2014-08

能登半島一周サイクリングへ行ってきました 【後編】

 今回は前回からの続き。
 
 去る8月24日(日)から25日(月)にかけて行った、1泊2日の能登半島一周サイクリングの後半戦となります。

 前日は道に迷ったり、ツェルト泊をしようと思えば野営場は閉鎖されていたりと、波乱に満ちた道のりでしたが結果として旅館でゆっくりと休めて充実した1日となりました。
 

 そして2日目のルート。

 能登半島最先端の禄剛崎から、富山県氷見市へと至るおよそ165キロの道のりとなります。 

 なお今回は帰ることが主眼でもあり、印象としては正直言って往路程の魅力ある道のりではありませんね。

 サクッとスタートです。 


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【7時】
 禄剛崎の旅館を出発し、道の駅狼煙館で水分をボトルに詰め出発の準備を行います。

 駐車場にはツーリング途中と思われる自転車もありますが、ゼッケンがあることから昨日の珠洲トライアスロンの参加者の方がこの周辺に宿泊しているのかもしれません。

 この帰り道、珠洲市内でも多くのトライアスロン参加者と思しき人々を見ることがありました


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 狼煙の街をまずは28号に沿って出発します。

 なお、まだ雨は降ってきていませんが、空は昨日に比べて明らかに白く、いつ降り出してもおかしくない状態であり速やかに距離を稼ぐためにスタートします。


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 出発してすぐ、有名な聖域とも呼ばれる『金剛崎』と、常に予約で一杯と言うランプの宿を見学しようとちょっと寄り道します。

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 途中の分岐点までですが、異様に綺麗な道路です。


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【7時15分】
 金剛崎御手前の空中展望台に到着です。

 しかし、バリケードがしてあって入ることが出来ません。

 しかも、金剛崎まで行くのには料金がいるようです。

 なんじゃそりゃ、商魂逞しいな。
 
 ランプの宿までを通行禁止にしてあるのは興味本位の観光客が寄り付かないようにするためなのは理解できますが金剛崎までもがね・・・
 
 金剛崎は私有地なのかな?
 聖域と言うのも観光文句にしか聞こえなくなってくるね。


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 見下ろすランプの宿。
 
 屋根が黒々して綺麗。
 なんだか金かかってそうですな。

 まあ、こんなものか。。。あまり感動も無く、ちょっと期待外れかな。
 

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 金剛崎を出て、一路28号線を珠洲市街地を目指して走ります。

 しかし、かつてこの道を走った時は、なんて人気の少ない道のりだろうかと思ったものです。

 しかし、今日までに多くの島や過疎地を訪れたせいでしょうか、今回改めて走ってみると、家も多くさほど過疎な空間でも無かったですね。
 
 
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【7時50分】
 出発してから14キロ
 珠洲市鉢ケ崎のオートキャンプ場正面が昨日のトライアスロンの自転車のゴールであったようです。

 実に多くのサイクルスタンドが備え付けられており、どうやら1,000人以上の参加が有ったようですね。
 昨日は比較的天候も良かったので実に充実したトライアスロンになったことでしょう。


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 ゴールの直ぐ傍の大きな珠洲ビーチホテルの向かいには、キャンプ場があり、幾つかのテントが張られていました。

 私も昨日はここまで辿り着いていれば幕営もできたのでしょう。
 しかし、汗だく疲労困憊の状態では、次もやっぱり旅館の快適さを選んでしまうことでしょうね(笑)


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 その後は長い長い珠洲市の市街地を走り


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 そして見附島が見える様になってきました。


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【8時25分】
 26キロ地点見附公園に到着です。
 
 ここが帰路の最大のハイライトかもしれませんね。
 

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 目の前に聳える『見附島』

 なんでこんな姿の島が存在しているのか?
 
 物凄く不思議で、雄大で、存在感に溢れています。

 軍艦島の異名の通り、側面には錨のような模様まで見えています。


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 そして、見附公園には大きな駐車場や、キャンプ場、民宿などもあり昨日のトライアスロンの参加者と思われる人々が多く集まっていました。

 昨晩はここで一泊して、あの人たちもこれから帰るのでしょうね。


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 しかし久しぶりに見た見附島はやはり見事です。

 岩でできた道もあるようで、頑張れば直ぐ傍まで行けるようですが、ビンディングシューズですからね。。。
 やめておきましょう

 トイレをして、水分補給も済ませますが、まだ食堂もやっていないし、これ以上は長居無用ですね。

 また名物を食べそびれたか・・・能登丼や海藻ラーメンも食べたかったのだが仕方ないか。
 
 それではさらば。見附島よまたいつの日か!!


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【8時55分】
 珠洲市街に入ってからは、28号から、249号線を経て、35号線に沿って海岸線を走ります。
 
 そして30キロ地点の『恋路海岸』に到着

 先ほどの見附公園にも恋人の聖地として鐘が備え付けられていましたが、わずか数キロのこの恋路海岸にも恋人の聖地と鐘が備え付けられております(笑)

 まあ、こちらの方が古い伝承もあり恋人の聖地としては正統なのかもしれませんけれどね。


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 海岸にある奇岩。
 
 その周りのフェンスに南京錠をくくりつけるシステムのようです。 


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 フェンスの看板の文句も洒落たもので、ちょっと癒されますね。
 
 ただ朝方のせいもあるでしょうが、あまりにも静かで人気が無く観光気分が盛り上がりませんね。
 速やかに先を急ぎます。


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 海岸線を走り、五色ケ浜海水浴場付近。

 空には黒い雲拡がり、時折ポツリポツリと雨が落ちて来ます。
 まあ、このくらいは想定内といったところでしょうか。


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【9時55分】
 峠の頂上から、九十九湾を見下ろします。

 実に美しい港町です。


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 湾を越え、気持ちの良い海岸線とともに走る道へ。

 外海に面する能登の西側と比べて、内海側となる東海岸はやはり穏やかで、遠浅の海岸がほんの数メートルの間近に迫り、道に非常に近く続いてゆく気持ちの良いサイクリングロードです。


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【10時10分】
 52キロ地点、門前町へ到着しました。

 ここも懐かしい。
 
 反時計回りに2泊3日で能登半島を一周した10年前は、ここで初日に宿泊したのち、先ほどまでの道のりを突き進んでいたのでした。

 大きな役場が港の正面にそびえたつ姿が印象的で、その光景は今も全く変わっていませんね。

 さて、ここにきてようやくコンビニでカロリー&塩分補給を行います。
 
 本当は食堂などに入ってがっつりと食べたかったのですが月曜日は休業も多く、まだ時間帯も早く結局コンビニ弁当とカップラーメンで済ませたのでした。

 まあ夏のサイクリングの旅は、カロリーと塩分が重要なわけで、むしろ安くて時間のかからないコンビニ弁当のほうが良いかもしれませんね。

 高カロリーで塩っ気の強いものをがっつり食べれば再び活動できるようになることが判り、むしろコンビニの食事で充分であることがつかめてきました(笑)

 店舗でゆったり食事とかとかあんまり関係ないですね。

 腹が減ったと感じる前に、コンビニを見つけたら、とりあえず何か食う!!が一番ですね。
 

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 さて、ここからは再び海岸線に沿って249号を走ります。

 
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【11時10分】
 63キロ地点の交差点で、内陸を走る249号線から左折して、海岸線を走る34号線に移ります。
 
 昨日の迷子の悪夢が一瞬頭をよぎりますが、こちらは基本海岸線に道が存在しているので注意してすすめばまず問題はないでしょう・・・


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 しかし、34号線の道のりは、集落に港、海岸線の繰り返しがほとんどですが、いい意味で人気が無く田舎的で、能登半島らしい醍醐味を満喫できる良いルートでした。

 道路と海も非常に近く自然の魅力を存分に味わえます。


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 そして、当然集落も年輪を感じさせられるものが多く、時には狭い道幅の木造の集落の中を縫うようにして走るといった、風情あるサイクリングが楽しめました。

 これは良い光景です。
 遠回りしておいて正解でした。


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 そして、34号線も半ばを過ぎれば能登半島の道のりも大分佳境に入って行きます。

 陸地に囲まれた、穏やかな海の先に見える台地は『能登島』の姿であり、もう能登半島の先端部分は見ることが出来なくなっています。

 昨日出発した時は、果たして無事に一周を達成することが出来るのかと心配していたくらいなのですが、随分と走ってきたんだなぁ。 


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【12時20分】
 85キロを超えて、長かった35号線も終わり再び249号へと合流します。

 もうこの先は七尾まで249号に沿って走るのみです。


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【12時45分】
 穴水市街
 
 ここまで来ると、珠洲市や門前町のなどの街並に比べて、随分と娑婆に近づいた雰囲気がありますね。
 

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 そしてさらに走って、七尾市に入り能登島に繋がるツインブリッジ能登がくっきりと見える様になりました。

 あれを渡って、能登島から七尾の和倉温泉方面に入るのも魅力的なルートですが、今回は『半島部分』を走ることにこだわりたいので249号を直進していきます。


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【13時25分】
 道の駅、中島ロマン峠へ到着。

 何だか記憶に有るよりずっと小さな道の駅だったことに驚きを感じます。
 記憶って曖昧なものだな。。。


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 その後、途中昼食を摂りながら走り続け、249号から県道1号線に乗り換えて走り、いよいよ七尾市街へと入って行きます。

 もう能登半島の旅路も、大詰めも大詰めですね。


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【14時45分】
 127キロ地点にある、道の駅『能登食祭市場』に到着です。

 何度か訪れた大きな道の駅です。
 そして、ここを越えれば海岸からはしばし離れて、国道160号の山越えと共に富山県へ帰ることになるのですが、感覚としては、能登半島の旅はここで終了するのも同然と言った感覚ですね。

 やはり能登と言えば、この辺りまでのようなイメージです。


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 道の駅の裏から、これまで走りぬけてきた能登の海を眺めます。

 やや霞んでいますが、あの霧の彼方を走り抜けてきたのか・・・
 
 苦しかったけれど、楽しかったなぁ。

 さようなら能登半島、いつの日かまたやってくるよ!!

 
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 と、言いつつも一応富山県の氷見市の辺りまでは能登半島に含まれているようですので、能登半島一周を達成するためにも、いま一つ気の乗らないながらも国道160号を富山県に向い、山越えを行います。

 この期に及んで山越えは辛いな。。。モチベーションの上げようがない。


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【15時40分】
 無事に山を越え、再び富山湾を眺めつつ海岸線を走り続けてます。

 そして、146キロ地点。
 ようやく富山県に入りました。 


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 ようやく富山県に入ったところですが、ここにきて雨は本格的な降りっぷりに変わります。

 いよいよ来たか。。。まあこれ有るを覚悟の上でここまで来ましたからね。
 
 能登半島のサイクリングの間中、天気が持ってくれていただけでも大満足です。


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【16時20分】
 そして、びしょ濡れになりながらもようやく氷見市に入って、とうとう国道415号との交点に帰り着きました。

 ゴールまで、後ほんの数キロを残すのみです。


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【16時半】
 朝7時に禄剛崎を出発しておよそ11時間半。
 
 およそ165キロの復路を走り続けて、ようやく昨日のスタート地点である氷見駅にたどり着きました。

 いやあ、県境からの雨の道のりが意外に長くて参りましたね。
 しかし、それも今となっては良い思い出です。

 これにて半ば勢いのみで出発した10年ぶりの能登半島一周サイクリングが、無事に終了いたしました。

 かつて走った能登半島サイクリングは、私にとっては初めての自転車旅行であったのみならず、初の県外ロングライドでもありました。

 その道程は、未知なる世界に羽ばたくが如くであり、気持ちの良い印象を今も心に深く刻んだ、素晴らしい思い出の道のりでした。

 そして、10年後再び走ったその道は相変わらずも美しく、優しく迎え入れてくれたのでした。

 そして、年齢は重ねましたが以前は2泊3日でもヘロヘロになっていたこの道のりを1泊2日で余裕を持って走り抜けることが出来たことなど、サイクリストとしての能力値はかつてよりも向上していることを実感することが出来た実りある旅路でした。
 

 さて、ここからは輪行袋も持ってきたので、輪行して帰ろうかな

 ああ楽しかった。


 それでは今回はこのへ・・・んで? 

 と、思って時刻表を調べると、最寄駅に帰り着くまでに、待ち時間や乗り換えで、2時間近い時間がかかるとのことでした。

 え~!!
 同じ県内なのにどうしてそんなにかかるんだよ・・・
 しかも時間帯が夕方で悪く、駅にはどんどん帰宅すると思われる学生達が集まってきます。

 この集団の中を、ずぶ濡れの汗臭い、かつ全身べた付いた塩っ気にまみれた39歳がでかい輪行袋を持って加わるのか・・・

 しかもこの先「高岡」、「富山」と言った県内の中心駅を通過して行かなければなりません。
 
 さらに人混みが増すのか・・・もう1時間は早く着かないといけなかったな・・・
 
 ・・・そして、その後つまらない見栄のために、旅の最後の最後まで愚かにも判断ミスを繰り返し、自宅まで50キロの自走を始めるのでした(笑)

 以後はこの旅のプロローグ・・・という程も無い。
 
 ただの蛇足編です。


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 氷見駅からいつものサイクリングコースである415号を辿って帰路につきます。

 しかし雨は次第に強さを増し、本降りといった程度から、集中豪雨と呼ぶにふさわしい様相へと変化していったのでした。

 これはやばいかも


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 豪雨の中、雨晴の海岸線の男岩を通り過ぎます。

 改めて見れば、能登の岩達に比べて余りにも見劣りします。
 立山連峰が見えなかったら、ただの岩でしかないな・・・

 
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 射水市に入っても豪雨は続き、新湊大橋の中を走る、あいの風プロムナードでようやく雨をしのぐことが出来て一息つきます。
 
 雨がひどすぎて目に入りまくって前が見えん。 
 まるで水泳をしているようです。

 最後の最後に何をやっているんだ俺は(泣)
 やはり輪行して帰るべきだったか。

 
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 その後、さんざん雨に打たれた後、無事に帰り着くことが出来ました。
 
 そして、何とか2日間合計432キロのサイクリングを終了することが出来ました。

 この旅は楽しかった思い出もさることながら、ルート誤りに、ツェルトセット&輪行セットをただの重しにしてしまったこと、体力の消耗している中で豪雨の中を走る選択をしてしまったこと。

 と、言った判断ミスの連続で、反省点だらけであったことも印象深いところですね。

 ひとえに、旅の目的の明確化が出来ていなさすぎですね・・・
 
 実りある一大イベントで有りながらも、色々と反省するところの多い旅路となってしまいました。
 これからは気を付けようっと(笑)

 
 それでは今回はこのへんで
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能登半島一周サイクリングへ行ってきました 【前編】

 さて、今回の話は先週末の24日(日)と、25日(月)に突如一念発起して一泊二日、能登半島一周の旅に出かけてきた内容となります。

 最近は週末の度に悪天候の日が続き、「チッどこにも行けねーよ!」
 
 と、悪態をついてダラダラしていましたが、思い起こすと最近俄然、勢いがなくなってきているような気がします。

 晴天の約束されたときにしか、活動をしようと思えなくなって来ている・・・
 まるで年寄りです。これではいけませんね。

 そこで今回は、天気は24日が曇りのち雨。
 翌25日は曇り時々雨の予報の中、一周およそ350キロ、自宅からの道のりを含めれば軽く400キロオーバーの、遥かなる能登半島一周サイクリングを決行することにしました。
 
 なおここまで突発的に走りたくなったのには理由がありまして。
 能登半島はまだ若かりし10年前に、アルボルさんや、あらくにさんたちと初めて自転車旅行に出かけた、非常に思い入れの深い道のりであります。


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<2004年 能登半島先端禄剛崎にて>
 本当に懐かしい・・・
 未だにこの道程より楽しかったサイクリングは思い出せませんね。

 次に走るときは、もう一度3人で・・・
 と、ずっと考えていた手前、一人で出発するのが心苦しいところでしたが、悶悶として我慢できずに、走りたい欲求が勝ってしまいました(笑)



 そんな今回のルート前半戦。

 富山県の能登半島の入り口である氷見市より、何度も走った経験のある国道415号線を通って羽咋市へと抜けた後、途中迷子になりながらも、海岸線を伝って能登半島の先端にある狼煙町の禄剛崎灯台を目指すといった、およそ180キロのルートです。



 そして、二日目の後半戦。

 狼煙町を経ち、再び氷見までのおよそ160キロの道のり。

 合計350キロに及ぶ、めくるめく能登半島一周の道のりです。
 
 ただ、実際のところは家から氷見までは50キロ近くあるために、実質の道のりは430キロを越え、連日200キロオーバーの道程を走ると言った、初めての体験でもありました。

 そして、ただ走るだけではなく、前回購入したツェルトを利用して、キャンプをしようと言った欲張りな計画でした。
 
 また、それが大きな過ちでもあり、途中でルート判断を誤ったりといろいろと反省の多い道程でした・・・

 それでは前置きが長くなりましたが、遥かなる能登半島へ、そして10年前の思い出のかけらを拾い集める旅へとスタートです。


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【6時20分】
 まだ暗い午前4時過ぎに自宅を経ち、およそ50キロの『氷見駅』へと到着しました。
 
 ここを今回の旅の起点とすることにし、帰りはここから輪行して帰ろうと当初は考えていました。
 
 ですが今回は判断ミスの連続で実際の道程以上の苦労を何度もしてしまうことになったのでした。


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【7時】
 国道415号を進み、石川県に入ります。

 途中ゲリラ豪雨に打たれましたが、すぐに止み、これ以後はこの24日は想像以上に安定した天候の下で走ることが出来たのでした。


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【7時25分】
 羽咋市に入り、千里浜レストハウスへ。
 いつもはここで『はまなすソフト』を食べるところですが、まだ開店前であり辺りは静けさが漂っています。
 

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 そして見つめる先には遥かな能登の道のり。

 過去に何度か、415号をサイクリングしてはこの場所から能登半島への道のりに思いを馳せていましたが、今日はいよいよあの岬の向こうへ再び足を踏み入れるのです。

 身体中に高揚感が沸き立ち、力がみなぎってきます。


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 なお、10年前はここから能登里山街道沿いのサイクリングロードを使いましたが、今回は砂が浮きまくっていてとてもロードで走れる状態ではなく、時間の都合もあり249号を全力で突き進むこととしました。


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【8時10分】
 途中コンビニで補給をしながら、羽咋市から志賀町へと入ります。

 天候は曇りでしたが気温はそこそこ暑く、塩分の流出による行動不能に陥らないよう気を付けながら走ることを心がけました。


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 原子力発電所前を通り過ぎます。

 現在停止中の志賀原発は静けさが漂っています。


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【9時】
 国定公園『巌門』へ

 荒々しい岩場の海岸線がしばらく続いています。

 まだ売店も営業前で、開店の準備をする人の姿のみであり、辺りに人気はありません。
 そして海岸線まで歩いて降りていく時間も無いので先を急ぎます。


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 しかし流石に国定公園らしく、途中途中眼下を見下ろせば見事な断崖が広がっていたり、遊覧船の姿も見えます。


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 そしてしばらく走って『機具岩』
 角度が悪いですが、しめ縄のされた奥の岩には穴が開いています。
 
 しかし、能登の醍醐味はやはり奥能登に入ってからの展望であり、ほんの出だしの口能登の周辺では、佐渡や粟島の風景で目の肥えてしまった自分にとっては少々物足りないものがありますね。
 

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【9時20分】
 およそ60キロ地点にある道の駅、とぎ海街道に到着し、全長460.9メートルの『世界一長いベンチ』で記念撮影します。

 ここで再びコンビニで栄養補給を行います。
 
 能登半島はどこへ行ってもそこそこ人口密度があり、水分及びカロリーの補給には苦労はしませんが、ハイペースで進みたいために、ガス欠の兆候が表れる前に細目に補給を行います。
 

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 その後、本当は海岸沿いの49号線に入らなくてはならなかったところですが、分岐を通り過ぎてしまい、海岸線を離れて249号沿いに進みます。

 幾つかの名所を見逃してしまったな・・・
 しかし、なかなか見事な山様を表す『高爪山』の姿を正面に据えて、山越えを行いつつ走ることが出来ました。

 
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 スルーしてしまった49号との合流地点にたどり着き、ちょっと49号に入って、義経の舟隠しや、ヤセの断崖方面を眺めてみます。
 まあ見逃したのは残念ですが、ここはあえて追求しなくてもいいか・・・
 
 まだまだ今日のゴールまで先は長いですからね。


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 再び能登金剛への道のりを海岸に沿って走り続けます。

 途中に何だこれは?岩に目が書いてあるけど、トトロ岩とでも言えばいいのか(笑)?


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 そして、中能登に入ってくれば次第に海岸線はいかにも能登らしい光景が次第に目につくようになってきます。

 道も綺麗だし、交通量も多くないしまさにサイクリング天国です。


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 そして道の駅『赤神』。
 
 そういえば10年前、ここで休憩した時に売店のおねいちゃんが可愛かった~とか、馬鹿なことを言っていたなぁ・・・
 いまは我々同様立派なおばさんになっていることでしょう。。。

 しかし相変わらずここから眺める海は非常に綺麗でした。


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 ホテルビュー・サンセット前。
 10年前はここに泊まりましたが、遅くなって真っ暗になってからの到着で、サンセットも何も無かったっけ・・・

 そして以前は2泊3日の道のりでしたが、今回は1泊の予定の為速やかに通過していきます。


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【11時10分】
 そして249号を進んで門前の街中を通り過ぎるところで今回の判断ミス第一弾の分岐点。

 まっすぐ行けば輪島まで19キロですが、より一層一周にこだわろうとした結果左折して、38号線方面へと足を踏み入れたまでは良かったのですが・・・


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 道はすぐにキツイ登りへ。
 
 既に自宅を経って100キロ以上走っており、思っていた以上に疲労していたためペースが上げられません。

 人気も一気になくなり、何だかやめた方が方がよかったかもと思いつつ先へと進みます。 


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 きつい登りの道を数キロ走った後、一つの分岐点を見逃してしまいます。

 右の狭い道が輪島へ抜ける38号線

 道なりの左が266号線でかなりの遠回りになり、なお且つ海岸線から38号に合流するには林道や遊歩道を進まなくてはならないのですが、この時は全くの予習不足の状態で、ときおりスマホの地図を確認しながら進みましたが、ものの見事に迷子になりました。
 

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【11時45分】
 苦しい登りを過ぎて、一気の下りの後に皆月の集落にたどり着きます。

 ここで更なる判断ミス。
 流石にこの時には集落の名などを見ており、間違って266号を走ったことに気が付きました。
 
 本来ならば、今日の目的地までの道のりとタイムリミット、そして自転車での移動であり、体力は有限であることを考慮して、本来の分岐点または、安全策を取って249号まで引き返すべきでした。 

 が、この集落まで辿り着く前のあまりのダウンヒルぶりに、再び登り返すのが嫌になり、うる覚えの地図によれば、遊歩道で38号に合流できたはずと、しっかりと地形図も確かめずに突入してしまったのでした。


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 そして悲劇。
 
 アップダウンの非常に厳しい林道皆月線をひたすら一時間半うろついて、脱水気味の塩分不足でフラフラになりながらも何とか元のルートへと帰り着いたのでした。

 実はちゃんと落ち着いて調べれば、林道からも38号へ復帰するルートは有ったのですが、焦りと疲労で冷静な判断が出来ていなかった・・・

 しかも、林道に入った時点でもはや海岸線の遊歩道ではなく、そもそもがルートロスしています。
 これが登山目的なら遭難してたかも・・・

 猛烈に反省です。


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【12時55分】
 何とか当初の目的ルート38号線に帰り着き、『男女滝』を眺めます。

 綺麗な岩の滑滝です。滑り降りたら気持ちよさそうです。


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【13時】
 ようやく再び海へ。上大沢町の港にたどり着きました。

 なんて大きい岬なんだ・・・
 これは確かに林道の中でアップダウンを繰り替えさせられただけのことはあります。
 
 でもとりあえずここからは輪島まで一本道です。
 でもまだ20キロくらいあるかな・・・今日の野営地まで明るいうちにたどりうけるだろうか?

 と、タイムロスによる不安が頭をよぎります。


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 そして、ホッとしたのもつかの間。

 ここからの海岸線も結構なアップダウンの連続が続きます。

 でも迷子になっていないために気分的には随分と楽ですね。
 
 海が非常に近くて天気も良くなって美しい道のりでした。


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 大沢町の、間垣で囲まれた家々
 
 海からの風や、塩害から家を守るために行われているのだとか。

 旅館もあるようですし、こういったところで泊まるのも良さそうですね。


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 そして、この道のりは曲がりくねったアップダウンの道のりであり、時にはガードレールの一枚下を覗けば足がすくむような場所も有ったりします。

 こわい。。。


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 そして、海の彼方にうっすらと並ぶ『七ツ島』の姿。

 どれも小さな島で人は住んでいませんが漁の最盛期にはあそこに小屋を建てて生活もしていたのだとか。

 しかし、能登にはさらにあの向こうに『舳倉島』という全周5キロの有人島があるようでして、そこにもいつか行ってみたいところですね。


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【14時】
 予定より大幅に時間をかけて、ようやく126キロ地点の『輪島』市街に入りました。

 よもやこんなに苦労することになるとは思わなかった・・・
 こんなに遅くなっては、先を急がねばならず、ゆっくり昼食もとることは出来ません。
 参ったなぁ。

 
 
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 とりあえず、大急ぎで見れるだけ輪島市街を見て走ることにします。

 花火がなっていたと思えば、どうやら今日はお祭りがあったようですね。


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 昔ながらの風情を感じる輪島の市街地。

 時間さえあれば、自転車を降りてゆっくりと歩きたかったものです。


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 そして、『永井豪記念館』

 ここも入りたかったなぁ~。
 
 アニメ版デビルマンにマジンガーZか。
 
 私は漫画版デビルマンと、バイオレンスジャックが大好きですね。
 中には何があったのだろう?

 時間さえあれ(略)

 まあ、改めて思うと能登半島は富山からならば船も電車も使う必要なく訪れることが出来るサイクリングの聖地のひとつであり、サイクリングに来ようと思えば比較的簡単に来れる場所ですので、近いうちにリベンジしましょう。


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 そして、出店も広がっていてお祭りらしい光景が。

 孤独なサイクリングの最中に、このような多くの人々が楽しそうにしている光景は癒されますね。


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 さて、ほんのしばらくの滞在でしたが、能登半島最大の街輪島を離れて、再び一路能登半島の先端の珠洲市にある狼煙町を目指して進みます。


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【15時】
 138キロ地点、『千枚田』ポケットパークへ。

 この頃、天気は益々良くなってきており、千枚田の美しい棚田の光景を満喫できました。

 そして、やはり有名な場所の為か、奥能登で一番多くの観光客の姿を見ることが出来ました。
 

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 気持よく、程良く暑い道程を、時々アップダウンに苦労しながらも快調に飛ばします。

 なんて綺麗な道のりなのでしょう。


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 この旅最高の天気の中、奥能登の海と道のりの美しさを全身に感じながらサイクリングを行うことが出来るようになりました。
 
 今日思い切って走りにきて本当によかった。。。


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 更に先へと進み、逢坂トンネルを越えた先で懐かしい滝が。

 そういえば、アルボルさんとあらくにさんはサイクリングの途中だというのにあの滝に打たれていたっけ。。。
 若かったなぁ・・・


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【15時40分】
 152キロ地点にある『すず塩田村』に到着します。
 
 大分夕暮の雰囲気を醸し出してきていますが、何とか明るいうちに狼煙町にたどり着けそうです。

 最近は、テレビなどで塩田が何度か放送されていましたしね。 
 この時間帯でも、数台の観光客の車が駐車しており、夏の観光客の多さが想像できます。


P8241477.jpg
 そしてまずは『塩アイス』を食べます。

 輪島からここまで水分はともかく、塩分を補給できるところが無かったのでうってつけですね。
 味はほのかに塩の味がするような気がします(笑)

 しかし、10年前は塩を試食できる所があったと思っていたのだけれど、この道の駅には無く、他にもいくつか塩田を売りにした個人の道の駅が有ったりしたので、別の所だったのかもね。

 
P8241479.jpg
 そして引き続き塩ソフト。

 冷たいものがさっぱりして、火照った体に本当に美味しい。

 また塩分を摂ったせいか、再び元気がみなぎって来たような気もします。

 思えばこのアイスとソフトが、この能登の旅で食べた数少ない能登の名物でしたね。


P8241481.jpg
 そして再び走り出ししばらく走ると随所に『珠洲トライアスロン』の看板が並んでいました。

 なんと、今日の午前中から昼にかけて、奥能登ではトライアスロンが行われていたのですね。

 もう少し早く来ていたら見学できたのになぁ・・・どこまで行っても午前中のルート選択ミスが悔やまれます。


P8241482.jpg
 有名な『ゴジラ岩』

 まあ、なんてことはありませんが定番ですからアップしておきます。


P8241483.jpg
 日も沈み始めた奥能登の道のり。

 海と道と岩のコントラストが美しい・・・・

 
P8241491.jpg
 そして、この日最後の難所、『椿の展望台』への道のりを、まさに最後の力を振り絞って登って行きます。

 この時点で氷見からは168キロ程度の道のりですが、自宅から数えれば、ゆうに200キロを超えております。
 
 むむむ苦しいぞ・・・


P8241492.jpg
【16時45分】
 ようやく展望台へとたどり着きました。
 
 やったぁぁ・・・
 もう後は狼煙町まで数キロを残すのみ。

 暮れかかった日差しに照らされて、暑さと、疲労とがごちゃませになった全身に感動の痺れが走ります。

 脳内麻薬出まくってるなぁ(笑)


P8241494.jpg
 登ってきた道のりを振り返ります。

 美しい・・・

 やはりサイクリングは最高だ。
 辛いけれども、何度でも走りたい。そう思わせられます。
 

P8241496.jpg
 なお、椿の展望台のすぐ脇には、つばき茶屋なる食堂が。

 ここの『でまかせ定食』が食べたかったんだけれどなぁ・・・
 残念ながら、今日はもう閉店の時間の様です。

 まあ、また次の機会があるさ。


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 展望台から一気に下り、砂浜を眺めながら狼煙町へはあと4キロのところまで肉薄します。

 あともう少しだ~


P8241509.jpg
【17時】
 狼煙町に到着。

 ちょうど道の駅も、食堂ものれんを下し始めている所でした。
 う~んちょっと良くない光景だぞ(笑)
 補給する場所が無くなっちゃう。


P8241504.jpg

【17時10分】
 それらを尻目に灯台への急峻な遊歩道を登りつめ、遂に到着。

 富山県氷見市からおよそ175キロ。自宅からは220キロ。
 氷見市を出発してからおよそ13時間、自宅から15時間の道のりでした。
 
 白い灯台の姿も、やや汚れが増えたように思えますが、ほとんど10年前のままです。

 ああ・・・

 『禄剛崎灯台よ、私は帰ってきた!!』

 長きにわたっていつか再びと思い描いていた能登半島一周の道のり。

 ようやくその思いの半分を達成することができました。

 ちょっと寂しい単独行となりましたが、満足に足る道のりです。
 
 正直10歳も年を取って、もっと苦労するかと思いましたが、どうやらサイクリストとしての能力は向上していたようで、想像以上にあっさりとたどり着いた。

 と、いった印象です。


P8241508.jpg
 まあ、まだ帰り道が残っており、油断と過信は禁物ですね。

 さて以後は、今日のエピローグ。

 いまから、二日目に向けてのねぐらの確保をしなくてはなりません。


P8241505.jpg
 見下ろす最果ての海。

 風情は抜群です。
 そしてこの時間帯でも、数組みの観光客の姿が見られます。

 さてしかし、あまり長居もできません。
 
 明るいうちに、幕営地に着いてツェルトを張らないと・・・

 と疲れた体に鞭打って、禄剛崎を後にしたのでした。
 
 ・・・が、そしてその後衝撃の事実が。


P8241513.jpg
【17時半】
 狼煙町を経ちおよそ2キロほど離れた『山伏山林間野営場』を今日の宿にしようと考えていましたが、前に立って愕然。

 チェーンやロープで入り口が封鎖されているのみならず、とても使用されているとは思えないほど荒れきった、草ぼうぼうの姿・・・

 しかし入り口はこの状態ですが、もしかしてサイトは綺麗なのでは・・・

 と思い数100メートル先の幕営地まで足を踏みいれてみましたが、荒れ放題でどこがテントサイトだったのかもわからない状態です・・・・
 おまけにアブがブンブンまとわりついています。 

 ムムム・・・
 疲労困憊した状態で、この場所で野営する気力は無いな・・・
 かといって、他のキャンプ場まで走る時間も無い。

 ちょっとした空間でツェルトを張ることは不可能ではないが、せめて水場くらいは欲しい・・・


P8241514.jpg
 幕営挫折。

 狼煙町に舞い戻り、飛び込みで旅館に宿泊することにします。

 ちなみに山伏山野営場は、宿の女将さんによれば大分前から閉鎖されているとのこと。
 なんてこった・・・
 ツエルトセットは単なる重しになってしまっただけだったか・・・
 
 でも上手く泊れてよかった。
 汗が乾いて塩を吹く間もないくらいく汗だくで過ごしてきた一日ですし、おまけに明日は間違いなく雨に打たれるでしょう。

 旅館で風呂に入ってゆっくりしようかな。


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 そして何よりも有り難いのがビールです(笑)

 野営していたらこれにはありつけなかったですしね。

 まあ結果オーライです

 『能登半島に乾杯!!』


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 そして晩御飯。

 素泊まりで泊まったためもありますが、キャンプ用に持ってきた食料もやっつけなくてはなりません。

 カップラーメンと、リフィル米のドライカレー。
 そしてさらにドライカレーにかけようと輪島のコンビニで買ったカレー(笑)


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 完成。
 宿の中でどうやって作ったかは秘密。

 そして美味過ぎ。
 
 暖かい汁気と塩っ気が五臓六腑に染み渡ります。


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 そして、野営用に持ってきたウイスキー

 ビールは重いしかさ張りますし、何より冷やしておけませんからね。

 最近は、ペットボトルのポケットウイスキーが売っているので非常に便利です。

 これなら値段の高い山用の携帯ボトルなども必要がない上に軽いので今後も重宝することになりそうです(笑)


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 ・・・お茶ではなく、お湯割りです。

 ああ~温まります


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 お風呂にも入らせてもらい、疲労した体にアルコールが染み渡りすっかりありがたくなってきました。
 明日への英気が充電されていきます。

 やはり旅館に泊って良かった(笑)
 ツェルト泊はもっとソフトなイベントで練習しようっと。

 こうして、能登半島最先端の禄剛崎での夜は更けて行き、翌日は一路禄剛崎から富山県の氷見市へと向かうのでした。

 後半へ続きます。


 それでは今回はこのへんで

テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用

ツェルトを常備しておこうかな 『モンベル U.L.ツェルト』

 さて、2014年度のTJARも終盤に差し掛かり、様々なドラマを堪能させていただきました。
 
 同時にお盆も終わりが近づき、何とも寂しい気持ちになってきます。

 しかし、今年の夏前半は、週末どころか悪天候の日ばかりで、そのくせ涼しいどころか滅茶苦茶蒸し暑いと言った腹立たしいことこの上ない日々でした。

 どうか、残りの8月後半から9月の連休にかけては天候が持ち直して欲しいと切に願いますね。


 P8101363.jpg
 さて、そんな天候も有ってアウトドア活動は全くできず悶々としていましたが、そうしているといらぬ想像力ばかりが働いて、散財に走ってしまいます。

 そんな今回の品はモンベルのツェルトの中でも最も軽い、U.L.ツェルトです。

 どうやら、日帰り予定の登山であってもお守りとして持っておくに越した事は無いようですし、私は単独でウロウロ活動することが多いために、いつか欲しいなぁ~と思っていたのでした。


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 その大きさはまさに缶ビールサイズ。

 手に取ってみればさほど大きく感じないのですが、これがリュックに入ってみると思った以上に場所を食うのが不思議です。
 う~ん・・・18リットルのアドベンチャーライトとかをメインに想定するから駄目なのかな?
 
一般の人はもう少し大きなザックを使っているのだろうか?

 いやいや、単に自分の荷物が多すぎるのかもしれない。本当に必要なものは何かな・・・

 等々・・・こうやって考えているのが楽しいんですよね(笑)
 

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 重量はカタログの通り230gを切ります。

 柔らかい素材のせいもあってか、重量としては殆ど気にならないのではと思いますね。
 問題はスぺースかな。


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 そして設営のために無くてはならないのが細引き。

 3ミリ×10メートルを一本用意しましたが、これらを併せても300gを切ります。

 緊急のお守り用としれならば、この二つだけあれば十分でしょうね。
 まあ、ペグも有ったほうが良いんだろうけどなぁ・・・

 とりあえずはお守り要因としてこの二つを日帰りザックの底に何とかして押し込んでおくことにしましょう。


P8161374.jpg
 さて、思うところあってペグと自在付きの細引きも購入。
 
 遭難を想定したお守り用としての携帯ではなく、もう少し余裕がある状態や、例えばサイクリングの際に使用するのであれば、ツェルトでキャンプすることも想定したほうが良いのではないか?

 と、思い立ってさらに散財(笑)
 
 まあペグもスポーツゼビオで投げ売りされていましたし、どうせ消耗品ですからね。   
  
 
P8161375.jpg
 しかしそうなると、ツェルトポールも欲しくなってくるところです。
 登山の際はトレッキングポールで代用できますが・・・

 それも幸いなことに、かつてオートバイでツーリングしていた際に使用していた、ホームセンターで買った安物のテントの全室用のポールで代用できそうです。

 経年劣化ですっかり伸びきったドローコードを交換しておきます。


P8161377.jpg
 さて、とりあえず細引きと鉄アレイを利用して吊ってみます。

 当然設営はテントと比べてとっても簡単で、細引きを縛る場所さえ見つければ簡単に設営することが出来そうです。

 ですが空間をしっかり確保するためにはやはり4隅くらいにはペグを打って、ピンと張らないと苦しそうです。


P8161383.jpg
 入り口部分。
 やはり、緊急用だけあって、底辺の小さな二等辺三角形のシルエットです。 
 
 入り口はチャックで開閉できますが、換気部分が大きな口をあけていますので、緊急時以外では虫対策が必要でしょうね。


P8161385.jpg
 全体を上から見ればやはり細く長い形状で、テントのように居住性を考えられたものではないことが良くわかります。

 やはりこれは緊急時に、中で横になって寝る為の物なのだな。。。

 いやいや、むしろ緊急時の為に持つのであって、いざという時にこれだけの空間が確保できるのは素晴らしいと考えるべきでしょうね。


P8161388.jpg
 そして中に入ってみれば、天井部分には吊り下げが出来るフリップが3つほど用意されています。

 これならランタンなどをぶら下げておくことも出来そうですね。

 ・・・しかし中に入ると暑い!!
 薄っぺらい布きれ一枚で作られたツェルトですが、平地で入っていることは厳しそうですね。
 ですが、この保温性が山地での緊急時の生死を分ける事になるのかもしれません。

 いやはや、状況に応じた装備品を携行するというのは、実に奥深いものです。
 
 ゲームのように鎧と盾と剣を装備すれば、砂漠も火山も大海原も駆け巡れるということは現実にはありえないことですね(笑)


P8161387.jpg
 なお、ツェルトの中はそれなりの空間が広がっています。
 
 ですが、80センチ×200センチの空間は、寝っころがるだけでギリギリのスペースでしかありません。

 おまけに周囲の布がヒラヒラして来て、さらに余裕は無くなります。 

 しかも、底部分はストラップで縛るだけの構造であり、同一メーカーのモンベルライトツェルトと異なり、グラウンドシートが無ければ地面にむき出しの部分が出来てしまいそうです。。。

 が、これも使用状況に応じた追加装備一つでどのようにでも出来そうです。

 重量を増やしたくない登山の時はギリギリの状況で充分ですし、そうでない場合に使用するときは、快適に過ごせる追加装備を持ち運べば良いということになりそうです。
 そして、平地であれば酒をたらふく飲んで気絶してしまえばいいい(笑)

 さて、いざという場合の緊急用に購入したこのモンベル U.L.ツェルトですが、一度は設営の練習や、居住性の確認を兼ねて、どこかでビバーグの経験をしておきたいですね。
 
 しかしいきなり山での使用は不安だしな・・・さてさてどうしようかな。楽しみは尽きませんね。


 それでは今回はこのへんで

テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

【トランスジャパンアルプスレース(TJAR)2014】を応援に行って来ました。

 本日、8月9日から、未明10日に始まり、最大8日間をかけて、2年に一度の壮大な山岳レースである「トランスジャパンアルプスレース」が開催される日です。

 本来であれば、今日から2泊3日でアルボルさんと、まったりサイクリング旅行へ行く予定でしたが、台風11号の接近により計画は立ち枯れになり、心ここに有らずで数日を過ごすことになりました。

 が、おかげで幸か不幸か昨年テレビで放送され、非常に感動し心打たれた本レースの開会式に行って来ることが出来ました。

【TJAR( トランスジャパンアルプスレース)】
 日本海側の富山湾から日本アルプスの北アルプス・中央アルプス・南アルプスを縦断して太平洋側の駿河湾までの約415キロメートルを一週間(予備日1日)で、交通機関を一切使わずに自分の足で走る・歩くことで競う競技。
 山小屋での宿泊禁止でキャンプ指定地でのテント泊を行うなどの特別な大会ルールがあり、参加にも厳しい条件が付けられている。
 距離415km、累積標高差26662m[2]の平均傾斜は6.4%であり、国際的なトレイルレースのもっとも過酷な部類、Category ALに相当する。
海外で最も過酷なウルトラマラソン・トレイルレースのひとつといわれる、ウェスタンステイツ・エンデュランスラン(160kmを24時間以内、登りで5500m)と比べてもその2.6倍の距離を走るという過酷さである。
 <出典: Wikipedia>

とのこと。
 いやあ、想像するだにすざましい道のりですが、それであっても何人もの完走者を排出するという、人間の力を再確認させられた素晴らしい道のりでした。

 しかし、あまりにも到達点が遠く、高すぎて、あこがれはありますが単なる山道歩き愛好家程度の自分には手の届かない世界ですね・・・

 ですからこそ、せめてスタートの雰囲気だけでも味わいたいと思い、いざ開会式へと乗り込んでいきました。


P8091376.jpg
【7時20分】
 スタート地点である、魚津市のミラージュランドの広部へ到着です。

 あれだけテレビで放送されたから早くいかないと駐車場が無くなるかもと思って急いできましたが、それほどでもなかったようです。
 ちょっと早すぎたか? 神主さんなどが、ご祈祷のリハーサルをしています。 


P8091377.jpg
 看板アップ。

 いあや・・・
 本当にここからスタートするんだなぁ。感慨深いぞ。


P8091375.jpg
 しかし、すぐにすることも無く退屈になり、園内をブラブラします。

 観覧車やメリーゴーランドがライトアップされていて綺麗です。
 休憩所もありましたが、家族や友人、関係者と言った面々が大半で、私のような完全な野次馬はほとんどいない雰囲気でちょっと入り難い。

 開会式まで目立たないようにしてよっと(笑)


P8091395.jpg
【20時】
 ようやく開会式が始まりました。
 思っていたよりも多くの人たちが集まってきました。100人くらいはいるのかな?

 しかし、今夜はつい先日までは熱帯夜だったのが信じられないほど寒い、20℃前半程度しかありません。
 暑がりの私でも、ちょっと肌寒さを感じます。

 その上に雨の降り、朝方からは台風の影響で風も出てくるはずと言った、非常に最悪のコンディションですが、選手の方々には、是非とも全員無事に完走を成し遂げて欲しいものです。


P8091393.jpg
 家族の方も、多く応援に来ておられるようです。
 この名前は、前回、前々回の優勝者の方ですね。


P8091392.jpg
 そして選手の方々の紹介が始まります。
 いいなぁ~皆さんワクワクしているんだろうなぁ。


P8091400.jpg
 皆、体脂肪の少なそうな鍛え上げられたスタイルをしているのが良くわかります。


P8091401.jpg
 総勢30名。
 何と、3名も女性がおられました。すごい!!


P8091402.jpg
【20時55分】
 開会式が終了しました。

 選手や、応援の方々が休憩所へと引き上げていかれました。

 開催当初の第1回の頃は、式はもちろん受付と呼べるようなものも無く、参加者含めてほんの数人がヘッドライトの明かりを頼りに駐車場に集まって、時間になったらそろそろ行きますか~と言った雰囲気だったそうです。

 こんなにも華やかになったのはテレビで放映された結果が大きいようですが、これからも事故なく、少数精鋭、選ばれしもののみの頂上レースと言った感じで発展していってほしいですね。

 さて、この後10日0時よりスタートとなりますが、残念ながら台風の影響により早月尾根からの剱岳は通らずに室堂を目指すルートとなったようです。


P8091365.jpg
 まあ、今日は1日中、剱岳も含めて山々は雲の中で、たまに見えてこんな重そうな雲が北アルプス全体に溜まった状態ですからね。

 予報では、丁度剱の稜線に差し掛かる時間帯には、風速30メートルからの暴風雨が吹き荒れるであろうとのこと・・・
 恐ろし過ぎ。。。

 実行委員の方も言っておられましたが、「無謀と挑戦は違う」本当にその通りですね。

 しかも現在剱岳の登山道は、2,600メートル付近で一部崩落して、仮復旧の状態のはずですので、危険すぎるでしょう。

 さて・・・この後はスタートまでまだ時間があるな。

 地元民パワーを活かして、一回家へ帰るかな(笑)

 それでは今回は、いったんアップしますがまだ続きます(笑)


~【2時間後】~

P8091408.jpg
 ・・・さて、スタートも見学しようと、30分前にミラージュランドに到着しましたが、開会式の時とは打って変わり、多くのギャラリーが一目スタートを見ようと押し寄せており、開会式の時の3倍くらいの人数がやってきていたように思います。

 開会式には出て来なかったのに現金だなぁ・・・
 余りの惨状に呆れながらも、スタート地点の早月川河口付近の砂浜へと歩き始めます。
 

P8091436.jpg
【23時50分】
 続々と選手が集まってきて、それに群がるようにカメラのフラッシュがたかれます。
 
 すごいなぁ・・・まるでプロレスの選手入場の様です。


P8101443.jpg
 さあ、そしていよいよスタート目前。

 2分前から選手たちの時計合わせが行われ、30秒前から観客と共にカウントダウンの合唱が始まります。
 
 自分が走るわけではないけれどワクワクするなぁ~


P8101445.jpg
 そしてスタート!!

 各選手たちが一斉に人々の間を進んで行きます。
 
 私もカメラを置いて、多くの選手たちとハイタッチを交わし、応援の言葉を贈らせていただきました。

 ここからがすべての始まりですね。
 過酷な道程でしょうが、是非すべての選手が完走できますように!!
 
 皆さん頑張ってください!!

 
 それでは今回はこのへんで

テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

立山登頂リベンジへ!!

 さて、本日は先月その頂まで訪問しようとしながらも、目前にて悪天候により撤退を余儀なくされた、立山主峰雄山、大汝山、富士の折立の三高峰を踏破したのち、夏休みの小学生の集団による立山登山の大渋滞から逃れるルートを体験するために、真砂岳山頂を踏破した後に、大走りから雷鳥沢を抜けて室堂へ帰るルートを踏破してきました。

 それではスタートです。


P8031360.jpg
【7時50分】
 室堂に到着し、早速立山主峰、雄山山頂を目指します。

 しかし、残念ながら今回も快晴には恵まれず、序盤の高曇リの後は次第に山頂付近は雲に包まれ、展望のない上に寒い登山となってしまいました。 
 
 なお、今回は深夜の桂台からのスタートと言った非人道的な活動ではなく、職場のYさんと優雅に公共交通機関を使用しての道のりを選択しました。

 しかし、公共交通機関を利用しての室堂到達の後の、立山登山は想像を絶する程『楽ちん』でしたね・・・
 アルペンルートを徒歩で登るなんて行事が空しくなる程『楽ちん』です。

 これだけ楽して3,000メートル峰に登れるんだから、沢山の人が立山登山に訪れるのもわかるなぁ・・・


P8031369.jpg
 さて、天気は全体的にイマイチでしたが、序盤は中々見晴らしがよく風景を楽しむことが出来ました。

 一ノ越までの道のりを進みます。
 いやあ、バスでここまで連れてきてもらったので体力は余裕綽々ですね。

 思ったほど混雑もしていないし、いい感じです。
 
 一ノ越に到着後、Yさんを待ちます。


P8031372.jpg
 一ノ越からは今日最初で最後の展望が楽しめました。

 岩だらけの竜王岳。


P8031373.jpg
 薬師岳と、それに続く稜線。

 この道もいつか歩いてみたいなぁ・・・


P8031374.jpg
 鹿島槍。

 その稜線に繋がる五竜岳、唐松岳も良く見ることが出来ました。


P8031378.jpg
 そして、多分雲の平方面。
 
 また行きたいなぁ。。。

 さて、山々の展望が楽しめたのも一ノ越までで、この先は黙々と雲が登ってきて、高峰達の姿はかき消されて行ったのでした。


P8031389.jpg
【9時5分】
 雄山山頂に到着。

 室堂から1時間半かからなかったか。
 帰りもバスに乗れるため、結構のんびりペースで歩いていましたが、疲れてないから歩みも早いですね。

 とりあえずこれでようやく雄山神社でお祓いを受けることが出来ました。
 ああスッキリした。


P8031391.jpg
 山頂でお祓いを受けている間も、続々と人が登ってきます。
 雲はありますが、雨が降ってこないのが救いですね。

 しかし、日光がさえぎられているため風も冷たく結構寒い。
 ウインドブレーカーを着こみます。


P8031409.jpg
【9時55分】
 富山県最高峰、3,015メートル大汝山を越えて以後、はしゃぐ中高年達でにぎわう大汝休憩所へ。
 
 映画の影響もあるのでしょうが、どうして山では若者よりも中高年の方が、子供っぽくはしゃいじゃうんですかね?

 ここに限らず、自らの惨状を下界に帰ってから映像ででも見たら赤面物だと思うのですが・・・


P8031413.jpg
【10時15分】
 2,999メートル、富士の折立へ

 雲がかかって、後立山も、室堂方も見えませんが黒部ダムが確認できました。

 以後は、真砂岳及び、大走り方面へと向かいます。



P8031430.jpg
 立山から真砂岳までの稜線へ下りきれば、岩だらけのガレた登山道も随分と歩きやすくなります。

 そして、開けない視界の中、近間の高所で花開く小さな命にしばし心を奪われます。


P8031431.jpg
 これはタンポポか?


P8031433.jpg
 真砂岳山頂に近づきます。

 緩やかな登りと広い登山道の稜線は歩いていてとても気持ちの良い道のりです。
 天気が良ければなぁ・・・ 

 さて、大走りの分岐も越えますが、ガスのせいもあってピークがどこなのかわかりにくい。

 しかしケルンの群れを過ぎ、ようやく看板を発見し、真砂岳の山頂の位置が判明しました。


P8031442.jpg
【11時】
 今日の最後のピーク
 標高2,861メートル真砂岳山頂に到着です。

 中々に広い山頂で、休憩場所には困りませんが、風が強く且つ冷たく、岩陰に隠れて昼食の準備をします。


P8031440.jpg
 今日のランチ
 
 味噌ラーメンと、アルファ米の上にぶっかけたレトルトの牛丼。

 今回は、立山に登るだけと思い行動食は全く持ってこなかったので、その分昼食をがっつり食べてやろうと思っていたのでした。

 食べて見ると、カップラーメンは当然のことながら、牛丼が非常に美味い!!
 
 昼食にお湯を沸かしてカップラーメンといった昼食ばかりも飽きていたので、このご飯ものの美味しさは新鮮でした。
 
 また、食べながら思ったのですが、カップラーメンの残り汁をアルファ米にかけておじやにしても結構いけるんでは無いかな?

 荷物も少なくて済むし、やってみる価値はあるかも。


P8031441.jpg
 真砂岳と、内蔵助カールに乾杯。
 うっすらと見えるカールを眺めながら、暖かいコーヒーを飲みほします。

 そうこうしているうちに、昼時となり、山頂には数十人単位の登山者で埋まりました。
 
 この曇り空でもこんなにも多くの人がやってくる。
 やはり、立山は人気の山なのだな。。。
 

P8031444.jpg
【11時50分】
 真砂岳を発ち、大走りへと入ります。
 
 ものすごい急斜面に刻まれた道です。
 足を踏み外したら転がり落ちて行ってしまうのではないかな?


P8031445.jpg
 大走りの本道へ。

 全体的に傾斜の急なガレた岩場の道のりが斜面をジグザグに刻んで延々と続いています。

 う~ん。結構めんどくさい道のりです。


P8031461.jpg
 しかし、山々の隙間からは富山湾から、能登半島までをも見通せる、まさに窓が開かれていました。
 綺麗だなぁ・・・

 きょうは山は曇りだけれども、下界は晴れていたのでしょう。


P8031458.jpg
 どんどん高度を下げていくと、雷鳥沢が一望できるようになります。

 日曜の午後でありながらも多くのカラフルなテントが張られており羨ましい限りです。

 また、大きな建物がいくつもあるのが見て取れます。
 この高地にこんなにも沢山の建物があったんだなぁ・・・

 しかし、見えているのになかなか辿り着かないジレンマとの戦いが続きます。


P8031471.jpg
【12時40分】
 ようやく長かった、大走りを下り終えました。
 って、一時間もかかっていないのか。

 登るのは大変ですけれど、下るのは本当にあっという間ですね。

 Yさんも苦しい苦しいと言いながらも頑張っておられます。
 直ぐに慣れてきて、この苦しさが快感になってくると思うので、頑張って下さい(笑)
 

P8031474.jpg
 そして降り立った先には、大きな雪渓が残っていました。
 8月になったというのになんと立派な雪渓なのでしょう。
 
 とりあえずは雪渓を渡って対岸へ移り、雷鳥沢の登山道を目指します。

 
P8031482.jpg
 雷鳥沢に降り立った後、意外に苦しい登り返しや、活発に活動する地獄谷からの亜硫酸ガスに苦しめられながらも一路室堂を目指して歩き続けます。

 今日は一時ガスの強いときがあったようで、まさにそのタイミングで通過した我々は、ツンとくる匂いと、目や鼻の痛みを我慢しつつ進みました。

 いやあ、これは確かにまともに吸い込んだら倒れちゃうわ。。。

 さて、それらはさておき、実際の道のりにおいて、大走りよりもこの雷鳥沢から室堂までの石畳&階段の道のりの方がよほど苦しいと思ったのは私だけでしょうか(笑)

 疲れた所にこの階段の昇り降りは参ってしまいますね。


P8031486.jpg
【13時半】
 苦しい登り返しを終えて、室堂は目前のみくりが池温泉にたどり着きました。

 帰りのバスはまだ十分に余裕があるため、今回は温泉に浸かった後に帰路へと着くことにしました。

 早朝8時前から5時間以上行動し、道のりにして11キロの山を歩き続けた両足も、温泉に浸かってすっかりリフレッシュさせることが出来ました。

 さて、今回は室堂から立山を巡り、真砂岳を通って雷鳥沢に向かうと言った、まさに室堂平一周の道のりと言っても過言ではない道程。

 しかも初めてバスを使っての余裕ある行程での立山登山を楽しむことが出来ました。
 これまでは、八郎坂からアルペンルートを登っての道のりしか経験していませんでしたが、バスで行く道のりと言うのは実に効率的に立山を楽しむことが出来るものだと、今更ながら実感しました(笑)

 そして、大走りからの道程も体験し、より一層立山についての知識と愛着が増したような気がしますね。

 まあ、今年はようやく立山でお祓いもしてもらったし、次に訪れるのは来シーズンになるかな。


 それでは今回はこのへんで

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