カーボンフレームは砕けない!!

メンテナンスに関する童心
03 /30 2013
やってしまいました・・・

某日何気にCLXを車に積んで運ぼうかと思ったとき、開いたはずのトランクドアが上方から降ってきました。

『ガキン!!』と言う鈍い音の後、目にしたのは無残にもトップチューブが傷ついた姿でした。


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 目立った傷は2ヵ所。
 写真の様に、塗装自体がはげ落ちてしまった部分と、もう一か所は塗装表面にピシリとヘアラインの様にヒビが走っているのが見て取れました。 

 色々なサイトを見て想像し、触って感触を確かめ、叩いて音を聴き、思うに塗装の削れと、ヒビのみで内部のカーボンまでは達していないような気がしましたが、念のためにとショップに持って行ったところ・・・
 
 『ここまで行った場合は内部のカーボンもやられている場合が多い。』
 
 『しかし専門の会社で検査してみないと何とも言えない。』
 
 『今のところ大丈夫とも、駄目ともいえない。』

 といった、もっともな返事をされてしまいました。
 そりゃそうだ。見えないものを誰も保障することなど出来ません。
 
 検査するためにバラして郵送するだけで数万円。

 補強するとなったらさらに数万。

 さらに塗装代もかかれども、当然元の通りには戻らない・・・
 
 ・・・そんなお金をかけるくらいだったら、新しいフレームを買った方がましと言うものです。

 ・・・なんとなく大丈夫なような気はするけれど、走行途中でトップチューブがへし折れたらどうなるのか・・・?
 
 散々悶々と日々を過ごした結果、とりあえず車体を引き取りついに決断しました。
 
 『とりあえず内部を確認してみよう』


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 400番手の紙やすりを使ってゴシゴシゴシゴシと塗装を削り落とします。

 次第に見えてくるカーボンの地肌。

 削られた塗装がまるで地層の様な美しい縞模様を覗かせます。
 綺麗だけれどああ・・・もったいない。

 しかし、塗装を削り落とした結果、どうやら砕け散ったのは塗装部分のみであり、カーボン自体には傷一つ入っていないのが見て取れました。


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 もう一つの、塗装上にヘアラインが入っていた部分も同様に塗装を削り落とします。

 ・・・うん。

 ここも塗装部分のみの損傷で、カーボン部分や表面を覆う樹脂にはひび割れ一つ見受けられません。

 これならいける!!・・・と、思う。
 
 フレームの塗装を引きはがした悲しみは有りましたが、今後もまだ存分に使用できるのだと思うと、自分の中の霧が晴れたようになり、非常にスッキリしました。

 これで自分的には今まで通りこの車体に体を預ける決心がつきました。
 あとは、この哀しい傷跡をとりあえずでも誤魔化さないとな・・・
 

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 通販で、カーボン用の『エポキシ樹脂』を購入。

 カーボン自体には損傷はなさそうですが傷口の保護、補強の為にもエポキシ樹脂で再度補強したほうがよいでしょう。


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 そして、カーボンクロス。
 幸い、カーボン自体には損傷は無さそうなので、トップチューブに巻いて補強するまでもなさそうですが、削った部分の補強の為に張り付けて使えればと思い用意しました。 

 昔々GFRPは作った経験がありますが。カーボンでは初めてですね。
 まあ、気休めの補強程度ですので、大したこともないでしょう。

 出来るだけ綺麗に修復したいものです。
 腕と根気が必要ですね。頑張るぞ~

 
 それでは今回はこのへんで
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『幻の』小豆島一周サイクリング 【後篇】

小豆島
03 /17 2013
 前回の続き、小豆島一周の旅『後編』の始まりです。

 前日は深夜からの運転及び、85キロのサイクリングを終えたため、夜更かしもせず速やかに床に就きました。

 しかしそれも、翌3月10日(日)の当日中に富山県に帰りたいことも有り、さらには大部港の午前11時20分発のフェリーに乗り込みたいがために早起きする必要があったからでもあります。

 
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【7時】
 早起きして、早々に出発の準備を整え終ったころのエンジェルロード。
 干潮から満潮へと移り変わりゆく頃合いで、海の道もほとんど海水に浸かりつつあるのが見て取れます。

 消えかかった道を誰か歩いてる・・・流されるなよ。

 さて、そろそろ出発です。



 後半戦のルート。
 この日は、早朝より土庄東港程近い旅館から出発し、牛の頭とも称される『前島』を一周したのち、いくつかの観光地を巡りつつ、海岸線を走って一路大部港へ戻るおよそ30キロのルートとなります。


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【7時30分】
 土庄を出発し、まずは前島一周へと旅立ちます。
 この日は午後からし少し天気が悪くなるようですが、今のところ天気も良く、黄砂も大分落ちたのか、昨日に比べれば大分視界が晴れてきています。


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 さて、小豆島の道のりの特徴と言えばまるで南国の国の様なこの『ヤシの木』が枝をふるわせている風景。


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 そして、同様に『ソテツ』の存在ですね。

 このように並木の様に植え込まれている所もあれば、大角鼻付近では当初は植樹だったであろうものが、まるで自生してしまったかのように巨大に育って、島に溶け込んでいる風景も数多く見かけました。


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 さて、前島自体は10キロ足らずの小さな島なのですが、ただあっさりと回るだけでも勿体ないので途中ちょっと寄り道。

 宿の親父さんに勧められた、『重岩』に向かって、254号線から案内看板に従い脇道へ進路をとります。

 ネット等の観光名所で調べると、なかなかの良い所の様なのですが、どうやら結構な登り坂を進んで行かなければいけないようです。

 ちょっと脇道に入れば有るんだろう。。。くらいに考えていた我々は、完全に気勢をそがれました。

 アスファルトではなく、コンクリ舗装された、平均10%は軽くある坂道を朝から登る羽目になりました。


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 斜度10%を超えるヒルクライムの中で、小休止します。

 小豆島は全体が花崗岩の島であり、かつては大阪城の石垣のために多くの石を切り出しており、こんなところにもその名残がありました。非常に巨大な岩の塊です。

 なるほどこのような岩があちこちにあるのならば、昨年の五月に訪れた大阪城の『桜門枡形の巨石』のような、巨大な岩が存在したのも頷けます。

 そして島内には、今でもあちこちに石切り場が存在し、またかつてそうであったであろう名残が点在しています。


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【8時5分】
 コンクリのヒルクライムロードを数百メートル登り切った後、『大阪城石垣小瀬原丁跡地』にたどり着きます。

 西浦集落や、小豊島が一望できる展望台や、トイレなどもあり中々景色もよい所ですが、目標とする重岩はもう少し先のようです。
 

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 なお、ここからは自転車は使えません。
 
 最初からなんだか嫌な予感はしていたのですが、どうやらあの石段を登り切った後の山の上まで行かないと、重岩まではたどり着けないようです(笑)


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 数百段の石段を登り切った先には、岩がご神体となった祠がありました。
 
 この狭い岩山の中に、実に色々な人工物が存在しています。
 

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 眼下には愛車たちの姿が。

 結構な高さまで登ってきたものです。


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 そして目的の重岩は、なんとこの先のようです。

 石段どころかいよいよ登山じみてきました・・・
 
 どうやら佐渡島の大野亀に登ったときように、アルボルさんとサイクリング旅行に行くときは常に小登山が付きまとってくるようです(笑)


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 それにしてもいつもの事ですが、やはり自転車旅行はSPDシューズに限ります。
 
 石段から、このちょっとした登山道までそれなりに対応することが出来ます。
 SPD-SLでは石段の手前で、指をくわえて眺めていることしかできなかったでしょうね。


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 山頂に近づくに従い、登山道は岩がむき出しの階段から、写真の様な砂礫が敷き詰められたような状態へと変わっていきます。

 土がむき出しになってくるのではなく、砂利になってくるとは、やはり小豆島は岩の島なんだなぁ・・・ 


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 大分木々が少なくなりました。もう頂上は目と鼻の先のようですが、砂利の急登は滑りやすいので、登山道に張られたロープや鎖に繋がりながら山頂を目指します。


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 見えた!!
 
 山頂を貫く白い砂利の道。

 これはまさに山の上のエンジェルロードですね。美しい・・・

 苦労して辿り着いた分、余計に感動もひとしおです。


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【8時20分】
 ようやく・・・と、いっても歩き始めて15分ほどですが、『重岩』までたどり着きました。

 なんて大きな岩が、山頂に重なるように残されているのでしょう・・・

 しかも誰かがこうしたわけではなくて、自然にこうなっていたのだというのだから一層不思議です。

 
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 そして、展望も抜群です。
 
 小豊島、豊島方面が一望にできます。
 
 黄砂がなく、視界が開けていたならより遠くまではっきりと見通すことが出来ていたでしょうが・・・


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 そして、この後の進行方向方面。

 入り組んだ岬を一気に駆け抜けて、土庄へ戻ることとなります。

 
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 そして、島でありながらも非常に山深い小豆島。
 
 海岸線のすぐそばにまで山裾が広がっています。
 
 砂防ダムの姿も見て取れます。


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 重岩の後方は立ち入り禁止区域でしたが、よく見ると道のようなものが有り、かつては更に奥地まで人が出入りしていたものと思われる痕跡がありました。

 きっと、更に奥地でも採石をしていたのでしょうね。。。

 このような断崖で石を切り出す作業は、まさに命がけの難事業であったことでしょう。

 ですが、後背の山に見られる、岩と木々のバランスのとれた美しさは小豆島ならではの風景ですね。

 今回は時間の関係で行けなかった『寒霞渓』もきっとこのような美しい山が広がっているのだろうなと想像できます。

 さて、いつまで眺めていても飽きないような素晴らしい光景ですが、フェリーの時間もあるので速やかに下山して、先へと急ぐこととします。

 
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【8時55分】
以後は、初日と同様にアップダウンの連続する海岸線をひたすら走りった後、本日およそ10キロ地点となる、小豆島最大の港、『土庄港』へと辿り着きます。


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【9時5分】
 世界一狭い海峡である『土渕海峡』です。

 世界一の海峡なのでしょうが、なんというか・・・大したことはありません。

 海峡と言うよりは淀んだお堀のような感じです。

 ですが、この橋の付近だけは立派に整備されており記念撮影にはもってこいかもしれません。

 なお、ここで土庄町とはお別れとなり、以後は速やかに大部港を目指して走り出すこととなります。


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【9時45分】
 253号から、26号へと路線が切り替わる、『屋方崎』にたどり着きます。
 
 当然のようにここまでも、ひたすら海岸線を登ったり下ったりの繰り返しですが、小さな島のために想像以上にあっという間に行程は進んで行きます。

 海をじっくり眺められるのも、もうしばらくですね。
 
 なお、こちら側の方が人気は少ないのかと思っていましたが、走ってみるとむしろ集落も多く、昨日の大部から福田、坂手と言ったルートよりも賑やかな道程でした。


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【9時55分】
『大阪城残石記念公園』に到着です。ここまでくれば大部港まで目前。

 中々に資料や、施設も充実しており、見応えのある公園でしたが、次第に天気は悪化してきており、先へと急ぐこととします。


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 なお、この公園の正面でようやく昨日ロストした光景に近い、石切り場の風景が見て取れました。
 
 大部から福田の区間の方がはるかに規模も大きく迫力がありますが、消えてしまったものは仕方なし。
 島の岩肌を大々的に削り取るその人工の光景は中々に荘厳なものです。


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【10時15分】33キロ
 思ったよりも大分早くフェリー乗り場までたどり着いたのですが、公園を出発してからしばらくして、いよいよ雨がぱらつき始め、何とか本格的に打たれる前にフェリー乗り場まで辿り着きました。ぎりぎりセーフ!!

 それにしても、晴天を見計らって旅行に出発したはずなのに、雨が降ってくるとは何ともついていない。
 暖かい小豆島とはいえ、3月の雨は冷たいです・・・


 とりあえず、これにて小豆島一周サイクリングはつつがなく終了です。

二日間の走行としては

 1日目 85キロ 大部~土庄 8時間35分
 2日目 33キロ 土庄~大部 2時間45分 
 計118キロ 11時間15分
 
 さらに、獲得標高1,683メートル

 と言った結果からも、走った道程は短いながらも、実にアップダウンの多い道程で有ったことが伺えます。

 しかし、全体的に小粒であり、タップリ観光した時間を含めての所要時間ですので、サイクリングに集中すれば、朝のフェリーに乗って上陸して、夕方のフェリーで帰るというのも充分に可能な、実に手頃なサイクリングコースであるとも言えますね。

 今年一番のサイクリング旅行でしたが、名所の塊のような小豆島の多くの風景を目の当たりにすることが出来、実に満足する結果となりました。

 この後は、フェリーの時間までダラダラと売店をウロウロしたり、オリーブサイダー、醤油サイダー、はたまたオリーブラムネといった、小豆島名産品を片っ端から飲みなおして時間を潰したのでした。
  
 以後は小豆島一周サイクリングのエピローグとなります。


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【11時20分】
 定刻通りの日生港行のフェリーに乗り込みます。

 寒い・・・早く客室内へ入りたい。
 

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 そして出航。
 雨で黄砂が落ちたせいか。島の姿は昨日よりもずっとはっきり見て取れます。

 やはり大きな島です。って、いうかこんなに大きな島だったのか!!
 きっと、色々な物を見逃したのだろうな・・・昨日の視界の悪さのせいで大分損したような気がしますね。

 さよなら小豆島!!またいつの日かやってくるよ~

 以後は疲れもあって、日生港までの小一時間を客室内で昼寝をしつつ過ごしたのでした。

 
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【12時30分】
 日生港に再び帰り着きました。

 降り立つ人々。そして再びフェリーに乗り込む人々。
 日曜の午後だというのに実に多くの人々が小豆島へと海を渡っていきます。
 
 やはり、一大観光地なのだと改めて実感します。


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 さて、日生と言えば有名なB級グルメである『カキおこ』を食べずに帰らないわけにはいきません。

 フェリーからでも、多くのカキの養殖場が海上に浮かんでいるのが見て取れていました。 

 寒く冷え切った体に鞭打って、日生港直ぐ傍の『オレンジハウス』まで進みます。


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 人気店なのですが、上手い具合に並ばず席に座ることが出来ました。

 まずは『カキ焼きそば』

 大粒の『カキ』が贅沢にもふんだんに混ぜ込まれている素晴らしいものです。
 これはやばい。美味過ぎる。 


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 続いて本命の『カキおこ』を食べることとします。
  
 様はカキ入りお好み焼きなのですが、これがまた美味い!!

 とろとろのお好み焼きの生地の中に、更にトロみのある新鮮な大粒のカキの味わい。

 来てよかった。なんというか、小豆島の思い出を上回る位美味い(笑)

 余りの美味しさに、もう一枚お替りしてしまいました。

 いや~やっぱり地域の名物って食べて見るものですね。

 
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【13時30分】
 すっかり身も心も満足しきって日生港に帰り着きました。

 この後は、赤穂市で温泉に入り汗を流した後15時頃、再び富山県へ向かって高速道路上の人となったのでした。

 結局500キロ先の富山に帰ることが出来たのは、夜の22時を過ぎるという、サイクリングの道程以上に過酷な自家用車の時間でしたが、滅多に訪れることのできない小豆島を、そして日生港周辺を満喫できた非常に楽しい二日間でした。

 しかし、今シーズンは始まったばかり!!今年もまだまだ楽しく活動したいと思います!!


それでは今回はこのへんで

『幻の』小豆島一周サイクリング 【前篇】

小豆島
03 /15 2013
 3月9日、10日の土日は、2013年初のロードバイクの活動に加えて、この年初の自転車旅行である初春の『小豆島一周』の旅へ旅立ちました。

 天気予報では小豆島は3月でも気温は15℃位まで上がっているようであり、天候さえよければ十分に楽しむことが出来るであろう道のりです。

 また、小豆島と言えば、関西方面の方々には一周100キロ程度で、適度にアップダウンもある手ごろなサイクリングコースとして有名なようですが、富山県からは遥か500キロ彼方の秘境の地でもあり、私にとっては人生初の小豆島への上陸となる冒険です。

 なお、今回のサイクリングの発起人でもある自転車仲間のアルボルさんと共に、自家用車にて金曜日の深夜23時に富山を出発し、眠い目をこすりながら交互に運転し、6時間以上かけて、まずは遥か500キロ先の小豆島への玄関口の一つである、岡山県の『日生港』へ向かい、早朝7時30分の始発のフェリーに乗船し、一路小豆島を目指したのでした。

 なお、いつもの様にアルボルさんのブログでも今回の小豆島一周旅行について記録されています。

 殆ど行動を共にしていますが、一部でコースを別れたり、不慮の事故があったためお互い記録した内容や、コースに一部違いがあるので、興味のある方は両方見てみてください(笑)



 そんなわけで1日目のルートです。
 
 まずは、『日生港』から『大部港』へ上陸。
 セオリー通りに時計回りに海岸線に沿って各観光地を巡って小豆島最大の街『土庄』にて宿泊と言った、およそ85キロの道のりです。
 
 なお、小豆島が一周で115キロ程度、1箔2日の日程では、帰りの車の運転のことも考えると、体力的に無理が出来るのは1日目のみであると考え、その1日目に出来るだけ距離を稼いで、観光もだいたいは済ませてしまいたいところでした。

 それではいよいよスタートです!!


【8時55分】
 定刻通り、8時30分には無事に小豆島の出発点『大部港』に降り立ち、準備の後小豆島サイクリングのスタートです。

 なお、この日は天気は良かったのですが黄砂がひどく、フェリーからの視界は非常に狭く、大きな小豆島もたどり着く直前になってようやく姿が確認できた程でした。

 さあ私にとって、生まれて初めての小豆島。
 故郷の富山県は今だ雪のちらつく日々もある中、初春の瀬戸内海の名所へと心躍らせるサイクリングの始まりとなりました。


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【13時頃】
 大部港からおよそ55キロ地点。
 『オリーブ園』に到着です。
 

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 ここも小豆島の一大観光地の一つの為、多くの観光客の方が訪れています。
 
 当然名物『オリーブソフト』。そして『オリーブサイダー』を味見してみることとします。

 オリーブソフトは何だか抹茶ソフトの亜種の様な感じですが、ほのかなオリーブの味わいがあっさりとして美味しい。

 オリーブサイダーもほのかにオリーブの風味が有り、なかなかに良く出来ていて美味しい。

 やはり、オリーブと言うのはどんな食べ物にしてもそこそこ合う物なのかもしれませんね。

 いやあそれにしても日差しが強い。サイコンの温度計では20℃を示しており、冬の間ろくに日光を浴びていなかった顔が、日焼けで痛くなってきます。

 春の瀬戸内地方は北陸とは段違いに暖かくて気持ちの良い気候ですね。

 あと残りは30キロ足らず。今夜の宿である土庄町まであと一息です!!


・・・
・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・ん?オリーブ園までの記録はどうしたのかって?

 ええ消えました。

 デジカメのデータがすっぽり前半分消えてなくなってしまいました(泣笑)

 どうやらリュックを担いだままジャージのポケットにカメラを入れて行動した間に、誤って全消去ボタンが押されてしまったものと想像されます。

 そんなわけで、大量に撮った日生港から始まるオリーブ園までの記録は記憶に頼るのみの悲しい物となりました。


 消えた時すぐに別のメモリーカードを利用していれば消してしまったデータの復旧もできたのでしょうが、生憎予備のカードを持っておらず、引き続き撮影してしまったがために上書きされてしまったようで、いくつかのデータ復旧ソフトを使っても前半部分の記録は甦りませんでした。

 悲しいながらも一応、記憶を呼び起こしつつ書いてみます。


【8時55分】
大部港発

大部に着くまで海上はものすごく寒かったが、上陸後は寒さが少し和らぎ、ウインドブレーカを脱いで走行を始める。

 大部港の目の前に聳える岩肌の見え隠れする寒霞渓へと続く山々に息をのむ。
 島だと言うのに予想以上の大きな山々が幾重にも広がっています。

 大部港からはいきなりのアップダウンが延々と続く。

 坂の規模や傾斜自体は小規模なもので、さして厳しいものではないのですが、まるで平地と言うものが無く、登りと下りの繰り返しは小豆島町の坂手港から草壁港、土庄町といった街と街をつなぐ区間を除いて、延々と続くことになります。

【9時30分頃】12.5キロ地点
 『福田港』に到着。

 小さな港であり、まだ朝も早いためか人気も少なく静かな時間が流れています。

 ここに来るまでの道のりは、小豆島でも屈指の採石区間であり、岩肌を削り取られた山々の姿が想像以上のスケールで広がり圧倒されます。

 さて、福田港で名物あなご丼を食べようかと思いましたが、まだ流石にお腹も空いておらず、『カキ焼き』を食べて小腹を満たしました。新鮮なカキの味は素晴らしい。

 小豆島は旅慣れたサイクリストがガンガン走る目的で上陸するには小規模過ぎるサイズですが、滅多に訪問する機会もないこの島で、各地で休憩しつつ名物を食するというのも良いものかもしれません。


 その後はひたすら海岸線を走り、いくつかの名所を抜けて『橘峠(23キロ地点)』の分岐を『大角鼻(31キロ地点)』へ

 大角鼻灯台は、びっくりするほど観光地然とはしていない、そっけないものでした。

【12時ちょっと前頃】
 『坂手港』直ぐ傍の老舗定食屋『大阪屋』にて昼食。
 小豆島定番の『ひしお丼』と、珍味『亀の手』を食する。
 
 ひしお丼は、あちこちで良く食べる海鮮丼のようなものでしたが、亀の手は聞いていた通りグロテスクな代物でしたが、割って中を開いてみればほんのり桜色の身が収まっており、貝らしい味わいを楽しむことが出来ました。
 
 こればビールと共に食べるものだな・・・パキンと殻を割ると中の水分が勢いよく飛び出してくるので注意が必要です。


 以後は『24の瞳』関連の観光地をいくつか走り、『マルキン醤油記念館』で醤油ソフトと醤油サイダーを味わった後、前述の『オリーブ園』へとたどり着いたのでした。

 ちなみにこの日は100キ遠足(とおあし)というランニングイベントが開催されていたようで、丁度この区間から釈迦ヶ鼻、ふるさと村に至る区間で多くのランナーたちとデットヒートを繰り広げることとなりました(笑)


 ・・・さて、このように確かに一周はしたのですが、前半の記録は消え去り、一部思い出だけの『幻の小豆島一周旅サイクリング』となりましたが、意気消沈しつつも、引き続き先へと進めたいと思います。


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【13時55分】56キロ地点
 小豆島最南端、『釈迦ヶ鼻』と土庄町への分岐点、竹生交差点に辿り着きました。

 この日の私はロードは今年初でしたが体力的には絶好調であり、まだまだ走り足りない状態でしたが、体力的に限界に来ていたアルボルさんはここで土庄へ直行することなりました。
 以後は、私一人単独で釈迦ヶ鼻方面へと進むこととします。
 少々寂しいですが、せっかく小豆島までやって来たなら一周くらいしておきたいところの為、一人小豆島最南端を目指すことにします。


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 そして平地の少ない小豆島の道は、先ほどの竹生交差点から少し入って行けば直ぐ高度が上がっていき、このような見晴らしの良い景色が広がっていきます。

 オリーブ園からここまでの道のりが一望できました。


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【14時】
 かつてイノシシの食害から農作物を守るために作られたシシ垣と言うものが、小豆島には存在しており、その中でも最も有名な『長崎のシシ垣』への分岐点にさしかかりました。


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 このシシ垣も、是非見ておきたいスポットの一つだったのですが、少し進んだ後にこのようなダートとなっており、残念ながらロードでの走行は無理と判断し引き返すこととしました。


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 その後は段々と人口密度の少ない地域になり、いずれは無人の土地へと入って行くものと思われましたが、小豆島はここに限らず海岸線にはところどころにこの様に小さな集落が軒を連ねて連ねているのが印象的でした。

 集落と港に山と海。実に美しい光景です。


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 さて、前半戦の写真を失いましたが、小豆島のサイクリングについては大体次の2枚で説明が付きます。

 このような少々狭い1車線ながらもしっかり舗装されたコースから、


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 アップダウンの連続ながらも、このように整備された片側1車線の走り易い道が交互にかつ、全島に渡って張り巡らされている非常にサイクリストにとっては好ましい道程がどこへ行っても連なっているのが小豆島の特徴ともいえます。


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【14時20分】
 釈迦ヶ鼻へ向かう途中の小さな集落にて、早くも開花しつつある桜の木々を見つけます。


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 まだ7分咲き程度でしょうか?
 それでも、気温1桁前半の寒い北陸地方からやってきたわが身としては、この季節に桜の花の姿を見ることが出来るとは思わず、非常に感動的です。
 
 3月であるというのに20℃を超える陽気の中、今年初めての花見を満喫したのち、再び釈迦ヶ鼻へアップダウンの連続する道路を進みます。


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【14時30分】66キロ地点
 アルボルさんと別れてから小一時間。
 幾度か道を間違えて、集落の中に迷い込んだりしましたが、何とか小豆島最南端、釈迦ヶ鼻に建てられた『地蔵崎灯台』に到着しました。

 先ほどの大角鼻灯台付近とよく似ていますが、こちらの方がより整備されており、視界も開けている上に秘境感もありと、良い雰囲気が有ります。


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 灯台のそばには展望台もあり、広がる海が眺められます。
 
 惜しむらくは今日のこの黄砂ですね。
 全然視界が効きません。
 視界が良ければきっと素晴らしい光景が広がっていることでしょう。


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 その後、灯台から少し下ると、『釈迦ヶ鼻園地』と名のつく憩いの広場が備え付けてありました。

 
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 こじんまりとした芝生の広がる公園で、屋根つきのベンチと、灯台方面や海岸へと繋がる遊歩道、そして沖合の安全を見守るお地蔵様を祀る『釈迦堂』が置かれています。

 ここまで閑散とした道程なのですが、そこはやはり観光地の小豆島。
 既に幾人かの方々がまったりと休憩しておられます。


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 そして、小奇麗なトイレも。
 太陽光発電と、風力発電を組み合わせた先進的で綺麗な、なかなかのトイレです。
 
 そういえば、小豆島を走った印象の中で、観光地はどこも真新しく小奇麗な感じで清潔感があったのを思い起こします。


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 釈迦堂。これがきっと釈迦ヶ鼻の名の由来なのでしょうね。


P3090056.jpg
 遊歩道を降りて海岸へ。
 
 遊歩道は土がむき出しの道ですが、やはりSPDは便利です。

 まるで人気のない海岸線。思った以上に広い砂浜が広がっています。静かすぎて少し心細くなってきますね。

 夏になったら海水浴などが出来るところなのでしょうか?

 しばらくまったりとした後、速やかに先を急ぐことにします。


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【15時】
 しばらくアップダウンを繰り返して次第に人里に近づいてきた後、『皇子神社の社叢』が見えてきました。
 

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 延々と続くアップダウンの道のり。
 しばらく進んでふと皇子神社の社叢を振り替えってみれば煌めく内海の姿。

 ガスっていて、視界や色彩が今一つなのは非常に残念でしたが人気のない瀬戸内海の穏やかな海と島の姿に心が癒されます。


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 そしてその後もやっぱりこのような立派に整備された綺麗な道が広がったり・・・


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 そして突然このように細い道に変わってみたり・・・

 を繰り返して半島部分を走り抜けていきます。


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 岬の上をひた走るサイクリングロード。
 小豆島の海岸線は、小さく入り組んでいるためこのような海と岸壁とがコラボレーションする風景が色々な場所で堪能出来ます。
 大きな本州の海岸線や、小豆島より大きい佐渡島などとはやっぱり異なる独特の光景です。


P3090085.jpg
【15時30分】75キロ地点
 半島部分も終わりに近づいた所で、天然記念物である、『誓願寺の大ソテツ』を眺めに寄り道します。

 まるでヤマタノオロチの様にうねうねと伸び広がる大ソテツは、これが1本の木であるというのですから驚きです。
 この誓願寺には他にも大黒様の岩など変わったものがいくつかあってなかなか見ごたえのあるお寺でした。


P3090088.jpg
【15時40分】77キロ地点
 少し巻いていきます(笑)
 小豆島『ふるさと村』へと到着です。
 
 ここでの目的は、小豆島で最も美味しいと言われるそうめんを食べることです。
 
 なにせ、お昼に坂手港でひしお丼と、その後オリーブ園でソフトクリームを食べたきりでしたのでお腹も空いていましたしね。


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 緑色に色づいた『オリーブそうめん』
 
 食べて見ると、コシがあって実に美味しい。
 ほのかなオリーブの風味もあって最高です。もう一皿位食べれそうですが、我慢して次へ進まないと・・・ 


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 と、言いつつお次は『すももソフト』を食べて見ます。

 うん。甘酸っぱくて美味しい。
 
 ここまで醤油ソフトや、オリーブソフトと変わり種系が続いたので、このような正攻法からの味わいは新鮮です。
 色もピンク色と、気持ちのアクセントにちょうど良いです。


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 さらに食欲は止まりません。
 『オリーブコーラ』もついでに飲んでみることにします。

 ・・・うん。コーラだ。オリーブ?と言うか少しジンジャーな感じの植物的な味わいがコーラに混ざっているのは確かです。
 これは何と言うか・・・それなりの味と言ったところですね。
 

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【16時20分】
 以後、段々と内陸へと進み人気が多くなっていき、土庄町へとたどり着きます。

 アルボルさんはとっくに宿に到着していることでしょう。先を急ぎます。


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 しかし、小豆島は平地がほとんどと言っていいほど見られす、街の直ぐ傍にも島とは思えないような大きな山の姿が見て取れます。
 こういった風景も小豆島の特徴ですね。


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 そして港からもすぐ傍にまで山が迫っている風景が見て取れます。
 今日回った、福田、坂手、草壁と言った比較的大規模な港に限らず、小豆島の集落には必ずと言っていいほど港の姿が見られます。やはり、海が生活の一部になっているのですね。


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 大分夕暮の日差しとなりつつある中、宿まで目と鼻の先までたどり着きました。
 
 しかし次は今日最後の観光地である、干潮の時のみ島へと繋がる砂の道が現れる、『エンジェルロード』に向かって進路をとります。


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 エンジェルロードの直前の砂浜にある恋人の聖地、約束の丘展望台です。

 恋人の聖地マニアとしては外せないところです(笑)


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 当然こういったところには付き物の記念グッズ
 ここはハートの形の絵馬が、恋人たちの思い出の記念のようです。


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 そして、今日の最後の観光地である砂の道、『エンジェルロード』も無事に眺めることが出来ました。

 干潮の時間を見計らってきたのでしょう。おびただしい人数の観光客の姿がこの狭い砂浜にひっきりなしにやってきます。

 当然のこと、レーパンにジャージにヘルメットの姿は思いっきり浮いています。目立たないようにひっそりと写真撮影に励みます。

 砂の道には、カップルのみならず、家族連れ、団体客等、様々な方々が砂浜を渡っていきます。
 
 が、流石にSPDシューズと言えども、ついさっきまで海水に浸っていた、塩分をたっぷり含んだ砂の道をホイホイと歩いていく気分にはなれません。

 向こう岸までは渡らずに、ここから眺めるのみで満足することとします。


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 十分堪能したのち、宿へと向かいます。
 少し離れたとことから見ると、海の中に砂の道が出来ているのが良くわかります。

 こうして少し遠めに眺めるのも風情があります。

 満足して心地よい疲れを感じながら、今日の宿へと向かったのでした。


【17時30分】85キロ
 その後無事に宿に到着しました。
 
   先に宿に到着したアルボルさんは、当に風呂も済ませてビールを飲むなど旅の夜を満喫しつつあり、遅れてなるものかと私も宿泊モードへのチェンジを急いだのでした。


【時間経過】
 大部港発  8時55分
 坂手港   11時30分(35キロ)
 オリーブ園 13時(56キロ)
 釈迦ノ鼻  14時30分(66キロ)
 ふるさと村 15時40分(77キロ)
 宿着    17時30分(85キロ)

 距離は100キロにも満たないながらも、2013年初のサイクルトラベルであり、体力的にもちょうど良いものであったのではないかと思います。

 大部港から土庄まで思った以上に時間がかかってしまいましたが、途中途中で観光や写真撮影等で逐一時間を取っていたので、本気で先へ進むことに集中すれば、一日で小豆島一周することはそう難しいことではないでしょうね。
 
 これにて小豆島一周サイクリングの一日目は終了です。

 さてと・・・寒い暗い北陸地方から、明るく暖かい小豆島へとやって来ることが出来て、身も心もスッキリリフレッシュしました。
 顔の日焼けが少しヒリヒリとして痛い・・・
 
 以後は一日目のエピローグ。
 お腹も空きまくっており、晩御飯がてらに夜の土庄町を満喫しに出かけたのでした。


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 アルボルさんと手ごろな居酒屋で乾杯しつつ晩御飯。

 こういう夜の楽しみはいつもの単独行では味わえない道連れがいるからこその喜びですね。


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 と、言いながらもアルボルさんは日中の疲労で早々に宿でダウンしてしまいました。

 まだまだ元気な私は小豆島ラーメンHISHIOへと、飲んだ後のラーメンを求めて一人旅立ったのでした。


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 店に入った後、看板メニューである、ひしおラーメンを注文します。

 食べた味は・・・う~ん。
 ひしおラーメンと言うのはお世辞にもラーメンに向いた味のスープではありませんね。

 おでんのつゆでラーメンを食べているような味わいです。
 ちょっといまいちかも。でも見た目は非常に美味しそうに出来ているので、他の通常メニューはきっと美味しいと考えられます。そっちの味が非常に気になるところです。
 
 しかし、やはり肌寒い夜の中を歩いてきた上に、少しお酒を飲んだ後のラーメンは最高です。


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【21時】
 居酒屋で晩御飯に加えてラーメンと、お腹いっぱいになりながら、再び宿まで帰ります。
水面に映る夜の土庄の街の輝きが実に綺麗です。
 
 あの輝きの中では私と同じように、多くの観光客の方々が小豆島を満喫してきた事でしょう。

 さて、翌日は再び大部港までの道のりを走り、さらには再び富山までの自家用車の旅が待っています。

 日中は元気な私でしたが、前日深夜からの運転疲れや、サイクリング疲れがどっと襲ってきたために、翌日に備えて少々早いですが速やかに就寝したのでした。

 以後は後編、2日目に続きます。


 それでは今回はこのへんで。

レーシング5もオーバーホールする

メンテナンスに関する童心
03 /08 2013
 さて、今年のスタートはオーバーホール三昧でしたが、そのついでにCLX2.0に純正で付いてきて、半シーズンほど使用したレーシング5もオーバーホールしておくことにしました。


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 今のところ、これといった使い道があるわけではなく、RX2やCLXの予備ホイールとして保管しておくだけだと思いますが、錆びて使い物になら無くなったりしては大変です。
 保存のためにも、グリスアップ位はしておかないとな・・・

 また、ゼロなどの人気ホイールはよくオーバーホールされている姿を見かけますが、5についてはほとんど見かけないため、ちょっと後学のためにも内部を確認しておこうと思います。


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 まずは分解のためにマイナスドライバーなどでプラスチックのカバーを外します。
 
 これはフロントは両側、リアはフリーの反対側に装着されています。
 グイグイと割れないように気を付けて剥がし取ります。


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 とりあえずリアから。

 そしてモンキーと17ミリのレンチを使ってぐいっと・・・時計回りに。


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 はい。びっくりするほど簡単に分解することが出来ました。
 シャフトは軽くたたいてやればスポンと引き抜くことが出来ます。

 改めて眺めてみると、レーシング5は、シールドベアリングのせいもあるでしょうが、部品も少なくてものすごく簡単な造りです。


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 フリーを確認。
 やはり半シーズンと、以後は予備ホイールとして使っていただけなのでとってもきれいなものです。

 幾度か雨に打たれた時もあったのですが、グリスも綺麗な色をしておりほとんど劣化していません。


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 ハブの中も綺麗な物。
 これは特にバラすまでもなかったかな?


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 そして、この部分もフロント及びリアのフリート逆側に共通の造りになっています。

 とりあえずシールドベアリングを保護しているワッシャーの様なものも外してみますが、中も綺麗なもので少々拍子抜けです。


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 まあとりあえず各部をウエスで綺麗にふき上げて、シールドベアリングにはレスポのチタンスプレーでも軽く吹き付けておくことにします。

 流石にシールドベアリングまでは触るつもりはありません。
 最初にはずしたプラスチックのカバーの保護効果が優れているのか、汚れてもいないし、この程度で充分でしょう。


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 あとは他のホイール同様に、フリー部やシールドベアリングを保護するワッシャーの内側にカンパグリスを塗りこんでおいた後、再び組み上げます。

 注意することと言えば、ワッシャーの向き位ですかね。
 まあ、逆につけたら回らなくなるので直ぐに間違いとわかりますが。


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 あとは・・・

 一応振れも見ておくかな。
 私の持っているのはミノウラ製のホビーレベルの振れ取り台ですが、まあ究極のホイールを目指さないのでしたらこれで充分です。

 ちょっと作業後・・・まあ1ミリくらい横揺れが有るように見えるけれども、ここでやめておこう。

 振れ取作業は根気と慎重さが肝心ですし、何より素人の作業の場合はあきらめが肝心ですね。
 
 他のメンテに関してもそうですが、特にホイールに関しては、程ほどでやめておくことが何より重要だと思います(笑)


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 しかし、改めてレーシング5をフリーで回転させてみるとその回転の滑らかさはかなりのものです。
 グリスを塗ったくってしまったレーシングゼロより回っているんではないかな?

 重量的には当然劣りますが、この回転の滑らかさがシールドベアリングの効果なのでしょうか?延々と回り続けています。
 う~ん。せっかくのレーシング5、ただ保管しておくのも勿体ないので何か有効利用したいものですね。


それでは今回はこのへんで

シーズン開始目前!!【レーシングゼロもオーバーホールする】

その他に関する童心
03 /02 2013
いよいよ3月になりました。
 春の足音がもうすぐそこまで聞こえるような気分にさせられますが、今日も一日雪のぱらつく寒々しい一日となりました。

 富山のサイクリングシーズンが本格化するのはもう少し先かな・・・

 さて、今回は大したネタも無いのですが、いつまでもブログのトップに豚肉の『肉塊』が表示されるのもちょっとあれなので、じきに来るべき春のシーズンに向けて、着々と進むCLX2.0の整備状況でもアップすることにしました。


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 さて、寒い中チマチマと作業を進めて、ようやくバーテープを巻き終われば完成と言ったところまで作業を進めることが出来ました。

 ついでにタイヤの前後ローテもしておこうかな・・・と、思ったときに何だかやたらとホイールのラチェット音が騒がしいのが気に障ります。

 フルクラムはホイールのラチェット音が大きいというのは有名ですが、音が大きいというのは様はラチェット部分のグリスが切れているのであり、余り感心した出来事ではないということをどこかで聞きました。

 う~ん、昨年大阪から帰った後にオーバーホールした後、大して走ってないんだけれどなぁ・・・

 今回はホイールまで手を付けるつもりはなかったのですが、乾いた音が気になってしょうがないのでフリーを外してみます。

 ちなみにレーシングゼロはフリーを外すのみでしたら、17mのレンチひとつで簡単に外すことが出来ます。薄いナットなのでスパナよりは、よりトルクのかけやすいメガネレンチやボックスレンチを使用するほうが良いと思います。
 なお、緩めるのは時計回りの逆ネジなので要注意。。。


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 さて中を確認したところ。わ、真っ黒。 
 
 距離的にはさほど走っていないのですが、やっぱり昨年のグランフォンド糸魚川の大雨の中で水分でも入ったのかもしれません。
  
 仕方ない。ハブもばらしてクリーニングしよう・・・


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 構造は至って簡単。
 玉押しを外す2.5ミリとシャフトを外す5ミリのアーレンキー。そして前述の17ミリのスパナが有れば特に難しいことも無く分解できます。

 外した部品は順番が判らなくならない様に、外した順に並べて置きます。
 
 実際フリー側以外は、フロントも含めてグリスは綺麗な物でしたが、ここまで来たら最後までやるしかありません。


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 レーシングゼロの心臓部。セラミックベアリングですね。
 通常のカップ&コーン式のハブのベアリングは小さ目のパチンコ玉のような大きさですが、ゼロのベアリングはこんな黒っぽいくすんだ小さな玉が全ての力を支えているのですね。


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 フリーのラチェットはやはりちょっとグリス切れだったのか?少し塗装が剥げて摩耗が見られました。
 でも金属同士がこすれ合えば摩耗くらいするよね。


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 パーツクリーナで内部を綺麗にしました。
 うん。気持ちがいいぞ。


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 ハブの内部にはとりあえず2種類のグリスを塗ってやりました。
 
 ベアリング部にはフィニッシュラインのセラミックグリス。
 その他のラチェットやシール部には更に粘度の低いカンパグリス。を使用しています。
 全部カンパグリスでいいのですが、何と無くセラミックにはセラミックグリスかな・・・と。


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 ぎっとぎとにグリスを塗りこみます。

 多分セラミックベアリングにこんなにグリスを塗ったくる必要は有りません。余計な抵抗になるだけだと思います。でもタップリ塗りたいんだからしょうが有りません(笑)

 あとはラチェット部にはカンパグリスを程ほどに塗って再び組み上げれば完成です。

 うん。ラチェット音もほとんどしなくなりました。
 寂しい気もしますが、グリスが効いている感が有って個人的にはこのほうが満足です。


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 そしてタイヤの前後ローテの際に、チューブに保護のためにベビーパウダーを軽く振りかけておきます。
 サラサラに仕上がりました。

 何か意味が有るのかって?どこかで保護のために良いと聞いたことが有るからです(笑)


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 そして、バーテープ。
 皆さんは巻く際は、下からですか?それとも上から?

 基本は下からのようですが、私はいつも上からこのように半回転分、出だし部分を巻き込んでから下へ向かってハンドルを引く方向へ巻き込んで行きます。

 こうすれば、ほどける心配もないし、最後にはみ出さないようにカットすることも、テープで止める必要も無いので個人的には気に入っています。
 

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 バーテープも巻き終わって、ついに完成。

 いやあ今年はRX2に始まり、NRS3、CLX2.0と、組み上げ&オーバーホールが3台続いたため、週末毎に自転車屋さんの様な生活をする羽目になりました。
 
 これが商売ではないので、オーバーホールも時期がかぶらないようにローテしないと中々に面倒です(笑)

 しかし、寒い中で手もギトギトになり大変でしたが、これで安心して今年の春を迎えることが出来るというものです。
 走り出すのが待ちどおしいぞ!


それでは今回はこのへんで

OKI

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