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本州縦断&四端踏破サイクリング【最北端編】その②『大湊~大間崎』

本州縦断&四端踏破
05 /11 2018
さて、今回は前回からの続きです。

GWの旅二日目は、5月4日(土)、本州最後の駅を備える青森県むつ市大湊から、本州最北端大間崎に至った、メーター読みで120キロに至る道程についての記録です。

そんな今回のルート。


なお、今回の道のりは、ほぼ一本道のためコースの変更のしようもないもので、当初の予定通り、陸奥湾に沿いに走る国道338号から脇野沢を目指したのち、最高地点520mを超える海峡ラインを通って、佐井村を経て大間町へと向かいます。

そして今日目指すゴールは!
今回の旅の、そして『これからの旅』の、真のスタート地点ともなる重要な場所です。

思った以上の難所が有ったり、連日の雨に悩まされつつも、結末はいかに!?
それではスタートです。

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【6時半】
今朝も朝食バイキングをしっかりいただいて、最果ての駅大湊より、今日の道のりのスタートを切ります。
幸い朝の出発時は雨は上がっており、気持ちよくスタートを切ることができました。


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なお、338号はやはり海岸線に沿って伸びていますが、地形は小高い部分を走り、海を間近に見ながら走る区間は余りありません。

それでも、大湊湾に伸びる芦崎の砂嘴の弓なりの見事な姿を垣間見ることもできました。


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小高い丘の上を走る国道338号の周囲には集落が広がっていますが、そこにつながる道のりは基本的に坂であり、いくつもの坂に名前が付けられていました。

坂が集落の屋号みたいなものなんですかね。


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そして、海上自衛隊大湊地方総督部基地。

ゲートに閉ざされた港の先には、灰色にそびえる艦艇達の姿が。

すごーい!とても近ーい!
絵になるなぁ、かっこいいや。

早朝から40過ぎのおっさんが見張りの自衛官の方に見守られつつ写真を撮りまくる姿は異様ですね。
怪しい。


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むつ桜祭り。
きれいに飾られていますが、桜は見事に散りきっていました。
今年は下北半島も桜の開花が早かったのでしょうか?


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一瞬、日が差して振り返れば見事な【釜臥山】の全容が雲の中から現れました。
すごい・・・!!
こんな見事な山が、昨晩泊まった街の背後に聳え立っていたんですね・・・

山頂には冬季閉鎖中の展望台の姿もかすかに見えています。
夏に来ていたらあの上まで行けたかなぁ~?

一度走っただけでは、まだまだその土地の良さなんて気が付けないですね。


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そして再び海上自衛隊大湊航空隊へ。
ここに至るまでの道のりには、広々とした敷地のいたるところに、自衛隊の関係施設が立ち並んでいます。
原発と、自衛隊の街なんだなぁ。


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かすかな日差しの中、振り返れば陸奥湾の中に浮かぶ、釜臥山と、自衛隊の船
そしてはるか先にむつ市の姿と、昨日訪れたむつ市ウェルネスパークのドームの姿が浮かんでいます。

そして、なんて静かな波。
まるで湖のようです。きれいだ。。。


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この後しばらくは日が差し続け、338号は海岸線近くをいくつもの集落を通り抜けながら走ります。
思っていたより、海岸線には街が存在しています。

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そして、この下北半島ではいくつかの廃校の姿も道路沿いに見られました。
ここは『蛎崎小学校』
133年の歴史に、平成20年幕を下したようです。

木造つくりの古びた趣のある校舎と、草に覆われた校庭には散り始めた桜が、児童のいない春の校庭を飾っています。
いまや見る者も無く・・・

小学校の廃校の姿って、なんだか本当に寂しい・・・


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【8時50分】
そんな景色を眺めつつ走ったのち。
次第に雲が広がり、脇野沢につく前には細かい雨粒が本格的な雨へと変化していきました。

フェリー乗り場もあるなかなかに大きな港を抜けて、一路海峡ライン方面へと右折します。


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海岸線を離れて、山方面へ向かう途中ピラミッドのような建物が。
むつ市脇野沢地域交流センターとな。

青森のアスパムといい、三角の建物が好きなんだな(笑)


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【9時】
道の駅脇野沢に到着。

朝ですが、車からバイク乗りから、結構人がやってきます。
この時点で雨はかなり小降りになってきました。
まだ小雨がぱらついていましたが、この先の登り区間に備えてここで雨具を脱いで行くことにします。


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北限のサルか・・・サルってそもそもあんまり好きじゃない・・・
道の駅傍には、猿公苑入口も併設されています。


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【9時半】
いよいよやってきました海峡ライン入口。
4月25日に解放されたゲートをくぐって、いきなり8%の標識の掲げられた下北半島の山間部へと突入します。


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その後も幾度も10%越えの斜面をひたすらに登っていきます。

ついさっきまでは海を眺めて走っていたのにすごいギャップです。
でもすっかり体が温まりました。


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うねうねとくねり曲がった山道の海峡ライン。

ですが、寒い地域のためか、木々の背も低く見晴らしの良い山道です。
高度以上の山間部を走っているような解放感がります。


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逆光で見えませんが、海峡ラインの碑
山と山の間の窓からは、海と対岸の山が見えます。

あれは津軽半島でしょうか?


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【10時10分】
最高地点付近の休憩所
その名も『流汗台』(笑)

東屋やトイレもあるパーキングでしたが、まだ閉鎖中でした。
そしてこのあたりで再びの雨と、この先のダウンヒルに備えて再び雨具を着込みます。
ああ忙しい。


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最高地点付近と思われるあたり、メーター読みで標高は525m。
まだ斜面には雪が残ってるのが見られ、さすがに寒い。


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【10時半】
しばらく走って標高を一気に300m下げて、海峡ライン佐井村側のゲートを通過します。
やっと今日の最大の難所を抜けました。

と、この時は呑気に感動していましたが、338号はこの先もいくつもアップダウンの峠越えの連続なのでした。

この先、さらに走った後再び雨は上がり、再度雨具を脱ぐことができるようになりました。
そしてさらに標高を下げるダウンヒルの途中で、縫道石山の姿も見ることができましたが、勢いで通り過ぎてしまい下りすぎて見えなくなってしまいました。。。
残念。


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【11時10分】
下北半島の名所の一つ、仏ヶ浦に降りることの出来る、駐車場に到着。
歩いても大した時間はかからないみたいだけど、どうしようかな・・・


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ちょっと迷った結果、せっかく来たので遊歩道を下ってみることにします。

売店は閉店中?のようでしたが、駐車場にはここまでほとんど人気の無かった道のりの、どこからこんなに人が集まって来たのかというほどの車が停まっていました。


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しかし、結構遠いうえ、結構下る・・・
そりゃ標高差が100mくらい有るんだからそうか・・・

やばい、ここまでの海峡ライン越えで、結構足に来ているうえ、この木製階段がSPDシューズではめっちゃ滑って歩きにくくて、余計な体力を消費します。

うわ~。。。めんどくさい。
やっぱりやめておけばよかった・・・


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【11時半】
苦労しながら、仏ヶ浦の遊歩道へとたどり着きました。
ほほう・・・


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ふ~ん・・・
海から見たら仏像が立ち並んでいるように見えるんですよね。


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なるほどね。
白く切り立った岩が林立していて、確かにきれいです。

でも結構時間を食ってしまった。さっさと戻ろう(笑)
まあ、こんなものかな。
気が急いているのもあってか、私には今一つだったかな。

その後、ヒイヒイになりながら遊歩道を駐車場までのぼり返して再び自転車に跨ります。
いかん・・・
本当に足に来た。


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【12時】
走り出してすぐに、338号から眺められる展望広場がありましたが、木々が茂りすぎていまひとつ。
その先を少し走ったところに、木々の切れ間があり、そこからのほうがよく見えました。

なるほど・・・上から見たらこうなっていたのか・・・
下から見てもこれは全く分からないな。

ここから見る景色で十分だったかも。


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【12時20分】
この道のりで有名な、ぬいどう食堂へ。
余計な道草のせいで到着がすっかり遅くなってしまった。

店の中は大混雑・・・
というほどでは無いのですが、何分名物のおばあちゃんが一人で一食ずつ手作りしてるので、なかなか店が回らないようです。
これは気の毒な時に来てしまった・・・申し訳ない。


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【13時10分】
・・・小一時間ほど待って、ようやく昼食にありつけました。
ウニ丼が有名な食堂なのですが、あいにく今日は海が荒れていて漁に出れなかったようで、海鮮丼をいただきます。

美味い。
朝食のバイキングから何も食べていなかったので力が無くなりつつあったのですが、生き返りました。
おばあちゃん、ごちそうさん!!
急ぎ、自転車にまたがり先を急ぎます。


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そして、満幅の腹を抱えて、再び200m級の峠を越えていきます。
苦しい・・・

しかし、午後になって天候は回復し素晴らしい晴天のもとで、下北半島の奥地の光景を堪能できるようになり始めました。


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輝く青い海と青い空!!
やっぱり旅はこうじゃなくては。

はるか先にある『がんかけ岩』の巨大さで、遠近感がおかしくなるような素晴らしい景色!!


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がんかけ岩から、振り返っても青い海。

能登半島や、佐渡の素晴らしい海岸線に匹敵する光景です。


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そして、進行方向には、青い空の下、大間町までの最後の街である、佐井村が、半島の形に沿って、弓なりに海岸線に広がっているのが見て取れます。

ああ~ついにここまでやってきました。


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【14時半】
佐井村中心部を走り、海峡ミュウジアムへ。

佐井村は結構大きな町で、このミュージアムにも多くの観光客の姿が見て取れました。
あいにくここまでのタイムロスが響き、見学は諦めて出発します。


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【14時50分】
ついに大間町に!!
あと少しだ~


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なお、大間町は只今原発建設真っ最中のようで、まるで厳戒態勢のような囲いの中、警備員が配置された敷地の中で、原発建設が進んでいました。

周囲にはものすごい規模の宿舎などもあり、原発工事にかかる費用と労力がただ事で無い事が伺えます。
なんだろう。。。

むつ市も含めて、下北半島全体に言えることなんですが街の継続のためには必要悪なのでしょうけれど、結局この電力は都会の関東圏へ流されるんでしょうね。

一体この業を背負う側と、背負わせる側、どちらに非が有るのか・・・


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その後は大間町の中心部を抜けて・・・

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次第に海峡先端部へと近づいていきます。
人通りが増えて、賑やかになってきました。

そして・・・


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【15時半】
大湊をたってから、9時間。

ついに、本州最北端【大間崎】にたどり着きました!!
やった~!!

定番の、マグロ一本釣りのマグロモニュメントの前で感慨にふけります。


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そして、本当はこちらのほうが重要な、【本州最北端の碑】
ここが今日のゴールであり、そしてこれから始まる旅立ちへのスタート地点です。


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そして、弁天島の先に、海のかなた『函館』の景色がかすかに黒く浮かんで見えています。。。


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ついにここまで来たんだなぁ・・・
夕暮れ時の迫る中、暖かい日差しの下で潮風に吹かれつつ感慨にふけります。

旅が始まる前、日に日に悪化していく天気予報を見て、どうなることかと心配していましたが、天の慈悲か、この場所で快晴に恵まれた奇跡に感動を禁じえません。


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そして、忘れちゃいけない。
木造のきれいな作りの大間崎レストハウスに立ち寄って・・・


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本州最北端大間崎到着証明書ゲットだぜ!!

残す証明書はあと3つ!!
先はまだまだ長い。


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でもとりあえずは、ここまでの到着を祝いましょう。

売店で売っていた、リンゴビール
『大間崎に乾杯!!』

フルーティで酸味があって、なかなか美味いじゃないか(笑)


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日が傾き始める中、次第に人も減り始め、私も今日の宿へと足を運びます。

有名な無料のテントサイトには多くの人がテントを張り始めていました。

ウォッシュレット付きのトイレや、有料ですがガス完備の炊事場などもあり、一度はキャンプがしてみたい場所です。

ただ、今夜はこの後1時間もしないうちに天候は再び崩れ始めて、強風と豪雨の今日一番の大荒れの天候となったのでした。
テント張っていた人達は大丈夫だったかな?


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輪行袋に自転車を詰め込み今日の城へである、これまた有名な宿、海峡荘さんへ。

雨でドロドロになった自転車を掃除しているうちに、強風と雨が降り始めて、間一髪部屋に入ることができました。
やれやれ、対岸の函館の夜景や、大間崎の居酒屋など、夜の大間崎の見物もしたかったのにな。


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しかし、晩御飯はものすごい豪華。
ここまで走ってきて、もう腹はペコペコだったのですが、一人では食べきるのもやっとの海の幸のオンパレードです。

食べ終わったころには満腹で苦しく、とても出歩く必要も感じられず部屋でビールを飲みのみ今日の疲れを癒しつつ、明日への英気を養ったのでした(笑)

そして明日がいよいよ今回の旅の最終日
本州最北端大間崎から、本州縦断の第一歩、八戸市を目指して走ります。


それでは今回はこのへんで。
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