グランフォンド富山2011、走ってきました。

サイクルイベント
06 /06 2011
 6月5日、グランフォンド富山2011に参加してきました。

 初回大会である前回も完走したため、今大会も頑張って完走するぞと、朝食にスパゲッティ2人前を食べていざスタート会場へと自走を開始しました。
 なお、走行中は自分が楽しむことに集中しており、走行中は全く写真を撮っておりませんのでコースの写真等はありません。駄文のみが大半を占めております。

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 しかし・・・朝5時頃、山側は結構な雲がかかっていて、平地にもうっすらとモヤが出ています。おまけに朝焼けまでが。もしかしたら今日は晴天ではないのかもなぁ?などと考えつつ、のんびりと会場へ向かいます。

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 昨日も通った、ゴール手前の常願寺川河口付近。今はスタート地点へ向けての道のりです。
 途中、何台も自転車を積んだ車に追い抜かされました。今日がイベントの日なんだなぁと実感させられました。

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 午前6時頃、会場到着です。受付を終えた友人達に出会いました。車にまだ自転車を積んだままとのこと。私は前日受付もしてあるので、とりあえず自転車を置いてスタートの場所取りをしておきます。
 このときはまだスペースがありましたが。この後どんどん人と自転車が増えてアルファルトも見えない状態になり、結局再会出来ぬままスタートを切ることとなりました。

 さて、今大会は前大会の反省を踏まえて、女性及び高齢者から。さらに20人程度ずつ数分間隔でのスタートとなりました。幸い結構前に陣取っていたので大して待つことも無く出発することが出来ました。

 なお、このグランフォンド富山は、海抜0メートルの富山湾から世界遺産五箇山へ、がキャチコピーですが、そのためには当然人の住む生活圏に突入していかなくてはなりません。
 このスタート地点から第一チェックポイントの間の大門大橋程度までは人の生活圏に近く、交通量も有りなかなか注意が必要です。
 こんなところ自転車に何百台も連なられたら、住人や車はかなわないでしょうね。苦情が殺到して大会の開催に影響が出ては大変です。しばらくの間は譲歩譲歩し、のんびりと進みます。
 
 その代わり、高岡市を抜けて大門大橋を渡った後の庄川右岸からは快走区間です。この辺りまで来ると大分参加者もバラけており、ストレス無くまっすぐな堤防沿いを進むことが出来ました。
 この頃は天気も抜群に快晴で、後の道のりを考えると飛ばしたくないのについつい走りに気合が入ってしまいました。
 その後砺波市旧庄川町へ入り、53キロ地点で第一チェックポイント庄川水記念公園に到着です。

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 午前9時前に何とか到着。ここでようやく自転車仲間のアルポルさん達と再会です。応援に来ていた私の妻子とも合流し、しばしの休憩です。
 さて、朝しっかり食べてきたのに、もう腹が減っています。エイドではつぶあん、クリームパン、ジャムパンが選択できました。甘いものが欲しかった私は迷わずクリームパン。そしてバナナを一気に平らげました。
 さてといよいよここからがグランフォンド富山の本番です。真のコースである(と、思っている)山岳地帯へ向かいます。

 第一チェックポイントから、南砺市旧井波町の郊外の道を通って五箇山へ10キロほどの道を走ります。この辺りは、山々のふもと田園風景が広がり、とても美しい農村の景色だと思います。
 
 その後は、いよいよグランフォンド富山第一の関門。世界遺産五箇山相倉合掌集落へ向かいます。個人的にはそこまでの坂道が一番苦手です。5キロ以上道のりに最大傾斜10%以上の上り坂が続き、おまけに非常に路面が悪い。もともとのアルファルトの舗装の粒が粗いうえ、スリップ防止の溝が経年劣化で削れていて自転車の細いタイヤは取られる上に、まるで石畳のような凸凹の路面であり、単なる登り坂を登る以上の負荷がかかります。

 おまけに、なんだか体の調子が悪い。私はどちらかといえば、登りは好きではないけれど、得意なほうなのですが今日に限って体が重い。まったく脚が回らず体に力がわいてきません。34-25Tの最も軽いギアをやっとのことで踏みながら何とか五箇山トンネル手前駐車場へ。

 トンネル手前の駐車場では、多くの人が休憩を取っておりました。
 このトンネルは危険なために、数十台程度でまとまって、間隔を空けて出発する事となっているのですが、体調不良の遅れを取り戻したい私は呼吸も整わぬまま、休憩なしで速やかに出発。
 結果、緩やかな登りのトンネルの中で前の人にジリジリと離されて行き、後続の方々にじれったい思いをさせたことと思います。すいませんでした。

 その後は、トンネルを抜け、ちょっと恐怖を感じるほどの下りの後、第2チェックポイント、相倉合掌集落に到着しました。

 ちなみに五箇山トンネルの後の、もうひとつのトンネルも強烈に極悪です。スピードの乗る下りの上、やや暗く、路面は大粒の小石を敷き詰めてアスファルトで固定したような状態で、かなりの凸凹道です。しっかりとハンドルを握っていないと、油断すると手が滑りハンドルから離れそうになります。ここであまりの振動に付属品が外れて落としてしまった方もいるのではないでしょうか?

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 10時半過ぎ、ようやくチェックポイントにて受付。80キロ程度走ったことになります。
 なんと、今回のチェックポイントは神社の境内の中。入ろうとしたらまさにこれから出発のアルポルさん達とすれ違います。う~ん五箇山の坂で追い抜くつもりだったのになぁ・・・

 お互いマイペースで頑張ろうと励ましあい、エイドでアンパンと富山名物鱒の寿司を一気に食べる。
 しかし、やはり食べても力が沸いてくる感じが無い・・・むしろ気持ち悪い。体調の悪さを自覚せざるを得ない感じでした。
 ちょっと座って休みたいなと思ったけれど、大して広く無い境内は人でいっぱい。これではどうしようもないと早々に出発することにしました。

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 さて、相倉は観光地なので、一般の観光客の方も多数来ており観光バスなども停まっています。
 車で先行していた妻子は観光地を眺めながらソフトクリームなど食べていたそうな。待ちくたびれたって?スイマセン・・・てか、車と勝負になる訳無いジャン。

 その後は無理をせずに、体調の許す速度で進んでいきます。
 第2チェックポイントを過ぎてすぐ、南砺市旧平村を越えて行くことになりますが、平村を通る眺めは、このグランフォンド富山で1.2を争う景色の美しさだと思います。緑の山並みに、青緑の水、そこに広がる町並みは感動的です。
 しかし、今日の私は感動する力も残っていません。やっとのことでグランフォンド富山第2の関門、旧平村~旧利賀村へとたどり着きました。
 
 ここ、南砺市旧利賀村役場のそばの食堂前では給水ステーションが開かれており、そこで休憩することに。
 ついたときは、もうヘロヘロの状態でしたが、小学生の子供達が『冷たいおしぼりどうぞ~』と手渡しに駆け寄ってくれて、涙が出そうなほど感動しました。
 去年はこの食堂で、私設エイドのような事が行われていて、食堂の子とおぼしき男の子が頑張って声をかけていましたが、今年のようにここを公設?エイドにしたほうがにぎやかしくて良くなりましたね。

 ここでソフトクリーム(有料)を注文し一息つくと少し走れるような状態になってきました。あまりの疲労に時間のことも、写真を撮ることもすっかり忘れていましたが、グランフォンド富山第3の関門、利賀村~八尾間へ出発です。
 この坂を登ればもう大きな登りはないはず・・・と去年のことを思いながらも最後の力を振り絞って登り始めます。しかしこの後衝撃の展開が・・・

 ここの坂は前の2つと比べれば全然大したことはありません。何とか登り切ります。なお、新神の山トンネルはものすごく涼しくて寒いくらいで驚きました。おかげで一気にクールダウンできました。

 その後、しばらくは百瀬川沿いに平坦な道から、栃折峠などのそれなりの坂を抜け富山市旧八尾町へと入ります。
 ここから、今大会は八尾町を大長谷方面に迂回するルート変更がありました、ああ~大長谷ダムって綺麗だなぁ~。水の青さが本当に絵のようです。ここもグランフォンド富山屈指の名景だと思います。

 と、のんきにしていると、今大会最大のサプライズ。井波~五箇山区間にも相当する斜度10%越え、距離は疲れすぎて覚えていないけど長い、相当な激坂が出現。走行100キロ以上経過後にこの仕打ち・・・

 だが、その時急にスイッチが切り替わったかのように今までの気持ち悪さや、体の重さを感じなくなったのです。体の力が沸いて来ました。脚は大分消耗してましたが、何とかダンシングが出来る上、気持ちが悪くなくなっただけでも天と地程の違いがあります。おかげで何とかグランフォンド富山に現れた第4の関門を抜ける事が出来ました。

 以後は快走を続けましたがチェックポイント目前にして、最悪な事に朝の不安が的中。雨が降ってきました。
 空は比較的明るいのにポツポツとまばらでも大粒の雨が。まるでゲリラ豪雨の前兆みたいです。途中の婦警さん(コスプレ)の姿もじっくり見ぬまま、急いでパスして先を急ぎます。

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 午後2時半前、なんとか135キロ地点のチェックポイントである八尾喜楽里館へ到着。
 ここでまさに出発しようとしていたアルポルさん達と三度再会。完全に行き違いのペースですが、利賀給水ポイントでは会うことすら出来なかったので、少しはこちらのペースが上がったのでしょうか。

 さらに妻子とも再会。あまりに遅いから退屈していたようです。
 道の駅平で蕎麦を食べてから来たとのこと。自転車で進むには過酷な道のりも、自家用車ならば楽しい富山名所めぐりのドライブコースらしいです。
  
 しかし、なおも雨は後を付いて来るかのように強さを増してきました。一瞬心が折れそうになりますがここまで来て引き返せません。チャイナのお姉さん(コスプレ)も頑張っているのだから私も頑張らねば。
 と、エイドのおこわと豚汁と、鱒の寿司を食べ先を急ぎます。

 幸い進行方向に向かうに従い空が明るくなっているようにも見えました。八尾町の山沿いを抜けると、一気に人里に近づきます。旧大沢野町をとおり、国道41号線を横切り、旧大山町へ入るともう大詰めです。心なしか街道に立つ方々のコスプレ率がここ周辺で急激に高くなっていました。暑い中皆さんありがとうございました。

 旧大山町を抜ける、常願寺川までの道のりもなかなかの曲者です。人里ですが、交通量はそう無く走りやすいはずが、延々と斜度1~2%程度の登りが続いているのです。
 そのため一見走りやすいのに、思った以上に速度が乗らず、距離も長くて精神的にも体力的にも堪える道程です。

 しかし、雄山神社手前の立山橋を渡ればひたすら堤防を下るだけ。ここまでのストレスを開放したかのように、一気にスピードが乗り平均速度が上がります。

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 最終チェックポイント、常願寺ハイツではチェックをして水を貰ってすぐにスタート。もはやここまでくれば休憩は必要ありません。

 堤防沿いをひたすら下る中、富山市水橋の国道41号線付近から再び雨。今度は結構本降りで、一人で空に文句を言いながら進みましたが、朝も通った常願寺川河口付近まで来ると再び小降りに。もうなんて嫌な雲なんだ~

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 午後4時半。濡れたり、乾いたりしながらやっとゴール。
 なお、ゴールははこのスタート地点ではなく、なんと競輪場の中にゴールがありました。バンクの角度がすごかったのと、思ったよりも小さなコースでレースするんだなぁ~と感じたのが印象的でした。
 珍しくてまじまじ眺めながらゴールしてきました。

 その後は完走賞を貰い、以上で私のグランフォンド富山2011は無事完走で終了です。
 ちなみに私のサイコンでは総走行距離178.3キロと表示しておりました。

 また、車でまさに帰ろうとしていたアルポルさん達を見つけ別れを告げ、後は自走で帰宅を完了するのみ。余りの尻の痛みに立ちこぎメインで気の抜けた姿で帰ります。


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 途中もゴールを目指す多くの選手達とすれ違いながら、午後5時頃、本日3度目のこの橋へ。
 ついさっき下ってきたはずの、はるかに遠い上流を眺めながら、ああ終わったなぁ~とやり遂げた満足感と、ああ~終わっちゃった・・・と、なんだか物寂しい気持ちとが入り混じっている心境でした。
 
 途中コンビニに寄ったりして、午後5時半ごろ無事帰宅。
 さて、サイコンが表示した【本日】の総走行距離は【205キロ】です。やった!IMG_2818.jpg
 これで、今日のもうひとつの目標であった、一日の最高走行距離の更新と、初の200キロ超えが達成出来た日となりました。
 次の目標は250キロです。最大の敵は尻の痛みかな。

 とっても疲れたけれど、とっても楽しい時間でした。主催者や関係者の皆さんお疲れ様でした。
 
 それでは今回はこのへんで

【前日6月4日へ】
グランフォンド富山2011、事前受付してきました
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