2012年09月02日 - 童心週記
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蜃気楼ロード&富山朝日自転車道を走る

通常サイクリング
09 /02 2012
 この夏は山のことばかり考えて、行動や気持ちのほとんどが山方面へ向いていました。
 しかし、立山、剱岳と連続で登頂し、流石に山方面への感情も一区切りついたところ、今日は無性に海が見たくなってきました。
 
 
 
 今回のルート。
 別に目的もなく。ふらふらと海岸沿いを、海を見るために走ってきました。

 県道357号『富山朝日自転車道』と、県道1号の一部、通称『蜃気楼ロード』を組み合わせて、ひたすら海岸沿いを20キロほど走って、晩夏の海の香りと風を堪能してきました。
 

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 いつもの滑川の道の駅。
 やはり晴天の昼間の海は爽やかです。海風や、海の香りが心地よい。
 このままここで昼寝でもしていても充分にリフレッシュできそうですが、せっかくですのでこのまま海岸付近をのんびりサイクリングすることにします。
 
 
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 滑川漁港に沿って港を迂回し、海岸の堤防に沿って自転車道よりも一段堤防寄りの管理道路を走ります。
 海が近くて気持ちいい~


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 早月川の河口にたどり着きました。つい先日はこの源流近くまで遡っていったわけです。

 今日は、生憎蜃気楼は全く見える気配は有りませんが、海に沿って、魚津市、黒部市の街並みが遠くに小さく続いているのが見えます。

 さらには河口付近で遊んでいる若者達の姿もチラホラ見えます。気を付けるんだぞ~


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 さらに、早月側の河口沿いに自転車道続いており、それに沿って走ると魚津市水族館そばの併設された、ミラージュランドの観覧車と、ミラージュプールの真裏を通り抜けます。

 9月に入ったとはいえまだまだ30℃を超える猛暑の週末。
 プールは大勢の親子連れでにぎわっていました。
 

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 ミラージュランドを過ぎたあたりで、『富山朝日自転車道』は一度『蜃気楼ロード』と合流します。
 歩道もタイル貼りで綺麗なうえ、子供たちの作成した絵画のモニュメントが道に沿って並べられており心が和みます。
 
 まったりと海や、展示物を見ながら、タイル貼りの歩道を飛ばさずにロードでまったり走る。
 どうもここしばらくは、体力の限界にチャレンジ!!みたいなことばかりしていたからでしょうか。
 
 こんな『気を張らない』、『遠くを目指さない』、『目的地も無い』
 といったサイクリングも時にはいいものです。

 
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 さて、魚津の道の駅『蜃気楼』にたどり着きました。
 ちょっと休憩しようかな。


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 名物『加積りんごソフト』です。
 この道の駅には、もう一つ『蜃気楼ソフト』といった、海洋深層水を使用した塩ソフトも売っていますが、私のお勧めは断然この『加積りんごソフト』です。
 
 正直『蜃気楼ソフト』はどこにでもある塩ソフトクリームですが、この『加積りんごソフト』は、程よい甘酸っぱさと、さっぱりした後味がたまりません。ここにしか無い味です。


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 道の駅を出て、再び蜃気楼ロードへ。
 この道は本当に海が近くて、、邪魔な堤防も無く見晴らしがよく、気持ちよく走ることのできる海岸道路です。
 

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 また、道に沿っていくつかの休憩スポットも用意されています。
 こんなおしゃれな灯台建物風のものや



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 かわいいテント風のものまで。
 ロードでは速度が速すぎて、このくらいの距離で休憩しようとはなかなか思えないですが、ママチャリなどでのまったりポタリングなどではちょうど良いかもしれませんね。
 

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 また、海岸沿いの道だけあって、この道沿いにはいくつもの漁港が存在しています。
 ここは魚津市の経田漁港ですね。


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 港と、川の交わる汽水域をちょっと覗いてみると多くの魚が泳いでいるのが見て取れました。
 この口の細長い魚は何だろう?変わっているな~


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 港にあった大きな漁船と記念撮影。ちょっと変わったコラボですね。


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 さらに港の中をブラブラ・・・おや?いけすが有る。


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 中をのぞいてみると・・・
 何だろう?この魚。眼が青く光ってら。変わっているなぁ・・・


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 その後は蜃気楼ロードから、海岸沿いの自転車道へとルートを写して、『片貝川』河口に到着しました。
 ちなみに、このブログでも何度か紹介した『富山7大河川』の最後の一つですね。

 あまり大きい川ではないのと、正直なところ影が薄い為、何度も通り過ぎながらもついつい今まで書くのを忘れていました(笑)


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 その後は魚津市から黒部市へ。
 早月側と同様に、片貝川の河口に沿って、再び自転車道へと歩を踏み入れます。


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 防波林の中を走り抜けます。
 林の中はキャンプ場になっており、多くの家族連れがテントを張って、バーベキューを楽しんでいます。
 
 今日はここのキャンプ場のみならず、今まで走ってきた海岸沿いの至る所でバーベキューを楽しんでいる人達がいました。


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 またしても港に寄り道します。黒部市『石田フィッシャリーナ』
 釣りバカ日誌の撮影にも使われた場所のようですね。


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 ここには、前から気になっていたのですが、大きな釣り桟橋が設置されているのです。ちょっと寄り道してきます。


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 海がとても近い・・・鉄網で造られた桟橋からは海の音と臭いが直に伝わってきます。
 落ちるわけはないとわかっていても、ちょっと下を見るのが怖い感じですね。


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 釣り桟橋の最奥まで入りました。
 あ~海が近くて気持ちいい・・・
 当然橋を構成する鉄網一枚の下は、直に海が広がっています。


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 幸い釣り人達の人数もそれほど多くはなく、自転車を押しながらも桟橋の端から端までじっくりと堪能させてもらいました。
 それにしてもここからの眺めときたら・・・


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 当然右を向いても・・・


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 左を向いても広がるのは海ばかり。
 
 なんだか、ここまで走り続けて、さらにこの桟橋にたどり着いたことにより、今日までなんとなく感じていた『海』が見たい病も、すっかり落ち着いたような気がします。
 
 やはり人は海を離れては生きられないのですね。海パワーの充電完了といったところでしょうか。


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 それでももう少し先までいってみました。
 『石田浜海水浴場』前です。
 
 むかしむかし、30年ほど前は、夏になれば家族みんなで本当に良くこの海水浴場まで遊びにきてました。
  当時はいつ行っても人がいっぱいいて、混雑しながらもとっても楽しかった思い出が有ります。
  しかしいまでは当時入った海の家もほとんどが閉まっており閑散としています。寂しいなぁ・・・


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 海岸を見れば、広がる砂浜の中、ポツポツと海水浴や、バーベキューをしている人達の姿が見受けられましたが、やはり閑散としています。
 もう海の時期ではないのもあるでしょうけれどね。


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 その後、海水浴場を過ぎて黒部市生地の手前までやってきました。
 小さい橋を渡ろうとしたところで、カモメと目が合ってしまいました。


 おまえ全然警戒心無いのな。
 ここまで近づいても逃げようとするそぶりもありません。
 横を通り過ぎてもまだ橋の上に留まっていました。

 さて、ここで出発してからおよそ20キロ。
 ちょうど切りのいいところまで来ました。これ以上はいつものハードワークへと成り下がってしまします。

 今日の所は、たっぷりと海のパワーを吸収して、満足して帰路に就くことにしましょう。
 たまにはこういうサイクリングもいいものです。


それでは今回はこのへんで
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