淡路島一周サイクリング! 【前編 岩屋~福良】

淡路島
05 /19 2014
 さて今回も前回の続き。

前回:【序章 明石~岩屋】

 4月28日(月)に、明石港より淡路島の岩屋港に降り立ち、遂に一周155キロの淡路島一周へと旅経ちます。
 今回はその前半戦である、淡路島のフェリーの玄関口、岩屋港からおよそルートラボでは80キロ強のちょうど中間点。
 淡路島南部の南あわじ市にある『福良』の街までを走り切ります。


 そんな今回のルート。

 しばらくは淡路島の東側を時計回りに走りる、平坦な道のりが続きますが、その後淡路島最大の街、洲本の市街地を抜けた後は人里を離れ、さらに島の南部に移動するまでは、アップダウンの連続する道程となります。

 それではさっさとスタートです。

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【9時10分】
 岩屋港から降り立った後、絵島を散策して、速やかにスタートとします。

 幸い今のところは雨は降ってきてはいませんが、この日は今後確実に天候は下り坂になるという予報のために、晴れている間にできるだけ距離を稼いでおきたいところでした。


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 福良の街を向けて、整備された、とても綺麗な2車線の28号線を走り始めます。

 道のすぐ脇には海岸線が広がる、島らしい独特の美しい風景を眺めながらも快調に先へ進みます。
 思った以上に民家や、店があって淡路島の東岸側は賑やかなところです。

 走り始めてすぐの案内標識には『洲本まで31キロ』、『南あわじまで43キロ』の文字。
 まだまだ序盤も序盤ですね。


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 そして広がるヤシやソテツの南国然とした道程。

 このような光景は、小豆島の風景とも重なるものがあります。


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 海岸とは反対方向を見てみれば、少しの平地の先には小高くなった島の姿と、上部を走る島を貫く高速道路の姿が見て取れます。

 あの道が出来たことにより、自家用車は淡路島を通らずとも四国に渡れるようなり、便利になった事でしょうが、その分淡路島の下道の人々の生活には影響が出たことでしょうね・・・

 
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 さて、しばらくは中々に賑やかな道のりでして、あまり建物が途絶えることはありません。

 道の駅も有ったりしますが、まだ開店前ですのでちょっと外側を眺めて先へと進みます。


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 何故かこんなところにダビデ像のレプリカが。

 近くには猫美術館なるものも有り、中々変わった道の駅のようです。


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【9時40分】
 10キロ地点を通過。

 このように淡路島内にはしっかりとした道標や注意標識がサイクリストのために多く立てられています。

 その後はやたらと大きい平和の像を通り越します。
 富山にもあるけれど、平和の像ってどこにでも有るんだな・・・


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 そして再び海の見える道のりへ。


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 その後しばらく走った後、県道28号線をいったん離れて、
 『佐野』方向へ進路を摂ります。

 どちらへ行っても結局は再び繋がっていますが、28号線は思った以上に車の通りも多く走り難いため、より海岸線に近い佐野市街地方面へと進路を摂ります。


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 海は見えませんが、交通量も少なくなって走りやすい道のりです。
 通りの雰囲気はやや古い商店街なども有り、かつてのメインルートといった感じです。


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 その後、28号に復帰して、淡路市役所前や店などもある賑やかな通りを通り過ぎ、暫くしたところで、いよいよ雨に打たれ始めます。
 ついに来たと言うべきか・・・

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【10時10分】
 途中のコンビニで雨具を着込みます。
 まあ肌寒くなってきたから、これはこれで暖かくていいかもね・・・ 

 結局この後は、一度も雨が止む事は無く、私の淡路島一周サイクリングにおいて雨に打たれなかったのはわずか1時間余りといった悲しい天候となりました。

 さてと、準備も整ったし、気を取り直して先へと進みますかね(泣)


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 さて、淡路島は大きな島だけあって、色々な風景を見せてくれます。

 川かと思ったら、どうやら塩田新島と言う出島による海峡?のようですね。
 

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 振り返れば観覧車が見えたりします。
 出島の中はイオンも有ったりして賑やかそうです。
 
 天気さえ良かったならば色々と寄り道もしてみたかったところですが、雨が降ってくるとさっさと宿へ着きたい気持ちばかりが先行してきますね。

 やはりサイクルトラベルは晴天に限りますね。
 滅多に来ることは出来ないのに、もったいないなぁ・・・・


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 そして再び海岸線が開けます。

 わあ、海が近くて気持ちいいぞ!!


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【10時25分】
 その後、『洲本市』へ入りました。
 洲本を越えれば28号線を抜けて、淡路島の自然の醍醐味が味わえる筈です。

 高いヤシの木が並ぶ南国の風景の道のりを走り抜けます。

 淡路島の東側は、綺麗で走り易い道なんだけれども、交通量がちょと多いな・・・
 普通車はもとより、大型のトラックなども走っていたりと結構気を使って走り難い道です。
 
 淡路島はやはり、佐渡島や小豆島よりも都会な島なんだなと再確認させられます。


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【10時35分】
 そしてようやく30キロ。

 1時間半で30キロ。
 序盤は飛ばしやすい道のりでしたからまずまずのペースです。


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 洲本の市街地が見えてきてところで再び28号線から離れてより海岸線に近く、車の通りの少ない『由良』方面へと進みます。


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 州浜橋を渡ります。

 島とは思えないほど立派な吊り橋です。
 
 この橋を渡れば淡路島最大のフェリー乗り場である洲本ポートターミナルが左手に見えてきますが、寄り道もせずにさっさと先を急ぎます。


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 旅館やホテルの立ち並ぶ一帯を抜けて、松の木の防波林が有る、大浜海水浴場脇を抜けていきます。

 中々に風情があります。
 やはり洲本は大きな街らしく、中々に立派なホテル群です。

 
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 そして、市街地を抜けて、いよいよ28号線から離れ、淡路島の南部へと向かう途中、洲本最後のファミリーマートで昼食を摂ります。

 せっかく淡路島まで来てコンビニ弁当か・・・ 
 洲本の市街地で食堂にでも入りたかったところですが、ずぶ濡れで、店に入るのに雨具を脱ぐのもめんどくさいしな。
 まあいいや。

 しかし、やれやれひどい雨です。
 少し内陸に入って、登ったところに洲本城などもあったはずですが、残念ながらパスですね。

 今回は観光よりも、アワイチをやり遂げることに集中するしかなさそうです。
 

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 28号線を離れて、76号線を進みます。

 車の量も減り、街も小さくなって自然が多くなりいよいよ淡路島一周の自然の醍醐味を味わえるようになってきました。

 写真は『由良大橋』の頂上部。
 
 わかりづらいですが、『成ケ島』の細長く円弧を描くように周囲を取り囲む島のような陸地が特徴的です。

 最初は本当に島なのかと思っていましたが、走って行くうちに地続きであることが判ります。


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 そしてさらに南へと進みます。

 由良の市街を向けると道は狭くなり始め、海からも離れて山深くなっていきます。
 
 ここからはアップダウンの激しい山越えです。
 
 淡路島の坂は、規模は当然本州に比べれば小さいのですが、普通に斜度が10%を超えるような部分が連続したりと中なかなか走りごたえがあります。

 なお、この辺りで雨がひどくなってきており、カメラも水浸しで、拭いても拭いてもまともな画像が取れなくなってきています。
 先には、南あわじ市まで35キロの標識が見えています。


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 淡路島はサイクリングの島を標榜しているだけあり、先ほどから何度か親切な標識を紹介していますが、このような人里離れた場所にでも、淡路島サイクリングを楽しむ人間のために状況を示す標識が要所要所に備え付けられています。

 ちなみにこれは『登坂中間点』の標識。
 結構登ってきています。
 
 雨具を着ていては登りにくいのですが、ジグザグに坂を切ってのんびりと登っています。

 どうせすでにずぶ濡れで後は宿へ行くだけですからね。急いだってしょうが無い(笑)


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 いやあ、しかし山が深いなぁ・・・

 先ほどまで海を眺めながら海岸線を爆走していたのが嘘のようです。


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 しかし、この淡路島。

 人口が多い上、大都市圏に近いせいもあるのか、不法投棄がすざましい。

 この南部に限らず、その他の場所でもちょっと人気のない道に行けばところ構わず路肩や、道路の下に不法投棄が山のように行われています。
 
 これは見ていて汚いし、また素晴らしい道程が台無しになって残念でもあります。

 こんなところに捨てたって、消えて無くなる訳ではないのに何で捨てるのかな・・・
 きちんと捨てたって、さほどの手間も費用もかからないような不燃物や、可燃物ばかりです。

 これらを片づけるには捨てる何倍もの人出と費用が掛かるのを想像できないのでしょうか?
 愚かな人間がいるものです。

 国生みの神話の時代から名の残る淡路島が不憫ですね。


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 さて、登りもひと段落すれば、人気の少ない山の中に怪しげな博物館が・・・

 何だろう。。。玄関にゴジラがいるんだけれど。。。これ入る人いるのか?


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 そしてさらに怪しげな・・・
 謎のパラダイスか・・・本当に謎だ。
 
 その後もアップダウンを繰り返して、山岳地帯を抜けていきます。
 気になるところですが、立ち止まらずに先を急ぎます。


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 そして登りきった後は下りへ。
  
 大きな上り下りの際には、対外このように標識が立ててあります。
 これは『下り坂注意』

 そのとおりに、路面がとってもウェットなためにブレーキを引きずりながら急がずに下って行きます。

 気持ちよく下りたいんだけれど、安全第一です。
 残念な限りです。
 

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 そしてさらにその途中。
 つづら折りのため『見通し注意』です。


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【12時半】
 スタートより3時間半。
 下りの途中で、スタート地点より50キロの標識を発見。

 これでようやくアワイチの3分の1を走り切ったことになりますね。 


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 そして、山を越えた先には『中津川』の集落が。

 久しぶりの民家の姿にホッとすると同時に、つづら折りの山道から見える、海にほど近い美しい集落の姿に暫く見とれてしまいます。
 

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 そして、再び海岸線へ。
 
 辛い山道を越えた後の平坦な長い海岸線を突き進むのはたまらなく快適です。

 ロードバイクの本領発揮と言ったところでしょう。

 そして、この淡路島の特徴でもある、海にものすごく近い海岸線に沿って走る長い長い直線を堪能します。

 これは佐渡島とも小豆島とも異なる淡路島の特徴的な道のりですね。


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【13時40分】
 長い海岸線をひた走り、60キロの標識も越えて沼島を見下ろす登坂路に入ります。
 
 この沼島も、国造りの神話の時代から語られる由緒正しい島であり、是非しっかりと眺めておきたかった場所でした。

 幸い雨は降っていましたが、島までの視界はしっかりしていて、道中しっかりと堪能することが出来ました。


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 登坂路に入る手前の集落には立派な港や、島まで渡れるなフェリーターミナルも有ったりと中々に大きな街でもあり、島の中心部には遠目にも建物がいくつも立っているのが判ります。

 あの島に、最盛期では2500人もの人がかつて住んでおり、今でも500人以上の人口を有しているとのことです。

 いつかあの島にも渡ってみたいですね。


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 そして、南あわじ市までの再びの山越えを行います。

 佐渡島もそうだったけれども、淡路島も小規模ながらも急な坂が連続するのがつらい所です。

 この坂も平均8%と言いながらも、最大傾斜は15%近くあったのでは無いでしょうか。
 流石に疲れてきましたね。


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 何とか山越えを終えた後は、平地が広がり始めて玉ねぎ畑が道路沿いに見られるようになって来ました。

 すごい。
 道を走っているだけで玉ねぎ臭がしてくる。
 そういえば、淡路島は玉ねぎの産地としても有名でしたね。 

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 海岸から離れて平坦な道のりを暫く進んで、県道76号線を離れ福良方面へ進む、25号線へと左折して進みます。


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 少しの間市街地を少し走って、更に左折。

 正面の山頂には風車が見えています。
 淡路島には、このほかにもこれから何度か風車に出会うことになりました。風車でも発電が盛んなようですね。

 さて、右方向へまっすぐ25号線を通っても福良につきますが、よりアワイチを達成、堪能するためにも右折して吹上浜やホテルニューアワジ プラザ淡路島方面へと向かいます。


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 吹上浜を通り抜けて、再び登り坂へ。
 
 先ほどまで人気のない海岸線を走り抜けていたのとは打って変わって展望のない山道へと変わります。


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【14時25分】
 山頂付近の、ホテルニューアワジ プラザ淡路島に到着です。

 とても綺麗なホテルで多くの人々が泊りに来ているようでした。
 まあ、綺麗なだけあってお値段も中々ですからね。
 私のような貧乏旅行者にはちょっと手が出ない場所です。


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 そして、展望台からの景色。
 
 まあ、雰囲気は伝わるかな・・・

 晴れていれば福良の町を一望し、四国まで見通せるようですが何もわからない・・・

 雨はやむことなく降り続け、レンズはずぶ濡れ。。。
 残念だなぁ・・・といいつつも、だんだんこの雨天サイクリングに慣れてきた自分がいます。

 雨が降っていても結構なんとかなるもんだな(笑) 


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 さて、この先は山頂まで登りきって福良の街まで最後の下りが待っています。

 今日のゴールまでは目と鼻の先。もう少しで休めるかと思うと力がみなぎってきますね。


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 最後の坂を下り切って、再び海岸線を走る道のりへ。

 天気の悪さ、レンズの濡れ具合等色々と残念ながらも美しい福良湾を眺めます。
 
 あああ~晴れていればものすごい美しさだったろうにな~
  

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 いろいろと感じつつも、ようやく今日の目的地である福良の市街地へとたどり着きました。

 いやあ。なんだか張りつめていた気持も穏やかになります。


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【15時】
 福良の街の中心部を走り抜けて、道の駅『福良』でもある、南あわじふるさと活性化センターにたどり着きました。
 
 ここは有名な瀬戸内海の『渦潮』クルーズを堪能することのできる港が有るようです。

 かつて、まだ四国と淡路島が橋で結ばれてはいない頃はここからフェリーで四国まで渡れていたようですが、残念ながら現在は廃船となっているようです。


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【15時10分】
 そして、今日実質的なゴール地点である宿へと到着しました。

 なかなかに風情のある宿ですが、中は1DKのバストイレ付の下宿の様な所でとても居心地が良く、はきはきとした女将さんも真に親切で、ずぶ濡れの私を気遣ってくださったりとっても良いところでした。

 なんだか1週間くらい下宿してみたくなるようなところでしたね(笑) 
 こういってはなんですが、程良い古めかしさとでも言えばよいでしょうか。。。


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 さて、道のり的には84キロちょっとと、さほどではないのですが、やはり前日の六甲全山縦走路と、豪雨での体力の消耗が効いていますね。

 宿に入った後は、早速風呂に入って雨に打たれきって冷えた体を温めたのでした。

 さて、思った以上に長くなったアワイチの前半戦は終了で、ここからはエピローグ。
 福良の街を晩御飯がてら探検します。


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【16時】
 お風呂に入ったりずぶ濡れになった装備を広げたりしてスッキリしたのち、宿を出て晩御飯とお土産を買うために福良の街を散策します。
 
 川が流れていたりと、風情がありますね。


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 そして 先ほどの道の駅福良でお土産を買うために向かっていた先にあった直ぐ傍のローソンで缶ビールを買って、港を眺めながら。。。

 『淡路島に乾杯!!』

 いやあ、幸い雨もひと時止んでくれており、穏やかに街を散策することが出来ました。


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 立派な建物を発見。淡路人形座とのこと。

 どうやら淡路では人形浄瑠璃が有名であった様ですね。


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 そしてお土産を買った後、更に『うずのゆ』という足湯を発見。

 17時までとのことであり、疲れた足にちょうど良いと思い、急いで浸かりに行きます。 


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 は~極楽(笑)

 固まった足に心地よい暖かさです。

 足湯はその名の通り、中心部で渦を巻いている様な仕組みになっています。
 すっかり足も軽くなったところでそろそろ晩御飯を食べに街を彷徨うことにします。


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 しばらく歩いてまずは宿の女将さんに勧められた居酒屋へ。

 うん新鮮な魚が実に美味い。
 特に蛸が絶品である。

 が、酷使した体を癒す為にガッツリ系の物が食べたかった私はちょっと飲んだのち次の店へ梯子します(笑)

 いやあ。旅って滅茶苦茶楽しい♪


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 ガイドマップに従い、福良の商店街を眺めつつ歩きます。
 
 なんというか、神社や会社、その他街の造り自体からも、古い歴史のある街だということが通りにある色々な物から見て取ることが出来ます。


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 そして、目的地である次の食堂にたどり着き、ラーメンとお好み焼きを食べて今日の消費エネルギーを回収したのでした。やはり疲れたときはジャンクな味が一番だな(笑)

 さて、これにて淡路島一周サイクリングの前半戦は終了です。

 その後は宿に帰り、コンビニで買ってきたビールを楽しみ、宿に置かれた漫画本を読みながらも次第に強まる風雨の音に不安を覚えながら、翌日の旅を思いつつ床に就いたのでした。

 さて次の後半で、ようやく兵庫満喫アドベンチャーも終了です。

 続き:【後編 福良~岩屋】

 それでは今回はこのへんで
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