富山のピラミッド【尖山】へ行ってきました!! 

その他の山々
01 /03 2014
 新年1月3日は久方ぶりの晴天に恵まれたため、今年初の登山として、富山県立山町にある、標高559メートル【尖山】へと足を運びました。


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 さてさて、立山インター方面から立山山麓方面へと進む途中で【尖山】の姿を見つめます。

 名前は『とがりやま』ですが、『とんがりやま』とも言われて親しまれているようですね。
 
 不思議なほどの三角錐のその形状は、周囲の山々から見て際だって異質で、スキー場やアルペンルート等への観光地への道のりの途中にあることからか地元の人間以外にも良く知られており、ちょっとした北アルプスの高峰よりも遥かに知名度の高い山です。

 私も子供のころは立山がどれかわからなくても尖山はああ、スキー場の途中にあるあれか~くらいに知っていましたからね。

 なお、、頂上では磁場の乱れも有るようで、かつては人口のピラミッド説や、UFOの着地地点ではないかとの噂もあったようですが、今では何かの宗教的儀式のために、もともと三角錐に近かった自然の尖山を削ってより一層三角錐に近づけたのであろうとのことです。

 また、磁場の乱れについても、見ての通り独立した峰の為、長い年月の間に山頂に多くの落雷を受けて岩石が磁場を帯びたためと言うことらしいですね。

 もともとこの辺りは岩峅~芦峅~立山へと続く、立山信仰の通り道ですし、何だか納得しちゃいますね。

 ちなみに、もう少し離れたスーパー農道などの富山市寄りのあたりから見ればよりいっそうその独立した三角錐の姿が際だって見ることが出来ます。


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【8時半】
 さて、浅はかな知識による知ったかはこの程度にし、冬期登山用の駐車場へ到着しました。

 冬の雪の有る期間は、ここから登山口まで3キロほどの道のりを歩いて向かう必要があります。

 富山地方鉄道横江駅のすぐま近のこの駐車場には、5台ほどの駐車スペースがありますが、すでに数台の車が止められており、尖山の人気が伺えます。



 そんな今回のルート。
 片道3キロ弱。標高差およそ270メートルの小コースです。

 なお、今日のこの晴天を狙ってか、この後も私が下山するまでにも続々と登山客が訪れ、数10人単位の登山者とすれ違うこととなりました。

 それではスタートです。


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 しばらくは横江の集落の中を歩きますが辻ごとに尖山への道しるべが備え付けてあります。 


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 集落を抜ければ森の中へ。

 正面に目的地の尖山を眺めながら、暗い森の林道を沢沿いに歩きます。


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 山頂まであと2キロの看板を発見。いたせりつくせりですね。

 道路は除雪がされていないうえ道幅も狭いため、ジムニーでも持ってこなければ車で来ることは難しいでしょうね。


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【9時10分】
 ようやく登山口へとたどり着きました。

 大き目の駐車場があり、雪が無ければここまで来るまで来ることが出来るようです。
 
 いやはやしかし、年末年始の間は毎日泥酔し、二日酔いの生活が続いていたため今一つ調子が出てきません。
 体が重い・・・


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 さて、前回11月の【負釣山】登山の際、山頂付近の雪に足を取られたり、靴の中に雪が入ってきたりした苦い経験から、今回は初の足首を覆う『スパッツ』と、ホームセンターで買ってきた『スパイク』を装着して挑むこととします。


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 スパイク装着。

 これがなかなかに具合がよく、アイスバーンぽい場所から、急登の圧雪箇所などの上り下りにおいて絶大な効果を発揮してくれました。全く滑らない、快適~♪

 尖山にアイゼン・・・は大げさすぎますしね。
 
 実際、他の方々はほとんどが『ゴム長ぐつ』に『スキーストック』で登ってきておられて、登山靴を履いた私の姿ですら場違い感が感じられるほど、日常的な姿が似合う山です。


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【9時20分】
 それでは登り始めます。

 入り口には記帳箱があり、仮設トイレなどの整備要望のために登山者数を集計するため、登った方は名前を書いていって欲しいとのこと。

 なるほど、この山は見守る方々に実にしっかりとした管理がなされているようです。


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 しばらくは森に包まれた沢沿いを緩やかに登り続けます。


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 沢には立派な岩底の3枚滝なども有り、立山や称名滝付近のミニチュアのような趣があります。


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 沢渡り。

 鉄板がベコベコしていてちょっと怖い。


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 どうやら尖山の麓に取り付いたのかな?

 次第に傾斜が強くなってきます。

 しかし、実に綺麗に登山道が除雪され、整備されていると思ったら、山頂で知り合った方が

 『昨日整備してたんだよ。踏み跡が無くて大変だったんだよ。』

 とのこと。

 この雪の中を・・・本当にありがとうございます・・・

 夏の僧ヶ岳~駒ヶ岳の際に出会った方々もそうでしたが、ひとしれず登山道の整備をしておられる方々のおかげで気持ちよく歩けることを忘れてはいけませんね。


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 雪の斜面と、森と青空。

 ああ~本当に気持ちいい。

 年末年始の不摂生と、アルコールに染まった身体が浄化されていくようです。

 
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 山頂付近は雪に埋もれていますが、階段も整備されているようです。


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 みえた、山頂だ!!

 逆光がまぶしい~!!
 

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【9時50分】
 標高559メートル【尖山】山頂へと到着しました。

 いや~爽快。


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 山頂はベンチも有り、結構広くゆったりできる上に、木々も綺麗に刈り払われており実に良い展望が開けています。


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 まずは立山方面。

 遥か彼方まで広がる山々の向こうに、北アルプスの白銀の峰々。

 いやあ素晴らしい光景です。

 尖山の特徴的な三角錐の形状による天然の展望台のような立地のために、まるで空中に浮かんで眺めているような錯覚に襲われます。

 来てよかった。


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 ちょっと遠いけれどもアップ。

 まずは剱岳、大日岳


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 そして右に視線を移せば、立山方面

 弥陀ヶ原が綺麗に雪に染まっているのが良くわかります。


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 そしてさらに右手には薬師岳


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 そして時計回りに視点を移動していけば、どこまでも続いていくモノトーンの山々。


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 富山平野も一望できます。


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 新川平野方面。

 ちょっと霞んでいるけれども、綺麗に見えます。

 いやぁ。360度、どこを見ても標高以上の展望が開ける素晴らしい天然の展望台です。


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 さて・・・
 
 まだ午前10時であまりお腹もすいていませんが、せっかく来たので記念に食事をしていくことにします。

 お正月ですのでやはり餅が食べたいですしね。

 『もちもちラーメン』を持ってきました。

 まあ、このカップラーメン好きなんで、季節に関係なく食べていますが、冷たい風が吹く中のもちもちラーメンはまた一段と美味しい。


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 そして食後のコーヒー。尖山に乾杯!!


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【10時40分】
 小一時間ほど山頂でくつろいだ間、入れ代わり立ち代わり登山者の方が登ってこられました。

 今年初の山頂に名残惜しいような気持ちがしますが、そろそろ私も下山を始めることします。
 

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【11時】
 登山口へ。

 やはり小さい山だけあって、下りはあっという間ですね。


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【11時20分】
 駐車場着。

 集落を鋏んで、ちょこんと山頂が頭を覗かせていた事に気が付きました。

 駐車場は今も満車で、道を挟んだ向かいの駅の駐車場も満車状態です。

 当然下りの間も実に多くの登山者の方とすれ違いました。こんなに沢山の人が来ているとは思わなかった・・・

 さて、そんな今回の所要時間は

【往路】
 8時半    駐車場発
 9時10分  登山口発
 9時50分  山頂着
 計1時間20分

【復路】
 10時40分 山頂発
 11時    登山口着
 11時20分 駐車場着
 計40分

 といった、移動のみならば往復2時間といった実に手頃な道のりであったことが判ります。

 しかし、今回初めて登ってみてこの山のもつ魅力が少しわかったような気がします。
 
 魅力的な外見や伝説、登山道の風景の豊かさ、そして山頂の豊かな展望。

 体力的にも優しく、多く愛好者が存在するのも頷けますね。


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 その後車での帰り道。

 コンビ二から眺める久しぶりの剱岳がまさに威風堂々と言った表現が相応しく佇んでいました。

 ここ一月ほど本当に悪天候続きでまともに山も見えない日々でしたから、今日の美しさがひときわ眩しく輝いて見えます。

 また暖かくなったら色々な山へ登ってみようと思います。。。あ、ちゃんと自転車でどこかに走りにも行きます(笑)


 それでは今回はこのへんで
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コメント

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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

すっかり、一面真っ白になりましたね。
白い峯が綺麗です。

登山口、登山道の整備、それに登山届の管理、地の方々の努力なのですね。
頭が下がります。
何処に遊びにいったとしても感謝を忘れないようにしたい、そんな気持ちになります。

尖山..標高の高い低いはさておいて登頂後の展望の良さ!
我が家の近所にひとつ欲しいくらいですw

Re: タイトルなし

MMR様
明けましておめでとうございます。

今年最初の活動は、二日酔いに苦しみながらも白銀の世界を求めて旅立ってきました。
低山から遠く北アルプスを眺めるだけでしたが空気が冷たく澄んでいて、とても良い空間でした。

誰が通るとも知れない山道の整備をする人たちには本当に頭が下がります。
いつかリタイアしたら、どこかの山の主のような顔をして環境整備に励むのも悪くないかもしれません。

それでは今年もよろしくお願いいたします。

素晴らしい眺めですね。

北アルプスの素晴らしい眺めを
堪能させていただきました。
和歌山では、決してみることが出来ない
白銀の山々に心躍りました!

Re: 素晴らしい眺めですね。

ひまわりパパ様
ありがとうございます。
この日は久しぶりの晴天の下楽しんでくることが出来ました。
その後もさらに雪が降り、平地から眺める山々もより一層景色は白さを増してきて、幻想的な風景を作り出しております。
また冬の間にチャンスが有ればどこかの低山へ行ってみようと思いますのでご期待下さい。

OKI

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