20分】83キロ
 ほぼ佐渡の北端付近まで近づき、大野亀を目視が可能な距離に近づきました。ここまでくれば宿まで目と鼻の先です。
 余裕が出来たため、『鳥掛島』付近の余りに見事な岩場にて休憩します。この風景は、奥能登の風景と重なるものがあり、感慨深いです。
 

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 振り向けば、大野亀が聳え立っています。ああ何もかもが綺麗だ・・・・
 おそらくこの感動は、この時間、この場所に、自転車で来ていたような者にしかわからない感覚だと思います。

 余談ですが、佐渡は佐和田や相川と言った、大きな街以外でも、どんなに人気が無いような所でもポツリポツリと集落があり人が住んでおられ、この佐渡先端付近にも民宿をされている小さな集落があり、人間の生活力の凄さを感じさせられました。


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【午後5時40分】
 無事に本日の宿に到着しました。
 この民宿のある集落に達するまでに結構な下りがあったのが、明日の出発の際の苦難を予想させる悩みの種でしたが、本当に人気の少ないこの佐渡北端周辺で、迷子になったり、真っ暗闇の中を走ったりするのはご免こうむりたいところです。無事到着した事に心底安堵しました。

 写真は明るく撮れていますが、辺りはすっかり日が暮れてしまっています。海を眺めると、おそらくはイカ釣り漁船でしょう。海の中に揺れる明かりをちらほらと見て取る事が出来ます。
 
 民宿に到着して早速風呂に入って晩御飯をいただきました。
 魚介中心の豊富な種類のおかずや、3杯もおかわりした古代米のご飯などを頂きました。とっても美味しい。生き返ります。
 その後、アルポルさんは速やかに就寝する中、私は追加でビールをもらい。チビチビ飲みながら秋の夜長を楽しんでいたのでした。
 
 ちなみにこの集落内では携帯はドコモ、SB共に【圏外】でした。浮世の喧騒を全て忘れてリラックスできます。
 私も、ビールを飲み飲み、本日の早朝から運転に始まり、フェリー。そして午後から自転車を飛ばした疲れからかいつのまにか眠りについて行きました。ZZZ・・・

 ちょっと長くなりましたので、次回後編、翌日10月9日編へ続きます。
 
 それでは今回はこのへんで

佐渡島一周サイクリングに行ってきました  『後編』

グランフォンド糸魚川2011走ってきました

サイクルイベント
10 /07 2011
10月2日(日)に、グランフォンド糸魚川に行ってきました。

 申し込み受け付けが、開始初日で終了するほどの人気イベントである当大会ですが、何とか今回も120キロコースに参加することが出来、昨年に続き2回目の参加と相成りました。

 富山県から日帰りで参加できる貴重な大会である事もさることながら、起伏にとんだひたすらアップダウンを繰り返す、登りが非常に辛いといったコースを再挑戦したいという気持ち。また、コースの途中途中で手を振ってくださる人々の雰囲気がとても暖かく、まさに街ぐるみで大会を盛り上げようとしている姿が印象に残っておりもう一度是非改めて走ってみたいと思っていました。

 土地勘が無いのでコースの詳細の、紹介は出来ませんがあしからず。では

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【午前6時30分】
 能生海水浴場に到着し、受付及び車体の組み立てを終えていざスタート地点である道の駅能生へ向かいます。すでに海水浴増の駐車場は半分以上埋まっている状態です。

 また昨年と異なり、今年は肌寒く気温は15℃程度。
 しかも午後からは70%の確立で雨との天気予報。ロングパンツにウインドブレーカーのスタイルの方が大半で、服装が悩みどころでしたが、どうせ登りに入れば暑くて苦しいだろうし、多少濡れてもいっかな。と、軽く考えてショートパンツに一応の長袖ジャージで出走する事にしました。

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海水浴場に隣接する弁天島に出発の挨拶。120キロを走る際は、帰りにもう一度この島を眺める事になるはずです。

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【午前6時50分】
無事スタート会場に到着。
すでにスタート待ちの長蛇の列が出来つつあります。開会式は7時半からですが、のんびりしているとスタート地点は遥かな後方に回されてしまいます。 20人程度に人数を区切ってスタートするために余り後ろになると簡単に30分とかロスしてしまい、完走の妨げになりかねません。

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 道の駅は、海のすぐ側なのですが海は荒れ気味です。波が結構高く。海の色も前回の富山~新潟の旅の際とは比較にならないほど濁っています。

 開会式を済ませ、今のところ天候にも問題なくグランフォンド糸魚川2011が開始されました。
 ちなみに市長さんや、市の関係者の方々が多く激励にこられているところが、いかにも街ぐるみでグランフォンドを運営している感じで清清しいです。
 前日までの大雨で路面が崩落しているところなどもあったようですが。開催にこぎつけられたのも市の全面的なバックアップのおかげですね。


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【午前9時45分】
 スタートからおよそ30キロ地点の第一エイド。走っているときは良いのですが、一旦停まると肌寒いです。このエイドはチェックポイント無しの給水・食料補給のみですが、寒くて余り水分は欲しくはなりませんでした。

 第一エイドでは稲荷寿司にバナナやチョコ、キャンディなどの軽い食料ですが、この後のエイドでは非常においしい種類も豊富な食料たちが待っています。

 なお、気温は相変わらず15℃を少し上回る程度。そのためトイレには長蛇の列。ボサ~っとしているとどんどん行列が長くなっていきます。
 この後のエイドでも。このトイレ待ちが結構な時間のロスにつながってしまいました。

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 第一エイド以降のコースはひたすらの糸魚川市の山中を、登りと下りを繰り返す過酷な道のりです。
 グランフォンド糸魚川は、ロングコースでも120キロと、数字だけ見るとさほどの距離ではないような気持ちになりますが、その実かなりの難所もありでお腹いっぱい自転車に乗る事が出来ます。
 
 写真ではわかりにくいですが遥か下方の道路には、後続のサイクリスト達が豆粒以下に見えています。ガードレールも無く結構怖い。

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【午後0時25分】
 その後無事に第2エイドも超えて、有名な私設カレーエイドさん宅へ。
 到着が遅かったためお米は無くなってしまっており、カレーのルーのみをいただきましたが、肌寒い中カレーがとっても温まります。
 また今回は豚汁までご用意いただいてしまい感謝です。良くここまで準備できるなぁ。すごいなぁ感動的です。

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【午後0時30分】
 お礼を言って出発しようと思った矢先にとうとう雨が振ってきました。
 しかも小雨どころじゃなくなかなかの大粒の雨が、時にゲリラ豪雨並みの勢いで降り出しました。

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【午後1時10分】
 第三エイドへ到着。
 大雨に打たれた上に寒くてしょうがなく、もう心は折れ折れ。この先のコースはショートカットしてさっさとゴールを目差そうかとしばらく悩みます。

 実際殆どの人はここでショートカットを選択したようでした。しかし幾人かの兵達は土砂降りの中先へ進んでおり、私もこの先の激坂15%オーバーを含む最終ルートを越えなければグランフォンド糸魚川を攻略した事にはならず、消化不良のまま終える事を嫌い、先を目差す事にしました。


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【午後2時10分】
 およそ88キロ地点
 無事15%オーバーの激坂ルートを越えて頂上の給水ポイントへ到着しました。あとは下るだけ。もう苦しい事はありません。
 雨と寒さが難敵でしたが、やはり車体とホイールを昨年から一新しただけあり何だか去年よりは楽に登れた気がします。あと、雨が降り出してからの下りはブレーキが全くと言っていいほど効きません。怖い怖い。下りはブレーキ握りっぱなしでした。

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【午後3時】
 無事最終エイドに到着。迂回者が多かったためか人気がありません。こうなると話し相手もいない単独参加者はさびしい・・・

 また、下りの途中に土砂崩れがあったりとなかなかスリル満点でしたが何とか最終チェックも済ませます。
 土砂崩れの泥はねのおかげで、車体は泥だらけ。ジャージの背中もポケットも砂でジャリジャリです。気持ち悪い・・・

 ここで暖かいコーヒーや、最終エイドのみのあったかコロッケも余裕で何個も頂きます。おいしかった。
 ちなみにグランフォンド糸魚川の補給食はおにぎり、寿司、果物と数ありますが、わたしは笹団子が一番好きですね。笹の風味に適度な歯ごたえの草餅と餡子の甘みが絶妙です。これを毎エイドで食べさせてもらえるなんて幸せな話です。

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【午後4時】
 土砂降りの中を、国道8号線や、久比枝自転車道をひた走りようやくゴール。
 妻子がゴールで待っていてくれて、司会者の方にもおめでとうと突っ込まれましたが体が冷え切ってしゃべれません。
 雨具どころかウインドブレーカーも着ていなかった自分は遭難寸前でした。完全に服装の選択を誤りました。

 その後人の少ない閉会式を終えて、無事2011グランフォンド糸魚川を完走で終える事が出来ました。
 しかし、今回のアンケートは何だか意味深・・・。まあ主催者があり、開催する側にはにそれなりの意図があって参加者を呼ぶ。運営に多くの人手と手間が必要な以上、単なる自転車好きの大会で有り続ける事は難しくなるのでしょう。以後どうなっても粛々と受け入れるべきでしょうね。

 さて、雨あり道路の変形、崩落等、かつて無い過酷なサイクリングとなってしまいましたがこれはこれで良い体験になりました。そんな悪条件のかなでも暖かく分岐点や、自宅前などで手を振ってくださっていた地域の方々に昨年同様感謝と、感動をいただきました。ありがとうございました。

 それでは今回はこのへんで
 

OKI

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