粟島を満喫してきました!!

粟島
07 /26 2014
 去る7月19日からの海の日を含めた3連休。

 今回は前回の記事の補足的なものです。

 前回は、新潟県の沖合に浮かぶ周囲わずか23キロにして、人口は400人にも満たない【粟島】に上陸した際に、自転車で島を一周してその自然を満喫してきましたが、その際に紹介できなかった粟島での光景も、実に素晴らしい物であり、併せて記録しておこうと思います。


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【7月19日】
 雷雨で大荒れの高速道路を300キロ以上走り切った後、村上市岩船港よりフェリーに乗りこみます。
 
 連休初日でしたが、往路は人々も分散されているようで、結構空いていました。
 そして、この便で自転車を載せるのは私一人のようです。


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 粟島まで普通船で1時間半の船旅。
 小さかった粟島ももう目と鼻の先となりました。

 なお、娘さんはフェリーが大層気に入ったようで、ずっと舳の展望台に居座っていました。
 
 しかし付き合うこちらは結構つらい。
 高速運転しっぱなしだったので、少し寝たいぞ・・・


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 上陸後は民宿の車が迎えに来てくれており、妻子はその車に。

 私はRX2カスタムで遅れまいと宿まで激走しようとしましたが、小さな集落ですのであっという間にこの旅の宿に到着です。

 いや~長い道のりでした。
 荷物を降ろした後、夕食まではまだ少し時間が有るので内浦集落を散策することにします。


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 まずは宿の正面に島唯一の小中学校と押しボタン信号機。

 信号と言っても島の人の車が時折走る程度です。


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 校舎は遠目に見ても立派でしたが、近くで見たら更に立派です。
 大きな体育館もあり、島の学校のイメージとはかけ離れています。
 
 なお、私がウロウロしていたころに、ちょうど子どもたちが学校から出てきて挨拶をしてくれました。

 良い子達だなぁ・・・こちらこそふらふらと物見遊山で申し訳ないけれど、お邪魔します。

 
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 グラウンドも広い立派なものですが、ちょっと荒れ気味です。

 まあ、少ない子供と教員とだけでは中々手入れできないですよね・・・


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 さて、あえて大通りを避けて、集落の中へ入ってみます。

 神社有りますね。
 中には、海中からヤス突き上げたと伝えられる観音像や、石を積み上げた五輪塔がまつられていました。


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 そして、143基も発掘されているという『板碑』の一つ。

 なぜこの小さな島にそんなにも碑を備えなければならなかったのでしょうね?
 ロマンあるなぁ・・・


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 そしてすぐ先にビールを売っている商店を発見。

 何はともあれ、とりあえずは『粟島に乾杯!!』
 いただきま~す(笑)


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 なお粟島は、港から海岸へ続く大通りは広く整備されており、多くの民宿や幾つかの旅館や食堂、公園等が立ち並ぶ観光地然とした佇まいをしめしています。


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 しかし、一本内側へ入れば広い道路が走る表通りと異なり、集落の中は家々が密集した、どこにでも見られるかつての中心市街地の様相をただよわせています。

 それにしてもほとんど民宿といった感じです。
 すでに空き家になった家にもかつては民宿出会ったような名残もあり、ネットで紹介されていた以外にも多数の民宿が有ったようですね。

 今度来るときは電話での一本釣りではなくて、粟島観光協会にでも紹介してもらった方が楽そうです。


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 内浦は、粟島のインフラが集中しています。
 
 これは東北電力の火力発電所ですね。


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 へき地診療所と、保健センター。
 島の高齢化率も高そうですからね。。。こういった施設は無くてはならないものでしょうね。


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 結構大きな役場です。
 夕方には役場からのお知らせの放送が島民の方へ向けて放送されていました。
 休日でも出勤している人がいるんですね。

 また、裏には保育所もありました。


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 そして郵便局。

 金融機関的なものは島にはこれ一つではないかな?


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 そして帰り道で、謎の鉄の道発見。

 これはなんだ??船でも運ぶのに使うのかな? 


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 そして晩御飯の後、お風呂に入って夕涼みがてら港を散歩します。

 夜景が綺麗です。
 この日は、対岸の新潟方面で花火が上がっており、堤防沿いから綺麗に眺めることが出来ました。
 結構よく見えるものです。
 
 さて、初日の19日はこれにて終了です。
 次からは翌日7月20日となります。


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【7月20日】
 ここからは、前回の記事の直接の続きとなります。

 粟島一周サイクリングを終えて、海水浴がしたくてウズウズしていた娘さんに引っ張られて、旗崎海水浴場へとやってきました。

 ここは岩場の広がる海水浴場で、サンダルなしではちょっと入りにくいところですが、富山の海水浴場にはない光景に家族一同すっかりテンションが上がって童心に返って楽しんでしまいました。


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 水の中綺麗だわ~

 昨日の雨のせいか、ちょっと濁りがありますが充分に綺麗。

 時折魚も泳いでおり、人混みにまみれる茶緑色の近所の海水浴場とは全く異なる世界です。


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 しかし、嫁と娘は海水浴にさっさと見切りをつけて、干潟での海生生物採取に夢中になってしまいました。

 まあ、確かに富山ではこんな岩場で、おまけにわんさと生き物を探せる海は無いからなぁ。


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 ヤドカリがうようよしています。

 干潟は日光で温められて、まるでお風呂のようですが大丈夫みたいですね。


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 ヤドカリゲット!!

 ものすごく楽しそうです。
 海水浴はどうした(笑)?
 

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 しかし、本当にいろんな生き物がいます。

 これは小豆島でも食べた、有名な食べたらおいしい、亀の手ですね。
 
 流石にここから剥がして食べる気にもなりませんが・・・・


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 そしてウミウシ。
 う~ん。水族館以外で見たのは初めてです。


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 そうこうしているうちに、娘は水中眼鏡で小魚を捕獲。

 だんだん上手になってきたそうです。
 それは良かったけれど、忘れたというから、わざわざ島の売店で眼鏡を買ってやったというのに・・・
 

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 でも、そんな小さなことはどうでもいいかな。

 この海と岩と空と雲はなんて美しいんだろう。
 まるで、時間が停まっているような錯覚に襲われます。

 何だかずっとこの島でこうしていたいよ・・・

 しかし晩御飯の時間も有るので、夕方が近づく前に海岸を撤収して、次のイベントの実施を急ぎます。


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 お次は釣りです。

 私も含めて、人生初釣りの面々でしたが、天気がいまいちで海水浴が出来なかった時のために、上陸前にホームセンターで安物の釣りセットを購入していたのでした。

 結果、見事な快晴となり無用の長物となるかと思いましたが、絶対釣りをしてみたいト言う娘のために、結んだことも無い釣り糸を必死に結んで、餌を付けてあげて竿を渡し、何度かの挑戦の後、見事獲物を釣り上げていました。

 フグか・・・食えないな。
 でもものすごくうれしそうです。やらせてあげて良かったなぁ・・・

 しかし、魚から針を外すのが一苦労。
 外れない・・・かなり力を入れて、皮をむしるような感触と共にようやく針を外せました。。。 
 
 これは気持ち悪い。なんという残酷な・・・
 強い心と慣れが必要だわ。

 そして、この後は前述の粟島唯一の温泉施設、おと姫の湯に入って塩と汗を流したのちに宿へと帰り着いたのでした。

 そして島での生活も最終日を迎えます。


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【7月21日】
 最終日。
 荷造りを済ませて、帰りのフェリーの乗り込む前に島一周の観光船へと乗り込みます。

 天気は昨日にもまして一層晴れ渡っており、最高の遊覧船日和となりました。

 なおこの観光船シーバードは一時間余りで島を一周する高速船の為、中々のスピードと揺れを満喫することが出来ました。
 

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 この後帰る、新潟本渡方面がよく見えます。
 
 ああ海が丸いなぁ。


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 そして、島の南に進めば昨日自転車で登っていた緑の中を走る白い一筋の道のりも見ることが出来ます。

 こうしてみると、中々の傾斜だったのだなぁ。


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 しかし、自転車に乗って路上から眺めるのと、船に乗って外側から眺めるのとではまた異なる楽し差がありますね。
 
 妻子も美しい島と自然の姿を満喫しているようです。

 
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 島の南端を越えました。

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しだいに西海岸に入って行けば、日本海の荒波で削り上げられた奇岩の数々を眺めることが出来るようになります。


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 島や、一方向ばかり見ていると、気が付きませんが岩の間をすり抜けて、観光船は走り抜けてくれます。
 
 サービス精神旺盛ですね。


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 そして、西側を眺めれば、視界の先にさえぎるものは何もありません。

 青い空と、それ以上に青い海が広がるのみです。


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 およそ30分で、釜谷港に到着しました。

 釜谷は小さな集落ですが、次はここに泊ってみたいですね。


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 釜谷港に到着しました。

 この船は観光のみならず、島民の足としても使用されているので、で10分間の待ち時間があります。

 しかし船から降りたら何だか地面が揺れて感じられますね。
 おまけにデジカメを見ながらの船旅の為、なんだか少し酔ったかも・・・


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 さて、釜谷を経ったのちは、ウミネコの餌付けタイムです。

 船に乗っていた子供たちはいっせいにかっぱエビせんを放り投げて、どこまでも追ってくるウミネコたちに嬌声を上げていました。

 手渡ししたかったけれども、この船は早すぎて追いつけないようです。


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 そして、次々と現れる奇岩達。

 とても全てを紹介してはいられませんが、これは立山ケーブルカーからも見られる材木坂の柱状節理ですね。

 四角形の大きさはずっと大きいものでしたが、周辺の岩一面に現れていました。


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 そして巨大なメガネ岩。
 
 岩場の荒々しさは、佐渡や能登にも劣らぬ素晴らしい光景です。


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 そして、緑とのコントラストも最高です。


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 かつて野生馬が存在した台地。

 なるほど。思った以上に平面でできていて、風雪により高い木々も無く、あれならば馬も棲息できたのかも知れませんね。
 

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 そして、最北端の島崎を越えれば、東海岸へと入り、背の高い木々が現れて、一瞬に島の植生が変わっているのが見て取れます。


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 北端を越えれば港まではあっという間で、観光船の発着場へ帰り着きました。

 いやあかなり面白かった。
 やはり一度見た場所でも、角度が変われば全く異なる光景になって見得るものですね。

 自転車と、観光船の両方で島の一周が出来てとてもいい体験が出来ました。

 さあ、これでついに島ともお別れです。

 フェリーの出発時間までお土産を買ったしながら時間を潰して、出発の時刻を待ったのでした。


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 そしてついに出航。ああ・・・何だか寂しいなぁ。

 さようなら粟島。内浦の街よ。
 とても楽しかったよ~


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 途中高速船とすれ違います。

 底面が2枚に分かれたスタイリッシュな船ですね。

 こちらが片道1時間半かかるのに対し、あちらは55分でたどり着いてしまいます。

 次行くときは、あれに乗って行きたいな。


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 乗客の分散されていた往路と異なり、連休最終日は満員の船に揺られて、岩船港へ辿り着きました。
 
 船の中暑かった~。
 まだ看板に出て風に当っていたほうがよほど過ごしやすい船旅でした。


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 そして上陸。

 非常に充実した2泊3日の旅はこれにて完全に終了してしまいました。
 海あり、山あり、レジャー有のこれ以上は無い充実した3日間を過ごせて本当に満足です。

 しかし、旅行が終わって、家に帰り着いた今でも何だかぽっかりと心に穴が開いたような感じで、島の情景を思い出してしまう時があります。
 
 何だろう?この感じ。
 これと言った特別なものがあるわけではなくコンビニどころか日用品を買う場所すらまともに無い、不自由極まりないと言ったほうが良い粟島なのですが、何故か無性に去りがたいものがありました。

 毎年毎年訪れては予約をして変えるリピーターが多いというのも頷ける気がします。
 
 妻子も粟島の事が大層気に入ったようで、また行きたいと熱弁していました。

 レジャー施設もショッピングモールの無い上に、規模的には小さな小さな粟島ですが、豊かな海と、豊かな緑といった、自然が作り上げた美しい光景と様々な要因が重なり合って、人間の遺伝子に擦り込まれた心地よさのようなものを呼び起こすのかもしれませんね。

 またその内行ってみようかな?


 それでは今回はこのへんで
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