国道359号を走破せよ 【富山~金沢サイクリング】

富山-石川
10 /14 2013
 この連休は気持のよい晴天に恵まれた、絶好のアウトドア日和でした。
  
 前回の記事にもあるように、軽く輪行やナイトランなども交えつつ久しぶりにサイクリングを楽しみたいと思いましたが、前日の夜になっても中々ルートが浮かんできません。

 欲求不満が溜まっていたせいか、ガッツリ満足するルートを走りたいという欲求ばかりが先行していて、具体的な方向が浮かんでこない。

 こういう感覚は珍しい。さて困ったな・・・


 という中で今回のルート

 さしあたり久々に国道走破の旅に行ってみることにします。

 今回のルートは359号線。 

 全長48.4キロ
 富山県富山市(掛尾町交差点)と石川県金沢市(武蔵交差点)を結ぶ3ケタ国道で、通称サンゴクなどと呼ばれて親しまれています。

 これまでサイクリングの途中で何度も359号線の一部を通過してきましたが、今回改めて起点から終点までの道のりを走ってみることとしましょう。

 それではスタートです。


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【5時】
 すっかり日の登るのが遅くなった10月後半。

 気温は10度そこそこの思った以上に寒い中359号起点へ向かって出発します。

 しかし暗いし寒いな・・・やはりナイトランをするなら夏に勝るものは無いな。


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 暗い道程を、『GENTOS ヘッドウォーズ 999H』『BBBストライク500』の計730ルーメンの輝きが切り裂いていきます。

 おかげで明るさには全く不安がありませんね。


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 359号起点の富山市掛尾町交差点へ到着です。

 この頃には大分明るくなり、ヘッドライトは収納して、フラッシングのみへと切り替えます。
 
 早朝だと言いうのに多くの車が行きかっていました。やはり富山市の中心部なだけは有ります。

 さて、起点の標識でも無いかな・・・


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【5時45分】
 少し探して、交差点を渡った先に見つけました。

 オニギリ看板で作られた少々そっけない起点ですが、まあ良しとしましょう。

 ここから約50キロ先の金沢市へ向かっていざスタートです。


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 まずは神通川。

 朝の空気の中で眺める川も良いものです。でも今日は少々水量が少なくて迫力に欠けるかな?

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 振り返れば、北アルプス達もすっかり目を覚まそうとして稜線を輝かせ初めています。

 美しい・・・日の出まで眺めていたい衝動に駆られますが、さっさと先へと進むことにします。


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 その後、ちょくちょく通う大型ショッピングセンターとスポーツデポ前を通り過ぎ


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 旧婦中町を通って、砺波市までの山越えに取り付きます。

 この辺りまで来ると早朝らしく交通量はめっきりと減ってきました。

 車の少ない快適なサイクリングです。
 

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 砺波市までに至る359号は、大半が登坂車線を備えた快適な道路で作られています。

 長い登りも有れば、長い下りも有るジェットコースターの様な快走路ですが、何度か紹介しているので端折って先を急ぎます。


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【6時40分】
 山越えを終えて、庄川に到着しました。

 朝焼けに輝く広い河川敷が美しいです。早朝からのサイクリングは良いものですね。

 これからはなるべく早起きしてサイクリングをすることにしよう。
 

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 その後、砺波市に入り、国道156号との並行区間を走ります。

 富山市と岐阜市を結ぶ156号。

 ここから岐阜までまだ203キロもあるのか・・・この国道も面白そうですね。


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 太郎丸交差点から156号と分かれて再び359号の独自区間を走ります。

 ここも賑やかな交差点で、今後金沢までは田舎の区間が続くために朝食でもと思いましたが、ペース良く走れているため先へ進むことを優先することとします。


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 砺波市~南砺市~小矢部市までの道のりはよく整備されたなだらかな快走区間を楽しむことが出来ます。


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【7時10分】
 富山県最後の河川、小矢部川にたどり着きました。

 私は良く川を引き合いに出しますが、富山県は縦に貫くように何本もの川が走っているために、川を目標にして走ると自分の位置やペースがつかみやすいのです。


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 小矢部市をしばらく走り、いよいよ富山と石川の県境の峠越えが始まりました。

 この道のりも本当に美しい。

 緑に包まれた素晴らしい道程の先には県境のスノーシェードが見えてきています。


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 県境の上に建設された内山峠スノーシェードへたどり着きました。

 トンネルの中に県境があるちょっと面白い場所です。


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 そして、背後を振り返れば何とも言えない美しい里山の風景が見て取れます。

 棚田に稲穂が実っていたころに訪れたならまたいっそう美しい光景だったろうなぁ。


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【8時】
 登り坂のスノーシェードの中で、石川県に入りました。

 屋根の有る中で県境を越えるというのは実に面白い所です。


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 石川県に入れば後は気持ちの良い下り基調の道のりです。

 想像以上に山深い峠道を快調に走って行きます。


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 そして359号は304号との並行区間へ。

 この辺も依然紹介したので端折って・・・
 

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 金沢市森本交差点へ。

 今回はここを左へ曲がって、金沢市の中心部へと進みます。

 
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 走るにしたがって次第に賑やかになって行く359号線。

 時間が進むにつれて信号も、車の数も多くなって走り難くなっていきます。


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 そして、古都金沢らしく走るにしたがって多くの歴史的な場所や、風情溢れた光景が目につくようになって行きます。

 ここは旧北国街道。
 
 かつての日本海側の主要道路で、加賀藩の参勤交代も常にこの道を通って行われたとのこと。

 こういった遺物が目に留まったらすぐに確認することが出来るのが自転車の旅の良い所ですね。


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 浅野川。
 逆光であまりきれいには取れませんでしたが、京都の鴨川とはまたちょっと雰囲気の異なるながらも古の風情ある光景が広がっています。


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 謎の櫓。

 この辺りは観光地らしく、交番や通り沿いの建物なども景観を重視して建てられており、国道359号走破の目的も忘れてついつい立ち止まってはあちこち眺めてしまいますね。


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 そしてついに終点武蔵交差点を表す標識が。

 359号も残すところあとわずかです。


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 国道359号最後の表示がなされた、橋場交差点です。

 レトロな雰囲気の造りの銀行が目印となった特徴的な交差点です。やはり街全体が観光地なのでしょうね。

 いよいよここからは159号との並行区間を通って、終点武蔵交差点まであとわずかな道のりを進みます。


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【8時50分】
 ついに、といううかあっさりと国道359号終点。武蔵交差点に到着しました。
 
 周囲を確認してみますが、残念ながら終点を表す標識のようなものは無さそうですね。残念。


 さて、ここまでの経過時間は

 5時45分 起点:富山市掛尾交差点発
 8時50分 終点:金沢市武蔵交差点着

 のおよそ3時間の道のりでした。
 距離は・・・しまったサイコン見ておくの忘れてた・・・

 まあ大体50キロ程度ではないでしょうか(笑)ロードに乗っていればどうということは無い距離です。

 しかし、ここは金沢駅や一大観光地である兼六園なども程近く、まだ朝だというのに多くの観光客がすでに街に出てきていました。

 連休だから人も多いのでしょうね・・・

 おかげであまりレーパンメット姿のアラフォー男があちこちでパシャパシャと写真を撮るのが気が引ける状況です。
 
 暗くなってからたどり着いた8号や、高架下がゴールの41号とはやはり勝手が違います。


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 本当に街のど真ん中と言った感じの場所です。 

 とりあえず、これまでやろうと思いつつも中々実行には移さずにいて、近くて遠かった【富山~金沢】間をつなげる国道359号線を完走することが出来ました。

 車では何度か訪れたことのある金沢市ですが、主に通り過ぎるだけであり、自転車で中心街に来たのは初めてです。

 早朝に到着したことも有り、まだまだ時間に余裕がある為、この後は改めて『古都金沢』の風景を堪能して行こうと思います。

 と、言うわけでこの旅は次回へ続きます。

 それでは今回はこのへんで。
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コメント

非公開コメント

お疲れ様でした。
早朝からのライドは、朝日に照らされた町並みや山々が美しく見えます。
深呼吸しています。

『道』を起点から終点まで連続して観させて頂くと、何となく一緒に旅した気分ですw

『自転車で金沢』
古都を自転車で回る、距離や速度だけではない自転車遊びの醍醐味です。
楽しみです。

156号線も魅力のある『道』ですね。
魅力が...w

Re: タイトルなし

chief/MMRさま
ありがとうございます。
久しぶりのロングライドはやはり楽しいものでした。
早朝ライドも実に走り易く、新鮮な光景が楽しめる上に時間の余裕も段違いなのだということが再確認できました。特に日が暮れるのが早い秋に入ればなおさらです。やはり早起きはするものですね~。
国道に沿って走るサイクリングは判り易くて、たいてい幾つかの市街地を超えるため変化にも富んでいて楽しい道程です。
そして国道156・・・41号にも劣らぬビックルートですね。ええ実に魅力的なルートです(笑)

初めまして、昨年からロードバイクを始めたアラカンおやぢのAZです。富山→金沢チャリ行を目論んでいましたが、R8経由の倶利伽羅トンネルの危険さになかなか踏ん切れないでいたところ、こちらの掲示を拝見して、そかぁ、R359があったんだと背中を押されて、一昨日チャレンジしてみました。

貧脚と体力のなさを思い、前半は太閤山-中田-戸出-砺波と平野部を走り、いよいよR359に乗り入れ。坂道登り始めて、これは芦峅寺あたりの坂道とは違い、延々と続く感じに初級者のぢぶんには思われ、シェルターが見えた辺りで、あぁもう駄目とチャリを引き歩き始める。(>_<)☆\(^^)ダメヂャン んでも、こちらの写真にもあったとおり、シェルター前から望む景色は綺麗でした。

石川県側は火野正平氏の「人生下り坂最高っ!」のとおりいい感じの下りでガンガン飛ばし、森本から金沢に入り、何とか目的のジャズ喫茶「もっきりや」に辿り着くことができました。しかぁし、家を出てから4時間半近くもかかってしまうとは。orz

帰りは開業後初めて乗る第3セクターの電車で輪行しました。んでも、2両編成とは随分切り詰めた運営だなーと。おかげで周囲に邪魔がられました。^^;

こちらの掲示のおかげで、心躍るチャリ行ができました。どうもありがとうございました。∠(^^)

Re: タイトルなし

AZ様
ご覧いただきありがとうございます。
359号線を利用しての金沢行は想像以上の、なかなかの良い道のりが楽しまますので、私も何回も通っています。
途中小矢部川SAなどで休憩を入れたりすると、より充実感の有るサイクリングが楽しめると思います。
また、R8を利用する際は、2015年の4月の記事、『金沢駅を目指す! 【富山~金沢サイクリング】』でも紹介した、倶利伽羅トンネルを迂回して天田峠へ入れば、さほどの苦労も無く奥山田の棚田や倶利伽羅不動寺などの名所をいくつも通過出来るのでお勧めです。
それではサイクリングを楽しんでください。

大分昔の記事ですが、よろしければ、お答えいただければと思います。
富山-石川間を自転車で行く場合の1番の安全なルートはどのルートになりますか⁇

Re: タイトルなし

アンタイトル様
難しい質問ですね。
全ての道を網羅したわけではないのでなんとも言えませんが
石川県の更に金沢まで行くのなら、8号は交通量も多く、危険ですが早い。415号は流石に遠回り過ぎるでしょうし、サイクリングで行くなら359号が一番走り易いのではないでしょうか?

OKI

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