グランフォンド糸魚川2012走ってきました

サイクルイベント
10 /07 2012
 10月の3連休の真ん中。
 10月7日(日)に、例年楽しみにしている秋のサイクルイベントである、グランフォンド糸魚川2012が開催されました。

 今年で3回目の参加となる当イベントですが、昨年は天気に恵まれ無いながらも何とか完走し、今年こそは爽やかな秋空の下でのサイクリングを楽しみたいと希望を胸にこの日を待っていました。
  
 しかし、出発前に確認したの糸魚川の天気予報は、『雨後曇り』・・・現在進行形で悪天候なのか。
 なんだよ・・・現地に着くまで希望すら持たせてくれないのか。車に乗り込む足取りも心無しか重くなります。
 
 腹立たしいことにその翌日8日の『月曜日』の天気予報は『晴れ』!!
 
 なんだかなぁ~やりきれないなぁ


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【7時20分】
 とか何とか言いつつも、無事に受付を済ませて出発まで待機の状態となりました。
 富山から糸魚川市へ向かう途中の高速道路上では、ほとんどの区間で雨に打たれており、かなり絶望的な気分で出発することになりそうでしたが、なんとスタートを目前にして太陽の日差しが現れました。
 この時点での気温は22℃まで上がっており、ウインドブレーカーを着るのは暑いくらいで、アームウォーマーくらいで大丈夫でした。


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 多くの参加者が、道の駅マリンドーム能生の公園いっぱいに自転車を並べてスタートを待ちわびているのがよくわかります。
 様々なメーカーの様々なラインナップが所狭しと並べられ、さながら自転車の品評会のようなものです。

 差し込んだ朝日のおかげで海は青く美しく、雲の隙間に広がる青空が美しい・・・
 う~ん。もしかしたら今日のサイクリングは秋晴れの素晴らしいものになるのかな?

 ・・・当然、そんな甘い考えは、見るも無残にあっという間に覆されたのですが。


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【8時10分】
 スタート直後はしばらく久比岐自転車道を集団で走ります。
 道は狭く、車道との合流部分やアップダウンもあり、この辺りは抑え気味に走らないと危険です。

 しかし、このグランフォンド糸魚川。まとまった平地はほとんどなく、大半が上り下りの繰り返しのコースの為、少ない平地の区間はついつい飛ばしたくなってくるんですよね(笑)

 そして、あっという間に広がってきた黒々とした雲。青とも緑ともつかない海の色。
 スタート前の晴天はやはり一時的なもので、天気は悪化に向かうのか・・・まあ、もともと覚悟はしていたので最後まで耐え抜くとしましょう・・・


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【8時55分】
 ついに、と言うかもう来た!!秋の雨は冷たい~
 まだスタートしてから20キロも走っていないうえ、第1エイドへ向かう母袋峠に入ってしばらくの、10%近い傾斜での降雨です。

 しかも結構雨脚が強い!!うわ~助けて~。


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 その後もどんどん強くなる雨。
 もうウェアもメットも、シューズの中も水浸しの状態。
 ほんの出だしからこんな状態になってしまうとは、もう笑うしかありません。

 ここまで来たらもうどうなっても良いわ!!このまま絶対に完走してやる!!

 と、異常なテンションから発生した怪しいパワーによりグイグイと坂を登っていきます。


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【9時25分】
 第1エイドに到着。
 登りは雨に打たれても暑いくらいでちょうど良かったのですが、エイドに着くまでの下り区間ですっかり身体が冷え切ってしまいました。さ、寒い・・・

 かじかむ手で、サドルバックからウインドブレーカーを引っ張り出します。

 なお、グランフォンド糸魚川はエイドの食べ物が大変おいしいことでも有名です。

 今回はこの第1エイドで配られた、今大会で 初めてお披露目された【クリームパン】
 ソフトフランスの様な生地の中にとろけるカスタードクリーム。

 雨を避けながら、写真も撮らずにかじかむ手と舌で食べたものですが、それが最高に美味しく、第2、第3エイドでもまた食べたいな~と思っていたら、第1エイドのみの食料だったようで、もっとじっくり味わっておけばよかったと後で後悔しました。


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 第1エイドを出発後、少し雨脚は弱まりましたが、止むことはなく雨の中を再び第2エイドへ向けて山越えを続けます。

 正面には山頂の形が特徴的な、標高1,316メートル【鉾ケ岳】の姿が見えます。
 このグランフォンドの第2エイドに向かう林道の所々に山頂へ向かう登山道が有り、標高も低く手頃で、なかなか面白そうな山なので登ってみたいななどと、余計なことを考えてしまいます。

 また、今回は、受付開始当日の消印の申込者全てを参加可としたため、過去最大人数でのグランフォンドであったはずですが、第1エイド以後は心無しか走っている人が少ないなと感じられるのは、やはりこの雨で早々にリタイアを決めた方も大勢居られたのでしょうね。。。


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 峠の頂上目前。
 心憎い演出が待ちうけたりしているのも、このグランフォンド糸魚川の特徴ですね。
 糸魚川の多くの街道で応援、誘導してくださるの住民の方々の暖かささももさることながら、このような運営側の心遣いや演出も走っていて気持ちの良いものです。


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 標高およそ600メートル、加えて登坂距離が7キロに及ぶ、グランフォンド糸魚川最大の難所。『こえど越え』の後に眼下に広がる景色。
 まるで、山と山に挟まれた平地に広がる集落の姿が、箱庭のように綺麗です。

 なお、このころにはだいぶ雨脚も弱まってきており、すこし天候も落ち着いてきたようでした。


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【10時55分】
 第2エイドに到着です。ふう。これでやっと半分くらいか。
 寒い為汗の量も少なく、水分は全く欲しくなかったのですが、お腹は減っています。さあ食うぞ!!
 

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 まずは『おにぎり』シソと鮭がありました。


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 そして『味噌汁』。身体があったまります。


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 さらには色とりどりに盛り付けられた『笹寿司』。それぞれ乗せられた具材が異なり、とっても美味しい。


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 そして最大のお楽しみ。大好きな『笹団子』です。これが食べたかったんだよね~


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 紐をといて、笹を剥がすと中には粒あん入りの笹だんごが。

 やっぱり美味しい!!程よい歯ごたえの笹餅と良い、中の餡子の甘さと言い絶妙です。

 うん、冷えていた身体も、たくさん食べたことにより暖まり、力が湧いてきました!!


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 先へと進みます。グランフォンド糸魚川は、海に面した8号線からどんどん山の中に入って行くイメージですが、その先々で集落が有り、気持ちの良い声援と、美しい風景が現れるためアップダウンの連続でありながらも走っていて飽きないコースです。


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【11時40分】
 スタートよりおよそ66キロ地点

 有名な、私設カレーエイドのお宅に到着しました。
 今回は今までで一番早くここまでたどり着いたのではないかな?
 雨に打たれてやけっぱちになって飛ばしていたからか、走り込みにより自分がだんだん早くなってきたのか、はたまた単にリアを28Tにした効果なのか(笑)

 とりあえず、毎年訪問させていただいて、ついに3回目にしてカレーのルウのみでなく、ライス付きのカレーライスをいただけました!!やた!
 福神漬や、らっきょうもたっぷり乗せて、豪華なカレーとなりました。
 
 いつもは到着が遅くてコメが売り切れてしまっており、カレールーのみをいただいていたのですが、初めて食べることが出来たカレーライスの美味しさが体に染みわたります。家庭的なカレーの味で美味しい。
 なお、私設エイドでの善意でのご提供のため、写真は遠慮させていただきます。見たい人は頑張って走ってきましょう(笑)
 
 しかし毎年毎年大変な作業、感謝ですね。しかしさっきから食べてばっかりだ・・・・
 
 また、この辺りまで来た時点で完全に雨は上がっており、体も大分乾いてきためウインドブレーカーを脱ぐことが出き、身軽な態勢で、第3エイドへと進むことが出来たのでした。


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 なお、今年からは第3エイドの位置とコースが変更になり、一路シーサイドバレースキー場へと向かうこととなります。そこまでの道のりが長い登り坂で大変だったのですが・・・

 また、海谷街道と言った道の途中には見事な渓谷を見ることが出来、激坂の途中ではありましたがついつい見入ってしまう雄大な眺めでした。

 これは見事なものですが、富山県の国立公園立山内に存在する称名滝へ向かう途中の、悪城の壁ともよく似ています。似たようないでたちの土地なのでしょうか?


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 海谷渓谷を過ぎればすぐに最終第3エイドのシーサイドバレースキー場にたどり着くのかと思いきや、その後もどんどんどんどん山の中へと入りこんでいきます。
 
 連なる低山の数々で視界は埋められてしまいます。いったいどこまで行くんだい。
 サイクルイベントであればこそ景色を堪能する余裕もありますが、一人ではとてもでは有りませんがここまで入り込んで走ろうとは思えないくらいの場所ですね。


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【12時55分】
 その後ようやく、およそ88キロ地点にて、第3エイドであり、最終チェックポイントでもあるシーサイドバレースキー場に到着です。
 もう残すところは3分の1を切りました。

 しかし、最悪なことにここに至って三度雨がぱらついてきました。

 が、まあここはスキー場のため山間地ですが、後はひたすら海へ向かって下っていくので、次第に雨は上がっていくのではないかと楽観的になる余裕も出てきました。

 さあ、食うぞ(笑)


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 グランフォンド糸魚川の最終エイドと言えば『コロッケ』です。
 サクサクして、暖かくて、程よい塩加減・・・美味しい!!!
 

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 そして『笹寿司』第2エイドのものとは形が異なりますが、こちらも綺麗に彩られて見た目もお味も美味しい一品ですね。


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 その後はバナナも食べて、食後のコーヒーとしゃれ込みます。ふう・・・
 雨脚は再び強まってきていますが、残す道のりはあとわずかの為かなり余裕をかましています。


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 そして締めは『笹団子』(笑)
 やっぱりおいしい。
 これならあと3つくらいは食べられそうですが、さっさと先を急ぐことにします。


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【13時55分】
 その後は予想通り、スキー場から下って行くにつれて雨は弱まって行きました。
 
 そして最後の峠道である、糸魚川CCゴルフ場の山も乗り越えて、ついに国道8号線を渡って海岸沿いへ。
 もう残すところ10キロ足らず。

 海岸沿いのサイクリングロードは、路面が継ぎはぎで尻に響く走りにくい道です。 


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【14時20分】
 出だしの過酷さからは想像もできないほど、なんだかやけにあっさりゴール。

 私のメーター読みでは113キロ足らずで、かなり距離も短いのでしょうが、なんだか今までで一番早くゴールできてしまいました。

 昨年はリアスプロケットが12-25Tで挑んだ大会でしたが、今年は28Tへと大型化した効果もあると思いますが、それにしても予想では15時を過ぎると思っていたのですが、あまりに早すぎて応援要員の妻子はいまだ高速道路上の人です。

 ゴールの受け付けも済ませてしまい何だか手持無沙汰になってしまいました。


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 そうそう。忘れてはいけません。
 ゴール後には『キノコ汁』がふるまわれるのでした。
 早速いただきます。熱い熱い。温まるなぁ・・・

 気温が低くて、ろくに汗もかいていないのに、本当に食べてばっかりだ。大丈夫だろうか。。。

 そうこうしているうちに、妻子も道の駅マリンドーム能生に到着し、グランフォンド糸魚川の参加賞である『カニ1,000円分』引換券を利用して、皆でボリボリとカニを2杯ほど貪ったのでした(笑)


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 さて、今回のグランフォンドでも2年連続ずぶ濡れになるという苦難に見舞われました。
 しかもそれが出だしからと言う笑うに笑えない状況でしたが、この際楽しもうと多彩なエイド食に注目してみました。改めて思うと、本当に多種多様なエイド食が揃えられており、準備を進める方々の苦労に感謝が絶えませんえん。

 また、天候のすぐれない中で、街道から声援を下さった地域の皆様の姿。
 その中でも雨の中、パイプ椅子に座りながらも、傘をさしつつ誘導してくださったおばあちゃんの姿が目に焼き付いており、やはり運営と地域とが一体となった素晴らしい大会だなぁと、改めて実感しました。


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 その後、能生でカニを食べたりと、ゆっくりしている間にまたまた雨が降ってきてしまい、速やかに車に戻って泥だらけになった愛車をしまい、マリンドーム能生から7キロほど離れた、『海テラス名立』へと移動しゆったりとお風呂に浸かって帰宅したのでした。

 湯船の種類も豊富で、壁には本物の魚が泳いでいる水槽が有ったりと、なかなか凝ったつくりの銭湯です。
 疲労しているうえに、雨に打たれて冷え切っていた身体もすっかり温まって、気分も体調も良く富山県までの帰路についたのでした。
 

 今回も一筋縄ではいかない、なかなか過酷な一日でしたがやはりサイクルイベントに参加するのは楽しいものです。今後も出来る限り参加したいですね。


それでは今回はこのへんで


≪追記≫

翌8日は朝から抜けるような秋晴れ・・・


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恨めしい青空・・・

さあ、今日はドロドロになった自転車の整備をしておかないと。
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コメント

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GF糸魚川

おかえりなさい、お疲れ様でした。
GF糸魚川のHPを昨夜、見ましたが写真が少なかったのは...降雨があったからだったのですね(残念)
ASで提供される品は、どれも美味しそうなご当地料理で素晴らしいですね。
来年は、どこかのGFに参加を検討してみます。
快晴を願掛けしましたが足らなかったようです...(汗、汗)

Re: GF糸魚川

願掛けありがとうございます(笑)
 前から天気予報を見ていて、雨に打たれるのは覚悟の上での参加でしたが、どうせならばやはり気持ちの良い晴天であってほしいものです。
 きっとそのほうがコースもずっと楽しんで走れることでしょうし、エイド食も遥かに美味しいものになることでしょうし。
 などと、私も偉そうに記事にしつつもまだ、富山と糸魚川の2大会しか参加したことはないので、他のイベントにも参加してみたいとは思いますね。
 ただ、ギリギリ日帰りできそうなイベントでも、前泊が参加前提となる前日受付のみのイベントが多くて、なかなか参加し難いものが有ります。
 

GF糸魚川お疲れさまでした!!

雨の中、グランフォンド糸魚川おつかれさまでした。
とりあえず、風邪をひかないよう熱い風呂に入って、ゆっくり休んでください。
グランフォンド糸魚川のコースも面白そうなので、是非、晴れた日に遊びに行きましょう!!
糸魚川は魚介類もおいしそうなので…。

Re: GF糸魚川お疲れさまでした!!

アルボル様
ありがとうございます。
 天気はイマイチでしたが、それらも含めてのサイクルイベント。
誰も強制はしないし走るも走らないも自分次第・・・と言いつつも結局リタイアはまずしないんですけれどね。
最後まで走らないともったいない。
 サイクリングにGF糸魚川のコースは使えないと思うね。海岸沿いの久比岐自転車道もロードで高速で走るには少々辛いし、内地に入ったコースは、コンビニどころか商店も無い林道地帯のうえ、エイドも無く淡々と上り下りを繰り返すことになり単なる修行になると思いますよ。目標となるランドマークも徹底しにくいし・・・
 このコースはグランフォンドを通じて走るからこそ感動的で楽しい、賑やかなコースになるのだと思います。
 やるなら別ルートかいっそ富山から走る位がちょうど良い道程だと思います。

初めまして。
こえど越えに写っているのは、たぶん私です。

雨すごかったですね。
悪魔オジサンに聞いたところ、最初の山岳の雨で80名ほどリタイヤしたそうですよ。(その他トラブル続出だったみたいです)
私もあの雨が続けば80kmコースに変更しようと思った程です。

Re: タイトルなし

AOIYURI様
ありがとうございます。そして勝手に載せてしまいすいません。
 でも、この広いネットの世界で、自身の姿が掲載されたブログに遭遇されるとはものすごい偶然ですね・・・
 第一エイドで、80名もリタイアしていたのですね。通りで人気が無くなってきたはずです。
 また、加えて今大会は、雨のせいか路肩でパンク修理をしている人の数もべらぼうに多かった印象が有ります。
お互い無事に完走できたようで何よりです。
それではまた気が向いたら訪れてやってください。

お疲れ様でした!

雨中の完走、お疲れ様でした。
秋の雨・・・さぞかし寒かったでしょう。
それにしても各エイドの食べ物は充実してますね~
私設エイドのカレーも心嬉しいですなぁ~

Re: お疲れ様でした!

山賊様
ありがとうございます。
山賊さんもそれこそ寒い中お疲れ様でした(笑)
糸魚川のエイド食は実に多彩で美味しいものです。
このグランフォンドを機会に糸魚川の名産品を全国お客さんに知ってもらおうとのことなのでしょうね。これも地域の商工関係者さんたちや、糸魚川市の全面的な協力のたまものでしょうね。
相変わらずもろもろが市内にぎゅっと詰まった良い大会でした。

OKI

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