国道41号を走破せよ 【富山~名古屋サイクリング】

富山-名古屋
07 /21 2011
 7月17日(日)夜半過ぎ

 海の日を加えた3連休を利用して、以前からの目標であった国道41号線の終点:富山市から、起点:名古屋市までを同日に完走する252キロの旅に出発してきました。
 
【国道41号】
愛知県名古屋市から富山県富山市へ至る一般国道。
陸上距離:252.1km
起点:愛知県名古屋市東区(高岳交差点=国道19号交点)
終点:富山県富山市(金泉寺交差点=国道8号交点)
主な経由地:美濃加茂市 下呂市 高山市 飛騨市

 とのこと。

富山と、東海地方を結ぶ古くからの幹線道路のため、平日から土曜までは深夜でもトラックなどの往来が激しい危険な道のりなのですが、土曜の夜半から日曜の早朝にかけては、運送業の方々も一息つかれるのでしょう。交通量はぐんと少なくなります。

 その時間帯に、道も狭く路面も荒れがちで危険な富山~神岡町間を抜けてしまいたいと考えていました。
 
 また、およそ15時間はかかると思われる道のりです。到着時間の事も考えると明るいうちに名古屋に着くためには、深夜の出発は必然でした。

 さて・・・

 いつか走ってみたいけど、まだ自分には無理かも・・・と葛藤を繰り返しながらも。今年に入ってフルカーボンロードのCLX2.0の導入。さらに、オーストリッチロード220輪行袋の購入による緊急時の移動手段の確保、そして国道41号線にそびえる標高896mの数河峠越えの秘密兵器フルクラムレーシングゼロの装備。
  
 機は熟しました。満を持して国道41号線走破の旅へ出発です。




 最初の100キロ程度の間に、岐阜県飛騨市の数河峠(標高896m)と、岐阜県高山市の宮峠(標高777m)の二つの難所の存在が見て取れます。

 高山本線経由で国道360号線(越中西街道)方面へ走れば最初の数河峠は回避できますが、今回は国道41号線の完走が目的のため、あえて峠越えを遂行します。

 
 ちなみに、名古屋についた次の日は、知多半島と渥美半島を縦断し、浜松まで行くという二日間で400キロオーバーがこの旅の予定です。
 また、後に進路を変えましたが、おりしも超大型の台風6号の影響が連休の終わり頃には東海地方を通過するのではないかとの天気予報であり、半ばいけるところまで行ってみようという感じでした。


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 また、このときの3連休はとにかく暑く、深夜だと言うのに出発前に確認したサイコンの温度計はもはや30℃を示していました。

 
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 【午前2時20分】 この旅のスタート地点に到着です。

 国道8号線との交点、金泉寺交差点にて国道41号の終点を示す標識と記念撮影です。
 ここから遥か名古屋まで走るわけです。


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 41号を走り出してすぐの富山市内。さすがに人通りがありません。車が時々走ってくる程度です。

 最初の名古屋市までの案内標識です。名古屋まで254キロ。高山94キロ。飛騨84キロ。

 名古屋まで254キロだと言われて、おおそうか!!と、参考にして走り出すのは長距離トラックの運転手か、私の様な酔狂なサイクリストくらいのものでしょう。

 それにしても、ブログ開始用に買ったキャノンのIXY30Sの暗闇での写り具合はすごい。まるで暗視カメラみたいです。

 本当に暗いところではややもすると明るすぎるくらいに撮れてしまうため、少々不自然さもありますが、実際は午前2時ですから月や街灯の明るさを加えても、こんなにくっきり見えていないのですが、フラッシュも焚かないのにこんなにも鮮明に夜景が写せています。


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  ちょっとピンボケ。富山市外を進んで、富山城址公園前交差点で左折し、いよいよ岐阜県方面へと向かう交差点です。
 
 このあたりは富山の繁華街に程近く、午前2時半を過ぎていてもまだ歩いている人や、自動車が走っています。
 この交差点から、359号線の交点程度までは深夜でも営業している店やコンビニ、飲食店などが存在しているため心細さは感じません。

 その後は【午前3時半】頃にスタートから20キロ地点の
 旧大沢野町の山道に差し掛かる手前のコンビニで最初の休憩と取りました。
 少し早い気もしましたが、道のりが長いため、こまめに休憩を入れて行きました。
 もう山道に差し掛かる地点のため、このあたりで明かりがついているのは街灯とコンビニくらいです。


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 神通川にかかる橋を渡るといよいよ登りです。

 ここからは数河峠まで道のりにして40キロ程度、慢性的な登り区間が続きます。
 ちなみにこの橋を渡るとすぐ左の崖下にダムがあり、月の光に照らされた湖面の光に幻惑され、なんだか引き込まれそうになります。ちょっと怖いので下を見ないように走ります。


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 登り出して、5キロもしないうちに一旦右折の標識があります。

 それに従い走りますと、旧細入村の中心部に沿って走っていた旧41号線を迂回するように、トンネルを備えた立派な高規格道路が完成していました。
 ほんの数キロほどの新道でしたが、以前の狭い洞門だらけの41号線を通らなくても良くなったのはうれしい限りです。


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 眼下に、以前の41号線の洞門の明かりが雪洞のように連なって明るく見えているのが幻想的です。


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 【午前4時過ぎ】
 再び、旧来の41号線と合流した道路を走ります。このころになると回りの景色が大分青みを帯びて、日の出が近づいてきた事が伺えます。
 遥か富山市内の方向を向いてみると、山々の切れ目からうっすらと朝焼けや神通川のきらめきが見て取れます。

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 【午前4時20分】
 約30キロ地点の開店前の道の駅細入でトイレ休憩です。

 空に浮かんでいるのは『月』です。本当にこの夜は月の綺麗な夜でした。駐車場には旅行者と思しき人たちの車が何台か止まっています。

 このころになると周囲は明るさを増し、いよいよ『夜の世界』とはお別れになったようです。
 初めての深夜走行でしたが、あの全てを独占したような空間の中にただ一人浮かんでいるような、その中を自転車で進み続けているという・・・なんとも幻想的で不思議な感覚は何だか癖になりそうです。
 
 しかし、ここからが41号線の真の難区間の始まりです。あせらずマイペースで進む事を心がけます。


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 国道360号線との分岐点。右に進めば越中西街道です。高山本線沿いに進み、神岡町及び数河峠を迂回して、古川町へ抜ける事が出来るはずです。
 次の機会があったら、このルートからも行ってみたいなと思いつつ先へ進みます。


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 【午前4時40分】
 ついに岐阜県境の飛騨市に到着です。道の駅細入からあっという間でした。一つの県を越えた事で、遠くまでやってきた実感が沸いてきます。


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 その後は岐阜県境から川沿いに、飛騨市神岡町までこのような洞門が連続する道が続きます。

 路側帯が狭く一部路面も悪い上に、ブラインドコーナーも多いこの区間はぜひ交通量の少ないうちに走り抜けておきたい場所でした。
 先ほどの、富山県側の細入方面は見事な迂回路が完成しており、後はこの区間もきれいにしてもらえると41号線のサイクリングコースとしての敷居はかなり低くなるような気がします。
 
 そして出発前からの思惑通り、出発を日曜日の深夜にした事により、ここまで何台かの乗用車とは遭遇しましたが、大型トラックなどとは全く遭遇していない状態です。とりあえず一番の危険ポイントを越えました。


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 【午前5時40分】
 連続する洞門を過ぎ、およそ53キロ地点で神岡の町が見えてきます。山河の中に突如現れる町並みは、蜃気楼の中の街にたどり着いたかのごとく、幻想的でもあります。

 この時点で標高は300メートル程度で、気温は動きやすい23℃でした。
 まだ、傾斜はゆるいものでしたが、この先の神岡の街を横切るところから始まる10キロ程の区間で、一気に数河峠の896mまで到達する、登り区間が始まります。
 
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 【午前6時20分】
 およそ60キロ地点まで進み、ひだ流葉スキー場が見えてきました。ものすごく山がはっきり見えてきれいです。
 この時点で標高は600mを超えています。後数キロで峠越えですが、体感的にはここでようやく登りは半分くらいでしょうか。この先のヘアピンを越えたスキー場の入り口辺りがキツさのピークでした。


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 【午前6時45分】 65キロ付近
 無事に数河峠を越えて頂上付近の道の駅で休憩です。早朝ではありますが、ライダーの方々が沢山休憩しています。
 サイコンの標高は811mを示しています。
 私の使用している、キャツアイのCC-AT200W ADVENTURE の気圧の変化で測る高度計は、かなり誤差の大きいものですが、まあまあいい線いっているんではないでしょうか?

 なにはともあれ、最初にして最大の難所を越えました。
 この後はボーナスタイム。これまでのうっぷんを晴らすかのような、5キロ以上に及ぶひたすら下り道です。

 下りの途中からポツポツと人里に近づき民家が増えてきます。富山と岐阜を隔てる山々ともお別れです。


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 【午前7時20分】
 
 古川町の古い町並みと41号線との分岐点にたどり着きました。直進すれば古川の町並みの観光も出来るのでしょう。古い町並み見学も楽しそうですが、先を急ぐ我が身としては速やかに41号方面へスルーです。
 
 この時点で標識によると
  名古屋  174キロ
  美濃加茂 140キロ
  高山    18キロ
 の、案内標識が立っていました。まだまだ全行程の3分の1にも達していません。

 その後、10分ほど先のコンビニで休憩し、栄養補給をします。
 後になって思った事ですが、41号線はヤマザキデイリーストアが異常に多い印象です。


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 その後は平地のためスムーズに巡航します。
 【午前7時55分】には、高山市に突入し、高山市街まで、JR高山線と並走する区間が有ります。まさに『レイルウェイ』といった景色を快調に飛ばします。


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 【午前8時20分】

 高山市街に入ります。
 41号線沿いは結構栄えていて、郊外型の店舗が立ち並ぶ近代的でにぎやかな町並みです。
 よくも岐阜と、富山の中間の山間地にこのような大きく近代的な街が出来たものだと感心します。

 ここ、高山市も飛騨市古川のように道を一本内側に進めば、古い町並みを堪能できるのでしょうが、なにぶん時間の関係で省略です。

 途中コンビニ休憩&栄養補給を挟みつつ、高山の市街地を抜けて、飛騨一ノ宮の街を抜ければ、41号線最後の難所、『宮峠』越えが待ち構えています。
 また、午前8時を回ったころには太陽もどんどん高くなり、気温がかなり上昇してきました。本格的に暑くなる前に峠越えをしたいところです。 
  

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 【午前9時5分】
 標高777mの宮峠の入り口へと差し掛かりました。高山市からここまでじわじわとした登りが続いていたため、もともとの標高が高く、峠の山もそれほどの高さには見えません。


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 【午前9時18分】
 無事『宮峠』を登りきりました。宮峠の看板の写真を取り忘れてしまった・・・
 やはり峠らしい峠はほんの15分足らずで抜ける事が出来ました。このころには登りのつらさよりも、日差しの暑さのほうが気にかかってきていました。
 なにはともあれ、41号線の最後の難所を無事通過しました。

 しかも、ここまでは緩急いり混ぜた登り基調のコースでしたが、ここからは、太平洋側に向かって下り基調のコースとなるのです。
 41号終点を出発してからおよそ100キロ。日本海側と太平洋側を分ける分水嶺を通過した感動的な瞬間です。
 
 午前2時20分に出発して約7時間後にようやく100キロ。平均速度で言えば時速15キロにも達していませんでしたが、ここからは旅のペースが上がって行きます。

  
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 緩やかな下り基調の道を、飛騨川沿いに下って行きます。
 次の中間目的地は下呂温泉で足湯に入ることです。まだ下呂温泉まで40キロ程はあるでしょうか。意外に遠い道のりです。


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 【午前10時】 
 下呂市萩原町の辺りで、見上げた標識には『名古屋 126キロ』の文字が。
 富山市から始まった旅の道のりを、ちょうど半分を走りきったことになります。


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 【午前11時】 
 
 およそ145キロほど走破したところで、ようやく下呂温泉に到着です。ここでの目的は足湯につかることにより、ここまでの足の疲労を回復させる事にあります。

 が、本日はとにかく暑い。サイコンの温度計は33℃を表示しているのにさらに足湯とか・・・
 しかも温泉街までは急な下り坂・・・てぇことは、41号線に復帰する際は登らないとってことだよね・・・


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 意を決して、温泉街を下り、目標としていた下呂市役所側の公園にある足湯につかります。
 温泉街は観光客が結構訪れており、ここが観光地である事を実感させられます。

 目的の足湯には温泉街の子供と思しき小学校低学年くらいの女の子3人と、中学生くらいのお姉さんとで先に入っていました。汗だくのうえ、埃まみれの脚の薄汚い自分がつかることがはばかられましたが、つからせてもらう事にしました。
 お湯は結構熱くて普段から熱めのお風呂が苦手な私は、顔をしかめながら少しずつ足を入れていきました。


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 足湯には屋根がついており、下呂の文化や温泉の効能についての看板があります。また、外は誠に良い天気のため強い日差しを遮ってもらえるだけでもかなりの休憩になりますが、温泉の効能には疲労回復の文字も。

 その効能の通り、足を抜いてみると本当に軽くなりました。特に足の甲から足裏にかけて、履きっぱなしだったシューズのせいで固まっていたような感覚がすっかり解きほぐされた感じです。ふくらはぎの疲労もすっきりしています。
 ここまで楽になるのならいっそ全身温泉につかって行きたい気持ちになります。でもそうしたら、まったりしちゃってもう走れないだろうなぁ・・・


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 【午前11時16分】
 10分ほども足湯に入っていたでしょうか、そろそろ出発をしなければいけません。
 それにしても、車体は日陰に置いていたのに気温は36℃とか言ってます。暑いわけです。昼近くになってますます気温が上がってきています。

 その後下った分だけ、下呂温泉街を登り、41号線に復帰して再び走り出します。


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 その後、257号線、中津川方面との分岐点を越えてしばらく走り、
 【午前11時45分】
 150キロを越えたあたりのお食事所で昼食とします。
 なかなか雰囲気抜群の佇まいな上、向かいには宿泊用の民宿まで備えていました。

 正直食欲が余り無く、油物は食べられる気がしなかったため、山菜うどんで塩分と炭水化物を補給しました。
 トッピングされた山菜は種類が豊富で、なかなかおいしい。やはりコンビニでおにぎりを食べるだけでは食事とはいえないですね。あれはただの補給であって食事とはいえない。

 また、外の暑さに参っていたため店の中のクーラーが最高の癒しでしたが、外ではお店の子供達でしょうか?男の子2人と女の子1人の3人組みが、この暑い中駐車場で足り回っています。元気だなぁ。


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 【午後0時16分】

 食事どころを出発してまもなく、国道41号線起点まで残り100キロの標章を発見。思えば遠くまで来たものです。ようやく終わりが具体的になってきたような感じがします。
 ちなみに、ガードレールを越えた道の下はすぐ崖っぷちになっており、美しい渓流がひたすらに続いています。崖下には間隔を空けて何人もの太公望たちの姿がありました。どこから降りて行ったのでしょう?


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 その後は、下呂市金山町まで20キロほど、ひたすら川沿いのこのような景色を眺めながら走ります。この後はより人気のない道と、川と山のとても美しい景色です。さすがに途中で飽きてきましたが。


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 途中、JR高山本線が望める区間で、ちょうど特急『ワイドビューひだ』とすれ違いました。
 帰り道は、この特急に乗って帰る予定です。


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 【午後0時50分】
 およそ170キロ地点の、下呂市金山町に入ります。ようやく風景に変化が出てきていい気分転換です。
 が・・・さっきからとにかく熱い!!かなり以前からサイコンの気温は35℃以下に下がったこと有りません。


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 なんと気温は40℃に。
 予定ではもうしばらく休憩無しで走るつもりでしたが、たまらずにすぐ近くのコンビニへ駆け込んで休憩を取ります。
 ガリガリ君を食べ、スポーツドリンクを一気飲みして、少し走れるような状態となったので再び炎天下の中を走り始めます。


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 道のりの風景は相変わらず川沿いの美しい景色です。見通しが悪くなるので危ない洞門も、この暑さをしのぐにはありがたい存在です。


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 【午後1時40分】
 およそ180キロ地点の美濃白川道の駅で休憩です。余りの暑さに、予定よりも更にこまめに休憩を取り入れます。 

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 道の駅で、茶そばソフトを食べて体を冷やします。あっという間に溶けてきます。味は・・・ちょっと甘みが足りないかな?お茶のままソフトクリームにしましたと言う感じです。さっぱりしていて食べやすいですけれどね。


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 下呂市を越えて、七宗町に入ると少し道の雰囲気が変わってきます。川を渡ったため飛騨川が進行方向右側を流れることに加え、路側帯がかなり狭くなっていきます。その割には車の交通量もそれなりに有り、走りにくい道になってきました。
 この状態が七宗町、八百津町、川辺町にまたがる10数キロ区間続く状態で、疲労した体には堪える道のりでした。


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 【午後2時45分】
 およそ200キロ地点で七宗町のロックガーデンひちそうで再び休憩を取ります。中の休憩室のような場所がエアコンばっちりで大分生き返りました。
 写真のとおり、変わった博物館が併設されています。
 この時間帯を過ぎたあたりから大分暑さも落ち着いてきたように思います。

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 【午後3時9分】
 ついに41号起点まで残り50キロにこぎつけました。あと少し!!


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 その後は美濃加茂バイパスと、旧来の41号線との分岐に差し掛かりますが、美濃加茂バイパスは見事な高架道路で、ここをずうずうしくも自転車で通ることはちょっと厳しそうな感じです。


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 バイパスを使えば愛知県まで一直線なのでしょうが、おとなしく直進して、美濃加茂市を経由して愛知県を目指す事とします。


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 【午後4時7分】
 無事、美濃加茂市街を抜けて木曽川を渡ります。この川を渡れば愛知県までもう一息です。周囲の日差しも傾き始め、夕暮れが近づいている事を知らせてくれています。


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 その後、岐阜県可児市を抜けて、愛知県犬山市に至るまでの国道41号線はまさに自動車のための道路といった様相で、片側2車線なのですが、路側帯は狭く、交通量は多くかなり危険な道のりでした。
 狭い路側帯を必死に走っていたため、いつ愛知県に入ったのかもわからないまま犬山市に入っていました。
 国道41号線にこだわらなければ、この部分は迂回路を取るほうが安全と思いました。

 一応、写真のように自動車道とは別に自転車道が設けてあるのですが、草ぼうぼうの路面はガタガタな上、素直に41号線と併走してくれていればいいものを、無駄にアップダウンがあり、とてもロードバイクで走る気分にはなれないものでした。
 

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 【午後5時4分】
 小牧市に入ると41号線はいっそう都会的な風景へと変化し、周囲は構築物でいっぱいになり、いよいよ名古屋高速高架と併走する、自動車専用区間へと入っていく事になります。


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 【午後5時40分】 ようやく名古屋市内に入ることができました。

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 【午後5時50分】
 41号線起点まであと5キロの標章です。
 素直に歩道を走っていた自分にとっては、ここからあと5キロがなかなか近くて遠い5キロでした。


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 名古屋市内の歩道の自転車通行帯部分は、名古屋市中心部に近づくと、わかりにくいですが、車道と歩道の段差を少なくする加工が行われていて自転車にも走りやすくしてあるようです。
 が、ロードバイクの細く高圧なタイヤにとっては充分な段差であり、とても気を使わずに走れるような自転車道とは言いがたいものがあります。
 また、充分腫れ上がった尻には少々の段差による振動も骨まで響きます。


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 【午後6時9分】 
 ついに、あと1キロに迫りました。歩道の段差もさることながら、信号が多すぎてなかなか前に進めずもどかしい思いをさせられます。


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 【午後6時16分】
 ついに、国道41号線起点である、高岳交差点へとたどり着きました。
 標識はないかな・・・


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 すぐに見つかりました。やったぁ。
 やり遂げた満足感で暑さのために熱中症気味だったのですが少し元気が出てきました。


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 とりあえず記念撮影。ここまでの旅、一切の不調も無く走りぬいてくれた愛車に感謝です。
 
 午前2時20分に終点を出発して、午後6時20分に起点到着。実所要時間にして、約16時間の道のりでした。
 参考までにサイコンが記録した走行データは。
 
 走行距離 253.63キロ 
 平均速度 15.8キロ
 獲得標高 1,885メートル 

 疲れましたが、国道41号線走破の目的を無事に果たした満足感が強いせいか、尻の痛みと熱中症によると思われる少しの気持ち悪さはありましたが、足はまだまだ元気があって走ることができそうな状態でした。


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 そこで、宿に向かう前に調子に乗って、名古屋城を見てこようなどと思い立ち走り出しましたが、愛知県庁を望んだ辺りで、気が抜けたのと熱中症のせいでしょう。本格的に気持ちが悪くなってきたため、これはまずいと宿へ直行する事としました。残念。

 宿の前に到着し、最後の力を振り絞り大荷物を広げながら輪行袋に自転車をしまい、午後7時ごろに無事にチェックイン。
 部屋に入ったらエアコンを最強にし、頭から冷たいシャワーを浴びながらしばらく動けず湯船に座り込んでいました。
 
  とりあえずこれにて、国道41号線走破の旅と、1日250キロ越えの2つの目標を達成しました。
 このような無茶な事をするときは、暑い季節は本当に要注意ですね。気をつけていても運動しながら熱中症を防ぐことはかなり難しいようです。勉強になりました。

 長くなりましたが、最後まで見てくださった方がおられましたら、どうもありがとうございました。
 
 これにてまずは挑戦の旅が終わり、翌日は楽しみの旅。

 『名古屋市~知多半島~渥美半島~静岡県浜松市』へのサイクリングへ出発です。よろしかったら下記リンクより旅の続きをご覧下さい。


 それでは今回はこのへんで 

≪2日目≫
富山発【名古屋~浜松サイクリング】 『前編』 名古屋~知多半島サイクリング
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コメント

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『国道41号を走破せよ』

はじめまして
「名古屋 サイクリング」で検索したらヒットしました。
昨年、走破された記録記事 おもしろかったです。
41号は所々、自転車では危険な箇所がありそうですね、それでも冒険はしてみたいですね。(大人になっても...大人だから?)
僕も今年の夏?には名古屋から日本海を見に行こうかとは考えておりますが...

Re: 『国道41号を走破せよ』

尾張雲助さま。コメントありがとうございます。
私も他の方のブログを拝見して、41号走破の参考とさせていただいた身ですので参考となれば幸いです。

41号は危険な個所もありましたが、基本的には一部の区間さえ気を付けていれば問題はないものと思います。
大半が走りやすい田舎道ですので、大人の冒険にはピッタリのコースだと思いますよ!!

私の感想では、ブログにも書いた通り、愛知県から岐阜県美濃加茂辺りへ至るまでと、細かい地名がわかりませんが七宗町、八百津町、川辺町辺りの一部。そして神岡町から富山県境へ至る洞門区間でしょうか?
あとは数河峠からの下りは、富山側から以上のロングダウンヒルになるものと思います。
速度には十分お気を付けください。

日本海側は富山県とも限らないかもしれませんが、ぜひ冒険の日が訪れることを!!

こんにちは
名古屋から富山のサイクリングをするつもりで検索してたらヒットしました。
41号線を使うつもりなので参考になりましました。

Re: タイトルなし

海風様
ありがとうございます。

何かの参考になれば幸いです。
しかし、この記事も早2年前。駆け出しロングライダーの頃の話ですから、今となればもう少し余裕を持った行程になっていたかもしれません。
そして、名古屋から富山ルート。段々田舎へ向かうルートですので幾分気が楽かもしれませんが、富山県境の神岡~細入間の洞門区間でのトラックにはくれぐれもお気を付けください。あと、下りのヘアピンもですよね。
良い旅が楽しめることをお祈りしております!!

『国道41号を走破せよ』

41号で富山と検索し、ヒットしました。自転車は乗らないのですが、ドライブ好きな自分にはとても面白く素敵な記事でした。サイクリングもいいですね。

Re: 『国道41号を走破せよ』

ぺんき様
ありがとうございます。

懐かしい思い出の記事を楽しんでいただけたならば幸いです。
自転車の旅は、車やバイクとも違った自由度と満足感が得られるところが魅力的です。
時にはちょっと車庫に眠ったママチャリ等に跨ってみたりするとエンジンに慣れきった体に懐かしくも新たな閃光が走るかもしれません(笑)

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Re: タイトルなし

びーくる様
 なにぶん結構昔の事ですので記憶もあいまいになってきていますが、もし読まれたならば参考にしてください。
 どの道から進まれるおつもりなのか、またどのくらいの脚力をお持ちなのか判りませんが、基本41号か156号を使うものと思います。
 いずれも富山から岐阜へ抜ける区間は狭い、道悪い、トラック多いだったような気がしますのであえて日曜日を選んだはずです。
 また、この区間はある程度の登りは仕方がないものかと。どちらへ行ってもそれなりの山越えになります。大きな峠になりますので下りは速度の出過ぎにお気を付け下さい。
 また、41号は終盤になり疲労が現れる名古屋が近くなれば車も多く、それまでの田舎区間と異なり道路も走り難くなりますので気合を入れて走り切ってください。
 何より、ロングライドでは知らぬ街を楽しみつつも、注意力を切らさないようにお気をつけて道程を楽しんできてくださいね。
 余り役にも立たない内容ですが、頑張ってください。

装備

来年の4月くらいに同じルートをたどり、名古屋まで行きたいと思っています。装備はどんな感じで行きましたか?。装備に関して教えていただきたいです。

Re: 装備

ちゅーぼー様
 装備ですか。。。車体と身体でいうならば
 車体は、道的にはロードバイクに特に長距離仕様にと構えることも無く23cの軽量タイヤでも問題なく行けました。
 天候にもよるでしょうが、パンク修理キットと替えのチューブくらいあれば十分でしょう。
 そしてナイトラン用にライトは二つとフラッシング用に一つ、後方からの輸送トラックに備えてテールランプも二つくらいは付けておきたい所ですね。
 しかし、私は真夏の7月でしたから衣類はウインドブレーカーも不要の小荷物で済みましたが、4月でしたら飛騨や41号の下りは、少々肌寒いでしょうね。
 少々暖かめのインナーの上にジャージを着て、その時々で脱ぎ着出来るようなアームカバーやタイツ。下り用にウインドブレーカー位いるのではないですね。
 後は宿泊用の荷物を12リットルのリュックにつめていったくらいです。
 頑張ってください。

もう一つ

装備は、あらかた決まってきました。ありがとうございます。

猪谷からなんですけど、41号線と360号が、あると思うんですけど、どちらがおすすめですか?神岡までは行ったんですけど…そこから先が無いもんで、

今年は無理ですけど、一緒に走らせてもらいたいです。機会があればお願いします(笑)

Re: もう一つ

ちゅーぼー様
ご苦労様です。
 私は41号しか走った事が無いのでなんともですが、360号の方が最高高度は低いうえ、JR沿線沿いのですので走り易いかもですね。
 しかし、私も昔はルートに悩みましたが、高いと言っても1,000mに満たない41号の峠は、難所というほどのものでは無いと思いますので、行ってみたい方に行かれるのが一番かと(笑) 
そして、12月に入り寒くなり、雪も大分平野に近づいてきましたので、私も今年はロードバイクは休眠だと思います。
一匹狼な活動がメインで人見知りなうえに大した知識も無いですが、機会が有ればご一緒しましょう(笑)

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