甦れ!!CLX 【ウレタンクリアー&研磨編】

メンテナンスに関する童心
05 /06 2013
 今年のゴールデンウィークも終了してしまいました。

 実際のところ、たかだか4日程度の連休なのですが、終るともう仕事に行きたく無い気持ちでいっぱいです。

 学生の頃などはよくも一月も休んだ後に日常生活に復帰出来たものだと、我ながら感心してしまいます。
 やはりいくつになっても休みというものは良いものです。

 さて、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
 私は家族で富山県から程近い距離にありながらも、山越えを要するたためになかなか行けない東海方面へと一泊二日の小旅行を楽しんできました。

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 早朝に富山を立ち、大渋滞の駐車場探しを上手く乗り切って、まずは子供のために愛知県犬山市のモンキーパークにておサル達を眺めた後、隣接の遊園地で乗り物三昧としゃれ込みます。
 
 観覧車からは国宝【犬山城】の姿が。

 長良川沿いのこの犬山周辺は都市部に隣接する地域とは思えないほど、小山や、切りたった岩石群の存在する不思議な雰囲気のするところです。

 ふらりと訪れた私でも何とも言えず居心地が良く過ごすことが出来、これがいわゆるパワースポットというところなのかもしれませんね。

 観光客が続々と訪れてくるのもわかる気がします。 

 なお、ここへ至るまでの付近の道では、交通量の多い中にもかかわらず多くのサイクリストたちがサイクリングを楽しんでいる姿が見て取れました。
 
 chiefさんも、いつもはどこかこの辺りを走っておられるのかなぁ?と感慨深く観覧車からの景色に思いを馳せたのでした。


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 そして、翌日は岐阜県岐阜市の金華山の頂上にそびえる【岐阜城】へ。

 たかだか300メートル少々の小山のお城だろうと思っていましたが、金華山の麓から山頂の城を眺めた光景は中々に雄大なもので、実に趣きの有る山城です。
 
 今回は家族連れの為、ロープウェイを使っての楽ちんな道程でしたが、早朝にもかかわらず多くの人々が訪れており、ロープウェイのみならず、登山道、遊歩道等の様々なコースからの登頂が可能な様々な楽しみ方が出来る観光地のようです。


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 そして、天守閣からの眺めはこれまた素晴らしい。
 岐阜市から、愛知県方面が一望できます。

 やや霞がかかっていたのが残念ですが、長良川沿いに広がる濃尾平野の美しさは素晴らしいものです。
 山の上から眺める風景は、決して大自然の景色のみが評価されるものではないですね。
 
 人々の生活の営みが間近に感じられる都市を見下ろすのもこれはこれで山に登った甲斐があるというものです。
 
 岐阜は、山々の間のわずかな平地に都市が集中している様なイメージでしたが、いざ山々を抜ければ広大な平野へと繋がっていたのですね。

 そしてこの金華山周辺も実に居心地が良い。

 特に何か特別面白い物があるわけでもないのですが、まったりとただいるだけで心地よく、ふらふらと飽きずに公園を散歩できます。
 ここも私にとって相性の良いパワースポットなのかもしれません。


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 そして、城巡りツアーの最後は【郡上八幡城】(笑)
 と、言うのは冗談で、嫁のリクエストで岐阜県郡上八幡市の食品サンプル造り体験を楽しんで来ました。

 なぜこの様な陸の孤島(失礼)の様な場所で、食品サンプル造りが隆盛を極めたのでしょうね?不思議なものです。
 
 ・・・と、言った感じでゴールデンウィークは楽しく過ごさせていただきました。
 いつも家族には、ふらりと好き勝手にサイクリング旅行へ行かせていただいていますので、こんな時くらいは喜んでいただきたいと存じます。


 さて、そんなこんなでゴールデンウィークも終盤となってしまいましたが。
 その後何とか、前からチマチマと作業を進めておりました、傷ついたCLXの補修も全てを完了することが出来ました。
 
 今回で一月以上かかった補修作業も一応の完成を見ましたが、簡単に補修内容をアップしたいと思います。


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 まずは前回からの続き。
 
 塗装後に、弱い塗装面の保護のために、【ウレタンクリアー】塗装を行うつもりでした。
 
 問題はどの程度の範囲までをクリアー塗装するかでしたが、傷ついた部分だけでは流石に吹いた部分が目立つだろうし、かと言ってフレーム全体を塗るのもパーツを全バラする必要があり流石にやる気になりません。

 結局ワイヤー類全てを切り離すのもおっくうなために、取り合えずフォークを抜いて、リアブレーキのケーブルのみ取り外し、さらにはクリアーを吹きやすい様に天井からのロープをヘッドチューブに通し、吊り下げた状態とした後そしてマスキングすることとしました。何だかすごい姿です。

 さしあたり、傷ついた部分の全てを含むトップチューブ全体と、ターコイズブルーの色との境界位でクリアーを吹き付ければ、丁度良いのではないかと妥協することとしました。


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 さて、ウレタンクリアーを吹いた結果・・・
 
 一部、平坦なトップチューブ上部分はこのように新品並みか、それ以上の艶を得ることが出来ました。

 塗装の境界部もクリアーの中にすっぽりと埋もれており、まずまずの出来栄えです。
 
 ネット等の情報で得たとおり、これは綺麗な色艶です。新品と同等かそれ以上の艶と輝きを発しています。
 

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 しかし・・・

 いわゆるトップチューブ上面の様な、比較的平坦な部分以外においては、ウレタンクリアーの失敗例を羅列したかのような、悲惨な結果となってしまいました。

 重ね塗りに、失敗したなぁ・・・と、自分でも感じるところは有ったのですが、いざ乾燥したのちに眺めてみると様々な失敗点が現れてきました。

 まずは、ヘッド周辺の見ていると気持ちが悪くなるような、ボコボコの塗装面に、白いぶつぶつ、更には『ゆず肌』の跡。
 

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 そして、下側に流れた塗料による『垂れ』の数々。


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 至る所に垂れた痕跡が残っています。これは失敗したなぁ・・・

 ウレタン塗装は一発勝負と意気込み過ぎて。塗装は薄く根気よくの心得を踏み外してしまい、ウレタン塗料が固まってしまう前にと、何度か急いで重ね塗りをしてしまった結果ですね・・・
 

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 そして、マスキングの後・・・
 
 完全にマスキングの跡が出来てしまっています。

 テープを剥がすのが、遅すぎたな・・・塗料が固まりつつあった後であったために境界部がガタガタです。

 しかし、これほど広範囲かつ、複雑な形状の塗装では、そうそう上手くいかないことは承知の上でした。


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 ターコイズブルーと、パールホワイトとの境界部もガタガタの塗り分けとなってしまいましたが、取り合えす完全乾燥してしまう前に不要部分をカッターで切り落とします。
 
 以後、不要部分をカットした後は研磨作業を行うために、丸々一週間塗料の硬化を待って作業を行うこととします。


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 1週間後・・・

 ウレタンクリアーは本来研磨作業など必要としない優れた光沢と透明度を持つ塗料のはずですが、ここまでボコボコになってしまってはダメもとで研磨し、状態の向上を試みないわけには参りません。

 研磨の手順としては
 
 ①まずは400番手のサンドペーパーで表面の凹凸を取る。
 
 ②以後は1000番、2000番、4000番、8000番と順に番手を上げていき、表面を均していく

 ③ドライバドリルに研磨用パフを取り付けて、超極細液体コンパウンドで一気に磨き上げる

 と、いった実に気の遠くなるような作業を行いました。
 

 あくまでウレタンクリアー面のみの研磨作業であり、直に塗装面を削らないように注意を払いつつ、最後の最後の大仕上げと自分に言い聞かせて根気よく作業を進めました。

 その結果・・・


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 まずは塗装面がボコボコの穴だらけと言った、最も状態の悪かったトップチューブ周りですが、白い斑点が多少気になりますが、それなりに光沢も出てきて、まあ何とか許容範囲に収めることが出来ました。

 
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 そして、最も液だれのひどかったトップ&ダウンチューブの結合部分についてはかなりきれいに仕上げることが出来ました。


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 シートポスト下部の、液だれや、塗装面の境界も、サンドペーパーで出来るだけ磨き上げた後コンパウンドで磨き、更にはラッカー塗料のクリアーで境界部を塗りこみ、段差を小さくする作業を行ったためにかなり目立たなくすることが出来たのではないかと思います。

 もっと境界部を削り込めばより目立たなくすることが出来たのではないかとも思いますが、それ以上に今回の作業はやり直しが不可能に近いため、【こだわり過ぎてやり過ぎない】事をモットーに抑え気味に作業を行いました。


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 肝心の、本来の補修部分はご覧のとおり。

 日光に当ててみると、やはり多少補修部分にカーボンを張り付けた分だけ、盛り上がりが見受けられますが、個人的には満足する仕上がりに出来たものと思います。


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 2メートルも離れれば、パッと見自分の視力では補修したかどうかは判らない所まで仕上げることが出来たものと思います。
 おそらく他人が見たらば、補修したと言われなければ気が付かないレベルではないかと思います。
 
 今回自分の不注意で、塗装のみならずフレームにまで傷が行ってしまったのは痛恨の極みでした。
  
 もっとも、この作業で強度的に大丈夫なのかと言った不安は依然残っていますが、塗装をはがして『直に内部の損傷具合を確認』して、エポキシ樹脂やカーボンシートで『直に補強作業を行った』ことによって、非常に精神的に安心し、満足する結果となっております。

 長い長い補修作業でしたがこれにてCLXを公道復帰させる準備が整いました。
 さあ、グランフォンド富山も近づいてるし、久しぶりにロードに乗りたいぞ。

 どこかでこの【トップチューブに白いV字】の刻まれたCLX見かけたら、是非その補修具合を確認してやってください。
 

 それでは今回はこのへんで
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コメント

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GWお疲れ様でした(笑)
穏やかな『お休み』をすごされたようで何よりです。
家族サービスは大切ですものね、私自身も注意しております。
『食品サンプル造り』、なかなか楽しそうですねーいつか連れていってみます。

『CLX』も見事、復活!!
トップチューブの白いV字!
世界に一台のバイクです。

GF富山...そろそろ、家族や職場に根回し工作をして身辺を整理しておかなければ(笑)

Re: タイトルなし

chief/MMR様
ありがとうございます。

愛知&岐阜を車でさらりと流すような旅行でしたが、やっぱり旅行は楽しいですね。
ぶらり自転車の旅も良いのですが、身内だけの旅行はやはりいい思い出になります。

無事ロードも使用可能(と思っている)状態にしあがり、後は体力。
今年は調整が遅れ気味ですがボチボチと200キロ近い距離を走る練習をしておかねばと思うところです。

GF富山参加楽しみですね~万全の状態で参加できるようお祈りいたします。

OKI

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