初めてのテン泊登山をしてきました『前編』 【折立登山口からから薬師岳山頂へ】

薬師岳
08 /12 2013
 夏真っ盛りの8月10日(土)から11日(日)の週末にて、先日より計画していたテントを使った山行をついに実施することが出来ました。

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 有峰林道を自家用車で登り、折立登山口より出発した、今回の目的地は北アルプス最大級の山体を誇る、標高2,926メートル『薬師岳』の登頂をメインに据えて、初めての試みであるテント泊の練習場として選んだ、薬師峠キャンプ場を行動の拠点とした一泊二日の行程です。
 (※写真は2012年11月)



 今回の前半戦のルート。

 標高1,356メートルの折立登山口よりおよそ11キロの道程を登り続けて、標高差は1570メートルの、薬師岳山頂へと向かう行程です。

 実のところ、折立から薬師岳までの道のりを歩くのは今回が初めてではなく、20年程前の学生の頃に、単位欲しさに嫌々ながらの不純な動機で、太郎小屋泊の一泊二日のコースで登った経験があります。

 嫌々登っていたためか、今となっては当時の記憶はほとんど無く、太郎小屋の夜に友人たちと、遅くまでひたすら高い缶ビールを飲んでいた記憶くらいしか残っていません(笑)
 
 今にして思えば、非常に迷惑なクソガキ共ですね。

 しかし今回は、初めて背負う65リットルのリュックに夢と希望とテントを詰めて、当日中に薬師岳山頂へと向かうつもり気合十分の行動です。

 さあ、かすかな記憶に残る北アルプスの女王薬師岳の山頂へ向かっていざ出発です!!


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【6時半】
 ・・・と、気合充分に出発したまでは良かったのですが、お盆前のこの日は、噂に聞いた登山のハイシーズンだったようで、まずは初っ端の有峰林道に入る時点で出鼻をくじかれます。

モタモタして出発が遅れたため、6時を過ぎてから有峰林道入り口の亀谷料金所付近に辿り着きましたが、なんと料金所の500メートル手前から渋滞発生。

 半分は、砂防工事のトラックや、タンクローリーでしたが、この自家用車達が全て、登山に向かうのかと思うと空恐ろしくなります。

 いやしかし折立まで、自転車で行こうなんて思わなくて本当に良かった。
 この大量のトラック達が走る中で、危険トンネル満載の有峰林道なんか走るなんて自殺行為の上に大迷惑も良い所でした。


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【7時15分】
 ようやく、料金所を通って折立登山口へと向かいましたが、恐ろしいことに駐車場どころか、路肩まで利用しての駐車場難民があふれていました。
 
 そのためバスも、トラックも渋滞に巻き込まれて、まともに前に進むこともできません。

 結局、登山口より1キロ以上手前の、新折立トンネルよりも手前に何とか路駐して、以後はトボトボと荷物を背負い、登山口へと向かいます。

 いや~しかし、ナンバーを眺めると全国津々浦々からの訪問者であふれかえっていますね。
 登山ブームとはこれほどの物か・・・


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 20キロを超えるザックを背負い、アスファルトの道路を歩き続けて、ようやく登山口にたどり着きました。

 ごった返す人の山。トイレ待ちの大渋滞。

 とても登山に来た気分ではありません。どこかの観光地にでも迷い込んでしまったかの様です。


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【7時半】
 それらを横目に歩を進め、昨年10月の有峰林道サイクリングの際に眺めて以来待ち焦がれた、一年越しの登山道へと足を踏み入れました。
 
 今日は体調も万全。さあいくぞ~


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 太郎平までの道のりの3分の1はこのような樹林帯の中の、狭い登山道を進むこととなります。

 今日はバスで訪れてきた団体客も多く、中々先へと進めずまどろっこしい思いをしながらも、少しずつ道を譲ってもらいながら先を急ぎました。


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【8時15分】
 有名な、アラレちゃんの看板前へ


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【8時45分】
 1,870メートルの三角点のベンチへ到着です。

 多くの人が休憩しており、私もここで軽くエネルギーの補給などを行います。


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 以後は歩を進める毎に木々も低くなり、次第に石畳や、木道で整備された登山道へと変化していきます。

 木道はともかく、このガレた石だらけの登山道は中々足に来ます。

 そして、残念ながらこの初日は写真の通り雲が広がっており、あまり展望の楽しめない残念な一日でした。


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【10時】
 ちょっと小休止。
 
 練習の為と思い、色々余計なものまで詰め込んだ、25キロ近いザックを降ろしてまったりしていると、下の方から何だか見知った顔の方が登ってこられました。

 なんと山賊さんではありませんか。

 よもやこのような所でお会いするとは・・・奇遇なものです。

 山賊さんとは今回の目的地や行動コースが異なりましたが、最終的には同じく薬師峠で一泊し、明日の朝までご一緒することとなったのでした。

 いや~今にして思うと、初めてのキャンプで見知った方と合流出来たのは本当に心強く楽しい思い出になりました。


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 その後もじわりじわりと苦しい登りを歩き続けます。
 
 それでも、標高2,000メートルを超えるところまでくれば周囲の景色は次第に高地の姿へと変化していき、美しい草原が広がりを見せるようになって行きます。

 その後は、

【10時15分】
 五光岩のベンチを過ぎて・・・


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【10時50分】
 太郎小屋前に到着。
 
 折立からおよそ3時間半。

 ふう・・・何だかここまで来ると何だか一息ついた気分になってきます。

 山小屋の前は多くの人で溢れており、とっても明るい雰囲気で、山小屋と言うよりはどこかの道の駅にでもたどり着いたような気分です。

 ここで登山届を提出した後に山賊さんが到着するのをしばし待ちます。
 
 練習の為にと道程を飛ばしてきたためにはぐれてしまったのですが、もしかしたらこの分岐でお別れの可能性もあったため、挨拶だけはしておかないと・・・

 とお待ちしていた結果、今日は山賊さんも同じく薬師峠でキャンプされるとのこと。

 それは良かった~。
 
 しかし、山賊さんは太郎小屋で昼食を摂って行かれるとのことでしたので、このまま薬師峠でテントを設置後、速やかに薬師岳登山へと向かいたい自分はここで一旦お別れして、今日のテント場である薬師峠へと向かったのでした。


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【11時15分】
 太郎小屋から、木道を歩き10分程度で、今日の宿である薬師峠のテント場が見えてきました。

 大きな薬師岳の東南稜の下、ポツポツと点在する色とりどりのテントの姿がこの上なく美しい景色です。

 いや~これからテン泊するんだって気分でてきたぞ。
 

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【11時25分】
 テント場に到着。
  
 ちなみに、まだこの時間帯は数も少なかったテントですが、この後私が薬師岳から帰ってきた後は倍増していました。


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 さて、今日の宿をどこにするかな・・・

 あまり考えずに、とりあえず道に近く、テントを張った跡の有る場所に設営することとしました。


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【11時45分】
 完成。
 うん、こんなものかな。ペグも打ち、引き綱は岩で固定して、今日の仮宿の完成です。

 さあ、薬師へ向けて出発しようかというところで山賊さんがテント場に合流し、人通りの追い場所に建てていることの面倒さや、傾斜に対する向きの悪さ等を指摘され、少々手直し等を行います。


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 やれやれ。もたもたした挙句、ようやく薬師岳登山の準備にかかります。

 まずは薬師峠の水場。

 氷水の様に冷たい水がコンコンと湧き出ています。実に美味しい。
 
 2リットルのストリーマに水を満タンにします。


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 そして、トイレ。

 男女別の、思ったよりも立派なトイレです。
 
 しかし、この時間はまだ綺麗だったのですが、この後宿泊者が増え、夕方から翌朝にかけてみるみるうちに汚くなっていくのでした(笑)
 
 管理される方々のご苦労に感謝です。


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【12時25分】
 大型ザックをテントにデポし、小型のザックに水と行動食のみを詰めた後、ようやく薬師岳へ向かって出発です。

 序盤は少々水の流れている所もある、枯れ気味の沢を登って行きます。
 枯れ気味とはいえ、川に並行して登って行くため、途中に渡河地点も有ったりしますので、足元に注意です。


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 その後は川から離れていき、大きな岩場の続く登山道へと変わっていきます。

 幸いこの二日間は雨も降らず岩場も乾いていたため安心して昇り降りが出来ましたが、濡れていたらちょっと怖そうな感じです。 


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 また、途中には雪渓も残っており何人かの登山者の方が雪渓登りを楽しんでいました。

 雪渓の端からはコンコンと雪解け水が流れてきておりました。
 登山道に流れていたのはこの水だったのか~


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【12時55分】
 薬師平に到着
 
 綺麗な木道が整備されていて歩きやすくなります。

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 そして、風景もまさに平。

 背の低い高山植物が所狭しと伸びてきています。綺麗なところです。


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 薬師平を越えた以後は、岩場も無くなり、木々も低くなって、周囲の開けた気持ちの良い道程となります。

 しかし生憎雲が出ており、近場の景色しか眺めることは出来ませんでしたが。 


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【13時40分】
 標高2,710メートル、薬師平山荘に到着。
 
 ここも綺麗な山荘です。

 軽く行動食を摂って先へと急ぎます。


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 以後は山頂まで、吹き晒しのさえぎる物もない広々とした登山道が続きます。

 いや~改めて歩いてみると、本当に薬師岳って大きいなぁ。

 以後は、周囲に草木も無く、砂利や石が敷き詰められたような状態の登山道へと変化していきます。

 しかし、う~んこれも高山病なのかな?
 高度が上がってきてからいまいち体の動きが悪いような気がします。


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【14時20分】
 薬師岳東南稜到着。

 避難小屋と、愛知大学遭難の慰霊碑が目に入ってきます。

 避難小屋は屋根が抜けており、風をしのぐことが出来る程度でしょうか。


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 東南稜の尾根を眺めます。

 実に立派な尾根道に見えてきます。
 確かにこれなら視界が悪いときに迷い込んでしまっても不思議はありませんね。


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 そしていよいよ山頂が見えてきました。
 
 雲が多く、周囲の景色はあまり見えませんが近場の視界までは奪われなかったのが幸いでした。


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 登山道の下を眺めれば、雄大なカールが広がっています。

 見ているとなんだか吸い込まれそうです。


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 山頂まであと少し。

 すでに、人の姿も見て取れます。


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 そして、妙な鳴き声がすると思ったら、ライチョウを発見。

 こんな高所にも生息しているんだ・・・


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【14時40分】
 ついに薬師岳山頂に到着!!

 薬師峠から、2時間。そして早朝に折立登山口を経ってから実に8時間が経過していました。

 疲れたけど、実に心地よい。
 山頂では幾人もの登山者の方が休憩しており、更には幾人かの方がさらに先へと縦走して行きます。


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 そして、第3のビールで一人祝杯をあげることにします。

 美味い!!疲れた体に染み渡るようです。
 
 凍らせて持ってきていたビールですが、程よく溶けており、ややもすればぬるいくらいですが、何とかこの時間まで冷たさを維持していてくれました。

 荷物としては重たいものですが、泊まりならではの贅沢ですね。


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 しかし残念ながら相変わらず視界は良くありません。
 
 北薬師岳がかろうじて見える程度でしょうか。


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 そして読売新道方面を眺めれば、背後に薄らと見えるのは赤牛岳かな?

【15時】 
 30分ほど山頂で過ごしましたが、待っていても、雲が晴れることも無く更に下かモクモクと登ってくるため、展望は諦めて下山を開始します。

 まあどうせ、また早朝に来るつもりなので、今のところは引き返すとしましょう。
 

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 お腹もすいたので、速やかにテント場へと向かいます。

 それでも下っている間の景色も実に美しい。

 山頂かと見まごうような雄大な東南稜。

 遠くの視界は悪いのですが、近場の薬師岳自身の美しさも実にすばらしい。

  
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【16時】
 下山完了。

 色とりどりのテントが倍増しています。

 賑やかだなぁ~。とても2千メートル以上の高地にいるとは思えないや。


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 太郎小屋の出張所で、テント場の受付を済ませて、再びビールで乾杯。
 
 汗もかいたし実にうまい

 ちなみに350缶で500円、500缶で700円です。
 
 どうせお金を使うところも無いので、ビールくらいがぶ飲みしてやります。

 結局350缶2本と、500缶2本を購入して晩御飯と一緒に飲みつくしてやりました。


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 一杯ひっかけた後は、晩御飯の準備に取り掛かります。

 早くしないと暗くなってしまいますからね。

 山賊さんのテントへお邪魔すると、丁度夕食の支度をしておられたようで、夕食一緒にすることとなりました。

 山賊さん作成のかまどを使わせてもらい、私も晩御飯の作成に取り掛かります。


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 さて、今晩のメニューはこれ。

 『すき焼き』です。

 どうせ1泊しかしないので、出来るだけ多くの荷物を上げる練習をしようと色々余計な物を持ってきた結果、夕食も変わったものにチャレンジしてみました。


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 凍らせて持ってきた『肉』も、ちょうど良い頃合いに解凍されています。

 400グラム持ってきたので山の様に有ります(笑)

 一人で食べるのは少々苦しい。

 山賊さんや、テント場でご近所になった方に味見などをしてもらいます。


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 そして、当然生卵も持参。

 卵が割れない便利な容器に入れて持ってきました。


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 溶き卵と共に食べるすき焼き。

 実にうまい。ビールが進みます。

 標高2千メートルのテント場で食べる物とは思えないような代物ですが、疲れた体に肉は最高ですね!!
 
 少々量が多かったですが、腹いっぱいになるまで堪能しました。


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【18時】
 その後は山賊さんともお別れして、まだ明るいのですが下界より持参していた第3のビールを飲みながら早々と就寝の準備に取り掛かります。

 う~ん。まだ眠くないが、起きていてもすることもない(笑)


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 次第に薄暗くなっていく中、自分の城に引きもり、ビールをちびちびと飲みながら、かろうじて電波を受信するラジオを聞きつつ、シュラフを座布団代わりに寝っころがってダラダラと過ごします。

 ああ・・・なんて優雅な時間。

 ちなみにランタンは、キャッツアイHL-350です。
 初めてランタンとして使用してみましたが、一人用のテントであれば、まあ使える光度です。

 ランタンのカバーを外せば懐中電灯としても使えるので便利なのですが、もう少し明るくないと細かいものが見えにくいですね。

 今度、何かテン泊用のランタンでも探してくるかな。
 

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【19時半】
 周囲もすっかり暗くなり始めた頃、トイレに行こうと起きてみればテント場は実に幻想的な空間へと変貌していました。

 内部から照らされた色とりどりのテントがまるで祭りの提灯のように輝いています。

 何だろう。まるで異空間にいるようです。

 人口ゼロの薬師岳の麓に、突如テントでできた村が出来ており、実に賑やかな世界が広がっています。

 しばらく自分のテントに戻ることも忘れて、周囲の闇がより深くなるまで、この幻想的な光景を眺めていたのでした。

 以後2日目へと続きます。


 それでは今回はこのへんで
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コメント

非公開コメント

お疲れ様でした。
キャンプ泊、楽しそ~
それに何より夕飯の内容...持ち上げた甲斐があったというものですね。
美味しそうです、高いビールも価値があるというモノです(?)
見てるだけでワクワクします(笑


しかしハイシーズンの山は凄いのですね、、でも、だからと言ってオフシーズンに登ることもできませんがw

Re: タイトルなし

chief様
ありがとうございます。
キャンプは間違いなく楽しいです。
夕飯も無理やり持っていった甲斐が有って、実に優雅な晩御飯となりました。

OKI

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