水辺の生命達と出会う夜

自然に関する童心
05 /25 2013
 とても寒かった3月、4月の気候の名残もすっかり消し飛び、ようやく暖かい初夏の気候となってきました。
 
 我が家の周囲の田んぼに水も張られ、乾いた大地も潤いを取り戻し多くの生き物の息吹で賑わいを感じさせるようになってきました。

 田舎の田園地帯の真ん中の我が家も多くの用水路がコンクリで固められていますが、わずかに残った昔ながらの土や石垣の用水路周辺には、今も多くの生き物達が春の訪れとともに顔を覗かせるようになってきました。

 犬の散歩がてら、ちょっと水の中を覗きこんでみましょう・・・


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 まずは【イモリ】ですね。

 小さな用水路の中に等間隔でチラホラと生活しているのが見て取れます。
 
 イモリに関して言えば、かつてほぼすべての田んぼで水田が営まれていた頃には、田んぼの縁の用水などでは見かけませんでしたが、今は休耕田も多く、それらは水が入れは湿地の様な状態となり、帰ってこのような両生類たちにとって住みよい環境へと変化しつつあるのかもしれません。

 
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 さて、少し目先を変えて大きな用水から水田へと水を引く小さな水路へと目を移してみると・・・



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 なんと、【ナマズ】の姿が。

 迷いナマズですね。
 小さな水路でも、水が豊富な上、カエルが沢山舞い込んでくるのでエサには不自由しないのでしょう。
 
 この大きな姿は、冬の間はどこに隠れたいたのでしょうね?

 土の中にでも潜っていたのかな?

 でも、いつまでもこんなところにいないで、早く大きな水路へ逃げないと水を止められちゃうぞ。


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 そして【ザリガニ】の幼体。

 まだ赤身は無く茶色をしており、身体も小さくエビに毛が生えたようなサイズです。 

 冬の間にザリガニの巣になっていた水草たちの多くは枯れ果ててしまいましたが、無事に越冬に成功した成体や新たな命達の姿が見られたことにホッとした気持ちになります。


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 そして、畦道をスタスタと歩いていくと【トノサマガエル】の姿が。

 背中に走る、一筋のグリーンラインが実に特徴的です。何だかおしゃれな感じがしますね。
 
 このトノサマガエルも昔は大量につかまえて遊んでいたものです。
 
 しかし、今では水かきに吸盤を持たないが為、現在のコンクリで固められた用水路では生きていくことが出来ずに絶滅の危機も有るというのですから何とも悲しいものです。。。

 年月が移ろい、周囲の景色も大分変わっていますが、願わくば、いつまで生命の多様さを残し続けた古里であってほしいと思いますね。

 春が過ぎ、初夏の匂いがし始めた今日この頃。
 月光に照らされた、里山の生命の息吹を感じる夜の道のりでした。


 それでは今回はこのへんで
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