佐渡島一周サイクリングに行ってきました 『後編』

佐渡島
10 /23 2011
 さて、今回は前回の続き。佐渡『ほぼ』一周サイクリング後編です。


二日目の実走行距離は約90キロですが、途中観光をしたり、午後5時の夕方のフェリーに間に合うよう余裕を持って移動したりしなければならず、時間の制約も厳しく、なかなかに緊張感あふれる一日でした。

では早速・・・

【10月9日(日)午前6時】
 日の出前に一度宿を出立し、標高167メートルの、大野亀登頂に行ってきました。


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 登山口の前に鳥居があります。さすがにこの時間帯に人気は無く、私とアルボルさんの二人はいざ頂上に向かって歩き始めました。
 登山というのは大げさかもしれませんが、裾野部分はなだらかですが、登るにしたがって次第に傾斜もきつくなり、早朝からなかなかのハードワークです。
 足元も、常にMTB用のSPDシューズを愛用していますので、ある程度のオフロード歩行も問題なかったですが、やはり歩きやすいとはいえません。


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【午前6時16分】
 登り始めてしばらくすると、辺りが明るくなり始め、振り返ると山の向こうから朝日が顔を出しました。
 早朝に山登りをするのは少々おっくうでしたが、眼下の景色の美しさや、日の出を拝んだ気持ちの良さで元気が出てきました。
 さらに頂上目差して歩き続けます。


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【午前6時22分】
 ようやく頂上が見えてきました。道中よりも頂上付近のほうが足元が岩で固まっていて登りやすいです。

 また、頂上に近づくにつれて、所狭しと背の低い同じ種類の木が生えています。下のほうは草などが多かったのですが、これは以外でした。


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 その、背の低い木はなんとドングリ。しかも『カシワ』かな?始めて見ました。
 ミズナラや、シラカシのような物は近所に生えているのを見た事は有りますが、これほど大量にドングリが、しかも『カシワ』があたり一面で実をつけているなんて驚きました。大野亀に登って凄く得した気分です。お土産に少し持って帰ります。


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【午前6時24分】
無事登頂。 


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 頂上からの景色はやはりすばらしい。昨日の夕方走ってきた道のりが遥か眼下に眺められます。
 こんな景色と達成感は、ただサイクリングをするだけでは味わえませんね。サイクリング+登山を企画したアルボルさんに感謝です。


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 ひとしきり感動を味わい、記念撮影などをした後下山します。下りは登りに比べて滑りやすいため足元は要注意です。
 日がだんだん高くなり、周囲の緑も鮮やかになり始めます。草原に整備された遊歩道が、緑に鮮やかな線を引いています。


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 ちなみにSPDシューズでの軽登山でしたが、泥だらけになりましたが充分こなす事が可能でした。靴底の硬い感じなどもある意味登山靴のようで、むしろ適材適所だったかも。
 もし、ロード用のシューズを履いていたら、手も足も出せなかったでしょうね。

 サイクリングに行くときは、やはり行動の自由度の広いMTB用のSPDを使用するに限るなと痛感しました。


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【午前8時50分】
 その後、宿に戻って朝食を頂いたり、シャワーを浴びたりした後、宿のおかみさんのすすめで、すぐ近くの観光地『賽の河原』へいってみることとなりました。
 途中までは自転車が使えたのですが、すぐにここもものすごい岩場へと変わって行きます。なかなか有名な観光地らしく、朝から観光バスに乗った観光客の方が続々とこの岩場を歩いて行きます。


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 宿から15分ほどで、『賽の河原』に到着しますがなかなか雰囲気のある場所で、ちょっと写真ははばかられる感じです。看板だけアップします。
 

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 しかし、この付近の海は本当にきれいです。人が少なく汚す者が少ないのでしょうね。人として何だか複雑です。
 海のすぐ向こうに、もう一つの名所『二ツ亀』の姿が見えますね。5年ほど前の夏に訪れたときは海水浴をした、懐かしい思い出がよみがえります。。。


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【午前9時30分】
 すっかり大野亀付近や願集落付近を満喫した後、いよいよ後半戦。
 民宿を出発してすぐ、遥か下に昨晩泊まった集落が一望できました。上から眺める海の色がとっても綺麗です。
別れを告げて小木港に向かって出発しました。


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 その後は峠を抜け。
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 港を抜け。
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 またまた海を抜け。を何度か繰り返します。
 スタートまでのんびりしていたため、わき目も振らず休憩・昼食ポイントである両津まで突き進みます。
 佐渡の北東側は、小さいながらも峠が多く、アップダウンがあったり、道幅も比較的狭く、またトンネルも多かったりと、昨日の南西側コースの方が道も広く平坦で走りやすいようです。
 

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【午前11時5分】
 今日のスタートから約40キロ。昨日のスタートから125キロ地点。
 本日のルートの半分弱の両津港に到着しました。
 佐渡でも一番大きなターミナルなのではないでしょうか?


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 港の付近にはホテルや、アーケード街が広がりなかなかに大きな街である事をうかがわせます。 

 カーフェリーが到着したばかりのようで広大な駐車場には車が何台も入ろうとし、多くの観光客が佐渡の地に降り立ってきています。
 ここで昼食。食事場所を求めてさまよった挙句、イカ団子定食を食べ、時間は午後0時半。

 帰りのフェリーや、汗を流すために一風呂浴びるためには、残り3時間半後の午後4時には小木までの約50キロを走り抜けなければなりません。思った以上に慌しく再スタートを切ります。


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【午後0時50分】本日55キロ トータル139キロ地点
 世界の灯台百選。『姫崎灯台』に到着しました。白くレトロな雰囲気を醸し出すなかなか浪漫あふれるスタイルです。


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 周囲にはキャンプ場に加え、このようなおしゃれなレンガつくりの資料館も。


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 資料館の中は思った以上に色々なものが展示されていて、周囲の閑散とした雰囲気からは想像出来ないほどに充実しています。

 しかしなんだか・・・そう、たどり着いたときから何か違和感があると思ったのですが、かつて5年前に訪れたときは、この姫崎灯台の周囲は、もう少し人の手で管理されている感じがあったのですが、今は何だか建物もキャンプ場も野ざらしになっているような空気が漂っています。

 街からは外れの場所ではありますが、観光シーズンではないからでしょうか?それとも不景気のせいでしょうか。ちょっとさびしい気分になりました。


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 灯台の側は高台になっていて、周囲が良く見えます。今日もとてもよい天気で空と海がつながるような美しさです。


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【午後2時10分】
 その後もやはり、殆ど休憩無しで走り続けます。その甲斐あって赤泊の街が近づいてきました。
 ここまでくればもう小木までは目と鼻の先です。
 佐渡を一周した際には、小木、佐和田、相川、両津などなどいくつかの比較的大きな街があり、それぞれ雰囲気がありましたが、ここ赤泊は何だか真新しい感じがします。


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【午後2時15分】本日約85キロ地点 トータル約170キロ
 赤泊港に到着しました。何だか変わったモニュメントです。
 港の周囲には、綺麗な公園や、大きな遊具もあり家族一緒にきたら楽しい場所だろうなと思われます。


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 港はカーフェリーなどは入れないような高速船用の小さな港でしたが、新しく小奇麗な感じです。
 夏休み等の、観光シーズンではないためか、フェリーの本数も少ないようで心なしか閑散としています。
 ここで最後の休憩を取ったのち、小木港にむかってラストスパートをしました。


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【午後3時53分】
 さて、太陽もすっかり夕方のオレンジ色味がかってきたころ。小木市街のおぎの湯で一風呂浴びた後、無事に小木港の佐渡汽船乗り場に帰ってきました。


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 色々寄り道をした視した挙句、二日間でおよそ190キロの道のりを走破してきたようです。
 距離以上に、時間制限のあるサイクリングは楽しいながらも何だかスリルがあって、いつもの気まぐれサイクリングと異なり、サイクルイベントのような一味違う達成感がありました。


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 佐渡初ソフト。お土産屋でお土産を物色しながら、『おけさ柿ソフト』を食べます。あっさりしていてほのかに柿風味。でももう少し柿の味を強くしたほうが、ご当地ソフトとして特徴がはっきりしていいんじゃないかな?と思いました。


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【午後5時10分】
 フェリーに乗り込み、佐渡を後にします。夕日に照らされた港がだんだん遠くなって行きます。
 楽しい2日間だったなぁ。ああ・・・何だか物寂しい。
 カモメたちは相変わらずどこまでも、かっぱえびせんをついばみながら見送ってくれます。

 さよなら佐渡島。またいつか~


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【午後7時45分】
 たっぷり2時間半の船旅を終えて、直江津港に降り立ちました。夜のフェリーは、巨大なイルミネーションのようでこれまた幻想的な美しさがあります。

 これで、無事秋の佐渡島一周サイクリングを終えることができました。
 今年は単独行が多かったので、久しぶりにパートナーのいるサイクリングをする事が出来ました。道連れのいる旅はやはりいいものです。

 最初にも申し上げましたが、前回の5年前は8月の夏真っ盛りの中を、マウンテンバイクで反時計回りに2泊3日で刻む、のんびりライドでしたが、今回は私もアルボルさんもロードを手にし、基本通り時計回りにハイペースなサイクリングを楽しんできました。
  

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【5年前:ファミリーオ佐渡相川付近のひまわり畑にて】

 年月は移ろい、年齢を重ね、マシンも走りも変わりましたが、佐渡島というサイクリングの魅力あふれる土地で、今回も新たな発見があり、過去の楽しかった思い出とつなぎ合わせてプラスアルファの感動が生まれ、それぞれがいい思い出となりました。
 まだまだ佐渡も走っていない場所や見ていない観光地がたくさんあります。出来たらまた何年かした後に、佐渡を走ってみたいなと思います。

 それでは今回はこのへんで

佐渡島一周サイクリングに行ってきました 『前編』
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コメント

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2日間の日記を読んで

佐渡一周の参考になればと探してここにたどり着きました。
詳しい地図と数々の写真を拝見してこの秋か又は来年になるかもしれませんが佐渡一やって見たいと思っています。

Re: 2日間の日記を読んで

マッシュ様
ご覧いただきましてありがとうございます。
佐渡・・・本当にいいところでしたよ。海岸線の美しさは格別なものです。
島の規模も程よく、まるで自転車で走る為にあるような島です(笑)
フェリーの船旅も程ほどの長さで楽しいですし、意外に手軽に上陸、散策することが出来ます。
一度だけではとても見尽くせませんが是非一度走られてみてください。

OKI

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