紅葉の有峰林道サイクリング『後編』 【有峰森林文化村~折立へ】

通常サイクリング
10 /22 2012
 今回は前回10月21日(日)に行った、有峰林道小見線から、有峰ダム、有峰森林文化村に至った話の後半戦。

 有峰森林文化村から、薬師岳への登山口を有する【折立】へ向かった後、途中ふらふらと寄り道をしながら下山するまでの内容となっております。
 


 今回のメインルート。
 道のり的には、もう残すところわずかのところなのですが、その道のりは前後編に分けて紹介するに相応しい素晴らしい道程でした。
 
 また、有峰森林文化村の標高がおよそ1,100メートルですが、折立に至っては標高1,356メートルであり、およそ6キロの間に、200メートル以上の標高差を走らねばならない、最後のヒルクライムコースでもあります。

 しかしその間、一層の山々の高地かつ奥地へと進んで行くことにより、さらに美しさを増していったのでした。

 それではスタートです。


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【11時】
 まだお昼前であり、有峰森林文化村では休憩をとらずに先へと進みました。
 
 林道折立線へつながるこの道のりは、周囲に高い山も見えず、道の両脇には紅葉した豊かな広葉樹や、ブナ林が立ち並ぶとても走っていて気持ちの良い道です。
 何だかいかにも高原といった雰囲気です。

 いまさらですが、10月後半の標高1,000メートル越えの有峰は、快晴ではありますが気温は15℃を少し上回る位で、太陽が当たっていれば暖かいのですが、日陰に入り込むとやや肌寒くなります。 


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 3キロほど走ると、折立方面へと左折を促す標識が現れてます。

 直進方面は、地図によれば東岸線へと繋がっていくはずですが、現在は通行禁止のようです。

 さて、ここまではなだらかなアップダウンを繰り返す道のりであり、その標高は約1,150メートルでしたが、ここからの3キロの区間で残り200メートルの標高を稼がなくてはならない最後の登坂の始まりです。


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 朝7時半から途中10%を超えるような坂道を延々と50キロ近く登り続けていたため、かなり足に来ています。
 しかし、標高を上げるにつれて紅葉した木々もより間近で眺めることが出来るようになります。


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 さらに、遥か北東方面には北アルプスの山々も顔をのぞかせるようになりました。
 高度が上がってきたことを実感させられます。


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 長い登り坂の後に、今日最後のトンネル。
 【新折立トンネル】を通り抜ければゴールは目前。


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 黄金色に輝く清々しい広葉樹の並木道を抜けると。


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【11時25分】
 ついに、スタートから51.5キロ地点。
 標高は1,356メートル、『折立』へとたどり着きました。


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 長かったぁ~
 紅葉と、薬師岳をバックに記念撮影をします。


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 登山口入口。
 まるで、昔話の世界にでも迷い込んで行ってしまうのではないかと思われるような、とても雰囲気のある登山道です。

 紅葉に包まれた美しい登山道。この先には美しい北アルプスが広がっているんだろうなぁ・・・

 いいなぁ~行きたいなぁ。
 SPDシューズのままだけど、このまま入り込んでいきたくなってしまいます。


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 登山道直ぐ傍の、赤々とした紅葉。
 あまりにも美しい。
 
 この美しさは、春の桜並木にも劣るものでは無いですね。


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 なお、登山口の駐車場には多くの車が停まっており、何人もの登山者たちが薬師岳山頂を目指し、登山を楽しまれているのが伺われます。

 時間的に、日曜の昼近くなので、ボチボチ下山してこられる方も何名かおられました。
 きっと昨日のうちから折立入りしておられたのでしょうね。


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 さらに折立周辺には、100台位は停められるような大きな駐車場もあります。
 これだけスペースが有るなら車で来てそこをベースにして、準備後に登山もしやすそうです。


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 さらには広いキャンプ場も準備されています。
 水場や、トイレ、ジュースの自販機も設置されており、このような山深い登山道入り口にあっては、いたせりつくせりですね。


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 折立連絡所から先の真川線は、一般車両通行禁止の為ロープが張られています。

 時折何台もの工事車両が出入りしており、きっと今もどこかで砂防ダムの工事が行われているのでしょうね。


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 ちらりと頭をのぞかせる薬師岳。

 先ほどの有峰ダムよりは近づきましたが、まだまだ遠い・・・
 手前に立ちはだかる山に隠されて、その全容は伺えません。

 綺麗だ・・・青空に映える茶色の山体。

 今日は本当に絶好のアウトドア日和です。きっと、山頂は360度の大絶景でしょうね・・・

 もう1.2日休みが有って、こんな天気が続くのなら、このまま登りに行けたのになぁ・・・


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 もう少し北側を向けば、他にも山頂を覗かせる北アルプスの高山。
 
 何だろう?方角的に立山方面ではないと思う。
 
 越中沢岳と言う山かな?


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 眩しいほどの紅葉の輝きの中に埋もれる愛車。


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【11時50分】
 紅葉する木々と、ブナの原生林と愛車
 う~ん。
 どこを撮っても絵になります。しばらく壁紙に不自由しないぞ。 
 
 さて・・・
 名残は惜しいけれど、お昼になってお腹もすいてきたのでそろそろ帰ることにしますかね。



 帰りのルート。ちょっと往路に寄り道もプラスされ、ほんの少し距離が増しています。
 さあ、秋の夕暮は早いですからね。速やかに帰路につきましょう!!


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 と、言いつつちょっと寄り道。
 
 新折立トンネル手前に小さなダムが有り、その堰堤に登った所からの風景。
 人口のダム湖ですが、まるで大湿原からの眺めのようです。優美だなぁ・・・


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【12時10分】
 帰り道は下り基調の為早い早い。
 ものの10分足らずで有峰森林文化村へ帰着。

 お腹が空いたので、有峰記念館で食事を・・・と思いきや、先ほどより更に観光客の数が増えておりレストランは満員。順番待ちの状態でした。

 う~ん。どうせあとは下るだけだし、まだ空腹も我慢できるから下界で食べようかな。と思い直してリスタートします。


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 しかし、賑やかなものです。
 背後の駐車場には沢山の車が停まり、芝生広場では多くの人々がお弁当を広げています。
 朝の林道の静けさがウソのようです。

【12時20分】
 いよいよ有峰を後にすることにします。
 本当に綺麗なところだった・・・こんな素晴らしい景色の広がる場所に、こんなにも手軽に来ることが出来るとは思わなかった。是非また来よう


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 帰り道は、ものすごい下りの快走区間。

 途中工事現場のダートなどがあり、一部スローダウンする必要がありますがどんどんスピードが乗っていきます。電灯のうす暗い、または点灯していないトンネルなどはものすごい体感速度になる為に、ちょっと抑え目にして、気を付けないと危険な道のりですね。

 その後大分下って、振り返れば富山のマッターホルン。
 標高2,090メートルの『鍬崎山』が見えました。
 尖がった山頂が印象的な山です。
 
 この角度から、見るのは初めてです。この山も是非登ってみたい山ですね。


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【12時50分】
 無事、亀谷料金所に到着することが出来ました。

 往路では2時間以上かかった登り区間も、帰り道は、ほんの30分程度で下山できました。
 やはり下りって楽ですね!!登った甲斐があったというものです(笑)


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【13時20分】
 さて、余りにもあっさりと林道が終了したため、少し立山山麓周辺をウロウロすることにしました。
 亀谷温泉を抜けてから、かつての立山山麓へのメインルートである、県道43号線を再び30分ほどヒルクライムし(笑)、立山山麓スキー場付近までやってきました。

 まだ雪の気配も当然なく、閑散としています、


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 さすがに本格的に空腹になってきたため、そのまま立山大橋から県道67号線を降り、県道6号線を下り、帰路に着くことにします。
 
 橋の上からの眺めは、まるで原始の大地の姿。
 山々を真っ二つに割るかのごとく、広々とした荒々しい河川敷が広がる、称名川の流れを眺めます。
  
 いや、もう合流しているから常願寺川か?

  
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 上流側を振り返れば、低山の彼方に、どっしりと大日岳が正面に佇んでいるのが見て取れます。
 雄大な景色だなぁ・・・


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 今日は、今年一年の立山の総集編のつもりであちこちウロウロ。
 芦峅寺の雄山神社にも寄り道です。

 木漏れ日の煌めく、巨大な立山杉が何本も連なる参道は、歩いているだけで自然のエネルギーに満ち溢れているのが感じられ、圧倒されるだけではなく、感動すら感じます。


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 さらに下れば、いよいよ山ともお別れがやってきました。

 下り坂の途中から垣間見える、されど澄んだ晴天の元、はっきりとその姿を晒した『立山』の姿を仰ぎ、ついに北アルプスの裾野を走るサイクリングの1日にも終わりがやってきました。
 このまま下界へと下ることにします。


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【13時50分】
 再び道の駅、『アルペン村』へと舞い戻ります。
 当然のごとく、早朝以上の賑わいを見せており、一気に俗世に降りてきた実感がわいてきます。
 
 とりあえず、お腹が空きました。何か食べよう・・・


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 せっかくなので、道の駅の正面の屋台で売っていた、『ますの寿司』のセットを食べることにします。

 メニューはなかなか個性的。
 キノコ汁に、鶏のから揚げに加えて・・・


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 『炙りますの寿司』1/4カットがセットになって、計1,000円
 

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 それに、通常の炙っていない『ますの寿司』1/4カット、500円を追加で注文します。

 合計1,500円と、ちょっとランチにしては値が張りますが、ここの大辻のますの寿司は、美味しいですからね。たまにはちょっと、贅沢してみるのも良いでしょう。
 値段相応に、とろける濃厚な、ます寿司を堪能しました。

  ちなみに、富山県民は頻繁にます寿司を食べると思われている方もおられるかもしれませんが、通常の県民は、年1、2回食べれば多いほうではないでしょうか?

 通常このような高いもの滅多に食べることははありません。

 しかし、どこのものとは言いませんが、駅弁や売店、コンビニなどで食べるますの寿司を本当のます寿司と思われては困るのもまた事実。

 あの日持ちだけを考えたような、ペタンコに押しつぶされたカチカチの酢飯の上に、乾いたボソボソのシーチキンのハムのようになった鱒が乗せられた『胸焼け製造機』のようなます寿司は、富山県民が食べても当然『不味い』以外の何物でもない代物です。


 本当の鱒の寿司は、回らない寿司屋の握り寿司にも負けないくらい、口どけ良いさっぱりとした酢飯に、肉厚かつ、とろける柔らかな香り豊かな鱒が乗せられた、絶品グルメなのです。

 しかし、当然のごとく値段もそれなりに高い為、貧乏人が層々食べるものではないのですけれどね。


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 締めは当然ソフトクリーム。
 
 道の駅名物の、ヤギのミルクで作られた『ヤギソフト』を食べます。
 
 今日は快晴のため、下界は日差しの下では25℃以上の体感温度が有るように感じられるため、アイスをたべると実にさっぱりとします。

 さて、このヤギソフトクリームは、色あいも通常の牛乳ソフトより白みがかった色をしており、味わいも脂肪分が少ないのか、あっさりしていて後味がよくさっぱりしていて、運動の後にはもってこいのソフトクリームです。

 美しい景色も見てきてた上に、沢山食べてお腹も心も満たされて、ああ幸せだ・・・


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【15時】
 なんだかんだで、ようやく滑川の海岸線に帰り着きました。

 落ちつつある太陽の光が煌めく海岸線もこれまた綺麗です。
 映画のワンシーンのよう。

 最高の秋晴れのなか、最高の景色を堪能できた、素晴らしいサイクリングの一日となりました。

 往復115キロオーバーの道のりを走り切った疲労感に加えて、なんだか、あまりの美しい景色の中を走り続けたためか。煌めく紅葉の山々の中に、心の一部もそのまま置き忘れて来てしまったかのような不思議な脱力感があります。
 
 天気に恵まれたこともありましたが、本当に素晴らしい景色だった・・・
 
 もう今年のサイクリングシーズンも残りわずかですが、冬眠前にとても素晴らしい体験をすることが出来ました。これは一度きりではもったいない。またいつか仕切り直して走りに行きたい道のりでした。

 そして、長くなりましたが、今後ももう残り僅かかもしれないシーズンも全力で楽しみたいと思います。


 それでは今回はこのへんで
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紅葉の有峰林道サイクリング『前編』 【有峰林道小見線~有峰ダムへ】

通常サイクリング
10 /21 2012
 10月21日(日)
 素晴らしい秋晴れの一日となったこの日は、紅葉を求めて、富山県と岐阜県の山中を貫く、有峰林道サイクリングへ行ってきました。


 今回のルート。
 海岸線から一気に標高を上げて、林道に入りまずは【小見線12.7キロ】を走って、一路【有峰ダム】を目指し、以後はダム湖周辺を数キロ走った後に再び、林道【折立線3.4キロ】に入って、さらに奥地にある薬師岳登山口を有する、【折立登山口】へと走る道程です。

 実は、有峰林道を自転車で走るのは初めてなのですが、自家用車では有料1,800円もかかる林道ですが、自転車は無料で通行可能であるのもうれしい所です。

 また、富山県側からは、この日に走った小見線に加えて、小口川線も存在していますが、後者の方が道のりが24.9キロと倍近く長く、まったりと走りたかったこともあり、今回は小見線を往復することとしました。


 さて・・・
 道のりにしておよそ51.5キロ、標高1,356メートル。
 林道の開始地点から言えば、全長21.5キロ、標高差900メートル以上の富山県でも有数のヒルクライムコースを堪能することができました。

 そして、あまりにも素晴らしい、晩秋の大自然の光景を数々目の当たりにし、大量に写真を撮りましたが、さずがにその一部しか乗せることは出来ませんが、やはり山の奥地の景色は下界とは別世界なのだと改めて実感させられたサイクリングとなりました。

 さらには、今年走った道程の中でも最大かつ最長のヒルクライムコースであり、冬も近づき山々が紅葉で色づく季節に併せて、今年一年の集大成?のサイクリングとしてふさわしい道程となりました。
 
 それではスタートです。


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【7時30分】
 いつものウェーブパーク滑川付近の海岸からスタートです。
 
10月後半の海岸線の気温は15℃と、自転車での移動にはやや肌寒いくらいで、けっこう厚着をしてきました。
 この先も標高が上がるにつれて、気温も下がっていくことでしょう。


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【8時30分】
 北アルプスへ向かう道の駅。アルペン村で小休止を行います。
 もうアルペンルートも冬支度が間近のため、ラストスパートの客入りで大賑わいなようです。
 
 多くの観光バスが駐車場に停まり、間をおかずに発車していきます。
 きっと今頃はアルペンルートの紅葉もすばらしいものとなっているんでしょうね。


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 称名滝や、アルペンルートの玄関口である立山駅へと向かう、この県道6号線を、千垣駅を越えたところにある標識に従い右折して、『芳見橋』を渡れば、有峰林道への分岐に差し掛かります。

 ここからは交通量もかなり少なくなり、少し落ち着いた雰囲気となります。 


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 芳見橋から、立山方面を望みます。
 砂防堰堤がいくつも連なって見えるのがとても綺麗です。
 標高300メートル程度のこの近辺では、まだ紅葉の気配は感じ取れません。


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 そしてその先の、電光掲示板には、『有峰周辺紅葉見ごろ』の文字が。
 ええ、今から向かうんですよ。楽しみ~
 
 この先の交差点を左折して、亀谷方面へ向かうといよいよ登坂開始となります。


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 先ほどの交差点から林道入り口に向かうにつれて、道路の傾斜は急激に厳しくなり始め、亀谷温泉を越えた後に、有峰林道小見線入り口、亀谷料金所へと向かいます。 


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【9時20分】
 『亀谷料金所』及び、最初のトンネル『亀谷トンネル』を抜けて、すでに標高は500メートル近くに達しました。
 この時点では、いまだ紅葉はうっすらとしか見られませんが、そこはアルペンルートにも勝るとも劣ぬ大自然の広がる異世界へと変貌します。


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 なんて広くて深い山々の連なりなんだろう・・・

 片側1車線の綺麗に整備された林道ですが、道を一歩踏み外せば、その下は数100メートルは有ろうかと言う崖っぷちであり、まだ早朝の為か車通りもほとんどなく、布きれ一枚の下はむき身の自転車姿で走っていると、ちょっと心細くなってくる程です。


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 走り初めてすぐに、ニホンサルの群れに遭遇。
 道いっぱいに10匹程度居座っており、数が多くてちょっとビビりましたが、ダンシングで自転車を振り意図的に熊よけベルを慣らしまくったら散り散りに逃げて行ってくれました。
 

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 その後も美しい景色に幾度も出会いますがきりがないので省略しつつ。

 有峰林道は、基本片側一車線の綺麗に舗装された林道であり、現在も整備が進められているようですが、ところどころこのように道路の補修や、改良が行われている区間が存在します。

 また、一部旧来の古い林道のままでセンターラインも無い区間も存在するため、走行には注意が必要です。
 
 
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 標高が上がるに従い、山々も次第に色づいてきました。

 なお、ここまでの時間経過としては

【9時15分】
 まずは亀谷料金所より有峰林道に入った後、すぐに『亀谷トンネル』に始まり、いくつものトンネルを抜けて有峰ダムへと向かうことになります。


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 ちなみにこれは有名な『新ニンニクトンネル』
 なんで、ニンニクなのでしょう?

 基本的に、どのトンネルも片側1車線の路面も綺麗なトンネルなのですが・・・
 
【9時30分】半四郎トンネル

【9時35分】新真谷トンネル

【9時40分】新鬼ケ城トンネル

【9時55分】新ニンニクトンネル

 と、トンネルが続いた後に、

【10時5分】東坂森トンネル

【10時15分】新坂森トンネル

 の、終盤の二つは、トンネル内に電灯がついておらず自転車で走行する際は日中であってもライト必携の、中々に怖いトンネルでした。
 
 また当然トンネル内も、ひたすらのヒルクライムであり、緩くですがカーブもしており見通しは悪く、トンネル内で後方から車が迫ってくると轢かれるのではないかと中々に恐ろしく、テールランプも必ず装着して走る必要があります。 
 

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 また、最後から2番目の東坂森トンネルを抜けてしばらく走れば、山々の隙間から有峰ダムの姿を垣間見ることが出来ました。

 この深い深い山の奥地に、巨大な堰堤の姿。感動的です!!
 もう目と鼻の先だと思うと俄然走る足にも力が湧いてきます。

 また、この時間帯になると、後方から何台もの車が私を追い越していき、そこそこ交通量が出てきたため、危険生物との遭遇の可能性はかなり低くなり、リラックスして走ることが出来ました。


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【10時25分】
 有峰林道小見線の終点にたどり着きました。

 右は有峰ダムへと向かい、かつ岐阜県側へと続く西岸線ルート。

 左へ行けば、食事や、宿泊もできる有峰森林文化村や、折立登山口方面へと進む分岐点へと到着します。

 まずは、当然有峰ダムを間近で見に行くことにします。


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 迫りくる巨大な構造物。全高140メートルの巨大な壁が、山深い山中に突如現れる光景はかなり壮観です。


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 有峰湖の姿。
 なんて大きなダム湖なんだ・・・

 その総貯水容量は2億2,200万立方メートルと想像もつかない大きさなのですが、有名な黒四ダムのある黒部湖(黒部ダム)よりも10パーセントほど大きいとのことです。

 そして大きさに比例するかのように、なんて美しい・・・
 生まれてこの方見てきた湖の中で一番美しい。
 
 青い水面に映る白い雲・・・紅葉に色づき始める山々・・・

 そして最高の青空。
 まさに絶好のサイクリング日和に訪問することが出来ました。


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 ここまでの道のりを振り返れば、どこまでもどこまでも連なる山の姿。
 
 なんて山深いところまで走ってきたのだろう。

 林道入り口付近の青みがかった山々の景色とは打って変わって、美しく色づいた姿を見せてくれています。


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 下をのぞいてみれば、目もくらむような高さ・・・恐ろしい。
 どうやってこんな巨大な物を建築したのでしょう?


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 時期的に、やや水量が少なく、黄土色の岸壁が見えていたり、通常はダムの中の島であるはずの『宝来島』も地続きになっているようですが、それらを差し引いても余りにも美しく感動的な光景です。


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 どこを見ても素晴らしいダム湖の景色。


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 巨大なダムの上自体が林道の続きとなっております。
 一車線の片側交互通行で、入り口には自動車専用の信号が有ります。
 
 歩行者や自転車は、歩道部分を通行することが可能でした。
 

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 そして、素晴らしい青空の下で、わずかに頂上付近が垣間見える薬師岳と、紅葉に色づく山々。
 さらに、静かにそれらを映す青々として有峰湖のコラボレーション。

 素晴らしいともいうこともできずただ眺めていました。
 

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 薬師岳山頂をズームアップ。
 今日は雲もほとんど無くて、本当に素晴らしい展望です・・・
 
 と、かれこれ30分以上ダム湖の周りをウロウロし、まだ先の目的地もある為いいかげんにしなくてはと、先へ進んだのでした。


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 先ほどの分岐点を、少し折立方面に登ると、少し高くなった展望台がありました。

 ここからの景色もかなり良い!!
 しばし見とれます。
 
 さっきから立ち止まってばかりで、全然先に進んでいません(笑)


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【11時】
 ようやく、有峰森林文化村に到着しました。
 駐車場には多くの車やバイクが停まり、いくつかある施設には人が集まり、芝生広場には多くの人が散策している姿を見ることが出来ます。

 有峰ハウスと言った宿泊施設もあるようですが、本日満室の札が出ていました。
 やはり紅葉シーズンに加えてさらに絶好の晴れ間ですから、多くの人が訪れているようです。

 そういえば、意外なことにサイクリストは私以外には誰も登ってきていない様です。
 こんないい天気なのに、一台も見かけない。もったいないことです。


 さて、この後はさらに林道を6キロほど山深く進み、北アルプス最大級の山体を誇る、標高2,926メートル薬師岳への登山口を有する『折立』を目指したのでした。

 話はまだまだ長くなりそうなので、後半へと続きます。


 それでは今回はこのへんで

カマキリの産卵を目撃しました

自然に関する童心
10 /18 2012
 もうそのまんまの内容(笑)
 秋は、昆虫たちにとっては次なる世代へと命をつなぐための産卵のシーズンでもあります。

 ある晩ふと、自宅のコンクリの基礎部分を見てみると何やら緑色の物体が・・・
 

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 なんだカマキリか。

 こんな草も生えていない、餌になる虫もいないような場所で何してるんだい?
 と・・・よくよく見てみると何やらお尻から怪しいものが。

 何だろう?と、思って近づいてみると・・・
 ちょっとグロイかもしれませんので苦手な人は要注意。


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 なんと、産卵中でした。珍しい。
 写真を撮られても身じろぎひとつしません。
 カマキリの卵って、茶色いのをイメージしていましたが、青っぽい色をしてるんですね。

 しかしまあ、よくもこんなところに卵を産み付けているものだね?

 まあ、屋根もあるしこれからの雪や、寒さを凌ぐのにはちょうどいいかもね。
 
 カマキリと言えば、交尾が終わった後オスはメスに喰われてしまうんですよね。生物学上のオスである自分がこの産卵風景を見ているのってなんだか複雑な気分です。


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【19時頃】
 これが、産卵現場を発見した直後の状態。
 全然先へ進まないので、時間をおいてまた見に来ることにしてみましょう。 


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【20時頃】
 産み付けられた卵の【ヒダ】の部分が何列分か増えているのが分かります。
 
 なるほど。こうやって時間をかけて、ソフトクリームのように何段にも重ねて卵の塊を産んでいくんですね。 


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【21時頃】
 う~ん。さっきよろは少し増えたかな?
 あまり大きくなっていないところを見れば、大体産み終ったのかな?

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【22時頃】
 やはり先ほどと卵のサイズにはほとんど変わりがないような状態です。

 ここまでに【袋】の部分はすでに出し終わって、中に卵を産み付けていたのでしょうか?
 
 それにしても、何時間も身じろぎひとつせず産みつづけるとは・・・
 この時間に、外敵に襲われたら何の抵抗もできない状態です。

 自然界において、この作業は母親にとってはまさに生死をかけた一大事業ですね。ご苦労様です。

 夜も更けてきたことですし、後は邪魔しないように産卵に集中してもらいましょう。


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【翌朝】
 朝起きてから、気になっていたカマキリ産卵現場を見にいってみれば、母親の姿は既になく、現場には青々とした、産み終えられた卵だけが残されていました。

 どうやら、無事に産卵し終わって、どこかへと旅立っていったようですね。 
 何時間にもおよぶ、生命の営みを垣間見せてもらい少し感動していました。カマキリの母親には感謝ですね。

 これはとりあえず、この場所にこのままつけておいて、春の羽化の時を待ってみますかね。
 春の新たな楽しみが出来ました。

 いずれ、それこそ、足の踏み場もないくらワラワラとカマキリの幼体が湧いて出てくるのでは・・・
 想像すると少し気持ち悪いですね・・・
 
 
 それでは今回はこのへんで

秋も深まる中で・・・『幼稚園の同窓会』

その他に関する童心
10 /14 2012
 10月13日(土)
 秋の週末はもともと、行事やイベントで忙しく何かと予定が埋まってしまう傾向がありますが、今週末は現在小学生となった子供の幼稚園時代の同窓会として、上市町丸山総合公園まで足を伸ばし、子供とその親兄弟達を引き連れてバーベキューをしてきました。

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 幸いの秋晴れに恵まれて気持ち良いバーベキュー日和となった今日、総勢30数名の団体の食欲を満たすために4つのコンロを借りて焼き物に励みます。

 男の仕事は炭の火起こしが最大の見せ場。
 着火剤も活用して、速やかに炭火を起こすことが出来ました。
 
 前日にネットで予習しておいて良かった・・・面目躍如と言ったところです。
 あとは女性陣が手の込んだものを作っている間に、適当に肉などを焼きつつ、男性陣は酒盛りが始まりました。

 飲まなきゃやってられるけぇ~(笑)

 その間も子供たちは既に広い公園のあちこちの遊具に散り散りになっており、食事の準備が出来ても再び集合させるのに苦労することになりました。


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 自然豊かな公園内で、子供たちは実に自由気ままにいろんな生き物を捕まえてきます。

 まずはトカゲ。
 何人もの子供たちが、それぞれに自分専用のトカゲを捕まえていました。よくそんなに見つけたもんだな・・・
 トカゲたちも災難なことです。

 大人になったら気持ち悪くて触れなくなるぞ(笑)
 また、トカゲのしっぽは切れるんだよ~と教えてあげたら知らなかったようで子供たちは驚いていました。


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 そして大カマキリ。
 でかい。

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 そして殿様バッタ。
 緑色をした、まさにバッタらしいバッタです。
 仮面ライダーのモデルもこうなると形無しですね。


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 そうこうしているうちに、子供たちの幼稚園時代の担任登場。
 担任と言っても、まだ30にもならないアンちゃんですけどね(笑)

 子供たちは皆先生のことが大好きなようで登場とともに群がりだします。
 これは感動的だなぁ・・・みんな小学生になったけれど、先生のこと忘れていないんだね。


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 バーべキューはその後も淡々と過ぎていきます。
 
 ソリ山では多くの子供たちが食事もほどほどに、飽きることも無く延々と登っては滑り登っては滑りを繰り返しています。


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 君は何してるんだい?
 どうやらトカゲのお家を作っていたんだそうです。

 哀れ・・・既にしっぽがちぎれています・・・
 まあ、取って食われやしないから、情操教育のためにもう少し我慢してやってくれ。


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 公園のアスレチックでも子供たちの集団が思い思いに遊び続けています。
 みんな楽しそうだなぁ。

 この、多くの子供たちの笑顔を見れただけでも、苦労して同窓会の準備に励んだ甲斐があったというものです。
 
 ・・・本当はこれがなければ今頃はアルボルさんと能登半島へ行って・・・

 いやいや、子供たちの笑顔が最優先(笑)

 この子たちもいつまでも子供ではなく、もう数年もすれば幼稚園時代のことなど忘れ去ってしまうのでしょうが、多くの子供たちが1年半ぶりに顔を合わせつつも、実に楽しそうに遊んでいる姿を見ると、ずっといつまでもこの楽しい日々が続いてくれたらいいのにと心から思います。

 その後は、持ってきた肉もなんとか食べ、ビールも飲みつくし、ベロベロになりつつも何とか後片付けをおえ、皆さんに別れを告げて帰路に着いたのでした。

 また来年もしたいって?幹事は持ちまわりでお願いいたします(笑)毎年は勘弁して下さい・・・


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 その日の夜は、妙に冷え込んでおり寒いなぁと思って床に就き、翌朝起きてから山のほうを見てみると、いよいよ剱岳も雪化粧が始まったようでした。
 
 これからは、冬がやってくるんだなぁ。
 一年が過ぎ去るのって本当にあっという間です。


それでは今回はこのへんで

BEING LEGEND Live Tour 2012に行ってきました

その他に関する童心
10 /11 2012
 今日は、仕事を早引けして富山県から石川県の『本多の森ホール』へ行ってきました。
 
 目的は、かつて1990年代初頭に一世を風靡したアーティスト達が一堂に集うという超豪華かつ懐かしい、BEING LEGENDのライブ鑑賞です。
 
 出演陣は
 【FIELD OF VIEW】
 【B.B.クィーンズ】
 【DEEN】
 そして目玉は13年りに活動を再開した【T-BOLAN】
 
 ああ、名前を聞いただけで懐かしい・・・

 これらは皆、まだ私が20歳になるかならぬかの頃から20代半ばにかけて飽きるほど聞いていた顔ぶれですね。
 
 昔から音楽などほとんど興味もなく、若かりし頃はマンガやゲーム、車やバイクにガンダム等々といった、かなり危ない方向に趣味の矛先が向かっていた危険人物でしたが、10代後半から20代前半にかけては人並み以下程度には音楽をたしなんでいました。

 その頃時代はまさに80年代から続くJ-POPの全盛期。

 毎週毎週新曲や新バンドが発掘され、数多くのミリオンセラーが連発した日本音楽史上の黄金時代でしょうね。


 ・・・現在30代後半となっては、車の移動の際は常にラジオのAM放送を聞き、部屋で一人の時間は無音のネット三昧。

 音楽CDなんて10年近く買ったこともない上、今の歌なんて曲名も歌手の名前も知りませんし、そもそも聞く気も覚える気も更々ないほど枯れ果てています。
 

 そんな私が、かつて唯一全アルバムを購入するほど聞いていたのが今回の目玉にして13年ぶりの復活を果たした【T-BOLAN】

 過ぎ去った若かりし頃に流れていたメロディにもう一度出会えるのかと思うと、出不精の体に鞭打って足を延ばすことにしました。

 
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【17時30分】
 さてと・・・
 開場30分前に『生田の森ホール』に到着。
 思ったより混雑していなくてちょっと安心。
 
 待合のお客さんたちも、 たまに若い子も混じっていますが、やはり同年代が多い感じです。
 よしよし。私以外にも一人ぼっちや、頭髪の薄くなってきているのも何人かいるぞ。
 おっさん一人の参加でもアウェイじゃぁ無くて安心だ。


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 会場前のロビーでは関連グッズの販売が行われており熱気が感じられます。

 せっかくここまで来たのと出演者の応援の為、またCD3,000円分以上の購入でクリアファイルがもらえるとのことで、ついついこまごまと購入してしまいました。


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 とりあえずタオルやTシャツは買っても使えずタンスの肥やしになるでしょうし、かさばらないリストバンドを買いました。
 これなら運動中の汗拭きにも使えそうです。


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 そしてカレー
 箱に書いてある言葉がユニークです。


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 そして、CDも買って貰えた特典のクリアファイル。
 やた!!でもきっと大事にしまっておくことになるんだろうなぁ・・・


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【18時30分】
 そしていよいよ開演。
 
 【FIELD OF VIEW】から始まりです。
 ボーカルの浅岡氏の飄々とした感じでスタート。
 『突然』とかスゲー懐かしい~
 その他にもたっぷり歌ってくれました。


 【B.B.クィーンズ】
 正直あまり聞いたことが無い。ちびまる子ちゃんの歌くらいしか知らないのですが、はっちゃけぶりが楽しかった。
 

 【DEEN】
 このバンドも好きだったなぁ。
 鼻にかかったような声を嫌っている男友達は多かったけど、私は歌詞やメロディも含めて好きでしたね。

 そして、最後には新曲を披露。
 まだ現役で活動中だったのか・・・何だか嬉しかった。


 そしていよいよトリの目玉は13年ぶりに活動を再開した
 
 【T-BOLAN】
 会場の人間の大半がこの時を期待していたのでしょう。
 今まで以上の熱気と歓声。
 
 しかしここまでずっと出演者たちの歌声を聴きつつ、ああ懐かしいと思いつつも今一つ会場の熱さに浸りきれず、どこか冷めた目で見ている自分がいます。

 こんな時に心から乗れない自分に嫌気がさしますが、今の自分はかつて彼らの歌に共感し、熱中した頃の自分と同一人物でありながらも、これまでの経験や、刺激によって異なる感性や考えを持った人間に変わってしまっているのだなと、一人納得していました。

 いわゆる大人ってやつになっちまったってことですね。色々余計なものが身も心にも固着してしまっている。

 しかし、それも時間を追うごとにだんだんと会場に溶け込んで行けましたが。。。

 もう二度と聞くこともないと押し入れに仕舞い込まれたCDたちも久々に引っ張り出して聞いてみたくなりました。

 その後【21時30分】頃

 つつがなく感動の中でライブは終了しました。
 座席が後ろのほうだったので、あまり近くで見れ無かったのは残念でしたが、もう二度と聞くことも見ることも無かったかもしれない懐かしい顔ぶれや歌声を聴けて、完全に忘れかけていた若かりし頃の情景が甦ったような気がします。
 
 やはり行って良かった。
 


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 さて。。。ライブ終了後小腹がすいたので金沢名物第7餃子へ。

 感動的で、爽やかなライブを終えた後に、これでもかとニンニク臭くなって帰ってやります(笑)

 しかしこの餃子・・・有名だし、客も多い様だけど、そんなに美味いかな?
 皮がやたらと分厚い上に固くて食べにくいし、中の具材も今一つな気が・・・
 
 まあ揚げ餃子だから仕方ないか。焼き餃子や蒸し餃子ならばまた違うかもしれませんね。

 それに安いから財布にも優しいけどね。


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 嫁が第7餃子のホワイト餃子を食べたがっていたのでお土産に買って帰ります。


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 その後は高速を飛ばして一路富山県へ。
 
 途中『小矢部川SA』にて休憩をとります。

 この夜中に、金沢から富山へ帰り、小矢部川SAで休憩するといった流れ自体が、まだ大学生だった頃の部活の遠征の帰り道を嫌が応にも思い出させます。
 
 あのころは、この道のりを走るときは心から安心したものです。
 
 『やっと帰れる・・・』と。
 
 今回は辛い練習、試合の帰りではありませんが、その当時の懐かしいメロディに触れた後の道のりであり、中に入った途端に、まるで当時の光景がよみがえってくるようでした。


 『腹減った~。OKI!!小矢部川でビックチキン食べようぜ!!』

 これ誰の声だったかな。
 当然私はコストパフォーマンスの良い麺類を食べていたのですが。

 
それでは今回はこのへんで

OKI

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