剱岳山頂へ 『早月尾根を全力で進んでみる。』

剱岳
09 /27 2014
 今日のニュースは御嶽山の噴火でもちきりでしたね。
 
 さて、本来であれば今日は、来週に迫ったグランフォンド糸魚川のために自転車のトレーニングをしたいところでした。

 しかし何と無く・・・前日にタイヤのチェックをしてみると。

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 なんだこれ?側面がほつれているぞ?

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 裏側から見て見れば見事に貫通・・・
 
 え~。グランフォンド富山の時に新品に替えたばっかりなのに~。

 こんなところが切れるって、アスファルトの車道と歩道の継ぎ目にでも落とし込んだのかな?

 しかし、私の体重が80キロ以上あるせいもあるのでしょうが、PRO4は3に比べても本当に弱いな・・・

 摩耗の寿命まで使えたためしがない。
 いつもあっという間にタイヤの側面に穴が開いて使用不能になります。

 デジタルブルーカラーが、愛車CLXのカラーにぴったりなので、 ずっとプロシリーズを選択していましたが、強度重視のエンデュランスか、他のメーカーにでも変更したほうが良いかもしれないな・・・
 
 しかし、こんなタイヤでトレーニングは出来ません。
 買いに行くにしても、通販でポチるにしても時間が無さすぎです。

 しかしさて、今回のトレーニングはどうしようかな・・・


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 そんなこんなでとりあえず、今日のトレーニングは剱岳。

 私の感触だと、自転車は登山の練習にはならないが、登山は自転車の練習になります。

 自転車のペダルを回すトレーニングは、効率が良すぎ(負荷が無さ過ぎ)て自転車以外に応用がきかないので駄目なんですよね。

 そんなわけで。2年ぶりに早月尾根からの剱岳を往復してくることにしました。

 以前よりもう一度行っておきたいと思っていた剱。

 初めて登ったのは海抜0メートルから。その次はあらくにさんと普通に登りました。

 その際に、早月尾根の道のりについては詳しくレビューしたので置いておいて、今回はコンロも持たず、足もトレランシューズで出来るだけ軽量化して何時間で早月尾根を往復できるのかチャレンジしてみようと思います。


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 天気予報は晴れとのことでしたがどんよりとした雲が早月尾根にかかっています。

 また、この日は絶好の登山シーズンの為か、駐車場はもとより通路に至っても多くの路上駐車が見られます。
 

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 試練と憧れの碑。

 2年ぶりですが、行ってきます。


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【6時40分】
 日帰りで早月尾根を往復するにはかなり遅い時間の出発ですが、朝寝坊してしまいました(笑)

 しかし、この2年間様々な道のりや、それに対応するためのトレーニングを積んで来ました。
 
 年齢もいつしか40目前となってしまいましたが、いったい今の自分はどのくらいの走力が有るのか知っておきたい。

 標準タイムでは
 往路9時間10分
 復路6時間20分

 計15時間半を要するこの道のり。
 この2年間、老化する肉体を叱咤激励しつつトレーニングしてきました。
 出来る限りハイペースで進んでみたいと思います。


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 走り出してしばらく。
  
 ぬかるんだ平地に、木の幹を輪切りにした踏み台が設置されていました。


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 そして、階段もリニューアルされている部分が有りました。
 
 歩きやすくなっています。

 整備してくださる方に感謝ですね。


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 そして、早月尾根の主。

 巨大な立山杉とも再会です。
 
 あなたは今後何100年経とうとも変わらずに登山者を見つめ続けるのでしょうね。。。

 さて、その後は特記事項も無く、黙々と登り続けます。
 
【7時25分】 1,200メートル
【7時45分】 1,400メートル
【7時55分】 1,600メートル
【8時15分】 1,800メートル
【8時45分】 2,000メートル

まずまずのペースです。


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 早月尾根の中継点。

 早月小屋が見えました。
 この高台からの展望もなかなかのものです。


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 ここまで来ると、山頂を見渡すことが出来るようになります。
 
 快晴です。 
 しかし、結局この日はこの早月小屋手前からの眺めまでが最高で、後は雲に包まれた侘しい道のりとなったのでした


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 赤谷、赤ハゲ、白ハゲ方面。


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 猫又山等の、毛勝三山方面。


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 そして立山方面。

 ここまでもうっすらと地獄谷の硫黄の匂いが相変わらず流れてきます。


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 大日、奥大日方面


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 早月川方面

 深い山の緑の中で、川原が白い一筋の道を作っています。


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【9時10分】
 早月小屋前

 秋の登山シーズンの為か、テント場にもいくつものテントが立てられています。

 その後は

【9時45分】 2,400メートル
【10時10分】 2,600メートル
【10時50分】 2,800メートル

 へ、歩を進めます。

 改めて思うと、早月尾根は登りは急登、下りは急降が続きますが、登り返しと言ったものが殆どないので、ある意味進みやすい道のりとも言えますね。


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 2,800メートル付近で雷鳥を発見。

 子供連れでした。

 早月尾根で雷鳥を見れたのは初めてです。


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 そして鎖場へ。
 
 改めて思うと、剱岳の終盤って、結構怖いんですね・・・

 過去2回は勢いが有ったのであまり感じませんでしたが、改めて、純粋に登ってみようと思いやってくると中々の場所です。


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 それでも何とか鎖場を終えて、山頂へと近づきます。

 深い青の空に交じって、特徴的な矢印看板が見えてきました。
 

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 山頂の祠が見えてきました。 

 どうやら落雷で損傷した祠は、当の昔に復旧されていたようです。


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【11時30分】
 登山口より4時間50分。
 
 ようやく山頂へたどり着きました。

 そして標準タイムの9時間を大きく下回ることが出来ました。
 時間を短縮できたこともさることながら、寝坊したので心配していましたが、これで暗くならないうちに下山することが出来る(笑)

 山頂には既に20人以上の登山者たちが休憩をしていました。
 みんな剱沢にでも下って、縦走を続けるのかな?羨ましい・・・


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【11時40分】
 私は軽くランチパックや、おにぎりを食べた後、大急ぎで下山を開始します。
 
 今回、剱岳の山頂は青空のもとで、私を待ち構えていてくれました。
 
 しかし、山頂からの展望は雲に覆われて360度雲以外全く無く残念な日でした。

 この前白馬方面から剱岳を見たので、今回は改めて剱岳から見た白馬方面を確認したいと思っていたのですが、かないませんでしたね。

 今日の天気予報は相当良い天気だと聞いていたので期待していたのだけれどな・・・

  
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 なお今年の大雨で、標高2,600メートル過ぎの登山道は崩壊していました。

 仮復旧がしてありますが、中々にスリリングな道程となっています。


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【13時30分】
 早月小屋へ到着。
 
 下りは登りに比べて早いかと思いきや、足の負担はむしろ下りの方が大きく、さほどタイムは変わりません。


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 トイレを済ませて、再び下山を開始します。
 
 朝に比べて、テントの数は倍増し、正面の広場でくつろいでいる人の数は数十人単位になっていました。
 今日の早月小屋は大混雑なのかもしれませんね。


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【15時40分】
 長い長い、気の遠くなるような下りの道程を進み、登山口へ帰り着きました。

 登りは楽しいんですけれど、本当にこの早月尾根の下りは長くて地獄です。

 こちらも、コースタイム6時間に大して、4時間で帰り着くことに成功しました、

 今回のタイムは。
≪往路:4時間50分≫
 早月尾根登山口  6時40分
 早月小屋着     9時10分
 剱岳山頂      11時30分

~休憩~  『10分(笑)』  

≪復路:4時間≫
 剱岳山頂      11時40分
 早月小屋      13時30分
 早月尾根下山口  15時40分

合計8時間50分

 当初は寝坊もし、スタートも遅く、帰りは夕方を過ぎ薄暗くなった登山道を、ヘッデンを付けて下らなければならないのかと思いましたが、無事に明るいうちに下山することが出来ました。

 往復にかかった時間は8時間50分。
 おおよそ9時間で、早月尾根を往復してくることが出来ました。

 最初に登った時は自転車と組み合わせたチャレンジのため、とても参考には出来ませんが、2回目に登った時は往復で11時間40分(休憩1時間込み)を要しており、少しばかり歩みが早くなっていることが伺えます。

 ろくに休憩もせずに、ただ急いで何が楽しいのかと言われればそれまでですが、取り合えず体力は低下しておらず向上の芽が見られた事に安心して帰路へと着いたのでした。


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 その後は満車の駐車場を下り、車を止めていた中山登山道付近の剱岳の碑まで徒歩で下ります。

 久しぶりの剱岳。
 できれば毎年行きたいと思っていましたが昨年はかなわず、今年もシーズン終盤となってようやく3度目の山頂へ趣くことが出来ました。

 雲により、周囲の展望が無かったのは残念でしたが、私の住む地域から、もっとも身近で訪れやすい名峰たる『剱岳』。

 少し山を齧ると数をこなしたくなって、ついつい他の山ばかりにうつつを抜かしてしまいますが、出来ればこれからも定期的に登っておきたいと思います。
 しかし、頑張り過ぎて少し疲れました。

 
 それでは今回はこのへんで
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コメント

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また羨ましい企画をやりやがりましたね(笑)
8時間50分ですか!?早っ!!やはりかなり体力ついてるんですな。

ていうか前11時間もかかってたんですね!?
自分も再挑戦の機会を探ってるんですけどねえ・・
10月は是非何かしましょうね。

Re: タイトルなし

あらくに様

今回のイベントは遠出する気力も財力も底をついたので、近場で剱岳に落ち着きました(笑)

 時間は何とか早く出来ましたが、早月小屋でも山頂でもろくに休憩していませんので、行動時間だけなら短縮できたのは1時間ちょっとくらいではないでしょうか?

 でも半分トレーニング目的の早月尾根でしたが、3回目ともなるとやはり道を覚えるので気持に余裕が出来ますね。

 しかし今年は立山と、剱岳の両方に登っておくことが出来てスッキリしました。
 10月は紅葉を見にまたどこかへ行きましょう!!

OKI

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