剱岳登頂の旅【第2回、早月尾根日帰り登山】

剱岳
09 /22 2012
 9月22日(土)
 本日はそこそこの秋晴れの中、自転車仲間のあらくにさんと共に、剱岳登頂を実施してきました。
 
 私にとっては先月の『海抜0メートルからの剱岳登頂チャレンジ』以来の、2度目の剱岳となります。

 ちょっと間隔が近すぎな気もしましたが、どんな場所でも1回目はあまり余裕もなく、一度には多くの事柄は理解できないものです。
 そのため、滅多に行けない(行こうとする気にならない)場所であるからこそ、記憶の新しいうちにもう一度よく観察しておけば、よりよくその場所について理解することが出来るはずです。

 ついでに今日は前回の記事通り、山頂でカップラーメンを食べるという大事な目標もあります。気合を入れて登山に向かったのでした。


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【5時40分】
 馬場島に到着後、登山口近くの駐車場は秋のシーズンの為か満車であったため、数百メートル下の登山者用駐車場に車を停めて、剱岳登山口へと10分ほど、舗装路を登ります。
 右手には富山県警馬場島派出所と、馬場島荘。
 そして正面には剱岳と、その行く手に立ちはだかる巨大な早月尾根の姿。またあそこを登るのか・・・

 また天気予報では、今日は下界は28℃まで上がるとのことでしたが、標高760メートル馬場島の、9月後半の気温はさすがに涼しく、もしかして今日の山頂は寒いのかな?といった不安にかられます。
 
 
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【5時50分】
 登山口手前、試練と憧れの石碑の前に到着。

 前回は自転車を利用して馬場島に入ったこともあり、荷物の増加や、急登が多い早月尾根で邪魔になるのを嫌って持って行かなかったストックですが、今回はしっかり持参しました。
 
 今回改めてストックを持って行ってみて、これが有るのと無いのとでは足に対する負担と疲労がまるで異なることがよくよくわかりました。

 さらには今回は、いつものトレランシューズではなく、足首までのトレッキングシューズで挑むため、前回よりはかなり楽に行けるのでは?といった淡い期待も持っていました。
 そして見事に打ち砕かれましたが・・・
 
 それではスタートです。


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【6時15分】
1000メートル地点の松尾平に到着。


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 秋になって太陽が低くなった為、山々にさえぎられていまだ登り切ってきませんが、雲も薄く、青空が見られます。北方稜線から風に流された薄雲達の流れる景色が美しい・・・


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 標高1,200メートル手前の立山杉の主。今日は反対側の登り側から撮ってみました。
 とても大きなウロが開いていて、なんだか熊とかが隠れていそうで少し恐ろしい・・・


以後は順調に登り続けます。

【6時45分】
1,200メートル

【7時10分】
1,400メート

【7時20分】
1,600メートル

【7時50分】
1,800メートル

 登っているときは無限かと思うほど、長く感じる辛い時間ですが、実際は200メートル登るのに20分ちょっとしかかかっていないんですよね・・・

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 そして、標高1,800付近で見つけた【木苺】
 
 収穫の秋ですね。赤々としてとってもおいしそうです。そのほかにも、所々の木に赤い丸い木の実や、登山道付近の地面にはキノコや、有名なベニテングダケなども生えていたりして、実りの季節を実感させられます。


【8時25分】
2,000メートル
 やはり、1,800メートルから2,000メートルまでの区間は道が険しいだけあって結構時間がかかっていますね。


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 さて、早月小屋まであと少しのところで、早月尾根ルート唯一の池塘があります。
 
 前回。夏に訪れたときはボウフラの卵のような物が沢山浮いているように見えるだけの汚い水だったのですが、今回は何やら変わったものが・・・

 なんだこれは?オタマジャクシ??体長数センチの黒い生き物が小さな池塘の中にウヨウヨしています。
 

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 オタマ・・・いや違うな・・・全部の個体が足4本生えそろっているし、頭にウーパールーパーの様な触覚が有ります。
 
 まさか【サンショウウオ】?

 と思って帰ってから調べてみると、本当に【サンショウウオ】が住んでいるようでした。こんなに沢山見たのは初めてだ・・・
 サンショウウオは、もっと綺麗な水に住んでいるようなイメージが有りましたが、こんな所にもいたとは・・・

 どうやら止水性の沼地などに住む、【クロサンショウウオの幼体】のようです。触覚のような外鰓などが生えているのはそのためのようですね。

 今回最大の驚きです。すごい・・・
 ぜひとも大きくなってこのまとわりつくブヨを沢山食べて下さい・・・


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【9時5分】
2,200メートル
 ついに、早月小屋に到着しました。
 距離的には、3分の2近い道程を進んでいるのですが、実際の労力的には早月小屋で、ようやく半分といった具合でしょうか。


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 小屋では今から、ヘリでの荷卸しが有るとのことで、山小屋正面の広場ではなく、テント場を休憩場所に利用させてもらえることになりました。
 どうりでさっきから何度もヘリの音が聞こえてきたはずです。
 
 さて、ここで軽食&トイレ休憩です。

 しかし、もっとテントが張ってあるかと思いましたがテント場はガラガラ。そういえばすれ違った人も少ないし、今日は人が少ないのかな?


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【9時40分】
 少々のんびりし過ぎてしまいましたが、早月小屋を出発します。


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 と、登り始めてしばらくして、またしてもバラバラと大きなヘリの音が聞こえてきました。

 小屋のほうを見てみるとヘリが大きな荷物をあっという間におろして、再び飛び去って行きました。
 何度か繰り返しこのような作業を行っているようですね。

 ヘリは下界ではなく、山のほうへ飛び去って行きました。どこから荷物を運んできたのでしょう?室堂辺り?
 

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 今日はまだ雲も出ておらず、遥か彼方の富山平野や富山湾が綺麗に見渡すことが出来ました。
 
 ここから下界が見えるということは、強力な自転車用ライトでも点滅させたら、自宅の妻子に見えるのかな?
 ・・・救援を呼ばれたら困るのでやめておきましょう。

【10時10分】
2,400メートル


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 ここまで来ると、完全に森林限界を越え、岩場が目立ち這松の生い茂る世界へと変わります。
 
 ああ・・・しかし登りがキツイ・・・
 あらくにさんは、登りが強いので着いていくのに苦労します。
 

【10時40分】
2,600メートル

【11時25分】
2,800メートル
 2,600から、2,800は強い傾斜や、登り返しが有ったりと長く辛い区間の為、やはり長めに時間を要しています。


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 そして、ついに雲が流れ出てきてしまいました。
 荒々しく美しい稜線たちも隠されていきます。

 山はやっぱり午前中に登頂しないと山頂での大パノラマは難しいのかなぁ・・・


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 ですがまだ、尾根の反対側の稜線は青空が見えています。
 
 山頂まで残す標高は200メートルを切り、道のりはわずか0.7キロ

 少しでも天気の良いうちに、山頂へたどり着くために再び歩を進めます。


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 ちらりとはるか下方の谷を見ると、けっこうな高度感が有ります。
 

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 さらに進んで今度は天気の良い南側の谷のほうを見ると、何やら鬼の角のような変わった岩も。

 しかもよくよく見れば、誰か登ろうとしているではないか。すごいなぁ。
 多くの岩場が、様々な登山家たちを剱岳に引き寄せるのですね。


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 植物も少なくなり、いよいよ鎖場が近づいてきました。
 
 さらには、風も大分冷たくなってきました。やはり夏の風とは明らかに違います。

 登っているので身体は熱く、ウインドブレーカーなどを着るほどではありませんが、アームウォーマーをして直接風を受けないようにします。


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 キモの鎖場も難なくクリア。
 
 しかし鎖場は、晴れていればなんてことはない景色ですが、曇って視界が悪くなると下が見えないので恐ろしげな景色になりますね。


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 最も長い縦の鎖場もスタスタと登ります。


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 ついに鎖場を終え、山頂付近の案内矢印へとたどり着きました。
 長かった~もう頂上は目と鼻の先。


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【12時5分】
 ついに登頂!!あ~長い道のりでした。

 あれ?しかし・・・
 なんだか風景が違う?

 地べたには剱岳2,999mの板切れ。

 あれれ!【祠】が無い!!どこに行ったのでしょう?雷でもあたって燃えてしまったのか?しかし祠を囲った石垣も無いので、誰かが降ろしたのでしょうか?

 まあ、登頂したことに変わりはありません。気を取り直して満足感に浸りつつしばらく辺りを眺めまわります。


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 前剱方面。
 今日は雲に囲まれて、立山方面すらもよく見えないのですが、近場は空気が澄んでとても綺麗に見えます。


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 源次郎尾根を山頂の崖っぷちまで進み、真上からのぞいてみます。

 う~ん険し過ぎて、どこをどう登ってくるのか全く分からないですね。


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 荒々しい八ツ峰。
 ああ…見事だなぁ。

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 そのはるか下方にはテントが。
 今日はあそこから登ってこられたと思われる集団も何組かいらっしゃいました。
 ヘルメットとザイル姿で、我々一般登山者とは一目で異なると分かります。


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 そして後立山連峰の山々。
 今日は立山方面よりこちら側のほうが遠くまで見通せました。山深い・・・針ノ木岳くらいしかわかりませんが、実に多くの山々でひしめいているといった感じです。


 ・・・さて。
 山頂には、20人以上の登山者の方々が休憩しておられちょっと狭い感じです。

 ちょうど昼食の時間帯ですから休憩&調理場所を確保しなければ。


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 適当な岩陰に腰を据え、道具を広げます。いや~テンションあがるなぁ。
  
 いよいよ登頂に続く、今日の第2のハイライトクッキングタイムです。


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 取り出したカップラーメン。
 ・・・もっと蓋がパンパンに膨らんでいないかと期待したのですが実に普通でした。
 そういえば、ランチパックの袋もいつもと違ってやや余裕が有ります。
 
 いつもと比べて今日は地上との気圧差が小さいってこと?
 昨晩まで雨でしたし、今日も夜からは雨の予報です。低気圧が近づいているからでしょうか?


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 さて、いよいよ携帯燃料に火をつけました。
 アルコールが主成分の為か火の色は良く見えません。


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 ちょうど500mlの水を入れた手鍋に、温めるためハンバーグも入れて、準備完了。
 あとはお湯が沸くのを待つだけです。楽しみだなぁ

 ・
 ・・
 ・・・
 ・・・・
 ・・・・・ 
 ・・・・・・
 ・・・・・・・
 
 沸かない!!
 あらくにさんのガスバーナーが、あっという間にお湯を沸かして、当にカップラーメンを食べ終わりつつあるというのにいまだに沸く気配が有りません。なんだと・・・

 だめだ・・・
 10分近くは火に掛けていたでしょうか?ようやく泡らしきものが目立ち始めたところでタイムアップ。
 天候の悪化が懸念されるため、あまり山頂でのんびりし過ぎていてはいけません。
 
 悲しいかな。未沸騰のままカップラーメンに注ぎ込みました。


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 やや熱いと言った程度のお湯で作ったカップラーメン。
 少々麺は固いですが、けっこう美味しく出来上がりました。
 
 やはり寒い山頂で暖かい食べ物は最高ですね。

 その後余ったお湯でコーヒーを飲み、速やかに後片付けを済ませたのでした。 
 
 固形燃料は、キャンプするときのようにたっぷり時間のある時は良いんでしょうが、山頂ですぐお湯を沸かしたい!!
 といった場合には少々火力が弱すぎるようです。残念ですが、これが現実が・・・バーナーが欲しい!!



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【13時10分】
 下山開始。山頂の周りは思ったより天気も良く青空も見えていました。
 
 しかし、帰りの時間を考えれば、1時間以上も山頂に長居をしてしまったために、さっさと下山しなくてはなりません。


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 山頂付近よりも、やや下のほうが雲が多いようでした。
 ボルトで補強された足場も慎重にパスします。


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 山頂付近の岩場をすぎて、以後は急な傾斜の下山道を、足の痛みを堪えながら必死で下ります。
 まるで雲の中の一本道を歩いているようです。
 
 
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【15時】
 ようやく早月小屋にたどり着きました。
 午前中よりもテントが増えています。明日の早朝アタック予定の人たちが登ってきたのでしょうか?

 それにしても足が痛い。ダブルストック&トレッキングシューズのおかげで、前回に比べれれば体力的にも、足の痛みにも余裕はありますが、辛いものは辛い。
 

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【17時30分】
 その後の登山道の間では、相変わらず雲に包まれ、ブヨにまとわりつかれ、湿った木の根で何度も足を滑らせて痛い思いをし、二人とも口数も減り、心身ともにボロボロになりながらようやく下山口にたどり着きました。
 

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 終わった・・・
 人生2度目の剱岳でしたが、新たな発見や、いろいろと再確認できたこともあり、辛いながらも充実しきった濃密な時間を過ごすことが出来ました。

 もうしばらくは登山はしたくない・・・と、思いつつも疲れが癒えたころにはきっとどこかに行ってみようかな?と考えていることでしょう。


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 朝も歩いた駐車場までの道を、足を引きずりながらゾンビの様に車に向かいます。足痛い・・・

 さようなら剱岳。またいつか会いに行きます。


さて、かかった時間は・・・

≪往路:6時間15分≫
 早月尾根登山口   5時50分
 早月小屋着     9時5分
 早月小屋発     9時40分
 剱岳山頂      12時5分

~休憩~  『1時間5分(笑)』  

≪復路:4時間20分≫
 剱岳山頂      13時10分
 早月小屋      15時
 早月尾根下山口   17時30分

合計11時間40分

 休憩時間がかなり長かったため、思った以上に時間がかかってしまいましたが、自転車部分を差し置いて、登山部分だけを抜き出してみればやはり前回よりも早く往復できています。
 
 登りの時間は大差ありませんが、下山の速さはストックによるところが大きいと思いますね。
 
 前回の帰り道では、下山開始早々に膝がボロボロのカクカクになっていましたが、今回は最後まで足取りはしっかりし、膝関節の痛みも一晩寝れば治るレベルのものでした。但し、当然のごとく全身筋肉痛にはなりますが・・・
 
 やはりストックの存在は、特に下山において有ると無しでは大違いですね。


それでは今回はこのへんで
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山頂でクッキングがしてみたい!!『ただしなるべく安く(笑)』

登山用品に関する童心
09 /21 2012
 9月に入り秋分の日を目前として、世の中いきなり涼しくなり始めてきました。
 週間天気予報を見ても、もう今年は富山で30℃を超える日は訪れないのでないかと思われます。

 いよいよ秋か・・・
 サイクリングはもうしばらく楽しめそうですが、山のほうは、ド素人の私にとってはそろそろシーズンオフです。

 今年の登山シーズン最後の思い出に、明日は自転車仲間のあらくにさんと、浄土山に続き今度は【剱岳】まで行ってみることにしました。

 あらくにさんは、まだ剱岳に登ったことなないようですし、私も今年最後にもう一度登っておくのも悪く無いかと思い同行することとしました。
 一月前に登ったばかりですが、よくよく考えたら、早月尾根からの剱岳登山が、距離的にも時間的にも、最も手軽な3,000メートル級の高峰への登山道なんですよね。。。
 
 まあだからと言って油断は禁物ですが。

 さて、当然明日は自転車で馬場島へ向かうなどといった冒険はしません。
 普通に自家用車で登山口へ向かいます(笑)

 当然、自転車で登山口まで向かうことに比べれば体力的にも、荷物の量的にも余裕が出来るはずなので、前からあこがれていた山頂で暖かいものを食べるといった行為に挑戦してみようと思います。
 

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 ただし、お金がないのでなるべく【安く!】がテーマです。

 とりあえずダイソーとホームセンターをウロウロし、それっぽい道具がそろいました。


まずは100均で見つけた

 手鍋(直系14cm。ペラペラなので軽い!!)

 フォーク(なんとナイフやスプーンとしてもそこそこ使える便利物)
 
 スレンレスマグカップ(200円。でも熱が伝わりにくく加工してあり、軽い優れもの)

 ガスマッチ(マッチの火先の部分が伸ばせるこれまた優れもの) 

あとはホームセンターで購入した
 固形燃料
 容量250グラム。アルコールを主成分としており、これだけで米500gを炊くことと、2.3人分の副食が十分に作れるとのこと。
 本当はかっこよくガスバーナーなど持ちたいところですが、これなら500円もしません。私の用途には十分すぎるくらいですね。

 あとは一応木のマッチも念のため持っていきます。しかし剱の山頂で、こんなものを広げられる場所があったかな・・・平らな岩でも探せば大丈夫か?


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 さて、これをまた100均で購入したマジックテープで固定。
 こんなにコンパクトにまとまりました。


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 傾けても大丈夫。
 まあ、リュックの中に入れるんですけれどね。それでも極力かさばらないに越したことはないでしょう。


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 そして、肝心の食糧・・・と言っても大したことはないな。

 カップラーメンに、湯銭で温めて食べるつもりのハンバーグ。

 そして登頂を祝う為のインスタントコーヒー
 
 肝心の調理用の水。

 あとは当然いつものようにランチパックも持っていきます。
 うん遠足のようだ。なんだか楽しみになってきたぞ。

 天気がいささか不安ですが、登頂までなんとか持ってくれないかな・・・そして今日はもうさっさと寝なくては。


それでは今回はこのへんで。

富山にガンダムがやってきた!!【ガンダムワールド2012in魚津】

ホビーに関する童心
09 /18 2012
 9月の3連休は、猛暑ながらも絶好の行楽日和でした。
 まずは行楽の手始めに、前から気になっていた『ガンダムワールド2012in魚津』へと足を運びました。


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 こんな感じで出迎えが。
 この新川文化ホールは、ありふれた田舎地域の展示場なのですが、以前見に行った『ペーパークラフト展』といい、なかなかに興味深いイベントがちょくちょく開催されるなかなか良い施設です。


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 パネルの展示物から始まり、徐々に気分を盛り上げていきます。
 ちなみに私は人混みや、時間のロスを避けるのと、メインの展示物をじっくりと眺めたいがために、こういった文章もとりあえず写真に撮っておいて、帰ってからパソコンの画面でじっくりと読み上げるといった手法をよく用います。

 とはいえ、まあ今回は・・・大半は知ってる内容ばかりなんですけどね(笑)この私がいまさら復習するまでも無いな。

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 3万分の1スペースコロニー。
 いいね、モビルスーツとかのいかにも主流のみではなく、こういう世界設定的なリアリティの構築。こういうの好きです。


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 1分の1ザクヘッド。
 流石にでかい。。。モノアイが点灯して左右に動いています。


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 そしてザクの兵装。ヒートトマホホークにザクバズーカ。ザクマシンガン・・・
 やはり、ビーム兵器をもっともらしく説明するよりも、実体弾を使用するザクの装備は現実的で、親しみと想像を掻き立てられます。 


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 そして、実物大ザクマシンガン『弾頭』
 徹甲弾、榴弾、炸裂弾・・・う~んマニアックだなぁ。


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 そして1分の1ガンダムヘッド。まあ大きいのはすごいけれど・・・ハリボテ感が・・・
 

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 そして10分の1ガンダム。


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 さらには10分の1シャア専用ザク


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 そして目玉の一つ。144分の1、巨大ジオラマ。
 作成した人の根性に脱帽です。


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 ひそかに戦うガンダムとグフ。両者はこんな団体戦に参加はしていませんでしたが、フィクションの中でこういった戦いが繰り広げられていたのかと、想像するのもまた面白いものです。


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 そしてこっそりとビル陰から狙いを定めるジムスナイパー。
 そのほかにも大きなジオラマの中には、モビルスーツの特性を生かした特徴的な作りが数多くみられました。実に芸が凝っています。


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 その他にも懐かしい展示品たちが。
 昔懐かしい、ガンダム関係のオモチャ達も数多く展示されていました。実際に見たことのあるものも有れば、無いものも有り。
 このガンダム人形売ってたわ~。お菓子屋で400円だったか。欲しくても高くて買えなかったなぁ・・・


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 そして今やネットでネタ扱いのガンダム玩具。まさに超合金。今のリアル路線で売っているガンダムとはまさに一線を画す存在ですね。


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 絵本。戦争で遊園地が壊れたから、子供たちがガンダムで遊んでいるんだそうです・・・今のガンダムの世界では、笑い話以外の何物でも無い内容でしょうね・・・


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 ガチャポン。
 ガチャガチャ買いまくったなぁ・・・ちなみに今もまだ押し入れに200個くらい転がっています。そのうちプレミアでも付かないかな?


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 カードダス。
 一枚20円だったかな・・・本屋の前においてあった販売機から湯水のように買いまくっていた黒歴史が思い出されます。集めたなぁ・・・


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 そして10分1ゼータ。
 ガンダムの中では一番好きな機種なのですが、この立像のデザインは、う~ん・・・スリムさと鋭さが感じられなくてちょっとあまり好きな造形ではないですね。残念。


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 その他の10分1の方々達。比較的新しい年代の機種が多いですね。
 その他にも、多くの模型や、ジオラマ、玩具等が展示されていましたが一つ一つ紹介しているときりがないのでこのへんで。
 

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 そして、今回の一番の目玉なのかな?ユニコーンガンダムですね。
 サイコフレーム部分が点灯しているのが芸が細かいです。


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 ユニコーンだけで1ブースを独占するほどのスペースが設けられていました。
 どうやらユニコーンガンダムは人気が有るようですね。
 
 確かに、逆襲のシャアの直系の内容で多くの設定を等しくする点や、宇宙世紀の舞台・起源、登場人物等魅力的な要素が盛りだくさんなのは確かでしょうが、なんだかいまいち心惹かれませんね。
 なんででしょう?

 ユニコーンはMSのデザインはいいけれど、内容は・・・
 突然降って沸いたような話とキャラに、ガンダムの根源に関わるような設定の数々。こんな簡単に結論出させてよかったのか?と。宇宙世紀の話にしても、冨野監督が自ら語ったのならともかく、これが公式設定だからお前らファンは納得しろとでも言われているようで、ついついおっさんファンは反発してしまいたくなりますね。


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 まあ、それは置いといて。
 富山の地方都市で、このようなマニアックな展示会を楽しめたことは大いに賞賛すべきことですね。しかし願わくば、かつて静岡で見たような1分の1ガンダムの勇士を、ぜひこの北陸の地でも眺めたいものです。
 これを見てしまった後では、正直どんな展示会も色あせて見えてしまいますね・・・


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 現在は、お台場に帰ってしまったようですが、是非北アルプスをバックにこの勇士を見て見たいものですね。
 スペースの関係でもなかなか難しそうですけれど、また何時か見に行きたいものです。
 ・・・いっそ日本全国順番に立てて回ればいいのに。


それでは今回はこのへんで

思い出の地【今日は運動会日和】

その他に関する童心
09 /15 2012
 本日は、見事な秋晴れの中、娘の通う小学校で運動会が開催されました。
 そしてなおかつ、かつては私も通った小学校の運動会でもあります。

 縁あってか無くてか、親子2代にわたって同じ小学校での運動会。
 団塊ジュニアである私が通っていたころに比べて現在の児童数は半分程度に落ち込んでいますが、子供たちはみな真剣で、そして運動会がとっても楽しそうです。


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 真剣な応援や。真剣なリレー。全力の100メートル走。


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 そして子供たちのダンス。
 きっとこの日のために一生懸命練習していたのでしょうね・・・
  
 かつては自分にも同じような日々があったはずなのに、もうこのようなことを心から楽しんで、なおかつ無心で熱中すること自体が出来なくなりました。
 いつの間にか裏方や、テント張りをしている自分がいます。
 
 大人になってしまうと、経験や知識や多少は豊富になるのでしょうし、子供たちでは経験できないような楽しいことも沢山知っているはずです。だけれども・・・
 
 あの大きかったグラウンドは今はもうびっくりするほどせまっ苦しい・・・
 見上げるようだった校舎は実に小さく見える・・・
 父兄の多さに息苦しさを感じる・・・残暑の厳しさにイラつく・・・
 そのうえ、学校の周囲には団地も増え、思い出の風景も殆ど変わっています・・・

 なんてっこった。子供の頃のような純粋な感性を取り戻すことは決してできない。いやいや、自分がどうこうではなく、子供たちが楽しむようにするのが大人の役目なのです。


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 しかしながら、北アルプスの山々だけはあのころのまま。30年前と変わらずそこに有り、いまの私を見守っています。
 なんだかもう一度、会いに行きたい気分になってきました・・・
 センチな気分なぁ。こんなことでは父親失格だな。


それでは今回はこのへんで

【立山黒部アルペンフェスティバル2012】&【浄土山】登山の旅

その他の山々
09 /09 2012
 9日(日)は、珍しく自転車仲間のあらくにさんに誘われて今年3度目の室堂へ、そして立山黒部アルペンフェスティバルに参加してきました。
  
 目的はとある講習会に参加して、より安全な登山技能を身に着けることが目的でしたが、そんな知識や、技能を身に着けたりすれば、ますます山の深みに入って行くことになるような気がしてなりません・・・
 
 さて、今年は室堂に苦行に行っただけであり、楽しむために行ったことが無かったためになかなか面白そうです。
 当然今回はまっとうに自家用車&交通機関を利用してのごく普通の室堂入りです。何だか新鮮だなぁ~(笑)

 数日前まで雨模様であった週間天気予報も、まさに直前で快方に向かい、テンションも上がりつつ当日を迎えたのでした。


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【5時】
 なお、参加予定のイベントの集合時間が朝8時のため、どうしても始発のケーブルカーに乗り込む必要がありました。
 まだ薄暗い空の中、あらくにさんと合流予定の立山インターまで車を走らせ、その後30キロ近く人里離れた山奥の、立山駅へ向かいます。
 
 日の出前の山々の稜線がとても綺麗です。天気も良好!!やる気が出てきたぞ。

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【6時30分】
 途中コンビニに寄ったり、称名滝のゲートを見に行ったりと寄り道をしながらも、無事に【立山駅】前に到着しました。
 かなりの山深い場所なのですが、なかなか立派な駅舎です。周囲の雰囲気も落ち行いており、周辺に喫茶やお休み処が有ったりと、観光地然としていて良い感じです。
 やはり、年間何十万人もの観光客が行き来するだけのことはありますね。


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 6時40分の始発は既に満員状態。まるで搭乗前の空港のようです。
 前もって切符を予約しておいたので事なきを得ましたが下手を打てば乗れない可能性もありましたね。
 この人数はやはりフェスティバルの効果でしょうか?


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 立山ケーブルカー
 かなりの角度に駅のホームが作られています。

 これに乗ってしまえば、アルペンルートの出発点、『美女平』までおよそ500メートルの標高差を7分で登ることができます。早い!やはり交通機関に頼ると便利ですね。


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【7時45分】
 寿司詰め状態の立山ケーブルカーから、これまた定員いっぱいの高原バスを乗り継いだらあっという間に標高2,450メートルの【室堂】にたどり着きます。
 室堂ターミナルの屋上では、まさにフェスティバル最終日の準備で慌ただしそうです 


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 ここまで来ると、かなり雲が出ており快晴とはいきませんでいたが、立山もその姿をはっきりと見せてくれています。ここまで近くに来るのは2か月ぶりですね。またまたやってきましたよ。


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 さて、無事に講習の受け付けも済ませて、室堂ターミナルのとなりの立山自然保護センター内で、軽く座学を受けます。

 なお、今回参加した講習会はこれ。『地図読み講習会』でした。我ながら渋い・・・
 
 目盛の刻まれたプレート付きのコンパスを使って、国土地理院発行の地形図を利用して、距離、方角、現在地、目的地までの所要時間等の判読の仕方を学びます。
 また、地形図から、等高線、地図記号を用いて地形を予測・想像し、実際の行動に生かすための基礎知識の指導を受けました。

 講師の方はとても優しげな方でしたが、帰ってから石井スポーツさんのHPで経歴の紹介を確認してみると、錚々たる登山歴をお持ちの方でした。とても私などが指導いただくような方ではない(笑)
 当日知ってて講義を受けていたら緊張してしまってたかもしれませんね。
 
 さて、これまでのような一本道の登山道や、晴天を狙った登山では必要性は感じられないかもしれませんが、ガス等で視界をふさがれてしまえば、また雪山等で周囲の景色が位置の把握に役に立たない場所などでは、視覚に頼って判断していた位置情報は、あっという間に失われてしまいます。

 冬山スキーを趣味にしているあらくにさんには必須の知識ともいえるでしょう。
 
 私にとってもこれは登山のみならず、見知らぬ土地でのサイクリングなどでも有用ですね。知っておいて損はない知識でした。


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 座学を終え、外に出ていよいよ実地に入ります。
 屋上では色取り取りのテントが立ち並び、お祭りらしくなってきていました。ちょっと寄っていきたい気分になってきますが、講習会に参加している身の上の為に残念ながらスルーです。


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【9時45分】
 さて、いよいよ外に出て実践を交えながら地図読みのトレーニングを兼ねて周囲を歩きます。

 今回の研修場所は標高2,831メートルの【浄土山】です。
 雄山、別山と併せて、立山三山と称される山の一つですね。
 一度登っておきたいと思っていた山であり、まさに一石二鳥といったところです。


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【10時40分】
 所々で、地図読みの練習を挟みながら歩を進めます。
 振り向けば、室堂平の景色が一望できます。青々としたミクリガ池や、煙を上げる地獄谷の煙。雄山方面から見る景色とはまた異なる美しさです。
 
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 そして山々の遥か先には日本海が、なんと能登半島のシルエットまで見渡すことが出来ました。


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【10時50分】
 室堂展望台と、浄土山登山道の分岐点にたどり着きました。
 綺麗に整備された登山道から、ここからは荒々しいガレた登山道へと変わっていき、傾斜も急になって行きます。


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 眼下には、標高2,620メートル【国見岳】が見下ろせるようになりました。そして更に奥には富山平野の街並みもはっきりと見て取れます。


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 かなり大きめの岩場が多くなってきました。
 たかが2,831メートルと、少々甘く見ていましたが、なかなかに急な登山道です。
 しかし今回は道のり自体が短い上、講習を含めたまったりペースの為、体力は十分以上に余力が有りスイスイと登ることが出来ます。


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 そしていつの間にか高山植物も無くなり岩だらけの無機質の世界へ・・・

 なるほど、浄土山とはよく言ったものです。


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 岩場を登り切り、稜線に出て標高2,830メートル、浄土山南の頂へと歩を進めます。
 すごい石垣。まるで山城の跡地のようですが、かつて山小屋が有ったものの名残だそうです。


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 朽ちた土台の名残。
 傍には、かつて日露戦争へと従軍し、帰らぬ人となられた2,500名を超える富山県人への慰霊碑が建立されていました。合掌。


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【11時35分】
 そして、浄土山の最高点、2,831メートルにたどり着きました。
 ちょっとあっさりした頂ですが、立山三山2つ目の頂に立ちました。やった~!!

 と、感慨にふけるまもなく地図読みの命題がでたりします。あわわわ!!え~と、どうやるんだったっけ。
 今回は、講習会が目的なのを忘れてはいけませんね。


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 稜線をしばらく歩き、富山大学立山研究所へと向かいます。
 こういった稜線を歩くのはとても気持ちがいいですね。もっと長い長い稜線を歩いてみたい気持ちになります。


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【11時45分】
 富山大学立山研究所に到着です。ここでしばらくの小休止。

 少し広めの広場には、多くの人々が集まってきていました。
 また、このころにはかなり雲が出てきており、天候の悪化が懸念されるようになってきました。
 

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 なお、研究所の周囲はとても展望がよく、周囲の景色がよく見渡すことが出来ました。
 南側を見ればこれは、標高2,872メートルの【竜王岳】ですね。

 ごつごつした岩場が多く、ロッククライミングの初歩コースとして良く使われているそうです。


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 東側には後立山連峰も見えています。中心に見える尖った山が標高2,821メートルの【針ノ木岳】です。
 山の位置関係が分かるとだんだん面白くなってきますね。

 同様に、地図も読み込めば読み込むほど情報を吸い上げられるようになり、面白くなってくるとのこと。
 なるほどです。


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 南西側の薬師岳方面を見てみれば、やや雲にかかった【五色ケ原】も見ることが出来ました。綺麗だなぁ~
 稜線をひたすらに歩いていけばあそこまで行けるそうです。う~んいつか行ってみたい。


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 そして西側には【有峰湖】までもが見渡すことが出来ました。
 いい眺めだなぁ・・・
 苦労して登った後にこういった風景を見てしまうと山登りは本当に楽しくなります。
  

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 さてと・・・腹ごしらえでもするかな。
 行動食に持参したランチパックは相変わらずパンパンです。
 凍らせて持ってきたゼリー食は、まだ凍っていました。飲めない・・・
 もう秋になりかかったの気温の上、室堂までバスだったから溶ける暇がなかったんだなぁ・・・
 

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 その後は一ノ越方面からの下山となりましたが、その途中で再び【雷鳥】に出会うことが出来ました。
 今回は、7月の様に遠くからではなくかなり近い場所に現れてくれました。

 大きい・・・それに思っていたより低くて太い鳴き声です。


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 親子連れのようで、全部で4羽確認することが出来ました。立山方面に来て、雷鳥に出会えるとなんだかすごく得した気分になります。


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 その後一ノ越を過ぎて、無事に室堂ターミナル周辺の遊歩道まで下山しました。
 このころになって、ついに小雨がぱらつきだしましたが、講習会&登山の間天候がもってくれたことに感謝でした。
 また、室堂平の高山植物達も少しづつ色付き始めており秋の気配がもう漂ってきていることが改めて実感できました。


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【13時20分】
 さようなら浄土山。今日は楽しかった。

 そして、室堂ターミナルに到着し。講師の先生や、他の受講者の方とも別れを告げたのでした。
 一日ありがとうございました。

 講義終了後は、フェスティバルの会場や出店はすっかり片づけられており眺めることは出来ませんでした。ちょっと残念。
 そして室堂ターミナルの中は、下山する人々や泊まりの人々が降ってきた雨から逃れようと建物内に集まってきており人混みでごった返していました。息苦しい・・・
 
 あらくにさんとターミナルで改めて食事をし、バスの集電時間まで周囲を散策しようと思いましたがついに本格的な雨となってきたため、今日のところはこのまま引き上げることとなったのでした。


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 バスに乗り込む前に、恒例のソフトクリーム。今日のソフトは一段と美味しいような気がします。

 しかし帰りのバスは、補助席も全使用するほどの満席状態。早朝からの活動に眠くて眠くてカックンカックンしながらも美女平まで乗車し、そして立山ケーブルカーも早朝以上の超満席状態で立山駅まで下ることとなったのでした・・・
  
 身体の疲労以上になんだか疲れた・・・
 このような感触の悪い疲労感は、自力登山のときにはなかったものですね。
 交通機関を使っての移動は、便利ではあるが自由がきかないといったところでは不便でもあります。


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【15時30分】
 その後立山駅に着いたら下界は青空が広がっている上に、30℃近い残暑厳しい一日・・・駐車場まで歩く間にも汗が流れてきます。雲上の世界と下界とはやはり別世界なんだなぁ。

 下界の秋はもう少し先なのかな。
 しかし、今年3度目の室堂は、大変ながらも中身の詰まった、これまでに無い充実した一日となりました。
 来年も来れるかな?来れるとしたらどんなことをしに来ようかな・・・道楽者の楽しみは尽きませんね。


それでは今回はこのへんで

OKI

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