【雨飾山】へ行ってきました。

その他の山々
10 /16 2016
今年の秋は、ぐずついた天気にすっかり嫌気がさしていましたが、素晴らしい秋晴れとなった今週末は、職場の同僚Yさんと新潟県と長野県に跨る100名山。標高1,963メートル『雨飾山』に行ってきました。


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帰り道、途中の林道より撮影した、猫の耳の様にチョコンとした双耳峰が特徴的な雨飾山の姿。

もう10月も後半。
登山シーズンもあとわずかですが、標高2000mに満たないながらも100名山に名を挙げられる雨飾山の魅力を堪能するためと、九週サイクリング以来、痛みの有った右アキレス腱の調子の確認も兼ねて行ってみることとします。


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【6時20分】
富山県よりまだ暗い中、高速を飛ばして一時間半。

グランフォンド糸魚川でも通った、シーサイドバレースキー場から更に山深い林道を走り、新潟県糸魚川市にある雨飾山荘に到着しました。
ここは内湯&露天の温泉付き山荘ですので、帰りに入って汗を流していくこととします。

なお、山荘直下の駐車場は既に埋まっており、少し下の退避場に車を停めて、山荘前へ。

紅葉の季節だからでしょうか?
今まさに出発すると言った体の団体客が準備を始めており、巻き込まれる前に速やかにスタートします。

山のツアーってかなり天気次第な気もしますが、今年は紅葉はいまいちらしいけど、素晴らしい晴天になり良かったですね。


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出発して直ぐ、千代の泉なる水場と、テント場。
そして薬師如来と不動明王を祀る祠に安全を祈願して登山を開始します。


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出だしから急登・・・というほどではありませんが、そこそこの登りが続きます。

雨飾山の道のりは、全体的に登りっぱなしなので楽なのですが、出だしは岩が多く、しかも苔むして湿っているため、登りは良いのですが帰りは恐怖の道程です。


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【6時40分】
倒れていますが、最初の看板。
薬師尾根の案内看板が現れます。

山頂までまだ3時間半か~
けっこう遠いな。


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薬師尾根までは木の根の張り出した登山道や・・・


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苔むした岩場の登山道を越えていきます。


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更には木製の梯子を越えたりとバラエティに富んだ面白い道のりです。


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そして次第になだらかな尾根道へ。

うっすらと紅葉した木々と、雨飾山の山頂が次第に視界に入るようになってきます。


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【7時半】
一ぷく処の看板。
なだらかで休憩にはもってこいの場所です。

さらに、周囲の景色が良く見えます。


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雨飾山だけではなく、振り返れば鋸岳、鬼ケ面岳、駒ケ岳といった糸魚川の名峰が眼前に迫るのもこの道のりの楽しい見どころですね。


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そして、しばらくはなだらかな道が続きますが、池塘が現れたりと、グチョグチョにぬかるんだ区間が結構あり苦労します。


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そして、最後の難所とも言える熊笹の茂る稜線への道程。
小谷方面からの登山道との合流点へ向かって、一気に高度を上げていくこととなります。


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【8時10分】
と、その前、中の池に到着。

余り水も有りませんね。


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そして、またまた登山道の雰囲気は変わり、石の多い急登へ。

バラエティに富んだ飽きさせない道のりが、100名山ならではなのでしょうね。


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しかし、この道のりは完全に山の日陰で、吹き下しの寒風が吹きかなり寒い。
やはり10月の山は寒いな・・・

登山道は至る所に霜が張り、見事な霜柱が出来上がっています。


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そして苔の多い雨飾山の登山道。

苔にも霜が張り付きなかなか風情ある日本画のような光景も見ることが出来ました。


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そしてその後も斜面を縫うように延びる登山道を、寒風に耐えながら登りつ続けます。

最後の稜線への取り付きも、急登というほどではありませんが、紅葉も無く葉を失った木々が白骨の様に立ち並ぶ寂しい道のりを進みます。


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【8時50分】
長野県方面との合流点に着きました。
周囲は深い熊笹に覆われた緑の迷路のようです。

そして、稜線は温かい太陽の日差し!!
あったか~い(笑)

先ほどまでの凍り付くような寒さが嘘のようです。


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そして、美しい笹原の稜線の先には、雨飾山の山頂の姿が。

素晴らしい・・・
この笹原は見事だな。

秋吉台の笹原も素晴らしかったけど、やはり高山帯の景色は素晴らしい。

長野県側からの登山者も合流して、賑やかかつ暖かい日差しの下、山頂へと歩きます。


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そして最後の登り。

緩やかな稜線のち、最後に一気に登るというルートは、焼岳によく似ていますね。

つづら折りの急な登山道を、登山者が列をなしています。


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しかし、焼岳よりも一回り小さい雨飾山の山頂へは、思ったよりもあっさりと到着しました。

この晴天の下、一般登山者やツアーでやって来たと思われる中高年の集団がさほど広くも無い山頂に集まり、騒がしくごった返しています。
楽しんでいる人たちには悪いんですが、こういうノリって苦手なんだよね・・・居心地悪い。


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【9時】
ようやく少しスペースが出来たので山頂到着。

しかし、この後もどんどん人が上がってくるような雰囲気です。
これは長居は無用だな。


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対面の双耳峰。
こちらも人がどんどん上がってきます。
やはり100名山パワーはすごいな。

ほとんどが長野県側からの登山者ですね。
やはり関東圏からのアクセスが多いのでしょうね。

下りのつづら折りで詰まったら嫌だし、昼食にも早いし、ちょっと休んだら下山しようかな。


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人の多さに食傷気味になっていましたが、今日の展望は最高。
360度の大絶景が広がっています。

これはすごい。
北アルプスが一望できます。


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白馬方面。
うっすら雪が見えるのかな?ただ白いだけかな?


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そして、唐松岳、五竜岳、鹿島槍といった後立山の山々達。


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遠くにはうっすらと槍ヶ岳のシルエットも見ることが出来ました。



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視界の果てまでもどこまでも広がる山々の姿が連なっています。
美しい。。。


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そして、海側を見れば今日登ってきた道のりと、糸魚川市の姿。
海までくっきり見えます。


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また、登山道の折々から姿を見ることが出来た、鋸岳、鬼ケ面岳、駒ヶ岳も見下ろすことが出来ます。
何てゴツゴツとした山々が有るのでしょう。
あれらにも登山道があるようですが、どうやって山頂まで行くのかな?

春に登った黒姫山も見事な岩場を持つ山でしたが、糸魚川の山々は標高は低いながらも、実に特徴的な興味を引かれる山が多いですね。


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【9時半】
短い時間ながらもタップリと景色を満喫したのち、さらに混み合う前に下山を開始します。

眼下に広がる笹原の緑が素晴らしい光景です。


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そして、その後には煙を上げる、以前登った妙高山を含む頸城三山の一つ、新潟焼山も見ることが出来ました。
見事に煙突の様に煙が登っています。

雨飾山は、標高は低いながらも、いろんな山を見ることのできる中々の場所にあるようですね。


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【10時】
その後、多くの人に道を譲り合いながら、長野県方面との分岐を過ぎて、糸魚川方面の雨飾山荘へと下山します。

朝方は日の当たらなかった寒い道も、今は日も登って暖かくなって明るい道のりとなりました。

そして、霜が経つほど凍り付いていた登山道も、ちょっと暑いくらいとなってきました。


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下山途中、登山道を整備する方々に出会い、山ブドウを頂きます。
これが山ブドウか・・・

食べて見ると、身は小さく種は大きく、そして酸っぱい~!!
甘さよりも酸っぱさが強い。
これが山ブドウか・・・

身体には良いようですが、やはりスーパーに売っている品種改良されたものってすごい美味しいんだなぁ~。

山ブドウの発酵のさせ方などのレクチャーを受けながら(笑)ちょっとした楽しい時間を過ごさせていただきました。


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【12時】
下山完了。

山頂での賑やかさが嘘のように静かな下山道を無事に下り終えました。
そして、これまた静かな雨飾山荘で昼食を摂った後・・・


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露天風呂へ。

都忘れの湯と言われる名湯。
ちょっとぬるめですが、じっくり浸るにちょうど良い加減です。

ちょっぴり塩気の有る、鉱物の味がするお湯にゆっくりつかり、今日の疲れと朝方に冷え切って、未だ固まった感の有る身体の芯を温めたのでした。

いやあ、山の後に温泉って最高ですね。

心配していたアキレス腱も痛まず、半日の楽しい登山でした。
早朝から夕方までかかるような山行では、中々こうゆったりとはいきません。


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その後、着替えて林道を下り、雨飾山に別れを次げます。

標高以上にバラエティに富んだ道程と、山自体の美しさ、そして山頂に立ってからの絶景が楽しめるなど、色々な要素の詰まった面白い山です。

ついこの間、グランフォンド糸魚川に参加して、シーサイドバレースキー場まで来ていましたが、今回はより深く、別の糸魚川の魅力に迫った気がします。
また別の山にも登ってみたいですね。


それでは今回はこのへんで。
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初めまして、ローリングウエストと申します。新潟県柏崎生れ川崎市在住の58歳(山好き・旅好き・歴史好き・昭和レトロ好き・洋楽好き)の中年オヤジです。小生、登山・史蹟探訪・街めぐり・寺社仏閣巡りが大好きで全国都道府県を巡っております。「雨飾山」は2009年夏、山仲間の百名山達成記念で登ったことがよき思い出です。今後ともときたまお邪魔させて頂き、情報交換させて頂ければ幸いです。ちょうど今、雨飾山が目の前に見えた糸魚川フォっサマグナの名峰「青海黒姫山」の登山レポートをこう秋しておりますので是非遊びに来られて下さい。

Re: タイトルなし

ローリングウエスト様
ご覧いただきましてありがとうございます。
青海黒姫山、私もこの春に登頂してきました。
標高以上の面白味のある良い山でしたね。
私も黒姫山や駒ヶ岳のような同名山を制覇してみたいものです。
対した内容でもございませんが、またご覧下さい!

OKI

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