六甲全山縦走チャレンジ! 【その3 麻耶山掬星台~六甲山】

六甲全山縦走
05 /08 2014
 さて、今回も前回の続き。

 前回:【その2 高取山~麻耶山掬星台】

 4月27日(日)の5時40分より走り続けた六甲全山縦走も、25キロ地点を越えてようやく折り返しを迎えました。
 疲れた体に再び気合を入れて、後半戦へと旅立ちます。

 ちなみに、この麻耶山を過ぎた後は、ハイカーなどは見かけましたが私のような縦走を行おうとするような雰囲気の人間と会う事は無く、どんどん人気が少なくなっていく孤独な道のりとなります。

 それでは後半戦のハイライトにして、六甲山脈最高峰、『六甲山』までの道のりのスタートです。


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【13時45分】
 標高690メートル『掬星台』の広場で入念なストレッチや、コーラーやカロリーメイトによるカロリー補給行います。
 大分身体も固まってきており、特にストレッチは入念に行いました。
 
 ですが、ここまで登り返しの激しい登山道を経ていても、いまだ足に疲労以外の違和感は無く順調であり、完走へ向けての自信を再確認しました。

 さて、この『掬星台』は、ロープウェイの駅やバスターミナルなども有り多くの人々でにぎわっており、暇そうな独り身の私はカメラ撮影などもお願いされたりと、全山縦走のチャレンジ途中とは思えぬほどの安らぎを感じてしまいました。
 みんな楽しそうだ・・・何だかここはこんな苦行をするための場所ではないような気が・・・

 だが!私は先へと進むと自分と約束したのです(笑)


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 実際広くベンチも多く、展望台なども沢山整備されており、ちょっとしたハイキングなどにもちょうど良い場所でしょうね。

 都会の山は、雰囲気もやはり都会で華やかです(笑)
 
 富山の低山とはやはり空気が違いますね。


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 そして、展望も抜群に良い。

 神戸市と瀬戸内の海が今まで登ってきたどの山からよりも美しく眺めることが出来ます。


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 う~ん。都市と自然とが溶け込むようで美しい。

 残念ながら土地勘が全くないので、自分がどこを見ているのかわからないのが残念なところです。


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 そして、今から目指す六甲山脈最高峰、標高931.3メートルの『六甲山』方面(だと思う)を眺めます。
 
 こうしてみると遥かなる先に思えるのですが、歩きだしてしまえばいつか必ずたどり着きます。

 そして思った以上にそれは早い!自分には出来る!!

 気合を入れて、さあ出発です。

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【14時5分】
 バス停脇の舗装路を一路下り始めます。 


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 石畳の遊歩道を歩き、オルテ・ド・マヤホテル方面へと進みます。

 所々縦走路の看板が無い場所も有るので注意が必要です。

 でも、そんなに大きな空間ではないので結局縦走路に合流するようですが。


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 オルテ・ド・マヤホテル前を通り過ぎ


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 アゴニー坂方面へと右方向の道へ進みます。
 
 ここも縦走路の看板がありませんが、まあ間違え様も無いと言えばそれまでですね。


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 さて、時間帯の影響も有るでしょうが、麻耶山を過ぎてから人気が断然少なくなって来た気がします。

 それでも幾人かの人とすれ違いながらアゴニー坂に入ります。


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 アゴニー坂終了

 アゴニーってなんだったんだろう?


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 そして暫くは舗装路の脇を歩くことになります。

 この先六甲山までは多くの舗装路を歩くことになるのです。


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【14時半】
 近くの公園で、多くの子供たちが遊ぶ嬌声が聞こえる、麻耶山私立自然の家前を過ぎて

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 少し進めば右折方向に標識があり。

 再び六甲山方面への分岐にたどり着き、舗装路を離れます。 


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 次のとりあえずの目的地は『三国池』

 綺麗に整備された遊歩道を標識に従って進みます。

 そしてこの遊歩道の間は全く歩行者と出会わない寂しい道程となりました。


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 六甲山上道路に突き当たります。結構交通量の有る道路です。

 縦走路の標識は、道を渡った先の階段に繋がっているため道を横断します。


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 しばらく進んで、右が縦走路であり、左が三国池方面となりますが、ほんの目と鼻の先に三国池は存在していますのでせっかくですから寄り道していくことにします。


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【14時55分】
 『三国池』着。

 池と言うか、ただのため池ですねこれは。


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 そしてさらに分岐。

 またしても右が縦走路ですが、左には三国岩が目と鼻の先に存在しています。

 せっかくですから(略)

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【15時】
 『三国岩』着。

 変わった形の岩です。
 なになに、看板によればここはかつての六甲山の分水嶺であったとのこと。なるほど、これは勉強になりました。


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 どうやらこの辺りは、閑静な別荘地らしく時折車が通る以外は静かな道のりでした。
 
 ダイヤモンドポイントという分岐があり、興味がわいてきますが無視して先を進みます。

 そして、日が傾き出したせいか木陰では肌寒さを感じる様になってきました。

 まずいな、暖かく運動に最適だった昼の時間もそろそろ終わりが近づいているようです。

 宝塚に着くのは何時ごろになるのかな・・・

 早朝に脱いだ長袖のコンプレッションシャツを再び着込んで進み始めます。


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 別荘街を抜けて、東六甲ドライブウェイの入り口が正面に見える『丁ヶ辻』に到着です。

 ここを左折して、またしばらくは舗装路を歩くことになります。

 ですが、丁度夕暮も近づき人恋しい時間帯ですから、この車と観光客の多い道程はかえって心強いですね。


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【15時半】
 六甲ガイドハウスに到着

 この辺りも有名な観光地らしく、通りには六甲山ホテルを始め、レストランなどが立ち並び車や人通りも多い賑やかな界隈でした。

 また、ここへ来る途中の藤原商店で、ようやく味のある固形物である、肉まんとカレーまんを食べたところ、自分でもびっくりするくらい体力が回復しました。

 やはりあの麻耶山での異常な登りの遅さはハンガーノックが原因だったのか・・・

 ちゃんとした食事の重要さを再確認します。

 サイクリングであれば徒歩よりはるかに足が速いため、かなり誤魔化しが効きますが、この様な時間制限のある徒歩での長距離においてはもろに影響がでますね。
 
 今後は気を付けないと。

 商店で、菓子パンも購入して、後半戦の補給食も準備しておくことが出来ました。
 

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 さて、ガイドハウス正面交差点を対岸に渡った後同様の進行方向沿いに次なる目的地への案内看板が立てられています。
 同じような書体で書かれているためわかりにくいですが、六甲全山縦走路の文字が。
 
 ですが、六甲山小学校が近いせいか、路面がグリーンに舗装されているため、標識が見難くとも分かりやすいとも言えます。
 

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 小学校前を過ぎ、グリーンの舗装路も終了し右折方向へ。

 市街地では疲れていてもしっかりと分岐の看板を見落とさないように気を付けます。

 ここからは神戸ゴルフグラブを目指して進んで行くことになります。


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 別荘地を過ぎ、閉店した登六庵の前を通り抜けると神戸ゴルフクラブへの分岐があり、金網の下の方にもしっかりと全山縦走路の看板がぶら下がっています。


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【15時55分】
 神戸ゴルフクラブに到着。 


 ゴルフクラブの敷地内へと入って行きます。

 こんなところを抜けていくの?

 と不思議になりますが、車庫と金網の間の高級車が沢山駐車している道沿いに、クラブ内に向かって侵入していきます。


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 全山縦走路の標識がちゃんとあります。
 よかった。

 そしてこの先はさらに奥の白いシャッターの車庫と金網の先にある道に向かって進んで行きます。


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 ゴルフボール避けのネットのトンネルの中を突き進んでいきます。

 もう夕方近いせいかゴルフをしている人はいないようです。

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 ゴルフクラブを抜けて舗装路に出ます。
 
 ほんのちょっと先に自動販売機が見え、そこを過ぎればすぐ分岐点となります。


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 見えた。

 つぎはあの坂の先にある、六甲ガーデンテラスへ向かいます。

 おそらくはあそこが最後の補給ポイントと思われ出来たら何か食べたいな~と思っていました。


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 石切り場分岐点を直進します。

 やはり階段もハンガーノックから回復した状態であれば疲れていながらもさっきよりは全然ましです。

 たかが肉まんと、カレーまんの力とはいえ侮れないものです。

 さて、この石切り場、かつて六甲から切り出した花崗岩は大阪や京都まで運ばれ、「御影石」と呼ばれて近畿一円で使用されていたとのこと。

 なるほどね。小豆島も石の切り出しが盛んであったようですし、須磨アルプスなど、六甲の山肌が良く似ていると感じたのもあながち間違いではないようですね。


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【16時10分】
 六甲ガーデンテラスにたどり着きました。

 さてこれはすごい人です。

 これまで進んできた六甲の縦走路の中でも一番の観光地と言ったところですね。
  
 バスのロータリーも有れば、大きな駐車場、そしてまたしてもロープウェイ。

 歩いている人々もヒラヒラキラキラと小奇麗な格好をしており、汗だくが乾いた後の塩を吹いたような自分がいてはいけない気分にさせられます(笑)

 いや冗談抜きでかなり浮いている(汗)

 軽く軽食でも摂りたいと思っていたけれどここに突入していく精神力は、今の疲労した自分にはないな・・・


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 おお、桜が咲いています。

 標高890メートルに位置するおの六甲ガーデンテラスはやはり平地に比べて春が遅いのでしょうか。


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 さて、レストランのみならず、土産屋なんかもあって実に興味をそそられるこの場所ですが、前述の理由と、予定よりも到着が1時間半は遅れているため速やかに先を急ぐこととします。


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 しかし立派な施設だなぁ。

 あれはなんなんだろう?


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 さて、縦走路の続きはガーデンテラスの奥。
 
 バスの停留所の様な駐車場の奥のアンテナの手前に標識が立っているのが見えてきます。

 さあ、喧騒ともお別れし、以後は六甲最高峰まで一人のハイカーともすれ違うことのなかった、孤独な単独行の道を進みます。


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 ガーデンテラスを出てすぐ。
 
 標識に変わった警告が。
 
 熟達者向けルートなんて言うのが有るんですね。


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 そして、六甲最高峰まであと2.5キロの文字。

 頑張るぞ~


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【16時25分】
 『極楽坂茶屋跡地』に到着。

 跡地だけあって人気はありませんが、自販機は設置してあります。

 ここからは六甲最高峰まで、幾度も六甲山上道路と交差しながら山頂へと向かう道のりとなります。

 さあ、次が最高峰!!これが最後の登り区間です。


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 六甲最高峰へ向かって歩き始めます。

 まずは極楽坂茶跡地から右側のガードレール横のトレイルに入って行きます。


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 トレイルを進み、まずは六甲山上道路との交差1回目。


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 ここは道路すれすれにトレイルが続きます。


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 交差2回目


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 一旦トレイルは途切れますが、少し先に右折する登山道が見て取れます。


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 ここを右折。
 

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 交差3回目


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 交差4回目


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 5回目。。。

 何だかいつまでもいつまでも続いている様な錯覚に襲われます。
 
 普通に六甲山道路を走ったほうが早いのではないだろうか・・・


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 しかし、足を止めなければいつか必ず目的地へとたどり着くことが出来ます。

 視界の中に、六甲最高峰が入るようになってきました。

 あと少しだ!!


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 そして最後の六甲山道路との接点を過ぎれば・・・


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 山頂へ向けての最後の登りが始まりました。

 いっくぞ~


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 そして登り続けていつしか、視界の先には青空が。

 それは、もうこの先にはさえぎるものが無いことを示しています。


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 やった。
 
 登山道を抜けました。

 あとは山頂に見えていた通信アンテナへ向って道路を歩いていきます。 
 
 そして、流石に神戸の山です。夕暮のこの時間帯でも幾人かのハイカーが山頂へ向かい、上る姿が見受けられました。

 私が塩屋から縦走してきたと知ったらどう思われるのでしょうか・・・


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 通信アンテナを正面に、◎が刻まれたコンクリ舗装の坂を登って行きます。


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 アンテナを過ぎて、最後の登り。


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【17時】 
 ああ、ついに辿り着きました。

 早朝5時40分に塩屋の駅を経ってからおよそ11時間半。

 ついに六甲山脈最高峰。標高931.3メートル『六甲山』山頂へ足を踏み入れました。

 長かった・・・

 ここより先にはもう上はありません。
 
 既に日は傾きつつありましたが、あとは宝塚まで下り主体の道のりとなるはずです。

 時間に余裕はなく、おそらくは暗闇のトレイルの中を進んで行く事になるのでしょう。

 ですが、今しばらくは山頂を踏みしめた喜びに浸り、最後の道のりへの英気を養おうとしていたのでした。
 
 道程も、そして記事もかつてないほどに長くなっていますが、次で最終回です。
 
六甲全山縦走チャレンジ! 【完結編 六甲山~宝塚】
 
 それでは今回はこのへんで。
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