夫婦山【740m女峰、784.1m男峰】へ
その他の山々
今回は久しぶりに山へ。
富山市、旧八尾町にある標高740mの女峰、標高784.1mの男峰の二つの山頂を持つ【夫婦山】に行ってきました。
昨年登った双子山と同様の双耳峰です。
天候は曇りがかっていて展望は今ひとつながらも、里山に根差した低山の良さを味わえる良い山でした。

【9時】
松瀬口登山道より登山開始。
松瀬峠を挟んで反対側の小井波登山口が夫婦山の全景を眺められることや、百人一首にも歌が載る猿丸太夫の縁の石碑などがあり有名ですが、もう水芭蕉の季節も終わっていることでしょうし、水場もあるようですので松瀬口側からのスタートとしてみます。
この時点で標高は300mほど。
標高差は500mもなく、小一時間の楽しい登山が楽しめます。

なおこの松瀬口、舗装された立派な駐車場があるのが不思議だったのですが、どうやらすでに閉園した『八尾魚の公園』といった施設の跡地を利用しているようです。
昔は・・・ってつい最近の景気のいいころまでは営業していたような雰囲気です。
人口が減り、景気も減退すればこういう変わった施設ってどんどん減少していきますね。

【9時半】
2キロの林道を歩いて登山道入口へ。
入り口付近も結構広く、軽トラやジムニーなどであればここまで来ることができるでしょう。
ですが、小さな山ですから少し林道くらい歩かないと物足りないとも言えます。

入口には立派な案内板もあり、またここまでの林道にもいくつもの真新しい案内標識があり、よく手入れされた山であることが伺うか伺えました。

【9時45分】
ほどなく第一の水場へ。
う~ん。ちょっと水量が少なくて飲むのが怖いかな。

しかし、登山道はきれいです。
第一水場の先は、標高を一気に上げる感じの山ですが、
要所要所に木の階段や、ロープなどが張られており安心して登ることが出来ます。

そしてものの五分ほど登れば、この近くのもう一つの有名な低山
『祖父岳』を望む展望台に到着します。
霞がかっているのが残念ですが、こんもりとした祖父岳の姿がよく見えます。

そして第2の水場へ。
小さいけれどいたせりつくせりの良い山です。
こちらは流量も多く、これならと思い飲んでみるとなかなか冷たくておいしい水でした。
でも雪解け水ではないだろうし、この小さい山の何処を源泉にして湧き出しているんだろう?

【10時】
松瀬峠に到着。
ここが女峰と男峰、そして松瀬口と小井波口の郷合流地点。

さて、とりあえずまずは女峰へと向かいます。
時折縄場もあったりしますが、女峰の名にふさわしく緩やかな道のりをしばらく歩けば。。。

ものの10分ほどで女峰山頂へ。
あ、もう着いたの?
山頂はこじんまりとしていますがきれいに切り開かれており居心地の良い場所です。

しかし展望はいまひとつかな・・・
一部切り開かれていますが、霞んでいることを差し引いても余り見晴は良くなさそうです。
さて、次は男峰へと向かいます。

男峰への道のりは、一転岩の転がり縄場の連続する荒々しいものとなります。
これは中々アスレチックで楽しい道のりだな。

山頂手前には展望台への案内看板。

なんだろうと思って向かってみれば、見事な大木。
夫婦山の主ですね。
これは素晴らしい。
早月尾根などの巨大な立山杉のようです。

そして大木の先には刺々しい岩でできた見事な自然の展望台が存在していました。
これもまた見事なものです。
正面には先ほど上った女峰。

一枚岩の展望台からは遮るものもなく、実に見事な展望が開けています。
先ほども眺めた祖父岳方面。

そして富山平野方面。
霞んでいなければ見事なものだったでしょうね。

しかし、展望岩の下は崖っぷち。
一歩踏み外せば真っ逆さまです。あまり写真を撮ってウロウロしないで速やかに安全地帯へ移動します。

【10時45分】
展望台からこれまた数分で、男峰山頂へ到着します。
なかなかに広い開けた山頂は、背の高い木々もなく視界が開けており、360度の大展望台となっています。

そして山頂は、ツツジの花咲く庭園のようでもあり、背後には多くの峰々が更に山深くまで広がっていました。
快晴の日に来れば北アルプスまでの展望も楽しめる山頂で、今日のような霞がかった日に来るのはもったいなかったかもしれません。
しばらく山頂の景色を楽しんだり、軽く軽食を摂ったりした後下山を開始します。

その後、小一時間で下山完了。
下山口にはのどかな里山の風景が広がっています。
そして、あまり期待もしないでやってきた夫婦山ですが、思った以上の良い展望と、手の入れられた美しい登山道を堪能できる素晴らしい山でした。
やはり、山村の里山は、しっかりと手入れされている場合が多いですね。
地域の方の山に対する愛着が現れているようであり、また訪れる登山者たちをもてなそうとして下さる気持ちの表れのようで感謝に絶えないですね。
・・・さて、気温もずいぶん上がり、今回は登っている間中汗だくになりました。
そろそろ高山帯のシーズンも始まりかな?
それでは今回はこのへんで。
富山市、旧八尾町にある標高740mの女峰、標高784.1mの男峰の二つの山頂を持つ【夫婦山】に行ってきました。
昨年登った双子山と同様の双耳峰です。
天候は曇りがかっていて展望は今ひとつながらも、里山に根差した低山の良さを味わえる良い山でした。

【9時】
松瀬口登山道より登山開始。
松瀬峠を挟んで反対側の小井波登山口が夫婦山の全景を眺められることや、百人一首にも歌が載る猿丸太夫の縁の石碑などがあり有名ですが、もう水芭蕉の季節も終わっていることでしょうし、水場もあるようですので松瀬口側からのスタートとしてみます。
この時点で標高は300mほど。
標高差は500mもなく、小一時間の楽しい登山が楽しめます。

なおこの松瀬口、舗装された立派な駐車場があるのが不思議だったのですが、どうやらすでに閉園した『八尾魚の公園』といった施設の跡地を利用しているようです。
昔は・・・ってつい最近の景気のいいころまでは営業していたような雰囲気です。
人口が減り、景気も減退すればこういう変わった施設ってどんどん減少していきますね。

【9時半】
2キロの林道を歩いて登山道入口へ。
入り口付近も結構広く、軽トラやジムニーなどであればここまで来ることができるでしょう。
ですが、小さな山ですから少し林道くらい歩かないと物足りないとも言えます。

入口には立派な案内板もあり、またここまでの林道にもいくつもの真新しい案内標識があり、よく手入れされた山であることが伺うか伺えました。

【9時45分】
ほどなく第一の水場へ。
う~ん。ちょっと水量が少なくて飲むのが怖いかな。

しかし、登山道はきれいです。
第一水場の先は、標高を一気に上げる感じの山ですが、
要所要所に木の階段や、ロープなどが張られており安心して登ることが出来ます。

そしてものの五分ほど登れば、この近くのもう一つの有名な低山
『祖父岳』を望む展望台に到着します。
霞がかっているのが残念ですが、こんもりとした祖父岳の姿がよく見えます。

そして第2の水場へ。
小さいけれどいたせりつくせりの良い山です。
こちらは流量も多く、これならと思い飲んでみるとなかなか冷たくておいしい水でした。
でも雪解け水ではないだろうし、この小さい山の何処を源泉にして湧き出しているんだろう?

【10時】
松瀬峠に到着。
ここが女峰と男峰、そして松瀬口と小井波口の郷合流地点。

さて、とりあえずまずは女峰へと向かいます。
時折縄場もあったりしますが、女峰の名にふさわしく緩やかな道のりをしばらく歩けば。。。

ものの10分ほどで女峰山頂へ。
あ、もう着いたの?
山頂はこじんまりとしていますがきれいに切り開かれており居心地の良い場所です。

しかし展望はいまひとつかな・・・
一部切り開かれていますが、霞んでいることを差し引いても余り見晴は良くなさそうです。
さて、次は男峰へと向かいます。

男峰への道のりは、一転岩の転がり縄場の連続する荒々しいものとなります。
これは中々アスレチックで楽しい道のりだな。

山頂手前には展望台への案内看板。

なんだろうと思って向かってみれば、見事な大木。
夫婦山の主ですね。
これは素晴らしい。
早月尾根などの巨大な立山杉のようです。

そして大木の先には刺々しい岩でできた見事な自然の展望台が存在していました。
これもまた見事なものです。
正面には先ほど上った女峰。

一枚岩の展望台からは遮るものもなく、実に見事な展望が開けています。
先ほども眺めた祖父岳方面。

そして富山平野方面。
霞んでいなければ見事なものだったでしょうね。

しかし、展望岩の下は崖っぷち。
一歩踏み外せば真っ逆さまです。あまり写真を撮ってウロウロしないで速やかに安全地帯へ移動します。

【10時45分】
展望台からこれまた数分で、男峰山頂へ到着します。
なかなかに広い開けた山頂は、背の高い木々もなく視界が開けており、360度の大展望台となっています。

そして山頂は、ツツジの花咲く庭園のようでもあり、背後には多くの峰々が更に山深くまで広がっていました。
快晴の日に来れば北アルプスまでの展望も楽しめる山頂で、今日のような霞がかった日に来るのはもったいなかったかもしれません。
しばらく山頂の景色を楽しんだり、軽く軽食を摂ったりした後下山を開始します。

その後、小一時間で下山完了。
下山口にはのどかな里山の風景が広がっています。
そして、あまり期待もしないでやってきた夫婦山ですが、思った以上の良い展望と、手の入れられた美しい登山道を堪能できる素晴らしい山でした。
やはり、山村の里山は、しっかりと手入れされている場合が多いですね。
地域の方の山に対する愛着が現れているようであり、また訪れる登山者たちをもてなそうとして下さる気持ちの表れのようで感謝に絶えないですね。
・・・さて、気温もずいぶん上がり、今回は登っている間中汗だくになりました。
そろそろ高山帯のシーズンも始まりかな?
それでは今回はこのへんで。
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