富山市街ナイトランに行ってきました!!
通常サイクリング
季節はまさにゴールデンウィークへ突入しております。
実際単なる連休にすぎないのですが、何だかウキウキとしてしまうのはなぜなのでしょうね。
さて、昨年のゴールデンウィークには富山から京都~奈良~大阪までのサイクリングを行うといった一大イベントがありましたが、今年は3月早々に小豆島へサイクリング旅行へ行った上、肝心のCLXも治療中の為、ゴールデンウィークは大人しくしていることとなりました。
そんなところではありますが、やはり私も人の子。
ゴールデンウィークとなると、ちょっと普段の週末とは異なるテンションが湧き上がってきます。
なんだか無性に走り出したいぞ・・・

【19時】
何の脈絡もなく、夜中に出かけたくなってしまいましたが、ロードバイクが使えない以上、残るはクロスバイクである、黄金のRX2カスタムで出かけることとします。
問題はどこへ行こうかだな・・・
お腹も減っているし、晩御飯が食べられて、なおかつ夜中に人気のないところへは行きたくないし・・・さしあたり富山市中心部へ向かってみようかな。
きっとゴールデンウィークですから、街は飲み会等のお客さんで賑やかなことでしょう。
よし!!そうと決まれば早速行ってみようっと。

【20時】
小一時間走り続けて、ようやく富山市中心部へと近づいてきました。
ここは富山市街を流れる『いたち川』に数多くかかる橋の一つ。【久右衛門橋】です。
いたち川にかかる橋は綺麗なものが多いのですが、これはその中でも最も美しい橋ではないでしょうか。
ライトアップされた、赤銅色に輝く橋体に我がRX2がまるであつらえたかのように一体化しています(笑)

そしてレトロな風情タップリの、越中売薬で有名な反魂丹の老舗池田屋安兵衛商店前へ。
日中はきっと観光客などで賑やかなのでしょうが、夜はひっそりと静まり返っており、その昔からの佇まいの落ち着きが、よりいっそう強調されているようです。
ここだけ切り取るとまるで少京都などの観光地のようです。これはこれでいいかも。

そして、富山の中心市街地活性化のシンボル。
【総曲輪フェリオ】前にたどり着きました。
ここ数年で新たに移転した、富山の老舗百貨店である『大和』や併設されたガラス張りのエントランス内では様々なイベントが年中行われていたりと賑やかしい所です。
しかし、当然今の時間は特にイベントごとも行われておらず、人気もまばらで静けさに包まれつつあります。

【21時】
さて、さすがにお腹が空いてきたので晩御飯をとることにします。
中々風情のある看板が目印の店で、天丼とカレーうどんをガッツリ食べて後半戦への糧としました。

そして夜の【富山城】です。
先日日中に訪れた時とは異なり、ライトアップされた富山城そのものの姿に加えて、お堀に映る逆さ城の姿が一層美しく、実に風情溢れる光景です。
実に小さな小さな城なのですが、これはこれで良いものです。

富山城城門から眺める富山城。
う~ん。綺麗なんだけれども、城より門の方が立派で威厳が有ります(笑)
しかし、この辺りは富山の最大の繁華街である『桜木町』にも程近いのですがあまり人気が有りませんね。
やはりゴールデンウィークともなると大半の人はどこか県外に旅行にでも行ってしまっているのかもしれません。

【21時30分】
富山駅前にやってきました。
駅前では北陸新幹線の開通へ向けて至る所で工事が行われており雑然とした雰囲気が漂っていますが、この辺りにはやはり多くの人々の姿があり、週末の繁華街と言った賑やかさを醸し出していました。
ふう・・・ 少し疲れてきたぞ。

そして、富山駅前程近くにに存在する【シネマ食堂街】です。
昭和初期を思い起こさせるようなレトロかつ雑然とした空間美は、まさに富山の文化遺産的な飲み屋横丁と言えるでしょう。
何のシネマだったのかは推して知るべき所です。

う~ん。一歩外に出れば、近代的な都市ビルと、チェーン店の居酒屋が林立する富山駅前で在りながらも、この一本の路地裏は、雑居ビルの狭間に広がる雑然とした異世界の様な姿。
う~ん実にノスタルジックな、良い雰囲気が有ります。
ここを訪れるならばやはり夜に限りますね。まるで龍が如くの世界です。

どうやって建て付けたのかと不思議に感じられるようなビル下の店舗達。
しかし、お酒を飲んで楽しそうな人々が行きかう中、シラフの上に自転車片手の人間がこんなところをウロウロしているのはかなり不自然な光景ですね。
浮いてるのでさっさと先へ進みますかね・・・

奥へと進むと、食堂街の道はさらに狭くなり、まさに軒を連ねるような感覚の幅の小路の中に数件の居酒屋が存在しています。
カップルや、若者たちの集団ではこれはなかなか立ち入り難い場所でしょうね・・・
立派なオッサンになった私としては、いつかこんなところで熱燗を飲みながらおでんや、牛筋の煮込みでも食べて見たいものです。
まあ、職場が富山市中心街でもないと中々頻繁に富山駅前に来る機会もないので、難しいのですけれどね。

【22時】
シネマ食堂街を抜けて、一路帰路へと着くために、富山駅北側へと移動しました。
ここもかつては駅裏と呼ばれて何も無い、閑散とした地域だったのですか、ここ10年の間くらいで一気に開発が進んで、南側の雑然とした地域とは対照的に、健全かつ上品な佇まいを醸し出すようになりました。

富山駅北側に広がる、広大な歩道スペースを眺めながら、一路帰路へと着くこととします。
よく、この並木たちがライトアップされている姿を見る機会が有るのですが、ゴールデンウィークでも今日のところは特に手を加えられてはいないようです。
ですが、変に飾り立てられるよりも、これはこれで落ち着いた風情があってよいものです。
賑やかしい雑踏を通り過ぎてきた最後に相応しい、美しい光景です。
しかし、思った以上に街を歩く人の数は少ないものでした。
やはり、ゴールデンウィークはどこかへ遠出するものなのかな?それとも時間が遅かったかかな。

【23時】
何だかんだで時刻は進み、ようやく国道8号線の常願寺川へとたどり着きました。
今日は一日快晴で天候も良かったためか、月も山の姿も美しく、この時間帯でも月明りで薄らと北アルプスの山並みのシルエットが認識できました。
今日は本来ならロードで日中に150キロ程度の遠出をするような気候の一日でしたが、あえてクロスバイクで夜間の市街部をサイクリングすると言う新しい試みでした。
しかし、日中のサイクリングや実際に電車などで飲みに出てくるのとは異なる、サイクリスト視点での風景を多く眺めることが出来た有意義な時間でした。
今回は、往復でも50キロ程度の道のりでしたが、短い道程の中でも多くの歴史的、文化的な感動を得ることが出来た良いサイクリングとなりました。
そして、やはり街を走るのはクロスバイクがロードより遥かに適していますね。
次に機会があるならば、富山市街のみならず、他の街の街並み探訪もしてみたいものです。
それでは今回はこのへんで
実際単なる連休にすぎないのですが、何だかウキウキとしてしまうのはなぜなのでしょうね。
さて、昨年のゴールデンウィークには富山から京都~奈良~大阪までのサイクリングを行うといった一大イベントがありましたが、今年は3月早々に小豆島へサイクリング旅行へ行った上、肝心のCLXも治療中の為、ゴールデンウィークは大人しくしていることとなりました。
そんなところではありますが、やはり私も人の子。
ゴールデンウィークとなると、ちょっと普段の週末とは異なるテンションが湧き上がってきます。
なんだか無性に走り出したいぞ・・・

【19時】
何の脈絡もなく、夜中に出かけたくなってしまいましたが、ロードバイクが使えない以上、残るはクロスバイクである、黄金のRX2カスタムで出かけることとします。
問題はどこへ行こうかだな・・・
お腹も減っているし、晩御飯が食べられて、なおかつ夜中に人気のないところへは行きたくないし・・・さしあたり富山市中心部へ向かってみようかな。
きっとゴールデンウィークですから、街は飲み会等のお客さんで賑やかなことでしょう。
よし!!そうと決まれば早速行ってみようっと。

【20時】
小一時間走り続けて、ようやく富山市中心部へと近づいてきました。
ここは富山市街を流れる『いたち川』に数多くかかる橋の一つ。【久右衛門橋】です。
いたち川にかかる橋は綺麗なものが多いのですが、これはその中でも最も美しい橋ではないでしょうか。
ライトアップされた、赤銅色に輝く橋体に我がRX2がまるであつらえたかのように一体化しています(笑)

そしてレトロな風情タップリの、越中売薬で有名な反魂丹の老舗池田屋安兵衛商店前へ。
日中はきっと観光客などで賑やかなのでしょうが、夜はひっそりと静まり返っており、その昔からの佇まいの落ち着きが、よりいっそう強調されているようです。
ここだけ切り取るとまるで少京都などの観光地のようです。これはこれでいいかも。

そして、富山の中心市街地活性化のシンボル。
【総曲輪フェリオ】前にたどり着きました。
ここ数年で新たに移転した、富山の老舗百貨店である『大和』や併設されたガラス張りのエントランス内では様々なイベントが年中行われていたりと賑やかしい所です。
しかし、当然今の時間は特にイベントごとも行われておらず、人気もまばらで静けさに包まれつつあります。

【21時】
さて、さすがにお腹が空いてきたので晩御飯をとることにします。
中々風情のある看板が目印の店で、天丼とカレーうどんをガッツリ食べて後半戦への糧としました。

そして夜の【富山城】です。
先日日中に訪れた時とは異なり、ライトアップされた富山城そのものの姿に加えて、お堀に映る逆さ城の姿が一層美しく、実に風情溢れる光景です。
実に小さな小さな城なのですが、これはこれで良いものです。

富山城城門から眺める富山城。
う~ん。綺麗なんだけれども、城より門の方が立派で威厳が有ります(笑)
しかし、この辺りは富山の最大の繁華街である『桜木町』にも程近いのですがあまり人気が有りませんね。
やはりゴールデンウィークともなると大半の人はどこか県外に旅行にでも行ってしまっているのかもしれません。

【21時30分】
富山駅前にやってきました。
駅前では北陸新幹線の開通へ向けて至る所で工事が行われており雑然とした雰囲気が漂っていますが、この辺りにはやはり多くの人々の姿があり、週末の繁華街と言った賑やかさを醸し出していました。
ふう・・・ 少し疲れてきたぞ。

そして、富山駅前程近くにに存在する【シネマ食堂街】です。
昭和初期を思い起こさせるようなレトロかつ雑然とした空間美は、まさに富山の文化遺産的な飲み屋横丁と言えるでしょう。
何のシネマだったのかは推して知るべき所です。

う~ん。一歩外に出れば、近代的な都市ビルと、チェーン店の居酒屋が林立する富山駅前で在りながらも、この一本の路地裏は、雑居ビルの狭間に広がる雑然とした異世界の様な姿。
う~ん実にノスタルジックな、良い雰囲気が有ります。
ここを訪れるならばやはり夜に限りますね。まるで龍が如くの世界です。

どうやって建て付けたのかと不思議に感じられるようなビル下の店舗達。
しかし、お酒を飲んで楽しそうな人々が行きかう中、シラフの上に自転車片手の人間がこんなところをウロウロしているのはかなり不自然な光景ですね。
浮いてるのでさっさと先へ進みますかね・・・

奥へと進むと、食堂街の道はさらに狭くなり、まさに軒を連ねるような感覚の幅の小路の中に数件の居酒屋が存在しています。
カップルや、若者たちの集団ではこれはなかなか立ち入り難い場所でしょうね・・・
立派なオッサンになった私としては、いつかこんなところで熱燗を飲みながらおでんや、牛筋の煮込みでも食べて見たいものです。
まあ、職場が富山市中心街でもないと中々頻繁に富山駅前に来る機会もないので、難しいのですけれどね。

【22時】
シネマ食堂街を抜けて、一路帰路へと着くために、富山駅北側へと移動しました。
ここもかつては駅裏と呼ばれて何も無い、閑散とした地域だったのですか、ここ10年の間くらいで一気に開発が進んで、南側の雑然とした地域とは対照的に、健全かつ上品な佇まいを醸し出すようになりました。

富山駅北側に広がる、広大な歩道スペースを眺めながら、一路帰路へと着くこととします。
よく、この並木たちがライトアップされている姿を見る機会が有るのですが、ゴールデンウィークでも今日のところは特に手を加えられてはいないようです。
ですが、変に飾り立てられるよりも、これはこれで落ち着いた風情があってよいものです。
賑やかしい雑踏を通り過ぎてきた最後に相応しい、美しい光景です。
しかし、思った以上に街を歩く人の数は少ないものでした。
やはり、ゴールデンウィークはどこかへ遠出するものなのかな?それとも時間が遅かったかかな。

【23時】
何だかんだで時刻は進み、ようやく国道8号線の常願寺川へとたどり着きました。
今日は一日快晴で天候も良かったためか、月も山の姿も美しく、この時間帯でも月明りで薄らと北アルプスの山並みのシルエットが認識できました。
今日は本来ならロードで日中に150キロ程度の遠出をするような気候の一日でしたが、あえてクロスバイクで夜間の市街部をサイクリングすると言う新しい試みでした。
しかし、日中のサイクリングや実際に電車などで飲みに出てくるのとは異なる、サイクリスト視点での風景を多く眺めることが出来た有意義な時間でした。
今回は、往復でも50キロ程度の道のりでしたが、短い道程の中でも多くの歴史的、文化的な感動を得ることが出来た良いサイクリングとなりました。
そして、やはり街を走るのはクロスバイクがロードより遥かに適していますね。
次に機会があるならば、富山市街のみならず、他の街の街並み探訪もしてみたいものです。
それでは今回はこのへんで
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