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富山から仙台サイクリング&輪行の旅!!【2日目:会津若松~仙台】

富山-仙台
08 /31 2017
さて今回は、前回の続き。

8月23日(水)に富山を出発したのち、たどり着いた中継地点の会津若松。

そして8月24日(木)
最終目的地【仙台】を目指す旅路の始まりです。



そして今回も限られた時間の中、時間の短縮と、一層の旅の密度を高めるために、輪行を駆使して距離を稼ぎます。

まずは会津若松駅から猪苗代駅までのおよそ28キロを輪行で移動。



その後、猪苗代駅から、ぜひとも走ってみたかった最高地点1,622m。
猪苗代湖からの標高差1,100mに達する【磐梯会津スカイライン】を抜けて、天上の楽園浄土平を堪能して福島入りしたのち、宮城県並びに仙台を目指すおよそ160キロの道のりです。

輪行を駆使したにせよ、なかなか走りごたえのある道のり。
そして天候は昨日同様に、間違いなく雨に打たれることが予想される中、まだ見ぬ仙台へ向けて、昨日に劣らぬ悲惨な山岳越えを敢行したのでした。

それではスタートです。


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【5時半】
ホテルに宿泊する際に輪行袋に収納した状態を有効活用するため、会津若松駅より、5時53分初の始発に乗って28キロ先の猪苗代駅へと移動します。

輪行するほどの距離でもないか?
とも少し思いましたが、たとえ1時間程度でも短縮出来て、その分宿での時間や観光に回せるかもしれないと、今回は実験的に輪行を加えることにこだわりました。

ですが、おかげで始発まで寝ていられたのですから、まあ良い選択だったのかもしれません。


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【6時45分】
猪苗代駅に6時22分に到着したのち、出発の準備を整えてます。
この日も木曜日なだけあって、通勤に使う会社員や、高校生が多く電車を使用していました。

・・・自分はなんて暇なオッサンなんだと思われたかな・・・?


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しかし!今日の早朝は見事な快晴!

路面は朝方の雨で濡れていますが、とりあえずもスタートは爽やかな天候の下で走り出すことが出来たのでした。


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国道115号に合流。
正面には『安達太良山』方面がまぶしく輝いています。

この晴天が、どこまで持ってくれるかな。。。


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【7時】
ちょっと寄り道。
せっかくここまで来たのですから、1キロ程度の距離にある、猪苗代湖の畔まで移動しました。

しかし草が茂っていてあまり展望がよくないですね。


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う~んいまいちの展望です。
少しサイクリングロードを走ればどこかに展望スポットでもあるのかもしれませんが、時間もないので猪苗代湖を離れることにします。

残念だなぁ・・・


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コンビニで朝食を取ったのち再び115号に合流して、磐梯会津スカイラインを目指します。

道の駅『猪苗代』の背後には、見頃な『会津磐梯山』の姿とスキー場が緑の中に見ることができました。
ああ・・・
やっぱりアウトドアは晴天にかぎるな~。


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快晴の下、猪苗代市街地を離れて国道115号を福島方面へと走ります。

しかし、自分は磐梯会津スカイラインへ向かっているので仕方ないと思ってはいますが、福島県民の方々は会津から福島までこんな山越えをするのが普通の感覚なんですかね?


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次第に標高を上げ、磐梯朝日国立公園内へと入り込みました。

それでも115号は幹線道路として自家用車からトラックまでもが国立公園内を走り抜けるのですから凄いものです。


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【8時50分】
ここまでは雨も降らず汗だくになりながら、国道115号と、スカイラインとの分岐に到着。

この時点で標高は900メートル以上まで上がっており、後の道のりもせいぜい700メートといったところで、自転車で上る分にはそこそこのヒルクライムが楽しめる良いところのように思われます。


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スカイラインに入れば一気に風景は変わり、トラックはもちろん自家用屋の数もぐんと減っっていきます。


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走って直ぐに現れる温泉ホテル。

やはり観光地なのですね。
バラエティに富んだナンバーの自家用車がたくさん停まっていました。


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その後は完全に、人気のない林道を走る道のりへと変わります。

上った道の先から先ほどの温泉が、眼下の景色の中に垣間見えました。
綺麗だな~。
晴天ならば背後にはきっと名のある山々が開けているんだろうな・・・


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【9時20分】
福島市側からの道と合流して、スカイラインの本道へと入る地点で立派なゲートがありました。

日本の道100選か・・・暗峠と親不知コミュニティロード以来かな?

ここで優に標高は1,200mを越えており、小雨がぱらつき肌寒くなってきたためアームウォーマーをしてこの先に備えます。


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高度感あふれる道のり。

これは気持いい道のりです。


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また、随所に展望台や、案内看板が設置されているのですが、あいにくの曇天で完全に雲の中。

な~んにも見えません(笑)
ああもったいない・・・


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そして相変わらずの土砂降り。

標高は1,500mに達しました。100m毎に路面に標高が塗装されています。

さすがにこの標高での雨は冷たい・・・
けど浄土平まであと少しのはず。このまま行ってしまいましょう。


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【10時半】
スカイライン最高点、1,622mにたどり着きます。

やった~。ここが最高点。
これであとは下り基調の道のりとなるはずです。

まあ今回は、坂よりも雨のほうがよほどつらい道のりでしたが・・・


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そして森林のなかをしばらく走れば次第に視界が開けていきます。

正面に吾妻小富士の稜線が見えてきました。


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そして奇跡。
先ほどまで降り続けた雨と、立ちこめた雲が消えて間もなく。
そして一気に視界が開け目の前には磐梯朝日国立公園の山々が目に飛び込んできました。

すご~い。
1,600mそこそこの大地にこんな世界が広がっているのか・・・

進行方向左手に見える見事な山は、東吾妻山でしょうか?
ほんの一瞬ですが日差しも差して、富山からの来訪者を歓迎してくれたようにも感じられました。


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【10時45分】
感動もつかの間。

再び天候は悪化の一途をたどり、今度は雨だけでなく風も出てきて、吹きっさらしの浄土平は悲惨な暴風雨となってきたのでした。
これはかなわん・・・


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しかし、さすがに腹が減ったので浄土平ビジターセンターで昼食をとっていくことにします。

なかなか立派な施設で、フードコートに売店、レストランも備えられており、気軽にこの浄土平の景色が楽しめるようです。

食事もなかなかうまい。
福島定番のソースかつ丼と豚汁のセット。

豚汁の具がキノコなど山の幸たっぷりで実にうまい。
冷え切った体が温まっていきます。


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【11時半】
昼食後、一周雨が弱まった隙をついて、標高1,707mの吾妻小富士の山頂を目指します。

立派な噴火口のお鉢があるとのことで、ぜひとも登ってみたかったんですよね。


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しかし風雨が弱まったのも本の束の間。再びの嵐に襲われます。

雨具を着込み、足元はオフロードシューズのGIRO-TERRADURO
標高差100m足らずの道のりを難なく登山することができました。


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【11時35分】
山頂~。
しっかり整備された道は、ものの5分で上り詰めることができます。


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そしてお鉢。

すごいすり鉢状の火口跡です。
いやあすごいなぁ・・・


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右側

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左側

うん見事。
本当はお鉢回りもしたかったのですが、この風では流石にやっていられません。


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物の数十秒で山頂を撤収します(笑)

うわ~風強い~。
雨もバシバシ顔を殴りつけてきます。

なんなんだよ~
俺が一体何をしたというんだ(泣)


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その後、無事に下山したのち福島側へのダウンヒルの開始です。

しかし見事な高山帯の光景です。
まるで、乗鞍スカイラインをも彷彿とさせられます。


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そしてガス注意の看板と、止まるなの注意書きがいくつも現れるようになります。

なるほど、木々が全くないのはこのせいだったのか~。
雨風のおかげか、強くは有りませんでしたがあたり一帯に硫黄の匂いが立ち込めています。

下りならともかく、福島側から上ってくるときは要注意ですね。


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そして見事な暗灰色の山肌を眺めつつ下ります。


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浄土平を振り返ります。
もうあんなに遠くなってしまった。

次に来ることが有るかわからないけれど、素晴らしい光景をありがとう。
今度は快晴で頼みます(笑)


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また、溶岩の流れによってできたと思われる大地が谷側に広がっており、現在も火山性ガスに注意が必要なほど活動中の火山であり、かつての大きな噴火を想像させられます。


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う~ん見事な光景です。
標高を下げたことにより、雨も小雨になって先ほどまでの辛さをかき消すような楽しいダウンヒルです。


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次第に木々も増えていき、木々が生い茂るようになった先には福島の街並みが霞の先に垣間見えるようになってきました。
感動的だ・・・

辛かったけれど、やはり磐梯吾妻スカイラインを抜けて正解だったな。


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【13時】
長いダウンヒルは濡れた路面とタイヤには恐ろしく、スピードを抑えに抑えてついに山を抜けて、市街地へ向かうコースにたどり着きました。

なんだかずいぶん長く山の中を彷徨っていたような錯覚に襲われますね。
あの景色は夢だったのではないか・・・

しかし、標高を下げたことによる暑さは現実であり、最寄りのコンビニで雨具を脱ぎ、再び軽装となって今日の最終目的地。仙台へ進路を取ったのでした。


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そして、今日のハイライトは終了
もう後は淡々と走るのみ。

当初は阿武隈川沿いに走って海岸線に出てから仙台へ向かおうと考えていましたが、疲労と天候の悪さに完全にその気がなくなりました。

国道13号から県道387号を経由して国道4号へ移動し、最短距離で仙台へと向かうことにします。


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【14時15分】
国道4号に合流。

4号は全般的に路肩も広く、路面状態も良好で走りやすい道です。

さあ、あとは仙台に向けて一直線です。


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【15時】
県境の地味につらい峠を越えて、ついに宮城県に入りました。

昨日より始まった、長い道のりも、もうゴールが見え始めています。
さあ仙台まであとは50キロ。待ってろよ!!


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走り続けて蔵王エコーラインの標識。
当然今日は雲まみれで蔵王の姿は影すら見えません。

しかし当初は新潟から、この蔵王エコーラインを越えて仙台入りしようか、それとも磐梯吾妻スカイラインから行こうかかなり悩んでいました。

僅差で会津若松に行きたいために蔵王は却下となりましたが、こちらも素晴らしい展望の道のようですので、いつか機会があったら行ってみたいものです。


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【17時半】
ようやく仙台に入りました。
流石に仙台市街まで来ると、路肩も狭くなって交通量も多くなり、バイパスとまではいきませんが車に混じってロードバイクで走るのが厳しい路面状況となってきました。

名取川にかかる橋の袂で少し心を落ち着けます。


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続いて、広瀬川を渡る、千代大橋を越えていきます。

日が暮れ始める中、次第に今日の目的地、仙台の中心地が近づいてきます。
あと少しだ・・・


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ますます交通量の増える4号を進み続けて、ついに仙台駅方面への案内表示が現れました。

スマホのバッテリーがかなり減っていて、地図の閲覧も制限していましたが、これでもう大丈夫そうです。
近くのココイチで晩御飯を食べて、最後の道のりに備えました。


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日が暮れ始めた道を走り、次第に仙台が夜の顔に包まれつつある光景が覗えます。

ビルが輝きだして、幻想的でとても綺麗です。


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すっかり日も暮れたのち、仙台中心部へとたどり着きました。
平日ですが通りは多くの人でにぎわっています。


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【19時】
着いた~!!

会津若松を発っておよそ13時間。
悪天候の中、メーター読みで165キロの道のりを走り切ってついに仙台へとたどり着きました。

今回の、新潟から福島、そして宮城へと移動する本州でも有数の豪雪地帯を巡る道のりは厳しいながらも風光明媚な自然と、人々の営みを感じながら走ることのできる実によい道のりだったと思います。

天気が良ければ文句の付けようもない素晴らしい思い出となったことでしょう(笑)
交通費が貰えるため飛びついてしまいましたが、日程を自由に変更できない旅は悪天候でも行くしかないので、その辺が不便ですね。

それでも、輪行を間に挟んだことで疲労を抑えつつ、時間の余裕を得ながら、要所要所を楽しめる結果につながったかな?と思います。

さて。
あとは宿へと移動して旅の疲れを癒して明日からの会議に備えるだけ。
これで富山から仙台までの旅の記録は終了です。
が、26日(日)に、ちょっとだけ仙台市街地もサイクリングを楽しみましたので、おまけとして記録を書き起こしたいと思います。


それでは今回はこのへんで。
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コメント

非公開コメント

No title

また凄いLong Rideですね!
雨の中、この距離を走るのは流石です。。。
喜多方ラーメンが凄く美味しそうでした(^^♪
景色も綺麗ですが、このコンディションで走り続けるのはやっぱり凄いです!

Re: No title

ブルーズマン様
ありがとうございます。

道のり的には二日で400キロも走っていないのですが、中身の濃い旅路となりました。

天気予報もほんの2.3日前まではもう少しよかったんですけどねぇ。

日に日に悪化していくのを眺めるのはかなり精神的に良くないものでした(笑)
素直に台風だったらやめようと思ったんですけれどね。。。

サイクリング旅行先でビール片手に食べるのって本当に楽しいです(笑)
明日に備えてとドカ食いして、むしろ体重も増えていたりします。
今回はうまく、美味しそうな店に巡り合えました。

また何か挑戦したいと思います。

OKI

大人になった全ての人へ
輝く冒険の日々は誰にでも
そんな思い出日記の徒然書