2019年09月 - 童心週記
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あさひトレイル Zero to Zeroを棄権する

トレイルランニング
09 /23 2019
昨日9月21日(土)は、富山県朝日町で行われるトレランイベント、『あさひトレイル Zero to Zero』に参加する予定でしたが、先週より痛めていた腰痛は徐々に回復しつつも、未だ痛みが残り、悪化を恐れて無念の棄権となりました。
貴重な県内開催のイベントをみすみすフイにするとは。
悔しい・・・


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未練がましく会場入りし、受付で参加賞をもらってトボトボと帰路へ。
スタート&ゴールのゲートをくぐることのできない自分が恨めしい・・・

しかし、昨年冬は養老山脈トレイルランで人生初の膝痛を発生し、再び運動ができるまで1月近い休養を要しました。
そして今回は腰痛か。。。
サポーターでも付ければ出来そうな感じも有りましたが、無理をして来月のイベントまで台無しにしてはと思い、無念ながら今回は参加を見合わせました。

原因はいくつか思い当りますが、一番は運動後のストレッチなどのケアを、最近は面倒で怠っていたツケが一気に来たのではと思われます。
今日も痛む腰を頑張って伸ばしましたが、しばらくサボっていたせいか、特にハムストリングスがカチカチになっていました。
こんなので追い込んだ運動してたから、無理が来たんだなぁ。
今後は一層運動後のケアを心がけようと思います・・・


それでは今回はこのへんで。
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シナノ トレランポールを装着する

登山用品に関する童心
09 /17 2019
さて、本州最南端の旅から早2週間。

体力が一時的に底をついたのか、風邪を引いたり、ひどい腰痛になるしで散々な日々を過ごしております。
回復が遅い・・・もう若くないんだな。

さて、とりあえず今年の自転車の旅は前回でひと段落。
秋から冬にかけては、ラン&トレイルランシーズンの始まりです。


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そして今年はロングトレイルレースにも挑戦してみようと考えており、ストック可の大会に備えて、トレラン界では有名なシナノのトレッキングポールを準備しました。

噂通り非常に軽く、登山用のストックとは一線を画す代物ですね。
物が違うということが持っただけでわかります。

しかし、その分耐久性は低く登山用の物のように雑に扱うとアッという間に破損してしまうことでしょう。


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折り畳み式で非常にコンパクトで、作りも意外なほどに単純。
中のナイロンの紐を引っ張って、爪にかけると使用状態。

こんな紐一本で大丈夫なのかと心配になりますが、内部に複雑な機構が無ければ無いほど、信頼性は高まるということでしょうね。


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そして、とりあえず今週末。
試しに登山をしながら使用してみることにします。

場所は21日に『あさひZEROトレイル』トレイルラン大会が開催される、富山県朝日町で親しまれる里山、標高727.1m『南保富士』へ行ってきました。

通過地点でエイドもある、三峯グリーンランドにはすでにコースを示す標識が。


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以外に急な道のりを、トレランポールを使い登っていきます。

いい景色。
登っている間も、『あさひZEROトレイル』のために除草作業に勤しむ方々が作業をしておられました。
ありがとうございます。

そして、たかだか標高700mちょっとと甘く見ていましたが、結構な急登が続いた上、自転車方面に振っていた足はいきなりの登山についてこず。
また腰痛が酷く、なかなか苦難の道のりとなりました。
ポールを持ってきてよかった(笑)


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そして1時間ちょっとで山頂へ。
山頂は広く360度開けていて、周囲の低山達や、僧ヶ岳、剱岳、毛勝三山方面が良く見えます。

周囲の山々のほうがちょっと高くて、白馬方面は厳しいですね。


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しかし下界の眺めは最高!!
黒部川扇状地から、新潟県糸魚川に続く日本海の海流の流れまで判るような美しい光景が広がっていました。

素晴らしい。
南保富士の名はよく聞いていましたが、流石の景色ですね。
地域で愛されているだけはあります。

久しぶりの登山。
楽しんで帰路についたのでした。


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さて帰って今日の本題。
今回は登山であったため、初シナノのトレランポールの使用自体は、最初から最後まで出しっぱなしの伸ばしっぱなしでしたが、
トレイルランニングで使用する際は、序盤は禁止などの場合も有り、携帯の方法を考えないとなりません。

そこで問題。
べストや、ザックのサイドやフロント部などに付けられれば一番楽なんでしょうが、私の持っているサロモンのトレラン用ベストと、シナノのトレランポールはいまひとつ相性が悪い感じです。

サロモンはポールは折り畳みでなく、伸縮用を前提にした装着システムです。


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ロングトレイルに使用しようと考えている、6リットルの軽量ザックでも同じ。
さて、どうしようかな・・・


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とりあえず、モンベルショップでドローコードと、コードロック、コードエンドを購入し、これらを利用してザックに装着できるようにします。


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理想は前に付けられたら、いちいちザックを脱がなくても素早く出し入れできて良いんですが、ちょっと目の前にこれが付いていたら、煩そうです。


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色々眺めた結果、ショルダーハーネス背面の調整用のストラップの余りに引っ掛けて、ここを利用して取り付けることとします。



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そして、こんな感じ。

少し背負ってうろついてみますが、なんとなく大丈夫な感じです。
元々が計量で薄い生地のため、この場所しかないかな。

でもこんな感じでドローコードを利用すれば、ポール固定以外にも、色々なことに利用できそうですね。

さしあたりこの状態で使用してみることにしましょう。
うまくいくと良いな。


それでは今回はこのへんで。

本州縦断&四端踏破サイクリング【最南端編】その④『和歌山~大阪』

本州縦断&四端踏破
09 /12 2019
さて前回までに、名古屋から本州最南端を目的地として、紀伊半島をほぼ一周した和歌山までの旅を終え、明けて最終日9月1日(日)は次回の旅の出発点となる、大阪駅までの道のりです。



そんなこの日のルート
最終日は和歌山中心部から、今回のゴール地点であり、次回のスタート予定でもある大阪駅まで85キロの行程を進む、今回の旅路のエピローグ的な道のりです。

なお、最終日は正直移動のみのため、和歌山駅前から県道752号線、63号線、そして府道204号などを利用して大阪入りし、混雑する大都会大阪を中心部へ向かって進むシティアドベンチャー(笑)

それではスタートです。


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【9時】
ホテルを出発し、和歌山駅より最後の道のりへ向けて出発します。
天気は昨日よりさらに回復傾向となり、天気の不安を抱えて始めた旅路でしたが、思った以上に天気に恵まれた日々となりました。
・・・まあ肝心の本州最南端の日が雨でしたけどね(笑)世の中そういうものでしょう。


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昨日に引き続き、再び和歌山城前を通過。
さらば和歌山城!


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さて、最終日でありこれから電車で富山へ帰るため、最短距離で大阪に向かえばよいのですが、それではあまりにも味気ないので、県道752号線方面へ迂回して、岬、加太方面へと進んで最後に海を眺めて走ることにします。


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そして、紀ノ川を渡り、和歌山市街へお別れです。
しかし、紀ノ川って大きいな~!!


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市街地を離れ、静かになったところで最後の海岸方面へ。
いよいよ海ともお別れかと思うと、なんだか名残惜しい気分になってきます。


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そして海!なんて静かな海なのでしょう・・・
もうここは瀬戸内海か。

沖には、沖ノ島や地島の姿がありますが、残念ながらやや霞が強く淡路島ははっきりとは見えませんでした。


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道の途中には、瀬戸内国立公園の看板。
この先には見晴らし台などもあるようですが、景色も霞んでいるし、もうこの終盤に及んで登るのも面倒なのでスルーしました。


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途中長いトンネルの前に大川峠の看板。
車は通行止めですが、自転車は通行可とのことで興味本位で入ってみることにします。


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が、道は荒れ放題で木々が茂って展望もない、ただのトンネル迂回路でしかない残念な道でした。
う~んこれだけ荒れてちゃトレーニングにも使いたくないな。


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そして、大川遊園の看板。
明らかに廃墟ですね(笑)
かつてはここに、遊園地でもあったんでしょうね。


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そして大川峠終了。
ゲートは誠に立派で通行止めにしか見えないのですが、ゲート脇をすり抜けて通過してくださいという案内がある変わったところでした。


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そして再び静かなる海。
景色が昨日までとはすっかり変わりました。


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【10時】
そして、いよいよ大阪府に入りました。
とってもあっさりとした県境の看板です。
やはり、辺境の部分を走っているんだろうな。
あとは帰りの電車に乗るため、大阪駅まで進むだけです。


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といいつつも、最後の道の駅、とっとパーク小島にやってきました。

道の駅そのものが、釣り桟橋になった変わったところです。
お土産とかは充実していませんが、その分釣り用具が充実していました(笑)


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釣り桟橋の先端まで行けば、すごい人の数。
こりゃすごいや。
こんなにたくさんの人に釣られるほど魚がいるんだねぇ・・・


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景色はやっぱりう~ん海しか見えないな。
道の駅のおじさんの話では、天気が良ければバァ~っと視界の先に淡路島が広がるとのことでした。
ちょっと残念ですね。


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さて、流石に釣りをする時間もないので長い桟橋を、また引き返します。
しかしなんて大きな桟橋なんだろう。


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再び自転車にまたがり、道路から眺めます。
やっぱり大きい。最初は何かの工事の途中なのかと思いました。


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【11時】
その後は、阪南市

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【11時15分】
泉南市と府道204号を大阪市へ向かって進みます。

なお、このあたりの道は狭くて非常に走りにくい。
また、途中同じ系列のドラッグストアっぽいスーパーが原因で、大渋滞している箇所が何度かあり、歩道に避けながら先へ進むことがままありました。
よほど人気なんだと感心します。


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しかしそれもいつごろからか貝塚あたり?から次第に自転車道を示す青いラインが表れて交通量も分散してきたのかスムーズに走れるようになってきます。

そして、陽射しもこの旅で一番の日差しとなりました。
暑くて暑くてたまりません。


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【12時】
岸和田城前を通過します。
お堀一面に広がる蓮が見事ですね。

祭りが近いのか、あちこちで笛の音や、山車の手入れをしている光景が見られました。


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岸和田城を過ぎてすぐに堺市に入ります。
暑さでコンビニでアイスを食べて休憩しながら先へと進みます。

なお、百舌鳥古墳群などに寄り道しようかなどとも考えていましたが、ここまで来ると3日間の疲れと、暑さでもうどうでも良くなってきました(笑)
速やかに帰路を急ぐこととします。


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【13時半】
大和川を渡ってついに大阪市!!
ようやくここまで来た~。


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そして、大阪市街地に入ってからはまさに車との空中戦!!
路駐の車を躱し、信号のタイミングを見ながら、背後の車との距離を見計らってのスラローム&突破劇!!

思ったよりも交通量が多くなくて安心しましたが、やはり都市部を日中に走るのは面倒ですね。
徹夜は辛かったけれど、都市部の混雑を避けるための、深夜発のスタートは理にかなっていた気がします。



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【14時半】
車を躱し、歩行者をかき分けて、ついにゴール!!
『大阪駅』に到着です!!

はるか名古屋から走り続けて640キロ。
本州最南端を目指し、多くの絶景や世界遺産の数々を巡る、盛りだくさんの感動と経験を味わうことができました。

道のり以上に長く感じた旅でしたが、これまでの旅同様にどの場所も走ってみれば、初めての景色と空気を体で感じる濃密な時間の記憶は、帰ってからも余韻として残ります。
サイクリングの旅は本当に素晴らしい。
この感動は、ほかの手段での旅ではまず味わえないものでしょうね。

その後は、駅の入口付近で輪行準備を整え、富山への帰路に着いたのでした。

さあこれで、本州縦断&四端踏破サイクリングも残す目的地はあと一つ。
山口県下関市の本州最西端【毘沙ノ鼻】を残すのみ!!

いよいよ最後、それが楽しみでもあり、来年ですべてが終わるかと思うと寂しくもあります。
でも今から道のりを思うと、ワクワクしてきますね。
でもさしあたり、今回の旅を無事に完遂できたことに感謝して、この本州最南端の旅の記録を終えたいと思います。


それでは今回はこのへんで。

本州縦断&四端踏破サイクリング【最南端編】その③『串本潮岬~和歌山』

本州縦断&四端踏破
09 /11 2019
さて今回も前回からの続き。

8月30日(土)に、本州最南端潮岬に到達した翌日、和歌山県串本町から、基本国道42号線に沿って走り、すさみ町、田辺市、御坊市などの海岸線の街を通過したのち、県庁所在地和歌山市まで進む、およそ185キロの道のり。

昨日の悪天候も回復し始めて、旅立ちの前からの懸念材料であった雨に打たれることもなく、残りの日程を楽しんで走ることができたのでした。



そんな8月30日(土)のルート。
序盤の100キロはアップダウンの連続するリアス式海岸の特有の道のりが続き、人口密度も少なく美しい岩礁が広がる、昨日までの続きのような美しい道のり。

アップダウンの連続ということで、結構構えていましたが前述のとおり、景色もきれいで程よい傾斜のため、むしろサイクリング向きといえるかもしれません。
東北地方のリアス式海岸のほうがよっぽど辛かった印象です。

その後の和歌山市までは次第に人口密度が上がっていき、都市部の間を縫うような、息苦しい道のりも見られ出し、素晴らしいサイクリングの旅が終わりに近づいたことを実感させられる道のりとなりました。

それではスタートです。


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【8月31日(土) 6時】
早朝に宿を出発し、潮岬タワーより今日の出発とします。

昨日の雨により路面は濡れていますが、明るい朝日が差し込むなど天候は回復の兆しが見て取れました。
旅の期間中は九州などで豪雨災害に見舞われる地域もあるほどのひどい気象で、連日の雨でもおかしくない予報でしたのでうれしい限りです。


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望楼の芝の先にある、本州最南端の碑にも別れを告げて、新たな旅たちへの第一歩を踏み出します。
さらば、本州最南端潮岬よ!!


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高台の岬の道を気持ちよく走り出します。
潮岬を周回する道路はとても状態がきれいで走りやすい道でした。


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さて、出発して10分。
昨日行きそびれた、潮岬灯台へとやってきました。
が、残念なことにこちらは灯台なのですが、入場料などもいるようで9時半~16時半までと、開場時間も決まっているようです。
残念だなぁ・・・


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しかし、灯台から引き続き先へ進めば、潮岬神社があるようですのでそこまで行ってみることにします。

ずいぶんと雰囲気のある境内への道のりが続きます。


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潮岬神社へ。
こちらも熊野からここまで眺めてきたもの同様に、岬の神社ですが中々に趣のある立派な神社です。
やはり岬の先端ともあれば大切に祀られてきたのでしょうね。


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そしてさらに神社からは、潮岬の鯨見山といった展望台へとつながる道があるようで、稜線のような切り立った道を少し歩いていきます。


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潮岬の鯨見山へ。
おお・・・熊野灘が一望ですね。
かつて、黒潮に乗って回遊してくる鯨を見なる場所だったようです。

残念ながら今は、釣り人の姿はあれど鯨の姿は見えませんでしたが、かつて人々が立っていたであろう場所から海を眺めているかと思うと感慨深いものがあります。


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潮岬灯台を離れて走り出します。
高台になった岬からはあちこちで見事な眺望を楽しむことができました。

すでに灯台があんなにも小さく霞んでしまいました。


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そして今日これから走る、紀伊半島の沿岸部。
こちらは完全に霞んでしまって先が見えません。空恐ろしいや(笑)


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【6時50分】
ついに42号に合流し、潮岬ともお別れとなりました。
なんだか異世界から、現実の世界に舞い戻ってきたような、そんな感覚に襲われます。


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美しい海岸線を走り、開館前の串本海中公園前を通り過ぎます。
この先は、トンネルもあったりとアップダウンを繰り返しながら海岸線の岬たちを走り続ける感じです。


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サラシ首層なる物々しい名前の付いた海岸。

海から顔を出している岩たちが、下のほうが波に削られて首の上に頭が乗っているような状態に見えるからだそうな。
いわれてみれば、そんな感じの岩もいくつか見て取れますね。


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どこまでも伸びる、美しい海岸線の道。

アップダウンはあるけれど傾斜もさほどではなく、走っていて楽しい道のりです。


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【7時40分】
すさみ町に入ってすぐに、真新しい道の駅。
エビとカニの水族館も併設されているようですが、残念ながら会館前。

日差しが強くなってきており、水分を補給して先へ進みます。


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ちなみに、道の駅の奥には江須崎という、周囲三キロの陸繋島があり、春日神社の鎮守の森として保護されて亜熱帯性の天然林がよく茂っており、天然記念物にも指定されているそうな。
紀伊半島って各市町村ごとに色んな名所が存在しています。


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そしてどこまでも続く、気持ちの良い光景。
心なしか、景色も半島の熊野側に比べると、開けた明るい雰囲気のように感じられます。


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恋人岬にして、和歌山県朝日夕日百選の眺めとのこと。
なんだか欲張りな場所です(笑)


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しかし、この紀伊半島南部の道のりは走っても走っても美しい。


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変わらずどこまで走っても美しい光景です。
岬や岩場の光景が入れ替わり立ち代わり続く素晴らしい道のり。


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そしてすさみ町のもう一つの道の駅、イノブータンランドも開店前のため通過。
すさみ町は、イノブタやカツオが名物のようですのでぜひ食してみたかったですが、残念ながら時間が合わなかったですね。


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それでも、次第に風景は変わっていき、ここすさみ町を境に紀伊半島の荒々しい海岸線も落ち着いた雰囲気に変わっていったように思います。
地勢が変化してきたのかな。


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そしてかわいらしい遊具のある、すさみ海水浴場。
きっともう少し日が昇れば海水浴を楽しむ家族連れで賑わうのでしょうね。

また、このあたりから次第に白浜町以降はリゾート地の雰囲気が強くなり、あちこちにホテルなどが立ち並ぶ光景が見られるようになります。


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しかしその前に、42号の朝来トンネルを迂回する側道に入ると、もうしばらく紀伊半島らしい海岸線を眺めて走ることができます。


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道路脇にはかわいらしいイノブタの石像が見守ってくれています(笑)
でも言葉の内容は漁業者向けですね。


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【8時50分】
白浜町へ
山を切り開いたような道が続いたかと思えば・・・


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一転どこまでも伸びるような海岸線の岬に沿った道へと、景色がめぐるましく変化し、退屈しません。


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【9時20分】
そして、白浜町中心部に近づけば、今度こそ人里へと変化していきます。
すごい大きなホテル。大阪あたりからの交通の便がいいんでしょうね。


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景色は相変わらずきれいですが、これまでの秘境感は消え去り、明るいリゾート地の趣を醸し出しています。
旅も大きな区切りに来たようで、ちょっとさびしいですね。


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そして、海の向こう側の岬には、まるで虫食い穴か、鳥の巣箱のように緑の斜面に白い人口のリゾート地が見えています。
わぁ・・・すごい。

あの辺りは空港や、パンダのいるアドべンチャーワールドなんかもある一大観光地ですね。
さぞかし綺麗なところなのでしょうが、今回の旅ではスルーします。

あの建物を見るだけで胸焼けがしますね。


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大ウナギが生息するという、富田川。
日本でも数少ないダムのない川なんだそうで、川岸の芦原や緑色の水の色など、大ウナギどころか、河童が生息していそうな雰囲気です。


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【10時10分】
しばらく海の見えない内陸を走って、田辺市街地へ。

もうこの辺りの街まで来ると、普通に渋滞する地方都市になってきました。
混み合うバイパス脇を抜けて先へ進みます。
その後、市街地や、海岸線沿いの42号に復帰したりしながら、10時40分には次の街『みなべ町』へと入りました。


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【11時】
和歌山といえば紀州。
紀州といえば梅干しですね。

みなべ町を通過中に、大きな梅干し工場があり、お土産に梅干を買っていきます。
工場見学もできるようですが、自転車の身で、そこまではいいかな・・・

さらに、試食をしてミネラルを補給できました。
すっぱくて生き返るね。いいエイドです(笑)


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【11時15分】
さて、みなべ市以降ひたすら42号に沿って、50キロほど黙々と走り続けます。
まずは印南町へ


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【12時】
続いて御坊市に入り


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【12時40分】
日高川を渡って、日高町へ


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【13時】
半島部分を迂回する山越えに入って、由良町へ。
もうここまで来ると、すっかり通常の都市間サイクリングで、あのすばらしい熊野の面影はありません。


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そういいながらも、この日最後の寄り道。
ちょっと半島の入り口から行き過ぎてしまっため、県道23号からひと山越えて、『白崎海洋公園』へと進路を変更します。


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この道沿いも、與国寺といった由緒正しいお寺などもあったりしましたが昼も回ったため、急ぎ気味で進んでいきました。
う~ん。あの奥はどうなっているんだろう?


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峠を越えて、県道24号に入り伊奈という集落に入ったのでしょうか?

これまでの海沿いの漁師町とは一風変わった山間の佇まいが印象的です。
寺院の屋根が多いのと、屋根自体の色合いが変わっているなぁ。


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そして、海岸線に沿って半島を戻るように進路をとった先に、大きな白い岩塊が目に入ってきました。

おお・・・あれが白崎か!!


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【13時半】
白崎海洋公園に到着
2018年に台風の被害を受けて以来閉鎖中とのことでしたが、2019年4月より一部の営業を開始したとのことで、立ち寄ってみたいと思っていたのでした。


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しかし、営業している施設といえばパークセンターと名のつく休憩所と、トイレと駐車場のみ。
駐車場には観光バスなども停まって結構な数の観光客が訪れているのですが、ちょとさびしい感じが漂っています。


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さて、展望台ヘ向かうため、自転車を置いて400mとある案内看板に従って歩き始めます。
しかし、大きな岩のところどころに鉄骨が見え隠れしているのがやや興ざめですね。


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そしてこちらも日本の渚百選の一つとのこと。
もう少し天気が良ければ最高だったろうなぁ~ 


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そして、台風によって破壊され閉鎖された道の駅部分へとやってきました。

恐ろしい台風の力によって再建を断念するほどの被害が発生したとのことで、建造物は傾き、アスファルトがめくれてしまっている部分もあったりと、被災当時の惨状は如何ほどのものであったかと想像してしまいます。


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しかし、周囲を城壁のように囲む白い岩の壁は見事なものです。


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見とれつつ、奥にある展望台へ続く階段に向かいます。


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おお・・・
こんな鋭く白い石灰岩の塊が、この部分だけどうしてこんなに固まってできたのでしょう?
自然は不思議な光景を作り出すものです。


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周囲をぐるりと囲むように聳え立つ白い岸壁。
まるで作られたように出来上がっているのが不思議です。

快晴の時に見てみたかったな、少し日が陰りだして来たのが残念な限りです。


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白崎を出たのち、狭い間道のような峠道を抜けて、県道23号線などから広川町へ向かいます。


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【14時50分】
広川ビーチ駅(笑)と併設された広川町ふれあい館という、物産館と食堂が一緒になったような道の駅?で遅めの昼食をとることにします。

この時、少し小雨がぱらついていましたが、雨具を着るほどでも無い、といった感じです。


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稲むらの火カレーうどんと、シラス丼のセット。
何がびっくりって、丼がめちゃくちゃでかい!!

一応大盛りを頼んだのですが、この丼ならもう3倍は入るんじゃない?
鉢かぶり姫が使っていそうなサイズです。

そして、激辛を注文したため、暑い中走ってきていながら、さらに大汗をかくことになりましたが、なかなかに美味しい。


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満足して、さらにしばらく海岸に近い、県道23号線から和歌山方面へと進むことにします。
一時の雨も上がり、再び快適なサイクリングができるようになりました。

広川町から、狭いながらも昔ながらの風情ある湯浅町内を走ると、醤油発祥の地なる看板。
富山県民の私にはあまりなじみがありませんが、ユアサ醤油というメーカーの発祥の地のようですね。

角長の職人館といった施設には、しょうゆソフトも売っていたようです。
寄り道すればよかったな~勢いでスルーしちゃった。


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海岸線は、相変わらずアップダウンがあります。
そして、振り返ればずいぶんと景色が変わっていったことが実感できます。
あの厳しい岩礁地帯は完全に抜けたのかな。

穏やかで広い、きれいな入り江です。
カヌー専門店などという珍しいお店が有りましたが、これを見ると納得です。


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そしてさらに海岸線を走ると、絶壁のような傾斜の山に、見慣れないレールとトロッコが設置されている姿があちこちで見られるようになります。

もしやこれは・・・!?


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そうかミカン畑か~

なんというか想像以上に崖っぷちにでもミカン畑が広がっていて驚きました。
ものすごい傾斜の斜面を利用して作っているんですね。


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【16時】
入って納得、有田市です。


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そして、有田市街地を走るとなぜか道のど真ん中に大きな鳥居が。
須佐神社とありますが、街の通りそのものが境内のようになっていますが、どのような神社なのでしょうね?


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そして、山の斜面いっぱいに広がったミカン畑が辺り一面にみられる、ミカンロード。
これはすごい光景です。右も左も山の斜面はミカン畑。

黄色いミカンがたわわに実った時期に来てみたいものすね。


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そして県道20号に合流し、有田川を渡ります。
この橋を渡れば再び国道42号に乗るルートとなり、あとは和歌山市まで一直線。

しかし紀伊半島は、大きな川がいっぱいだなぁ・・・
心なしか川の水もミカン色に見えてきました。


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【16時半】
海南市へ
左にサイクリングロードを示す青いラインが引いてありましたが、流石に夕方になり面倒になってきたので、そのまま42号線を突き進みます。


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【17時】
次第に交通量も増えていく中、ついに県庁所在地和歌山市へ。
今日の旅路も残すところ、あと少しです。


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店も増え、賑やかになった車通りの多い夕暮れ近い42号線を和歌山市中心部へ向かって走ります。



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そして、和歌山城で記念撮影。
なかなか立派な城構えです。
流石は御三家紀州徳川家の居城ですね。

中まで行こうかと思ったけれど、結構疲れてきましたし、もう閉館時間のようです。
残す道のりはあと数キロです。


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【17時半】
そして、この日のゴール和歌山駅前に到着です。
週末の、夕暮れ時の駅前はには慌ただしく行きかう人で溢れています。

そしてこの日の道のりは、メーター読みで185キロ、ほぼほぼ12時間の道のりでした。
いや思った以上に長かった。

それでも、進むにしたがってどんどん変化していく紀伊半島の景色と、数多の名所を楽しみつつ走るこの道のりは、疲労感上に充実感に満ちた道のりでした。


8月31日(土)の旅路はここまででして、翌日9月1日は、ほとんどが大阪駅まで、各都市部を抜けていく、本州最南端を目指して、紀伊半島ほぼ一周した旅路のほんのエピローグのようなものです。

また書き出しと、締めを考えるのが面倒なのですが、和歌山まで以外に見どころが多く、ずいぶんと長くなってしまったので、次でさくっと片付けます(笑)


それでは今回はこのへんで。

本州縦断&四端踏破サイクリング【最南端編】その②『熊野~串本潮岬』

本州縦断&四端踏破
09 /08 2019
さて今回は前回の続き

前日、8月28日(木)に名古屋市から紀伊半島を三重県熊野市まで南下し、ついに本州最南端である串本町【潮岬】へ至る、8月29日(金)の旅の記録です。


そんな今回の道のり。

熊野市より、国道42号を南下して、御浜町、紀宝町、新宮市、那智勝浦町などの海岸線沿いの街を抜けて、那智の滝や熊野那智大社などに寄り道したのち、太地町を経て串本町に至る94キロの道のり。

昨日結構頑張ったこともあり、この日は紀伊半島の奥深くを堪能する余裕を持った工程を組みました。
それでも最終目的地である『潮岬』で購入予定の本州最南端訪問証明書を手に入れるためには、16時半までの到着が必要であり、なんだかんだで慌ただしい一日となったのでした。

それではスタートです。


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【9時】
朝から雨の降る中、宿の朝食もしっかりといただき今日のスタート地点、熊野市駅前へとやってきます。

もう少し早く出発するつもりでしたが、疲れや雨天のため準備に手間取りました。
これが後になってジワジワと効いて来ましたが・・・

それでもしっかりと休んだため、昨日と違って体調も良好。
気分よく出発します。


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熊野市中心部を流れる井戸川より、熊野市外に別れを告げます。
本日は雲多しで、残念ながら熊野の山々は拝めません。


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金曜日の42号はそこそこの交通量。
それも紀伊半島先端に進むにしたがって、次第に少なくなっていきますが。。。

さあ、まずは標識に従い新宮方面へと走り出します!!


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っと、思いきや走ってすぐに世界遺産『獅子巌』なる名勝が有り、いきなり足を止めます。

昨日の鬼ケ城からつながる岩の名勝のようで、そのその姿は熊野灘に向かって咆哮を上げる獅子の如し。
よくも自然にこんな形になったものです。


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そして、はるか先まで伸びる砂浜。
七里御浜というようで、その名の通り20数kmに及ぶ長大な海岸が紀宝町まで続いており、日本の渚百選などにも選ばれる海岸だそうで、さらにはアカウミガメの産卵地でもあるそうです。

天気が良ければ、すばらしいロケーションだったんだろうなぁ・・・
灰色の空が恨めしいですね。


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そして走り出せばまたしても世界遺産に遭遇。
『花の巌神社』でお参りをして行きます。

この神社のご神体は、高さ45mにも及ぶ白い巨岩でした。
さすがにご神体をカメラに収めるのも気が引けるので撮りませんでしたが、実に見事な光景でした。

しかしこの辺りは、世界遺産登録されているものだけではなく、あちこちに文化財が立ち並んでおりのんびりしているとどんどん時間が押して行ってしまいますね。
さっさと先へと進みましょう。


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【9時40分】
1年中みかんの取れるまち『御浜町』
の、パーク七里御浜で、朝からみかんソフトクリームを頂きます。

甘酸っぱくておいしい。


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【10時】
続いて紀宝町
ウミガメ公園道の駅に到着。
この先も、どの町にも道の駅があって楽しいです。


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このウミガメ公園道の駅では、なんとウミガメが。

エサもあげられるので、近寄っただけでウミガメたちが寄ってきます。

すごーい!!ウミガメってこんな風になつくものなんだ!!
きっと今日は平日で朝早いから私が一番乗りで、朝食タイムなんだろうな。


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【10時半】
続いて熊野川の真ん中で、ついに和歌山県は新宮市に入りました。

そして橋の真ん中に県境の標識が有るって珍しいかも。


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上流を眺めれば、少し天候が回復気味になってきました。
午前中は比較的良い天気予報だったはずで、その通りになってきています。

そして、濁っていても紀伊半島の川はやはり綺麗です。


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そして新宮市に入ってすぐ、またまた世界遺産『熊野速玉大社』へ。

このあたりから、これまでの古代風の神社ではなく、朱塗りの美しい姿の神社へと切り替わっていったように感じます。


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奇麗な山門です。
平日ですが、中にもすでに何人もの参拝客の人が訪れています。
私も、お参りしていきます。


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【11時20分】
さらに走って、那智勝浦町へ。
この道の駅は、デザインも神社風の独特なもので、なおかつ駅と併設で入浴施設も備えたちょっと変わった道の駅でした。


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さて・・・
ここまでたどり着くのに思った以上に時間がかかりました。
潮岬まではあと40数キロといったところでしょうが、那智山を登れば、参拝などの徒歩部分も含めてさらに往復20キロといったところか・・・どうしようかな?


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少し迷いましたが、この先ペースを上げ気味で進めば大丈夫だろうと決心し、8キロ先の那智の滝へ向けて標高差およそ300mのヒルクライムと寄り道を開始します。

やっぱりここまで来たんだからね~。


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那智の滝へと向かう道のりは、お土産屋さんや県の土砂防災センターなども有り、賑やかな道のりで退屈しません。
また、大門坂なる那智大社へとつながる熊野古道の一つもあったりと、坂道全体が那智へのイベントコースのようでした。

しかし、序盤は快調に上れる、一けた台の傾斜の道のりでしたが、最後のつづら折りの急登区間は苦痛全開区間。
昨晩からの疲れも癒えきってない体に鞭打って、必死に上り続けます。


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【11時50分】
時間を気にしつつ、必死に汗だくになりながらまずは那智の滝入口に到着しました。

山地に突入したためか、再び小雨も降りだし始めましたが、この場所にはなんとなく雨も似合います。
苔むした、年月を感じさせる石段や鳥居がこの地の歴史の深さを感じさせます。


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そして、まずは那智の滝へと、長い石段を下る必要がありますが、大分時間も押してきたため、ここまでのヒルクライムで乱れた息を整える間もなく歩き出しました。

苦しい~


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そして中々につらい思いをして石段を降り切った先には世界遺産、那智の滝が

これが那智の滝か・・・
大きな一枚岩の壁から流れ落ちる一筋の白い姿は神秘に満ちていますね。

同じ大瀑布でも、富山の称名滝とはまた異なる趣です。
実に素晴らしいな。

熊野を経ってから先、見るもの全てに価値があるように感じられますね。


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【12時10分】
さて、続いて那智の滝の広場からもう少し急な坂を上り、那智大社および、青岸渡寺への参拝道へとやってきます。

見上げる石段の更に上に、この那智の地での最終目的地があります。
勢いのままに、ノンストップで動き続けるしかありません!!


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・・・息が乱れたままで登り始めた石段は想像以上にきつく、苦しい道のりでした。
自転車の足からいきなり階段の足への切り替えが辛い・・
眩暈がしてきた・・・

そんな感じで苦しみながらも那智大社の鳥居前にやってきましたが、残念ながら工事中のようです。


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とりあえず、奥のほうから行こうと青岸渡寺の山門前の最後の石段へ。
見上げる急登の石段もこれで最後。

山門脇の阿吽像に見守られながら、最後の力を振り絞って上ります。


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なんとかまずは青岸渡寺へ

古風で威厳のある佇まいが印象的な寺院です。
また、苦労してたどり着いたこともあり、ありがたさも感動もひとしおです。


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お参りを済ませた後、隣接する那智大社へ。

こちらは見事な朱色の大鳥居をくぐって神社へ移動します。
お寺と神社が隣通しに並ぶ、かつての神仏習合の名残が実に興味深いのもこの場所の魅力ですね。


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そして那智大社へ。
こちらは何とも見事で華やかな朱色の神社。

そして、無事に両社での参拝を済ませ、これで本州最南端へ進むに何の心残りもありません。
寄り道をした甲斐がありました。


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おっと。
再出発前に、もう一つ。

旅の神様八咫烏様にもお参りしていきます。
三本足の烏ですね。


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帰りは、先ほど工事中だった那智大社の正門方面から。
急な石段の帰り道は、正面にさえぎる物無く、那智の山々を見渡すことができました。

素晴らしい山々と景色。
ありがとう那智山よ・・・


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さて、参道前に下山して、いくつもの休憩所の一つで黒飴ソフトをいただきます。
山の雨に打たれた体は冷えつつありましたがとりあえずご当地ソフトは食っておかなくてはですね。
美味い。


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【13時】
ソフトクリームも食べて一息つき、再び本州最南端を目指して走り出そうと外へ出てみれば結構な大雨となっていました。

午後から雨が降るという天気予報とおりですね・・・
よく当たりやがって。

そして、先ほどまで無数に周囲を歩いていた観光客たちも、まるでかき消すかのように消え去っていました。
不思議な光景・・・
まるで自分だけ神隠しにでもあったような感じです。


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再出発の後、道路から望む那智の滝へ、最後にもう一度お別れをして苦労して上った標高300m、8キロの道のりを一気に走り下ります。

往路の上りの苦労が嘘のように、気持ちよく前に進んでいく快感は、自転車旅ならではですね(笑)


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【13時20分】
那智山を下りきり、再び那智駅前と42号に合流する目前、さらに世界遺産、『補陀洛山寺』に寄り道をしていきます。

う~ん世界遺産だらけ。
といいつつも、このお寺が私が今回の旅で寄り道できた最後の世界遺産となりました。

ここからは再び42号に沿って海岸線や、トンネル等を潜り抜けながら遅れを取り戻すためにちょっとペースを上げて残りの40キロ弱の道のりを突き進んだのでした。

本州最南端到達証明が発行される、潮岬タワーの閉館まで残り3時間。
十分間に合うけれど、余裕綽々でもない緊張感ある道のりです。


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【14時】
日本一小さな町、太地町へ。

こちらはクジラ漁や、イルカの追い込み漁で有名な街ですね。
わけのわからない怪しい外国人たちの嫌がらせなどに負けず、日本の食と文化を守り抜いて下さい!!


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町の先端部にある、くじら浜公園と向かえば巨大な捕鯨船が展示されています。
でかい。
かつてはこの船で、大海原で巨鯨と格闘していたのでしょうね・・・
ロマンがあるな。


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太地町のくじらの博物館前。
大きなクジラが印象的なクジラ博物館。

太地町の400年に渡る捕鯨の歴史と技術が展示されているというこの博物館も、那智大社並みに行ってみたい場所でしたが、潮岬まであと30キロで、タイムリミットは2時間半・・・

ちょっと時間的に余裕がないかな・・・残念ながらスルーしました。
朝もう一時間早く出るべきだったね。


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そうはいっても雨天の中、朝食以来コンビニ補給もしておらず、飛ばし気味でここまでやってきたため、空腹感が強くなってきました。
国道42号まで舞い戻り、道の駅たいじで昼食を摂ることとします。


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鯨の町らしく、メニューも変り種が多くあります。
クジラのみならず、イルカの刺身なんてのもありましたが、ガッツリカロリー系で、鯨カツカレーと鯨かつバーガーで補給は万全。

ご飯がクジラの形をしていて見た目にも楽しいですが、鯨も結構美味しく、食べごたえがあります。


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【14時40分】
串本タワー閉館までのこり2時間を切り、残す道のりは串本市街地まで24キロ+潮岬までの5キロで30キロといったところか。
雨も変わらず降り続く中ですが、パンク等のアクシデントがなければ問題なくたどり着くはず。

補給も済ませて最後の道のりをラストスパートです。


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【15時】
ついに本州最南端の町、串本町に突入!!
ペースを落とさず突き進みます。


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複雑に入り組んだ入り江を走るに従い、ついに潮岬の手前にそびえる大島の姿が視界に入ってきました。

あと5キロも走れば串本市街地です。


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その、串本町市街地目前で、国の名勝天然記念物、橋杭岩を覗いていきます。

道の駅もあり、にぎやかできれいな観光地化されていますが、なんだかこれは昨年、『最東端』へ行く際訪れた宮古市浄土ヶ浜の光景を彷彿とさせられるな・・・

よく似た地形というのは有るものですね。


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そしてついに串本市街地へ入り、コンビニで夜のおつまみ等を補給して潮岬の夜に備えます(笑)


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【15時50分】
潮岬タワー閉館40分前にてついに潮岬の半島部に足を踏み入れます!!
あと5キロほどですが、さすがに少し焦ってきました。


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紀伊大島へ続く、くしもと大橋。
大きな橋で、大島に入る際にはらせん状の大きなループ橋になっており実に特徴的です。

この島も、最初は行ってみようと思っていたのですがちょっと時間が足りませんね。
まあ先日の徹夜の270キロが思いのほかダメージが大きく、疲れていて大分ルートを削ったので、こればかりは仕方ありません。


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そしてこの潮岬、はやる気持ちでなけなしの体力を振り絞る私をあざ笑うかのように、意外にアップダウンがあり最後の最後まで苦しめられます。

しかし・・・


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最後の登りを登り切った先には一気に開けて、ついに今日の最終にして、この旅最大の目的地である本州最南端の施設の数々が視界に飛び込んできます。


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【16時10分】
閉館20分前、潮岬タワーに到着です!!

結構ギリギリだったな。。。
何とか展望台のチケットと、本州最南端訪問証明書を購入し、まずは展望台へと移動します。


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展望エレベーターの中には、エルトゥールル記念館なる、トルコと串本町と繋がりの原点となった、遭難船事件を記念する展示館があったりします。


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こちらはエルトゥールル号遭難事件を題材とした、海難1890の映画でも実際に使われた模型だそうな。
100年以上前の、小さな村での美談が、今もなお国と国との友好関係につながっているというのは不思議なものです。


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そして、エレベーターを昇り展望台へ。
まずはこれでもかと迎えてくれる本州最南端の看板。
しかし、ここでは本当の意味で最南端に来たことにはならないんですよね。紛らわしい。


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展望台から眺める風景は、雨のため灰色に霞んでいますがまずますです。
潮岬灯台と今日の宿が眼下に見て取れます。


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そしてタワーの背後にへ結構大きな街が広がっていました。
中学校もあるくらいですから、潮岬と言っても結構開けた場所なのですね。


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そして・・・
海を眺めれば、広大な望楼の芝の中に、今日の最終目的地である本州最南端の碑と、真の本州最南端である海に突き出したクレ崎が。

さて、そろそろエレベーターを降りて向かおうか・・・


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【16時20分】
・・・ついた。

小雨がぱらつき、日も暮れかかった中、ついに本州最南端へ到達しました。
これでほぼ2年の月日の中で、本州の北、東、南の最端部を踏破したことになります。

長かった旅路ももう折り返しを過ぎたんだな・・・不思議なものです。


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そして、本州最南端訪問証明書とともにもう一枚。

よしよし。
先ほど買ったばかりの本州最南端訪問証明書はすでに湿って角が取れ、皺になってしまいました。
旅の苦労が偲ばれる、良い証明書に仕上がりました(笑)


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そしてすぐ近くの展望台からは、険しく足を踏み入れることができない、真の本州最南端『クレ崎』がその荒々しい岩の姿を見せていました。


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さて、とりあえず

『本州最南端に乾杯!!』

望楼の芝広場にある、もう一つの本州最南端の碑の前で、記念の乾杯です!
ここまでついにやってきたぞ~!!

雨の中、雨具を着込んで走り切ったここまでの道のりの苦労とともに、五臓六腑にしみわたります。


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さて最後に蛇足的に。

広場の中には、潮風の休憩所なる施設があり、トイレや展示物などが有り見学をしていけます。


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中の展示も、想像以上に充実。
かつて第二次世界大戦以前に、串本からオーストラリア北部のアラフラ海にて、高級ボタンの材料となる真珠貝の採取といった過酷な労働に重視した、当時の人々の歴史や遺物が展示されています。

水深50mに至る海底に、ボタンの材料のための貝を拾いに潜る・・・
過酷とかいうレベルではなく、もう想像を絶する恐ろしさです。

当時の人々の姿に思いをはせつつ、望楼の芝を後にします。


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さて、本州最南端をウロウロしているうちに、売店も閉店してしまいました。
まあ仕方ないな。

でも、この時間でも観光バスなんかやってきたのに、さっさと閉めるなんて、商売っ気がないな。


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さて、売店隣には何やら真新しい施設が作られており、こちらは和歌山県の新宮市、白浜町、上富田町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町、奈良県十津川村の一部の10市町村を範囲とした、南紀熊野ジオパークについて大地の成り立ちや自然の不思議についての博物館でした。


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中では紀伊半島の成り立ちから、奇岩、巨岩の存在する理由等、展示や映像などで詳しく説明され、この時間でも訪れた観光客を相手に説明を行うガイドさんがおられたりとなかなかに本格的です。

特に、ジオパークの成り立ちについての映像上映10分はなかなかによく出来ていて見入ってしまいました。
なるほど・・・今回通過しなかった古座川町にいろいろと面白い場所があったんだな。。。
またいつかの楽しみですね。


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【17時】
そして本州最南端の施設たちを堪能したのち、今日の宿へで早めの休息とします。
本日の宿は、これまた本州最南端の宿、みさきロッジ西田さんに宿泊します。
平日の宿泊客も少ない宿を、早い時間から堪能する楽しい時間です(笑)

さて、今日の距離は、メーター読みで96キロと100キロにも満たない旅路でしたが、内容は数々の名所を堪能し非常に充実しており、今夜は早めに休んで翌朝の道のりに備えることにします。

明日は串本町から和歌山市へ至る長丁場。
次第に天候は回復に向かうはずですが、リアス式海岸ならではのアップダウンの連続が続くハードな道のりとなる予定です。


それでは今回はこのへんで。

OKI

大人になった全ての人へ
輝く冒険の日々は誰にでも
そんな思い出日記の徒然書