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北アルプス黒部源流を巡る【1日目:折立~雲ノ平へ】

雲ノ平
08 /08 2017
さて、今回は久し振りにテントを背負っての山行に行ってきました。

今回の目的地は4年前に訪れた後、日程の都合がつかず周遊を断念した後、ずっとおざなりになっていた日本最後の秘境と呼ばれる雲ノ平から、黒部川の源流域を巡り、黒部川の大河の最初の一滴を探し求める、2泊3日の行程を実行することとしました。


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【薬師沢小屋からの急登を登りつめた先に広がる雲ノ平】

しかし、テント泊有りの山行は、3年前の栂海新道踏破以来であり、久しぶりとなりますね。

いきなりこんな勢いが出たのは、やはり前回の、立山登山の余りの酷さを早く美しい山の思い出で塗りつぶしたい一心だったのかもしれません(笑)

それではスタートです。


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【8月4日(金) 6時50分】
金曜日の早朝だと言うのに駐車場は既に満車の状態で、止む無く路肩に止めて登山口へと向かいます。
やはり山のハイシーズンは恐ろしいな・・・

この週末は天候が良かったことも有り、平日からかなりの人が山に入っているようです。

ここに来るまでにも、林道小見線のゲートが開く前から10台以上の車や登山用バスが並んでいましたので、この時期に山に入る人がいかに多いのか思い知らされます。


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【7時】
さて、共にゲートに並んでいた登山バスの団体が登山口に入る前にと、素早く準備を済ませ実に4年ぶりの太郎平への登山道に突入します。

久し振りだなぁ~
4年前はまだ30代で、雲ノ平まで7時間以上かかってたどり着きましたが、すっかり40代になった今、果たしてどのくらいかかるものやら?
最近運動不足気味だしな・・・ちょっと不安だ。

まずは勢いよく、登山道に足を踏み入れました。


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樹林帯の中の登山道を先行する少数の登山者を交わしながら進んで小一時間。

まずまずの天気の中、視界が開け、ゴロ着いた石が転がる長い長い太郎平へと続く登りを懐かしく歩きます。

駐車場に車は多かったけれど、思ったより歩いている人は少なかったため、狭い樹林帯も素早く抜けて、快適な登山の序盤です。


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【9時50分】
スタートから約3時間。

最初のチェックポイントである太郎小屋に到着です。
そこそこ多くの人が休憩していました。

私もここで補給のため小休止を行うこととします。


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さて、40代になって初めての太郎までの道程でしたが、足取りはまずまずなのですが、とかく非常に暑い!!
汗がとめどなく流れ落ちてきます。

そういえば最後に登ったのは9月末だったっけ・・・
この暑さを計算に入れてなかったな・・・

暑くてたまらず、400円のコーラを一気飲みします。
1.5リットルのペットボトルでほしいぜ・・・


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【10時15分】
太郎小屋を出発し、雲ノ平方面へと、薬師沢へと下る方向に進みます。
ひさしぶりだな~


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視界の先にはちょうど雲の陰になってくっきりと浮かび上がる雲ノ平の台地が。
あそこが今日の目的地。

ここから沢まで300m一気に下って、そして再び300m登る。
考えると嫌になるので黙々と歩くことにします(笑)


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長い下りの先にはいくつかの沢を越えていきます。
揺れる橋がスリリングです。

しかし思った以上に登山者に会わないな。
あの大量の車の持ち主達はいったいどこの山に行っているのだろう?


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【11時50分】
カベッカ原に到着。
ここまでくれば薬師沢小屋はもうすぐです。

しかし、見上げる雲ノ平への斜面に心が折れそうになります。
このクソ暑いのに、65リットルのザックを背負って今からあれを登るのか・・・冗談でしょ(笑)


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【12時】
薬師沢小屋に到着です。
テラスでは数人の登山者が休憩しています。


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ここで私も再び小休止。
再びコーラを飲みながら持ってきた菓子パンと行動食で昼食とします。

暑い~。
そしてブヨが多い・・・

鬱陶しくまとわりつく虫も夏ならではのものでしょうね。
この旅の間は休憩の度に、ブヨやアブに悩まされました。


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【12時20分】
休憩を終えて、黒部川にかかる吊り橋を渡り、今日最後の試練である雲ノ平への急登へと向かうこととします。


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青く澄んだ黒部川の清流・・・
冷たくて気持ちいい・・・

全身浸かって行きたい。
そして今回の旅は、この源流の最初の一滴を追い求める旅でもあります。


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高天原との分岐を、雲ノ平へ。
急登頑張れか・・・


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垂直のような鉄梯子から始まる、苔むした大きな岩だらけの急登。

覚悟はしていましたが、思っていた以上にキツイ!

大きな岩は一歩一歩が大きく脚と心肺に負荷を与え、加えて暑さと、久しぶりのテント泊の荷物の重量で完全に足が終わった!!
やばい、全くスピードが出せない。


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【14時20分】
・・・
やっと終わった・・・

標準タイム通りにたっぷり2時間かけて、岩の急登を登りきりました。
きつかった・・・

このきつさは加齢のせいかとも悩みましたが、4年前も1時間半かかってるのか。。。
なんだ暑さのせいだな(笑)

俺はまだまだやれる。涼しければ(笑)



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【14時50分】
さて、そんなこんなでヘロヘロになりながら急登を終えた後も、木道や細かいアップダウンを繰り返しつつ、ようや雲ノ平アルプス庭園へと辿り着きます。

視界が開け、冒頭の写真のような美しい大地がここからはひたすらに続きます。
やっぱり素晴らしいな・・・


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雲ノ平を一路山荘に向かって木道を歩きます。
荷卸しのヘリが頻繁にやってきて、賑やかな状態でした。


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【15時半】
雲ノ平山荘に到着。
折立登山口をスタートして、たっぷり8時間半もかかってしまったのか・・・

山荘は団体の宿泊客の受付でごった返している中、テント泊の受付を済ませてキャンプ場へと向かいます。
もう疲れたから早くテントを張って休みたいです。


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といいつつ、道行く人を捕まえては写真を撮ってもらいます。
今回は色んな所で人を捕まえて写真を撮ってもらいました。

何と無く歳を取ったからか、折角の美しい景色の中で、記念に残したくなってきたんですよね(笑)


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その後も、キャンプ場へと続く木道を歩きます。
雲ノ平は山荘とキャンプ場が結構遠いのが不便ですよね。

しかし、雲ノ平からの水晶岳の真正面からの展望は相変らず実に見事です。


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祖父岳のふもとに広がるキャンプ場が視界に入りました。
思ったよりもテントの数も少なく、快適なテント泊が出来そうです。


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【16時半】
良い場所を探したりしてモタモタしていたらあっという間に時間が過ぎていきます。
なんとか今日の寝床も確保しました。


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そしてなにはともあれ、ここまでの旅路に、山荘で買ったビールで乾杯です。

雲ノ平山荘のビールは常温なのでぬるいけど、テント場で飲めば実に美味い!!

五臓六腑にしみわたる(笑)

そんなこんなで晩御飯の調理をし、ビールやポケットウイスキーを煽りながら、一日の疲れもあって早めの床に就くことにしたのでした。

明日5日(土)は、雲ノ平から、いよいよ長年ずっと行ってみたかった黒部源流を巡る道のりです。
楽しみだな~


それでは今回はこのへんで。
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