未踏の大地『九州』へ!【富山~博多サイクリング】その2(舞鶴~松江)

富山-九州
09 /28 2016
今回は前回からの続き。
9月23日(金)、京都府舞鶴市から、鳥取県を越えて島根県松江市までの道程についてのお話です。


この日のルートは、ほぼ当初の予定通りの国道175号から178号の後312号、再び178号の後、一桁国道国道9号に合流するといった、中々に複雑なものでした。

そして、実際に見てみるまでは想像もしていなかった程の細かいアップダウンの連続と、国道でありながら狭い道、そして多めの交通量と、更には悪天候にまで苦しめられた、メーター読みで287キロに及んだこの旅最大の苦難の道のりでした。


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【3時半】
まだ暗い中、ホテルを出て西舞鶴駅より旅立ちとなります。
幸い、昨日の土砂降りは上がって、今は雨も止んでいるようでした。

昨日の到着が早かったので、ゆっくり休めて気分が良いのですが、ちょっと寝坊してしまいましたね。

今から280キロであれば、今日の到着は、日が沈んでからになるのは間違いないでしょう。
でもゆっくり休める旅がしたいなぁ・・・


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舞鶴の市街地を、まずは国道175号に沿って、天橋立方面へと進みます。

たまに大型トラックが走って行きますが、他には人もいない静かな道のりが続きます。


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【5時】
およそ30キロ程走って、宮津市を越えて、天橋立のある温泉街へ到着します。

明るい賑やかな街並みですが、やはりまだ暗く天橋立は見られそうにありませんね。


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入り口付近まで行ってみますが、やっぱり何もわかりません。

もう30分も待てば見えてくるのでしょうが、まだ今日の道程の序盤も序盤。
先を急ぐことにします。


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しかし、駅に併設された道の駅は、深夜というのに煌々と明るく綺麗で、思わず足を止めて見入ってしまいますね。
トイレも綺麗で素晴らしい。
やはり有名な観光地の事だけはあります。

そして、丁度雨も降ってきたことも有り、綺麗な道の駅で雨具を着こみ、この先の道程に備えます。


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未だ夜明け前、海岸線からうっすらと天橋立のシルエットが伺えました。
快晴ならばそろそろ明るくなっていても良さそうなものですが、この雨ではね・・・
残念だけど、また次の機会ですね。


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その後、312号線にルートを移して、京丹後市の市街地を越えて、以後はゴールまで山越えを何度も繰り替えす道のりが続きます。

一体この4日間でいくつの峠を越えていったのだろうか?100くらい?
普段自分がいかに恵まれた道程を走っているのか、身につまされますね。

京都からは、鳥取、島根、山口、福岡と、ほぼすべての街から街へが峠越えの道程となって続いています。


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【7時半】
久美浜を越えて、178号線に。
巨大なカニが凄い道の駅です。

この辺りから鳥取県の序盤まで、あちこちで松葉ガニの姿を見ることが出来るようになります。
食べたかったなぁ~


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【7時40分】
ようやく兵庫県!
スタートからおよそ70キロ。

区間は短いですが、一県超えるとホッとしますね。

この後豊岡市街を抜けて、178号のバイパスを避けて、鳥取県の海岸線へと進むことになります。


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178号は所々で自動車専用道路となる為、あちこちで迂回を余儀なくされました。

ここからは佐津川に沿って海岸線へ下り、一路県道11号から香住町を経て、国道178号、そして鳥取県へと向かいます。


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なお、この迂回ルートとなった香住町も、昨日の敦賀の迂回路となった205号沿いの越前市湯谷町等の様に、落ち着いて景色を楽しんで走れる良い時間でした。


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美しい柴山の港町。
山陰海岸国定公園にも指定されているこの地域の海と岸壁の美しさは見事なものです。

この旅路でようやく景色が美しいと感じられるような場所になってきました。

また、柴山港の周りには幾つものカニ工場などがあり、活気にあふれていました。
また保育所や小学校も有って、保育所では丁度運動会でもしていたのかな?
子ども達の賑やかな嬌声が響いていました。

暗闇の時間から雨に打たれ、背後の車に脅かされた日々。
のどかな明るい雰囲気に心から癒されます。


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そして、しばらく走れば今度は小学生の団体に遭遇します。

遠足かい?どこへ行くのかな?


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行く先にあったのは、今子浦という公園内の美しい入江と、カエル岩というこれまた不思議な岩でした。


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これは綺麗だし、ほんとにカエルに見えるわ。
逆光で、ちょっとピンボケですが、大きなガマガエルみたいな岩です。

良く出来たものだなぁ・・・


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【9時40分】
香住町役場前に到着し、国道178号に合流します。

晴れてきたのでコンビニで補給をして、雨具を片づけたりしていたら、またしても雨が降り出して再び雨具を着こむこととなりました。
イラつくなぁ・・・

この雨具の脱ぎ着だけでも直ぐに時間が経って行くんですよね。
かと言って、雨が降ってなかったら雨具を着ていると暑すぎるし。

時間のロスを強要される、本当に嫌な天気です。


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【11時40分】
気の遠くなるようなアップダウンを何度も繰り返し、130キロ地点の浜坂の街へ到着しました。
そして、加藤文太郎記念図書館!

やっとたどり着いた。
でも、大分時間も押してるからな、勿体ないけど写真を撮りまくって5分で見学して出てこよう。

と、思ったところが・・・


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なんとまさかの休館日!!

え~・・・
今日って平日の金曜日だよね・・・

なんと、木曜休館日で、その日が祝日だったら翌日も休館日とな。
いやいや、祝日はいつも普通に休館日なんでしょ?何で翌日も閉めるのさ。

図書館なのに休みすぎじゃない(泣)?
せっかく富山から来たのに・・・(悲哀)


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ガッカリしながら浜坂の街中を走った後、178号へ復帰して、鳥取との県境にある居組の村へと向かいます。

またここでも178号は自動車専用道路となって、旧道へと迂回させられることとなります。
また遠回りか・・・ハイハイ自転車は迂回しますよ~だ。


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そしてビックリ。

なにあれ?山肌の崖に道がつづら折りに走ってるんだけど・・・
あれを登って行けと言うのか!?

あれがかつては国道178だったというのかい・・・

心身ともにテンションが落ちまくっている最中に、更に心が折れそうになる試練です。
おのれ178号め・・・

しかしどうやら県境はあの山の中のようです。


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【12時40分】
ブツクサ文句を言いながらも、およそ140キロ地点、ついに鳥取県に突入しました!!

思ったより道は綺麗で、酷い物ではありませんでした。
だからと言って、嬉しくないけどね~

しかもまだ今日の道程の半分程度。
休む間もなく先へと進みます。


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しかし、峠から見る岩美町の東浜海水浴場の眺めは中々のもの。

綺麗だ・・・
きっと快晴だったら素晴らしい物なのでしょうね。


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【13時半】
そして、その後は次第に天候も回復の兆しを見せ始めて、遂に明日まで続く、長い長い、そして気の遠くなるようなアップダウンが続く、国道9号線に合流しました。


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少し9号を走った後、鳥取砂丘へと向かうために県道319号、砂丘道路を走ります。

一大観光道路だけあって、道はとても綺麗で走り易い物でした。

鳥取砂丘に近づくと、道の駅などが立ち並ぶ賑やかな様相を見せます。


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【13時45分】
鳥取砂丘~!!
ようやく着いたぞ~


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砂丘~!!広い~!!(笑)
観光客もいっぱいだぁ。

しかし・・・
あの丘の先はどうなっているのかな?
残念ながら歩いていく時間も無いので、入り口を堪能しただけで出発することにします。


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何とリフトで砂丘の奥まで行けるようです。
何でもあるもんだなぁ.


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その後は、9号のバイパスを迂回するために県道318号を通って鳥取市街地を抜けて・・・


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路肩の狭い9号にも負けずに突き進み・・・


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次第に良くなる天候の下、時には美しい海岸線を眺めつつ走り・・・


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自動車専用道のバイパスを迂回し、幾つもの峠を越え・・・


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【16時頃】
夕方が近づくころには、およそ舞鶴より200キロを走り、9号の北条バイパスに突入して、路肩を突き進み続けました。
やっぱりバイパスは交通量は多いけれど、平らで走り易いですね。
距離を稼ぐときは、バイパスを避けては通れないな。


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【17時半】
しかし、大栄東伯ICからバイパスは再び自動車専用道となり、9号線山陰道を走り続けます。

日差しも大分傾く中、次第に空を覆っていた雲も晴れ始め、地平の彼方には中国地方最高峰、大山の威容が現れ始めました。


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凄い・・・
美しい。

今日の悪天候からは、見ることは出来ないのだろうなと思いつつ走ってきましたが、日も落ちかけた夕暮間近。
大山はその姿を、遥か富山からの来訪者である私に望ませてくれたのでした。

綺麗だ・・・
大山・・・ありがとう。


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【17時45分】
ようやく米子市へ突入です。
しかし、市町村合併であちこちの街は異常に広くなっているのでこの先も延々と米子市が続きます。


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【18時15分】
およそ250キロ地点。
残す道のりはあとわずか。

米子市中心部に到着し、国道9号は左折して島根県方面へと進むため、直進する431号線と分岐します。

平日の夕暮の中心市街地のため、かなり交通量も多く走り難くなってきましたが、歩道と車道を都合よく使い分けさせてもらい、先へ進ませてもらいます。


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すっかり日も沈んだ国道9号を松江市に向かって走り続けます。

今日最後の道程も、9号線は狭く、路面状態は悪く、アップダウンは厳しく、交通量は多く、他の車の通行の妨げになっていることを自覚しながらも必死に先へと進みます。

そしてもう、パンクしなかったのが不思議なくらい、荒れた舗装でした。
やはりタイヤをミシュランパワーエンデュランスにしておいて良かった。
継ぎはぎだらけのガタガタ路面で、良くパンクせず持ちこたえてくれました。

頼むから山陰地方は、もっと自転車に優しい道を整備して下さい。

そして、いつ入ったのかも解らぬうちに島根県に突入していました。
看板あったかな?

どんなさびれた峠道でも県境の看板って有ったのに、気が付か無いことがあるのかな?


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そうして命からがら鳥取から島根の県境を走り続けて、ついに島根県松江市の中心部へと辿り着きます。

やった・・・あと少しだ。


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【19時50分】
着いた~!!
今日の目的地、島根県松江市の、松江駅。
もう宿までは目と鼻の先です。

京都府舞鶴から、島根県松江市までの287キロ。
何とか無事にたどり着くことが出来ましたが、やはり2日目に250キロオーバーの道のりを走るのはちょっと余裕が無さ過ぎですね。

なにはともあれこの九州までの旅で、最も厳しいと思っていた2日目の行程をクリアすることが出来たことは、この冒険の成功がほぼ見えてきたことにも等しい物でした。

しかし、2日連続で300キロ級の道のりは、流石に疲れました。

明日は、島根県松江市から山口県萩市へのおよそ230キロ。
3日目の行程も200キロオーバーの、短いとはとても言えない道程が待っています。

速やかに晩御飯を取った後、宿へ入って休息を取ることとしましょう。


それでは今回はこのへんで。
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