中山山頂より、白銀の剱岳を仰ぐ!!

その他の山々
11 /17 2013
 今日は久方ぶりの、休みと晴天が重なる幸運な一日でした。

 この秋も殆ど思ったような活動が出来ず、11月初頭に予定していた鍬崎山にも行けず悶々とした生活を送っていましたが、尚の事、今日のこの晴天を逃すわけには参りませんね。

 しかし肝心の目的地ですが、11月も半ばとなり雪は、北アルプスはもとより、2,000メートル以下の山々をも白く染め上げ始めています。

 ある程度歩きたいし、雪山も見たい。。。
 となればあまり選択肢も無いな・・・

 雪化粧を施された剱岳への展望台。今年2度目の【中山】へ向って出発することにしました。


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【8時半】
 馬場島に向かって車を走らせる途中の伊折橋から早月川の流れの先に見える剱岳。

 平地から見たときはやや霞ががっていましたが、ここまで近づくと青々とした空に輝く白銀の山々がはっきりと見て取れます。


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 伊折の集落も越え、馬場島へのゲートも無事に通り過ぎます。

 このゲートが冬季閉鎖されるまであと少しですね。
 今日の晴天が最後のチャンスだったかもしれません。 

 なお、路面に雪が無いかと心配していましたが、幸い今日は積雪も凍結も無く快適に馬場島まで走ることが出来ました。


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【9時】
 中山登山道に到着。

 気温は10度を下回っていますが、風も無く登り始めるとすぐに暑くなり、最終的に長袖Tシャツとアンダーシャツのみで登ることが出来ました。


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 今日の駐車場は満車。

 この後も続々と人が登ってきて、2・30人位の登山者の方々と出会った日でした。

 やはり初冬の快晴の日に剱岳を眺めに行きたいと考えたのでしょうね。
 思うところはみな同じなのですね。 


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 冬らしく、日陰の登山道には雪がちらほら。

 久しぶりの森の匂いが薫る山道は気持ちがいいです。


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 序盤、視界が開ける部分があり早月尾根が一望できます。

 こうしてみると本当に長い尾根だなぁ。
 
 赤谷山や、大猫山方面へと向かうブナクラ取水堰は早月尾根に隠れて見えませんでした。

 来年あたり行ってみたいので、帰りにちょっと見に行ってみようかな。
  

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 そして中山と言えば巨大な立山杉の宝庫です。

 悠久の時を生きる巨大杉たちは、相変わらず登山道脇に佇んでいます。


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 次第に標高を上げて、1,000メートルを超えると日陰の雪たちは凍り付いて半分氷となっており、登山靴で軽く蹴りこんだくらいでは喰い込まなくなってきました。

 傾斜も無いので今のところはどうということはありませんが、なるほど。これが大がかりな雪渓であればアイゼンが無いと危険かもしれませんね。


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 さらに登って、五本杉ノ平を越えます。

 中山の巨大杉達は種類も数も多く、実に見応えがあります。


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【10時15分】
 標高1,255メートル、中山の山頂へ到着です。

 すでに数名の方が山頂で休まれていましたが、この後も続々と人がやってくるのでした。

 日光が当たって実に眩しくも暖かい、最高の登山日和です。


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 白と青みがかった茶色のコントラストが美しい剱岳。


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 アップで。

 美しい・・・この世にこれ以上に美しいものが有ろうか、と言ったところです。

 ただただボケ~っと見惚れてしまいますね。


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 時折山頂から雪が舞っているのが見て取れます。

 山頂は風が強いのだろうなぁ。
 
 デジタルズームではブログ用に縮小すればそこそこ見れますが、原寸大では汚くて見るに堪えませんね。

 こういう時はコンデジではなく、一眼レフなどで撮影出来たらなぁと思わされます。
 

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 向って右手側を見れば剱御前。


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 そして左手側には荒々しい北方稜線。

 マッチ箱ピークの四角形が青空と白い雪のせいでよりくっきりと見えて美しい。。。


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 恐ろしいほどの傾斜で喰いこみを見せる大窓。


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 池ノ平山と赤谷山。


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 赤谷山と猫又山の登山道であるブナクラ谷。

 今度は、ここも通ってみたいものです。


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 大猫山、猫又山方面。
 紅葉の季節に行ってみたかったのですが、残念ながら天候に恵まれませんでしたね。 

 いやぁ。どこを切り取っても素晴らしく美しい。来てよかった。


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 その後はどんどんと増えてくる登山者を横目に遅い朝食のカップラーメンを食べ腹ごしらえの後、食後のコーヒーと洒落こみます。

 『剱岳に乾杯』

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 その後は、【11時5分】に下山を開始して、多くの登山者とすれ違いつつも再び早月尾根を一望できる見晴らし台へ。

 往路よりも日差しが高くなったせいがよりくっきりと全体像を見通せるようになっていました。
 実に綺麗な道のりです。また来年にでもこの道から剱岳へと向かいたいものです。

 う~ん行きたいところだらけだね。とても休みと体と晴天が足りない(笑)


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【11時50分】
 下山完了。

 お昼近くになりやや雲が出てきましたが、今もなお剱岳はその全容を見せてくれます。
 
 これからは素人を寄せ付けない厳しい冬がやってくるため、雪山に近づかない自分にとっては今年最後の登山になるかもしれない中山登山道でしたが、実に内容の濃い、良い一日でした。

 冬が来て、そして次の夏山登山シーズンがやって来たら、今年の不完全燃焼感からくる残エネルギーを思いっきり叩きつけて登ってやりたいと思います。


 それでは今回は・・・

 と思いきや、まだ午前中で時間の余裕がある為、ちょっと寄り道していつかは登ってみたい猫又山、赤谷山、池ノ平山方面の登山口である白萩側の上流にあるブナクラ取水堰を確認しに行く事にしました。

 と、言うわけで以下本日の蛇足、【ブナクラ取水堰を見に行こう!!】です。


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【12時5分】
 馬場島荘を越えてすぐに左折することによりブナクラ方面へと分岐しますが、今日はゲートが閉まっており、以後は徒歩で進む必要がありました。

 意外なことに駐車スペースに、車は一台も停まっておらず、今日こちら方面へと進んでいる人は、一人もいないということなのでしょうね・・・ちょっとさびしい。


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 コンクリ舗装された道のりを一人トボトボと歩きます。

 中山方面の賑やかさが嘘のように静まり返っており、自分の足音以外には白萩川の流れる音と、枝から雪の落ちる音のみが聞こえて来るのみです。
 
 そして道沿いの岩々には所々にいくつもの慰霊碑が埋め込まれています。

 何というか登山と言うよりは巡礼の旅に出かけるような心境にさせられます。 

 しかし、この身に浸み込んでくるような、そこはかとない不安と孤独感を感じつつ歩む道程。
 何故か嫌いじゃないです(笑)


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 途中断崖に巨大なスズメバチの巣を発見。

 でかい・・・幸い寒いからか蜂は身を潜めているようですが、夏なんかはこの辺をウロウロしているんだろうなぁ。嫌だなぁ。
 
 さらに取水堰堤に着くまでにもう2つ大きいのを見つけました。恐ろしい・・・

 スズメバチなど絶滅してくれないかな・・・


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 想像以上に長い緩やかな登り坂の道のり。

 まだつかないのかな~?

 途中マッチ箱ピークを中心とした北方稜線が正面に現れました。
 中山から見たときよりも、見上げる角度の為、迫力があります。

 しかし道程が長い。
 今度来るときはMTB持参で来た方がよさそうだな。


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【12時35分】
 30分しっかり歩いて、ようやくブナクラ取水堰堤にたどり着いた・・・と思いきや、後でよくよく調べてみるとここは白萩川堰堤だということが判りました。

 そういえば、途中で分岐点があったっけ。
 
 ここは池の平山の登山口ですね。
 大猫山、猫又山、赤谷山方面はもう片方の方だったようです。
 
 まあ大体雰囲気は掴めたので、これはこれでいいや。

 なお、この道沿いは、あちこちで砂防工事をしているようで奥深い山の中で常に人口の香りのする不思議な道のりです。 


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 さて、どうやってこの堰堤を越えていくのかと思えば、大きなマーキングが。
 

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 ちょっと覗いて見れば、登山道らしきものの姿が見て取れました。

 わぁ・・・きつそう。

 やはりこのルートから登る山々は、どちらかと言えば玄人好みのために道も小さく荒れて、厳しそうな雰囲気が感じられます。

 いかにも山深くに入って行く。と言った空気だなぁ。

 はたして行けるんかな?でも私にとって馬場島方面はホームグラウンドでもあるので、今後も行ける山には行ってみたいですね。

 来年はこの堰堤を越えていくことも目標にしよう。


 それでは今回はこのへんで
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コメント

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お疲れさまです!

OKIさん

こんばんは。
富山の山は、もう雪景色なんですね。
奈良大峰山系の山とは、全然風景が違います。

それにしても、OKIさんは行動的ですね。
ブログを拝見していて、とても楽しいです^^
よろしければ、リンクさせてください。

Re: お疲れさまです!

ひまわりパパ様
ありがとうございます。
 富山の主に高峰達はすっかり冬の佇まいとなっております。標高の低い山でしたらまだまだ遊べるのでしょうが。。。基本的に行動的になる前までは出不精ですので、寒くなるととたんに勢いがなくなります(笑)
 奈良方面の山々と言うのものはどんな感じなのでしょうね?やはり南の方になるのでまだ暖かいのでしょうか?
 適当に思いついたことばかり載せているブログですが、どうぞリンクをしてやってください。
私の方も載せさせていただきます。それではよろしくお願いいたします。

お疲れ様でした。
もうすっかり冬ですね(笑)
それはそれで美しい峰..
それを眺めることができるのは辿り着いた人達..
羨ましいw

ところで『アイゼン』
手に入れたのですか?
アイゼンに代表される登山道具は眺めるだけでも、なにか癒されます(?)
男心をくすぐるのでしょうかw

使わなくても冬山装備、揃えたいですね!?

(?縦走せよ!冬の駒ヶ岳!!編?ありますか(@_@))

Re: タイトルなし

MMR様
ありがとうございます。
寒くなってくるとますますもって自転車で風を切るのが億劫になってくるのもあって、ヌクヌクト低山を登る程度で済ませたくなってくるところです。気合が足りない。

しかし、夏山用に軽アイゼンくらいは買ってみてもいいかもしれないですが、本気でアイゼンが必要な山に向かうのはまだまだ早いような気がしますね・・・雪山を見上げるだけではなく、見渡す限りの白銀の世界へと行ってみたい気持ちはありますが(笑)

OKI

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