毛勝三山の大展望台【大倉山(標高1,443m)】

その他の山々
04 /24 2016
 今週も性懲りも無く山へ行ってきました。

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『1月撮影、毛勝山の下に大倉山』
 今回は、魚津市と上市町の境界に位置する大倉山です。

 平野部に近く、どっしりとした大きな姿が別名『笠ヶ岳』とも呼ばれ、その標高以上の存在感を放っており以前より気になっていた山でした。
 
 遮るもののない山頂からは、毛勝三山の大展望が望めるとのことでありますが、時期を外せば藪が茂り展望は望めないとのことであり、平野から見る雪も少なくなったこの時期に登ってみることとします。


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【8時15分】
 上市町を馬場島へ向かうようにルートをとり、林道桑首谷線を登った先にある、坪野蓬沢線との合流点より登り始めます。

 本来はこの先の登山道入り口にも駐車場があるようでしたが、ここまでの林道の荒れ具合から、まだ春先で手入れが入っていないことを想像して、安全策を取ってここから歩き始めました。


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 標高500mを越えるこの場所では、未だ山桜たちが花盛りの様で、所々で美しい花を咲かせています。

 綺麗だなぁ・・・


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 登山口までの林道は荒れてはいましたが、つい近年の平成25年に完成した砂防堰堤が有ったりして整備された、先週訪れた七姫山への道程に比べれば天国のような道程でした。

 砂防工事はすごいな。
 本当にいろんな場所に作られています。


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【8時半】
 標高595mの駐車場に到着です。
 広い駐車スペースには、すでに4・5台の車が停められており、快晴の展望を狙った登山者の多さが伺えました。

 ボランティアの手によってつくられたマイナーな登山道といった印象でしたが、結構メジャーな部類なのかもしれませんね。


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 ではいよいよ登山開始です。

 立派な登山道を示す標柱もあり、判りやすい入口です。
 出だしからの急登が、およそ1,000mまで続くことになります。
 


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 しかし、登山道は綺麗に道が開けており、真新しいロープも設置されていたりと、実に歩きやすい道のりとなっておりました。
 
 また急登と言ってもさほどの事は無く、これなら八郎坂の方がよほどきついですね。
 
 先週の七姫山までの道程が酷かったことも有り、今回はのんびり気楽に登山を楽しみつつ歩を進めます。


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【8時50分】
 そして、道のりには100mよりも細かく標高を示す石柱が設置されており、タイムの目安にちょうど良い目印となっていました。

 ここは標高721.5m
 ちょうど半分の高さとのことです。


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 また、登山道には白い大きなボケの花が咲き誇りつつあり、目を楽しませてくれました。


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【9時20分】
 標高1,000mに到着です。

 ここで急登は一息つき、しばらくは山頂の取り付きまで程良い傾斜の稜線歩きとなります。
 

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 大倉山の山頂付近が目に入るようになってきます。
 
 また、所々雪も見られるようになり足元に気を付けて先へ進みます。
 今年は暖冬で雪が少ないため登山道もはっきりわかりますが、雪が多い場合は危険な個所も有りそうですね。

 この山は登る時期が重要ですね。


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【9時40分】
 標高1,048m
 ちょうど4分の3の地点だそうです。

 いやはや、ちょっとした登山道以上に芸の細かい手入れがされていますね。


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【10時】
 標高1,300m。
 石柱が倒れてしまっています。


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 なお、所々で木々の隙間から北アルプスや富山平野までの美しい展望が見られます。
 剱岳は山頂に着いたころには雲がかかってしまいました。
 
 しかし、標高が低いせいも有るのでしょうが、いかんせん木々が茂り過ぎですね。

 折角の展望の良い道程ですから、どこかで木々を払って展望台を造りたくなってきます。


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 そして、ほとんど雪の稜線を歩きつつ、ようやく山頂への取り付きに到着しました。

 山頂付近は未だ完全に雪に覆われています。


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 先客たちの足跡を頼りに急な斜面を登って行きます。
 
 傾斜は急ながらも、踏み跡もはっきりしており、雪も締まっているためツボ足のみで安心して登っていけます。
 

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 振り返れば、美しい富山平野と、その先には大分黄砂で霞んでいますが白山の白い頂も確認できました。


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 急な傾斜が過ぎれば、大倉山の広い山頂平野へとたどり着きます。

 まだ雪に覆われた中、葉の落ちた白骨の様な木々と、その先の平野部と青い海とのコントラストがこの世の物とは思えぬ美しさです。


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 大倉山の山頂は本当に広く開けており、白い開放感あふれる世界が広がっていました。
 
 これはすごい。
 こんな雪の有る山は初めてですから、感動もひとしおです。


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 そして、魚津方面には濁谷山やその先の太平山の姿も見て取れます。
 
 濁谷山の崩落部分が茶色く美しく見えています。 

 よく見れば、山肌に白い登山道が見えています。
 この大倉山から続いているのでしょうが、1日であそこまで行くのは厳しそうですね。


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【10時50分】
 そして、出発よりおよそ2時間半

 ついに雪に覆われた大倉山山頂へと到着しました。
 
 そしてその視界の先には・・・
 

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 美しい・・・

 毛勝三山が巨大なパノラマとなって眼前に広がっています。
 
 凄い眺めです。
 普段平野部からは大倉山に隠された部分の全てをこの目にすることが出来ています。 

 
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 右に、猫又山とその下の多量の雪を湛える猫又谷。


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 中央の、毛勝三山最高峰の釜谷山。

 ここも是非行ってみたいところです。


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 そして、昨年登った毛勝山

 毛勝三山はどれをとっても本当に美しい・・・

 
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 そして、大倉山山頂から右側に延びるの東芦見尾根は、雪により白い道となり、何だかこのまま大猫山を越えて毛勝三山まで歩いていけそうな錯覚に陥るほどの白い絶景となっていました。

 すごい・・・
 本当にどこまででも歩いて行ってしまえそう・・・

 怖いな。。。山に引き込まれる。
 行ったら帰ってこれないのに行ってみたくなる。


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 さて、その隣には、僧ヶ岳や駒ヶ岳。
 
 この展望も素晴らしいです。


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 奥大日に大日岳も良く見えます。


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 そして立山。

 アルペンルートも開通したことですから、きっと多くの観光客が室堂辺りに溢れていることでしょうね。


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 さて、存分に周囲の光景を眺めてお腹もすきました。

 今回も昼食を摂ってから下山することにします。
 
 雪の中でのカップラーメンは実に美味しい。
 ランチパックのパッケージもパンパンに膨らんでいます。


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【11時半】
 タップリと山頂での時間を満喫した後、雪に覆われた広い山頂を後にして、下山を開始します。
 
 さようなら大倉山。
 美しい展望をありがとう。

 良い山だった。


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【12時50分】
 下山完了。

 しかし下界は暑い・・・
 下山する途中からも、暑くて仕方のない状態でした。

 まるで夏の登山のようであり、山頂での雪景色とはひどい違いです。
 やはり地球は温暖化しているんだなぁ・・・

 などと下らないことを考えつつ帰路へと着いたのでした。
 
 さて、前回七姫山では山頂を踏むことはかないませんでしたが、今回それを補って余りある素晴らしい山を堪能出来ました。
 春先の低山も素晴らしいです。
 
 そして、もうしばらくすれば、2,000mオーバーの本格的な北アルプスのシーズンがやってきます。
 今年はどんな山へ行こうかな・・・
 楽しみは尽きませんね。


 それでは今回はこのへんで。
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