故郷の情景は引き継がれ・・・【蛍とナマズのいる風景】

自然に関する童心
05 /30 2012
 もう五月も残り一日を残すばかり。
 六月になれば梅雨になり、気温もぐんと上がり夏が訪れることでしょう。季節の移り変わりは早いものです。
 
 今日は今年初の来訪者を確認しました。


IMG_3348.jpg
【20時】
 田んぼの畔の草むらの中に、ひっそりと輝くきらめき。
 今年初の蛍です。
 

IMG_3350.jpg
 ごめんな。ちょっと照らさせてもらうよ。

 黒い羽根に、立派な赤い胸。ゲンジボタルですね。

 用水のそばの、広い畔道の中に、今日のところはほんの3匹ほどを確認することが出来ました。
 もう少し日がたてば、何匹か増えるかな?

 私が子供の頃の30年くらい前、用水がコンクリで固められる前までは、川岸の至る所で蛍の輝きが見られたものです。
 この調子では、見ることが出来なくなるのも時間の問題でしょうか。


IMG_3353.jpg
 晩御飯を食べ終わった娘を連れだして、蛍のそばまで連れて行きました。
 富山の田舎育ちの娘ですが、それでも頻繁に蛍と出会うことは出来なくなっています。

 6歳になった娘は、蛍の光に興味深々のようです。とても喜んでいます。

 昔なら、1匹くらい捕まえて、虫かごに入れて持って帰ることもできるでしょうが、今の蛍の数ではその1匹の犠牲が、生態系に致命傷となりそうです。
 傍で、観察するだけで我慢してもらいます。


IMG_3357.jpg
 蛍を充分堪能させたところで、さらに奥地へと連れ出します。ライトを片手にご機嫌で先導しているつもりなのが可愛らしいものです。
 

IMG_3337.jpg
 次に見せたかったのはこれ。
 『ナマズ』です
 家のすぐ側の用水は、いまだコンクリ化されていない流域がかなり有り、その一角でひっそりと生活圏を確保していたのでしょう。
 通年を通して、夜になると活発に周囲を泳ぎ回る姿を見ることが出来ます。
 
 軽く確認しただけでも、大小10匹以上の個体の生息が確認できます。
 蛍の存在は知っていても、ナマズの存在は聞くのも見るのも初めてのようで、生で見るナマズの姿を見つける度に娘は、蛍以上に喜んでいました。 


IMG_3340.jpg
 ナマズ達もいつまで見ることが出来るでしょう?
 この個体はかなり大きい。比較対象がなくて申し訳ありませんが、50センチ近くはありそうです。
 
 『捕まえてみたい!!』と言う娘をなだめて、今日のところは家に帰りました。

 そうだね。お父さんも捕まえてみたいよ~。
 でも捕まえてもナマズはなぁ・・・カエルでも餌にすればいいのかな?

 かば焼きにしたら美味しいとは聞くけれど・・・嫁には絶対に料理はできないしょうね(笑)
 
 
 その後、さんざん追いかけまわした挙句、満足して帰宅しました。ナマズたちすまんね。捕まえない代わりに、教育のためと思って我慢してください(笑)

 今後も毎年、出来るだけ見せてあげたいな・・・。
 娘がいつの日か大人になって、この家を離れ、両親とも離れて。遠くの都会で生活するような時が来たとしても、幼い日々の故郷のささやかな思い出として心に残ってくれればと思います。


 それでは今回はこのへんで
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

故郷の情景

OKI様
僕の子どもの頃(30年前になりますが)まだ、ザリガニ、カエル、小魚をタモで捕まえて遊んだものです。
それでも蛍を初めて自然で見たのは、つい4、5年前。
そこですら開発問題で何年、その姿を保てることか。
子ども時代の自然との触れ合いが、今後の成長の糧になるのでしょうね。

Re: 故郷の情景

尾張雲助様
どこでも30年くらい前はそんな感じだったのでしょうね。
更に前は、もっと豊かだったことでしょう。
私は別に自然愛好家でもありませんが、
ふとした時に、何気ない日常の貴重さや美しさに気が付くことはあります。
子どもにも出来るだけ伝えておいであげたいところですね。
まあまだ意味がわからないでしょうが(笑)
貴重な風景も、こうしてブログなどで形の残しておくのも一興かなと思いました。

OKI

FC2ブログへようこそ!