2018年09月 - 童心週記
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本州縦断&四端踏破サイクリング【最東端編】その④『気仙沼~仙台』

本州縦断&四端踏破
09 /22 2018
今回も前回の続き。

いよいよ本州最東端を巡る旅も最終章。
9月16日(日)は、まずは宮城県気仙沼市から同石巻市まで、ツールド東北『気仙沼ワンウェイフォンド』100キロに参加した後、仙台市までの60キロを走るおよそ160キロの行程です。



前半の道程は、気仙沼ワンウェイフォンドのルートのとおり。
定められたコースを他の参加者とともにエイドなども楽しみつつ程よいアップダウンの道程を進みます。



その後、ゴール地点の石巻専修大学より、再び単独行となり、これまで通り国道45号をメインに松島、塩竈等を通過しつつ、ゴール地点仙台を目指します。


長く苦しい三陸海岸の単独行が続いた最終日、華やかなイベントに参加しつつ、穏やかな東北の道程を満喫してこの旅を終了します。

それではスタートです。


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【5時40分】
宿を発ち、ツールド東北スタート地点で荷物を預け、ゴールの石巻まで輸送してもらいます。

リュックとサドルバックを預けて、フロントバックのみ。
これまでの旅の日々からは、嘘のように身軽になりました!!
なんて楽なんだ(嬉)
これで思いっきり楽しんで道のりを堪能出来ます。


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検車も受けて、整列しスタートも目前。
先日までの天気予報では雨などと言われていたのに、この日はむしろ最高の好天に恵まれました。
素晴らしい。
この旅は全体を通して、最高の天候でサイクリングが楽しめました。


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【6時半】
いよいよツールド東北『気仙沼ワンウェイフォンド』のスタート。
300人のライダーが、4分おきに人数を分けてスタートします。
気仙沼出身のアナウンサーの方や、インストラクターの方に加えて…


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そしてご当地ゆるキャラの「ホヤぼーや」達が間を繋ぎつつ、賑やかな中出発の時間を待ちました。
ワクワクするね。今日はテンション高いわぁ♪


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序盤は信号の多い気仙沼市街をのんびりと走ります。

そしてあちこちで住民の方が応援してくださいます。
これはスタート地点だけでなく、ゴールの石巻まで至る所で人々が手を振って応援して下さっており、このイベントも本当に地域ぐるみのサイクルイベントなのだなぁと感動しました。


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震災の遺構の残る気仙沼市街を走って、数十分。
三陸復興国立公園『岩井崎』でトイレ休憩。

岩と松と海が美しい場所です。


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こちらは『龍の松』
この松も、津波の後奇跡的に1本残った松が、津波に立ち向かう龍の姿のようだと言うことにより、この形で保存されているそうな。

見事に龍っぽくなっていますが、やはり塩水で枯死しているようです。
奇跡の一本松もそうでしたが、やはり塩水被ったら木はダメなんだなぁ。


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【7時40分】
第1エイド 道の駅大谷海岸エイド
既に日差しに暑さも感じる中、スタッフの皆さんの歓迎の声の下続々と参加者たちが集まってきています。


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かつてもっとも海水浴場に近い駅であった大谷海岸駅は、震災後道の駅となり、現在は電車ではなくバスがかつての線路上を走るBRTとして運用されているようで、真新しい待合が設置されています。


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この海岸にささげられた祭壇。
手を合わせて先へ進みます。


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さてエイド食だ!!
先ずはクリームサンドとイチゴのシャーベット。
パンが柔らかくておいしい。
シャーベットもヒヤッとして、火照りはじめた体に有りがたいです。

また、地域の階上小学校の児童たちが、一枚一枚メッセージカードを記入してくれており、参加者たちに配られました。
感動的ですね。


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そして日焼け止めと、汗ふきシートまで貰えてしまった。
でももう手も足も顔も、これまでの旅路で見事な三食焼けに出来上がっており、私には今更無意味です(笑)


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45号線も、日曜の今日は大型トラックもおらず、静かで快適なサイクリングロードです。


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【8時15分】
第2エイド 蔵内エイドに到着。
やはり定期的にエイドが有ると楽です。


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正面には青い空と青い海が美しい漁港。
海がきれいだなぁ…


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ここでのエイド食はカボチャまんじゅうと、ワカメ汁。
まんじゅうも旨いが、ワカメがコリコリと美味しいね。


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その後、市街地を離れた後、皆が一時足を止めて、巨大な堤防に上り眺めるものは…


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おお…
これはすごい…
この旅一番の『海』の景色が広がっています。
空に流れる雲も、彼方の山々も皆美しい…


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【9時20分】
この辺りから、ポツポツと石巻からの気仙沼フォンドの参加者の方々とすれ違いだすようになります。

厳しい登りもお互いすれ違いざまに励まし合って、明るい気分でイベントを楽しんで走ることが出来ました。


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【9時35分】
第3エイド ホテル観洋エイドに到着です。


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う~ん、歓迎ムード全開です(笑)


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ここでのエイド食はフカヒレスープ。
トロッとしたスープに、塩っ気が有りがたい。


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その後も美しい海を見ながら三陸の道を走ります。
ここでも白い堤防が、至る所で工事中です。


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【10時10分】
第4エイド 神割崎エイドに到着。
最も大きなエイドで、昼食ポイントですね。

道を挟んだ反対側には、石巻からの気仙沼フォンドや北上フォンドの方々のブースとなっており、両イベントの参加者も集まる賑やかなエイドとなっておりました。


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南三陸のタコが入ったシーフードカレー。
やはりエイドの昼はカレーだな。
タコがコリコリしてうまい。
カレーはもう少し辛口が良いかな(笑)


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そして焼き芋ようかん。
つるんとして、のどに残らず、甘くて食べやすいです。


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ご当地ゆるキャラのタコのオクトパス君
なんか可愛い(笑)
エイド内で愛嬌を振りまいていますが、君カレーに入れられて食べられちゃってるんだよね…


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そしてエイド内で伝統芸能『行山流 水戸邉鹿子躍』がご披露されます。
こんなものまで出てくるなんて、すごいな!!
いたせりつくせりですね。暑いのにありがとうございます…


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その後、こちらも三陸復興国立公園『神割崎』へ
ただ階段を下りてまで見に行くのが面倒で、看板だけを見てスルーします。


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その後も多くの参加者とすれ違いつつアップダウンを繰り返して進みます。


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【11時】
山越えの後の長い下りのトンネルを抜けてすぐ。
勢いも収まるや否や最終第5エイド 北上エイドに到着です。


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こちらでのエイド食は、「金のいぶき、玄米ご飯」に「ウニめかぶ」をぶっ掛けたウニめかぶ丼。つるつるとしためかぶと玄米の組み合わせが旨い。


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そして給水所にコーラが(笑)
暑いから炭酸が最高に旨い!!


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そしてヨーグリーナも一本丸々もらえました。
これも暑いため、一気に飲み干してしまえます。
すっきりするわ~。


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その後、コースは北上川に沿って石巻へと進んでいきます。
広がる大きな河口は海のような大きさと青さです。


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北上川の堤防道路をスピードに乗せてぐんぐん進みます。
しかし北上川が美しい。
足を止め、眺められる絶景スポットが無いか探し続けてしまいます。


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そして、新北上大橋で対岸に渡り、大川小学校の遺構を横目に、更に北上川を遡上して行きます。
本当に、この美しい景色からはあの小学校の姿が信じられないね…

そして不思議なことに、この辺りからはパタンと人に合わなくなり、ゴールまでほとんど独走状態が続いて、ほんとにコースが合っているのか不安になってくるほどでした。


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北上川を離れて、黄金色の穀倉地帯へ。
ここでも独走~、快適だけどなんかさびしい・・・

その後、途中の交差点で、疲れが取れるからと、おばあちゃんにアメちゃんを貰います(笑)
ありがとう。


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そしてついに石巻専修大学の敷地内へ。
赤いテープが雰囲気を盛り上げてくれます。
フィナーレが近いんだなぁ…


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【12時25分】
正門をくぐって、ついにゴール!!
やった~

なお、ゴールの写真も撮りたかったのですが、余りの出迎えの歓迎ぶりに、止まって居られない雰囲気だったため、止む無くゴールアーチを素通りする羽目になりました(笑)


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なお、これが後で横から撮ったゴール。
いやあ楽しかった(笑)


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広大な石巻専修大学の駐車内のゴール会場には、無尽蔵に自転車が並べられるかのようなサイクルスタンドに加えて。


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様々な屋台や企業のブーステントが立ち並び、周囲ではキッズ達のためのイベント広場も設けられ、大きなお祭りのような賑わいを見せていました。

これから続々と参加者たちが帰ってくれば益々賑やかになるんだろうな。
良いなぁ~
何かゆっくり食べていきたいけれど、私にはまだ先が有るんだよね。


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【13時】
さて。
とりあえず名前入りの完走証もいただき、気仙沼で預けた荷物も受け取って、再び旅立ちの準備が整いました。
なお、ここまでの道のりはメーター読みで101キロ。
獲得標高1,066と中々の道程だったのですが、暑い以外にさしたる疲労感は無く、他のサイクリストと楽しんで走ったことにより自分の力以上のペースで走れたことを実感しました。
まあ、荷物も軽かったしね(笑)

賑やかな会場に名残惜しさを感じつつ、ここまでの道程を楽しい物にしてくれた、このイベントに感謝し、また被災地の復興はいまだ半ばで、多くを失ったであろう人々が、こんな訪問者を温かく迎えてくださったことに改めて感謝しつつ、会場を後にして、仙台までの残り60キロに向けて再スタートを切りったのでした。

ありがとうツールド東北!!
またいつの日か!!


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なんだかもう残りはプロローグのような雰囲気ですが、会場を離れて、国道398号線から再び、国道45号へ合流します。
車多いなぁ。
昼下がりはますます暑くなり、半日ぶりの荷物が重く肩にのしかかります。


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混み合う石巻の市街地を抜けて、路肩は狭いながらもペース良く45号を進みます。
しかし暑い…
なんだかボ~ッとしてくる。


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【13時45分】
東松島市矢本の国道沿いのT-2ブルーインパルス。
でかいなぁ。
暑くてボーっとして、こんなでかい物を見落とすところだった。

ちょっと無理しているな。
何処かで休まないと…
コンビニのフードコートで補給がてら休憩を取ります。


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【14時半】
一端45号を離れて、松島市方面へと進むため県道27号東松島パークライン方面へ進みます。
こちらも、震災の津波で被害を受けた、鳴瀬川河口の景色を眺めます。
宮城の河口って広大なんだなぁ…


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その後は鳴瀬川に注ぎ込む、東名運河に沿って、静かな東松島パークラインを進みます。


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途中、震災により廃線となった、野蒜駅跡地に併設された東松島震災復興伝承館をのぞいてみたり。


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被災した駅が保存された震災復興メモリアルパークなどに寄り道したり。

展示館などは沢山あったけれど、どこものんびりと見ていられないのが残念ですね。

しかし、どこの被災地にもその場所で被災した人の思いや土地の姿、歴史が有り、やはりその地その場所の情報を、わずかでも受け取ってくる事は、どこかのまとめを眺めてわかった気になるよりも有意義なことなのではないかなと思いますね。


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そして、再び45号に合流したのち、これまた有名な松島海岸へ入り込んだのですが、これがビックリなほどの観光客と、車の数。
温泉街なども有り、人だらけです。


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こんな本格的な観光地だったんだな…
連休の観光地を甘く見ていた。
走りにくいし、危ないからさっさと松島海岸を抜けてしまわないと。


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【15時15分】
もう日も傾きつつあるというのに、観光船乗り場には多くの人が行列を作っています。
すごいものだな…
でも港から眺める島々を見れば、海から眺めれば見事な光景が待っているんでしょうね。


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その後、交通量の多い松島海岸を何とか抜けて島々の姿を眺めつつひと心地つきます。
本当に大小多くの島があふれている場所です。
三陸海岸は、不思議な地形が目白押しだな。


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その後、塩竈市に入ってからも、混み合う市街地をどこかの自転車サークルの子たちの後ろをしばし進み…


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【15時50分】
多賀城市へ。
もはや、これまでの三陸の景色とは完全に離れます。
あとは夕暮れの中、市街地の中を車とともに仙台市へ向かって進み続けます。


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【16時】
ついに仙台市に入りました。
交通量も多くなる中、旅もラストスパートです。


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日も傾きつつある中、仙台中心部へ向かって45号を走り…


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途中再びコンビニで補給した後、交通量の少ない側道に逸れてゴールを目指します。


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【17時】
着いた~!!

気仙沼市から、走り続けて160キロ。
本日のゴールにして、本州太平洋側縦断と本州最東端踏破をテーマに掲げた旅の終着点に辿り着きました。

青森県八戸市を出発してから、宮城県仙台市まで丸4日。
その間の、道程にして500キロを超える三陸海岸の道のりは、その距離以上に入り組んだリアス式海岸が作り出す高低差に苦しめられた旅路となりました。

しかし、恵まれた天候、圧倒的なスケールの自然の景色、そして東日本大震災の遺構と復興を巡る道のりに加え、ツールド東北への参加を盛り込んだ旅は、これまでの冒険の旅の中でも指折りの充実感を得られた旅となりました。

今回の旅の素晴らしい思い出を胸に、次回の冒険の旅も素晴らしい道のりとなるように願いつつ、今回の旅の幕を下ろしたいと思います。


それでは今回はこのへんで
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本州縦断&四端踏破サイクリング【最東端編】その③『宮古~気仙沼』

本州縦断&四端踏破
09 /21 2018
さてさて、今回も前回の続き。

本州縦断最東端の旅、三日目となる9月15日(土)は、岩手県宮古市から、宮城県気仙沼市へ至るメーター読みで163キロに加えて、本州最東端『魹(トド)ヶ崎』そして、そこに備えられた『本州最東端の碑』への往復8キロのトレイルランを含むこの旅最長の道のりについてです。



そんな今回のルート。
ほぼほぼ計画通りのコースを進み、ついにこの旅最大の目的地『魹ヶ崎』へ。

しかし翌16日(日)に開催される、ツールド東北『気仙沼ワンウェイフォンド』の受付を済ませるために、17時半までに気仙沼に辿り着くと言った時間制限も有るなど、昨日までの疲労も残る中での苦難の旅となりました。

幸いにも、この旅の間雨に降られなかったのは、天が味方してくれたとしか思えませんね。
雨天であったら果たして完遂できただろうか?

それではスタートです。


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【4時10分】
未だ暗い中、宮古駅前からスタートします。
昨晩も早く休んだため体調は良好です。

幸い雨は降っていないようですが、霧のかかる視界の悪い夜となりました。
これから1時間、夜が明けるまでのしばらくのナイトランが始まります。


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夜の45号線
ものすごい霧に覆われて、視界がものすごく悪い。
眼鏡も曇って走りにくいことこの上ありません。危ないな…
この辺りは霧が多いのかもしれません。

また、車通りは少ないですが、やはりトラックが何台か走ってきます。
今後日中もトラックには悩まされることとなります。


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【4時40分】
スタートより10キロ
魹ヶ崎のある、県道41号線、『重茂半島』への分岐点に到着しました。

この最初の半島の区間が、今日の道のりで最も苦しい200m級の峠を4つは越えねばならない試練の道となります。

本州最東端は、その入り口にすらたどり着くのが困難な場所です。


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霧の中の海岸線を走り、半島内最初の集落、白浜へたどり着きます。
以後は幾度もの峠越えが連続する道の始まりです。

また、重茂半島内には、いくつもの集落が峠ごとに存在しており、人々の生活力の強さを感じさせてくれます。


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【5時20分】
二つ目の集落、重茂に到着。
半島内の道は、いたって普通の舗装された道路で、アップダウンこそありますが走りやすい道のりが続きます。


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【5時45分】
二つ目の峠を越えて、県道から魹ヶ崎や、姉吉キャンプ場方面への分岐点に到着しました。
やっとか~。
この時点で標高は150mほど、海岸線まで一気に下ります。
…でも帰りはここまで登り返すってことか…ゾッとしますね。


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急な下りをあっという間に進んでいきます。
この姉吉地区には民宿も一件有るなど、失礼ながらちゃんとした集落が有り驚きます。
もっと地の果ての人気のない所なのだと思っていました。


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スタートからおよそ30キロ
姉吉キャンプ場へ到着。
立派な管理棟や、ウオッシュレット付の公衆トイレも有る立派なキャンプ場です。
しかも、なんとトイレの水道からはお湯が。
これは素晴らしいし有りがたい。
生き返ります。

身支度をして、この先の魹ヶ先へのトレイルに備えます。


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【6時10分】
ランニングシューズに履き替えて、魹ヶ崎へ入口に立ちました。
これは遊歩道というより、想像していた以上に登山道だな。

みちのくトレイルの標識によれば、魹ヶ先まで3.7キロ、そして最高点は110mとのこと。
楽しみにしていた場所ですが、あまり時間を掛けすぎるわけにもいきません。

走って速やかに目的地へ向かいましょう。


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序盤は舗装された遊歩道を、一気に高度を上げていきます。
3日間のサイクリングが続きましたが、ランの足はまだそれなりに残っています。
それでも最初の急登は足に来るため歩きで進みました。


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見下ろす遊歩道入口。
下は崖っぷちなので、結構高度感が有ります。


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そして、震災の際この高さまで津波が到達したとのプレートが。
こんなところまで…恐ろしいな。


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スタートから550m
自然歩道最高点110m地点に到着します。


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そして以後は、木々の中で眺望は有りませんが、舗装路も柔らかいトレイルとなり、緩やかなアップダウンを繰り返す道のりとなり、本格的にランで進むことが出来るようになりました。


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また、魹ヶ崎までの道のりには『沢』が記された、4つの道標がありそれを目印に進むと大体の間隔が掴めるものと思われます。


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走り始めて30分、人工物が目に入りだしました。
ゴールはもう少しです。


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【6時40分】
これまた日本の灯台50選『魹ヶ崎灯台』に到着しました!!
展望台や、トイレも有って、遊歩道を歩いた後で一休みすることが出来るようになっています。
ちなみにトイレもきれいで、ちゃんと使えました(笑)


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さて、残念ながら私は余りのんびりも出来ないため、速やかに『本州最東端の碑』へと向かいます。
これまでの林の中の道から嘘のように開けた岩と草原の空間が広がる不思議な場所です。


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しかし、落ちたら危険な断崖も通路にはあり、足元には要注意です。


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そしてなんだかものすごい『地の果て』感。

ごつごつした岩場に、灰色の海。
曇り空も相まって、やや暗いためかより一層そんな物悲しいような印象を感じてしまいます。
快晴で有ったらまた違う印象を感じられたのかもしれませんね。


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しかし、そんな岩の中でも植物は強く生きて、美しい花を咲かせていました。
これはハマギクか。なんて強い生命力。


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【6時50分】
そして、ついに本州最東端に到着!!
長い道のりだった…
周囲には自分以外誰もいない、たった一人の最東端を独り占めです。


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証明写真もパチリ。
よしよし。
これで思い残すこともないな。


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茶色の岩場から眺める太平洋。
一人だからか何だか余計に物寂しいな…

本州最東端ありがとう!!いい目標でした。またいつの日か!!


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【7時半】
再び遊歩道を走って入口へと帰りつきます。
なお、帰り道の途中5名ほどの方に出会いました。
やはり訪れる人は多いのですね。


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【7時45分】
ランから、再びサイクリングへと身支度を整えます。

しかし、なんと自転車に近づいてみたら、フロントバックに入れておいた補給食を、カラスか何かについばまれてしまっていました!!

しかもご丁寧にチャックを空けて、中から引っ張り出されていました。
そういえば看板にもカラスが荷物を漁りますから注意と書いてあったな…
こんな見事にやられるとは。

グミやビスケットなどの固形物は皆やられて、残りはゼリーが二つか…
まあ後25キロ程で45号に復帰だから、何とかなるだろ。

気を取り直して走り出しました。


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【9時】
魹ヶ崎を出発後、再度2度にわたる200m級の峠を越えて45号合流手前の山田町までたどり着きました。
特に2度目の峠は10%越えの坂の連続できつかった…
60キロ弱の道のりで獲得標高はすでに1,000m。
なんだかもう燃え尽きそう。一日分のノルマを走り切った気分です。

また、山田の港では、カキの養殖場が一面に広がり、壮観な光景が広がっています。
これはすごい。
しかも町内放送が流れて、今日は昼からお祭りが有るそうです。
カキ料理がいっぱい出るんだろうなぁ~。いいなぁ行きたいなぁ…
後ろ髪をひかれつつ、45号へと進みます。


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山田市街地。
ここもまだまだ復興途中といった様相の街です。
海岸線は至る所で工事が行われ、国道沿いには店舗が立ち並びます。

ここでいったん補給を行い、夜明けから走り続けて張りつめた体と精神の緊張を解きほぐして、今後の道のりに備えました。


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【9時50分】
休憩の後、山田の街を出発します。
そしてここまで60キロ走って、およそ6時間経過。
魹ヶ崎でのランでのタイムロスも有りますが、このペースでは17時半までの7時間半で、残り100キロはギリギリの線と思われます。

そのため、この先は寄り道をせず、ただ前進することに集中し、1時間での実移動距離20キロを維持するハイペースの走りを続けることとしました。


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そして45号はこれまでよりも内陸に入った道を進むことが多くなり、林に囲まれたアップダウンの連続する厳しい道のりが続き…


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また、都市部に近づきつつあるためか、三陸自動車道の無い区間では、これまで以上に交通量やトンネルも多くなり、狭いトンネル内で幾度も背後に大型車を待たせながら神経をすり減らしつつひたすら前進を続けます。

なんだかこの状況、一昨年の山陰地方の国道9号に似ているな…
そう思うと可笑しくも有り、次第に感覚も麻痺して恐怖を感じずにトンネルを走れるようになります。
…これはいいことなのだろうか(笑)


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変わった地名、『吉里吉里』
ほんとキリキリですわ。


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立ち並ぶ復興住宅。


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【11時】
ハイペースで進み続けて、釜石市外に到着しました。
工場も多く、大きな街です。
しかし止まることなく先を急ぎます。


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釜石市街を抜ける途中、白い釜石大観音の姿が。
これは大きい。でも海の方角を向いていてご尊顔がわからないです。


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そして、次の街へ向かうごとに現れる峠とトンネルと大型トラック。
気の休まることの無い危険で、辛い道のりです。


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【12時】
ハイペースで走り続けて大船渡市街地までの峠道へ。
何とか2時間で40キロ以上走り、スタートから100キロの道のりを走破しました。
ふう…大分距離を稼いだかな…
張りつめていた気持ちも少し和らぎます。

そしてこの峠道の集落で、住民の方に『坂が続くから水でも飲んでいきなさい』と温かい言葉を掛けられます。

ありがとうございます。
疲れ切った体にしみわたります。


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【12時半】
お言葉のとおり、厳しい峠を登り切って『道の駅さんりく 三陸パーク』へ
ここで110キロ。何となくゴールまでの道のりに目途がついてきました。


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ご当地名物『柿ソフト』を頂きます。
うん。美味しいけれど、柿の固形感が結構あってのど越しが今一つで、息を切らして走ってきた身にはやや辛いかな…


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そして道の駅を出てからは三陸自動車道と分離し、静かな45号線をこの旅最高峰の標高300mオーバーの三陸トンネルまで上り詰めました!!


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やったぞ~!!そしてトンネルを抜ければ、大船渡市街地までの長い長いダウンヒル。
たまった鬱憤を晴らすかのように一気に下っていきます。


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その後、大船渡市街地を止まらずに抜け…


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湾の中にはこれも見事なカキの養殖場を眺めつつ次の陸前高田市を目指します。


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ただ、当然のように峠越えは待ち構えています。キツイわ・・・


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【14時半】
陸前高田市の市街地へ入りました。
甚大な被害を受けたこの海岸線も、大きな工事が行われていました…


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【15時】
そして、奇跡の一本松へ。
暮れかかった太陽の光を浴びて、厳かな空気が広がっているように感じられます。

ここまで国道45号からは、工事中の原野の中を、そこそこ歩かなければいけませんが、多くの人々が訪れていました。
なお、ここでもWIFIが繋がります。
すごいな。どこにアンテナが有るんだ(笑)


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背後の廃墟や、建設中の白い堤防、巨大な水門。
原野となってしまった広大な陸前高田の市街地の再生する姿を眺めつつ、旅を再開します。

今日の残す道のりもあとわずかです。


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【15時15分】
奇跡の一本松を離れてすぐ、ついに『宮城県気仙沼市』に辿り着きました!!


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そしてさようなら岩手県。長かった~(笑)
気持ちも足取りも軽やかです。


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気仙沼までの最後の峠を前に、国道45号は三陸道と分離し、唐桑半島方面へ迂回します。
これがこの旅最後の、単独で走る三陸の半島ですね。


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日暮れも迫る、静かな唐桑半島。
緑と、集落と青い海を眺めます。


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その後、45号に合流して、最後の峠とトンネルを抜けます。
これが最後の危険地帯。
気を引き締めて通り抜けました。


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【15時50分】
ついに気仙沼市街に辿り着きました。
この気仙沼市でも、あちこちで工事が進められています。

でも、ようやくここまでたどり着いたのか~。
張りつめていた気持ちが一気に緩んでいきます。
後はツールド東北、気仙沼ワンウェイフォンド受付会場である気仙沼プラザホテルを目指し、その後宿へと向かうだけです。


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【16時】
受付会場到着!!間に合った~。
会場のホテル前は色とりどりのテントやフラッグで飾り付けられ、多くのスタッフの方が迎えてくださいました。
若い女の子が多いな(笑)


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振り返れば、気仙沼の港。
まるで海外の街並みのように美しい…


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さて、無事に受付を済ませて一安心です。

この時間帯でも続々と受付に人がやってきます。
みんな輪行ででもやってきたのでしょうか。


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会場にはGIANTの売店や、シマノのサポートカーも有るなど華やかです。


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参加の記念撮影。
…に使うものでいいのかな?
みんなこのパネルの前で記念撮影を行っていました。


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その後、会場を後にして気仙沼市街地を走って今日の宿へ向かいます。
受付を済ませた方や、これから受付に向かうライダーたちとすれ違います。

明日は賑やかな一日になりそうです。


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【16時半】
気仙沼駅に到着。
新しいタイルで覆われた、小奇麗な駅舎で、駅前にはなぜかピカチュウが出迎えてくれています(笑)
宿はここからもうしばらく先。
大浴場も有り、自転車も部屋の中に入れさせてもらえる、サイクリストには最高の宿でした。

この日の道のりはメーター読みで163.71キロ
獲得標高は2,690mと、ランの分を併せればやはり170キロ、3,000mの相当にハードな行程だったことを再確認しました。

終わった…いや終わってないけど(笑)

しかし、これで危険で過酷なアップダウンの連続し、時間に追われ続けた、三陸の単独行は一区切り。

明日は華やかで賑やかな、楽しいツールド東北をメインに、石巻から仙台への最後の道のりです。楽しみだなぁ~。


それでは今回はこのへんで。

本州縦断&四端踏破サイクリング【最東端編】その②『久慈~宮古』

本州縦断&四端踏破
09 /20 2018
さて、今回は前回の続き。

二日目となる9月14日(金)は、岩手県久慈市から宮古市へ至るメーター読みで119キロに至る道のりについてです。



そんな今回のルート。

この日は当初の計画通りにコースを進み、国道45号、県道44号に沿って各観光地などを巡る、天候も良く暑くアップダウンも厳しいながらも充実した道のりとなりました。

しかしながら、18時までに宮古市に着いて、宮古駅前観光協会にて『本州最東端訪問証明書』を購入しなければならず時間的には十分間に合う見積もりではあったのですが、やはり時間の〆切が有ると気が急いてやっぱり慌ただしくなった一日でもあります。

それではスタートです。


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【5時】
久慈駅傍のホテルをチェックアウトし、人気の無い始発前の久慈駅前よりスタートします。

思っていたより暖かい気温にウェアの選択を悩みますが、とりあえずアームカバーのみをつけて半袖ウェアとインナーを着込んで出発しました。


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市街地を出る前にも新たなシャッターアートを発見。
探せばまだいろいろ有るのでしょうね。
シャッター商店街を逆手にとったいいアイディアです。


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市街地を抜けて国道45号に合流し、ひと山越えて久慈市を後にします。
朝日が眩しい・・・
駅周辺だけでなく、もっといろいろな名所が有ったのでしょうね。
毎度のことながら、もっと回ってみたかったな。


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そんな久慈市とのお別れ地点には、見事な植木を苅込みされたトピアリーたちが。
誰がやっているのでしょう?ものすごく手が込んでいますね。


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続いて野田村へ。

海岸線に沿って伸びる45号。
その良サイドは緑の公園と、建設中の白い堤防に挟まれています。

朝日に照らされた白い堤防は異様ながらも美しい。
今後も三陸の至る所でみられる万里の長城の一部です。


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【6時】
ホタテの形の『ほたてんぼうだい』が併設された十府ヶ浦公園より
東日本大震災の大津波記念碑より海岸と堤防が一望できました。
なんというか…すごい光景です。
人の住む海岸という海岸を、全て覆い尽くすまで建設が続くのでしょうか。


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普代村に入り、国道45号より、三陸鉄道大沢橋梁を見下ろします。
高さ30mの絶景ポイントだそうで、電車も一時停止してくれるそうな。


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そして、45号はこの先『三陸北道路』として、自動車専用道となり旧道と幾度も分岐して行きます。

旧道は迂回路になり、狭く起伏も有りますが、半島部分の各県道ほどひどいものではなく、多くの車や何より大型トラックが自動車専用道へ向かってくれるため、この先も分岐が有るとホッとすることができました。


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【6時50分】
その後、県道44号へ移動し、普代村を通り過ぎた後、多くの命を守ったことで有名な譜代水門へ。


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そんな水門を越えた海岸には、震災の悲劇とは無縁のように美しい海岸が広がっていました。
ここも三陸復興国立公園の『普代浜』というようですね。
朝日に照らされた海が美しい…
大きな駐車場やバーベキュー広場。海産物の直販場も有り、ちょっとした道の駅のようになっています。


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その後、波しぶきが路上に舞う陸中海岸シーサイドラインを走ります。
海が近い!


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そして、いよいよ道のりも本番。
厳しい200mクラスのアップダウンが延々と続く道のりの始まりです。

ですが序盤のこのころは、まだまだ元気で重い荷物にも負けずにスイスイと登っていきます。


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【7時20分】
そして、今日の道のりではいくつもの展望台を訪問しつつ進みました。
先ずは、県道より展望台のある公園内に入り、立派な国民宿舎なども有ったりする
普代村、北緯40度の『黒崎』へ


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北緯40度のシンボル塔。
なんと近づいたら地球儀が回りだし、びっくりさせられます。


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そして砲台。
こちらは幕末の南部藩によって使用されたものの名残の様ですね。
葦毛崎同様、切り立った高所の崖から狙い撃つには、この三陸海岸はうってつけの場所だったのでしょう。


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こちらは『カリヨンの鐘』
幸せを呼ぶ鐘だそうな。恋人の聖地っぽいですね。
海や断崖にこだまする美しい音色とのことでしたが、波の音に負けて響き渡るほどではないかな…


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そして、こちらも日本の灯台50選の『陸中黒崎灯台』
岬の先の、白亜の灯台が絵になります。
しかし、海の展望は逆光で今一つ。もう少し日が昇らないと駄目だな。


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階段にはドングリがいっぱい落ちています。
これまた、この黒崎に限らず三陸海岸の至る所でドングリや落ちているのを見られました。
そりゃ熊注意ともなるわな…


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黒崎を後にし、次の目的地へ
三陸海岸の半島部分の道のりは、アップダウンは厳しいですが国道に比べれば車通りは少なく気分的には大変楽になります。

そして両側を木々に囲まれた、このような道のりが多く見られる気持ちの良い道のりです。
また登りはつらいが、下りは最高!!

秋晴れの中颯爽と走り抜けます。
その後、普代村を抜けて、田野畑村へ入りました。


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【7時50分】
再び展望台へ。
三陸復興国立公園『北山崎』に到着しました。


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こちらはビジターセンターや、旅館、お土産物屋が立ち並ぶ、訪れた展望台の中でも最も整備された、大きく賑やかな場所でした。


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先ずは立派な板張りの第一展望台へ。
標高200mの断崖から北山崎を見下ろすことが出来ます。


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おお…
これは荘厳。
波の浸食により、ドーナツ状に穴が空いた岩がいくつも連なった、奇岩も多くみられますね。


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続いて第2展望台へ向かいます。
展望台まで363段の階段が続くとあり、ちょっとどうしようか悩みましたが、フラフラと眺めに行くことにしました。

階段はフワフワとした木製のクッションのような物が敷き詰められ、歩きやすい階段です。


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第2展望台へ到着。
ミサゴの営巣地だそうな。


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おお…
早朝の、やや霞がかった光景がより一層神々しい…
やや木々が繁り過ぎなのが残念ですが、こちらは岬に張り出しており、より一層リアス式海岸の姿を堪能できるようになっています。


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その後、北山崎を発ちしばらく。
木々の開けた先からこれから先の光景が広がっていました。
すごい光景…
これから先、あの岬の数だけアップダウンを繰り返すといってもいいくらいに
せっかく登った200mを一気に下り、そして再び200m登ると言った道のりが続きます。


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一端岬を下って田野畑村の海岸線へ
震災によって流された明石堤防の遺構が残されています。


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カラフルでおしゃれな田野畑駅。
お土産や、アイスなども売っており小休止します。


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そして海岸線に出れば、至る所で堤防の工事中。


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しかし、集落を離れれば、波打ち際を走る、美しい海岸線の道が現れます。
ここも波しぶきが道路上にまでかかってきます。

向こうに見える砂利の海岸は『白池海岸』
青い空と、輝く海と黒い岬の景色は壮観です


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再び岬をヒイこらと登り、復興後に作られたと思われる、真新しい住宅街を抜けて再び45号線を目指します。
…朝は元気でしたが次第に日も登って暑くなり、元気が無くなってきます。


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45号に合流。
上に見えるのが自動車専用道の三陸北道路でほとんどの車はこちらへ進んでいます。


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でも旧道も十分に立派で、そして目も眩むほど高い!
想像以上に山深い三陸の道です。


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その後、一端45号を離れて名所、『鵜の巣断崖』を目指します。
この辺りから牧場が増えてきており、美しい緑の牧草地が行く先々で道路沿いに広がる光景が楽しめるようになります。


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【10時】
三陸復興国立公園『鵜の巣断崖』入口へ。

ここも大きな駐車場とトイレが備わる立派な施設が設置され、おまけにWIFIも完備されています。
三陸はどこの観光地も実に立派だ。


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断崖まで400m
ここは靴をランニングシューズに履き替えて進むことにします。
SPDでは長距離は歩きにくいですからね。
また、時間短縮のためにも走っていかないと。


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10分ほどで、展望台へ到着します。

車いすでも使えるものと、ちょっと小高くなった真新しい展望台の2つが備え付けられていました。


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高さ160mの断崖が幾重にも伸びているのが見て取れます。
また、波打ち際には削り取られてできた洞窟、海食洞が見られるとのこと。
観光船などでないとすべては楽しめないのでしょうね。


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その後岩泉町に入り、せっかくの標高をまた下り。
ウネウネトした標識が、この先の危険な下りを連想させます。


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【11時】
国道455号との交点へ。
右へ進めば『龍泉洞』か…
ここまで70キロちょっとに6時間もかかっています。とても無理無理(笑)


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その後、すぐ近くの浜の駅、おもと愛土館によって昼食を…
と、思いましたが残念ながら食堂は土日のみ。すごすごと先を急ぎます。


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【11時半】
ようやく宮古市に入りました。
ふう…ようやく今日の旅路の目途がついてきたかな。
しかし色々な寄り道や、暑さとアップダウンの連続で結構疲れて来ていました。

なかなか先へ進まない…明日の道のりが思いやられます。


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【12時20分】
しばらく寄り道もせず走り続けて、真新しい道の駅『たろう』に到着します。

暑い~疲れた~(笑)
そして朝からろくに補給もせずに走り続けているので、そろそろまともな食事をしなければ体が動かなくなってきました。


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道の駅の食堂で、『どんこ唐揚丼』を注文します。
三陸の名産どんこは、白身魚で柔らかい唐揚げが実にうまい。


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そして、道の駅を離れて周辺を散策。
これは有名な『震災遺構たろう観光ホテル』です。

この姿、映像などで見たことが有りますね。
2階部分までがきれいさっぱり消失しています。
津波の力の恐ろしさが思い起こされます。


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そして建設途中の巨大な堤防と、津波によって破壊された旧堤防…


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また、近くの漁港の製氷施設に記された津波到達を表すプレート。
明治、昭和、平成の過去3回の津波の到達点が記されていますが、想像を絶する位置まで津波が襲来していたことが伺えます。

なんと…確かにこんなものが襲ってきたらひとたまりもない。


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今は復興途中の真新しく、華やかにすら感じられるこの静かな漁村からは想像もできない事態が当時起こったのだなと、改めて再認識させられます。
なんともね…


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田老の街を後にして、いよいよ今日の目的地宮古市街へと向かいますが、ここからは、次第に狭く古い路面も荒れた恐怖のトンネルが次々と現れるようになります。

しかも、この恐怖のトンネル区間は、明日以降も気仙沼まで何度も何度も襲ってきます。


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真横を連続で通り抜ける、大型トラック。
うわわわ~怖すぎる…。
風圧がすごい

早く新道完成してくれ~…


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【14時】
…魂が抜けそうになりながらトンネル区間を脱し、宮古市街地も目前までたどり着きました。
崎山縄文の森公園の前で中学生たちが清掃活動に励んでいます。
今日はまだ平日なんだよな…平和だ…


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【14時半】
そして今日最後の国立公園への寄り道。
県道248号へ移動して、『浄土ヶ浜』へたどり着きました。
日も傾き始めていましたが、多くの観光客が訪れていました。

白い尖った岩たちが特徴的でしたが、これまでの巨大な断崖達を見てきたせいか、目が肥えてしまっているようですね。
こんなものかと、速やかに後にしました。


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その後、近くの道の駅みやこに立ち寄りますが、もう疲れ切っており特に中にも入らず先へ進みました。


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また、ここでも港を覆う巨大な堤防が建設中でした。
これらの全てが完成したとき、この景色は一体どんなものになっているのでしょう。


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そして車通りも多く、商店も立ち並んでとっても賑やかな、宮古市街地を抜けて…


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【15時】
ようやく今日のゴール地点、宮古駅前に到着しました。
平屋建ての白い駅舎が印象的な、小奇麗な駅です。

しかし、寄り道もいっぱいしたけれど120キロ走るのに10時間もかけたのか。
長かった~


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駅前は、ビルやデパート、お土産物屋なども有ってなかなかに賑やかです。
やはり観光都市は駅前が賑やかだな~。
これから帰宅時間になればもっと人の往来が増えてくることでしょうね。


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そして忘れちゃいけない大事なこと。
駅のすぐ隣、『宮古駅前総合観光案内所』に立ち寄ります。
そして…


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やったー!!ようやく手に入れました。
『本州最東端訪問証明書』です。
値段は100円で、クリアファイルもついてくるお得なセットです(笑)

これなら帰り道までリュックに詰め込んでもグチャグチャにならずに済みますね。
そして、明日15日に訪問するつもりであることを伝えると、ちゃんと明日の日付を記入してもらえました。


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さあやることもやったし後は宿に向かうだけ。
でもとりあえず!
『宮古市に乾杯!!』

最終的に、この日の道のりはメーター読みで119.5キロ
獲得標高は1,825mに達しました。
徒歩で動いた分も含めると、やはり2,000mという所か。

しかも、明日の宮古市から気仙沼市までの道のりは、単純に今日の5割増しの長さと、同5割増しのアップダウンが待ち構える、相当にハードな一日となりそうです。

今日の時間経過を考えると、相当急ぐ必要が有るだろうな…
頭の中で旅のプランを修正しつつ、速やかに宿に入り込んで、体力の回復に努めたのでした。


それでは今回はこのへんで。

本州縦断&四端踏破サイクリング【最東端編】その①『八戸~久慈』

本州縦断&四端踏破
09 /18 2018
さて、前回の記事のとおり、今回の旅は本州太平洋側縦断シリーズ第2段。

青森県八戸市から再スタートし、岩手県宮古市の本州最東端魹ヶ崎を経て宮城県仙台へのメーター読みで522キロの道のりについて、無事にやり遂げ帰還してまいりました。

なお、今回の旅は一度も雨に打たれる事無く、素晴らしい快適なサイクリング日和が続き、美しい三陸を堪能し震災の被害と遺構を、そして復興の最中にある三陸の街を見て、経験することのできた4日間でした。

しかし、旅の道のりは200mクラスの峠が延々と続き、最終的な獲得標高はメーター読みでも6,800mに迫る、かつて経験したことの無いアップダウンの連続かつ、毎日到着時間に気を使う、慌ただしい道のりとなりました。

それでは第一日目
第1回の旅の続き、【青森県八戸市】から【岩手県久慈市】へのメーター読みで76キロの道のりのスタートです。



ちなみに実際のコースはこんな感じ。
ほぼ国道45号を進む、当初の計画から小変更となりました。


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【9月13日(木) 12時】
始発の新幹線を乗り継いで、青森県八戸へと降り立ちました。
故郷富山はどんよりとした雨模様でしたが、東北太平洋側は抜けるような青空に包まれておりました。

おまけに暑い!!
秋の東北の旅と思って、多めに持ってきた防寒対策は全て無駄な荷物となる、嬉しい誤算。

到着前までは、5時間新幹線に揺られた後のサイクリングは正直億劫でしたが、一気にテンションが上がります。


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まずは県道454号を、この旅のメインルート国道45号へ向かって走ります。
当初は県道104号から、春に断念した八戸中心市街の通過も検討していましたが、すでに昼を回り、早めに久慈市へ到着したいがため、結局迂回することに。


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国道45号に架かる、馬淵大橋を通過します。
青い空の下、八戸市街地が一望できます。


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その後、45号を離れ、県道1号から種差海岸方面の海岸線を走る方向へ進みます。
こちらは古い街並みや、魚の香り漂う店舗や工場が立ち並ぶ、駅周辺や工業地帯と異なる赴きある光景が続きます。


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【12時40分】
名物のヒラメ丼で昼食にしようと、有名なみなと食堂さんに立ち寄りますが、平日だというのにサラリーマンや観光客風の人々で行列ができており、残念ながら断念します。

実際のところ、時間的には食べていけるだろうけれど、早く着きたい気持ちが勝ってしまいました。
この旅は全体的に時間に追われ気が焦り、食事は貧相な旅でした。


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食事にはありつけませんでしたが、港から眺める八戸市街は美しい。
1年に2回も来たけど、全く堪能しないままだったな(笑)
さようなら八戸よ、またいつの日か!!


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【13時】
三陸海岸の北の入り口、蕪嶋に到着。
ウミネコの大繁殖地だそうです。
蕪嶋の歴史や、被災についての展示館なども併設されておりますが、神社は震災ではなく、火災により再建中だそうで、工事中でした。


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また、三陸復興国立公園や、福島県相馬市までの700キロにも及ぶ、みちのくトレイルのスタート地点でもある様です。いつか徒歩でも進んでみたいものですね。


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【13時半】
蕪島を後にすれば、市街を離れて景色は一気に変わって、まずは葦毛崎展望台へ。
かつての海軍の砲台跡を利用した変わった展望台です。

大きな駐車場や食堂も併設された立派な展望台です。


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展望台からは、種差海岸の大展望が楽しめます。
これまでの道をふりかえれば、美しい海と緑の斜面に日本の灯台50選にも選ばれる、鮫角灯台が白く輝きます。


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これからの進行方向には、入り組んだ入り江が組み合わさった海岸線。
今はまだ、穏やかな様相の三陸の海岸線は、次第に荒々しく変貌して行きます。


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いやしかし、なんてきれいな海岸線の道のりなのでしょうか。
急ぐ足も止まり、草原の中の道のりを眺めます。


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次に目に入るのは大須賀海岸
2.3キロにわたり続く海岸線は、条件が良ければなんと歩くとキュッキュと音がする鳴き砂なのだそうです。
SPDシューズを履きかえるのが面倒であり、流石に降りませんでしたが・・・


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また、この道のりは松林も有名なようで、この先の三陸海岸の間もずっと松の林に囲まれながら走り続ける道のりが続きます。


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【14時】
立派な木製の、種差海岸インフォメーションセンターに到着。
多くの展示物や食堂なども有り、周囲は観光地然としています。


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ここも、種差海岸から震災まで、多くの展示物が陳列されています。
この三陸海岸の旅では、いくつもの資料館に出会います。


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種差天然芝生地。
海岸線とは思えないような、緑の草原が広がる空間です。
これは気持ちがいい。


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その後、種差海岸を抜けて、階上町の大蛇小の子どもたちが作った海岸線のモニュメントを眺めながら、国道45号の合流地点へ走り続けます。



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【14時半】
岩手県へ入ります。
スタートよりおよそ30キロ。まだ40キロ以上あるのかと思うと、ますます気が急いてきます。
せっかく一日の距離を短く設定しても、これでは良くないなぁ・・・


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結局、海岸線に近い県道247号のルートはパスして、ひたすらに国道45号を進み続けることを選択しました。

三陸復興道路の看板が目に留まりますが、これもこの先延々と大きな高架の道路建設が進められているのを目の当たりにし続けることになります。


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余談ですが、国道45号は結構小中学校が近辺にある様で、あちこち通るたびに帰宅途中の子どもたちが挨拶してくれます。
人懐っこいなぁ。サイクリストが良く来るのかも(笑)


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そして、浸水箇所を示す標識もいたるところで。
こんなところまで?という衝撃を感じつつ、余りの多さにその被害と人々の受けた衝撃が慮られます。


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そして、工事現場とトラック。
初日の久慈市までは道も良く、比較的安全に走れましたが、この先はトラックと工事現場とトンネル、そして延々と続くアップダウンとの闘いの日々が続くのです(泣笑)


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【15時45分】
その後北限の海女が出迎えてくれる久慈市へ入り・・・


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45号を離れて、県道279号へ
しかし・・・


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迫る日暮れとアップダウンとで、全く観光する気にならず、ただ遠回りをしただけに(笑)

小学校の跡地を再利用したあーとびる麦生。
下りで勢いがついていたため、校舎だけを横目に勢いで通り過ぎます。


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【16時20分】
また、崖の上を走る海岸線の木々の隙間から、チラリと見えた国家石油備蓄基地や、地下水科学館もぐらんぴあも、結構な下りを見ると一気に寄り道する気が失せました(笑)

いかんね。
秋は日の暮れるのが早くて、帰巣本能が刺激されてしまいます(笑)


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その後、県道279号を抜けて国道395号を久慈市街地方面へ。
ここからも行けるけど、3キロか・・・もういいや。
始発から電車の移動も有ったのでもう疲れちゃったぜ。


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【16時40分】
幹線道路を抜け、久慈市街地へとたどり着きました。
飾りつけられて、思っていたよりも賑やかな街並みです。なんだか心安らぎます。


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道の駅 くじやませ土風館へ。
平日のまだ明るい時間帯ですが結構車が停まっています。


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お土産物屋や食堂、スーパー、展示館なども兼ね備えた賑やかな道の駅です。
どうやら私が久慈市を去ってからの連休中に祭りが有る様で、夜になると地域の子どもたちが笛や太鼓の練習を行っていました。


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正面には屋台村のような場所も有り。
どうも平日の夜は営業していないようで、閑散としていました。


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商店街に戻り、講道館の三船十段の胸像とな。
ここに生家があったそうな。


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そして久慈と言えばあまちゃん(笑)
平日のためか閑散としており入るのに勇気がりましたが、何とか中を見学してきました。
ドラマは見てなかったので特に思い入れはありませんが、せっかく来ましたからね…
中では高校生たちがたむろっていました。


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そして商店街のシャッターにはかわいらしいイラストたちが。
探して歩くのも楽しいかもしれません。


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【17時】
そしてようやくこの日のゴール。
八戸市から76キロの道のりを経て、帰宅した高校生や、観光客などでにぎわう、久慈駅にたどり着きました。
なかなかに立派な駅舎です。


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そしてこれまた有名な琥珀やウニ弁当も売っている売店。
しかし、今日はもはや弁当どころか店自体が閉店間際な感じ。
そしてここでも高校生たちがたむろって、中にはあまちゃんの資料が展示されています(笑)


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駅正面には趣のある駅デパート跡地。
こういうの懐かしい・・・
久慈市街は雰囲気のいい街ですね。
なんだか訪れてみたくなる気持ちもわかります。


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とりあえず、旅の初日の無事を祝いつつ、明日からの三陸の旅の本番に向けて
『久慈市に乾杯!!』

その後、ホテルに入りましたが、自転車をロビー内に入れさせてもらえたので非常に助かりました。
おかげで翌日の旅へ向けて早々と休息に入ることが出来たのでした。

初日は、景色も道のりも比較的穏やかな旅路となりました。
しかし、明日の久慈市から、宮古市までの120キロは、想像以上のアップダウンの洗礼を受けた、三陸海岸の苦難の道のりが始まるのでした。


それでは今回はこのへんで。

本州縦断&四端踏破サイクリング【最東端編】『プロローグ』

本州縦断&四端踏破
09 /11 2018
再び、旅立ちの日がやってきました。

今回の冒険は、八戸市から本州最東端【魹(トド)ヶ崎】を通過しつつ、宮城県仙台市へと向かう道のりです。
前回GWに本州最北端に到達し、下北半島を一周しつつ青森県八戸市まで走った道のりに引き続きます。

今回は、初めての東北太平洋側の道のりを、そして震災の傷跡を体感しつつ、厳しいアップダウンが待つと言う三陸リアス式海岸の道のりを堪能しながら、本州四端のうち最もたどりつくのに労力の必要な【最東端】に足を踏み入れてきます。

更に、16日には東日本大震災の復興支援と震災の記憶を残していくことを目的として開催される、日本最大級のサイクルイベント、ツールド東北のコースの一つ、気仙沼ワンウェイフォンドにも参加するといった盛りだくさんの内容です。

そんな今回の道のりです。



【1日目:9月13日(木)】獲得標高上り:794m 下り:798m
前回のゴール地点、青森県八戸市から岩手県久慈市までのおよそ74キロの道のりです。

新幹線で、午前中に八戸入りし、午後のうちに久慈市までを走る道のりを予定しています。
やや慌ただしいですが、鈍行で行って夜遅くに八戸に一泊するよりも、早めに着いて少し刻んだほうが、翌日の道のりに余裕ができるはずです。

とりあえず、東北三陸海岸のスタート地点より、あまちゃんの故郷、久慈市へ行ってまいります。



【2日目:9月14日(金)】
翌日は久慈市から宮古市までの、およそ110キロと控えめな道のりですが、獲得標高は上り:1,917m、下り:1,902mと、2,000mのアップダウンが待つ、なかなかに過酷な三陸海岸の洗礼を受けることになります。

また、この道のりには陸中海岸シーサイドラインなどと洒落た名前も付けられて、断崖の名所などもいくつかあり、遊歩道などに寄り道して進むにはこのくらいの道のりでちょうどいいのでは?と思われます。

すべてを無視して、ひたすら前進することに集中すれば、岩手の有名な観光地【龍泉洞】にも行けないことはないが・・・
いかんいかん、目的は本州縦断です(笑)

この日は、宮古市で宿泊し、翌日向かう予定の到達証明書を前もって購入しておくこととします。



【3日目:9月15日(土)】
いよいよ三陸海岸も最深部へ、岩手県宮古市から宮城県気仙沼市を目指します。

今回の旅の最大の目的地、本州最東端トドケ崎を通過する162kmの道のり。

さらに、そのうちトドヶ崎への往復8キロの遊歩道は徒歩で向かう、変則的な道のりです。

しかしながら、国道45号線を寄り道せずに進むつもりですが、それでも獲得標高上り:3098m、下り:3094mと、なんと3,000mオーバーのひたすらのアップダウンやトンネルの道のりが待ち受けており、時間が押すことが予想されます。

17時半までに気仙沼市に着いて、ツールド東北の受付をせねばならないため、この旅でもっとも過酷で慌ただしい1日となるような気がします。



【4日目:9月16日(日)その1】
サイクリングの旅も最終日。

気仙沼市から石巻市までを走る、ツールド東北のコースの一つ、気仙沼ワンウェイフォンド100キロに参加します。
この道のりも、上り:1033m、下り:1042mとアップダウンの連続のようです。

しかしながら3日間の孤独なサイクリン後の果てに、ルートロスの不安もなく、見知らぬ土地で大勢の人々と触れ合いつつ、エイドを味わい、景色を満喫できるサイクルイベントに参加できることは実に良いタイミングでした。

おそらく最初で最後のツールド東北への参加。
しっかりと楽しんできたいと思います。



【4日目:9月16日(日)その2】
最終日の後編。
ツール度東北終了後、石巻市から、今回の旅のゴール地点仙台へと、およそ60キロ。
ここまでくれば三陸海岸にもほぼほぼ別れを告げて、大きな峠もなく昨年も訪れた仙台市へのラストスパートなります。



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以上、4日間でおよそ500キロちょっと、今年最後の長旅となりますが、今回はシューズとペダルを一新して、過酷なアップダウンが待つはずの、東北太平洋側三陸リアス式海岸を、そして本州最東端を楽しんできたいと思います。

出発はいよいよ明後日に迫りました。
天候にもそこそこ恵まれそうな、ビックサイクリングにわくわくが止まりませんね。


それでは今回はこのへんで。

OKI

大人になった全ての人へ
輝く冒険の日々は誰にでも
そんな思い出日記の徒然書