MTB持参で【ハゲ山~城ケ平山】を周遊してみる

その他の山々
11 /24 2014
 この3連休の初日11月22日(土)は天候も良く、なかなかのアウトドア日和でした。
 
 そして今回は、冬も近づく中で山に行きたい気持ちもさることながら、久しぶりに無性にMTBに乗りたくなってしまいました。

 どこか近場で乗れる場所がないか思案した結果、剱岳の麓、上市町にある標高464.7m『ハゲ山』からさらに標高446.3m『城ケ平山』をMTB持参で縦走してみることにしました。



そんな今回大体のルート

 上市町役場前を起点として、まずはハゲ山登山口の有る西種地区を目指してMTBを走らせた後、ハゲ山、城ヶ平山を縦走し、そのまま大岩地区へ下山した後再びスタート地点へと戻るおよそ18キロの周遊コースです。 

 標高500メートルにも満たない低山とはいえ、登山道にMTBを持ち込むのは初めての経験ですね。
 さてこのコース、自転車持参であれば登山口に車を置いて縦走の後、来た道を往復する必要も無く、そのまま突き抜けていくことが出来ますのでやる気のある人はやってみる価値があるかもしれません。

 今回が初めての道程であり、MTBで走れるようなトレイルがあるのか不安でしたが、思った以上の苦労と、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 それではスタートです。


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【14時】
 午前中は子供の習い事で忙しく、午後になってようやく準備を整えて、スタート地点とした上市町役場前に立ちます。
 11月後半の日の光は、既に落ちかけてきており大急ぎで登山口までの舗装路を進むことにします。


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 一路登山口へ。
 
 正面に映る剱岳が美しい。。。
 
 今回の相棒は久しぶりの出番となったNRS3改。
 ブロックタイヤの轟音を聞きながら舗装路を走るのは何年ぶりかの経験です。


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【14時35分】
 タイヤをゴロゴロさせながら、標高200メートルの種地区へとたどり着きます。

 いやはや、最近はロードや、クロスにばかり乗っているのでMTBでの登りは辛いな・・・
 
 正面にはこれから向かうはずのハゲ山の姿が見てとれます。


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 稲刈りの終わった後、のどかな田園風景のバックには剱や、冬に登った千石城山の姿が。

 きれいだなぁ~


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 その後、西種地区へと向かうバス停を右折して集落の中へ。


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【14時50分】
 結構な坂道の集落の途中に、派手派手しいハゲ山登山道の看板を発見します。
 案内によれば、ここからおよそ30分か。。。

 さてモタモタしている時間はありません。
 この季節、5時を過ぎれば辺りは真っ暗になってしまします。


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 案内板に従うと、すぐに右折して舗装路から砂利道へ。

 やった!!MTB冥利に尽きるというものです。

 
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 砂利道の後、木々の間を抜ける気もちの良いトレイルが。

 距離は短いですが久しぶりのトレイルランは楽しいですね。
 

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 そして、林道とクロスして、今度は本当の登山道然としたトレイルへ。
 う~ん。結構乗れそうなところはあるのだけれど、なかなか乗り切れない。
 
 今回こうした短いトレイルの中で、身体が完全にオフロードの走り方を忘れている事にも気が付かされたのでした。
 登れない、下れない、段差越えられない(笑)
 結局大半をMTBを押して進むこととなります。


 おまけにディスクブレーキの鳴きがものすごい。
 ブレーキをかけるたびにクラクションを鳴らしているがごとくです。

 熊鈴なんて持ってくる必要も無かった(笑)
 
 やはりきちんと準備と整備をしてこないと駄目だなぁ・・・・


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 次第に強まる傾斜。

 相棒であるNRS3改を必死に押したり、時にはフレームを担いで登ります。

 MTBは重い・・・結構つらい。
 こんなことになるなら、憧れでフルサス何か買わずに軽量なハードテイルを買っていればよかったよ・・・

 まあ、小さい山ですから、この位の負荷が無いと簡単すぎて物足りないと言ったところもありますがね。


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【15時10分】
 ハゲ山と、城ケ平山の分岐点へ。

 分岐か・・・と、言うことは戻らないといけないってことか・・・
 本当はNRS3改も連れて行きたいところですが、狭い登山道を押して歩くのは中々にキツい上に、時間が押しているので、分岐にデポして身一つでハゲ山へと向かいます。


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 身一つでランニングで山頂を目指します。
 軽い~

 木々の中を走る気持ちの良い稜線に沿って登山道が刻まれています。標高は低いながらも中々本格的な佇まいを持つ良い道のりです。

 木々の向こうには山頂のシルエットも見えています。


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【15時15分】
 『ハゲ山』山頂へ

 なるほど。
 山頂はゴロゴロとした岩に覆われており草木の姿が見えませんね。
 これがハゲ山の名の由来なのだろうな。


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 そして、景色も中々の物。

 種地区の集落の光景と、剱岳を中心とした北アルプスの姿が一望できます。
 

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 そして富山平野。
 
 紅葉した低山たちが連なって本当に綺麗だなぁ・・・

 さて、まだこの先もある事ですから先を急ぎますかね。

 なお、ハゲ山から下山する際にこの日唯一の登山者とすれ違いました。
 この様な夕暮近くでも登ってくる人がいるとは、やはり親しまれている道のりなのでしょうね。


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 その後、分岐点に戻りMTBを回収して一路城ケ平山へ向かいますが、ここから階段の姿をよく見る様になってきます。

 階段は、歩く分にはありがたいでしょうが、MTBを持参している身としては障害以外の何物でもありませんね。路肩を必死に押したり、疲れたら担いだりしつつ何とか先へと進みます。
 

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【15時25分】
 途中、『峠山』という山頂を通りました。
 
 山にはそれぞれ色々な名前が付いているのですね。


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 見下ろす階段の登山道・・・

 怖いもの知らずの20代だったらMTBで特攻出来たかもしれませんね(笑)

 今回は大人しく担いで下りることにします。


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 それでも所々に、この様な気持の良いトレイルの部分があり、落葉を踏みしめる感触を堪能しながら乗ることが出来ました。


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【15時40分】
 城ケ平山の第二登山道である、中浅生地区との合流点に到着します。
 ここを降れば一時話題となったアニメの、『オオカミ子どもの雨と雪』の住居のモデルとなった古民家へ行くことが出来ますが、今回はスルーして先を急ぎます。


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 城ケ平山の山頂付近は少々岩場もあり険しく、MTBを押して進むスペースにも苦労するような場所があります。

 お、重い・・・
 軽いMTBが欲しいぞ。 

 担ぐにせよ、押すにせよ狭い登山道で15キロオ―バーの車体の取り回しは厳しい。

 
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【16時】
 しかし、そんな苦労の甲斐ありついに夕暮の日差しの中『城ケ平山』の山頂へ到着しました。

 いあや~MTBに乗ってる時間の倍以上押していましたね(笑)
 いいトレーニングでした。


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 城ケ平山の山頂は広く平らで、360度視界が開けており、かつて山城があったというのも頷けるほどの見晴らしの良さでした。

 また、現在ではベンチや案内板なども設置されており観光地然としています。


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 そんな山頂からの景色

 まずは富山平野方面。
 富山湾までが一望できますね。

 山の位置のせいでしょうか、ハゲ山よりも綺麗に見通ることが出来ます。


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 そして、剱岳。

 早月尾根の途中に雲がかかり始めていました。


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 そして、大日岳、奥大日岳方面。

 この角度から見た大日岳の三角形は本当に見事です。
 すっかり雪がかかってしまっているなぁ。
 来年くらいにはあの山頂へも行ってみたいものです。


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 そして毛勝三山と先月登った大猫山。
 
 綺麗だなぁ。
  

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 そし間近に見える1,000メートル以下の低山たち。
 
 高峰山や、鍋冠山とかかな?
 これからは、登るにしても標高の低い山がメインになるでしょうから、彼らの頂を目指してみるのも面白いかもしれません


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 さて、名残は惜しいですが、どんどん日が沈んでくるのがわかりますので速やかに下山を開始することにします。

 早速整備された階段が憎い・・・
 

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 そいて、縄場や岩場がしばらく連続する区間が続きます。

 傾斜も急で、MTBを保持しながら下る為に随分と時間を喰ってしまいます。


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 それでも、苦しい区間と交互にMTBに乗って走れるようなトレイルを繰り返すため、楽しく進むことが出来ました。

 土を削らないよう気を付けながらトレイルを下って行きます。


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 そして次第に人の手が加えられた光景が。
 

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 小屋が有ったりと、終盤が近いことが伺えます。

 かなり日も陰ってきましたが、水場から湧き出す水を飲んだりと、大分余裕も出てきます。

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 城ケ平山の山頂付近の急降を過ぎれば、比較的なだらかな区間も多く見られMTBに乗る間隔も増えてきました。
 
 そして、水場を過ぎた終盤になっては大半がMTBでのライドが可能な気持の良いトレイル区間が続く良い道のりでした。


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 落葉に覆われたつづら折りのトレイル。

 
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【16時35分】
 大岩地区の城ケ平山登山口に、無事下山を完了します。

 いやあ、思った以上に苦労してしまいまいました。
 登山道をMTBを押して歩くというのは中々に厳しいものです。
 全部乗って行けるほどの技術が有ればいいんですけれどね。


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 大岩日石寺前のバス停付近の休憩所等の店舗は既に閉店しており、閑散とした空気が漂っています。

 まあ、この位の道程ではお腹も空かないですし、特に休憩も必要とは感じないのですが、少々寂しい雰囲気です。


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 相棒のNRS3改のタイヤは久方ぶりのトレイル走行により泥まみれになっています。

 MTB冥利に尽きるところでしょうね。
 しかし、後で洗って整備するのが大変そうだな・・・


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 軽く休憩した後、車をデポした役場前まで一気に下ります。

 タイヤは轟音を上げながら最高時速50キロで標高差200メートルを降ります。

 途中、大岩不動の湯といった、温泉の看板がありました。
 夕暮れの冷たい風にすっかり体が冷えて、入って行きたいのは山々でしたがさっさと下山することにします。
 

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 途中、背後を降りかえれば今日縦走した山々が一望できました。
 
 標高は低かったけれども、中々に楽しい道のりだったよ。

 今度はもう少し計画的にやってこよう。
 
 
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【17時】
 無事スタート地点であり、車をデポしていた上市町役場前に到着しました。

 11月の日が暮れるのは早く、周囲はすっかり薄暗くなりつつあります。
 
 しかし苦労をしつつも、14時にスタートしておよそ3時間で二つのピークを自転車付きで周遊してくることが出来ました。
 
 今回は低山でありましたが、それ故か自転車に乗ることのできる区間もそこそこあり、ブレーキを鳴らしつつ登山とトレイルライドの両方を堪能することが出来ました。

 本来邪道なのではないかと思われる今回の試みでしたが、何とか達成することが出来てホッとしています。

 殆どの登山道では不可能なことでしょうが、低山ならではの小規模な登山道を、MTBを担ぎつつ共に乗り越えた後、一気に駆け下ることも可能であるという道程は、ちょっとクセになりそうな楽しさがありますね。

 MTBの重さにも閉口しながらも良いトレーニングとなりました。
 ちょっと面白かったので他にも行けそうなところは無いかな?と考えてしまいますね。


 それでは今回はこのへんで
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Re: タイトルなし

細かく旅の記録内容をご覧くださり、またご感想を頂き感謝いたします。
詳細な記録も当日の思い出を今一度思い起こさせ、かつ他者の視点で感じた11月9日の情景を想像させてもらえる貴重なご意見ですね。
イベントで参加すると孤独感が無く安心して先へと進むことが出来て、他人のペースに合わせていけば自分の力以上のペースを維持する事も出来て進みやすいと感じました。
六甲はもう一度くらいは快晴の時に挑戦してみたいという気持ちがあります。
これから富山は雪に覆われてアウトドア受難の季節となりますが、コツコツと体力を蓄えていきたいと思っています。

OKI

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