本州縦断&四端踏破サイクリング【最東端編】その④『気仙沼~仙台』 - 童心週記
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本州縦断&四端踏破サイクリング【最東端編】その④『気仙沼~仙台』

本州縦断&四端踏破
09 /22 2018
今回も前回の続き。

いよいよ本州最東端を巡る旅も最終章。
9月16日(日)は、まずは宮城県気仙沼市から同石巻市まで、ツールド東北『気仙沼ワンウェイフォンド』100キロに参加した後、仙台市までの60キロを走るおよそ160キロの行程です。



前半の道程は、気仙沼ワンウェイフォンドのルートのとおり。
定められたコースを他の参加者とともにエイドなども楽しみつつ程よいアップダウンの道程を進みます。



その後、ゴール地点の石巻専修大学より、再び単独行となり、これまで通り国道45号をメインに松島、塩竈等を通過しつつ、ゴール地点仙台を目指します。


長く苦しい三陸海岸の単独行が続いた最終日、華やかなイベントに参加しつつ、穏やかな東北の道程を満喫してこの旅を終了します。

それではスタートです。


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【5時40分】
宿を発ち、ツールド東北スタート地点で荷物を預け、ゴールの石巻まで輸送してもらいます。

リュックとサドルバックを預けて、フロントバックのみ。
これまでの旅の日々からは、嘘のように身軽になりました!!
なんて楽なんだ(嬉)
これで思いっきり楽しんで道のりを堪能出来ます。


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検車も受けて、整列しスタートも目前。
先日までの天気予報では雨などと言われていたのに、この日はむしろ最高の好天に恵まれました。
素晴らしい。
この旅は全体を通して、最高の天候でサイクリングが楽しめました。


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【6時半】
いよいよツールド東北『気仙沼ワンウェイフォンド』のスタート。
300人のライダーが、4分おきに人数を分けてスタートします。
気仙沼出身のアナウンサーの方や、インストラクターの方に加えて…


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そしてご当地ゆるキャラの「ホヤぼーや」達が間を繋ぎつつ、賑やかな中出発の時間を待ちました。
ワクワクするね。今日はテンション高いわぁ♪


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序盤は信号の多い気仙沼市街をのんびりと走ります。

そしてあちこちで住民の方が応援してくださいます。
これはスタート地点だけでなく、ゴールの石巻まで至る所で人々が手を振って応援して下さっており、このイベントも本当に地域ぐるみのサイクルイベントなのだなぁと感動しました。


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震災の遺構の残る気仙沼市街を走って、数十分。
三陸復興国立公園『岩井崎』でトイレ休憩。

岩と松と海が美しい場所です。


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こちらは『龍の松』
この松も、津波の後奇跡的に1本残った松が、津波に立ち向かう龍の姿のようだと言うことにより、この形で保存されているそうな。

見事に龍っぽくなっていますが、やはり塩水で枯死しているようです。
奇跡の一本松もそうでしたが、やはり塩水被ったら木はダメなんだなぁ。


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【7時40分】
第1エイド 道の駅大谷海岸エイド
既に日差しに暑さも感じる中、スタッフの皆さんの歓迎の声の下続々と参加者たちが集まってきています。


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かつてもっとも海水浴場に近い駅であった大谷海岸駅は、震災後道の駅となり、現在は電車ではなくバスがかつての線路上を走るBRTとして運用されているようで、真新しい待合が設置されています。


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この海岸にささげられた祭壇。
手を合わせて先へ進みます。


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さてエイド食だ!!
先ずはクリームサンドとイチゴのシャーベット。
パンが柔らかくておいしい。
シャーベットもヒヤッとして、火照りはじめた体に有りがたいです。

また、地域の階上小学校の児童たちが、一枚一枚メッセージカードを記入してくれており、参加者たちに配られました。
感動的ですね。


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そして日焼け止めと、汗ふきシートまで貰えてしまった。
でももう手も足も顔も、これまでの旅路で見事な三食焼けに出来上がっており、私には今更無意味です(笑)


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45号線も、日曜の今日は大型トラックもおらず、静かで快適なサイクリングロードです。


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【8時15分】
第2エイド 蔵内エイドに到着。
やはり定期的にエイドが有ると楽です。


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正面には青い空と青い海が美しい漁港。
海がきれいだなぁ…


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ここでのエイド食はカボチャまんじゅうと、ワカメ汁。
まんじゅうも旨いが、ワカメがコリコリと美味しいね。


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その後、市街地を離れた後、皆が一時足を止めて、巨大な堤防に上り眺めるものは…


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おお…
これはすごい…
この旅一番の『海』の景色が広がっています。
空に流れる雲も、彼方の山々も皆美しい…


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【9時20分】
この辺りから、ポツポツと石巻からの気仙沼フォンドの参加者の方々とすれ違いだすようになります。

厳しい登りもお互いすれ違いざまに励まし合って、明るい気分でイベントを楽しんで走ることが出来ました。


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【9時35分】
第3エイド ホテル観洋エイドに到着です。


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う~ん、歓迎ムード全開です(笑)


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ここでのエイド食はフカヒレスープ。
トロッとしたスープに、塩っ気が有りがたい。


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その後も美しい海を見ながら三陸の道を走ります。
ここでも白い堤防が、至る所で工事中です。


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【10時10分】
第4エイド 神割崎エイドに到着。
最も大きなエイドで、昼食ポイントですね。

道を挟んだ反対側には、石巻からの気仙沼フォンドや北上フォンドの方々のブースとなっており、両イベントの参加者も集まる賑やかなエイドとなっておりました。


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南三陸のタコが入ったシーフードカレー。
やはりエイドの昼はカレーだな。
タコがコリコリしてうまい。
カレーはもう少し辛口が良いかな(笑)


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そして焼き芋ようかん。
つるんとして、のどに残らず、甘くて食べやすいです。


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ご当地ゆるキャラのタコのオクトパス君
なんか可愛い(笑)
エイド内で愛嬌を振りまいていますが、君カレーに入れられて食べられちゃってるんだよね…


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そしてエイド内で伝統芸能『行山流 水戸邉鹿子躍』がご披露されます。
こんなものまで出てくるなんて、すごいな!!
いたせりつくせりですね。暑いのにありがとうございます…


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その後、こちらも三陸復興国立公園『神割崎』へ
ただ階段を下りてまで見に行くのが面倒で、看板だけを見てスルーします。


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その後も多くの参加者とすれ違いつつアップダウンを繰り返して進みます。


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【11時】
山越えの後の長い下りのトンネルを抜けてすぐ。
勢いも収まるや否や最終第5エイド 北上エイドに到着です。


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こちらでのエイド食は、「金のいぶき、玄米ご飯」に「ウニめかぶ」をぶっ掛けたウニめかぶ丼。つるつるとしためかぶと玄米の組み合わせが旨い。


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そして給水所にコーラが(笑)
暑いから炭酸が最高に旨い!!


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そしてヨーグリーナも一本丸々もらえました。
これも暑いため、一気に飲み干してしまえます。
すっきりするわ~。


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その後、コースは北上川に沿って石巻へと進んでいきます。
広がる大きな河口は海のような大きさと青さです。


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北上川の堤防道路をスピードに乗せてぐんぐん進みます。
しかし北上川が美しい。
足を止め、眺められる絶景スポットが無いか探し続けてしまいます。


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そして、新北上大橋で対岸に渡り、大川小学校の遺構を横目に、更に北上川を遡上して行きます。
本当に、この美しい景色からはあの小学校の姿が信じられないね…

そして不思議なことに、この辺りからはパタンと人に合わなくなり、ゴールまでほとんど独走状態が続いて、ほんとにコースが合っているのか不安になってくるほどでした。


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北上川を離れて、黄金色の穀倉地帯へ。
ここでも独走~、快適だけどなんかさびしい・・・

その後、途中の交差点で、疲れが取れるからと、おばあちゃんにアメちゃんを貰います(笑)
ありがとう。


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そしてついに石巻専修大学の敷地内へ。
赤いテープが雰囲気を盛り上げてくれます。
フィナーレが近いんだなぁ…


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【12時25分】
正門をくぐって、ついにゴール!!
やった~

なお、ゴールの写真も撮りたかったのですが、余りの出迎えの歓迎ぶりに、止まって居られない雰囲気だったため、止む無くゴールアーチを素通りする羽目になりました(笑)


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なお、これが後で横から撮ったゴール。
いやあ楽しかった(笑)


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広大な石巻専修大学の駐車内のゴール会場には、無尽蔵に自転車が並べられるかのようなサイクルスタンドに加えて。


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様々な屋台や企業のブーステントが立ち並び、周囲ではキッズ達のためのイベント広場も設けられ、大きなお祭りのような賑わいを見せていました。

これから続々と参加者たちが帰ってくれば益々賑やかになるんだろうな。
良いなぁ~
何かゆっくり食べていきたいけれど、私にはまだ先が有るんだよね。


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【13時】
さて。
とりあえず名前入りの完走証もいただき、気仙沼で預けた荷物も受け取って、再び旅立ちの準備が整いました。
なお、ここまでの道のりはメーター読みで101キロ。
獲得標高1,066と中々の道程だったのですが、暑い以外にさしたる疲労感は無く、他のサイクリストと楽しんで走ったことにより自分の力以上のペースで走れたことを実感しました。
まあ、荷物も軽かったしね(笑)

賑やかな会場に名残惜しさを感じつつ、ここまでの道程を楽しい物にしてくれた、このイベントに感謝し、また被災地の復興はいまだ半ばで、多くを失ったであろう人々が、こんな訪問者を温かく迎えてくださったことに改めて感謝しつつ、会場を後にして、仙台までの残り60キロに向けて再スタートを切りったのでした。

ありがとうツールド東北!!
またいつの日か!!


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なんだかもう残りはプロローグのような雰囲気ですが、会場を離れて、国道398号線から再び、国道45号へ合流します。
車多いなぁ。
昼下がりはますます暑くなり、半日ぶりの荷物が重く肩にのしかかります。


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混み合う石巻の市街地を抜けて、路肩は狭いながらもペース良く45号を進みます。
しかし暑い…
なんだかボ~ッとしてくる。


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【13時45分】
東松島市矢本の国道沿いのT-2ブルーインパルス。
でかいなぁ。
暑くてボーっとして、こんなでかい物を見落とすところだった。

ちょっと無理しているな。
何処かで休まないと…
コンビニのフードコートで補給がてら休憩を取ります。


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【14時半】
一端45号を離れて、松島市方面へと進むため県道27号東松島パークライン方面へ進みます。
こちらも、震災の津波で被害を受けた、鳴瀬川河口の景色を眺めます。
宮城の河口って広大なんだなぁ…


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その後は鳴瀬川に注ぎ込む、東名運河に沿って、静かな東松島パークラインを進みます。


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途中、震災により廃線となった、野蒜駅跡地に併設された東松島震災復興伝承館をのぞいてみたり。


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被災した駅が保存された震災復興メモリアルパークなどに寄り道したり。

展示館などは沢山あったけれど、どこものんびりと見ていられないのが残念ですね。

しかし、どこの被災地にもその場所で被災した人の思いや土地の姿、歴史が有り、やはりその地その場所の情報を、わずかでも受け取ってくる事は、どこかのまとめを眺めてわかった気になるよりも有意義なことなのではないかなと思いますね。


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そして、再び45号に合流したのち、これまた有名な松島海岸へ入り込んだのですが、これがビックリなほどの観光客と、車の数。
温泉街なども有り、人だらけです。


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こんな本格的な観光地だったんだな…
連休の観光地を甘く見ていた。
走りにくいし、危ないからさっさと松島海岸を抜けてしまわないと。


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【15時15分】
もう日も傾きつつあるというのに、観光船乗り場には多くの人が行列を作っています。
すごいものだな…
でも港から眺める島々を見れば、海から眺めれば見事な光景が待っているんでしょうね。


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その後、交通量の多い松島海岸を何とか抜けて島々の姿を眺めつつひと心地つきます。
本当に大小多くの島があふれている場所です。
三陸海岸は、不思議な地形が目白押しだな。


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その後、塩竈市に入ってからも、混み合う市街地をどこかの自転車サークルの子たちの後ろをしばし進み…


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【15時50分】
多賀城市へ。
もはや、これまでの三陸の景色とは完全に離れます。
あとは夕暮れの中、市街地の中を車とともに仙台市へ向かって進み続けます。


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【16時】
ついに仙台市に入りました。
交通量も多くなる中、旅もラストスパートです。


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日も傾きつつある中、仙台中心部へ向かって45号を走り…


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途中再びコンビニで補給した後、交通量の少ない側道に逸れてゴールを目指します。


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【17時】
着いた~!!

気仙沼市から、走り続けて160キロ。
本日のゴールにして、本州太平洋側縦断と本州最東端踏破をテーマに掲げた旅の終着点に辿り着きました。

青森県八戸市を出発してから、宮城県仙台市まで丸4日。
その間の、道程にして500キロを超える三陸海岸の道のりは、その距離以上に入り組んだリアス式海岸が作り出す高低差に苦しめられた旅路となりました。

しかし、恵まれた天候、圧倒的なスケールの自然の景色、そして東日本大震災の遺構と復興を巡る道のりに加え、ツールド東北への参加を盛り込んだ旅は、これまでの冒険の旅の中でも指折りの充実感を得られた旅となりました。

今回の旅の素晴らしい思い出を胸に、次回の冒険の旅も素晴らしい道のりとなるように願いつつ、今回の旅の幕を下ろしたいと思います。


それでは今回はこのへんで
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コメント

非公開コメント

三陸海岸自転車旅 お疲れ様でした。
怒涛のブログ更新、ロードバイク同様
流石の瞬発力ですね。
自分と逆周りの三陸旅ということもあり
見逃した景色が多くその分楽しめました。

話変わりますが今、猪谷から富山、金沢
まで電車移動中です。
何と156号通行止めで高山周りで猪谷
着いた所で暗くなり自走断念しました。
明日は金沢起点で北陸ブラブラ楽しみます。

Re: タイトルなし

Nao様
ありがとうございます。
景色もよく、程よく厳しい東北旅、とても充実した中身の濃いものになりました。
やはりある程度は苦労しないと脳に刻み込まれませんからね(笑)

そして更新もハイペースで頑張ったので寝不足です(笑)
今日ようやく旅の荷物と自転車の片づけが完了しました。

なんと、北陸まで来ておられるのですね!
フットワークが軽いなぁ。
しかも156はまだ通行止めだったのか。災難でしたね。
しかし明日は天候もよさそうですし、あちこちイベントをしていることでしょうから、北陸の道を楽しんでください!!

OKI

大人になった全ての人へ
輝く冒険の日々は誰にでも
そんな思い出日記の徒然書