松倉城址&有磯海SA上り線サイクリング【古の城跡及び隠れた名所を巡る旅】

通常サイクリング
05 /26 2013
 5月なのですが、日中は早くも真夏のような、焼け付く日差しを感じる事が多くなってきました。

 もはや今週末にグランフォンド富山を控えた所ではありますが、生憎と日々忙しく、何とか日曜日の午後にトレーニングをする時間を取ることが出来ました。

 さて・・・となると、さしあたりどこに行こうかだな。

 そこそこの登りのトレーニングが出来て、それほど遠くない場所か・・・

 ならば昨年やり残したあのルートかな?


 
 今回のルート
 
 富山県最大の山城跡である、標高430メートルの『松倉城址跡地』を目指すといった往復30キロちょっとのサイクリングへと旅立つことにしたのでした。


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【14時】
 いつもの様に富山広域農道を走り、早月川との合流点にたどり着きます。

 さて、古くは南北朝の時代より、金山の富を元手に栄えた古の城、松倉城。
 昨年は秋も深く、天候もイマイチな上にロードバイクで向かったために、城跡まで確認するに至りませんでした。

 そのためと言うこともないのですが、今回の相棒は『黄金のRX2カスタム』です。

 なんというか・・・午後を過ぎてからロードで走り出す準備をするのも中々に億劫なのです。

 その点クロスバイクのRX2ならば、Tシャツ短パンスニーカーで走り出すことが出来る手軽さが有ります。
 
 また、それほどの坂でもありませんが、トレーニングの為ならば重たいほうがより効果があるのかなと・・・


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 そして、早月側から望む標高1,885メートルの『僧ケ岳』
 魚津市民のソウルマウンテンですね。

 つい2~3週前までは『僧』や『大入道』の雪絵がくっきりと見て取れていたのですが、ここ数日の急激な気温の上昇により、高地の雪も一気に溶け始めてきました。

 山のシーズンももうすぐだなぁ。


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 さて、今回は直接『松倉城』へ向かうのではなく、ちょっと本線を一本外して、松倉城の支城であった『升方城跡』方面から、トレーニングがてら一つの尾根を越えることにします。


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 1キロほど、棚田地帯の登りを進めば、周囲の景色は急激に林道然としてきます。

 案内看板には『升方城0.5キロ』、『石の門2.0キロ』、『水尾城跡3.1キロ』と有り、この周囲の尾根全体が大きな遺跡群であることが見て取れます。

 今まで全然気が付かなかったけれども、歴史の面影は実に身近に存在していたのですね。


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 さて、この升方城跡地へと向かう道のりは、小さな谷を越えた直ぐ傍に、大きな幹線道路である新川広域農道が存在していながらも、まるでずっとずっと山奥深くまで入り込んだかのような美しい里山の景色を堪能できる、中々のサプライズルートでした。


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 山と、水田の連なる景色。実に美しい・・・
 
 まるで隠れ里にでも迷い込んだかのような、不思議な感覚に襲われます。

 この尾根の周囲だけが別世界の様です。 


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 そして、小さな尾根のために一気に下りにかかります。

 杉の木のトンネルに囲まれた道を一気駆け降ります。ああ・・・暑い中汗だくになりながら登り切った後の下りは最高ですね。


 なお、クロスバイクは、ロードに比べたら、下りのスピードが出過ぎるとちょっと怖いですね。
 
 ブレーキは良く効くんですが、ドロップハンドルに比べて、フラットハンドルは高速でのブレーキは、何だか前につんのめる様な感じです。

 また、速度が出たときにハンドルの抑えが利かなくなるような感じがして、ちょっと怖いですね。


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【14時半】
 升方城方面の尾根を越えて、松倉地区へとたどり着きました。。。
 山間に広がる田園風景が美しいです。

 しかし、一体どこに升方城跡地が有ったのだろう??
 また、石の門や、水尾城跡は???
  
 案内看板がなかったのでよく判らなかったですね。

 まあ、気を取り直して先へと進みます。 


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【14時40分】
 角川ダムに到着です。
 深緑色の湖面が美しい。

 雪解け水により水量もさぞ豊富なことかと思いましたがそうでもないですね。
 相変わらずこじんまりとした良い雰囲気のダムです。


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 角川ダムを過ぎて、いよいよ松倉城跡地へと向かいます。

 何だかイベントっぽい旗があちこちにくくりつけられていました。

 『戦国のろし祭り』か・・・

 この辺りは、想像以上にかつては山城が豊富な地域だったようですからね。

 それにしても、この山奥でイベントごとが行われているとは思ってもみませんでした。
 

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 標高430メートルまでの登りの林道を直走ります。
 
 前回グランフォンド糸魚川直前の、秋口に訪れたときは物寂しい上に、クマの恐怖におびえながらの道のりでしたが、今回はそんなことはなく気分よく先へと進みます。

 やはり、季節のせいも多分に有るのでしょうが、天気の良いときに訪れると何もかもが美しくなり、心にも余裕が出てきますね。
 

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 途中の廃村となった開拓村や、稀代の名刀鍛冶、郷野義顕の記念碑も過ぎて、松倉城跡地目前となりました。

 眼下に見下ろす新川平野が美しい。

 本当に、標高や走った距離以上に山深く感じさせる道のりです。


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【15時10分】
 松倉城入口へとたどり着きました。

 思ったより早く着いたものです。
 しかし、先ほどから林道に数多立てられていた戦国のろし祭りは14時半で終了していた様で、残念ながらここまで来たのですが、そのお祭りの雰囲気を味わうことは出来ませんでした。


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 さて、いよいよ城跡へと向かいます。

 昨年秋口に訪れたときは、SPDシューズを履いていましたが、雨上がりの翌日の為ぬかるんでおり、この階段を登る気分にはなりませんでした。
 しかし、今回は晴天の上に足元はスニーカーのため、気持ちよく先へと進むことが出来ます。

 久しぶりのトレイルです。


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 ほんの数分で城跡まで登り切ります。

 大き目の木々が所狭しと枝を広げていますが、確かに山頂にはかつて城が立てられていたのであろうと思われる平地が広がっています。


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【15時20分】
 松倉城本丸跡地に存在する、記念碑に到着です。

 周囲には、山城周辺のミニチュア等も有り、思っていたよりも観光地然としていました。


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 山頂から望む富山平野。

 この日は天気が良いながらも霞が強かったために、あまり遠くまでは見通せませんでしたが、高岡、氷見方面までの富山湾に沿った姿が良く見える中々の場所です。


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 山城からは、平野部分のみならず背後の山々の姿もこれまたはっきりと見て取ることが出来ました。

 剱岳も、やや遠く周囲を他の低山に隠されながらもその威容をはっきり示しています。


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 そして、近場にもなかなか趣のある山々の姿。

 何だろう?僧ヶ岳に駒ヶ岳かな?

 富山の東部の方の山は良くわからない上に、いつもと角度が違うとますます判らないですね・・・


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 この後は、本丸に続き、二の丸、三の丸、四の丸、獄門原と、かつての城跡を順に散策していったのですが、いつの間にか時間帯も夕暮時と言った頃合いになってきました。

 なかなかに居心地の良い場所でしたので名残惜しいですが、速やかに帰宅の準備をすることとしました。


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 山城に別れを告げ、一気に下りにかかります。
 今回は、来た道を角川ダム方面へ降るのではなく、反対方向の松倉小学校方面へと下ることにしました。

 その途中にあった【河内湖】です。
 湖と言うより、ため池と言った感じですがその中には・・・・


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 なんと数十匹の鯉の姿が。

 誰かが世話でもしているのでしょうか?でも見た感じすものすごく野放しでな感じで、野性的な生活をしているように見えます。

 中々にこの松倉城方面の道のりは見どころ盛り沢山の面白いルートである事を再認識しました。


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 その後も武隈屋敷と言った史跡や、小菅沼集落と言った名所、旧跡を駆け抜けることになる盛り沢山のこのルート。

 その途中に広がる水田の風景。
 ここもまた、突如山間に現れる隠し田のような不思議な美しさです。


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 更に勢いよく下って行くと、これまた面白そうな名所発見。

 【小菅沼ヤギの杜】との看板です。


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 どこかにヤギでもいるのかな?
 と、思いつつ坂を下っていけば、これまた風流な水車の姿。

 いいなぁ。この道はいい。


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 いました・・・

 ヤギさんたちです。
 坂の斜面に沿って柵があり。その柵の中に何頭もヤギの姿が見て取れます。

 いやあ、先ほどの鯉といい、このヤギといい子供と来たら実に楽しい道程でしょうね。

 ヤギの乳アイスでもあれば最高ですね。


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 そして、ヤギの放牧地を過ぎて、ふと振り返れば見事に斜面に刻まれた【Z型】の坂が存在していました。

 これは見事なものです。
 『佐渡のZ坂』ならぬ、『魚津のZ坂』と言っても大げさでは無い美しい坂が存在していました。

 これはみごと。新緑の緑とガードレールの白が重なり、ほれぼれしてしまいます。

 昨年秋に来たときは、この松倉城一帯にこのような数々の素晴らしい景色が広がっている物とは想像もしておりませんでしたが。想像以上の楽しいサイクリングロードでした。


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【16時半】
 無事に林道部分を抜けて、松倉小学校正面へとたどり着きました。

 いやあ、つい先ほどまで人気のない林道を走っていたかと思えば今は鉄筋コンクリートの小学校前です。

 小学校の向かいにある駄菓子屋でジュースを飲みつつ小休止し。帰宅の準備へと取り掛かったのでした。


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【16時50分】
 松倉城に別れを告げた後、小腹がすいてしょうがなくなってきたので、今日は最近リニューアルした、有磯海SA上り線へと立ち寄りました。

 SAの駐車場は単なる土日にもかかわらず多くの県内外の自動車で溢れかえっていました。


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 まずは白エビ団子を味わいます。

 白エビと、蒲鉾の味わいが実に美味しい。
 
 ちょっと小さいのが残念な所ですね。


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 さらに納まらない空腹感を抑える為に、氷見牛メンチカツも食することとします。
 
 これは、まあそれなりと言ったところかね。可もなく不可もなくの味わいです。


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 そしてラストは期間限定、とちおとめソフトを食して今日のサイクリングを終了しようと思いました。

 甘いイチゴ風味のなかに、ほのかに酸っぱいイチゴの風味。
 中々のものです。

 しかし、本当の地元密着ご当地ソフトで無かったのは残念でしたが、海洋深層水も含まれているとの事であり、まあ良しとしましょうかね。


 以上、この日のサイクリングを終了しました。

 今回は、単なるグランフォンド富山の前の軽いトレーニングのつもりでしたが、人里近くの道程でありながらも多くの名所を一度にまわることが出来る思った以上の良いサイクリングコースにめぐり会うことが出来ました。

 富山にも、一歩人里を離れれば、いまだ見ぬ隠れた名所が数多く眠っているのでしょうね。
 まあだからと言って、あまり一人で山深くまで行くのもちょっと怖いんですけれどね。


 それでは今回はこのへんで
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コメント

非公開コメント

お疲れ様でした。
風光明媚...どこに行っても綺麗な眺めが堪能できる、羨ましい限りです。

子どもと一緒に走ったら、さぞ楽しいコースでしょうね。
ヤギがいて冒険ができて、でも『上り』がイッパイでゲソッとするでしょうね(笑

さてさて、ついに梅雨入り宣言がだされてしまいました。
当日はどうなることやら(笑

Re: タイトルなし

chife様

ありがとうございます。
距離を走ろうとか欲張らなければいろいろともっと身近に楽しいサイクリングコースがあるということを再確認した次第です。まあ、結局ロードで走るとなると、何だかんだでがっつりと走りたくなってしまうんですけれどね(笑)
グランフォンド富山の日は快晴ではないようですが、何だかすこし良い方へ向かっているようです。
ここ2年雨に打たれっぱなしでしたから、今年こそはせめて雨だけは勘弁してほしいものです。

OKI

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