2012-08

剱岳登頂の旅【海抜0メートルから2,999メートルへ】

剱は熱いうちに打て!!
 8月も終盤に差し掛かった、26日(日)
 この週は、週間天気も晴れ続きで、当日の天気も良いという絶好の登山日和でした。

 気持ちも気温も高まっているうちに、以前より計画していた上市町馬場島を出発点とする、『早月尾根』ルートを利用して、日帰りでの『剱岳』自力登山を行ってきました。



 今回のルート。
 まさに海から一直線に、剱岳山頂をめざす過酷なルートです。

 同じ富山県に存在する名峰である、『立山』と『剱岳』ですが、県民にとってもそのイメージはかなり異なります。立山に登ったことのある県民は多いでしょうが、剱岳に登った県民はそうはいないはずです。
 
 両者に対するイメージとしては
 
 A:『昨日立山に登ってきたんだ』
 B:『へ~すごいねぇ→』(感心)
でありますが、
 A:『昨日剱岳に登ってきたんだ』
 B:『へ~すごいねぇ↑』(感嘆)
と、言ったところでしょうか。
 
 さて、海から登山道入り口の馬場島まではおよそ30キロ弱。標高760メートル程度ですが、自転車を降りて以降の登山道は、8.3キロの道のりで標高2,200メートル以上を登らねばならず、かなりの労苦を予想させます。
前回の立山登山に比べれば、全体的に一回り短い行程ですが、その道のりやいかに?
 
 それではかなりの長文になりますが、スタートです。

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【3時15分】
 寝坊をしてしまい、予定の時間より30分ほど遅れてしまいましたが、いつもの通り滑川漁港側の、道の駅ウェーブパーク滑川の堤防に到着です。
 この夜の気温は25℃ですが、空気は少々蒸し暑い感触の肌触りです。
 もう8月終盤になりましたが結構気温の高い夜と言えます。
  
 さあ時間は有りません。速やかに出発します。


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【4時25分】
 滑川市からすでに上市町に入っており、伊折橋を渡りました。この時点で馬場島までは残り8キロ程度です。
 
 出発してからおよそ20キロ走り続けていますが、10キロ地点程の、滑川市の『みのわ温泉』付近を通り過ぎてしまえば、完全に人気は無くなります。
 
 ・・・やっぱり怖すぎる。

 一応この道のりは、かつて集落が有ったころの名残が有るために、ときたま街灯が有ったりしますが、小一時間近く殆ど真っ暗闇の中を走り続けています。
 まあ、称名滝へ至るまでの、国立公園立山の道のりよりはちょっとだけましといったところでしょうか・・・
 もうこれでもかと、ラジオと鈴を鳴らしまくります。


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【4時45分】
 次第に夜も明け始めて空が白みだしたころに見事な『剱岳』のシルエットが浮かび上がりました。
 綺麗だ・・・

 今からそこまで行って見せるからな、待っててくれ!
 などと、明るくなってきたので気分も高揚して強気になります(笑)


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【5時】
 ついに馬場島に到着です。
 先日の『馬場島サイクリング』の際には雲に隠れて見ることが出来なかった、早月尾根から剱岳山頂に至るまでの稜線が浮かび上がっていました。

 また、登山者用の駐車場には沢山の県内、県外ナンバーの車が停まっており、この日に剱岳登山を楽しんでいる人々の多さがうかがい知れます。


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 『試練と憧れ』の石碑前で到着を記念して撮影。
 そうこうしている間にも、続々と登山道へと人々が入っていきます。やはり今日は私のみならず、誰しもが絶好の登山日和と考える日なのでしょうね。


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【5時40分】
 近くの広場に植えてある木に自転車をデポして、さっさと登山モードに着替えて登り始めます。
 見上げるような登山道ですが、足のみで登れるこの序盤はどうということはありません。

 今後標高があがるにつれて、木の根を掴み、石を掴み泥にまみれて登らねばなりません。
 そして、いざ森林限界を過ぎれば、岩にしがみつき、鎖につかまり登っていくという、さらに過酷な道のりが待っているのでした。


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 出だしの登山道。
 木の根が階段状になっていて登り易い道のりです。また、多くの土嚢が登山道に敷き詰められており滑りにくく非常に歩きやすい区間です。1,000メートル程度までの区間は、平らな部分も多くちょっと急なハイキングコースといった感じです。


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【6時】
1,000メートルに到着です。


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 1,000メートル地点にある、松尾平は『平』と言いながらも小さな広場といった程度ですが、ベンチなどもあり小休止が出来ます。
 しかし、先を急ぐわが身はノンストップで進みます。


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 1200メートル付近で、多くの人々がブログなどに納めている、巨大な『立山杉』の姿を目にします。
 改めて間近で見てみるとなかなかの迫力が有ります。
 長年の雪の重みで変形してしまった、その異様かつ巨大な姿はまるで、山の精霊のようにも見えます。

以後、
【6時30分】
1,200メートル
【7時】
1,400メートル
【7時20分】
1,600メートル
と、順調に高度を稼ぎます。
 

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【7時45分】
1,800メートルに到着


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 この辺りまで登ると、登山道の姿は入り口付近とはかなり様相が変わっており、大きな石も目立ち始め、急登に加えて、木の根や石につかまって登る場面が多くなります。
 

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 また、次第に景色も変わって見晴らしも良くなりつつあります。
 後ろを振り返れば、ここまでの早月川に沿って走ってきた道のりが一望できました。

 霞がかかっており、日本海や、平野部の街並みははっきりとは見えませんが、山々の奥深くまで入り込んできたことがよくわかります。


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 下には、馬場島の姿が。
 登山道入り口から、約1,000メートルの標高を稼ぎました。もう馬場島荘は、あんなに小さくなっています。


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【8時20分】
2,000メートル
 早月小屋まで、あと1キロの表示。


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 早月尾根ルートでは唯一の池塘ですね。アルペンルートの弥陀ヶ原などの物とは異なり、淀んでいて汚いです・・・


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 また、この辺りから縄場も多くみられるようになって、ますます過酷さに磨きがかかってきます。
 ですがここを登り切れば、早月小屋にたどりつきます。もう一息です。


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  眼下に『早月小屋』の姿に加えて、正面には一層近づいた剱岳の姿が見えます。
 しかしまだ、正面にはまだまだ巨大な尾根の姿が・・・あれも乗り越えないといけないのか・・・


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 しかし、この早月小屋からの展望はなかなかのものです。
 今まで木々の中を這いずり回っていただけに、その解放感は抜群のものが有ります。
 
 これは、雄山・大汝山方面。


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 そして、大日岳・奥大日岳方面。

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 そして逆側にある山。方角的には、赤ハゲ山、白ハゲ山、池ノ平山と思われます。


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【9時】
 『早月小屋』に到着。なかなか趣のある佇まいです。

 出発からおよそ3時間半弱。計画よりも早いペースで登ってくることが出来ました。
 正面のベンチで休憩&ランチパックを食べたりと小休止します。


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 そして公衆トイレ。トイレの中は、鼻の奥にツンとくる懐かしい香りがします(笑)


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 テント広場には、いくつものテントが立てられていました。
 前泊して、早朝日の出に向けて、頂上を目指した人々のテントでしょう。そういう登山も面白そうだなぁ。
 皆さん一人用のスタイリッシュでコンパクトなテントを建てています。いいなぁ・・・


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【9時20分】
 休憩を終え、出発します。

 早月小屋そばの、2,200メートルの標識。
 また、ここから頂上まで残り2.9キロもあります。長いなぁ。

 この標識は、標高200メートルごとに設置されていますが、ここからの200メートルはこれまでの道のり以上の距離と、勾配が有るという、さらに過酷な登山道なのでした。


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 斜面にむき出しの岩にしがみついて登る登山道。


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 そんな中でふと斜面に目をやると、これは『コゴミ』か?それともただの草?
 こんな夏なのにやはり高地は季節の訪れが遅れるのかもしれませんね。


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 さらに登ると、回りの木々も低くなり始め、いよいよ展望が開けてきてきます。


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【9時50分】
2,400メートル


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 稜線に出ました。
 この辺からは、アブやブヨがウヨウヨしているうっそうとした森林の中ではなく、開放的な風景を眺めながら歩くことが出来るため、気分的にいささか楽になります。
 

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 そして、頂上までの道のりが具体的に見え始めてきました。
 あの尾根を伝っていけば、目指す頂上へたどり着くのです。


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 しかし、この時間帯から雲が下のほうからまさに、モクモクと登ってくるのが目に見えました。本当に煙のように登ってきます。
 山側は雲に包まれてはいませんが、背後の平野部を振り返ってみると見事な『雲海』が広がっていました。

 地上の景色が見られないのは残念ですが、これはこれで見ごたえがあります。


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 そして、雲より上の山の景色は、一部雲がかすめたことにより、より幽玄さを増して一層に幻想的な美しさを醸し出すようになりました。


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 そして、ひとたび太陽が指せば美しい緑と茶色と、荒々しい稜線のコラボが楽しめます。
 綺麗だなぁ・・・


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【10時25分】
2,600メートル


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 登山道上にまだ雪の残る雪渓のルートを通ります。
 しかし私は、前回の立山登頂の際と同様にトレランシューズで登っており、雪上のグリップ力に不安があったため、雪を避けて上部の土の部分を通ることとしました。


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 なぜなら、尾根の遥か上部の稜線上に登山道が走っており、その登山道を一歩外れればこの急斜面を転げ落ちることになるわけです。それは避けたいものです。
 

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 後ろを見れば、多くの山々よりはるか上部にまで達していることが分かるようになりました。
 雲から顔を出している、低山達の頂が見下ろせます。


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【11時10分】
 ついに標高2,800メートルに到達しました。
 いよいよ残る道のりは頂上へ至る道のみとなりました。


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 いよいよ頂上へ向けて出発です。
 もう周りの大地のほとんどは『岩』となり、見上げる頂上部の刺々しさがハッキリと見て取れるようになりました。
 さらにこの先は鎖場が連続する荒々しい道のりです。疲労した体に気合を入れなおして先へと進みます。


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 最初の『鎖場』に到着しました。
 ここに来るまでは、鎖場とはどんなところなのだろうと想像をめぐらせていましたが、思っていた以上に足場も岩の手がかりもしっかりしていて、鎖をサポートにして進めば、むしろかなり楽に進むことが出来るといった感触を得ました。

 ちなみに、もちろん一枚岩で足場のない所や、足場はあれど、手がかりの少ない場所などにも鎖が張ってあり、鎖なしでは危険なのは間違いありませんが、『ド素人は剱に来るな』というような過激な危険度や、過度な恐怖感も感じませんでした。落ち着いてしっかり進めば大丈夫な道のりです。
 
 ここに来るまでに力を使い果たしてしまうような人は危ないでしょうが、そもそもそんな人は山自体登らないでしょうしね。
 

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 鎖は太い頑丈なステンレス製で、しっかりと岩に打ちこまれており全体重をかけて掴まっても安心できます。


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 三回目の鎖場。人が対岸で待ってくれていますさっさと行きましょう。
 

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 ここは一部足場のない場所に、一風変わって足場としてボルトが打ちこんであります。


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 足場の上から見るとこんな感じです。ボルトが打ちこんであるおかげで実に楽に岩場を渡ることが出来ます。
 どうやって作業されたのかわかりませんが、その労苦に感謝ですね。


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 その後もいくつもの鎖場を越えて、頂上を目指すこととなります。
 ワクワクして気分が高揚しているためか疲れも忘れて、ここまでの道のりとは比べ物にならないほど体がよく動き、気分よく登ることが出来ました。
 
 もうここからでも、頂上付近に立てられている、案内看板のシルエットがかすかに見てとれます。


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 また、刺々しい岩場だらけの道のりにも、このような可愛らしい花や、白や黄色の小さな花々が所々に咲いており、はやる気持ちを穏やかにしてくれます。


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 下方に『一服剱』の姿が見えます。
 さらに、別山方面のはるか下方には『剱沢小屋』の姿が見えます。今日はあそこから登ってきて頂上に立ち、下山中に私と早月尾根ですれ違った人も数多く居られたことでしょう。
 さらに奥には『剱沢キャンプ場』に点在するテントの姿や、さらにはうっすらと雲がかかった『別山』の姿も見ることが出来ます。


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 最後の鎖場!!これを登ればもう頂上は目前!!
 

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 最後の鎖場を登り切った先には、これまで切り立った岩場にさえぎられていた視界が空に向かって解放されていました。
 もうあとは、両手両足を使って先へ進むだけとなります。


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 なお、頂上までの道のりにはいくつもの案内看板が存在していました。
 
 岩に打ちつけられた、早月尾根ルートを示す木版。


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 朽ちかけた木彫りの立札。
 木彫りの文字の為か、色はすっかり抜け落ちていますが、どちらもちゃんと読むことが出来、視界が失われた際にも役に立ちそうです。


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 なお、立札のもう一方は、別山尾根方面を指し示しています。有名なカニのヨコバイ、タテバイのある方面ですね。いつかそちらのルートも通ってみたいものです。
 また、この位置からは『前剱』も見えるようになりました。


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 そして、かなり下からも見ることが出来た、最も大きな立て看板。しかし、こちらは完全に字が消えており地図と合わせなければどこを指しているのかはわからない状態です。


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 いよいよ頂上の祠が見えてきました。ようやくだ・・・


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【12時】
 ついに登頂成功!!
 海岸を出発してからおよそ9時間。馬場島から6時間半。
 
 何度も息を切らして下を向きながら、ついに海抜0メートルから、標高2,999メートル『剱岳』の頂上にたどり着きました。
 やったぞ~
  
 と、実際には叫んではいませんが、心の中で快哉を上げていました。

 なお、残念ながらこの時間にはかなり雲が多くなっており、あまり遠くの山々や、景色を楽しむことは出来ませんでした。
 しかし、私にとっては近間の景色だけでも十分に感動的でした。


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 雄山、大汝山方面。
 これははっきりとよく見えます。つい先月あの辺りまで登ったんだなぁ~と思うと感慨深いです。


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 そして、切り立った八ケ峰方面と、後立山連峰達。
 ものすごく切り立った稜線です。流石にこれはチャレンジしてみようとはちょっと思えないですね・・・
 とても生きては帰れなさそうです。
 剱岳の真の過酷さを語る場合は、このようなルートのことを言うのかもしれません。

 もうしばらく待っていれば、雲が流れて展望が開けるかもしれませんが、帰りの時間を考えるとそうそうのんびりしていることは出来ません。早々に帰り支度を行います。


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 さて、下山に備えて頂上でささやかに栄養補給です。
 ランチパックの包装紙は、気圧の関係でパンパンに膨れています。


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【12時20分】
 少々の休憩の後、下山開始です。
 わずかの時間でしたが、ガレた山頂付近に別れを告げて出立します。

 しかし、無事に帰ってこその挑戦達成。気合を入れ直して帰途につきます。
 
 なお、帰り道は、すれ違う人も少なく寂しい道のりの上、ここまでの足の酷使により膝がガクガクになって踏ん張りがきかない状態で進まなければならないなど、登り以上に気を使い、かつ過酷な道のりであったのでした。



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【14時40分】
 なんとか、早月小屋にたどり着きます。
 午前中にあった数々のテントはすっかり引き上げられています。
 
 それにしても膝が痛い・・・
 しかも3.5リットルも用意していた水が底を尽きかけており、早月小屋で2リットル800円のミネラルウォーターを追加で購入して、以後の下山に備えました。

 もともと、水の消費は多いほうですが、まさか3.5リットルが無くなるとは・・・天気が良くて、暑かったからなぁ。


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 以後は、完全に雲の中。午前中の快晴はウソのようです。
 ジメジメじっとり。
 
 登頂を目指す高揚感も無く、痛む膝をだましだまし使い、何度もしりもちを付きつつ、さらには延々とアブやブヨにまとわりつかれ、その度に虫よけスプレーを身体に振りかけ、しかしそれもすぐに汗に流されつつ。。。
 まるで密林を彷徨うゲリラ兵の様に下山を続けたのでした。

 登山が『憧れ』への道のりならば、下山はまさに、『試練』の道のりと言えます。


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 過酷で精神的にも堪える長い長い下山の道のりを終え、ついに早月尾根下山口へと帰着しました。


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【17時45分】
 下山完了。
 やった・・・ついにやってのけた。

 もう言葉にならないほど過酷だったとしか言いようが有りません。
 間違いなく、海抜0メートルからの立山登山のほうがよほど「楽」な道のりです。
 
 また、ちょうど同じころに下山された方も数人かおられ、皆過酷な道のりを終えた満足感に浸っておられました。しかし、当然今日ここまで自転車でやってきた人間は私一人です。
 そそくさと木陰で着替えて、サイクリングモードへと変身します。

 ここで、すべてが終わった気になっている時間はありません。
 まだ、自転車で海岸までの、30キロの道のりが控えているのですから。


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 帰りに改めて、石碑に刻まれた『剱岳の諭』を読み返します。
 自分も少しはこの言葉にふさわしいような登山者で在りえたであろうか?
 

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【18時】
 着替えも、帰り支度も終え剱岳方面を振り返ります。
 今日一日、たっぷりと付き合った剱岳を含む山々は、いまやすっかり雲の中にその姿を隠しています。
 さようなら剱岳。またいつか会いに来るよ。 

 愛車CLX2.0にまたがり帰途につきます。
 帰りは下り基調のために、膝が痛いながらも、だましだまし帰ることが出来るはずです。

 
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【19時20分】
 無事に、ウェーブパーク滑川傍の漁港に帰り着きました。
 長い長い過酷な一日もこれで終わりです。

 立山登山に比べれば、知名度はいまひとつかもしれませんが、日本でも指折りの険しい山である『剱岳』に、これまた北アルプス3大急登に数えられる早月尾根ルートを利用した自力登山の達成を成し遂げることができました。


 さて、かかった時間は・・・

≪往路:8時間45分≫
 滑川(海岸)    3時15分
 早月尾根登山口   5時40分
 早月小屋      9時
 剱岳山頂      12時

~休憩~  

≪復路:7時間≫
 剱岳山頂      12時20分
 早月小屋      14時40分
 早月尾根下山口   17時45分
 滑川(海岸)    19時20分
 
なんと合計15時間45分。

 思ったより、早いと見るべきか、まだまだ鍛え方が足りないというべきか・・・
 しかし、ブログなどで、幾人もの超健脚者の方々が達成しておられる海抜0メートルからの登頂者の一員に加わることが出来て、個人的には大満足です。

 また国立公園立山の様に、通行の際の時間制限等も無く、かつ最も近く、手軽にたどり着ける日本有数の秘境に対して、これほどまでにアクセスしやすい環境の元で生活していたというのは我ながら驚きです。

 実際、立山も剱岳も、遠方からの訪問者の方などは、多少天気が悪くても日程の関係で強行しなくてはならないような場合がほとんどでしょうが、私などは【行こうと思えば何時でも行ける場所】の、ために当日の天気を見てから判断することも十分可能という、恵まれた環境に生活していたということがよくわかります。

 美しくも、厳しい山々。すぐ近くに有りながらも、まだまだたどり着いたことも無い世界が沢山有るということが思い知らされました。
 もっとこの足で、多くの世界を見てみたいものと、改めて思いました。

 大変長くなりましたが、これにて私にとって初の『剱岳自力登山』について終了します。  


それでは今回はこのへんで
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2012年産『カブトムシの幼虫』が孵化しました

卵の産卵を確認してから、はや2週間。
まだ、成虫達も活動している中、腐葉土をそっと掘り返してみると・・・

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 いました、例年の通りまだ1センチにも満たない半透明の幼虫の姿です。
 もっと掘り返せばまだまだ見つかりそうですが、あまりにも柔らかいその存在を傷つけてしまいそうなのでこの変にしておきます。

 飼育ケース内には、大きな卵もいくつもあり、今年は大量の予感です。
 どのくらい生まれるかな?9月くらいになったら一度腐葉土を入れ替えて、数を数えてみなくてはなりませんね。


それでは今回はこのへんで

不安定な天候のその姿

 今日は終戦記念日でしたが、そのほかには全国的に不安定な天気であり、ところどころで大雨や、ゲリラ豪雨に襲われた一日であったと思われます。
 
 かくいう私の住む地域も、昨日など夕方からは天の怒りかと思うほどの大雨と、雷に襲われ、幸い水害等は発生しませんでしたが、生きた心地のしない時間を過ごしました。

 そして今日も、夕方からは荒れ模様の天候となりました・・・


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 黒々とした雨雲の、さらに上に青い空と、まるで晴天の時に見られるような白い雲が垣間見得ます。
 いったいどんな状態のなのでしょう?
 不安定な天気とはこのことか。と素人目にも思われる天候です。


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 東側の山々の方角を見てみれば、美しくも恐ろしい山の風景。
 一部日が当たって、青々とした緑が垣間見得る中、黒々とした雨雲が山を包んでいます。
 

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 そして西側を見てみれば、空にまるで山脈が垣間見えるようです。
 夕焼けの太陽に照らされた、入道雲がまるでもう一つの山脈のようにかがやいています。
 幻想的でありながらも、同時に不気味さを感じさせます。


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 海の方向を見てみると、天空から大地につながる雲の形が見て取れます。天の怒りか・・・?

 いや、これはゲリラ豪雨ですね・・・

 きっと、あの大地につながるような雲に見える存在はゲリラ豪雨そのものの姿ですね。 
 あの雲の下は、今頃想像を絶する豪雨となっていることでしょう。

 最近の天候は、オンかオフの二者択一でできているかのようで、季節感がだんだん失われてきているような感じで、とにかく極端で本当に不気味です。やはり地球の環境自体が変化しつつあるのでしょうか・・・
 そんなことを考えながら一日を終えたところです。


それでは今回はこのへんで

試練と憧れへ至る道『馬場島』サイクリング【海抜0メートルから760メートル】

 世間はすっかりお盆シーズンに突入しています。
 今日は、晴れのち雨といった微妙な天気予報の中でしたが、午前中いっぱいは天気も持ちそうな雰囲気でしたので、海抜0メートルから、760メートル『馬場島』までのサイクリングに行ってきました。



 なお、『馬場島』は、家族連れがのどかにキャンプを行う広場としてのイメージが一般的ですが、その実は富山県を代表する山である『剱岳』への登山基地としての素顔を持つ場所でもあります。

 実質海からわずか30キロで、称名滝等を有する、国立公園立山並みの大自然の中へと足を踏み入れることが出来る最も手軽で最短距離に存在する秘境と言うことができます。


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【9時】
 いつもの通りウェーブパーク滑川傍の海岸に到着です。
 今から天気が崩れて、雨になるとは信じられないような快晴の空ですが、とりあえず今日の目的地である、30キロ先の馬場島へ向けて出発です。


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 海岸を発した後は県道320号に沿って走り、富山広域農道を越えると辺りの風景は一気に人気の少ない田園地帯へと変化します。
 さらには、道のりのはるか先に広がる山々の景色が垣間見えるようになります。


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 海岸から15キロほど走って、みのわ温泉なども通り過ぎると、早月川に沿って、辺りは田園から一層人気のない山郷へと変化していきます。
 この早月川発電所のダムを過ぎたあたりから、その傾向は一層強まります。

 なお、早月川沿いにはいくつもの小規模な発電所が点在しており、水力発電をこまめに活用していることがわかり、なかなか興味深く、面白いものです。


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 ダムを過ぎてしばらくは、片側1車線の綺麗な道が続きますが、『上市町』に入った辺りで一旦道は細くなり、その後写真のような小さめの砂利が敷き詰められた未舗装路が1キロほど続きます。

 自転車に乗って走れないことはない道のりですが、タイヤやホイールへのダメージをわざわざ加算することも無いでしょうし、押して歩くことにします。


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 砂利のダートが終了すると、左手に大きな吊り橋が現れます。
 かつて、加賀藩の金蔵として大量の金を発掘した、下田集落と、金山の跡地へとつながる吊り橋でした。
 いまは下田金山も枯れ果て、集落に人はなくひっそりと、やがてはその存在を知る人もいなくなる時まで時間の流れに身を任せて休んでいるように感じます。
 
 いまは住む人も無くなったいくつかの過疎の集落が、この辺りのみならず、さらに奥地にもには点在していますが、かつて人が山郷と共存していた時代には、多くの人々がこの山深い土地に生活していたのです。

 その証拠に、このルートには、朽ちかけた家屋が、滑川市、上市町ともに存在し、さらには今は廃校となった学校の跡地が存在するなど、かつて子供たちの声で賑やかだったであろう集落の人々の生活の営みに思いを馳せさせ、それがかえって現在に至る時の流れの寂しさをひしひしと感じさせます。

 おそらくは、日本全国どこにでもこのような集落のなれの果てが存在しているものと思います。生まれ育った山村を出て、里に下りざるを得なかった人々の心の内は、いずれ完全に風化されてしまうのでしょうね・・・ 

 山郷にはロマンが有ります。


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 さて、馬場島に至るまでは、滑川市側ルートと、上市町側ルートの2本が存在していますが、ダートを過ぎたあたりで、2本は合流し県道333号線を走って、一路ゴールを目指すこととなります。

 ちなみに、個人的には、上市町側ルートは急こう配の登りがいくつか続き、路面も悪い区間が多く、海岸からも遠くなるので、滑川市側の県道320号及び、67号線のほうが、ダート区間のマイナスを考慮しても走り易いとは思います。


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 馬場島に至るまでには、いくつもの橋を渡って早月川を蛇行するように登っていきます。
 これはその橋の中でも大きなものの一つ、伊折橋から見た上流の景色です。
 
 見える早月川の景色はもうすっかり山のものです。馬場島までは残り8キロ程度ですが、何とまだこの先には上市町最果ての集落、伊折村の集落が存在していたのでした。
 まだ比較的家もしっかりしていて人の生活感が有ります。
 すごい・・・どうやって生活しておられるのでしょう?
 興味のある方は、是非一度この道のりを走ってみられて確認されることをお勧めします。


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 馬場島まで残り3キロ。
 小又橋を渡ります。
 周囲は、称名滝に周辺に匹敵する山深い場所ですが、このような鉄骨造りの橋が造られていることに驚きます。


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 途中で対岸に大規模な土砂の崩落が起きている現場が見て取れます。
 山肌が、想像できないほどの規模で流れており、中には近くで見たらいったいどれほどの大きさなのかと空恐ろしくなるような岩の塊が転がっているのが分かります。
 

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 このような土砂の崩落に備えて、早月川のみならず、富山県の河川の上流では至る所でこのような砂防堰堤が、年がら年中作られています。

 しかし、これらの土砂を放っておけば、川は土砂で埋もれてダム湖となり、大規模な水害などにつながりかねません。
 富山県の歴史は、古くは佐々成政の施策にも見られるように、水害との戦いの歴史です。


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 さらに山深く入り込み、もう馬場島のすぐ手前までたどり着きました。
 ここは白萩発電所です。
 こじんまりとした可愛らしい規模の発電所ですが、この先にはもう一つ同程度の規模の馬場島発電所が存在しています。


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 発電所の傍の水の青さの綺麗なこと・・・


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 以後は中山登山口のすぐ傍の、立山川にかかる橋を渡り、いよいよ『馬場島』へと到着します。


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 ついに馬場島キャンプ場に到着しました。
 駐車場は、富山県から、富山県以外のナンバーの車まで様々であり、さらにはキャンプ場にはいくつものテントが張り巡らされており、このキャンプ場の人気の高さが伺えます。


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【11時】
 ようやく今日の目的地である剱岳の早月尾根登山口までたどり着くことが出来ました。
 およそ30キロの道のりを2時間で。基本登り基調のみの道のりですのでまあこんなものでしょう。

 有名な『試練と憧れ』の石碑を前に記念撮影です。過去に何回か単なるキャンプに訪れて、興味半分にこの石碑を眺めたことはありますが、今年は今までとは異なり、特別な気分です。

 それは、先日海抜0メートルからの立山登山を成し遂げた自分としては、次の目標は当然・・・
 
 今までは単なる憧れで有ったものが、まさに現実の目標となったのです。


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 登山口を確認しておきます。
 思ったよりしっかり整備された登山口です。これなら登り易そう。


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 下を見れば目的地までの道のりを示すプレートが。
 道のりにして8.3キロで、2,200メートルの高度を稼がなくてはならない、過酷な早月尾根ルートのまさにここがスタート地点です。
 

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 見上げる登山道の始まり。
 かなりの急坂です。出だしからこれとは・・・
 これは八郎坂より辛そうだな・・・。だけれども、早く登ってみたい。走りたい。
 どのように進んでいこうかワクワクと想像が膨らみます。

 ・・・・・・ちょっと、アブがすごいんですけれど。
 少しでも止まっていたら、次から次へとやってきます。『おろろ』と言うやつですね。
 のんびりイメージトレーニングも出来やしない。半袖サイクルジャージの下レーパンスタイルでは恰好の餌です。長居は禁物。逃げろ~


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 キャンプ場の駐車場へ戻り、最近綺麗に建て直された『馬場島荘』で休憩をとります。
 山菜ソバが大層おいしいと聞いていたので、何か食べようかとも思いましたが、あまり空腹感も無くとりあえずアイスクリームを注文します。
 ちなみにソフトクリームではなく、本当のアイスクリームですが、火照った体にはとてもおいしい。

 馬場島荘は、登山客用の宿泊施設としてのみではなく、こうしてふらりと立ち寄った人間にとっても使い勝手の良い施設へと生まれ変わったようです。


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 アイスクリームを食べ終わって、さあ帰ろうかなと思って山方面を見たところ、今まで雲に覆われて一切その姿を見せなかった荒々しい剱の北方稜線が・・・


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 そして反対側には、先日登った室堂からつながる前剱の姿がハッキリと見てとれました。
 
 馬場島から眺める剱の景色は、アルペンルートを使って立山方面から望む剱の雰囲気とはまるで異なります。全ては剱のためにあるような圧倒的存在感です。


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 早月尾根からのはるか剱岳までの道のり。
 まるで、私のためにその姿の一端を垣間見せてくれたかのようです。
 
 頂上付近は雲に隠されていますが、その正面には巨大な早月尾根の姿が立ちはだかっており、まるでその全ての姿を見たければ自ら登って来いと言われているようでした。
 
 ひと通り感動しながら眺めた後、馬場島を後にします。


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 以下蛇足

 そういえば・・・嫁に『ますの寿司』を作りたいから『熊笹』を取ってこいと言われていたことを思い出し、帰り道の途中で熊笹の群生している場所で適当な枝をむしり取っていきます。

 熊笹は結構人里離れたところに行かないと生えていないので、取ってくるのも面倒なものです。


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 サドルバックにひっかけて、何束か持って帰ります。
 我ながら、なんだこの状態は?と、失笑してしまいそうです。

 後ろから見た車の人なんかは、いったい何事かと思ったものでしょうね・・・

 
それでは今回はこのへんで

今日の収穫 『ドジョウ~水槽の掃除人~』

 先日ザリガニを用水から捕獲したところですが、チマチマとホームセンターで必要な品をそろえてようやく本格的な飼育環境が完成しました。


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 20リットル程度の小型の水槽であり、少々狭そうですが、まあ何とかなるでしょう。
 2匹の個体用に、ダイソーで用意した隠れ家がピッタリはまっています、


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 こうしてアップで見てみると、けっこう怪獣じみています。
 エビの仲間と言いますが、スジエビやヌマエビと異なり体も大きいですし、凶暴そうです。
 おまえら仲良くするんだぞ!


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 ついでに金魚の水槽と、砂利の清掃も行いました。
 済んだ水と砂利が美しい・・・

 そういえば、清掃用のドジョウを切らしていたのでした。
 水槽の掃除ついでにちょっと捕獲してきましょう。



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 少し出歩いて、水田の間の水路の中に、このような水草が群生している所の中に網を突っ込んで、ぐいっとさらってやると・・・
 

P8110312.jpg
 このとおり。面白いようにドジョウが捕れます。
 おそらくはなんの変哲もない『シマドジョウ』でしょう。

 まだ小さい個体ばかりですが、このくらいの数が有れば水槽の掃除人としては必要以上でしょう。
 金魚ともう一つあるメダカの水槽に、半分ずつ放してやります。

 金魚など、単一種類だけの飼育では、やはり面白くないもので、ドジョウなども金魚などと一緒に飼ってやると水槽のにぎわいとして華やかさが増しますね。


それでは今回はこのへんで

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