中部地方一周サイクリング(その3後編)【師崎~岐阜】

富山‐富山(中部一周)
05 /14 2017
さて、今回も前回からの続きからです。

豊橋より、渥美半島を縦断し、伊良湖よりフェリーに乗り込んだ続きからのお話です。


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【11時10分】
フェリーに乗り込んで、後部デッキより海を眺めつつ約一時間のクルーズの始まりです。

伊良湖港を出てすぐ、鳥羽行のカーフェリーと進路が別れて離れていきます。

何故かみんな手を振っています(笑)


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そして青い青い海には漁船が浮かび、その遥か海岸線の向こうには発電所の風車の姿もみえる、美しい最高のクルーズが楽しめました。

気分いいなぁ~


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【11時35分】
篠島に到着です。

港に上がることも無く、次の乗り換えの船を待ちます。

乗り換えは私一人で、全ての人は篠島で降りていきます。
良いねぇ。
今からゆったり島の時間の中での生活でしょうか。


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【11時50分】
さらに小型の高速フェリーの乗り換えてほんの10分。

遂に師崎の港に到着しました!!
6年ぶりの再訪!

そして・・・
どこにいらっしゃるのかな!?

年甲斐も無く何だか緊張するな・・・
なんて言おうか・・・


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あそこだ!!

MMRさんの姿を発見しました。

いや~わざわざこんな日程に合わせてきていただいて申し訳無いなぁ(笑)

3年前のグランフォンド富山以来の再会です。

実際にお会いしたのはこれで2度目でしかないのですが、いつもその活動はブログで拝見していたため、何だか

『やあ久しぶりですね~』

くらいの気持ちに感じてしまうのが不思議なものです。

そして、やっと私の旅の記録も、MMRさんとの合流、再会までこぎつけました。
長かった~(笑)




そしてここから3日目の後編。

知多半島に上陸した後、247号とか190号とかを走りながら、岐阜駅に至るおよそ110キロの道程です(笑)
ルートの把握は今回適当(笑)

有り難いことに、この日の後半、全てをMMRさんに引っ張ってもらいました。
見知らぬ土地で、道の心配がいらない上に、相棒の居る旅というものが、こんなにも楽しいとは・・・

大感謝ですね。

おかげで、ルート喪失の心配も無く、のんびり気楽に純粋にサイクリングを楽しませていただいた、旅の中休みの午後となったのでした。

それではスタートです。


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【12時10分】
再会の感動もほどほどにし、素早く輪行袋より自転車を引っ張り出して師崎フェリーターミナル前より出発します。

しかし、港はすごい車の数です。
この人達みんな船に乗るのかな?

平日は採算上厳しいのでしょうが、GW期間だけでも自転車をばらさなくてもいいくらいの大きさのフェリーが出てくれたらいいのになぁ~


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さて、早速スタートです。

MMRさんに出発の記念になるような名所で写真が撮りたいなどという私の我儘なリクエストに応えていただき、知多半島の先端部で記念撮影を行った後、出発します。

サイクリストもチラホラ。
やはり快晴のGW、知多半島一周サイクリングというのは良いルートなんでしょうね。


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さあ、走り出します。

海も空も最高に綺麗です。

そして、向かい風が吹きすさぶ海岸線。
MMRさんがずっと、ここまで580キロを走破して、足も終わりかけた上に左アキレス腱も痛い、情けない私の風よけになってくださいました。

これは本当に助かりました。


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そしてまたまた私のリクエストにMMRさんを着き合わせます。

シャコデス。
ここのソフトクリームも久しぶりに食べていきたかった。


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まばゆい日差しの下、白く輝くソフトとじゃこ(笑)

このグロイ見た目に反して、意外に美味しいのが不思議です。

MMRさん曰く、塩分と糖分を同時に欲している状態だから・・・

なるほどね。


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その後も引いていただきながら、247号を登って行きます。

海岸線はリゾートだらけです。
大きなホテルや旅館が立ち並び。


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そして至る所に白い砂浜が現れます。

今日はものすごく暑く、もう海水浴もOKなんじゃないかな?

私もすでに日焼けが凄いことになっています。
頭にヘルメットの模様がくっきり・・・

連休明けの仕事は大丈夫だろうか・・・


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【13時】
そして、野間灯台。

恋人の聖地として売出し中の名所のようです。
かつてMMRさんのブログで紹介されていた場所ですね。

でも今日は家族連れの方が多いかな?


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美しい海岸線と砂浜。

いやあ日差しも強いし5月だと言うのに夏のように暑いけれど、本当にいい日です。


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【14時半】
常滑市に入って、セントレア空港を一望できる堤防沿いに連れてきてもらいました。

おお・・・すごい高架。
空港の有る出島まで自動車専用道ですが大きな橋が伸びています。

ここも自転車で走れたらいいのにねェ・・・


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堤防沿いは市民の憩いの場といった感じで、穏やかな空気が流れています。

お祭りのようなイベントも行われていたりと、深夜の山越えをしていた時とは別世界で、何だかおかしな気分になりますね。


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そして、新舞子へ。

ここから内陸に入って行くため、大平洋とはお別れになります。

そうか・・・
さようなら大平洋!!

またいつの日か会いに来ます。

次に海を見るの日本海か・・・
この明るい美しい太平洋を見ていると、日本海の灰色がかった群青色の海に帰るのが嫌になりますね(笑)


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その後、西知多産業道路沿いの直線コースを抜けて、信号峠とも揶揄される名古屋市街地の混雑もクリアした後、静かな運河沿いの道を走ります。

もう何処を走っているのかさっぱりわからない(笑)

どうやらMMRさんは、名古屋城が見たいと言う私の我儘に付き合って、ルート変更をしてくださったようです。
もうすぐ日も暮れかかろうかというのに、ありがたいですね。


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【16時50分】
名古屋城に到着です。

6年前、見ようとして見れ無かった名古屋城。

いやあ見事です。
美しい天守閣が一望できます。
そして、堀も広く、実に見事な城です。

ここまで来れて本当に良かった。。。

ホッとしたのもつかの間。
信じられないことにこの後、私のチェーンが切れるという冗談のような自体に遭遇し、幸いMMRさんの持っておられたミッシングリンクを頂いて速やかに復帰できたのでした。

信じられん・・・
でも本当に助かりました。

私一人だったら、チェーンを切って一コマ少なくして走るしかない所でした。
それにしたって、帰りの富山まで持ったかどうか怪しいところです。

この日は、ついてないけれど、ついていた(笑)


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【18時40分】
さて、日も暮れかかったころ。
ようやく、そして遂に岐阜県にたどり着きました。

この旅6県目の県境を越えました。

もう今日の目的地、岐阜駅は目前。

楽しかった一日も終わりが近づいています・・・


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MMRさんに引いてもらうのもあとわずかな道のり。

両者ナイトランに備えて、テールランプも点灯し、岐阜駅を目指しました。


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【19時40分】
着いた・・・

着いたよ岐阜。
日の長い5月とはいえ、周囲はすっかり暗くなり始め、夜の帳がおり始めてきています。


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最後に、信長公の金色の銅像の前で記念撮影。

MMRさんは、ここから更に自走で家まで帰られるとのこと。

長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
そして、道案内からチェーンの不始末までご協力いただき本当にありがとうございます。

私一人では、きっともっと苦しい道のりになっていたのは間違いないでしょう。

本当にこの旅で一番素晴らしい日で、この日を旅の最終目的にしていたとしても何の違和感も無い一日でした。
離れた土地で、助けていただける人と出会えた。

こんな拙いブログでも続けていて本当に良かった。

またいつかの再会を誓い、MMRさんとお別れをしたのでした。

・・・さて

最終日は悪天候であることが既に判明しており、その下でこの旅最長の岐阜から滋賀、福井、石川、そして富山までの330キロオーバーのロングライドに挑まなければなりません。

祭りの時間は終わったようです。

ここからは中部一周サイクリング最終日に向けて再びの単独行。
明日が最終決戦だ!!


それでは今回はこのへんで。

中部地方一周サイクリング(その3前編)【豊橋~伊良湖】

富山‐富山(中部一周)
05 /14 2017
さて、今回も前回からの続き。

旅も早後半戦の3日目となった、5月5日(金)は前後編に別けて記載して行きます。



まずは前編。

愛知県豊橋市から、渥美半島を50キロ走った後に伊良湖より、フェリーで知多半島は師崎に上陸します。



続いて後編。

知多半島に上陸した後、長年のブロトモMMRさんと合流して、道案内&愛知県のサイクリングロードの光景を堪能させてもらいつつも、岐阜まで引っ張っていただいた、110キロを走った、メーター読みで161キロの道程です。

この旅最高の晴天となったこの日は、見知らぬ土地で有りながら、有った事は一度きりにもかかわらず、常日頃からともに走っているかのような錯覚さえ感じる相棒と共に走り抜けたのでした。

間違いなくこの旅で最高に楽しい一日でしたね。
それではスタートです。


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【6時50分】
宿を発ち、豊橋駅前から今日の道程をスタートします。

伊良湖からのフェリーの時刻が11時のため、宿でしっかり朝食バイキングも頂いて、体調万全でのスタートです。
やはり旅はこうでないと勿体ないですね。


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豊橋市街から、田原市を目指して走ります。

豊橋市街地にもこんなに見事な松林が。
これも大きな松たちです。

大平洋側は、松が多いんだなぁ。


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市街地を抜ければ、田原市まですばらしい好天と、走っていて楽しくなるような美しい道が現れます。


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見事なキャベツ畑。

渥美半島では、あちこちで畑作が行われているようです。
この辺りは一大農産地なんですね。


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【7時45分】
渥美半島最後の駅、三河田原駅に寄り道します。
新しくて、綺麗な駅です。

6年前は余りの向かい風に泣きが入って、ここから輪行しようなんて考えていたなぁ・・・
懐かしい思い出です。


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その後国道259号田原街道から、県道28号を経て国道42号線表浜街道へ移動します。

何と無く太平洋側を走りたいなと思ったのと、かつて走った6年前の道をもう一度走りたいな~といった軽い気持ちでした。


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しかし、国道42号に合流して道も悪い上、交通量も多く、小高い崖上の道のため海岸の展望も無いと言ったあまり面白くない道のりが続きます。

そういえばこんな道だったっけ。
こんな道ならば、素直に田原街道から伊良湖に向かえばよかったかもしれない。


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しかし、伊良湖を目前にして、ようやく景色が開け始めます。

自転車道にちょっと入り込んで景色を見れば、青い空と海、そして白い砂浜。
伊良湖ビューホテルを眺めつつ、ウミガメが訪れる美しい砂浜と岩場が広がっていました。


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そして港に向かうためには大きな岬を越えていかねばなりません。
◎のコンクリ舗装のされた急登を登って行きます。


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そして来た~。

岬の上からの、渥美半島先端部。
この光景をもう一度見るために、わざわざ42号線から来たと言っても過言ではない。

陸地よりも遥かに海の見える面積の方が多い。
砂浜が美しい。。。


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『クリックで拡大』
青い海の向こうには、知多半島(どうやら見えているのは三重県の鳥羽のようです。手前の島が神島というのでしょう。)のシルエットも見えています。

すばらしい光景です。


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【9時20分】
伊良湖フェリーターミナルに到着。

駐車場には、ものすごい数の車が停まっていましたが、どうやら大半は三重県との航路、鳥羽フェリー利用する観光客の物のようです。

しかし流石に時間があり過ぎだな。。。


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ただボケ~っとしているのも勿体ないので、立派な自転車道を利用して、ちょっと伊良湖周辺をブラブラすることにします。
これも6年前にやり残したことの一つですね。


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岬の先端は小高い山のようになっていて、その中に向かって進んで行きます。


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自転車道は、岩場を削って造られたような狭い道。

中々に風情があります。


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岬の頂上には、伊勢湾海上交通センターがドンと聳えていました。

平日であればあの塔にも入れるようですが、残念ながら祝日は立ち入り禁止のようです。


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そして恋路ヶ浜の看板。

周りには慰霊碑や、東屋などが立ち並ぶ小さな公園のようのなっています。


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先ほど上から眺めた恋路ケ浜。
何で恋路ヶ浜なのかは良くわかりませんが、能登の恋路海岸とは異なる、明るい広々とした白い砂浜と海岸は、明るいカップルを想像させますね。


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そして、遊歩道まで降り立って、伊良湖岬灯台。

多くの観光客が訪れています。
景色は・・・まあまあかな。


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そして、恋路ヶ浜の駐車場傍では何件もの炉端焼きの店がすでにオープンしていました。
ちょっと小腹も空いたし、何か食べよう。


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三河湾名物の大アサリと、焼き牡蠣のセット。

注文してから焼き始めていたようで時間がかかりましたが、ものすごく美味しい。

牡蠣もさることながら、大アサリも美味しい。
もう1セットくらい軽く食べられそうですが、
次第に日差しも強くなる中、フェリー乗り場へと戻ることとします。


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出港10分前
このためだけに持ってきた輪行袋に自転車をしまい、フェリーを待ちます。

乗り場には結構人が集まってきました。
多くは篠島での宿泊客のようですね。


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船が来ました。
高速船のため、篠島で乗り継いでもわずか1時間で
師崎にたどり着く事が出来ます。

新しい船で、展望デッキもあって今日の好天での出港が楽しみですね。



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出港~!!

いざ知多半島へ。
青い空と海に囲まれて、最高の船出が始まりました。


さて、思いの外長くなったので、3日目後半知多半島編へ続きます。


それでは、今回はこの辺で。

中部地方一周サイクリング(その2)【甲府~豊橋】

富山‐富山(中部一周)
05 /13 2017
さて、今回は前回からの続きです。

GWの旅二日目は、5月4日(木)、山梨県甲府市から、静岡県清水市に至った後、御前崎等の海岸沿いから静岡県を横断して、愛知県豊橋市までのメーター読みで、261キロに至る道程についての記録です。

そんな今回のルート。



当初の計画と比べて、大きく変わった所もありませんが、静岡に入ってから美保の松原付近をウロウロし過ぎて、時間が押したため、後半浜松から豊橋を、最短距離で結ぶルートに変更しています。

二日目は、平坦で気持の良い道のりが楽しめるかと思いきや、思いのほか単調で長く苦しい道のりとなったのが印象的でした。

それではスタートです。


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【2時半】
宿を発ち、甲府駅前の武田信玄像の前より二日目のスタートを切ります。

しかし・・・
GWの駅前だと言うのに人っ子ひとり歩いていないな・・・


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スタートしてすぐ、おびただしいパトカーの群れが通りに集まっています。
山梨県警24時?

野次馬している暇もないので、先へ進むことにします。


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【3時半】
甲府市街地を抜けて、国道52号線に合流しました。
ここからは、静岡県に向けての山越えの道程となります。


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【4時半】
次第に空も白みはじめ、峠の途中で振り返ってみれば、富士川の広々とした河川敷と川面が眼下に見えました。

これは素晴らしい。
この先も、しばらくこの富士川の美しい眺めと共に静岡県に向かうこととなります。


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【4時50分】
身延町に入り、国道52号から、県道10号へルートを変更します。

52号線は交通量も多く、長い洞門も有ることから、しばらく20キロほど、迂回ルートを取ることとします。

しかし、この身延の街並み。
古い街並みになるように統一されており、中々見事です。
山の中ですが、身延って有名ですし、観光客も沢山訪れるのかもしれませんね。


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身延の街を抜けつつ眺めた身延山。

遠目にみても、中々の名峰であることが伺えます。
ロープウェイもあるようですし、相当の登山者の訪れる山なのでしょうね。


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県道10号はかつてのメイン道路といった感じで、身延線に沿って進み、時折道も1車線程に狭くなりますが、静かで舗装も綺麗で、なおかつ美しい富士川の流れとともに進むことが出来る名ルートでした。

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美しい富士川と、身延道の光景を満喫して走ります。

意外にこの道のりが、2日目で最も充実した道のりであったかもしれません。

この先は、再び国道52号線に合流し、急登&狭隘なトラック街道に心身を削り取られる道程が続きます。


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【6時】
国道52号線に合流してしばらく、ようやく静岡県に入ります。

新東名が開通した為か、トラックや車の交通量も多く、中々危険な道程がしばらく続きます。


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そして、静岡市からしばらくは苦しい峠越えが続きますが、ふと後ろを振り返って見れば見事な富士山の姿が。

おお。
やはりこの辺りは色んな所から富士山が見えるのだな。

今日は、美保の松原まで行ってみる予定でしたので、富士山が見える天候であることが解り俄然力が湧いてきます。


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【7時半】
峠を越えて、長いダウンヒルの後、コンビニで朝食を摂ったりした後、清水市の中心街に入りました。

昔家族旅行で来たなぁ・・・
懐かしい。
今日は一人ぼっちか・・・何だか寂しいな。


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しかし、立ち止まることもできません。

なお、途中の富士見橋でも、見事な富士山の姿を見ることが出来て、ついつい立ち止まってしまいます。
これは見事だ。


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【8時】
美保の松原までは綺麗な自転車道が整備されており、信号待ちに悩まされずに到着することが出来ました。

美保の松原は、その名のとおり、海岸線沿いの広範囲に松の林が広がっており、その松の巨大さは、中なか見応え上がります。

富山でこんな大きな松の林は見た事は無いな。
富山でも岩瀬辺りで大きなのは何本か生えてますが、美保の密度と大きさはスケールが違う。


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そして、まだ8時ですが観光客も多く訪れており、賑やかな観光地の姿が有りました。


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しかし、富士山が見えない。

自転車と共に富士山が写せるスポットを求めて、ウロウロしていると太平洋岸自転車道といった、自転車道の標識を見つけて侵入してみる事にします。


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おお・・・
海岸の堤防に沿って作られた遊歩道から、見事に砂浜と松林と、富士山の姿が見て取れました。

これが広告でよく見る美保の松原の光景か。
堤防沿いの遊歩道には観光客が、砂浜には部活のトレーニング中と思われる若者たちのランニングする姿が有ったりと、中々カオスな光景です。


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『クリックで拡大』
砂浜に少し降りての、美保の松原からの富士山。
う~ん・・・
本当はもっと良いところがあるのかな?
とりあえずやや曇り気味で、色あいがくすんでいるのが残念な限りです。

その後、堤防を行ったり来たりして、ベストな撮影ポジションを散策しながら走っていたらどんどん時間が過ぎていきました。
ヤバいぞ。


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その後、太平洋岸自転車道を少し走ったりしてみましたが、やはりロードバイクには厳しい路面状況であり、結局国道に回帰した後、150号のバイパスを避けて、旧道を走りますが、その道はイチゴ海岸通りの名の通り、至る所にイチゴ狩りの看板を表した農園が立ち並ぶまさに観光街道だったのでした。


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途中のイチゴ直売所で小休止しつつ、イチゴソフトを注文します。

さて・・・これがめちゃくちゃ美味しい。
サッパリとしたソフトに、シャーベット状に凍り付いた濃厚なイチゴがたっぷりと混ぜられており、まだ朝方だと言うのに、暑い日差しの下堪らない美味しさです。

家族連れが、イチゴ狩りの申し込みを行っている傍で、オッサン一人ソフトを頬張る・・・
なんだか空しい。。。

GWはやはり家族での時間を大切にするべき連休だったかもな・・・


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【9時半】
そんな後ろ向きなことを考えつつ、スタートよりおよそ120キロ。
かの超人レース、TJARのゴール地点、大浜海岸にたどり着きました。

ここかぁ~!!


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海岸までの通りには、TJARの看板が。
多くの挑戦者達が、日本海早月川河口から駆け抜けた末のゴール地点に、ようやく私も辿り着いたようです。


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大浜海岸。

多くの人々が思い思いの時をすごす、憩いの場のようです。
静かなこの海岸が、ゴール地点だったのか・・・

いまは、死闘の面影など微塵も感じられないほどの、穏やかな空間が広がっています。


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さあ、今日のハイライト。

ここまで運び続けた、日本海の水を、この偉大なるゴール地点である太平洋へと注ぎ込みます。

ああ・・・ようやくこの時が来ました。
何だかやり遂げた感じでいっぱいです。

満足して、感慨にふけっていた所でしたが、なんとまだ今日の道程の半分にも達していません。
ここから今日の宿まで、150キロは有る道のりです。

現実に返って、先を急ぐこととします。


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【10時】
大浜海岸から、150号に復帰しつつも、自動車専用のバイパス区間があり、用賀方面へと海岸線の急峻な勾配が続く道程へ迂回して、焼津市に入ります。

気温も上がってきており、静岡から清水までの山越えの後、尚且つ二日目の100キロオーバーとなり、次第にキツくなってきました。


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その後も大井川も越えて、国道416号や、県道31号の後、再び国道150号へ合流したりと色んな道を乗りついで快晴の空の下、先へと進みます。

美保の松原で時間をかけ過ぎたので、急がないとと、気が焦ります。


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しかし、御前崎に近づくにつれて、次第に黒くなる空。。。

交通量も多くなり始め、堤防沿いに走る路面の状態も悪くなり始めて嫌な感じです。。


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【12時】
およそ170キロ地点。
嫌なことに小雨がぱらつき出す中

ようやく下岬に到着です。

観光地の為か、車も多いが、集団で訪れているサイクリストもまた多い。
やはり最南端の岬ですから、良い目的地なんでしょうね。


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しかし風景はちょっとがっかりな感じ。
ウミガメ産卵地か・・・

天気が悪いせいもあるのでしょうが何か物足りない・・・


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物足りないながらもとりあえず到着した満足感に浸りつつ先へ進むと、先ほどのサイクリストの集団がたまっている場所で急ブレーキ。

『静岡県最南端の岬』の碑

おお・・・!そうそう。
到達点にはやっぱりうこういうのが無いとね!!

展望デッキなども有って、中々良いポイントです。


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そして海。

小雨の中、眺める
海は、心なしか先ほどよりも綺麗に見えます(笑)

また、進行方向が明るい為、進めば再び雨雲の下から出られると思い、先を急ぐこととします。


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下岬灯台。

車がたくさん来るけど、みんなあそこでも目指してるのかな?


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そして、再び150に合流するため走り出します。

浜岡原子力発電所付近。
多くの風力発電の風車が立てられています。
この広い平野ですから、海風も上手く使えば結構な発電が出来るのでしょうね。


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150号に合流してすぐに国道脇に牧場を発見。

時間も無いのにフラフラと近づいてしまいます。

馬だ、近いな~
黙々と草を食べています。


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【12時半】
時間が無いと言っているのにまたしても寄り道(笑)

浜岡砂丘なる看板が目に入ったため寄り道してみます。

ちょっとした小観光地の様で、店も出ていたりと賑やかな感じです。
砂丘までは・・・いくらSPDシューズとはいえ、流石にこの砂の丘を越えて入る気にはならないな。


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ちょっとした無駄足を踏みつつ、先へと急ぎます。

150号に戻る前、少し脇道に入りますが、見事なヤシの木が多くみられるのも、南国の静岡ならではですね。


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そして、しばらくはひたすらに長い長い150号の直線をひたすら走り続けます。

道の駅などは車でいっぱいで、とても入る気分にならず、途中またまたイチゴ農園などでイチゴをつまみ食いなどしながら、淡々と浜松を目指して突き進んだのでした。

しかし単調な直線って辛いわ・・・


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【14時半】
2日目の200キロを優に超え、天竜川を渡ります。
この頃には雨雲も抜けて、すっかり快晴!

今日の行程もあと少しです!!


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そして、悲鳴を上げ始める身体。

アキレス腱が痛い・・・
しかも今回は前の九州行きとは逆の左足・・・

急慮ドラッグストアでシップを貼ってその場をしのぎます。

やはり昨日から大きな峠越えが続いたから無理が来たのかも。
まだ旅は3日目と、4日目が控えていると言うのに・・・

不安を抱えつつ、先へと急ぎます。


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国道1号を避けて、県道316号から浜松入りを目指します。

しかし腹が減ってきた。
暑くて食欲が無かったのですが、腹が減ってきましたね。
ここまでずっとコンビニ食ですのでなんかまともなものが食べたいな。。。


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と、言いつつも結局コンビニで済ませ(笑)

ちょっと変わった県道49号に。

これ一方通行なんだ。
そしてこれがかつての東海道の名残なんだそうで。

へ~。。。
しかしここも見事な松。
東海地方は松が凄い育つんだな。


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【15時半】
そして国道1号に合流した後、ついにやってきました弁天島!

2011年以来、6年ぶりの再訪です。

深夜の出発からはや13時間。235キロ。
長かった。。。

再び眺める弁天島からの、赤い鳥居を眺めて感慨にふけります。
あれから色んな所を走ったなぁ・・・

全てはあの富山~名古屋サイクリングが、この自転車狂の旅の始まりですね(笑)

GWに40過ぎたオッサンが一人で何をしているんだか・・・

さて、しかしここもホテルが沢山あるから観光客でいっぱいです。
時間も押しているので速やかに先を急ぎます。


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さらば輝く浜名湖よ。
そして弁天島よ。またいつの日か!!

遠目に眺める1号バイパスが昔の通りで懐かしいな。


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さあ、後は今日のラストスパート。

当初は昔通ったルートをもう一度と思い、1号から42号を経由するルートも考えていましたが、疲れたので県道3号などを利用して、最短距離で今日の宿の有る豊橋市中心部を目指すことにします。


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【16時半】
長い長い静岡県も終わり、ついにやってきました『愛知県』

この旅5つ目の県境に到着です。
やっと半分か・・・

まだまだ先は長い(笑)


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その後、スマホのナビに任せて、幹線道路を避けて、狭い住宅街の生活道路などを縫うように走ります。


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【16時50分】
そしてふらりと立ち寄った『幸公園』

長三池といった大きな池や、遊具などもあり、住宅地にも程近い為、これまでの観光客ではなく、沢山の一般の家庭の方々が楽しく集っている公園でした。

何だろう・・・気が重い。
心が痛むな・・・

流石の遊び人の私も、GWまるまる家族をほったらかす罪悪感を出発前から抱え込んでいまして、この光景を見て一気に噴き出した感じです。

足も痛いし、疲れてるんだろうな。。。
『幸公園』という名前も今の自分の精神衛生上良くない(笑)

見ているとどんどん気分がダウンしていきますので先へと進むことにします。

今日の目的地はもう目と鼻の先です!!


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豊橋駅付近に到着しました。

多くの銅像が並べられていたり、路面電車も走っていたりと綺麗な街並みです。


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【17時15分】
スタートからおよそ15時間。
メーター読みで261キロの道程を越えて、今日の目的地豊橋駅に到着しました。

しかし、今日は随分と長く感じた一日でした。

山越えは山越えで辛いのですが、延々と続く平地というのもまた辛い。
適度なバランスが欲しいですね(笑)

いやはや疲れたな・・・


さて、何とか旅の二日目も終了。
総走行距離は536キロに達し、折り返しに入りました。

明日は渥美半島からフェリーで、知多半島。
そして、名古屋市から岐阜県に至る、およそ150キロの道程です。

そして、何より明日は一人じゃない!!(笑)


それでは今回はこのへんで。

中部地方一周サイクリング(その1)【富山~甲府】

富山‐富山(中部一周)
05 /11 2017
さて、ゴールデンウィークの間は、多くの方が色々な思い出を作ってこられたことと存じます。

かくいう私は、宣言した通り、無事に中部地方一周1,000キロオーバーのサイクリングをやり遂げて生還いたしました。

当初に想像していたよりもはるかに危険で、過酷な道程に加えて、寒い暑いを繰り返す、予測がつかない本州を縦断&再縦断するが故の気候の変化。そして当然のごとく、長い眠い道程・・・

ようやく疲労も抜けつつあり記事をまとめ始めましたが、我ながらよく無事に帰って来られたものです(笑)

でもそんな中でもやっぱり心に刻まれるすばらしき日々の思い出と、出会い。
懲りずに今回もその記録を書き起こしていきます。

今回走りながらずっと考えていたのは、何でこんな危険で過酷な事を実行しているのか?

全てを走り終えた最後に答えが出たのでしょうか?

なお、これは私のための自己満足の挑戦と、感動の思い出を綴った備忘録。
誰かが読んで楽しんでくれたら尚良し程度の代物ですので過度のご期待はなさらぬように(笑)


それではスタートです。


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【5月2日(火)23時半】
いつものウェーブワーク滑川よりスタートを切ります。

GWの道の駅は、多くの車中泊者で賑わっており、この先の道程の賑やかさが予想されました。

これから、深夜の国道走りですから、人気のない道よりも、多少は交通量があったほうが安心というものです。



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そしてちょっと茶目っ気。
日本海の水を少し持って、この道のりの先、太平洋まで持っていくことにします。

この水の注ぎ先は、2日目の静岡県駿河湾の大浜海岸です。

その海岸は、この富山湾から2年に一度行われる超人山岳レースTJARのゴール地点でもあります。

およばずながら、私も一人の挑戦者として、この早月川河口にほど近い富山湾の海水を、太平洋まで届けたいと思います。



そんな今回のルート。

おおむね当初の予定通り、富山県から国道8号線、親不知を抜けて国道148号を進むルートですが、結局148号のトンネル、スノーシェード区間は一切迂回せずに突き進んで、長野県白馬、松本、諏訪湖を経て山梨県甲府市までの、海抜1ケタから、最高標高1,012メートルに至るメーター読みで275キロの道程です。


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【5月3日(日)1時】
富山県の海岸線沿いを走り続けます。
日付が変わった後、新潟県に到着です。

この標識を深夜に見上げ、天下の険、親不知の8号線を越えていくのも何回目になるかな?
出来ればこれで最後にしたいものです。

親不知区間は、過去何度もレビューしたことも有り省略していきます。

なお、GW期間中ではありますが、大型トラックもそこそこ入ってくる夜であり、背後から車が来たら路肩に寄って停車してやり過ごすを繰り返して、クリアしました。


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【2時】
糸魚川市に入った後、国道148号の終点より、いよいよこの旅最大の難所、小谷までの20キロの区間は、狭隘なトンネルとスノーシェード区間が連続し、かつ交通量も多い危険区間を越えつつ、その後、糸魚川から50キロの間に、標高800メートルを越える白馬村に至るといった、ハードな道程です。

しかも寒い!!
富山を発った時に比べて確実に気温が下がってきています。
ウインドブレーカーを羽織って進みますが、標高が上がるにつれて寒さも増していきます。


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そして、国道148号の序盤は想像していた通りの危険地帯。

暗く、狭く、長いスノーシェードと、トンネルが連続して、正面からも背後からも乗用車やトラックが迫ってきます。

音が反響して、前からくるのか後ろから来るのかさっぱりわからない・・・

これは恐ろしい・・・
とても路肩や、歩道を走る気持ちにはなれず、背後からライトの灯りが見えたら速やかに脇に避けて車の集団をやり過ごしながら先へと進んで行きます。


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時折トンネルを抜ける区間がありますが、電光掲示にも親切に自転車の事を気遣ってくれています。

いやいや、ほんとに酷い道ですよこれは。
二度と自転車なんかで通らない。


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繰り返されるトンネルと、すぐ横を走り去っていくトラック。

狭いトンネルですぐ脇を減速せずに通り過ぎるため、風圧が凄い。
この風は、走りながら受けたら危ない。

やはり停まってやり過ごすのが一番ですね。

148号は距離も長いしトンネルも多く、8号の親不知区間の方が、まだよほどましだと思いますね。。。

また、トンネルの中では、走る際の風切音も中々の曲者です。
貴重な情報源である、音がかき消されて、危険感知が遅れてしまいます。

そのため、今回私は登りのためほとんど風切音の影響は受けませんでしたが、下りだからと言って安全度が増すわけでは無いと思いますので、このルートを走る方は臆病すぎる程に気を付けられたほうが良いと思います。


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【4時】
2時間経過して、ようやく長野県に入ります。

しかしもうしばらく、恐怖のトンネル区間は続きます。
本当に何て道なんだ・・・


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【4時半】
スタートからおよそ96キロにして5時間経過。標高は500メートル近くまで登ってきました。

糸魚川市の148号の起点から、危険区間に入りたっぷり2時間半、実移動距離10キロちょっとにまでペースを落としながら、身を守りつつ進み、ようやく中土駅を越えた辺りの、危険区間をクリアしました。


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そこからは次は白馬村を越えて簗場まで、更に標高差300メートル以上の登り区間。

すっかり夜も明けてしまいましたが、解放感に溢れて足取りも軽くなります。


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『クリックで拡大』
しばらく上り続けた先で、一気に白馬の大地の視界が開けます。

うわぁ・・・
これはすごい。

未だ白く染まった、白馬の山々の大パノラマが広がります。


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『クリックで拡大』
本当に素晴らしい・・・

登山にや、スキーの際にも通りましたが、こんなにも美しくはっきりと白馬の山々を眺められたのは初めての事です。


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【5時40分】
白馬駅に到着。

始発の電車に乗ってきたと思われる登山客がたくさん歩いていました。
今回は私はサイクリスト。
このまま走り去ります。


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【6時20分】
白馬の街を抜けて登りに入り、標高818メートル大町市に入りました。


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大町市に入れば時折148号を迂回する心の余裕も生まれて、青木湖や木崎湖などを眺めつつ走ります。

GWだけあって、泊りと思われる観光客の姿も沢山見られます。


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【7時】
その後大町市街地へ。

標識には、黒部ダム方面への案内が。
富山からスタートしておよそ130キロ。

北アルプスをぐるっと回って反対側までやって来たことになります。

黒部ダム方面からケーブルに乗れば、富山へ行けてしまうのですから不思議なものです。


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振り返れば後立山の山々達。

あの向こうには出発地の富山がある。
郷愁にかられながらも、振り返った後、再び今日の目的地を目指して、そして明日の太平洋へと走り出します。

そして悲劇。
すき家で朝食を摂ろうかと思っていたら、営業して無かった・・・
人手不足で24時間営業が出来ないんだろうな・・・


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大町市街を抜けた後は、混雑する国道を避けて、しばらく県道51号を走ります。

この道も景色の美しい、道程でした。
しかし、気温は一気に低く感じられ、ウインドブレーカーの上に、レインウェアを着込んで寒さをしのぎつつ走ることとなります。

何で急に寒くなったんだ?


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【8時20分】
続いて、県道51号から、国道19号に入り、松本方面へ。


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そして、走るにしたがって標高も一気に落として550メートル台へ。
これからこの後も登っては下ってを繰り返します。嫌だなぁ・・・

とりあえず松本市に入りました。
ここまで来れば、ようやく今日の折り返しの気分ですね。


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【9時20分】
松本城へ。

まだ朝ですが、周囲は多くの観光客で賑わっています。
そして、松本に入ってから先ほどまでの寒さはどこへやら。

暑くてしょうがなく、レインウェアどころかウインドブレーカーも脱いで走ります。
内陸の気候は難しいな。


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【9時半】
スタートより170キロ。

松本駅前を通過します。
何か名物でも食べたかったけど、どこも開店前ですね。
速やかに先を急ぎます。


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国道19号へ復帰。
長野県の国道19号は、以前東京サイクリングの際に走った18号とやはり雰囲気が良く似ています。

商店も並びつつも、路肩が狭くて交通量も多く走り難いです。


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【10時10分】
19号から、20号へ諏訪湖方面へに向かいます。

そしてここからまた500メートル台まで落ちた標高を、この旅最高の1000メートルオーバーまで登りつめなくてはならない過酷な道のりとなります。


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登る途中暑くてたまらずに道の駅で休憩してソフトクリーム。

公園や博物館もある賑やかな道の駅で、多くの家族連れでにぎわっていました。
全く自分はGWに家族を置いて何やってるんだろうか?


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その後もひたすらの登りが続いて、ついにこの旅最高峰、標高1,012メートルの峠を越えて、岡谷市に入ります。
暑い~



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峠を越えればすぐに絶景。
諏訪湖だ~!!
広がる山々や、街並みとのコントラストも綺麗です。

そして眼下には諏訪湖を眺めながらのこれまた標高差250メートルのダウンヒルが始まります。

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【12時】
ダウンヒルの途中でパンクなどもして恐ろしい目に有ったりしながら、諏訪湖の湖岸通りを走ります。

ちょっと霞んできたなぁ~。
せっかくここまで来たのだけれどもちょっと白みがかっているのが残念。

ご多分に漏れず、諏訪湖の周りも観光客や、ランニング、サイクリングをする人々でにぎわっています。


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諏訪湖を離れて、山梨県へ向けて再びのヒルクライムが始まります。
これが今日の最後の難所です。

しかし、既に200キロ以上走っての、数百メートル単位でのアップダウンは厳しい・・・

標高888メートル富士見町へ入った後、更に950メートルほどまで登りつめた後、再びのダウンヒルが始まります。


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【14時10分】
長いダウンヒルの後、富山県を発ってから15時間。
道程にして235キロ。

ついに今日の目的地、山梨県に入りました。
長かった~


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そして、ついに富士山の姿が見える様になってきます。

う~ん。
凄い存在感だ。
やはり他の山とは違うな。


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国道20号を走るにしたがって、次第に大きく、鮮明になって行く富士山。

自分は今、富士山に向かって進んでいる。


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【15時20分】
20号を進み続けた後、甲府駅方面へと向かうため、県道6号線へ。
それに、甲府市街が近づき、20号は車が多くなってきて危険で走り難くなってきていました。


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【16時半】
遂に今日の目的地、甲府駅前に到着!!

・・・したは良い物の、甲府駅前ってなんて特徴が無いんだ!!
まだ、駅の裏側の方が綺麗に開発されていて綺麗な感じです。

う~ん。写真も取りにくいし、何だか到着した達成感が沸きづらいぞ。


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とりあえず、現在工事中の武田信玄像の前で記念撮影。

とりあえずこれでいいか。
富山から、メーター読みで275キロ。所要時間は17時間。

ようやく甲府に着いたぞ~!!・・・


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その後、宿の入ったのち、甲府名物のほうとうを食べたいと、甲府の街をぶらつきます。
向かった店は、中々の有名店の様で、店の中には順番待ちが出来ていました。


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店に入った後は当然これ!!
おつかれさまの一杯。
五臓六腑に染み渡ります(笑)


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ほうとう。
大きなかぼちゃの入ったほうとうと、馬刺しのセット。

ほうとうも美味しいけれど、馬刺し美味い!!


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そしてこれまた、甲府名物の鳥モツ。

これは所謂レバーと同じだな。。。
モツ鍋みたいな物を想像していたのですが、正直苦手。。。
まあ、この先の旅路に力が付きそうでいいかな。

明日からもまだまだ過酷で長い道のりが続きますが、まずは初日、最大の難所を越えて、甲府の夜を迎えたのでした。

さて、次の道のりは、山梨県甲府市から静岡県清水市を越えて海岸線を走り、御前崎を越え、浜松市から愛知県豊橋市までの今日に匹敵する長丁場です。


それでは今回はこのへんで。

中部地方一周サイクリング【プロローグ】

富山‐富山(中部一周)
05 /02 2017
さて、またまたしょうも無いことを思いついてしまいました。

今回の冒険は、富山県から中部地方の各県を通過して、富山~新潟~長野~山梨~静岡~愛知~岐阜~(おまけで滋賀)~福井~石川~富山に至る【中部地方一周サイクリング】です。

5月3日から、6日の間で、中部地方を構成する9県プラス1の、延べ10県を通過するおよそ1,000キロの旅にチャレンジすることとします。

なお、今年は暦が悪くて、秋にまとまった連休が確保できないことも有り、昨年の富山~九州サイクリングからわずか8か月後の冒険(道楽)となりましたが、今年のGWは概ね天候も良さそうで、すばらしいサイクリングが楽しめそうです。

そんな、今回のルートです。



【1日目:5月3日(水)】
まずは富山県を出発して、新潟県糸魚川市から、国道148号を南下して、長野県から山梨県へと走る、約270キロの道程です。

この道のりは、深夜の序盤100キロで、国道8号の親不知区間を越えて糸魚川市に入り、まもなく狭隘で舗装の荒れた国道148号の千国街道にある、危険なスノーシェード&トンネル区間を走りつつ、おまけに海岸線から標高1,000メートルの長野県まで登り詰めなければならない、この旅で最も過酷で、危険が予想される道程です。

白馬辺りまでは何度も車で走った事がありますが、とても自転車で走る道ではないと自覚しており、最新の注意を払いつつも、当日の交通量を見ながらですが迂回できる所は極力、旧道へ迂回したいなと考えています。

まあ、深夜の暗い148号で迂回なんてまず出来ないでしょうけどね。心構えだけでもしておきます。
とにかく、初日の序盤100キロに細心の注意を払いましょう。

後は松本城、諏訪湖、甲府などを堪能しながら走りたいな・・・
ほうとうや、鳥モツなんかも食べたい。



【2日目:5月4日(木)】
2日目は、山梨県甲府から、国道52号線に沿って太平洋を目指して、静岡県を横断した後、愛知県豊橋市で宿泊するおよそ260キロの道程です。

山梨から、美保の松原、国道150号に沿って太平洋、そして駿河湾でTJARのゴール地を見学したり、かつて2011年に訪れた浜松から、愛知県豊橋市に至る道程です。

序盤山梨から、静岡に至るまでが標高差もあり国道52号もさほど良い道では無いようなので危険も伴うでしょうが、美保の松原や、TJARのゴール地駿河湾なども眺めておきたいと考えており、後半は平坦でもあるため天候さえよければこの道のりが、この旅でのハイライトかもしれませんね。



【3日目:5月5日(金)その1】
この日は、愛知県豊橋市から、渥美半島、知多半島をフェリーを利用し通過した後、名古屋市から岐阜県に至る、およそ150キロの道程です。

前半は豊橋から渥美半島の先端部伊良湖までの50キロを走ることになりますが、いつの間にやら伊良子~師崎間は、カーフェリーが廃止されて、自転車は輪行袋に入れた状態でないと運べないような高速フェリーが1日2本のみといった、不便極まりない状態になってしまっていたようです。

わざわざ11時のフェリーに合わせて伊良湖まで行くのは面倒過ぎる。。。

渥美・知多の両半島を無視すれば5日のうちに愛知県・岐阜県を抜けて、滋賀県長浜市か、福井県敦賀市まで進む事も可能であり、どうしようかと悩みましたが、かつて走った思い出の道程をもう一度やり直す為、そして出来るだけ中部地方一周に近い道程を走るために、両半島の攻略に挑むこととしました。



【3日目:5月5日(金)その2】
さて、ここまでを見ると、嫌々半島部分に足を踏み入れたように見て取れますが、実は知多半島に入ってからは、嬉しいサプライズが待っている予定です。

なんと、愛知県で活躍されている長年のお付き合いのあるサイクリスト、MMRさんが知多半島から合流して、岐阜県までの道程をご一緒してくださる事になっています。

この5日後半のルートはMMRさんが作成してくださったもので、流石に地元の方らしく、混雑しそうな幹線道路を避け、河川沿いの走り易そうでかつ、名所も堪能できるようなルートです。

ありがたい・・・土地勘のない人間には絶対に解らない道のりです。

MMRさんに、お会いするのは3年前のグランフォンド富山以来ですね。
懐かしいし、こんな形で助けていただけることになるとは思ってもみませんでした。

こんな拙いブログでも、続けていくものですね。。。

後半戦は、午後から師崎から岐阜までの100キロの道程であり、まともに走れば明るいうちに岐阜市に着く様な行程でしょうし、あまり余裕はないと思いますが、見知らぬ土地で編隊を組んで楽しんで走りたいと思います。



【4日目:5月6日(土)】
いよいよこの旅も最後の一日。
残念ながら、天気予報では雨マークが見て取れます。降らないでほしいなぁ・・

最終日は岐阜市から国道21号を経て滋賀県に入った後、国道8号から福井県、石川県をへて富山県に帰る、およそ320キロの道程です。

当初は中部9県のみを通過することにこだわって、国道157号からの福井入りも考えましたが、岐阜からの157は音に聞こえる天下の【酷道】のうえ、GW期間中は通行止めの様であり、安全策を取って8号方面へと進むこととします。

結果、この旅最長の道程となりますが、福井県敦賀市に入ってしまえば勝手知ったる北陸の道となりさほど心配はしていません。
進むにしたがって、土地勘が増してくる行程というのは疲労した体に優しいはずです(笑)


これでおおよそ3泊4日で1,000キロ。
毎日平均250キロオーバーの道程を性懲りも無く走ってきます。

前回の富山~九州サイクリングで懲りたはずの
油断は禁物ですが、この道のりはかつて走った事の有る土地、車などで走った事のある土地が大半を占めており、精神的にはかなりハードルが低いと感じております。


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さて、準備もおおよそ終わり後は出発を待つのみ。

前半戦の、深夜の狭隘な国道8号親不知、糸魚川~小谷方面への148号等をクリアするために、我ながら異常なほどのフラッシングを装備して臨むこととします。

尾灯として、
ヘルメットに2個
ザックに1個
反射タスキに1個
車体に3個
ミラーに1個

の計8個

前面フラッシングとして
ヘルメットに1個
車体に2個
ミラーに尾灯兼で1個

の計4個

そして前照灯に、BBBのストライク300と500を使い分けつつメインに据え、ジェントス325をサブとして同時に2灯を装備してこの旅に臨みます。

我ながらやり過ぎだとは思いますが、昨年九州サイクリングの際、深夜の福井県の国道8号で、猛スピードでスレスレを追い抜いて行った乗用車にサイドミラーを腰に当て逃げされました。

幸い痛かっただけで怪我も無く、その車はそのまま逃げ去っていきましたので旅を続行しましたが、その時も計5つの尾灯が点滅していたにもかかわらずの惨状であり、単独での夜間自転車走行という行為の危険さに改めて考えさせられた一件でした。

しかし、挑戦したい気持ちがある中、危険があるからと言って全てを避けて通るのも難しい。

リスクを承知のうえで、細心の注意と、装備を準備して中部地方一周サイクリングに挑みたいと思います。


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『クリックで拡大 撮影:キャノンG9 X Mark II]』
日本海から大平洋を経て、再びこの北アルプスの下へ!!

出発は今夜未明!いざ中部地方一周へ!!


それでは今回はこの辺で。

OKI

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